JP4408145B2 - 陳列商品の情報表示具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にスーパーマーケット、コンビニエンスストアー及びドラッグストアー等の商品陳列棚に使用される陳列商品の情報表示具に関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケット等の商品陳列棚上には陳列商品に関する種々の情報を客に提供するために陳列商品の情報表示具が設置されている。この情報表示具は、情報カード部等が見易く、客が陳列商品を取り出す際接触しても脱落したり表示方向が変わったりせず、かつ場所を取らないものが便利で都合がよい。従来、陳列商品の情報表示具として一般的なのは、商品陳列棚の前端面に設けたレール部材の係合溝に弾発的に係脱される係合爪を有するクリップを構成し、このクリップに設けた挟持部により情報カード等の一端部を挟持して、情報カード等を商品陳列棚の前面から突出した状態に支持するものである。このタイプの陳列商品の情報表示具は、クリップの係合爪により、商品陳列棚のレール部材の係合溝に係合するものであるため、客が商品陳列棚から陳列商品を取り出す際などに情報カード等に接触すると、クリップがレール部材から外れ情報表示具自体が脱落したり、情報カード等がクリップから外れたりする。
【0003】
このような不都合を解消したものに、本出願人による陳列商品の情報表示具(特開平9−297533号公報参照)がある。この情報表示具は、陳列商品に関する情報カードを収納するホルダーと、このホルダーを商品陳列棚に保持する保持手段と、この保持手段とホルダーとを連結して商品陳列棚の前方に突出状態にし、かつホルダーに作用する外力に対してホルダーを揺動しかつ元位置復帰可能に支持する弾性板材と、を備えてなるものである。従って、客が商品陳列棚から陳列商品を取り出す際などにホルダーに接触しても、ホルダーを揺動させることで外力を吸収して、ホルダーが保持手段から外れたり、情報表示具自体が商品陳列棚から脱落するようなことがない。
【0004】
また、客が陳列商品を取り出す際などに接触しても情報表示具自体が脱落したり、情報カード等がクリップから外れたりしないように、情報カードが回転する情報表示具がある。更に、最下段の商品陳列棚ではスタンド型の情報表示具を使用し、陳列商品の置場にこの情報表示具を置くことで使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記本出願人による陳列商品の情報表示具は、客がホルダーに接触しても、ホルダーを揺動させて外力を吸収し、ホルダーが保持手段から外れたり、情報表示具自体が商品陳列棚から脱落せず、都合がよい。しかしながら、スーパーマーケット等で設置されている商品陳列棚は、複数段あり人間工学的に上方の棚ほど急傾斜となって、上記情報表示具を上方の棚に設置すると情報のカードが水平にならないから、保持手段と弾性板材とを連結している支持ロッドを曲げることにより対応していたが、この繰り返しにより支持ロッドが折損したり、曲げても水平になりずらかった。
【0006】
また、情報カードが回転する情報表示具では、表示面が常に見やすい位置で止まるとは限らず、スタンド型の情報表示具では陳列商品を置くスペースが制限され、見栄えも悪い等の不都合がある。
【0007】
従って、本発明の目的は、情報カード等が見易い位置に簡単にシフト出来、客が陳列商品を取り出す際接触しても脱落したり表示方向が変わったりせず、かつ場所を取ることの無い陳列商品の情報表示具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる状況において、本発明者は、鋭意検討を行った結果、情報カードを保持するホルダーと、商品陳列棚に着脱自在に取り付けられる取付具本体との間に、横継ぎ手部及び縦継ぎ手部を介在させ、横継ぎ手部に位置決め機能を有する弾力自動復帰機構を具備し、縦継ぎ手部に重力自動復帰機構を具備させれば、情報カード等を何時も見易い位置に設定でき、ホルダー側に作用する上下及び水平方向の外力に対してホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させることが出来ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本請求項1に係る発明は、陳列商品の情報カードを保持するホルダーと、該ホルダーを取り付ける保持部及び商品陳列棚に着脱自在に取り付けるボディを有する取付具本体と、該取付具本体のボディに前記保持部を横軸により回転自在に支持すると共に、前記ボディと前記保持部との間に弾力自動復帰機構を介在させ、前記ホルダー側に作用する上下方向の外力に対して前記ホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させる横継ぎ手部と、からなり、前記横継ぎ手部の弾力自動復帰機構は、前記ホルダーの回転位置を自在に設定する位置決め機能を有すると共に、該設定した回転位置から前記ホルダー側に作用する上下方向の外力に対してホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させるものであることを特徴とする陳列商品の情報表示具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、弾力自動復帰機構によってホルダー側に作用する上下方向の外力に対してホルダーを上下方向に揺動させて吸収し、かつその弾力が消滅すればホルダーを元の位置に復帰させる。また、そのホルダーの取付位置が変わっても、位置決め機能によって、取付位置を自在に設定して、対応出来る。
