JP3141774B2 - 自動販売機の商品収納棚 - Google Patents
自動販売機の商品収納棚Info
- Publication number
- JP3141774B2 JP3141774B2 JP08102101A JP10210196A JP3141774B2 JP 3141774 B2 JP3141774 B2 JP 3141774B2 JP 08102101 A JP08102101 A JP 08102101A JP 10210196 A JP10210196 A JP 10210196A JP 3141774 B2 JP3141774 B2 JP 3141774B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- claw
- product
- shaped
- vending machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Vending Machines For Individual Products (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、タバコなどの箱形
商品販売用の自動販売機に搭載した商品収納棚に関す
る。
商品販売用の自動販売機に搭載した商品収納棚に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】まず、頭記したタバコ自動販売機に搭載
したプッシャ式商品収納棚の従来構造を図２，図３に示
す。図において、１は商品収納棚の天板、２はその下方
に配したプッシャ式商品搬出装置、３は後端をＬ字形に
屈曲して後壁３ａを形成した衝立状のラック仕切板であ
り、該コラム仕切板３を天板１と商品搬出装置２との間
にまたがって左右に所定間隔置きに架設し、その相互間
に＃１〜＃３で示す商品収納コラム４を画成している。
なお、２ａはプッシャである。
したプッシャ式商品収納棚の従来構造を図２，図３に示
す。図において、１は商品収納棚の天板、２はその下方
に配したプッシャ式商品搬出装置、３は後端をＬ字形に
屈曲して後壁３ａを形成した衝立状のラック仕切板であ
り、該コラム仕切板３を天板１と商品搬出装置２との間
にまたがって左右に所定間隔置きに架設し、その相互間
に＃１〜＃３で示す商品収納コラム４を画成している。
なお、２ａはプッシャである。
【０００３】かかる構成でタバコなどの箱形商品（図示
せず）は前記コラムに積み上げ収納され、販売指令に基
づく商品搬出機構２のプッシャ操作で最下位に並ぶ商品
から順に前方に押し出して搬出する。なお、プッシャ式
商品搬出装置は、例えば特開平５−２９８５４８号公報
に開示されて周知である。一方、前記のコラム仕切板３
を所定の位置に係止固定する手段としては、仕切り板３
の下縁前後二箇所から下方に突出する爪３ｂ，３ｃを形
成しておき、この爪３ｂ，３ｃを商品搬出装置２の上面
に開口した角穴２ｂ，２ｃに差し込むとともに、天板１
に取付けたＬ字形の取付金具４にあけた係止穴４ａと仕
切板２の上縁に穿った丸穴３ｄとの間にまたがり、ナイ
ラッチと呼ばれる差込式の固定具５を差し込んでクリッ
ク結合するようにしている。
せず）は前記コラムに積み上げ収納され、販売指令に基
づく商品搬出機構２のプッシャ操作で最下位に並ぶ商品
から順に前方に押し出して搬出する。なお、プッシャ式
商品搬出装置は、例えば特開平５−２９８５４８号公報
に開示されて周知である。一方、前記のコラム仕切板３
を所定の位置に係止固定する手段としては、仕切り板３
の下縁前後二箇所から下方に突出する爪３ｂ，３ｃを形
成しておき、この爪３ｂ，３ｃを商品搬出装置２の上面
に開口した角穴２ｂ，２ｃに差し込むとともに、天板１
に取付けたＬ字形の取付金具４にあけた係止穴４ａと仕
切板２の上縁に穿った丸穴３ｄとの間にまたがり、ナイ
ラッチと呼ばれる差込式の固定具５を差し込んでクリッ
ク結合するようにしている。
【０００４】また、前記の商品収納棚では、標準サイ
ズ，ロングサイズのタバコの販売に対応させるために、
前記したコラム仕切板３が商品搬出装置２に対して前後
へ移動調節可能に取付けられており、そのための調節手
段として、従来では図３のようにコラム仕切板３の爪３
ｂ，３ｃに対して商品搬出装置２の上面に開口した係止
角穴２ｂ，２ｃを前後に複数段（図示例では２段）ずつ
設け、収納商品のサイズに合わせてこの係止角穴２ｂ，
２ｃを選択し、仕切板３の爪３ｂ，３ｃを差し込んで係
止固定するようにしている。
ズ，ロングサイズのタバコの販売に対応させるために、
