JPH1173106A - 陳列商品の情報表示具 - Google Patents
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- JPH1173106A JPH1173106A JP24614597A JP24614597A JPH1173106A JP H1173106 A JPH1173106 A JP H1173106A JP 24614597 A JP24614597 A JP 24614597A JP 24614597 A JP24614597 A JP 24614597A JP H1173106 A JPH1173106 A JP H1173106A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 陳列商品の情報を表示するカード及びカード
を保持する支持体に外力が作用しても、そのカード及び
カード支持体の脱落を防止できる、簡易な構造の陳列商
品の情報表示具を提供すること。 【解決手段】 陳列棚、陳列篭等に設置可能なグリップ
本体１と球状突起３を有する把持手段と、一端に前記球
状突起３の凸面の一部を両側から当接する挟着片１２と
前記挟着片１２を連結し、内部に前記球状突起３の他の
凸面部に当接するエラストマー８を有し、前記挟着片１
２とともに前記球状突起３の動きを回転自由に嵌める連
結部７からなるジョイント片５と、陳列商品に関する情
報を表示するカードを保持する支持体１３と、前記ジョ
イント片５に固定され、前記支持体１３に作用する外力
に対して該支持体１３を揺動可能に、かつ元位置復帰可
能に支持する弾性体１１と、を備えてなる陳列商品の情
報表示具１０ａ。
を保持する支持体に外力が作用しても、そのカード及び
カード支持体の脱落を防止できる、簡易な構造の陳列商
品の情報表示具を提供すること。 【解決手段】 陳列棚、陳列篭等に設置可能なグリップ
本体１と球状突起３を有する把持手段と、一端に前記球
状突起３の凸面の一部を両側から当接する挟着片１２と
前記挟着片１２を連結し、内部に前記球状突起３の他の
凸面部に当接するエラストマー８を有し、前記挟着片１
２とともに前記球状突起３の動きを回転自由に嵌める連
結部７からなるジョイント片５と、陳列商品に関する情
報を表示するカードを保持する支持体１３と、前記ジョ
イント片５に固定され、前記支持体１３に作用する外力
に対して該支持体１３を揺動可能に、かつ元位置復帰可
能に支持する弾性体１１と、を備えてなる陳列商品の情
報表示具１０ａ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
トやドラッグストア等において、陳列棚に陳列される新
商品や特売品の品名、価格等の商品情報を表示するのに
好適な陳列商品の情報表示具に関する。
トやドラッグストア等において、陳列棚に陳列される新
商品や特売品の品名、価格等の商品情報を表示するのに
好適な陳列商品の情報表示具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、スーパーマーケットやドラッグス
トア等において、陳列棚に陳列される商品の品名や価格
等の情報を表示したカードを保持するホルダーは、商品
陳列棚の前端面に設けたレール部材の係合溝に弾発的に
着脱される係合手段を有するクリップにより構成し、こ
のクリップに設けた挟持部により、商品情報を記載した
表示カードの一端部を挟持することで、表示カードを陳
列棚の前面から突出した状態に支持する構成となってい
る。
トア等において、陳列棚に陳列される商品の品名や価格
等の情報を表示したカードを保持するホルダーは、商品
陳列棚の前端面に設けたレール部材の係合溝に弾発的に
着脱される係合手段を有するクリップにより構成し、こ
のクリップに設けた挟持部により、商品情報を記載した
表示カードの一端部を挟持することで、表示カードを陳
列棚の前面から突出した状態に支持する構成となってい
る。
【０００３】しかしながら、上記のような従来の商品表
示カードホルダーでは、棚板上の商品を取り出す時に、