【0010】
すなわち、本請求項2に係る発明は、陳列商品の情報カードを保持するホルダーと、該ホルダーを取り付ける保持部及び商品陳列棚に着脱自在に取り付けるボディを有する取付具本体と、該取付具本体のボディに前記保持部を横軸により回転自在に支持すると共に、前記ボディと前記保持部との間に弾力自動復帰機構を介在させ、前記ホルダー側に作用する上下方向の外力に対して前記ホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させる横継ぎ手部と、傾斜部が形成されたホルダー側可動部である上部筒体とボディ側非可動部である下部筒体とを傾斜部が重合するように縦軸により回転自在に軸支し、前記ホルダー側に作用する水平方向の外力に対して前記ホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させる該保持部に形成される縦継ぎ手部と、からなることを特徴とする陳列商品の情報表示具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、弾力自動復帰機構によってホルダー側に作用する上下方向の外力に対してホルダーを上下方向に揺動させて吸収し、かつその弾力が消滅すればホルダーを元の位置に復帰させる。また、重力自動復帰機構によってホルダー側に作用する水平方向の外力に対してもホルダーを水平方向に揺動させて吸収し、かつホルダー側の自重で元に復帰させる。
【0011】
また、本請求項3に係る発明は、前記横継ぎ手部の弾力自動復帰機構は、前記ホルダーの回転位置を自在に設定する位置決め機能を有すると共に、該設定した回転位置から前記ホルダー側に作用する上下方向の外力に対してホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させるの陳列商品の情報表示具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、そのホルダーの取付位置が変わっても、位置決め機能によって、取付位置を自在に設定して、対応出来る。
【0012】
また、本請求項4に係る発明は、前記重力自動復帰機構は、前記ホルダー側可動部を上部筒体に形成し、かつ前記ボディ側非可動部を下部筒体に形成して、これら上部及び下部筒体に前記縦軸を通し回転自在且つ軸方向移動自在にし、前記上部及び下部筒体の重合部を傾斜面に形成してなる陳列商品の情報表示具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、ホルダー側に水平方向の外力が加わると、揺動して上部筒体の傾斜面が下部筒体の傾斜面からずれることで外力を吸収し、ホルダー及び上部筒体の自重によって、生じたずれを解消する力が働き元に復帰する。
【0013】
また、本請求項5に係る発明は、前記上部及び下部筒体のうちいずれか一方を弾性体により、いずれか他方に弾圧してなる陳列商品表示具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上部筒体の傾斜面と下部筒体の傾斜面とにより生ずるずれを解消する力が、重力に加えて弾性体の弾性力も加わり、元に復帰し易くなる。
【0014】
また、本請求項6に係る発明は、前記位置決め機能を有する弾力自動復帰機構は、前記ボディに軸支部を設け、前記保持部に前記横軸上を回転する回転部を設けて、該回転部をばねケースとばねキャップとに分け、これらの間にネジリ巻きばねを介在させこれらを回転方向に弾設し、前記ばねキャップに係合部を設けかつ前記軸支部に係合体を設けてなり、前記横軸に設けたストッパーを移動させて前記係合体を前記係合部に係脱させる陳列商品の情報表示具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、横軸のストッパーを係合方向に移動させて係合体を係合部に係合すれば、ネジリ巻きばねが働きホルダー側に上下方向の外力が加わっても、ホルダーが揺動して吸収し元に復帰する。横軸のストッパーを逆移動させて係合体を係合部から脱すれば、ネジリ巻きばねが係合体から外れ、ホルダーが横軸上を自在に回転できて位置決めできる。横軸のストッパーを係合方向に移動させて係合体を係合部に係合すれば、再び上下方向の外力に対応できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を挙げて、本発明を図1〜図14に基づいて詳述する。
