JP2000199432A - 過給機付エンジン - Google Patents

過給機付エンジン

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JP2000199432A JP10377547A JP37754798A JP2000199432A JP 2000199432 A JP2000199432 A JP 2000199432A JP 10377547 A JP10377547 A JP 10377547A JP 37754798 A JP37754798 A JP 37754798A JP 2000199432 A JP2000199432 A JP 2000199432A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、過給機からのオイル戻し
性能を向上し得て、過給機付エンジンのエンジン全幅を
縮小し得て、過給機付エンジンとサイドフレーム間に衝
撃吸収スペースを確保し得て、過給機付エンジンのエン
ジン全高を低くし得て、車両への乗降性を向上し得て、
排気系の熱による吸気系や燃料系への熱害を防止し得
て、エンジンマウントの分担重量の最適化を図ることに
ある。 【構成】 このため、この発明は、車両に過給機付エン
ジンを車両前後方向にクランク軸線を指向させ且つ車両
幅方向一側にシリンダ軸線を傾斜させて搭載して設け、
この過給機付エンジンの車両後側にトランスミッション
を連結して設け、このトランスミッションの車両幅方向
一側に位置させて過給機を配設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は過給機付エンジン
に係り、特に、過給機からのオイル戻し性能を向上し得
て、過給機付エンジンのエンジン全幅を縮小し得て、過
給機付エンジンとサイドフレーム間に衝撃吸収スペース
を確保し得て、過給機付エンジンのエンジン全高を低く
し得て、車両への乗降性を向上し得て、排気系の熱によ
る吸気系や燃料系への熱害を防止し得て、エンジンマウ
ントの分担重量の最適化を図り得る過給機付エンジンに
関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、エンジンを縦置きあるいは横
置きに搭載しているものがある。例えば、図8に示す車
両102は、車両幅方向両側に夫々車両前後方向に指向
させて2本のサイドフレーム104・106を配設し、
このサイドフレーム104・106間に位置させるとと
もに図9・図10に示す如くフロアパネル108の下側
に位置させて、過給機付エンジン110を搭載している
ものがある。この過給機付エンジン110には、車両後
側にトランスミッション112を連結している。
【0003】この過給機付エンジン110は、車両前後
方向にクランク軸114のクランク軸線Aを指向させ且
つ車両幅方向一側にシリンダ軸線Bを傾斜させて、車両
102に縦置き且つ傾斜させて搭載している。この過給
機付エンジン110は、シリンダヘッド116の車両上
側に指向する吸気用ヘッド側面118に吸気マニホルド
120を取付けるとともに、シリンダヘッド116の車
両下側に指向する排気用ヘッド側面122に排気マニホ
ルド124を取付けている。
【0004】前記過給機付エンジン110は、シリンダ
ヘッド116の車両下側に指向する排気用ヘッド側面1
22側に過給機126を配設している。過給機126
は、排気マニホルド124から排出される排気により駆
動され、スロットルボディ128を介して吸気マニホル
ド120に吸気を圧送する。この過給機126には、オ
イル出口130にオイル戻し管132の一端側を連絡し
て設けている。オイル戻し管132の他端側は、過給機
付エンジン110のオイル戻し口134に連絡して設け
ている。
【0005】このように車両に縦置き且つ傾斜させて搭
載される過給機付エンジンとしては、特開昭62−15
5248号公報、特開平10−280967号公報、特
開平10−280968号公報、実用新案登録第257
7939号公報に開示されるものがある。
【0006】特開昭62−155248号公報に開示さ
れるものは、座席下の車体フレームに縦置き且つ傾斜さ
せて搭載した内燃機関の一側面に過給機を備えるととも
に他側面に吸気マニホールドを備え、過給機と吸気マニ
ホールドとの間を内燃機関の上部を迂回する吸気配管に
より接続して設けたものである。
【0007】特開平10−280967号公報に開示さ
れるものは、車両に縦置き且つ傾斜させて搭載した内燃
