JP2006217971A - 商品押出装置を備える棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】 商品の左右幅寸法が長寸の商品であっても、安定して前方に押圧できるとともに、安価に製造することができる商品押出装置を提供する。
【解決手段】 棚板2上には、この棚板2上を仕切る仕切板3が商品W群の左右側にそれぞれ配置されるとともに、商品押出装置5は、商品W群の後方に配置され、最後位置の商品W後面の少なくとも左右端部を前方に向けて押圧する押圧面10aを有する押圧部材10と、この押圧部材10の左右側に後端がそれぞれ取り付けられる左右一対の引っ張りバネ12と、を備えており、この左右一対の引っ張りバネ12は、それぞれの前端が商品W群の左右側面に沿うように前方に向けて延出され、仕切板3の前端部に係止されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、棚板上に前後方向に向けて陳列される商品群の最後位置の商品を後方から押圧することにより、最前位置の商品が取り出されたときにその後方の商品が前方に向けて押し出されるようにした商品押出装置を備える棚に関する。
従来、この種の商品押出装置としては、例えば商品押圧本体に回転可能に支持されたリールに巻回された紐状体の引き出し端を陳列棚の前方部に固定し、リールを回転して紐状体を巻取ることにより商品押圧本体を陳列棚の前端側へ移動させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、水平に置かれた取付部材に摺動部材と複数個の定荷重バネが設けられるとともに、バネに設けられたホルダーもしくは摺動部材に物品押出部が設けられ、定荷重バネの力で物品押圧部により物品を前方に押し出すようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−238787号公報(第4頁、第1図) 特開平7−250744号公報(第3頁、第1図)
しかしながら、特許文献1、2に記載の商品押出装置にあっては、商品押圧本体を移動させる紐状体や物品押出部を移動させる定荷重バネが、商品の下方における左右幅方向の略中央位置を通るように1本のみ設けられているため、特に左右幅寸法が長寸の商品を押圧する場合にあっては、押圧時において商品の左右端部が前後方向に傾いてしまうことがあるといった問題を有していた。
また、これら紐状体や定荷重バネは商品の下面と棚板上面との間を通す構造であり、紐状体や定荷重バネの上に商品が直接載置されて左右のがたつき等が生じることがないように、紐状体や定荷重バネの上方に商品の載置面を形成しているため、特に商品の左右幅寸法が長寸の場合には、載置面の左右幅寸法を幅広にする必要があるため、装置本体が大型化して製造コストが嵩むといった問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、商品の左右幅寸法が長寸の商品であっても、安定して前方に押圧できるとともに、安価に製造することができる商品押出装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の商品押出装置は、
棚板上に前後方向に向けて陳列される商品群の最後位置の商品を後方から押圧することにより、最前位置の商品が取り出されたときにその後方の商品が前方に向けて押し出されるようにした商品押出装置を備える棚であって、
前記棚板上には、該棚板上を仕切る仕切板が前記商品群の左右側にそれぞれ配置されるとともに、前記商品押出装置は、前記商品群の後方に配置され、最後位置の商品後面の少なくとも左右端部を前方に向けて押圧する押圧面を有する押圧部材と、該押圧部材の左右側に後端がそれぞれ取り付けられる左右一対の引っ張りバネと、を備えており、該左右一対の引っ張りバネは、それぞれの前端が前記商品群の左右側面に沿うように前方に向けて延出され、前記仕切板の前端部に係止されていることを特徴としている。
この特徴によれば、棚板上に陳列された商品群における最後位置の商品後面の左右端部が、それぞれ別々の引っ張りバネの引っ張り力により前方に向けて押圧されるため、左右幅寸法が長寸の商品であっても、左右端部が前後に傾くことなく、安定して押圧されるばかりか、引っ張りバネは商品群の左右側面に沿うように延出されていることで、商品を安定した状態で棚板上に載置できるとともに、商品の側方への移動が引っ張りバネにて規制されるため、商品の一部が側方に突出することがない。また、引っ張りバネの前端を仕切板の前部に係止できるので、棚板に係止部等を新たに形成する必要がない。
なお、前記引っ張りバネは、押圧部材を前方に向けて引っ張る引っ張り力が付与されたものであれば、いわゆるコイルバネやゴムベルト等、部材自体が有する伸縮性にて引っ張り力を有するものであってもよいし、あるいは、所定長さのワイヤーやベルトと、該ワイヤーやベルトを巻き取り可能なリールと、からなり、リールをトーションバネや渦巻きバネ等により巻取り方向に付勢したもの等も含まれる。
本発明の請求項2に記載の商品押出装置は、請求項1に記載の商品押出装置であって、
前記仕切板は、前記棚板上における左右方向の位置を変更可能に設けられているとともに、前記押圧部材は、左右幅の調節が可能となるように伸縮自在に構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、商品の左右幅に応じて仕切板の配置位置及び押圧部材の左右幅を変更できるので、商品の左右端部を押圧面により確実に押圧することができる。
本発明の請求項3に記載の商品押出装置は、請求項1または2に記載の商品押出装置であって、
前記押圧部材の左右側に、前記仕切板の内面に摺接可能な摺接面が前後方向に延びるように形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、摺接面と仕切板の内面とが摺接することにより、押圧部材の左右端部が前後方向に傾くことが防止されるため、安定した状態で商品を押圧できる。
本発明の請求項4に記載の商品押出装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の商品押出装置であって、
前記引っ張りバネは巻バネであり、収縮時において前記押圧部材に設けられた巻取り部に巻回された状態で収容されることを特徴としている。
この特徴によれば、収縮時において余分な引っ張りバネがコンパクトに収容され、これにより押圧部材の前後幅を極力薄くできるため、押圧面を棚の後方位置まで押し込むことでより多くの商品を陳列することができる。
本発明の請求項5に記載の商品押出装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の商品押出装置であって、
前記引っ張りバネは、伸張時において前記仕切板の内面に沿うように設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、引き出された引っ張りバネが仕切板により目立たなくなるため、外観体裁が向上する。
本発明の請求項6に記載の商品押出装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の商品押出装置であって、
前記仕切板の前端部に、前記引っ張りバネの前端を係止可能な係止孔が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、引っ張りバネの前端を仕切板に確実に係止することができる。
本発明の請求項7に記載の商品押出装置は、請求項1〜6のいずれかに記載の商品押出装置であって、
前記係止孔は、前記引っ張りバネの前端と、前記仕切板を挟んで反対側に陳列される商品群を押圧する押圧部材に設けられた引っ張りバネの前端と、を上下方向に並設した状態で係止可能な上下幅を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、隣り合う商品群とで仕切板を共用して使用することができるため、コストを効果的に低減できるばかりか、隣り合う引っ張りバネの前端同士が重なり合うことがないので、確実に係止できる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、商品陳列用の什器の全体像を示す斜視図であり、図2(a)は、商品押出装置を示す分解斜視図であり、図2(b)は、商品押出装置を組み立てた状態を示す斜視図であり、図3は、商品押出装置を示す平面図であり、図4(a)は、商品押出装置を示す側面図であり、図4(b)は、棚板から商品を取り出したときの側面図である。以下、図1および図2の左下側を商品押出装置の前方側(正面側)とし、図3の下方側を商品押出装置の前方側(正面側)とし、図4の左側を商品押出装置の前方側(正面側)として説明する。
図1の符号1は、食料品等を販売する店舗内に設置される什器(棚)であり、この什器1は、上下複数段の商品陳列用の棚板2を有しており、この棚板2の上面には、棚板2の上面領域を左右方向に仕切る複数の仕切板3が取り付けられ、各々の仕切板3の間には商品Wが前後方向に並べて陳列されている。棚板2の前端には、陳列される最前位置の商品Wの落下を防ぐためにアクリル板などで構成された落下防止具4が取り付けられるとともに、陳列される最後位置の商品Wの後方側には、商品Wを前方側へ押圧するための商品押出装置5が設けられている。
図2(a)に示すように、仕切板3の前端には、下方に突設された係合爪6が形成されるとともに、棚板2の前端の上面には、複数列の係合穴8が形成されており、仕切板3の前端の係合爪6が、棚板2の前端の係合穴8に係合される。また、仕切板3の後端にも略鍵状の係合爪7が形成されるとともに、棚板2の後端にも複数列の係合穴9が形成されており、仕切板3の後端の係合爪7が、棚板2の後端の係合穴9に係合される。図2(b)に示すように、仕切板3は、係合爪6、7が係合される棚板2の係合穴8、9の位置を変えることで、棚板2に陳列される商品Wの種類に応じて、仕切板3の棚板2の上面における左右方向の位置を任意に変更可能になっているとともに、隣り合う仕切板3同士の離間幅を自在に変更できる。
また図2(a)に示す商品押出装置5は、略箱形状をなす左右一対の押圧部材10を有しており、各々の押圧部材10同士を連結する伸縮自在な棒状をなす連結部材11が設けられている。互いの押圧部材10同士の間の幅は連結部材11を伸縮させることで自在に調節できるため、商品の左右幅に応じて仕切板3同士の間の幅を広くしたり、狭くしても商品押出装置5を仕切板3同士の間に配置できる。
更に図2(a)に示すように、押圧部材10の前面には、棚板2に陳列される商品Wを後方から押圧する押圧面10aが形成されるとともに、押圧部材10の側面(外面)には、仕切板3の内面に摺接可能な摺接面10bが前後方向に延びるように形成されている。左右に配置される各々の押圧部材10は、帯状をなす金属製の本実施例における引っ張りバネとしてのコンストンバネ12をそれぞれ有しており、押圧部材10の内部には、コンストンバネ12が巻回された状態で収納される巻取り部13が形成されている。この左右一対のコンストンバネ12は、収縮時において押圧部材10に設けられた巻取り部13内に巻回された状態で収容されるため、収縮時において余分なコンストンバネ12がコンパクトに収容され、これにより押圧部材10の前後方向の幅を極力薄く形成できる。
図3に示すように、押圧部材10の巻取り部13に収納されるコンストンバネ12の前端は、左右それぞれの押圧部材10の押圧面10aにおける左右端下部に形成された孔部10cから前方に向かって引き出すことができ、引き出されたコンストンバネ12は、仕切板3に沿って配置される。図2(a)に示すように、コンストンバネ12の前端には、係止爪14が形成されるとともに、この係止爪14が係止される係止孔15が仕切板3の前端に形成されており、コンストンバネ12の係止爪14を仕切板3の係止孔15に係止することで、コンストンバネ12が仕切板3に係止される。
図2(b)に示すように、係止爪14と係止孔15によってコンストンバネ12の前端が仕切板3の前端に係止されるので、コンストンバネ12の着脱が容易であり、かつコンストンバネ12を仕切板3に固着させるために別途ネジ等の部品を用いる必要がないとともに、棚板2に係止部等を新たに形成する必要がない。また図3に示すように、左右に配置されるコンストンバネ12は、互いに平行に、かつ仕切板3とほぼ並行に張設されており、左右のコンストンバネ12の間には、複数の商品Wが並べられる。
図2(a)に示す商品押出装置5について更に詳述すると、商品押出装置5のコンストンバネ12の前端は上半分若しくは下半分のいずれかが切り欠かれており、コンストンバネ12の切り欠かれてない方の端部が鍵状に屈曲されて係止爪14が形成されている。更に仕切板3の前端に形成された係止孔15の上下方向の幅は、コンストンバネ12の係止爪14の上下方向の幅よりも幅広に形成されており、仕切板3を挟んで反対側に配置されるコンストンバネ12の係止爪14と上下方向に並設した状態で係止できる。そのため隣り合う商品Wの列同士で仕切板3を共用して使用することができるようになり、什器1製造のためのコストを効果的に低減できるばかりか、隣り合うコンストンバネ12の係止爪14同士が重なり合うことがないので確実に係止できる。
例えば図2(b)に示すように、商品押出装置5の右側に配置されたコンストンバネ12の前端の下方側に係止爪14が形成されるとともに、商品押出装置5の左側に配置されたコンストンバネ12の前端の上方側に係止爪14が形成されるようにすることで、2つの商品押出装置5を棚板2の左右方向に並設したときに、仕切板3を挟んで配置されるコンストンバネ12の係止爪14同士が、仕切板3の1つの係止孔15に互いに上下方向に並設するように係止させることができる。
また、このように商品押出装置5の左右のコンストンバネ12の係止爪14の上下位置をずらして配置することで、商品押出装置5の製造時に、1種類のコンストンバネ12を形成するだけで、商品押出装置5の左右に配置された押圧部材10の両方で共用できるコンストンバネ12を製造することができる。
更に、コンストンバネ12の前端を切り欠いて係止爪14を形成することで、コンストンバネ12の上下幅と関係なく係止爪14の上下幅を所定幅で形成でき、かつコンストンバネ12の上下幅を、商品Wを押圧するために必要とする引っ張り力に応じて幅広にしたり、幅狭にしたりすることができる。
図3に示すように、コンストンバネ12の前端を仕切板3に係止させた状態では、押圧部材10は、コンストンバネ12の引っ張り力によって常に前方に向かって付勢される。押圧部材10と落下防止具4との間に商品Wを並べていくと、押圧部材10は後方側に移動されると同時にコンストンバネ12が有する引っ張り力によって、陳列された商品Wは常に前方側に向かって押圧される。
更にコンストンバネ12が巻取り部13に巻回された状態でコンパクトに収容され、押圧部材10の前後方向の幅が極力薄く形成されるようになっているため、商品Wを棚板2に陳列したときに、押圧部材10の押圧面10aが極力後方位置に配置されるようになり、棚板2の背面板近傍(棚板の後方位置)まで商品Wを押し込むことができ、より多くの商品Wを陳列することができる。
図4(a)に示すように、棚板2に陳列される商品Wは、最後位置の商品Wの後面が、押圧部材10の押圧面10aによって押圧されるので、最前位置にある商品Wの前面が、常に落下防止具4に当接する位置になるまで前方に押し出されるようになる。そのため客が最前位置の商品Wを取り出し易くなっている。
また図4(b)に示すように、客が最前位置の商品Wを取り出すと、左右一対の押圧部材10の押圧面10aが、最後位置の商品Wの後面左右端部を前方に向けて押圧するので、陳列される商品Wは前方にスライド移動される。このとき、最後位置の商品Wの後面左右端部が左右一対の押圧面10aにて押圧されるとともに、押圧部材10の摺接面10bが仕切板3の内面に摺接されて前方に向けて案内されるため、押圧部材10の左右端部が前後方向に傾くことが防止され、安定した状態で商品Wを押圧できるようになっている。
また、図3に示すように、棚板2に陳列された商品Wの後面の左右端部が、それぞれ別々のコンストンバネ12の引っ張り力により前方に向けて押圧されるようになっているため、左右幅寸法が長寸の商品であっても、商品Wの左右端部が前後に傾くことなく、安定して前方側に押圧される。
更にコンストンバネ12は、商品Wの左右側面に沿うように前方に向けて引き出されていることで、商品Wの左右側面が張設された左右のコンストンバネ12にて挟まれてガイドされることになるため、商品Wを安定した状態で棚板2に載置できるとともに、商品Wの側方への移動がコンストンバネ12にて規制されるため、並べられた商品Wの一部が側方に突出することなく陳列できる。かつ連結部材11を伸縮させることで、商品Wの左右幅に応じて押圧部材10同士の左右幅を変更でき、商品Wの左右端部を押圧面10aにより確実に押圧することができる。
更に、コンストンバネ12は、左右の押圧面10aの左右端下部位置から延出されており、伸張時において仕切板3の内面に沿うように設けられているので、引き出されたコンストンバネ12が仕切板3により目立たなくなり、什器1の外観体裁が向上するばかりか、コンストンバネ12を極力仕切板3の内面に近接させることが好ましく、このようにすれば、商品Wの移動が仕切板3によってもガイドされることになるため、安定性が向上する。
また、図4に示すように、棚板2が前方が下がるように傾斜されていても、押圧部材10が商品Wを強制的に押し出すことで、商品Wの列が崩れたり、倒れたりすることなく前方にスライド移動させることができる。尚、棚板2は傾斜されている必要はなく、棚板2が水平状態であってもよいし、棚板2の前方が上がるように傾斜されていても、押圧部材10が商品Wを押し出すことで、最前位置の商品Wを常に棚板2の前端に配置することができる。
コンストンバネ12は引っ張り力(トルク)が常に一定であり、コンストンバネ12は引き出された長さに応じて引っ張り力が変化しないようになっている。そのため押圧部材10が商品Wを押圧する力が、並べられる商品Wの個数に応じて変化せずに、常に一定の押圧力で商品Wが前方に向かって押圧されるようになっている。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、引っ張りバネとしてコンストンバネ12を用いて押圧部材10を前方側に押圧していたが、本発明はコンスタントバネに限定されるものではなく、例えば押圧部材10を前方に向けて引っ張る引っ張り力を付与できるものであれば、いわゆるコイルバネやゴムベルト等、部材自体が有する伸縮性にて引っ張り力を有するものであってもよいし、あるいは例えば所定長さのワイヤーやベルトと、該ワイヤーやベルトを巻き取り可能に付勢されたリールと、からなり、リールをトーションバネや渦巻きバネ等により巻取り方向に付勢したものであってもよい。
また、前記実施例では、仕切板3の内面(側面)に沿ってコンストンバネ12が配置されていたが、前方に延出させるコンストンバネ12の高さ位置は必ずしも前記実施例のように棚板2の上面近傍としなくてもよく、仕切板3の上辺に沿ってコンストンバネ12が配置されるようにしてもよいし、コンストンバネ12を仕切板3に近接させずに、仕切板3とコンストンバネ12とを所定幅離間した状態で配置してもよい。
また、前記実施例では、仕切板3は棚板2の左右方向に向けて所定間隔おきに形成された複数列の係合穴8、9の係合位置を変えることにより、左右位置を変更できるようになっていたが、例えば仕切板3を、棚板2の上面を左右方向にスライド移動可能に設けることで左右位置を変更できるようにしてもよい。
商品陳列用の什器の全体像を示す斜視図である。 (a)は、商品押出装置を示す分解斜視図であり、(b)は、商品押出装置を組み立てた状態を示す斜視図である。 商品押出装置を示す平面図である。 (a)は、商品押出装置を示す側面図であり、(b)は、棚板から商品を取り出したときの側面図である。
符号の説明
1 什器
2 棚板
3 仕切板
4 落下防止具
5 商品押出装置
6、7 係合爪
8、9 係合穴
10 押圧部材
10a 押圧面
10b 摺接面
10c 孔部
11 連結部材
12 コンストンバネ(引っ張りバネ)
13 巻取り部
14 係止爪
15 係止孔
W 商品

Claims (7)

  1. 棚板上に前後方向に向けて陳列される商品群の最後位置の商品を後方から押圧することにより、最前位置の商品が取り出されたときにその後方の商品が前方に向けて押し出されるようにした商品押出装置を備える棚であって、
    前記棚板上には、該棚板上を仕切る仕切板が前記商品群の左右側にそれぞれ配置されるとともに、前記商品押出装置は、前記商品群の後方に配置され、最後位置の商品後面の少なくとも左右端部を前方に向けて押圧する押圧面を有する押圧部材と、該押圧部材の左右側に後端がそれぞれ取り付けられる左右一対の引っ張りバネと、を備えており、該左右一対の引っ張りバネは、それぞれの前端が前記商品群の左右側面に沿うように前方に向けて延出され、前記仕切板の前端部に係止されていることを特徴とする商品押出装置を備える棚。
  2. 前記仕切板は、前記棚板上における左右方向の位置を変更可能に設けられているとともに、前記押圧部材は、左右幅の調節が可能となるように伸縮自在に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の商品押出装置を備える棚。
  3. 前記押圧部材の左右側に、前記仕切板の内面に摺接可能な摺接面が前後方向に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の商品押出装置を備える棚。
  4. 前記引っ張りバネは巻バネであり、収縮時において前記押圧部材に設けられた巻取り部に巻回された状態で収容されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の商品押出装置を備える棚。
  5. 前記引っ張りバネは、伸張時において前記仕切板の内面に沿うように設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の商品押出装置を備える棚。
  6. 前記仕切板の前端部に、前記引っ張りバネの前端を係止可能な係止孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の商品押出装置を備える棚。
  7. 前記係止孔は、前記引っ張りバネの前端と、前記仕切板を挟んで反対側に陳列される商品群を押圧する押圧部材に設けられた引っ張りバネの前端と、を上下方向に並設した状態で係止可能な上下幅を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の商品押出装置を備える棚。
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