JP4999159B2 - 商品自動前出し具 - Google Patents
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- A47F3/08—Show cases or show cabinets with arrangements for continuously or intermittently moving the merchandise
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Description
しかしながら、新しい商品を後方の空間へ補充する作業は、前方にある商品が邪魔をして行い難い。また、奥にある商品を手前に移すのも大変な作業となっている。近年、このような新しい商品の補充を行い易くしたり、商品を常に前出し状態にする方法や装置が種々提案されている。
例えば登録実用新案第3043288号公報には、固定されている商品陳列棚の棚全体を、ワンタッチで手前への引き出しを可能とし、陳列商品の前面への再整列、整理整頓、並びに補充業務を安全、迅速かつ正確に実施できる新器具が開示されている。この新器具は回転車を組み込んだ中継具と、既存の陳列棚支持具に相当する逆L字型基軸盤、更に2種類の器具を包み込む支持器カバーを設け、これらの器具を一体として組み込んだものである。また、商品陳列棚が前後方向に移動するのではなく、固定された商品陳列棚に商品前出し機能を有する商品前出し体を設置して、陳列商品を自動的に前に押し出すものも知られている。
しかしながら、登録実用新案第3043288号公報記載の新器具は、中継具の中に回転車を組み込んでいるなど構造が複雑であり、製造コストが高いという問題がある。また、従来の商品前出し体は、前方下り傾斜の陳列面に設置され且つ錘を載せたものであるため、前方への押圧力が小さく、前後方向に多量の商品が並ぶ場合には、商品を前方へ確実に送り出すことはできなかった。
従って、本発明の目的は、商品が前後方向に多量に並ぶ場合であっても、陳列商品を自動的に確実に前に送り出す作用力があり、作業者の前出し作業の労力を軽減すると共に、顧客にとっては商品が取り出し易い商品自動前出し具を提供することにある。
また、本発明(2)は、前記商品前出し体は、底板と該底板から立設する商品押圧板を備える前記商品自動前出し具を提供し、また、本発明(3)は、該基板の側部に、更に商品仕切り板を付設した前記商品自動前出し具を提供し、また、本発明(4)は、該商品仕切り板は該基板から立設して該基板と一体化されており、該商品仕切り板と該基板で形成される正面視形状が、L字形状又は逆T字形状である前記商品自動前出し具を提供し、また、本発明(5)は、該基板の前方部に、更に商品転落防止板を有する前記商品自動前出し具を提供し、また、本発明(6)は、該商品転落防止板が、該基板から立設して該基板と一体化されて前記商品自動前出し具を提供し、また、本発明(7)は、該商品前出し体は、該基板又は該商品仕切り板に形成されたガイド溝に嵌合し、前方への移動がガイドされる前記商品自動前出し具を提供し、また、本発明(8)は、自然状態において常に前方移動状態とする手段が、該基板の前方端と該商品前出し体を接続する接続部材により該商品前出し体を前方へ引張る手段であるか、該基板の後方端と該商品前出し体を離す方向に付勢する弾発部材により該商品前出し体を前方へ押し出す手段であるか、又は該基板の商品載置面を前方下り傾斜とする手段である前記商品自動前出し具を提供し、また、本発明(9)は、該滑り手段が、ローラー、前後方向に延出するリブ部材又は滑り材である前記商品自動前出し具を提供し、また、本発明(10)は、該基板の少なくとも一方の側には、幅調整用の副基板が付設されている前記商品自動前出し具を提供し、また、本発明(11)は、該基板の少なくとも一方の側には、幅調整用の副基板が収納自在に嵌合されている前記商品自動前出し具を提供し、また、本発明(12)は、該基板は左右方向に2つ又は3つに縦分断されたパーツ部材で形成され、該パーツ部材を互いに適宜のピッチ離間して設置する前記商品自動前出し具を提供し、また、本発明(13)は、別途部材の商品仕切り板と組み合わせて使用する前記商品自動前出し具を提供するものである。
第1図中、商品自動前出し具10は、商品を陳列する基板1と、基板1に載置され、自然状態において常に前方移動状態にある商品前出し体2を有し、商品前出し体2が設置される基板1の上面に滑り手段であるローラー4を前後方向に多数付設したものである。なお、滑り手段としては、ローラーの他、前後方向に延出するリブ部材及び滑り材が挙げられる。滑り材は通常の鋼板に摩擦低減効果のある被覆剤をコーティングしたもの、フッ素系樹脂などの低摩擦材、あるいはエンボス加工面など接触面積を低減させるものなどが挙げられる。