商品表示カードに商品が引っ掛かったりすると、クリッ
プがレール部材から不用意に外れたり、あるいは商品表
示カードがグリップから不用意に脱落する問題がある。
また、陳列棚の前を往来する客の体に商品カードが引っ
掛かったりする場合にも同様の問題が生じる。また、グ
リップがレール部材から不用意に外れるのを防止するた
めにグリップにロック機構を組み込むことが考えられる
が、ホルダーの構造を複雑にし、製品コストを上昇させ
る問題がある。
示カードホルダーでは、棚板上の商品を取り出す時に、
商品表示カードに商品が引っ掛かったりすると、クリッ
プがレール部材から不用意に外れたり、あるいは商品表
示カードがグリップから不用意に脱落する問題がある。
また、陳列棚の前を往来する客の体に商品カードが引っ
掛かったりする場合にも同様の問題が生じる。また、グ
リップがレール部材から不用意に外れるのを防止するた
めにグリップにロック機構を組み込むことが考えられる
が、ホルダーの構造を複雑にし、製品コストを上昇させ
る問題がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、どのような場所にでも自由な角度で支持可能であ
り、陳列商品の情報を表示するカード及びカードを保持
する支持体に外力が作用しても、そのカード及びカード
支持体の脱落を防止できる、簡易な構造の陳列商品の情
報表示具を提供するものである。
は、どのような場所にでも自由な角度で支持可能であ
り、陳列商品の情報を表示するカード及びカードを保持
する支持体に外力が作用しても、そのカード及びカード
支持体の脱落を防止できる、簡易な構造の陳列商品の情
報表示具を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かる実情において、本発
明者は、鋭意検討を行った結果、本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明に係る請求項１記載の発明は、
陳列棚、陳列篭等に設置可能なグリップ本体と球状突起
を有する把持手段と、一端に前記球状突起の凸面の一部
を両側から当接する挟着片と前記挟着片を連結する連結
部からなるジョイント片と、陳列商品に関する情報を表
示するカードを保持する支持体と、前記ジョイント片の
他端に固定され、前記支持体に作用する外力に対して該
支持体を揺動可能に、かつ元位置復帰可能に支持する弾
性体と、を備えてなる陳列商品の情報表示具を提供する
ものである。
明者は、鋭意検討を行った結果、本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明に係る請求項１記載の発明は、
陳列棚、陳列篭等に設置可能なグリップ本体と球状突起
を有する把持手段と、一端に前記球状突起の凸面の一部
を両側から当接する挟着片と前記挟着片を連結する連結
部からなるジョイント片と、陳列商品に関する情報を表
示するカードを保持する支持体と、前記ジョイント片の
他端に固定され、前記支持体に作用する外力に対して該
支持体を揺動可能に、かつ元位置復帰可能に支持する弾
性体と、を備えてなる陳列商品の情報表示具を提供する
ものである。
【０００６】上記構成を採ることにより、球状突起に当
接するジョイント片を両側から凸面の一部に当接する構
造としたため、具合の良い嵌め合いを達成することがで
き、自由な角度に回転できると共に、強い支持が可能と
なった。また、カード及びカードを保持する支持体に外
力が作用しても、該支持体は外力の方向に揺動して外力
を吸収し、そして、外力がなくなると該支持体は元位置
に自動復帰する。従って、カード及びカード支持体全体
の脱落を防止し、カード支持体を常に安定した表示位置
に保持できる。
接するジョイント片を両側から凸面の一部に当接する構
造としたため、具合の良い嵌め合いを達成することがで
き、自由な角度に回転できると共に、強い支持が可能と
なった。また、カード及びカードを保持する支持体に外
力が作用しても、該支持体は外力の方向に揺動して外力
を吸収し、そして、外力がなくなると該支持体は元位置
に自動復帰する。従って、カード及びカード支持体全体