前記したコラム仕切板３が商品搬出装置２に対して前後
へ移動調節可能に取付けられており、そのための調節手
段として、従来では図３のようにコラム仕切板３の爪３
ｂ，３ｃに対して商品搬出装置２の上面に開口した係止
角穴２ｂ，２ｃを前後に複数段（図示例では２段）ずつ
設け、収納商品のサイズに合わせてこの係止角穴２ｂ，
２ｃを選択し、仕切板３の爪３ｂ，３ｃを差し込んで係
止固定するようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来構造のコラム仕切板の移動調節機構では、操作性の面
で次記のような難点がある。すなわち、コラム仕切板３
を前後に移動調節して差し替える際には、まず仕切板３
を上方に引き上げて爪３ｂ，３ｃを商品搬出装置２の係
止角穴２ｂ，２ｃから抜き出し、次に前後の爪３ｂ，３
ｃをそれぞれ別な係止角穴２ｂ，２ｃへ改めて差し込む
操作が必要となる。この場合に従来構造では、各爪３
ｂ，３ｃの差し込み箇所がそれぞれ前後二箇所ずつあ
り、しかも自動販売機の庫内上段側に並ぶ商品搬出装置
では、その上面に開口した係止角穴２ｂ，２ｃのうち特
に後部の角穴２ｃは殆ど見えないいことから手探りで行
うようにしており、作業が非常にやり難い。
来構造のコラム仕切板の移動調節機構では、操作性の面
で次記のような難点がある。すなわち、コラム仕切板３
を前後に移動調節して差し替える際には、まず仕切板３
を上方に引き上げて爪３ｂ，３ｃを商品搬出装置２の係
止角穴２ｂ，２ｃから抜き出し、次に前後の爪３ｂ，３
ｃをそれぞれ別な係止角穴２ｂ，２ｃへ改めて差し込む
操作が必要となる。この場合に従来構造では、各爪３
ｂ，３ｃの差し込み箇所がそれぞれ前後二箇所ずつあ
り、しかも自動販売機の庫内上段側に並ぶ商品搬出装置
では、その上面に開口した係止角穴２ｂ，２ｃのうち特
に後部の角穴２ｃは殆ど見えないいことから手探りで行
うようにしており、作業が非常にやり難い。
【０００６】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、コラム仕切板の
取付け位置を移動調節する場合に、殆どワンタッチ操作
でコラム仕切板を差し替えできるように改良した自動販
売機の商品収納棚を提供することにある。
であり、その目的は前記課題を解決し、コラム仕切板の
取付け位置を移動調節する場合に、殆どワンタッチ操作
でコラム仕切板を差し替えできるように改良した自動販
売機の商品収納棚を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、商品搬出装置に対するコラム仕切
板の取付位置調節手段として、仕切板の下縁前後二箇所
に突起状の爪，商品搬出装置の上面には仕切板の各爪を
差し込む係止角穴を設け、かつ仕切板の前部側爪を角穴
へ出没自在な円弧状片，後部側爪をかぎ形片となすとと
もに、商品搬出装置の上面前部には仕切板の前部側爪を
差し込む前後複数段の係止角穴，上面後部には仕切板の
後部側爪を差し込んだまま前後にスライド可能なスリッ
ト状の係止角穴を開口するものとする。
に、本発明によれば、商品搬出装置に対するコラム仕切
板の取付位置調節手段として、仕切板の下縁前後二箇所
に突起状の爪，商品搬出装置の上面には仕切板の各爪を
差し込む係止角穴を設け、かつ仕切板の前部側爪を角穴
へ出没自在な円弧状片，後部側爪をかぎ形片となすとと
もに、商品搬出装置の上面前部には仕切板の前部側爪を
差し込む前後複数段の係止角穴，上面後部には仕切板の
後部側爪を差し込んだまま前後にスライド可能なスリッ
ト状の係止角穴を開口するものとする。
【０００８】上記構成において、コラム仕切板の取付け
位置を前後に移動調節する場合に、前方から仕切板に手
を掛けて手前に引くか、あるいは逆に奥へ押し込むと、
後部側のかぎ形爪がスリット状の係止角穴に嵌まり込ん
だままスライド移動するのに対し、前部側の円弧状爪は
元の角穴から抜け出した後、商品搬出装置の上面を滑っ
て新たな調節段の角穴へ嵌まり込み、この位置に係止固
定される。これにより、コラム仕切板の移動調節が簡単
なスライド式のワンタッチ操作で行える。
位置を前後に移動調節する場合に、前方から仕切板に手
を掛けて手前に引くか、あるいは逆に奥へ押し込むと、
後部側のかぎ形爪がスリット状の係止角穴に嵌まり込ん
だままスライド移動するのに対し、前部側の円弧状爪は
元の角穴から抜け出した後、商品搬出装置の上面を滑っ
て新たな調節段の角穴へ嵌まり込み、この位置に係止固
定される。これにより、コラム仕切板の移動調節が簡単