すなわち、商品自動前出し具10の基板1は中央部が所定の幅と長さにくり抜かれた長穴12(ガイド溝)を有し、前方端に下方に屈曲した係合片16を有する。基板1の長穴12の両側の上面には、ローラー4が前後方向に多数付設されている。また、基板1の左側端から立設して基板1と一体化される商品仕切り板5を有し、商品仕切り板5と基板1で形成される正面視形状がL字形状を呈している。なお、基板1と商品仕切り板5の一体化の形態としては、両者の連続一体化物である他、例えば、基板1に形成された溝や穴に商品仕切り板5が嵌合する形態であってもよい。
商品前出し体2は、幅寸法が基板1の幅寸法と略同じの矩形状の底板21と底板21の後方端から立設する幅寸法が基板1の幅寸法と同じの矩形状の商品押圧板22を備え、左側面視形状が略L字形状である。なお、商品前出し体2の形態はこれに限定されず、例えば底板21が商品押圧板22の下端から後方へ延出する右左側面視形状が略L字形状であってもよいし、また底板21の中央から商品押圧板22が立設する逆T字形状であってもよい。更に底板21の裏面中央には基板1の長穴12に遊嵌するガイド板25が付設されている。これにより、商品前出し体2の直進性が担保される。また、基板1の長穴の先端部121と商品前出し体2の商品押圧板22は、帯状鋼板3(接続部材)で接続され商品前出し体2が前方に引っ張られるようになっている。すなわち、商品押圧板22の裏面には、商品前出し体2が前方に移動するにつれ、帯状鋼板3を巻回して収納するぜんまい収納部(第13図の符号29参照)を有する。なお、接続部材が接続される箇所としては、一端が基板の前方側部材であり、他方が商品前出し体2であれば特に制限されない。
商品前出し体2は底板の裏面には滑り部材は付設されていないものの、基板1のローラー4上に乗せられており、且つガイド板25が基板1の長穴12に遊嵌しており、且つ帯状鋼板3により商品前出し体2を前方へ引っ張っているため、自然状態において常に前方移動状態にあり、商品押圧板22の前方に載置された陳列商品を前出し状態にしている。なお、商品自動前出し具10は既存の商品陳列棚に設置されるものであり、該商品陳列棚の前方に設置されている商品転落防止板により、最前列の商品が棚から転落することはない。また、接続部材としては、特に制限されず、帯状鋼板以外に、例えばゴムなどが挙げられる。このように構成される商品自動前出し具10は、商品が前後方向に多量に並ぶ場合であっても、陳列商品を自動的に確実に前に送り出す作用力があり、顧客にとっては手前にある商品を取り出し易い。また、陳列商品Aはローラー4上で滑り易く、帯状鋼板3の付勢力は弱くてよく、作業者が商品を補充する際、商品前出し体2を軽く後方へ押せばよいため、作業労力を軽減することができる。なお、商品自動前出し具10を既存の商品陳列棚に設置する方法としては、特に制限されず、単に載せる方法、接着剤または両面接着テープにより固定設置する方法、商品陳列棚の形成された嵌合溝又は嵌合穴に商品自動前出し具10の基板に付設された嵌合突起を嵌合させる方法等が挙げられる。また、既存の商品陳列棚に商品自動前出し具10を複数個並列して設置することもできる。
次に、本実施の形態における他の商品自動前出し具を第2図〜第20図を参照して説明する。第2図〜第20図において、第1図と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し異なる点について主に説明する。なお、第2図〜第20図において、商品押圧板22の前方に載置される商品は、図面の描写を簡略化するため、その記載を省略した。すなわち、第2図の商品自動前出し具10aにおいて、第1図の商品自動前出し具10と異なる点は、商品転落防止板6を基板1の前方端から立設して基板1と一体的に形成した点、基板1の上面に付設される滑り部材をリブが前後方向に延出し且つ左右方向に多数付設されるリブ状部材4aとすると共に、商品押圧板22の底板21の裏面にローラー23を配設した点にある。なお、商品自動前出し具10aにおいて、商品押圧板22の底板21の裏面に付設されるローラー23の設置を省略するか、又は基板1の上面に付設されるリブ状部材4aの設置を省略することができる。なお、商品押圧板22の底板21の裏面(基板との当接部)にローラー等の滑り部材を付設する形態としては、上記の他、例えば商品押圧板22の底板21の側面に小さな車輪を付設したものであってもよい。商品自動前出し具10aによれば、商品前出し体2の滑りが更に円滑になると共に、前方商品転落防止板のない商品陳列棚であっても、本発明の優れた効果が得られる。