機関の車両した方向に指向する排気ヘッド側面に複数の
排気ポートを設け、これら複数の排気ポートに連通する
よう排気マニホルドの各分岐排気管と取付けて設け、複
数の排気ポート軸線を通る排気ポート平面よりも上方に
位置させて過給機を排気マニホルドの集排気管に取付け
たものである。
【0008】特開平10−280968号公報に開示さ
れるものは、車両に縦置き且つ傾斜させて搭載したエン
ジンの一側にエアクリーナを配設するとともに他側に過
給機を配設し、エアクリーナの空気出口と過給機の空気
入口とを車両前後方向のいずれか一つの同一方向に指向
させて設けたものである。
【0009】実用新案登録第2577939号公報に開
示されるものは、自動車の前後方向に延びる左右一対の
サイドフレーム間に搭載した縦置き且つ傾斜させて搭載
した内燃機関の一側面に排気ターボ過給機を設けるとと
もに他側面に吸気マニホルド等を設けた排気ターボ過給
式内燃機関において、排気ターボ過給機のブロワー圧縮
機の吐出口を下向きにして、この吐出口に接続した過給
空気管路を一対のサイドフレームのうちの一方のサイド
フレームに対して下面側から外側を経て上面側に至るよ
うに巻き付けて湾曲し、この過給空気管路を内燃機関よ
り前方の部位まで延長した後に内燃機関の他側面におけ
る吸気マニホルド等の吸気通路に接続したものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記図8〜
図10に示す車両102に搭載された過給機付エンジン
110は、車両幅方向両側を夫々前後方向に指向する2
本のサイドフレーム104・106により囲まれてお
り、エンジン全幅をサイドフレーム104・106間の
幅に規制を受けることになる。
【0011】この過給機付エンジン110は、シリンダ
ヘッド116の車両下側に指向する排気用ヘッド側面1
22側に過給機126を配設している。過給機126
は、過給機付エンジン110の車両下側に描出される側
縁線Cと一方のサイドフレーム104から一定のクリア
ランスDを確保して描出されるフレーム線Eとにより囲
まれる領域に配設している。
【0012】このため、この過給機付エンジン110
は、オイル戻し口134に対する過給機126のオイル
出口130の高さFが低くなることから、オイル戻し管
132の傾斜が緩やかになって過給機126からのオイ
ルの戻りが悪化し、過給機126において白煙を発生す
るおそれがある。
【0013】また、この過給機付エンジン110は、シ
リンダヘッド116の車両下側に指向する排気用ヘッド
側面122側に過給機126を配設していることから、
水平線Gに対するシリンダ軸線Bの傾斜角θを小さくす
ることができず、エンジン全高が高くなる問題がある。
このため、この過給機付エンジン110は、フロアパネ
ル108上の座席(図示せず)が高くなり、車両への乗
降性を低下させる不都合がある。
【0014】さらに、この過給機付エンジン110は、
シリンダヘッド116の車両下側に指向する排気用ヘッ
ド側面122側に過給機126を配設していることか
ら、過給機126がクランク軸線Aから車両幅方向一側
に突出長さHだけ突出されてエンジン全幅が大きくなる
問題がある。このため、この過給機付エンジン110
は、過給機126が配設された側のサイドフレーム10
4を、過給機126との干渉をさけるように折曲部13
6において折曲しなければならず、サイドフレーム10
4を車両幅方向一側に偏移長さIだけ突出される問題が
あるとともに、過大な荷重が作用した場合に折曲部13
6に応力が集中して折損や破断等を生じるおそれがあ
る。
【0015】さらにまた、この過給機付エンジン110
は、重量物である過給機126をシリンダヘッド116
から車両幅方向一側に突出させて配設していることによ
り、過給機付エンジン110を左右のサイドフレーム1
04・106に夫々支持する各エンジンマウント(図示
せず)に対する分担荷重が不均等になり、支持特性を低
下させる不都合がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、車両に過給機付エンジン
を車両前後方向にクランク軸線を指向させ且つ車両幅方
向一側にシリンダ軸線を傾斜させて搭載して設け、この
過給機付エンジンの車両後側にトランスミッションを連
結して設け、このトランスミッションの車両幅方向一側
に位置させて過給機を配設したことを特徴とする。
【0017】前記過給機付エンジンは、過給機のタービ
ン部を排気マニホルドの後側に位置させて配設したこと