なスライド式のワンタッチ操作で行える。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図１
（ａ）〜（ｃ）に基づいて説明する。なお、実施例の図
中で図２，図３に対応する部材には同じ符号が付してあ
る。すなわち、コラム仕切板３の下縁の前後二箇所に設
けた爪３ｂ，３ｃのうち、前部側の爪３ｂの形状は半
月，もしくはそれに近似した円弧状片に形成されている
のに対し、後部側の爪３ｃは図示のように逆Ｔ字のかぎ
形に形成されている。一方、商品搬出装置２の上面の前
後に開口した係止角穴２ｂ，２ｃのうち、コラム仕切板
３の前部側爪３ｂを差し込む係止角穴２ｂは前後に分断
した複数段（図示例では２段）角穴であるのに対して、
後部側爪２ｃを差し込む係止角穴２ｃは前後に長いスリ
ット状角穴である。
（ａ）〜（ｃ）に基づいて説明する。なお、実施例の図
中で図２，図３に対応する部材には同じ符号が付してあ
る。すなわち、コラム仕切板３の下縁の前後二箇所に設
けた爪３ｂ，３ｃのうち、前部側の爪３ｂの形状は半
月，もしくはそれに近似した円弧状片に形成されている
のに対し、後部側の爪３ｃは図示のように逆Ｔ字のかぎ
形に形成されている。一方、商品搬出装置２の上面の前
後に開口した係止角穴２ｂ，２ｃのうち、コラム仕切板
３の前部側爪３ｂを差し込む係止角穴２ｂは前後に分断
した複数段（図示例では２段）角穴であるのに対して、
後部側爪２ｃを差し込む係止角穴２ｃは前後に長いスリ
ット状角穴である。
【００１０】そして、コラムに収納する商品の変更に合
わせてコラム仕切板３を新たな取付け位置に移動調節す
る場合には、天板１側に配した取付金具４との間の係止
を外した上で、下縁側の爪３ｂ，３ｃを商品搬出装置２
の係止角穴２ｂ，２ｃに挿入したまま、コラム仕切板３
に手を掛けて前方へ引くか、あるいは奥に押し込むだけ
の簡単なワンタッチ操作で、コラム仕切板３が新たな位
置にセットされる。
わせてコラム仕切板３を新たな取付け位置に移動調節す
る場合には、天板１側に配した取付金具４との間の係止
を外した上で、下縁側の爪３ｂ，３ｃを商品搬出装置２
の係止角穴２ｂ，２ｃに挿入したまま、コラム仕切板３
に手を掛けて前方へ引くか、あるいは奥に押し込むだけ
の簡単なワンタッチ操作で、コラム仕切板３が新たな位
置にセットされる。
【００１１】すなわち、図１（ｃ）で表すように、コラ
ム仕切板３を実線で示す後部位置から前部位置へ移動調
節する場合には、コラム仕切板３を指先でつまんで前方
から手前に引く。これにより、後部側のかぎ形爪３ｃは
スリット状の係止角穴２ｃに嵌まり込んだままスライド
し、前部側の円弧状爪３ｂは後段の角穴２ｂから矢印Ｉ
のように抜け出した後、商品搬出装置２の上面を滑りな
がら前段の角穴へ矢印IIのように嵌まり込んで新たな位
置に係止固定される。しかも、コラム仕切板３は前後の
各調節段位置で後部側のかぎ形爪３ｃが商品搬出装置２
の係止各穴２ｃに引っ掛かるので、不測に脱落するおそ
れはない。
ム仕切板３を実線で示す後部位置から前部位置へ移動調
節する場合には、コラム仕切板３を指先でつまんで前方
から手前に引く。これにより、後部側のかぎ形爪３ｃは
スリット状の係止角穴２ｃに嵌まり込んだままスライド
し、前部側の円弧状爪３ｂは後段の角穴２ｂから矢印Ｉ
のように抜け出した後、商品搬出装置２の上面を滑りな
がら前段の角穴へ矢印IIのように嵌まり込んで新たな位
置に係止固定される。しかも、コラム仕切板３は前後の
各調節段位置で後部側のかぎ形爪３ｃが商品搬出装置２
の係止各穴２ｃに引っ掛かるので、不測に脱落するおそ
れはない。
【００１２】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、商品収納棚に組み込んだコラム仕切板の取付け位置
を収納商品のサイズに合わせて前後に移動調節する場合
の作業を、仕切板を手に持って前・後にスライド移動す
るだけのワンタッチ操作で簡単に行うことができ、これ
によりサービス性の改善が図れる。
ば、商品収納棚に組み込んだコラム仕切板の取付け位置
を収納商品のサイズに合わせて前後に移動調節する場合
の作業を、仕切板を手に持って前・後にスライド移動す
るだけのワンタッチ操作で簡単に行うことができ、これ
によりサービス性の改善が図れる。
【図１】本発明の実施例による商品収納棚の要部構成図
であり、（ａ）はコラム仕切板の取付け状態を表す斜視
図、（ｂ）は分解斜視図、（ｃ）はコラム仕切板の差し
替え作業の手順の説明図
であり、（ａ）はコラム仕切板の取付け状態を表す斜視
図、（ｂ）は分解斜視図、（ｃ）はコラム仕切板の差し
替え作業の手順の説明図