第3図の商品自動前出し具10bにおいて、第1図の商品自動前出し具10と異なる点は、商品前出し体2の底板21及び商品押圧板22の幅寸法を基板1の長穴12の幅寸法よりやや大きい程度とし、底板21の裏面と基板1のローラー4は接触しないようにした点、及び底板21の裏面にローラー部材23(第13図参照)を付設した点にある。なお、底板21の裏面のローラー23は、商品自動前出し具10bを、既存の商品陳列棚に設置した場合、ローラー23が該商品陳列棚面上を転がるようにする。商品自動前出し具10bによれば、商品前出し体2の底板21に乗る商品もその両側部分がローラー4上に乗るため、更に円滑に前出しができる。なお、本発明の「基板に載置され」とは、第3図の商品自動前出し具10bのように、商品前出し体2の底板21の両側縁が長穴12周りの基板の一部にかかるような載置形態も含まれる。
第4図の商品自動前出し具10cにおいて、第3図の商品自動前出し具10bと異なる点は、基板の形状を、載置面が前方傾斜となるような三角形断面の箱状物とした点にある。商品自動前出し具10cによれば、載置商品を前方に移動させる作用力が、商品自動前出し具10bより一層高まるため、商品自動前出し具10bと同様の効果を奏する。
第5図の商品自動前出し具10dにおいて、第1図の商品自動前出し具10と異なる点は、基板本体部11の幅寸法をやや小さくした点、基板の前方端に商品転落防止板6を設置した点、基板1を商品仕切り板5の左側であって、基板本体部11と連続する基板副部材12を更に付設し、基板1と商品仕切り板5で構成される形状を、正面視で略逆T字形状とした点にある。なお、基板副部材12にはローラー部材4が付設されている。商品自動前出し具10dによれば、幅寸法の小さな商品の前出しに好適であると共に、更に同じ形状の商品自動前出し具10dを横並びに設置すれば、幅寸法の大きな商品の前出しも行うことができる。
第6図の商品自動前出し具10eにおいて、第5図の商品自動前出し具10dと異なる点は、別途の部材である商品仕切り板5aを用意し、設置状態において2つの商品仕切り板5aを組み合わせて用いる点、及び基板副部材12を省略した点にある。なお、商品仕切り板5aの前方下方には不図示の商品陳列棚の係合溝に係合する係合片51aが付設されている。商品自動前出し具10eによれば、既設の商品仕切り板を用いることもできる。
第7図の商品自動前出し具10fにおいて、第1図の商品自動前出し具10と異なる点は、基板1の左右の両側には、幅調整用の副基板が収納自在に嵌合されている点にある。なお、第7図〜第11図中、商品前出し体は図面描写の簡略化のため、その記載を省略したが、その形状及び設置形態は第1図〜第6図のいずれのもであってもよい。すなわち、基板1は左右両側部に開口を有し、奥行き方向(基板の中央部に向かう方向)において、開口から長穴12の手前までが幅調整用の副基板51、13が収納自在に嵌合するようになっている。開口は開口を形成するような枠体である必要はなく、第1図に示すように、基板1の裏面と陳列棚面との間に存在する隙間であってもよい。すなわち、第7図中、右側の副基板13は基板1の右側ケース内に収納状態となっており、左側の副基板51は基板1の左側ケースから飛びだした状態となっている。なお、右側の副基板13を基板1の右側ケースから飛び出した状態にすることもでき、左側の副基板51を基板1の左側ケース内に収納することもできる。また、両側の副基板51、13を基板1のケース内に収納することも、両側の外側へ飛びだすようにすることもできる。また、適宜の位置で固定して幅調整することもできる。なお、幅調整用の副基板51、13の上面には、滑り手段が付設されていても、いなくともよい。商品自動前出し具10fによれば、陳列商品の幅寸法に応じた陳列が可能となる。
第8図の商品自動前出し具10gにおいて、第2図の商品自動前出し具10aと異なる点は、基板1の右側には、幅調整用の副基板13が収納自在に嵌合されている点にある。すなわち、基板1は右側部に開口を有し、奥行き方向(基板の中央部に向かう方向)において、開口から長穴12の手前までが幅調整用の副基板13が収納自在に嵌合するようになっている。すなわち、第8図中、右側の副基板13は基板1の右側ケースから飛びだした状態となっている。また、副基板13の上面にはリブ状の滑り手段4aが形成されていると共に、前後両端部には別途の仕切り板の係合片が係合する係合溝52が形成されている。なお、右側の副基板13を基板1の右側ケース内に収納することもでき、任意の位置で固定することもできる。商品自動前出し具10gによれば、陳列商品の幅寸法に応じた陳列が可能となると共に、商品の前方への移動を円滑な状態に維持できる。