を特徴とし、前記過給機付エンジンは、過給機の回転軸
線を車両幅方向に指向させて配設したことを特徴とし、
前記過給機付エンジンは、エアクリーナを車両幅方向他
側に位置させて配設したことを特徴とし、前記過給機付
エンジンは、過給機のコンプレッサ部の吸気出口部を車
両前側の斜め上方に指向させた後に吸気管を車両幅方向
他側に指向させて配設したことを特徴とし、前記過給機
付エンジンは、エアクリーナの車両下側に位置させてイ
ンタクーラを配設したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の過給機付エンジンは、
車両に車両前後方向にクランク軸線を指向させ且つ車両
幅方向一側にシリンダ軸線を傾斜させることにより縦置
き且つ傾斜させて搭載して設け、この過給機付エンジン
の車両後側にトランスミッションを連結して設け、この
トランスミッションの車両幅方向一側に位置させて過給
機を配設している。
【0019】このように、この過給機付エンジンは、従
来のようにシリンダヘッドの車両下方向に指向する排気
用ヘッド側面側に過給機を配設せずに、過給機付エンジ
ンの車両後側であってトランスミッションの車両幅方向
一側に位置させて過給機を配設していることにより、過
給機付エンジンに対して過給機の高さを高くして配設す
ることができ、過給機がシリンダヘッドから車両幅方向
一側に突出されることがなく、過給機がサイドフレーム
と干渉することがなく、シリンダ軸線の傾斜角を大きく
することができ、過給機の吸気出口部を吸気系に近接さ
せることができ、過給機の排気通路(タービン部、排気
入口部、排気出口部など)を吸気系や燃料系から離間さ
せることができ、重量物である過給機をクランク軸線に
近接して配設することができる。
【0020】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図6は、この発明の実施例を示すもので
ある。図1〜図3において、2は車両、4・6はサイド
フレーム、8はフロアパネル、10は座席である。車両
2は、車両幅方向両側に夫々車両前後方向に指向させて
2本のサイドフレーム4・6を配設し、フロアパネル8
の上側の車室10に座席12を取付けている。2本のサ
イドフレーム4・6間には、フロアパネル8の下側に車
体パネル14とサイドパネル16とによりエンジンルー
ム18を設けている。
【0021】車両2は、2本のサイドフレーム4・6間
に位置させるとともにフロアパネル8の下側に位置させ
てエンジンルーム18に過給機付エンジン20を搭載し
ている。過給機付エンジン20は、一対のエンジンマウ
ントブラケット22・24により2本のサイドフレーム
4・6に弾性的に支持され、車両後側にトランスミッシ
ョン26を連結している。
【0022】この過給機付エンジン20は、図1・図2
に示す如く、車両前後方向にクランク軸28のクランク
軸線Aを指向させ且つ車両幅方向一側にシリンダ軸線B
を傾斜させて、車両2に縦置き且つ傾斜させて搭載して
いる。過給機付エンジン20は、シリンダブロック30
とシリンダヘッド32とヘッドカバー34とオイルパン
36とを有し、シリンダヘッド32の車両上側に指向す
る吸気用ヘッド側面38に吸気マニホルド40を取付け
るとともに、シリンダヘッド32の車両下側に指向する
排気用ヘッド側面42に排気マニホルド44を取付けて
いる。
【0023】吸気マニホルド40は、図1に示す如く、
サージタンク46と各吸気ポート(図示せず)に連絡す
る吸気分岐管48とからなり、サージタンク46にスロ
ットルボディ50を取付けている。この吸気マニホルド
40には、燃料噴射弁52を設け、燃料噴射弁52に燃
料を供給する燃料管54を設けている。また、排気マニ
ホルド44は、図3に示す如く、各排気ポート(図示せ
ず)に連絡する排気分岐管56とこれら排気分岐管56
に連絡して車両後側に指向する直線形状の集合排気管5
8とからなり、集合排気管58に過給機60を取付けて
いる。
【0024】過給機60は、図1・図2に示す如く、過
給機付エンジン20の車両後側に連結したトランスミッ
ション26の車両幅方向一側に位置させて、車両幅方向
一側のサイドフレーム4との間に配設している。過給機
60は、排気により回転されるタービン(図示せず)を
内蔵するタービン部62とタービンにより駆動されるコ
ンプレッサ(図示せず)を内蔵するコンプレッサ部64
とからなり、タービンとコンプレッサとを回転軸(図示
せず)により連絡している。
【0025】この過給機60は、図1・図4に示す如
く、図示しない回転軸の回転軸線Cをクランク軸線Aと
交差する車両幅方向に指向させて配設している。これに
より、過給機60は、タービン部62をサイドフレーム
4側に位置させ、コンプレッサ部64をトランスミッシ
ョン26側に位置させている。
【0026】過給機60は、タービン部62に排気入口
部66と排気出口部68とを設けている。過給機60
は、図6に示す如く、タービン部62を排気マニホルド
44の集合排気管58の後側に位置させて配設し、直線
形状の集合排気管58を排気入口部66に連絡してい
る。排気出口部68には、車両後側に指向する排気出口
管70を連絡している。
【0027】また、過給機60は、コンプレッサ部64
に吸気入口管72と吸気出口管74とを設けている。過
給機60は、図4・図6に示す如く、吸気入口管72を
車両前側の斜め上方に指向させた後に車両幅方向他側の
後述するエアクリーナ76に指向させて配設し、吸気出
口管74を車両前側の斜め上方に指向させた後に車両幅
方向他側の前記スロットルボディ50に指向させて配設
している。
【0028】この過給機付エンジン20は、図1・図2
に示す如く、車両幅方向他側のサイドフレーム6上側の
エンジンルーム18内に位置させて、エアクリーナ76
を配設している。エアクリーナ76は、サイドフレーム
6上側の車体パネル14とフロアパネル8との間に位置
させて設けている。また、この過給機付エンジン20
は、エアクリーナ76の配設された車両幅方向他側のサ
イドフレーム6下側のエンジンルーム18外に位置させ
て、インタクーラ78を配設している。インタクーラ7
8は、車両前後方向に指向する略長四角箱形状に形成さ
れ、車両後側から車両前側に向かって上方に傾斜するよ
うに車体パネル14に取付けている。
【0029】前記エアクリーナ76には、図1に示す如
く、第1吸気管80の一端側を連絡して設けている。第
1吸気管80の他端側は、車両後側に指向させた後に折
曲して車両幅方向一側に延設し、コンプレッサ部64の
給気入口管72に連絡して設けている。コンプレッサ部
64の吸気出口管74には、第2吸気管82の一端側を
連絡して設けている。第2吸気管82は、図2に示す如
く、第1吸気管80と略並行するように車両幅方向他側
に延設した後に下降傾斜させてエンジンマウントブラケ
ット24の後側を通り、サイドフレーム6の下側を通っ
てインタクーラ78の車体後側の下方に連絡して設けて
いる。
【0030】インタクーラ78の車体前側の下方には、
図2に示す如く、前記第2吸気管82の接続される部位
よりも車両上側に位置させて、第3吸気管84の一端側
を連絡している。第3吸気管84は、車両幅方向一側に
延設してサイドフレーム6の下側を通り、上昇傾斜させ
てエンジンマウントブラケット24の前側を通って前記
スロットルボディ50に連絡して設けている。したがっ
て、第2吸気管82と第3吸気管84とは、図1に示す
如く、エンジンマウントブラケット24を前後から挟む
ように略並行して配管されている。
【0031】また、この過給機60には、図3に示す如
く、回転軸冷却用のオイルのオイル出口86を設け、こ
のオイル出口86にオイル戻し管88の一端側を連絡し
て設けている。オイル戻し管88の他端側は、過給機付
エンジン20のシリンダブロック30下方のオイル戻し
口90に連絡して設けている。
【0032】次に作用を説明する。
【0033】過給機付エンジン20は、車両2に車両前
後方向にクランク軸28のクランク軸線Aを指向させ且
つ車両幅方向一側にシリンダ軸線Bを傾斜させることに
より、縦置き且つ傾斜させて搭載して設けている。この
過給機付エンジン20の車両後側には、トランスミッシ
ョン26を連結して設け、このトランスミッション26
の車両幅方向一側に位置させて過給機60を配設してい
る。
【0034】この過給機付エンジン20の過給機60
は、図示しない回転軸の回転軸線Cをクランク軸線Aと
交差する車両幅方向に指向させて配設し、コンプレッサ
部64をトランスミッション26側に位置させ、タービ
ン部62をサイドフレーム4側に位置させるとともに排
気マニホルド44の後側に位置させて配設し、吸気出口
管74を車両前側の斜め上方に指向させた後に車両幅方
向他側に指向させて配設している。また、過給機付エン
ジン20は、エアクリーナ76を車両幅方向他側のサイ
ドフレーム6上側に位置させて配設し、インタクーラ7
8を車両幅方向他側のサイドフレーム6下側に位置させ
て配設ている。
【0035】このように、この過給機付エンジン20
