JP2000199541A - 振動抑制装置 - Google Patents

振動抑制装置

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JP2000199541A
JP2000199541A JP11000649A JP64999A JP2000199541A JP 2000199541 A JP2000199541 A JP 2000199541A JP 11000649 A JP11000649 A JP 11000649A JP 64999 A JP64999 A JP 64999A JP 2000199541 A JP2000199541 A JP 2000199541A
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Japan
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washer
disc spring
base plate
outer peripheral
peripheral wall
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JP11000649A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Sugisawa
充 杉沢
Terutaka Ozaki
照卓 小崎
Hiroaki Kawakami
寛明 川上
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平方向の荷重に関し安定性の高い振動抑制
装置を提供すること、装置全体の小型化を図ること及
び、垂直方向について大きなばね定数の振動抑制装置を
得ることを目的とする。 【解決手段】 積層された皿ばね6と、上下のベースプ
レート1,2を介してそれぞれ上下の構造体に連結され
る座金3,4と、皿ばね6の中心孔6aを貫通し、上下
ベースプレート1,2の一方に固定される皿ばね装着用
の軸体5と、下端を下座金4に固定させ、上端を上座金
3に外接させた外周壁7と、軸体5と外周壁7との間に
皿ばね6を埋没させるようにして充填した粘弾性材又は
粘性流体9とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型構造物の鉛
直方向及び水平方向の振動を緩和し抑制するに適した振
動抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の振動抑制装置としては、
例えば特開平6−300082号公報に示されたものを
挙げることができる。その装置(免振支承体)は、図1
1に示すように、上下フレーム91,92と、上下フレ
ーム91,92間に並設された複数個のコイルばね93
と、前記下フレーム92に設けられて各コイルばね93
の周囲を包囲する仕切り板94と、各仕切り板94内に
収容されたシリコンゲルのような減衰材95と、前記上
フレーム91に保持されると共に、各コイルばね93の
中空孔内にそれぞれ吊下されて前記減衰材95中に浸漬
されるフイン部材96とを備えて成るものである。図1
1で符号97は上下フレーム91,92の間に設けられ
た、水平方向の振れを拘束するための拘束手段を示して
おり、98は下フレーム92に付着させたゴム板を示し
ている。
【0003】しかしながら、前述のような従来の振動抑
制装置には、水平方向の振動についての拘束手段が併設
されていないと、水平方向の振動が不安定となってコイ
ルばねが座屈等によって損傷し易くなること、拘束手段
を設けると、全体が大型となって設置に支障を来たすこ
と、あるいは、コイルばねによっては大きなばね定数の
ものを得ることが難しいことなど、なお未解決の問題も
残されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、水平方向
の荷重に関し安定性の高い振動抑制装置を提供できるよ
うにすること、装置全体を小型化すること、及び、垂直
方向について大きなばね定数の振動抑制装置を得られる
ようにすること等を目的として提案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明に係る請求項1の振動抑制装置は、積層さ
れた皿ばねと、その上下に設けられ、上下のベースプレ
ートを介してそれぞれ上下の構造体に連結される上下の
座金と、皿ばねの中心孔を貫通し、上下ベースプレート
の一方に固定される皿ばね装着用の軸体と、下端を下座
金に固定させ、上端を上座金に外接させた外周壁と、軸
体と外周壁との間に皿ばねを埋設させるようにして充填
した粘弾性材又は粘性流体とから成る。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、上ベースプレートの上部又は下ベースプレー
トの下部にゴム板及び上下の取付板より成る防振ゴムを
装着したことを特徴とする。
【0007】更に、請求項3の発明は、積層された皿ば