図1は本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具を示す斜視図、図2は本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具をホルダーと取付具本体とに分けた状態の斜視図、図3は本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具を分解した状態を示す斜視図である。図において、陳列商品の情報表示具(以下単に情報表示具と言う。)1は、陳列商品の情報カード2を保持するホルダー4と、該ホルダー4に取り付ける保持部3及び商品陳列棚(図4に図示)5に着脱自在に取り付けるボディ40を有する取付具本体6と、該取付具本体6のボディ40にホルダー4を取り付ける保持部3を横軸7により回転自在に支持すると共に、ボディ40と保持部3との間に弾力自動復帰機構を介在させ、ホルダー4側に作用する上下方向の外力に対してホルダー4を揺動させ、かつ元に復帰させる横継ぎ手部8と、を主要構成要素とするものである。
【0016】
前記ホルダー4は、枠体20の中に入口21から情報カード2を出し入れできるようになっている。枠体20の側部22には前記保持部3を嵌合する溝部23が設けられ、この溝部23に保持部3の嵌込部24が着脱可能に嵌合される。保持部3には縦継ぎ手部25が設けられている。この縦継ぎ手部25は、上部筒体26に形成した情報カード側可動部を、下部筒体27に形成したボディ側非可動部に、縦軸28により回転自在に支持されてなる。これら上部筒体26と下部筒体27との間には、重力自動復帰機構が採用されている。
【0017】
この重力自動復帰機構は、上部筒体26及び下部筒体27にボルト状に形成した縦軸28を通し、上部筒体26の切欠29からナット30を上部筒体26内に挿入し、縦軸28のねじにナット30を螺着し、上部筒体26を回転自在且つ軸方向移動自在にし、上部筒体26及び下部筒体27の重合部分を傾斜部31及び32に形成してなる。従って、ホルダー4側に水平方向の外力が加わると、上部筒体26の傾斜面31が下部筒体27の傾斜面32からずれるから、ホルダー4側の自重によって、ずれを解消する重力が働き傾斜部31及び32同士が重合し、その結果元に復帰する。
【0018】
なお、上部筒体26及び下部筒体27のうちいずれか一方を圧縮ばね33により、いずれか他方に弾圧しても良く、この実施例では下部筒体27内に圧縮ばね33を挿入し、その中に縦軸28を通して上述のようにナット30を螺着し、下部筒体27内の段差(不図示)と縦軸28の頭部とにより、上部筒体26に下部筒体27を弾圧している。これにより、上記のずれを解消する力が重力に加えて圧縮ばね33のばね力も加わり、元に復帰し易くなる。
また、上部筒体26には前記嵌込部24が取り付けられ、下部筒体27には後述する位置決め機能を有する弾力自動復帰機構の一部が装着されるばねケース34が取り付けられている。
【0019】
前記ボディ40は、図3〜5に示すように、その一端部に板ばね41がボルト42及びナット43により取り付けられ、この板ばね41により商品陳列棚5の係合溝44に着脱自在に取り付けられる。このボディ40と前記保持部3との間には前記横継ぎ手部8が設けられている。この横継ぎ手部8は、ボディ40に前記横軸7を支持するために設けた軸支部45に、保持部3を横軸7により回転自在に支持されてなる。これら保持部3とボディ40の軸支部45との間には、弾力自動復帰機構が採用されている。
【0020】
この弾力自動復帰機構は、ホルダー4の取付位置を横軸7上に自在に設定する位置決め機能を有してなり、この位置決め機能により設定した取付位置からホルダー4側に作用する上下方向の外力に対してホルダー4を横軸7上で揺動させ、かつ元に復帰させるものである。すなわち、この弾力自動復帰機構は、以下のようにして構成される。まず、ボディ40の軸支部45に横軸7を軸支させ、この横軸7上を回転する回転部46を保持部3に設ける。この回転部46を前述のばねケース34とばねキャップ47とに分け、双方を横軸7上で互いに干渉しないで回転できるようにする。ばねケース34とばねキャップ47との間にネジリ巻きばね48を介在させる。この介在のさせ方は、ばねケース34内にネジリ巻きばね48を収納しその一端をばねケース34に固定し、他端をばねキャップ47に固定してばねケース34とばねキャップ47とを回転方向に弾設するものである。そして、ばねキャップ47に係合部50を設け、この係合部50に係脱出来る係合体51を軸支部45に対して移動可能に設ける。これは、軸支部45の孔52に線条53を設け、この線条53に対応する溝54を係合体51の外周面に設けて、線条53に溝54を嵌めれば、この線条53に沿って軸支部45の孔52内を係合体51が軸方向に移動出来る。
【0021】
この係合体51を移動させる手段として、簡単なものは、軸支部45の孔55に雌ねじを切り、この雌ねじに螺合する雄ねじを横軸7の先端56に切って、更にこの横軸7の基端にストッパー57を設けたものである。すなわち、ばねケース34内にネジリ巻きばね48を収納しばねキャップ47を嵌めて回転部46とし、更に軸支部45に係合体51を嵌め、この係合体51に横軸7を通し、回転部46にも通して、軸支部45の孔55の雌ねじに横軸7の先端56の雄ねじをねじ込んで行けば、ストッパー57により係合体51を係合方向に移動し係合部50に係合出来るし、逆に緩めれば係合部50から係合体51を脱することが出来る。従って、ばねキャップ47の係合部50が係合体51に係合状態であれば、ネジリ巻きばね48の他端がばねキャップ47に固定しているから、ホルダー4側の保持部3に属するばねケース34に対してネジリ巻きばね48が働き、ホルダー4側に上下方向の外力が加わっても、揺動して吸収し元に復帰する。係合状態が解消すれば、ホルダー4側の保持部3に属するばねケース34とばねキャップ47とが一体となって横軸7上を回転出来るから、位置決め出来、更に横軸7をねじ込めば、再び、係合部50に係合体51を係合出来、ホルダー4側に作用する上下方向の外力に対応できる。本実施の形態では、図2及び図3からキャップ47の爪の一端側147と、ばねケース34の切欠きの一端側146を当接するように嵌め込むことにより、外力の動きを下方に限定している。このため、ホルダ4の位置決めを更に簡易化することができる。