は、従来のようにシリンダヘッド32の車両下方向に指
向する排気用ヘッド側面42側に過給機60を配設せず
に、過給機付エンジン20の車両後側であってトランス
ミッション26の車両幅方向一側に位置させて過給機6
0を配設していることにより、図5に示す如く、過給機
付エンジン20に対して過給機60の高さを高くして配
設することができ、過給機60がシリンダヘッド32か
ら車両幅方向一側に突出されることがなく、過給機60
がサイドフレーム4と干渉することがなく、水平線Gに
対するシリンダ軸線Bの傾斜角θを大きくすることがで
き、重量物である過給機60をクランク軸線Aに近接し
て配設することができる。
【0036】このため、この過給機付エンジン20は、
過給機付エンジン20のオイル戻し口90に対する過給
機60のオイル出口86の高さFを高くし得て、オイル
戻し管88の傾斜を大きく急にすることができることに
より、過給機60からのオイル戻し性能を向上すること
ができ、過給機付エンジン20の傾斜による過給機60
における白煙の発生を防止することができ、また、オイ
ル出口86とオイル戻し口90との水平離間距離を短く
することができる。
【0037】また、この過給機付エンジン20は、過給
機60がシリンダヘッド32から車両幅方向一側に突出
されることがないことにより、図5に示す如く、過給機
60のクランク軸線Aから車両幅方向一側への突出長さ
Hを小さくしてエンジン全幅を縮小することができ、過
給機60がサイドフレーム4と干渉することがないこと
により、サイドフレーム4を折曲する必要がなく、ま
た、過大な荷重が作用した場合にも応力集中による折損
や破断等のおそれを招くことがなく、過給機付エンジン
20とサイドフレーム4間に干渉防止スペースとしての
クリアランスDを確保することができる。
【0038】さらに、この過給機付エンジン20は、シ
リンダ軸線Bの傾斜角θを大きくすることができること
により、従来よりもエンジン全高を高さJだけ低くし得
るとともに座席10を低くし得て、車両2への乗降性を
向上することができる。
【0039】さらにまた、この過給機付エンジン20
は、コンプレッサ部64をトランスミッション26側に
位置させて配設したことにより、過給機60の吸気出口
管74を吸気系のスロットルボデイ50に近接させるこ
とができ、第2吸気管82を短くすることができるとと
もに接続を容易にすることができ、排気マニホルド44
や過給機60、排気出口管70などの排気系を吸気系の
第1吸気管80等の吸気系や燃料管54等の燃料系から
離間させることができ、排気系の熱による吸気系や燃料
系への熱害を防止することができる。
【0040】また、この過給機付エンジン20は、過給
機60のタービン部62を排気マニホルド44の集合排
気管58の後側に位置させて配設し、直線形状の集合排
気管58を排気入口部66に連絡していることにより、
タービン部62に流入する排気の抵抗を低減し得て、タ
ービンの駆動効率を向上し得て、重量物である過給機6
0をクランク軸Aに近接して配設することができること
により、エンジンマウントブラケット22・24の分担
重量の最適化を図り得て、過給機付エンジン20の支持
特性を向上することができる。
【0041】また、この過給機付エンジン20は、エア
クリーナ76の下側のエンジンルーム18外に位置させ
てインタクーラ78を配設していることにより、その他
の配管の共通化を図りながらスペースの有効利用を図り
得て、また、吸気の冷却効率を向上することができる。
【0042】なお、この実施例においては、過給機60
とスロットルボディ50との間にインタクーラ78を設
けているが、図1に2点鎖線で示す如く、第2吸気管8
2の他端側をスロットルボディ50に連絡することによ
り、インタクーラ78を省略することもできる。このよ
うにインタクーラ78を省略した場合においても、前述
効果を奏することができ、これにより、吸気系の相違す
る過給機付エンジン20に実施し得て、実用性を向上す
ることができる。
【0043】図7は、この発明の別の実施例を示すもの
である。この別の実施例の過給機付エンジン20は、過
給機付エンジン20の車両後側に連結したトランスミッ
ション26の車両幅方向一側に位置させて過給機60を
配設し、この過給機60の回転軸の回転軸線Cをクラン
ク軸線Aと平行する車両前後方向に指向させて配設して
いる。この過給機60は、タービン部62を車両後側に
位置させ、コンプレッサ部64を車両前側の過給機付エ
ンジン20に近接位置させて配設している。
