JPS62220734A - 振動エネルギ吸収装置 - Google Patents

振動エネルギ吸収装置

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Publication number
JPS62220734A
JPS62220734A JP5835986A JP5835986A JPS62220734A JP S62220734 A JPS62220734 A JP S62220734A JP 5835986 A JP5835986 A JP 5835986A JP 5835986 A JP5835986 A JP 5835986A JP S62220734 A JPS62220734 A JP S62220734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
plastic member
energy absorbing
absorbing device
vibration energy
Prior art date
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Pending
Application number
JP5835986A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Narukawa
昇 成川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS62220734A publication Critical patent/JPS62220734A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/12Vibration-dampers; Shock-absorbers using plastic deformation of members

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、構造物の防振あるいは免震に供される振動エ
ネルギ吸収装置に係り、特に、材料の塑閉変型を利用し
て振動エネルギを吸収するようにした振動エネルギ吸収
装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、地震力によって構造物が破壊されるのを防止する
ために、たとえば基礎と@進物本体との間に各種の振動
エネルギ吸収装置を挿設することが行なわれている。
このような振動エネルギ吸収装置は、エネルギ吸収メカ
ニズムから分類して、流体あるいは粘弾性体の粘性を利
用した粘性方式のものと、IJ料同志の摩擦を利用した
摩擦方式のものと、材料の塑性変形を利用した塑性方式
のものとに大別される。
上記の撮動エネルギ吸収装置のうち、塑性方式を採用し
たものは、金属材料の塑性変形を利用したものが多く、
他の方式のものに比べて構造が簡単で、低価格であると
言う利点を備えている。エネルギ吸収に直接供される弾
塑性部材としては通常、鉄材、鉛市るいは鉛系合金材が
使用されている。このうち、特に鉛系の材料は可塑性に
優れており、大変位を伴う振動においても充分な追随特
性を有している。
ところで、材料の剪断変形による弾塑性特性を利用した
従来の撮動エネルギ吸収装置は、一般に、第4図、第5
図あるいは第8図に示づように構成されている。すなわ
ち、第4図に示すものは、対象とする2つの構造物の部
材1,2にそれぞれ固定板3,4を互いに対面する関係
に固定し、これら固定板3,4間に、たとえば鉛系月利
を円柱状に加工してなる弾塑性部材5を介挿した構造と
なっている。なお、各固定板3,4と弾塑性部材5とは
ろう接着等によって接合されている。また、第5図に示
すものは、弾塑性部材5の両端部を各固定板3,4に形
成された凹部6,7に嵌入させ、この嵌合によって弾塑
性部材5と各固定板3,4とを結合させるようにしてい
る。また、第8図に示すものは、弾塑性部材5の内部に
補強材としてワイヤーが埋め込んであるが、上記の例と
同様に固定板により、部材1,2に固定されている。
しかしながら、上記にように構成された従来の振動エネ
ルギ吸収装置にあっては次のような問題点があった。
まず、全ての従来例に共通覆ることであるか、この装置
を免震系に用いる場合を考えると第9図に示したように
弾塑性部1JIJ、その運動方向が変わる時、ヒステリ
シス・ループ上ではたとえば、点AからB点に状態が変
るがこの時力はFA −FBへと急激に変化覆る。従来
エネルギ吸収装置は、その両端を固定支持しているため
、この急激は力の変化が構造物に入力され、その振動モ
ードが励起されてしまう問題点かあった。
また、第4図および第5図に示したものにあっては部材
1,2の図中横方向の相対変位によって弾塑性部材5が
繰り返し横方向の変形を受けると、固定板3,71と弾
塑性部材5との間の局部的拘束に伴う固定板3,71に
近い部分と中央部分との間の曲げおよび引張り状態の相
違により、弾塑性部材5は比較的少ない繰り返し回数で
第6図に示すように固定板3.4に近い部分×がくびれ
、中央部分Yが膨出した形状となる。このため、塑性変
形に要する抵抗力が次第に小ざくなり、エネルギ吸収能
力が減少する。そして、最終的にはくびれ 3一 部分で弾塑性部材5が破断して、エネルギ吸収装置とし
ての機能を喪失する問題があった。あるいは、第7図に
示したように、前記のくびれや膨出部が発生する前に固
定板3,4と弾塑性部材5との接着面がはがれてしまう
可能性があった。
(発明の目的〕 本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的と覆るところは、エネルギ吸収に供される弾塑性
部材のエネルギ吸収機能をより長期に亙っで持続させる
ことができるとともに保守点検あるいは交換の容易な振
動エネルギ吸収装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明によれば、2つの部材間の相対運動時の運動エネ