ねと、その上に設けられ、上ベースプレートを介して上
部構造体に連結される上座金と、皿ばねの下に設けら
れ、下部構造体に連結される下ベースプレート上に支持
される下座金と、皿ばねの中心孔を貫通し、上ベースプ
レートに上端が固定される皿ばね装着用の軸体と、下端
を下座金に固定させ、上端を上座金に外接させた外周壁
と、軸体と外周壁との間に皿ばねを埋設させるようにし
て収容した粘弾性材又は粘性流体と、下座金の下面と下
ベースプレートの上面との間に配した低摩擦摺動材と、
下座金の水平方向の相対的移動を制限するため、下ベー
スプレートの上面の周囲に設けた停止部材とから成る。
【0008】また、請求項4の発明は、積層された皿ば
ねと、その上下に設けられ、上下のベースプレートを介
してそれぞれ上下の構造体に連結される上下の座金と、
皿ばねの中心孔を貫通し、上下ベースプレートの一方に
固定される皿ばね装着用の軸体と、下端を下座金に固定
させ、上端を上座金に外接させた、環状の収容部を有す
る外周壁と、上座金又は上ベースプレートに上端を固定
し、下端側を外周壁の収容部内に可動な状態で吊下した
没入部材と、外周壁の収容部内に没入部材の下端側を埋
没させるようにして収容した粘弾性材又は粘性流体とか
ら成る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す5つの実施形態
に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の第1実施
形態を、図4及び図5は第2実施形態を、図6及び図7
は第3実施形態を、図8及び図9は第4実施形態を、図
10は第5実施形態をそれぞれ示している。
【0010】図1〜図3の第1実施形態において、符号
1は図示しない上部構造体を固定して支持する上ベース
プレート、1aはボルトの取付孔、2は図示しない地盤
を含む下部構造体上に固定して支持される下ベースプレ
ート、2aはボルトの取付孔である。
【0011】上下のベースプレート1,2の内面側には
それぞれ座金3,4がボルト3a,4aによって固定さ
れており、上下ベースプレート1,2の一方には座金3
又は4を介して皿ばね装着用の軸体5の一端(図示例で
は上端)が片持的に固定してある。
【0012】軸体5には複数枚の重ね皿ばね6が中心孔
6aを通じて摺動可能に貫通させてあり、積層された皿
ばね6は上下の座金3,4によって弾性的に挟持されて
いる。軸体5の他端(自由端)は例えば一方の座金4又
は3の中央孔4bに摺動自在に嵌め合せるを可とする。
【0013】軸体5の自由端を座金4の中央孔4bに摺
動自在に嵌め合せるようにした場合、その中央孔4bに
は空気又は粘性流体9を導入するようにし、中央孔4b
と外気との間又は中央孔4bと収容部8との間には逃げ
通路(図示しない)を設けるのが普通である。
【0014】符号7は例えば円筒形の外周壁で、下端は
ねじ合せ手段等で下座金4に固定してあり、上端は上座
金3の外周面に摺動自在に外接させてある。
【0015】前記の外周壁7、下座金4及び下ベースプ
レート2で囲まれた収容部8には、シリコンゲルのよう
な粘弾性材又は粘性流体9を充填収容し、皿ばね6の一
部又は全部及び軸体5の大部分を埋没させるようにす
る。
【0016】このような構成の第1実施形態の振動抑制
装置は、主として鉛直方向に作用する振動を緩和させる
場合に適している。上下のベースプレート1,2間に鉛
直方向の荷重(又は衝撃)が付加されると、振動抑制装
置内に生じる振動エネルギーは、皿ばね6の弾性的な伸
縮変形作用により、またそれに加えて皿ばね6に対し接
触流動する粘弾性材又は粘性流体9の粘性抵抗により効
果的に減衰される。
【0017】その際、上下ベースプレート1,2間に剪
断的に作用する水平方向の揺れは、上下ベースプレート
1,2間を剛的に連結させている上座金3、外周壁7及
び下座金4によって阻止されるので、この発明の装置全
体は、水平方向に関して極めて安定した状態に保持され
る。
【0018】次に、図4及び図5に示す本発明の第2実
施形態の装置について説明する。第2実施形態におい
て、図1〜図3の第1実施形態と同一の符号で指し示す
部材又は部位は、相互に等効の部材又は部位を表わして
いるので、ここでは記述の重複を避け、主として第1実
施形態と相違している部分について説明する。
【0019】第2実施形態の振動抑制装置は、第1実施
形態の装置における上ベースプレート1の上部(上面)
に防振ゴム10を更に重ね合せてボルト11で固定して
構成されている。前記の防振ゴム10はゴム状弾性板1
0aの上下面に取付板10b,10bをそれぞれ固着し
て成るものである。なお、図示はしないが、防振ゴム1
0は下ベースプレート2の下部(下面)に重ね合せてボ
ルトで固定することもできる。
【0020】このような構成の第2実施形態の振動抑制
装置は、上述の第1実施形態の装置における作用の他、
防振ゴム10の存在により、上下の構造体間において水
平方向の比較的小荷重の振動を緩衝させる作用を呈す
る。
【0021】更にまた、図6及び図7に示す本発明の第
3実施形態の装置について説明する。第3実施形態にお