の脱落を防止し、カード支持体を常に安定した表示位置
に保持できる。
【０００７】また、本発明に係る請求項２記載の発明
は、陳列棚、陳列篭等に設置可能なグリップ本体と球状
突起を有する把持手段と、一端に前記球状突起の凸面の
一部を両側から当接する挟着片と前記挟着片を連結し、
内部に前記球状突起の他の凸面部に当接するエラストマ
ーを有し、前記挟着片とともに前記球状突起の動きを回
転自由に嵌める連結部からなるジョイント片と、陳列商
品に関する情報を表示するカードを保持する支持体と、
前記ジョイント片の他端に固定され、前記支持体に作用
する外力に対して該支持体を揺動可能に、かつ元位置復
帰可能に支持する弾性体と、を備えてなる陳列商品の情
報表示具を提供するものである。
は、陳列棚、陳列篭等に設置可能なグリップ本体と球状
突起を有する把持手段と、一端に前記球状突起の凸面の
一部を両側から当接する挟着片と前記挟着片を連結し、
内部に前記球状突起の他の凸面部に当接するエラストマ
ーを有し、前記挟着片とともに前記球状突起の動きを回
転自由に嵌める連結部からなるジョイント片と、陳列商
品に関する情報を表示するカードを保持する支持体と、
前記ジョイント片の他端に固定され、前記支持体に作用
する外力に対して該支持体を揺動可能に、かつ元位置復
帰可能に支持する弾性体と、を備えてなる陳列商品の情
報表示具を提供するものである。
【０００８】上記構成を採ることにより、前記発明と同
様の効果を奏する他、球状突起に当接するジョイント片
を両側及び下側の三方向から凸面の一部に当接する構造
とし、さらに下側の当接材をエラストマーとしたため、
極めて具合の良い嵌め合いを達成することができる。
様の効果を奏する他、球状突起に当接するジョイント片
を両側及び下側の三方向から凸面の一部に当接する構造
とし、さらに下側の当接材をエラストマーとしたため、
極めて具合の良い嵌め合いを達成することができる。
【０００９】本発明に係る請求項３記載の発明は、陳列
棚、陳列篭等に設置可能なグリップ本体と球状突起を有
する把持手段と、一端に前記球状突起に合致する載頭球
状凹面を設けると共に該載頭球状凹面に前記把持手段の
球状突起等を緊密にかつ回転自由に嵌める筒形片と、陳
列商品に関する情報を表示するカードを保持する支持体
と、前記筒形片の他端に固定され、前記支持体に作用す
る外力に対して該支持体を揺動可能に、かつ元位置復帰
可能に支持する弾性体と、を備えてなる陳列商品の情報
表示具を提供するものである。
棚、陳列篭等に設置可能なグリップ本体と球状突起を有
する把持手段と、一端に前記球状突起に合致する載頭球
状凹面を設けると共に該載頭球状凹面に前記把持手段の
球状突起等を緊密にかつ回転自由に嵌める筒形片と、陳
列商品に関する情報を表示するカードを保持する支持体
と、前記筒形片の他端に固定され、前記支持体に作用す
る外力に対して該支持体を揺動可能に、かつ元位置復帰
可能に支持する弾性体と、を備えてなる陳列商品の情報
表示具を提供するものである。
【００１０】かかる構成を採ることにより、前記請求項
１記載の発明と同様の効果を奏する他、更に、筒形片が
簡易な構造であり、外観がシンプルで審美性に優れる。
１記載の発明と同様の効果を奏する他、更に、筒形片が
簡易な構造であり、外観がシンプルで審美性に優れる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の陳列商品の情報表示具の
第１の実施の形態について、図１〜図５を参照して説明
する。図１は本発明の実施の形態における陳列商品の情
報表示具の斜視図、図２は図１の陳列商品の情報表示具
の一部を断面で示した分解図、図３はジョイント片５の
斜視図、図４及び図５は商品が棚板から取り出される状
態を示す図である。図１において、陳列商品の情報表示
具１０は、把持手段１と、カード１４を保持する支持体
１３と、前記把持手段１の球状突起３に当接し、前記支
持体１３を支持する弾性体である巻きコイル１１を固定
するジョイント片５を備える。
第１の実施の形態について、図１〜図５を参照して説明
する。図１は本発明の実施の形態における陳列商品の情