【0022】
この実施例での係合体51を移動させる手段は、図3、6、7に示すように、上記の雌ねじ及び雄ねじが無く、横軸7のストッパー57をワンタッチでロック出来るレバー60がボディ40に設けられている。すなわち、ボディ40に設けた支持部61にレバー60を溝付きファスナー62により回転自在に支持し、レバー60の軸端部に凸部63があり、レバー60をロックすると、凸部63が横軸7のストッパー57を係合方向に押し係合部50に係合体51を係合する(図6の状態)。ロックを解除すると、凸部63がストッパー57から外れて係合部50と係合体51との係合状態が解消される(図7の状態)。なお、レバー60の先端部及び取付具本体40には凹凸64が設けられ、ロック状態がアクシデント等で簡単に解除しないようになっている。
【0023】
次に、上記構成になる陳列商品の情報表示具1の使用方法を説明する。
まず、陳列商品の情報カード2を選択し、これに適するホルダー4を選んで、入口21から情報カード2をホルダー4内に収納する。商品陳列棚5の情況に合わせて、図8、9に示すように、ホルダー4の適切な位置を決め、それに対応する位置の溝部23に保持部3の嵌込部24を嵌める。次に、商品陳列棚5の係合溝44に取付具本体6の板ばね41を嵌める。この際、図10〜12に示すように商品陳列棚5の高さ位置により、その傾斜が異なるから(図10は上段、図11は上段〜中段、図12は中段以下を示す)、レバー60をロック状態から解除して、情報カード2が見やすい位置にホルダー4を横軸7上を上下方向に回転させて、位置決めする。位置決めが終わったら、レバー60をロック状態にして、商品陳列棚5に対する陳列商品の情報表示具1の設置を終わる。この状態で、客が商品陳列棚5から陳列商品を取り出したりする際、手がホルダー4に接触したりして、外力がホルダー4に働くと、横継ぎ手部8に採用された弾力自動復帰機構及び縦継ぎ手部25に採用された重力自動復帰機構により、図13、14に示すように、上下方向及び水平方向に揺動し、ホルダー4に働いた外力を吸収し、かつ上下方向及び水平方向ともにその揺動が収束して、自動的に元の位置に復帰する。
【0024】
再び、陳列商品の情報表示具1を設置替えする場合は、商品陳列棚5から情報表示具1を外し、新たに陳列商品の情報カード2を選択し、これに適するホルダー4を選んで、入口21から情報カード2をホルダー4内に収納して、後は上記と同様にして商品陳列棚5に情報表示具1を設置すれば良い。
【0025】
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0026】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明によれば、弾力自動復帰機構によってホルダー側に作用する上下方向の外力に対してホルダーを上下方向に揺動させて吸収し、かつその弾力が消滅すればホルダーを元の位置に復帰させる。従って、客が陳列商品を取り出す際、接触して上下方向の外力がホルダー側に加わっても、ホルダーが脱落したり表示方向が変わったりせず、かつ場所を取ることが無い効果(第1の効果)がある。また、そのホルダーの取付位置が変わっても、位置決め機能によって、取付位置を自在に設定して、対応出来る。従って、上記効果に加え、情報カードを常に見やすい位置に設定出来る。
【0027】
請求項2の発明によれば、前記第1の効果に加えて、重力自動復帰機構によってホルダー側に作用する水平方向の外力に対してもホルダーを水平方向に揺動させて吸収し、かつホルダー側の自重で元に復帰させる。従って、上記効果に加え、水平方向の外力がホルダー側に加わっても、ホルダーが脱落したり表示方向が変わったりしない。
【0028】
請求項3の発明によれば、請求項2において、そのホルダーの取付位置が変わっても、位置決め機能によって、取付位置を自在に設定して、対応出来る。従って、上記効果に加え、情報カードを常に見やすい位置に設定出来る。
【0030】
請求項の発明によれば、上部筒体の傾斜面と下部筒体の傾斜面とにより生ずるずれを解消する力が、重力に加えて弾性体の弾性力も加わり、元に復帰し易くなる。従って、上記効果に加え、情報カード部側に働く水平方向の外力に対して、早急に元に復帰する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具をホルダーと取付具本体とに分けた状態の斜視図である。
【図3】図1の取付具本体を分解した状態を示す斜視図である。
【図4】図1の取付具本体を商品陳列棚に係合する状態を示す一部を断面した側面図を示す。