いて、図1〜図3の第1実施形態と同一の符号で指し示
す部材又は部位は、相互に等効の部材又は部位を表わし
ているので、ここでは主として第1実施形態と相違して
いる部分について説明する。
【0022】この例では、下座金4は下部構造体(図示
しない)にボルト等で取付けられる下ベースプレート2
上に平板状態の低摩擦摺動材12を介して支持させてあ
る。低摩擦摺動材12は下座金4の下面又は下ベースプ
レート2の上面に固着させてあり、下座金4と下ベース
プレート2との間は固定されていない。
【0023】そして、下ベースプレート2の平面形は下
座金4のそれよりも十分に大きく形成してあり、下ベー
スプレート2の上面の周囲には例えば筒状の停止部材1
3が固設してある。この停止部材13は、下座金4が地
震時等に水平方向に相対的に大きく移動(滑動)して下
ベースプレート2上から逸脱しないようにするために設
けたものである。
【0024】このような構成の第3実施形態のものにお
いては、上下のベースプレート1,2間に鉛直方向の荷
重(又は衝撃)が付加されると、振動抑制装置内に生じ
る振動エネルギーは、皿ばね6の弾性的な伸縮変形作用
により、またそれに加えて皿ばね6等に対し接触流動す
る粘弾性材又は粘性流体9の粘性抵抗により効果的に減
衰される。
【0025】一方、上下ベースプレート1,2間に作用
する地震等による水平方向の荷重(又は衝撃)は、下座
金4と下ベースプレート2との間でそこへ設けた低摩擦
摺動材12を介して滑らせて逃がすことができる。換言
すれば、水平方向の振動エネルギーは、低摩擦摺動材1
2と下ベースプレート2又は座金4との間の摩擦力によ
って減衰させることができる。この際、下座金4は停止
部材13によって下ベースプレート2上から逸脱しない
ように拘束停止させることができる。
【0026】次いで、図8及び図9に示す本発明の第4
実施形態の装置について述べる。第4実施形態におい
て、図1〜図3の第1実施形態と同一の符号で指し示す
部材又は部位は、相互に等効の部材又は部位を表わして
いるので、ここでは主として第1実施形態と相違してい
る部分について説明する。
【0027】この例では、粘弾性材又は粘性流体9を収
容する収容部8aは、例えば円筒形の外周壁7に平面環
状に設けてある。換言すれば、外周壁7は、有底であっ
て筒状の二重壁の容器として作られている。
【0028】そして、上端を上座金3又は上ベースプレ
ート1に止めねじ14a等で固定した例えば円筒形の没
入部材14を外周壁7の収容部8a内に吊下(垂下)
し、没入部材14の下端側は収容部8aに可動な状態で
差し込み、該収容部8aに収容した粘弾性材又は粘性流
体9に埋没させる。
【0029】なお、第4実施形態において、皿ばね6が
装着された外周壁7の内側における装着中空部8bに
は、図示のように粘弾性材又は粘性流体は入れないで空
間のままとしておいてもよいし、入れてもよい。
【0030】このような構成の第4実施形態の振動抑制
装置は、主として鉛直方向に作用する振動を緩和させる
場合に適している。上下のベースプレート1,2間に鉛
直方向の荷重(又は衝撃)が付加されると、振動抑制装
置内に生じる振動エネルギーは、皿ばね6の弾性的な伸
縮変形作用により、またそれに加えて没入部材14に対
し接触流動する粘弾性材又は粘性流体9の粘性抵抗によ
り効果的に減衰される。
【0031】その際、上下ベースプレート1,2間に剪
断的に作用する水平方向の揺れは、上下ベースプレート
1,2間を剛的に連結させている上座金3、外周壁7及
び下座金4によって阻止されるので、この発明の装置全
体は、水平方向に関し極めて安定した状態に保持され
る。
【0032】更にまた、図10に示す本発明の第5実施
形態の装置について説明する。第5実施形態において、
図1〜図3の第1実施形態と同一の符号で指し示す部材
又は部位は、相互に等効の部材又は部位を表わしている
ので、ここでは主として第1実施形態と相違している部
分について説明する。
【0033】この例では、第1実施形態の振動抑制装置
(ここでは、上部振動抑制装置23という)が、積層ゴ
ムアイソータ15の上に載置され、一体に連結されて全
体で一つの振動抑制装置を構成した例が示されている。
積層ゴムアイソータ15はゴム層16と補強鋼板17と
が、交互に積層されて一体加硫されてなるゴム支承体1
8の上下にフランジ19,20を固着して構成され、下
フランジ20は、これに設けた取付孔21に挿通するボ
ルト(図示せず)を介して下部構造物22に固着され
る。上フランジ19には、上部振動抑制装置23の下ベ
ースプレート2の取付孔2aにボルト挿通し(図示せ
ず)締着することで、上部振動抑制装置23と下部の積
層ゴムアイソータ15とが一体的に結合されて第5実施
形態の振動抑制装置が構成される。
【0034】このような構成の第5実施形態において
は、上部振動抑制装置23と積層ゴムアイソータ15と
の振動抑機能が相乗的に作用して、第1実施形態のもの
に比べて、より大荷重で、かつより大きな振動を緩衝さ
せる作用を発揮する。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したこの発明の振動抑制装置
によれば、次に示すような効果を奏する。
【0036】 重ね皿ばね、上下の座金及び外周壁を
巧妙に組み付け、また粘性材料を利用することにより、
垂直方向について大きなばね定数の振動抑制装置を得ら
れるようにでき、また装置全体を小型化できた。
【0037】 請求項1及び4の発明においては、水
平方向の荷重に関し安定性が高く、かつ小型の振動抑制
装置を得られた。
【0038】 請求項2及び3の発明においては、垂
直方向及び水平方向の荷重に関し、良好な状態で振動を
減衰できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の振動抑制装置の第1実施形態を示す
縦断正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のIII −III 線による横断平面図である。
【図4】この発明の第2実施形態を示す縦断正面図であ
る。
【図5】図4のV−V線による横断平面図である。
【図6】この発明の第3実施形態を示す縦断正面図であ
る。
【図7】図6のVII −VII 線による横断平面図である。
【図8】この発明の第4実施形態を示す縦断正面図であ
る。
【図9】図8のIX−IX線による横断平面図である。
【図10】この発明の第5実施形態を示す縦断正面図で
ある。
【図11】従来の振動抑制装置を例示する縦断正面図で
ある。
【符号の説明】 1 上ベースプレート 1a 取付孔 2 下ベースプレート 2a 取付孔 3 上座金 3a ボルト 4 下座金 4a ボルト 4b 中央孔 5 軸体 6 皿ばね 6a 中心孔 7 外周壁 8 収容部 8a 収容部 8b 装着中空部 9 粘弾性材又は粘性流体 10 防振ゴム 10a ゴム状弾性板 10b 取付板 11 ボルト 12 低摩擦摺動材 13 停止部材 14 没入部材 14a 止めねじ 15 積層ゴムアイソータ 16 ゴム層 17 補強鋼板 18 ゴム支承体 19 上フランジ 20 下フランジ 21 取付孔 22 下部構造物 23 上部振動抑制装置 24 取付孔 91 上フレーム 92 下フレーム 93 コイルばね 94 仕切り板 95 減衰材 96 フイン部材 97 拘束部材 98 ゴム板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 寛明 千葉県富津市新富二十番地1号 新日本製 鐵株式会社技術開発本部内 Fターム(参考) 3J048 AA02 AC05 BA03 BB03 BC05 BD08 CB11 DA01 EA13 EA38

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された皿ばねと、その上下に設けら
    れ、上下のベースプレートを介してそれぞれ上下の構造
    体に連結される上下の座金と、皿ばねの中心孔を貫通
    し、上下ベースプレートの一方に固定される皿ばね装着
    用の軸体と、下端を下座金に固定させ、上端を上座金に
    外接させた外周壁と、軸体と外周壁との間に皿ばねを埋
    設させるようにして充填した粘弾性材又は粘性流体とか
    ら成る振動抑制装置。
  2. 【請求項2】 上ベースプレートの上部又は下ベースプ
    レートの下部にゴム状弾性板及び上下の取付板より成る
    防振ゴムを装着したことを特徴とする請求項1記載の振
    動抑制装置。
  3. 【請求項3】 積層された皿ばねと、その上に設けら
    れ、上ベースプレートを介して上部構造体に連結される
    上座金と、皿ばねの下に設けられ、下部構造体に連結さ
    れる下ベースプレート上に支持される下座金と、皿ばね
    の中心孔を貫通し、上ベースプレートに上端が固定され
    る皿ばね装着用の軸体と、下端を下座金に固定させ、上
    端を上座金に外接させた外周壁と、軸体と外周壁との間
    に皿ばねを埋設させるようにして収容した粘弾性材又は
    粘性流体と、下座金の下面と下ベースプレートの上面と
    の間に配した低摩擦摺動材と、下座金の水平方向の相対
    的移動を制限するため、下ベースプレートの上面の周囲
    に設けた停止部材とから成る振動抑制装置。
  4. 【請求項4】 積層された皿ばねと、その上下に設けら
    れ、上下のベースプレートを介してそれぞれ上下の構造
    体に連結される上下の座金と、皿ばねの中心孔を貫通
    し、上下ベースプレートの一方に固定される皿ばね装着
    用の軸体と、下端を下座金に固定させ、上端を上座金に
    外接させた、環状の収容部を有する外周壁と、上座金又
    は上ベースプレートに上端を固定し、下端側を外周壁の
    収容部内に可動な状態で吊下した没入部材と、外周壁の
    収容部内に没入部材の下端側を埋没させるようにして収
    容した粘弾性材又は粘性流体とから成る振動抑制装置。
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