【0044】過給機60は、タービン部62の排気入口
部66に排気マニホルド44の直線形状の集合排気管5
8を連絡し、タービン部62の排気出口部68に車両後
側に直線的に指向する排気出口管70を連絡している。
過給機60は、コンプレッサ部64の吸気入口管72を
車両幅方向他側の斜め上方に指向させた後に車両幅方向
他側に略水平に指向させて配設し、吸気出口管74を車
両幅方向他側の斜め上方に指向させた後に車両幅方向他
側に略水平に指向させて配設している。
【0045】また、この別の実施例の過給機付エンジン
20は、車両幅方向他側のサイドフレーム6とトランス
ミッション26との間のエンジンルーム18内に位置さ
せてエアクリーナ76を配設している。このエアクリー
ナ76は、サイドフレーム6のエンジンルーム18側に
取付け、車両前側に第1吸気管80の一端側を連絡して
設けている。第1吸気管80の他端側は、車両幅方向他
側に指向させて略直線的に延設し、コンプレッサ部64
の給気入口管72に直線的に連絡して設けている。
【0046】これにより、この別の実施例の過給機付エ
ンジン20は、前述実施例と同様の効果を奏し得て、さ
らに、過給機付エンジン20の車両後側であってトラン
スミッション26の車両幅方向一側に、回転軸の回転軸
線Cをクランク軸線Aと平行する車両前後方向に指向さ
せて過給機60を配設していることにより、重量物であ
る過給機60をクランク軸線Aにさらに近接して配設す
ることができる。
【0047】このため、この過給機付エンジン20は、
過給機60のクランク軸線Aから車両幅方向一側への突
出長さHを前述実施例よりも小さくし得て、エンジン全
幅をさらに縮小することができ、また、タービン部62
を車両後側に位置させていることにより、第1吸気管8
0等の吸気系や燃料管54等の燃料系からさらに離間さ
せ得て、排気系の熱による吸気系や燃料系への熱害防止
をさらに向上することができ、さらに、重量物である過
給機60をクランク軸線Aにさらに近接して配設し得る
ことにより、エンジンマウントブラケット22・24の
分担重量のさらなる最適化を図り得て、過給機付エンジ
ン20の支持特性をさらに向上することができる。
【0048】また、この過給機付エンジン20は、車両
後側に位置させたタービン部62の排気出口部68に、
車両後側に直線的に指向する排気出口管70を連絡して
いることにより、タービン部62から流出する排気の抵
抗を低減し得て、タービンの駆動効率をさらに向上する
ことができる。
【0049】さらに、この過給機付エンジン20は、車
両幅方向他側のサイドフレーム6とトランスミッション
26との間のエンジンルーム18内に位置させてエアク
リーナ76を配設していることにより、車両幅方向他側
のサイドフレーム6上側に余剰スペースを現出させるこ
とができ、エンジンルーム18内のスペースの有効利用
を図ることができ、また、エアクリーナ76の車両前側
に一端側を連絡する第1吸気管80の他端側をコンプレ
ッサ部64の給気入口管72に直線的に連絡して設けて
いることにより、第1吸気管80を短縮し得て、過給機
60の吸入効率を向上することができる。
【0050】なお、上述各実施例においては、過給機6
0の回転軸の回転軸線Cをクランク軸線Aと交差する車
両幅方向に指向させて配設し、また、過給機60の回転
軸の回転軸線Cをクランク軸線Aと平行する車両前後方
向に指向させて配設したが、図7に1点鎖線で示す如
く、過給機60の回転軸の回転軸線Cをクランク軸線A
に対して角度+αだけ傾斜する方向に指向させて配設す
ることもでき、また、過給機60の回転軸の回転軸線C
をクランク軸線Aに対して角度−αだけ傾斜する方向に
指向させて配設することもできる。
【0051】
【発明の効果】このように、この発明の過給機付エンジ
ンは、従来のようにシリンダヘッドの車両下方向に指向
する排気用ヘッド側面側に過給機を配設せずに、過給機
付エンジンの車両後側であってトランスミッションの車
両幅方向一側に位置させて過給機を配設していることに
より、過給機付エンジンに対して過給機の高さを高くし
て配設することができ、過給機がシリンダヘッドから車
両幅方向一側に突出されることがなく、過給機がサイド
フレームと干渉することがなく、シリンダ軸線の傾斜角
を大きくすることができ、過給機の吸気出口部を吸気系
に近接させることができ、過給機の排気通路(タービン
部、排気入口部、排気出口部など)を吸気系や燃料系か
ら離間させることができ、重量物である過給機をクラン
ク軸線に近接して配設することができる。