【図5】図4の係合後の状態を示す一部を断面した側面図を示す。
【図6】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具における弾力自動復帰機構の作動状態を示す断面図を示す。
【図7】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具における弾力自動復帰機構の作動状態を示す断面図を示す。
【図8】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具の取付具本体にホルダーを取り付ける状態を示す一部を断面した側面図である。
【図9】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具の取付具本体にホルダーを取り付ける他の状態を示す一部を断面した側面図である。
【図10】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具の取付具本体を商品陳列棚に係合する状態を示す一部を断面した側面図である。
【図11】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具の取付具本体を商品陳列棚に係合する他の状態を示す一部を断面した側面図である。
【図12】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具の取付具本体を商品陳列棚に係合する他の状態を示す一部を断面した側面図である。
【図13】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具の作動状態を示す側面図である。
【図14】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具の他の作動状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 陳列商品の情報表示具
2 情報カード
3 保持部
4 ホルダー
5 商品陳列棚
6 取付具本体
7 横軸
8 横継ぎ手部
20 枠体
21 入口
22 側部
23 溝部
24 嵌込部
25 縦継ぎ手部
26 上部筒体
27 下部筒体
28 縦軸
29 切欠
30 ナット
31、32 傾斜部
33 圧縮ばね
34 ばねケース
40 ボディ
41 板ばね
42 ボルト
43 ナット
44 係合溝
45 軸支部
46 回転部
47 ばねキャップ
48 ネジリ巻きばね
50 係合部
51 係合体
52、55 孔
53 線条
54 溝
56 先端
57 ストッパー
60 レバー
61 支持部
62 溝付きファスナー
63 凸部
64 凹凸

Claims (4)

  1. 陳列商品の情報カードを保持するホルダーと、該ホルダーを取り付ける保持部及び商品陳列棚に着脱自在に取り付けるボディを有する取付具本体と、該取付具本体のボディに前記保持部を横軸により回転自在に支持すると共に、前記ボディと前記保持部との間に弾力自動復帰機構を介在させ、前記ホルダー側に作用する上下方向の外力に対して前記ホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させる横継ぎ手部と、からなり、前記横継ぎ手部の弾力自動復帰機構は、前記ホルダーの回転位置を自在に設定する位置決め機能を有すると共に、該設定した回転位置から前記ホルダー側に作用する上下方向の外力に対してホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させるものであることを特徴とする陳列商品の情報表示具。
  2. 陳列商品の情報カードを保持するホルダーと、該ホルダーを取り付ける保持部及び商品陳列棚に着脱自在に取り付けるボディを有する取付具本体と、該取付具本体のボディに前記保持部を横軸により回転自在に支持すると共に、前記ボディと前記保持部との間に弾力自動復帰機構を介在させ、前記ホルダー側に作用する上下方向の外力に対して前記ホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させる横継ぎ手部と、
    傾斜部が形成されたホルダー側可動部である上部筒体とボディ側非可動部である下部筒体とを傾斜部が重合するように縦軸により回転自在に軸支し、前記ホルダー側に作用する水平方向の外力に対して前記ホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させる該保持部に形成される縦継ぎ手部と、からなることを特徴とする陳列商品の情報表示具。
  3. 前記横継ぎ手部の弾力自動復帰機構は、前記ホルダーの回転位置を自在に設定する位置決め機能を有すると共に、該設定した回転位置から前記ホルダー側に作用する上下方向の外力に対してホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させる請求項2記載の陳列商品の情報表示具。
  4. 前記上部及び下部筒体のうちいずれか一方を弾性体により、いずれか他方に弾圧してなる請求項2又は3記載の陳列商品の情報表示具。
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