報表示具の斜視図、図２は図１の陳列商品の情報表示具
の一部を断面で示した分解図、図３はジョイント片５の
斜視図、図４及び図５は商品が棚板から取り出される状
態を示す図である。図１において、陳列商品の情報表示
具１０は、把持手段１と、カード１４を保持する支持体
１３と、前記把持手段１の球状突起３に当接し、前記支
持体１３を支持する弾性体である巻きコイル１１を固定
するジョイント片５を備える。
【００１２】把持手段１は、商品陳列棚板６０の前方に
位置するレール部材の係合溝６１の下端部に着脱可能に
取り付けるもので、把持部を構成するグリップ１は、グ
リップ本体２と一方のハンドル部の他端に形成した短い
頸部４を持つ球状突起３を突出成形して成る。ジョイン
ト片５は、球状突起３を穿孔された挟着孔９、９の円周
縁９１ａ、９１ｂ、９１ｃ、９１ｄで両側から当接する
挟着片１２と、挟着片１２を連結し、内部に球状突起３
の先端３１に当接する一体成形によりジョイント片に内
包されたエラストマー８を有し、球状突起３を回転自在
に嵌める連結部７とからなっている。また、図３に示す
ようにジョイント片５は左右対象構造であり、球状突起
３に当接する円周縁９１を有する２個の挟着孔９を有
し、上部には前記巻きコイル４が嵌められる円筒状の突
状部（ボス）６を形成している。
位置するレール部材の係合溝６１の下端部に着脱可能に
取り付けるもので、把持部を構成するグリップ１は、グ
リップ本体２と一方のハンドル部の他端に形成した短い
頸部４を持つ球状突起３を突出成形して成る。ジョイン
ト片５は、球状突起３を穿孔された挟着孔９、９の円周
縁９１ａ、９１ｂ、９１ｃ、９１ｄで両側から当接する
挟着片１２と、挟着片１２を連結し、内部に球状突起３
の先端３１に当接する一体成形によりジョイント片に内
包されたエラストマー８を有し、球状突起３を回転自在
に嵌める連結部７とからなっている。また、図３に示す
ようにジョイント片５は左右対象構造であり、球状突起
３に当接する円周縁９１を有する２個の挟着孔９を有
し、上部には前記巻きコイル４が嵌められる円筒状の突
状部（ボス）６を形成している。
【００１３】カードを保持する支持体１３は、例えばＢ
６版の１／２サイズのカードを保持できる長さを有する
中空の丸棒であり、長さ方向にカードを挿入するスリッ
ト２１を形成している。また、頂部は端部を保護するキ
ャップ２２を有している。なお、カード１４には、図示
しないが、陳列棚に陳列される新商品や特売品の品名、
価格等の商品情報が記載されている。
６版の１／２サイズのカードを保持できる長さを有する
中空の丸棒であり、長さ方向にカードを挿入するスリッ
ト２１を形成している。また、頂部は端部を保護するキ
ャップ２２を有している。なお、カード１４には、図示
しないが、陳列棚に陳列される新商品や特売品の品名、
価格等の商品情報が記載されている。
【００１４】巻きコイル１１は、支持体１３を水平方向
のあらゆる角度に揺動可能に、かつ元位置復帰可能に支
持するためのもので、支持体１３を着脱可能に保持する
ため、長さ約１０mmとし、その一端を前記ジョイント片
の円筒状の突状部６に嵌めこんで固定し、他端の開口よ
り挿入される支持体１３を保持している。
のあらゆる角度に揺動可能に、かつ元位置復帰可能に支
持するためのもので、支持体１３を着脱可能に保持する
ため、長さ約１０mmとし、その一端を前記ジョイント片
の円筒状の突状部６に嵌めこんで固定し、他端の開口よ
り挿入される支持体１３を保持している。
【００１５】また、上記陳列商品情報表示具１０ａにお
いて、情報カ−ド１４を取り替えるには、支持体１３に
形成されたスリット２１からカードを取り外し、新しい
カード１４を挿入する方法、あるいは、カード１４を保
持する支持体１３ごと巻きコイル１１より取り外し、新
しいカード１４を保持した支持体１３を該巻きコイル１
１に挿入する方法のいずれでもよい。
いて、情報カ−ド１４を取り替えるには、支持体１３に
形成されたスリット２１からカードを取り外し、新しい
カード１４を挿入する方法、あるいは、カード１４を保
持する支持体１３ごと巻きコイル１１より取り外し、新