【0052】このため、この過給機付エンジンは、過給
機付エンジンのオイル戻し口に対する過給機のオイル出
口の高さを高くしてオイル戻し管の傾斜を大きく急にす
ることができることにより、過給機からのオイル戻し性
能を向上することができ、過給機がシリンダヘッドから
車両幅方向一側に突出されることがないことにより、過
給機付エンジンのエンジン全幅を縮小し得て、過給機が
サイドフレームと干渉することがないことにより、サイ
ドフレームを折曲する必要がなく、また、過大な荷重が
作用した場合にも折曲部への応力集中による折曲や破断
等のおそれを招くことがなく、過給機付エンジンとサイ
ドフレーム間に干渉防止スペースを確保し得る。
【0053】また、この過給機付エンジンは、シリンダ
軸線の傾斜角を大きくすることができることにより、過
給機付エンジンのエンジン全高を低くし得るとともに座
席を低くして車両への乗降性を向上し得て、過給機を吸
気系に近接させることができることにより、吸気管を短
くすることができ、過給機を吸気系や燃料系から離間さ
せることができることにより、排気系の熱による吸気系
や燃料系への熱害を防止し得て、重量物である過給機を
クランク軸線に近接して配設することができることによ
り、エンジンマウントブラケットの分担重量の最適化を
図り得て、過給機付エンジンの支持特性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す車両に搭載された過給
機付エンジンの平面図である。
【図2】車両に搭載された過給機付エンジンの正面図で
ある。
【図3】車両に搭載された過給機付エンジンの側面図で
ある。
【図4】過給機付エンジンの平面図である。
【図5】過給機付エンジンの正面図である。
【図6】過給機付エンジンの側面図である。
【図7】別の実施例を示す車両に搭載された過給機付エ
ンジンの平面図である。
【図8】従来例を示す車両の平面図である。
【図9】図8に示す車両に搭載された過給機付エンジン
の平面図である。
【図10】図8に示す車両に搭載された過給機付エンジ
ンの正面図である。
【符号の説明】
2 車両 4・6 サイドフレーム 18 エンジンルーム 20 過給機付エンジン 26 トランスミッション 28 クランク軸 40 吸気マニホルド 44 排気マニホルド 46 サージタンク 50 スロットルボディ 60 過給機 62 タービン部 64 コンプレッサ部 76 エアクリーナ 78 インタクーラ 80 第1吸気管 82 第2吸気管 84 第3吸気管 90 オイル戻し管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 67/00 F02B 67/00 K Q F02M 35/16 F02M 35/16 J E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に過給機付エンジンを車両前後方向
    にクランク軸線を指向させ且つ車両幅方向一側にシリン
    ダ軸線を傾斜させて搭載して設け、この過給機付エンジ
    ンの車両後側にトランスミッションを連結して設け、こ
    のトランスミッションの車両幅方向一側に位置させて過
    給機を配設したことを特徴とする過給機付エンジン。
  2. 【請求項2】 前記過給機付エンジンは、過給機のター
    ビン部を排気マニホルドの後側に位置させて配設したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の過給機付エンジン。
  3. 【請求項3】 前記過給機付エンジンは、過給機の回転
    軸線を車両幅方向に指向させて配設したことを特徴とす
    る請求項1に記載の過給機付エンジン。
  4. 【請求項4】 前記過給機付エンジンは、エアクリーナ
    を車両幅方向他側に位置させて配設したことを特徴とす
    る請求項1に記載の過給機付エンジン。
  5. 【請求項5】 前記過給機付エンジンは、過給機のコン
    プレッサ部の吸気出口管を車両前側の斜め上方に指向さ
    せた後に吸気管を車両幅方向他側に指向させて配設した
    ことを特徴とする請求項1に記載の過給機付エンジン。
  6. 【請求項6】 前記過給機付エンジンは、エアクリーナ
    の下側に位置させてインタクーラを配設したことを特徴
    とする請求項1に記載の過給機付エンジン。
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