第9図の商品自動前出し具10hにおいて、第1図の商品自動前出し具10と異なる点は、基板1は左右方向に3つに縦分断された形態であって、左ローラー4を有する第1パーツ部材111、長穴12が形成された第2パーツ部材112、及び右ローラー4を有する第3パーツ部材113で形成され、第2パーツ部材112が前方の桟部材14a及び後方の桟部材14bの中央で固定され、第1パーツ部材111及び第3パーツ部材113が桟部材14a及び後方の桟部材14bに対して、左右方向に移動自在に嵌合されている。なお、3つのパーツ部材111〜113と桟部材14a、14bの接続形態としては、上記の形態に制限されず、第1パーツ部材111と桟部材14a、14bが第9図のような状態で固定され、第2パーツ部材112と第3パーツ部材113が桟部材14a、14bに移動自在に嵌合するようなものであってもよい。商品自動前出し具10hによれば、陳列商品の幅寸法に応じた陳列が可能となる。
第10図の商品自動前出し具10iにおいて、第8図の商品自動前出し具10gと異なる点は、基板1の滑り部材がローラーである点、及び幅調整用の副基板13の上面の全面が、前後方向にリブが延出し且つ左右方向に多数付設されるリブ状部材4bとした点にある。商品自動前出し具10iによれば、陳列商品の幅寸法に応じた陳列が可能となると共に、商品の前方への移動を円滑な状態に維持できる。
第11図の商品自動前出し具10jにおいて、第10図の商品自動前出し具10iと異なる点は、基板1を商品仕切り板5の左側であって、基板本体部11と連続する基板副部材12を更に付設し、基板1と商品仕切り板5で構成される形状を、正面視で略逆T字形状とした点にある。商品自動前出し具10jによれば、陳列商品の幅寸法に応じた陳列が可能となると共に、商品の前方への移動を円滑な状態に維持できる。また、更に同じ形状の商品自動前出し具10jを横並びに設置すれば、幅寸法の更に大きな商品の前出しも行うことができる。
第12図の商品自動前出し具10kにおいて、第2図の商品自動前出し具10aと異なる点は、基板1を長穴の無い全面リブ部材4a敷きとした点、商品前出し体2を底板21と底板21の中央から立設する商品押圧板22からなる逆T字形状とし、底板21の裏面全面にローラー23を付設し、更にガイド板25を省略した点、商品仕切り板5aを中央部が所定の幅と長さにくり抜かれた長穴12a(ガイド溝)を有し、該長穴12aの先端部に帯状部材3の一端を固定し、他端の巻回し収納部を商品押圧板22の裏面に設置した(不図示)点にある。商品前出し体2は接続部材3の前出し機能と共に、商品押圧体22の底板21裏面に付設されたローラー23が第2滑り手段であるリブ部材4aと当接しているため、自然状態において常に前方移動状態にあり、商品押圧板22の前方に載置された商品を前出し状態にしている。なお、商品自動前出し具10kにおいて、基板1上のリブ状部材4aは省略することもでき、また滑り材とすることもできる。
第14図の商品自動前出し具10lにおいて、第2図の商品自動前出し具10aと異なる点は、商品前出し体2の形状を変更した点、商品仕切り板5の内側面に前後方向に延出する上下2条の突起状物51、51を形成した点、基板1上のリブ部材の設置数を4つとした点、基板1の前方端には商品転落防止板が嵌め込まれる溝付き前方部材16aを配置した点にある。第17図は商品前出し体2の裏面から見た斜視図を示し、第18図は商品自動前出し具10lの断面図を示すが、商品前出し体2は底板21と、底板21の前方端から上方へ延出し更に後方へやや傾斜した商品押圧板からなり、裏側に設置された両側部材22aと22b及び中間リブ部材22c、22dとで、裏側収容部22e、22f及び22gを形成している。中央収容部22fには軸受け291に軸支される帯状鋼板巻取り巻き出し部29が収容され、両側の収容部には前後回転ローラー23、23がそれぞれ収容されている。また、底板21の裏側には長穴12に嵌合する嵌合片25aが付設されている。なお、商品仕切り板5の内側面に形成された上下2条の突起状物51、51は、陳列商品との接触を低減して、陳列商品の押圧力を少なくしたものである。商品自動前出し具10lにおいても、前述の商品自動前出し具と同様の効果を奏する。
第15図の商品自動前出し具10mにおいて、第14図の商品自動前出し具10lと異なる点は、商品自動前出し具10lの商品仕切り板5を切り離し、別途の商品仕切り板として前出し具本体90と組み合わせる形態とした点及び前方部材16aは商品仕切り板5に付設した点にある。また、基板1の図中、右側底面の中央には前方の切り欠き116と後方の切り欠き116により、係合片114を形成している。すなわち、商品自動前出し具10mは、前出し具本体90に一方の商品仕切り板5(第15図中、左側)又は他方の商品仕切り板5b(第15図中、右側)を任意に組み合わせることができる。商品仕切り板5は中央に切り欠き部53を有する基板52と、基板52の一側から立設される側板55と、基板52の前方端に位置する商品転落防止板装着溝161を有する商品転落防止板装着部16aとからなる(第16図参照)。商品仕切り板5は前出し具本体90の基板1の裏側に基板52を差し込むことで組み付けられる。商品仕切り板5は前出し具本体90の基板1に対してスライド自在であるため、陳列される商品の幅寸法に合わせて任意の位置で固定できる。また、商品仕切り板5bは側板55と側板の下端中央から水平に延出する基板112とからなり、基板112にはスリット113が形成されている。商品仕切り板5bは前出し具本体90の基板1の係合片114に基板112のスリット113を差し込むことで組み付けられる。これらの商品自動前出し具10l、10mの使用方法の一例としては、既存の商品陳列棚に対して、左端には商品自動前出し具10lを設置し、その右側、すなわち、中央部分には前出し具本体90又は商品仕切り板5を組み付けた前出し具本体90を多数並べ、そして右端には商品仕切り板5bを組み付けた前出し具本体90又は商品自動前出し具10mを設置する形態が適用できる。
第19図の商品自動前出し具10pにおいて、第15図の商品自動前出し具10mと異なる点は、両側に設置される商品仕切り板の基板に左右方向、所定のピッチで多数のスリット54を形成させることにより、陳列される商品に幅寸法に合わせて設置幅を調整できるようにしたものである。なお、前出し具本体90の基板の両側部材の底面は、商品仕切り板5、5cの基板52が差し込まれるよう切り欠かれている(不図示)。これらの商品自動前出し具10l、10pの使用方法としては、前記商品自動前出し具10l、10mの使用方法の例示の形態と同様のものが挙げられる。
Claims (7)
- 商品を陳列する基板と、該基板に載置され、自然状態において常に前方移動状態にある商品押圧板を備える商品前出し体と、を有し、該商品前出し体の底板の裏面又は該基板の上面のいずれか一方又は両方に滑り手段を付設した前出し具本体と、
該前出し具本体とは別途部材の商品仕切り板と、該商品仕切り板とは別途部材の他の商品仕切り板と、を組み合わせて使用するものであって、
該商品仕切り板は、前後方向の中央に切り欠き部が形成された基板と、基板の一側から立設される、内側面に前後方向に延出する突起状物を形成した側板とからなり、該商品仕切り板は該前出し具本体の基板の裏面と設置面との間に存在する隙間に該基板を差し込むことで組み付けられ、
該他の商品仕切り板は、該商品仕切り板とは反対側に配置され、該他の商品仕切り板は内側面に前後方向に延出する突起状物を形成した側板と、該側板の下端中央から水平に延出する該切り欠き部に対応する凸形状の基板とからなることを特徴とする商品自動前出し具。 - 前記商品前出し体は、底板と該底板から立設する商品押圧板を備えることを特徴とする請求項1記載の商品自動前出し具。
- 該商品仕切り板の基板の前方部に、更に商品転落防止板を付設したことを特徴とする請求項1記載の商品自動前出し具。
- 該商品転落防止板が、該商品仕切り板の基板から立設して該基板と一体化されていることを特徴とする請求項3記載の商品自動前出し具。
- 該商品前出し体は、該前出し具本体の基板又は該商品仕切り板に形成されたガイド溝に嵌合し、前方への移動がガイドされることを特徴とする請求項1記載の商品自動前出し具。
- 自然状態において常に前方移動状態とする手段が、該基板の前方端と該商品前出し体を接続する接続部材により該商品前出し体を前方へ引張る手段であるか、該基板の後方端と該商品前出し体を離す方向に付勢する弾発部材により該商品前出し体を前方へ押し出す手段であるか、又は該基板の商品載置面を前方下り傾斜とする手段であることを特徴とする請求項1記載の商品自動前出し具。
- 該滑り手段が、ローラー、前後方向に延出するリブ部材又は滑り材であることを特徴とする請求項1項記載の商品自動前出し具。
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