ルギを吸収するために、その部材間に弾塑性部材を挿設
するエネルギ吸収装置において、弾塑性部材の少なくと
も一端を弾性体を介して部材に支持することにより、低
振動数から高振動数領域まで広い範囲にわたって効果を
発揮する振動エネルギ吸収装置が提供される。
(発明の効果〕 地震等のように基礎と構造物との間に相対変位が生じる
ような振動力が加わると、弾塑性部材はその相対変位量
に応じた塑性変形を繰り返し受ける。このように弾塑性
部材の運動方向が変る時に急激な力の変化が生じるが、
本装置は、少なくとも一端を弾性体を介して部材(基礎
、構造物)に支持しているため、その急激力の変化を緩
和することができ、免震系の高次モードずなわち構造物
系の振動モードが励起されることもほとんどなくなる。
また、弾塑性部材と固定板との接着面のはく離も、弾性
体によりその発生が抑制される。
〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図において、弾塑性部材5は上・下固定板4.3で
弾性体9を介して構造物2および基礎1と結合されてい
る。また弾塑性部材5の内部には補強材としてワイヤー
8が埋め込まれている。
このような構成のもとて基礎1と構造物2の間に相対変
位か生じると、弾塑性部材5内で、塑性変形に必要なエ
ネルギ消費がおこり、振動エネルキ吸収装首として機能
を発揮する。そして、弾塑性部材5の運動方向が変わる
時に発生ずる急激な力の変化は弾塑性部材9によって緩
和され免震系の高次モードか励起されることは少なくな
る。また、変形の繰り返しによって促進される弾塑性部
材5と上・下固定板4,3との接着面のはく離に対して
も弾性体9の変形により抑制される。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、
種々変形することかできる。まず弾性体としては、その
水平および鉛直剛性を自由に設計できる積層ゴムを使用
づることが考えられる。たとえば弾塑性部材5を純せん
断変形させる場合には、上下方向にはボルト固定並みの
支持が必要であると考えられるが、この場合には第2図
に示した様に鉛直剛性の大きい積層ゴム10を用いれば
よい。
また、第3図に示したものは弾性体9の内側に低摩擦材
11を設置し、弾塑性部材5の上・下方向変位を拘束し
ないものである。この方法によっても上記実施例と同様
の効果が1qられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る振動エネルギ吸収装置
を示した断面図、第2図、第3図は本発明の他の実施例
を示した断面図、第4図、第5図は従来の振動エネルギ
吸収装置および支持方法を示した断面図、第6図、第7
図は従来装置の問題点を説明するための図、第8図は他
の従来の振動エネルギ吸収装置の断面図、第9図は弾塑
性部材の一般的なヒステリシス・ループの直線近似図で
ある。 1・・・基礎       2・・・構造物3・・・下
部固定板    4・・・上部固定板5・・・弾塑性部
材    6・・・下部嵌合部7・・・上部嵌合部  
  8・・・ワイヤー9・・・弾性体      10
・・・積層ゴム11・・・低摩擦材 第1図 第3図 第4図 第5図 第8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2つの部材間の相対運動時の運動エネルギを吸収
    するために、その部材間に弾塑性部材を挿設するエネル
    ギ吸収装置において、弾塑性部材の少なくとも一端を、
    弾性体を介して前記部材に支持したことを特徴とする振
    動エネルギ吸収装置。
  2. (2)上記、弾性体として積層ゴムを用いたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の振動エネルギ吸収装
    置。
  3. (3)上記、弾塑性部材の上下方向変位を何ら拘束しな
    いことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の振動エ
    ネルギ吸収装置。
JP5835986A 1986-03-18 1986-03-18 振動エネルギ吸収装置 Pending JPS62220734A (ja)

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JP5835986A JPS62220734A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 振動エネルギ吸収装置

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JPS62220734A true JPS62220734A (ja) 1987-09-28

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220391A (ja) * 1988-07-08 1990-01-23 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd 感熱転写記録用受像シート
JPH0288044U (ja) * 1988-12-27 1990-07-12
JPH04119231A (ja) * 1990-09-10 1992-04-20 Kajima Corp 弾塑性ダンパユニットの施工法
JPH04272540A (ja) * 1991-02-25 1992-09-29 Hideyuki Tada 積層ゴム支承体
JPH0526275A (ja) * 1991-07-18 1993-02-02 Kajima Corp 弾塑性ダンパー
JPH10306618A (ja) * 1997-05-08 1998-11-17 Shimizu Corp 免震装置

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