しいカード１４を保持した支持体１３を該巻きコイル１
１に挿入する方法のいずれでもよい。
【００１６】このように構成された実施の形態による陳
列商品の情報表示具１０ａにおいては、例えば、商品陳
列篭の縁部（図では省略）にバネの弾性を利用したグリ
ップ本体２によりグリップ１を取付け、グリップ１の球
状突起３にジョイント片５の一方の端面の挟着片１２を
圧入連結し、さらにジョイント片５の他方の端面の円筒
状突状部６に巻きコイル１１を嵌めて連結する。ジョイ
ント片５はグリップ１の球状突起３の回りで自由方向に
回転でき、また、カード１４を保持する支持体１３の一
端はジョイント片の円筒状の突状部６に固定する巻きコ
イル１１に嵌め込んだ構造とするため、棚からの商品の
取り出し時などにおいて、支持体１３に横方向の外力が
作用しても、支持体は外力の方向に揺動して外力を吸収
する。そして、外力がなくなると支持体１３は元位置に
復帰する。従って、支持体１３の脱落が防止され、支持
体１３を常に安定した表示位置に保持することができる
とともに、構造が簡単であるため、製品の低コスト化が
可能になる。
列商品の情報表示具１０ａにおいては、例えば、商品陳
列篭の縁部（図では省略）にバネの弾性を利用したグリ
ップ本体２によりグリップ１を取付け、グリップ１の球
状突起３にジョイント片５の一方の端面の挟着片１２を
圧入連結し、さらにジョイント片５の他方の端面の円筒
状突状部６に巻きコイル１１を嵌めて連結する。ジョイ
ント片５はグリップ１の球状突起３の回りで自由方向に
回転でき、また、カード１４を保持する支持体１３の一
端はジョイント片の円筒状の突状部６に固定する巻きコ
イル１１に嵌め込んだ構造とするため、棚からの商品の
取り出し時などにおいて、支持体１３に横方向の外力が
作用しても、支持体は外力の方向に揺動して外力を吸収
する。そして、外力がなくなると支持体１３は元位置に
復帰する。従って、支持体１３の脱落が防止され、支持
体１３を常に安定した表示位置に保持することができる
とともに、構造が簡単であるため、製品の低コスト化が
可能になる。
【００１７】前記エラストマーの材質としては、特に制
限されず、天然又は合成エラストマーのいずれも使用で
きる。また、エラストマーの構造としては、図１に示す
ような３点（底面から見ると小円状と環状面）で当接す
る断面台形状のもの以外に、例えば、円弧状のものも使
用できる。
限されず、天然又は合成エラストマーのいずれも使用で
きる。また、エラストマーの構造としては、図１に示す
ような３点（底面から見ると小円状と環状面）で当接す
る断面台形状のもの以外に、例えば、円弧状のものも使
用できる。
【００１８】図６は第２の実施の形態例を示す。図６に
おいて、図２と同一の構成要素には同一の符号を付して
その構成説明を省略し、図６と異なる部分を述べる。す
なわち、図２と異なる点はジョイント片を筒形片１５と
した点である。該筒形片１５は、一端面に前記の球状突
起に合致する載頭球状凹面２３を設けると共にその載頭
球状凹面２３に前記グリップ本体等の球状突起３を緊密
にかつ回転自由に嵌めるもので、他端に形成された円筒
形の突状部６に前記巻きコイル１１を嵌めこんで固定す
る。
おいて、図２と同一の構成要素には同一の符号を付して
その構成説明を省略し、図６と異なる部分を述べる。す
なわち、図２と異なる点はジョイント片を筒形片１５と
した点である。該筒形片１５は、一端面に前記の球状突
起に合致する載頭球状凹面２３を設けると共にその載頭
球状凹面２３に前記グリップ本体等の球状突起３を緊密
にかつ回転自由に嵌めるもので、他端に形成された円筒
形の突状部６に前記巻きコイル１１を嵌めこんで固定す
る。
【００１９】かかる構成を採ることにより、前記第１の
実施の形態と同様の効果を奏する他、更に、筒形片が簡
易な構造であり、外観がシンプルで審美性に優れる。
実施の形態と同様の効果を奏する他、更に、筒形片が簡
易な構造であり、外観がシンプルで審美性に優れる。
【００２０】本発明の陳列商品情報表示具において、カ
ードを保持する支持体は、上記実施の形態における丸棒
に限定されず、角棒、アーチ棒等カードを保持できる形