【図２】本発明の実施対象となるプッシャ式商品収納棚
の基本構成図
の基本構成図
【図３】図２に対応するラム仕切板の従来における取付
け構造を示す斜視図
け構造を示す斜視図
１ 天板 ２ 商品搬出装置 ２ｂ 前部側の係止角穴 ２ｃ 後部側のスリット状係止角穴 ３ コラム仕切板 ３ｂ 前部側の円弧状爪 ３ｃ 後部側のかぎ形爪
Claims (1)
- 【請求項１】商品搬出装置の上面に左右に並ぶ衝立状の
コラム仕切板を装着し、該仕切板の間に画成したコラム
内に積み上げ収納したタバコなどの箱形商品を最下位か
ら順に前方へ搬出する自動販売機の商品収納棚であり、
前記仕切板の取付け位置を収納商品のサイズに合わせて
前後へ移動調節するようにしたものにおいて、商品搬出
装置に対するコラム仕切板の取付位置調節手段として、
仕切板の下縁前後二箇所に突起状の爪，商品搬出装置の
上面には仕切板の各爪を差し込む係止角穴を設け、かつ
仕切板の前部側爪を角穴へ出没自在な円弧状片，後部側
爪をかぎ形片となすとともに、商品搬出装置の上面前部
には仕切板の前部側爪を差し込む前後複数段の係止角
穴，上面後部には仕切板の後部側爪を差し込んだまま前
後にスライド可能なスリット状の係止角穴を開口したこ
とを特徴とする自動販売機の商品収納棚。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08102101A JP3141774B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 自動販売機の商品収納棚 |
| KR1019970015060A KR100444487B1 (ko) | 1996-04-24 | 1997-04-23 | 자동판매기의상품수납장 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08102101A JP3141774B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 自動販売機の商品収納棚 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09288766A JPH09288766A (ja) | 1997-11-04 |
| JP3141774B2 true JP3141774B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=14318409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08102101A Expired - Fee Related JP3141774B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 自動販売機の商品収納棚 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3141774B2 (ja) |
| KR (1) | KR100444487B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4500554B2 (ja) * | 2004-01-15 | 2010-07-14 | サンデン株式会社 | 自動販売機の商品収納コラム |
| JP4735447B2 (ja) * | 2006-06-08 | 2011-07-27 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | 自動販売機 |
| JP6666546B2 (ja) * | 2016-02-22 | 2020-03-18 | 富士電機株式会社 | 自動販売機 |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP08102101A patent/JP3141774B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-04-23 KR KR1019970015060A patent/KR100444487B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09288766A (ja) | 1997-11-04 |
| KR100444487B1 (ko) | 2004-12-04 |
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