態のものは如何なるものも使用できる。また、支持体に
カードを保持する方法としては、特に制限されず、接着
剤等を用いる方法でもよい。また、弾性体としては、巻
きバネの他、板バネを加工し、一端を９０度捩じること
により、前後左右の揺動を可能にしたものでもよい。ま
た、ジョイント片又は筒形片の他端に弾性体を固定する
方法としては、上記実施の形態における円筒形の突状部
に弾性体を嵌め込む方法に限定されず、例えば、弾性体
の一端を該ジョイント片又は筒形片の他端に埋め込む方
法、接着材により固定する方法等が挙げられる。
ードを保持する支持体は、上記実施の形態における丸棒
に限定されず、角棒、アーチ棒等カードを保持できる形
態のものは如何なるものも使用できる。また、支持体に
カードを保持する方法としては、特に制限されず、接着
剤等を用いる方法でもよい。また、弾性体としては、巻
きバネの他、板バネを加工し、一端を９０度捩じること
により、前後左右の揺動を可能にしたものでもよい。ま
た、ジョイント片又は筒形片の他端に弾性体を固定する
方法としては、上記実施の形態における円筒形の突状部
に弾性体を嵌め込む方法に限定されず、例えば、弾性体
の一端を該ジョイント片又は筒形片の他端に埋め込む方
法、接着材により固定する方法等が挙げられる。
【００２１】
【発明の効果】本発明の陳列商品の情報表示具によれ
ば、例えば、商品陳列篭の縁部等どのような場所にで
も、バネの弾性を利用したグリップ本体によりグリップ
を取付け、グリップの球状突起にジョイント片の一方の
端面の挟着片を圧入連結し、さらにジョイント片の他方
の端面の円筒状突状部に巻きコイルを嵌めて連結する。
ジョイント片はグリップの球状突起の回りで自由方向に
回転でき、また、カードを保持する支持体の一端をジョ
イント片又は筒形片の他端に固定する巻きコイルに嵌め
込んだ構造とするため、棚からの商品の取り出し時など
において、カードを保持する支持体に横方向の外力が作
用しても、支持体は外力の方向に揺動して外力を吸収す
る。そして、外力がなくなると支持体は元位置に復帰す
る。従って、支持体の脱落が防止され、支持体を常に安
定した表示位置に保持することができるとともに、支持
体の揺動によるアイキャッチ効果があり、販売の促進に
繋がる。また、構造が簡単であるため、製品の低コスト
化が可能になる。
ば、例えば、商品陳列篭の縁部等どのような場所にで
も、バネの弾性を利用したグリップ本体によりグリップ
を取付け、グリップの球状突起にジョイント片の一方の
端面の挟着片を圧入連結し、さらにジョイント片の他方
の端面の円筒状突状部に巻きコイルを嵌めて連結する。
ジョイント片はグリップの球状突起の回りで自由方向に
回転でき、また、カードを保持する支持体の一端をジョ
イント片又は筒形片の他端に固定する巻きコイルに嵌め
込んだ構造とするため、棚からの商品の取り出し時など
において、カードを保持する支持体に横方向の外力が作
用しても、支持体は外力の方向に揺動して外力を吸収す
る。そして、外力がなくなると支持体は元位置に復帰す
る。従って、支持体の脱落が防止され、支持体を常に安
定した表示位置に保持することができるとともに、支持
体の揺動によるアイキャッチ効果があり、販売の促進に
繋がる。また、構造が簡単であるため、製品の低コスト
化が可能になる。
【図１】第１の実施の形態における陳列商品の情報表示
具の斜視図を示す。
具の斜視図を示す。
【図２】図１の陳列商品情報表示具の一部を断面で示し
た分解図を示す。
た分解図を示す。
【図３】図１で使用するジョイント片５の斜視図を示
す。
す。
【図４】商品が棚板から取り出される状態を示す。
【図５】商品が棚板から取り出される状態を示す。
【図６】第２記載の実施の形態における陳列商品の情報
表示具の斜視図を示す。
表示具の斜視図を示す。
１ 把持手段 ２ グリップ本体 ３ 球状突起 ５ ジョイント片 ６ 円筒状突状部 ７ 連結部 ８ エラストマー ９ 挟着孔 ９１ａ、９１ｂ、９１ｃ、９１ｄ 円周縁 １０ 陳列商品の情報表示具 １１ 巻きコイル １２ 挟着片 １３ 支持体 １４ カード ２１ スリット ２２ キャップ ６１ レール部材の係合溝 Ａ 商品 Ｂ 人の手
Claims (3)
- 【請求項１】 陳列棚、陳列篭等に設置可能なグリップ
本体と球状突起を有する把持手段と、一端に前記球状突
起の凸面の一部を両側から当接する挟着片と前記挟着片
を連結する連結部からなるジョイント片と、陳列商品に
関する情報を表示するカードを保持する支持体と、前記
ジョイント片の他端に固定され、前記支持体に作用する
外力に対して該支持体を揺動可能に、かつ元位置復帰可
能に支持する弾性体と、を備えてなる陳列商品の情報表
示具。 - 【請求項２】 陳列棚、陳列篭等に設置可能なグリップ
本体と球状突起を有する把持手段と、一端に前記球状突
起の凸面の一部を両側から当接する挟着片と前記挟着片
を連結し、内部に前記球状突起の他の凸面部に当接する
エラストマーを有し、前記挟着片とともに前記球状突起
の動きを回転自由に嵌める連結部からなるジョイント片
と、陳列商品に関する情報を表示するカードを保持する
支持体と、前記ジョイント片の他端に固定され、前記支
持体に作用する外力に対して該支持体を揺動可能に、か
つ元位置復帰可能に支持する弾性体と、を備えてなる陳
列商品の情報表示具。 - 【請求項３】 陳列棚、陳列篭等に設置可能なグリップ
本体と球状突起を有する把持手段と、一端に前記球状突
起に合致する載頭球状凹面を設けると共に該載頭球状凹
面に前記把持手段の球状突起等を緊密にかつ回転自由に
嵌める筒形片と、陳列商品に関する情報を表示するカー
ドを保持する支持体と、前記筒形片の他端に固定され、
前記支持体に作用する外力に対して該支持体を揺動可能
に、かつ元位置復帰可能に支持する弾性体と、を備えて
なる陳列商品の情報表示具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24614597A JPH1173106A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 陳列商品の情報表示具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24614597A JPH1173106A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 陳列商品の情報表示具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1173106A true JPH1173106A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=17144162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24614597A Pending JPH1173106A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 陳列商品の情報表示具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1173106A (ja) |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP24614597A patent/JPH1173106A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040826 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051213 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060126 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20060322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061107 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |