JP2000198185A - インク記録方法及びインク記録装置 - Google Patents

インク記録方法及びインク記録装置

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JP2000198185A
JP2000198185A JP11000336A JP33699A JP2000198185A JP 2000198185 A JP2000198185 A JP 2000198185A JP 11000336 A JP11000336 A JP 11000336A JP 33699 A JP33699 A JP 33699A JP 2000198185 A JP2000198185 A JP 2000198185A
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ink
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JP11000336A
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English (en)
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Noboru Ueda
昇 上田
Takamasa Ueda
隆正 上田
Mochikiyo Osawa
以清 大澤
Kenichi Tabata
賢一 田畑
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク吐出装置から記録媒体上にインクを吐
出させて、記録媒体にインクによる画像を形成するにあ
たり、記録媒体に対するインクの定着性を高め、記録媒
体上においてインクが滲んだり、かすれたりするのを防
止する。 【解決手段】 インク吐出装置10から記録媒体1上にイ
ンクを吐出して画像を形成するインク記録方法及びイン
ク記録装置において、インク吐出装置からインクを記録
媒体上に吐出する前又は吐出した後に、硬化性組成物供
給装置20から硬化性組成物を記録媒体上に供給し、その
後、インクと共に記録媒体に供給された硬化性組成物を
硬化装置30によって硬化させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インク吐出装置
からインクを記録媒体上に吐出して、インクによる画像
を記録媒体に形成するようにしたインク記録方法及びイ
ンク記録装置に係り、特に、上記のようにインクを記録
媒体上に吐出させて画像を形成する場合に、フェザリン
グやブリーディングと呼ばれるインクの滲みが発生する
のを防止すると共に、記録媒体に対するインクの定着性
を向上させるようにした点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタ等のイン
ク記録装置においては、染料や顔料を水系媒体に溶解或
いは分散させたインクをインク吐出装置から紙等の記録
媒体上に吐出して、この記録媒体上にインクによる画像
を形成するようにしていた。
【0003】しかし、上記のようなインクを紙等の記録
媒体上に吐出させて、この記録媒体にインクによる画像
を形成するようにした場合、記録媒体上においてインク
が滲んで、フェザリングやブリーディングと呼ばれるイ
ンクの滲みが生じるという問題があり、また顔料を用い
たインクの場合には、顔料が記録媒体中に浸透せずに記
録媒体上に残った状態となるため、摩擦等によって顔料
が記録媒体上から取れたりするという問題があった。
【0004】そこで、近年においては、特公平7−47
355号公報に示されるように、インク中に水溶性若し
くは水分散性のポリエチレンやポリアミドを含有させる
と共に、上記のポリエチレンやポリアミドを架橋させる
架橋剤をインク中や記録媒体中に含有させ、インク中に
含まれるポリエチレンやポリアミドをこの架橋剤により
架橋させて、記録媒体上におけるインクの滲み等を防止
するようにしたものが提案された。
【0005】しかし、この公報に示されるように、水溶
性若しくは水分散性のポリエチレンやポリアミドを含有
するインク中に架橋剤を含有させると、このポリエチレ
ンやポリアミドが架橋剤によりインク中において架橋さ
れて、インクの粘度が高くなり、インク吐出装置からイ
ンクが吐出されにくくなると共に、インクがインク吐出
装置に目詰まりし易くなるという問題があり、また記録
媒体中に予め架橋剤を含有させた場合には、この架橋剤
が記録媒体中に浸透してしまい、水溶性若しくは水分散
性のポリエチレンやポリアミドを含有するインクをこの
記録媒体に吐出させた場合に、このポリエチレンやポリ
アミドを適切に架橋させることができなくなるという問
題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、インク吐
出装置から記録媒体上にインクを吐出させて、記録媒体
にインクによる画像を形成するインク記録方法及びイン
ク記録装置における上記のような問題を解決することを
課題とするものであり、記録媒体上においてインクが滲
んで、フェザリングやブリーディングと呼ばれるインク
の滲みが生じるのを防止すると共に、顔料を用いたイン
クの場合に、記録媒体に供給されたインクの顔料が摩擦
等によって記録媒体上から取れたりするのを抑制するこ
と課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明におけるインク
記録方法においては、上記のような課題を解決するた
め、インク吐出装置から記録媒体上にインクを吐出して
画像を形成するインク記録方法において、インク吐出装
置からインクを記録媒体上に吐出する前又は吐出した後
に、硬化性組成物を記録媒体上に供給し、その後、イン
クと共に記録媒体に供給された上記の硬化性組成物を硬
化させるようにしたのである。
【0008】また、この発明におけるインク記録装置に
おいては、上記のような課題を解決するため、インク吐
出装置から記録媒体上にインクを吐出して画像を形成す
るインク記録装置において、インク吐出装置からインク
を記録媒体上に吐出する前又は吐出した後に、硬化性組
成物を記録媒体上に供給する硬化性組成物供給装置を設
けると共に、インクと共に記録媒体に供給された硬化性
組成物を硬化させる硬化装置を設けたのである。
【0009】そして、この発明におけるインク記録方法
やインク記録装置のように、インク吐出装置からインク
を記録媒体上に吐出する前又は吐出した後に、硬化性組
成物供給装置から硬化性組成物を記録媒体上に供給し、
インクと共に記録媒体に供給された硬化性組成物を硬化
装置によって硬化させると、この硬化性組成物の硬化に
よってインクが速やかに記録媒体に定着されるようにな
る。
【0010】このため、記録媒体上においてインクが滲
むのが抑制され、フェザリングやブリーディングと呼ば
れるインクの滲みのない良好な画像が得られると共に、
顔料を用いたインクの場合にも、インク中の顔料が記録
媒体に十分に定着されるようになり、摩擦等によりイン
クの顔料が記録媒体上から取れて、形成された画像がか
すれたりするということもなく、安定した画像が得られ
るようになる。
【0011】ここで、この発明のインク記録方法やイン
ク記録装置において使用するインクとしては、従来より
一般に使用されているインクを用いることができ、例え
ば、水系媒体中に水溶性染料を溶解させたものや、水系
媒体中に顔料を分散させたもの等を使用することがで
き、また上記の染料や顔料としても、従来より一般に使
用されている公知のものを用いることができる。
【0012】そして、水系媒体中に加える染料や顔料の
量については、その量があまり少ないと、インクに充分
な色彩が付与されない一方、その量が多くなりすぎる
と、染料が充分に溶解されなかったり、顔料の分散が充
分に行えなくなるため、一般にこれらの染料や顔料を
0.1〜5重量%の範囲で加えるようにする。
【0013】また、上記の染料や顔料を加える水系媒体
においては、インクの特性を向上させるため、上記の架
橋性を有する水溶性若しくは水分散性のポリエステル又
はポリアミドの他に、例えば、粘度調整剤、表面張力調
整剤、pH調整剤、保湿剤、キレート剤、浸透剤、防カ
ビ剤、速乾剤、安定剤、定着剤等を加えることが好まし
い。
【0014】ここで、粘度調整剤は、インクの粘度を調
整してインクの吐出性を向上させると共に、普通紙等の
記録媒体へのインクの浸透性を調整するために用いら
れ、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール等のポリアルキレングリコール類を用いるこ
とができ、特に、ポリエチレングリコールを用いること
が好ましい。そして、このような粘度調整剤をインクに
添加させるにあたっては、その添加量が0〜10重量
%、好ましくは0.1〜8重量%、より好ましくは1〜
5重量%の範囲になるようにする。
【0015】また、表面張力調整剤は、インクの表面張
力を整えてインクの吐出性を向上させると共に、記録媒
体へのインクの浸透性を調整するために用いられ、例え
ば、ノニオン系の界面活性剤や、シリコン系,フッ素
系,アセチレン系等の各種の界面活性剤や、アニオン
系,カチオン系の界面活性剤等を用いることができ、好
ましくはノニオン系の界面活性剤を用いるようにする。
そして、この表面張力調整剤をインクに添加させるにあ
たっては、その添加量が0.1〜5重量%、好ましくは
0.1〜3重量%、より好ましくは0.2〜1重量%の
範囲になるようにする。
【0016】また、pH調整剤は、インクのpHを適切
な状態に保ち、pHの変化によって顔料の分散安定性が
低下するのを抑制するために用いられ、例えば、NaH
CO 3 ,Na2 4 7 ,Na2 CO3 ,KHCO3
2 CO3 ,NaOH,CH 3 COONa,N(CH2
CH2 OH)3 等を用いることができ、特に、NaHC
3 を用いることが好ましい。そして、このようなpH
調整剤をインクに添加させるにあたっては、その添加量
が0.1〜1重量%、好ましくは0.1〜0.5重量
%、より好ましくは0.2〜0.5重量%の範囲になる
ようにする。
【0017】また、保湿剤は、水系媒体の主成分である
水の蒸発によってインクの濃度や粘度等が変化して、イ
ンクの吐出安定性が低下するのを防止するために用いら
れ、例えば、1,2−エタンジオール、1,2−プロパ
ンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、2,3−ブタンジオール、1,5−ペンタン
ジオール、1,7−ヘプタンジオール、2−メチル−
2,4−ペンタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキ
サンジオール、グリセリン、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポ
リエチレングリコール200、ジプロピレングリコー
ル、2,2’−チオジエタノール、1,2,6−ヘキサ
ントリオール等のアルキレングリコール類;1,2−ジ
メトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、1,2−
ジブトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエー
テル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチ
レングリコールジブチルエーテル、2−メトキシエタノ
ール、2−エトキシエタノール、2−(メトキシメトキ
シ)エタノール、2−ブトキシエタノール、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、1−
メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロ
パノール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリ
コールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチ
ルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル
類等を用いることができ、特に、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、グリセリン等を用いるこ
とが好ましい。そして、このような保湿剤をインクに添
加させるにあたっては、その添加量が1〜10重量%、
好ましくは3〜10重量%、より好ましくは5〜8重量
%の範囲になるようにする。
【0018】また、キレート剤は、インク中に存在する
金属イオンを捕捉し、金属イオンによってカーボンブラ
ックの分散安定性が失われるのを防止するために用いら
れるものであり、例えば、エチレンジアミン四酢酸ナト
リウム、エチレンジアミン四酢酸、ニトリル三酢酸ナト
リウム、ヒドロオキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナ
トリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム、ウ
ラミル二酢酸ナトリウム等を用いることができる。そし
て、このようなキレート剤をインクに添加させるにあた
っては、その添加量が0.1〜1重量%、好ましくは
0.1〜0.5重量%、より好ましくは0.2〜0.5
重量%の範囲になるようにする。
【0019】また、浸透剤は、インクの記録媒体への浸
透性を高めるために用いられるものであり、例えば、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノブチルエーテル等の多価アルコールの低
級アルキネエーテル類等を用いることができる。そし
て、このような浸透剤をインクに添加させるにあたって
は、その添加量が1〜10重量%、好ましくは3〜10
重量%、より好ましくは4〜8重量%の範囲になるよう
にする。
【0020】また、防カビ剤は、インク中においてカビ
等が発生するのを防止するために用いられるものであ
り、例えば、チアベンゾール(メルク社製),メルガー
ル(ヘキスト社製)等のイミダゾール系のものや、プロ
キセル(ゼネカ社製)、アモルデン(大和化学工業社
製)等のイソチアゾリン系のものや、プレベントールシ
リーズ(バイエル社製)、ソヂウムオマジン、ジオキシ
ン、ジヒドロ酢酸ナトリウム、水ガラス等を用いること
ができる。そして、このような防カビ剤をインクに添加
させるにあたっては、その添加量が0.01〜0.5重
量%、好ましくは0.05〜0.4重量%、より好まし
くは0.1〜0.4重量%の範囲になるようにする。
【0021】また、速乾剤は、インクが記録媒体に付着
した後、インクが速やかに乾いたり浸透したりして、他
の記録媒体にインクが付着して汚れるのを防止するため
に用いられるものであり、例えば、メタノール、エタノ
ール、プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノー
ル、2−ブタノール等の低級アルコール類等が用いられ
る。
【0022】また、安定剤は、水系媒体中において顔料
の分散安定性が低下するのを防止するために用いられる
ものであり、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン等のアルコールアミ
ン類;2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチルイミダゾリジノン、1,3−ジメチル
−2−イミダゾリジノン,スルホラン,ジメチルサルフ
ォキサイド,ε−カプロラクタム等の環状アミド化合
物;スクシンイミド等のイミド化合物;ホルムアミド、
ソルビット、1,3−ビス(β−ヒドロキシエチル)ウ
レア等が用いられ、好ましくはトリエタノールアミンを
用いるようにする。そして、このような安定剤をインク
に添加させるにあたっては、その添加量が0.1〜1重
量%、好ましくは0.1〜0.5重量%、より好ましく
は0.2〜0.5重量%の範囲になるようにする。
【0023】また、定着剤は、インクの記録媒体への定
着性を向上させるものであり、例えば、水溶性のポリエ
ステル類、ポリウレタン類、ポリアミド類、ポリイミド
類、ポリアクリル類、ポリビニルアルコール類等が用い
られ、好ましくは、ポリ(メタ)アクリル酸エステル類
を用いるようにする。そして、このような定着剤をイン
クに添加させるにあたっては、その添加量が0.1〜1
5重量%、好ましくは1〜10重量%、より好ましくは
4〜8重量%の範囲になるようにする。
【0024】一方、上記の硬化性組成物としては、公知
の熱硬化性組成物,光硬化性組成物,放射線硬化性組成
物等を用いることができ、特に、硬化速度が速くて、安
全性が高い紫外線硬化性組成物を用いることが好まし
く、紫外線硬化性組成物中においても、硬化速度がさら
に速い二成分系の紫外線硬化性組成物を用いることが好
ましい。
【0025】ここで、上記の二成分系の紫外線硬化性組
成物としては、樹脂1kg中において側鎖にエチレン性
不飽和基を0.1〜0.2モルの範囲で有する親水性樹
脂と、分子末端に2〜4個のエチレン性不飽和基を有す
る重量平均分子量が400〜3000の親水性オリゴマ
ーとを含有するものが挙げられる。
【0026】そして、上記のように樹脂1kg中におい
てその側鎖にエチレン性不飽和基を0.1〜0.2モル
の範囲で有する親水性樹脂としては、水酸基を有する樹
脂、エポキシ基を有する樹脂、カルボキシル基を有する
樹脂、アミノ基を有する樹脂が挙げられる。
【0027】ここで、上記の水酸基を有する樹脂として
は、例えば、ポリビニルアルコール及びその変性物(カ
チオン変性物、アニオン変性物、アセタール化物);ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース;ア
ルブミン、ゼラチン、カゼイン、澱粉、カチオン化澱
粉、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ等の天然樹脂;水
酸基を有するモノマーと親水性モノマーとの共重合体等
が挙げられる。
【0028】また、上記のエポキシ基を有する樹脂とし
ては、例えば、グリシジン(メタ)アクリレート、4−
エポキシスチレン、1,2,1−ビニルシクロヘキセン
4−5−オキシドと親水性モノマーとの共重合体等が挙
げられる。
【0029】また、上記のカルボキシル基を有する樹脂
としては、例えば、ポリ(メタ)アクリル酸、(メタ)
アクリル酸やクロトン酸やマレイン酸と親水性モノマー
との共重合体、重合ロジン、水添ロジン、不均化ロジ
ン、酸価を有するポリエステル樹脂等が挙げられる。
【0030】また、アミノ基を有する樹脂としては、例
えば、下記に示すアクリルアミド及びその誘導体と親水
性モノマーとの共重合体;ポリアリルアミンとエチレン
イミンとの共重合体等が挙げられる。
【0031】ここで、上記のアクリルアミドとしては、
N−メチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリル
アミド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、
N,N−ジメチルアミノプロピルアクリレート、ヒドロ
キシメチル(メタ)アクリレート、β−(ユリア)−N
−エチレンアクリレート、N,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピルメ
タクリレート、N,N−ジメチルアミノアクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアミノ(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジメチルアミノエチルメタアクリルアミド、
N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアミノ−2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリルアミド、N−メチル−N−エチルアク
リルアミド、N−メチル−N−n−プロピルアクリルア
ミド、N−メチル−N−イソプロピルアクリルアミド、
N−エチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリル
アミド、N−n−ブチルアクリルアミド、N−sec−
ブチルアクリルアミド、N−tert−ブチルアクリル
アミド、N−n−プロピル(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジ−n−プロピルアクリルアミド、N−イソプ
ロピル(メタ)アクリルアミド、N−シクロプロピル
(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ−イソプロピルア
クリルアミド、N−n−ヘキシルアクリルアミド、N−
n−オクチルアクリルアミド、N−tert−オクチル
アクリルアミド、N−テトラヒドロフルフリル(メタ)
アクリルアミド、N−ヒドロキシエチルアクリルアミ
ド、N−メトキシメチルアクリルアミド、N−メトキシ
エチル(メタ)アクリルアミド、N−メトキシプロピル
(メタ)アクリルアミド、N−エトキシメチルアクリル
アミド、N−エトキシエチル(メタ)アクリルアミド、
N−エトキシプロピル(メタ)アクリルアミド、N−n
−ブトキシメチルアクリルアミド、N−n−ブトキシプ
ロピルアクリルアミド、N−イソプロポキシプロピル
(メタ)アクリルアミド、N−(2,2−ジメトキシエ
チル)−N−メチルアクリルアミド、N−1−メチル−
2−メトキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−1−
メトキシメチルプロピル(メタ)アクリルアミド、N−
1−メトキシメチルプロピル(メタ)アクリルアミド、
N−(1,3−ジオキソラン−2−イソメチル)−N−
メチルアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド、ジアセトンアクリルアミド、N−2−エチルヘキシ
ロキシプロピルアクリルアミド、N−フルフリルアクリ
ルアミド、N−メチルチオプロピルアクリルアミド、N
−クロロプロピルアクリルアミド、N−アクリロイルピ
ペリジン、N−アクリロイルピロリジン、N−アクリロ
イルモルホリン、2−メチル−5−ビニルピリジン、N
−ビニル−2−ピロリドン、N−アクリロイル−2,6
−ジメチルモルフォリン等及びこれらの4級化合物等を
用いることができる。
【0032】また、上記の親水性モノマーとしては、例
えば、ビニルスルホン酸ソーダ,ビニルベンゼンスルホ
ン酸塩基ソーダ等のスルホン酸塩基を持つモノマー;
(メタ)アクリル酸,イタコン酸,無水コハク酸,無水
マレイン酸等のカルボン酸を持つモノマー;ポリオキシ
エチレン(メタ)アクリレート,β−ヒドロキシエチレ
ンビニルエーテル,β−ヒドロキシエチレン(メタ)ア
クリレート,トリメチロールプロパンモノメタクリレー
ト,ペンタエリスリトールモノメタクリレート等のスル
ホン酸基を持つモノマー;(メタ)アクリルアミド,モ
ノメチロール(メタ)アクリルアミド,β−(ユリア)
−N−エチレンアクリレート,メタクロイルジシアンジ
アミド,ジアセトンアクリルアミド等のアミド基を持つ
モノマー;エチレンオキシド,プロピレンオキシド等の
エーテル基を持つモノマー;ビニルピロリドン等のピロ
リドン基を持つモノマー;エチレンイミン,N−エチレ
ンイミノエチルメタクリレート等のエチレンイミン基を
持つモノマー等が挙げられる。
【0033】一方、上記の分子末端に2〜4個のエチレ
ン性不飽和基を有する重量平均分子量が400〜300
0の親水性オリゴマーとしては、例えば、多価アルコー
ルのアルキレンオキシド付加化合物の(メタ)アクリル
酸エステル、ポリアルキレンオキシドのウレタン変性化
合物の末端アクリル酸エステル、ポリアルキレンオキシ
ドのポリエステル変性化合物の末端アクリル酸エステ
ル、ポリアルキレンオキシドのエポキシ変性化合物のア
クリル酸エステル、メラミンのアルキレンオキシド付加
化合物のアクリル酸エステル、イソシアヌレートのアル
キレンオキシド付加化合物のアクリル酸エステル、ヒダ
ントインのアルキレンオキシド付加化合物のアクリル酸
エステル、ポリアルキレンオキシド化合物のポリエポキ
シドと第3級アミンとの付加化合物、ポリアルキレンオ
キシドのエポキシエステルのカチオン化アクリル酸エス
テル等が挙げられる。
【0034】ここで、上記の多価アルコールのアルキレ
ンオキシド付加化合物の(メタ)アクリル酸エステルと
しては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート,プロパンジオールジオールジ(メタ)アクリレ
ート,ブタンジオールジ(メタ)アクリレート,ペンタ
ンジオールジ(メタ)アクリレート,ヘキサンジオール
ジ(メタ)アクリレート,ネオペンチルグリコールジ
(メタ)アクリレート,ヒドロキシピバリン酸ネオペン
チルグリコールジ(メタ)アクリレート,ポリエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート,ポリプロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート,ポリテトラフラング
リコールジ(メタ)アクリレート,トリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレート,ペンタエリスリトール
トリ(メタ)アクリレート,ペンタエリスリトールテト
ラ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0035】また、上記のポリアルキレンオキシドのウ
レタン変性化合物の末端アクリル酸エステルとしては、
例えば、ビスフェノールAとヘキサメチレンジイソシア
ナートとから合成された末端がイソシアナートであるウ
レタン化合物に対して2−ヒドロキシエチルアクリレー
トを反応させて得た数平均分子量が約2600で分子の
両末端がアクリロイルであるウレタンアクリレート;ポ
リテトラメチレングリコールとトリレンジイソシアナー
トとから合成された末端がイソシアナートであるウレタ
ン化合物に対して2−ヒドロキシエチルアクリレートを
反応させて得た数平均分子量が約1800で分子の両末
端がアクリロイルであるウレタンアクリレート;プロピ
レンオキシドとエチレンオキシド及びキシレンジイソシ
アナートとから合成された末端がイソシアナートである
ウレタン化合物に対して2−ヒドロキシエチルアクリレ
ートを反応させて得た数平均分子量が約1800で分子
の両末端がアクリロイルであるウレタンアクリレート;
分子量400のポリエチレンオキシドとリジンジイソシ
アナートとから合成された末端がイソシアナートである
ウレタン化合物に対して2−ヒドロキシエチルメタアク
リレートを反応させて得た数平均分子量が約3100で
分子の両末端がアクリロイルであるウレタンアクリレー
ト等が挙げられる。
【0036】また、上記のポリアルキレンオキシドのポ
リエステル変性化合物の末端アクリル酸エステルとして
は、例えば、ポリエステルの(メタ)アクリル酸エステ
ル類等が挙げられる。
【0037】また、上記のポリアルキレンオキシドのエ
ポキシ変性化合物のアクリル酸エステルとしては、例え
ば、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルジ
(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジグ
リシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリグリシジルエーテルトリ(メタ)アク
リレート、グリセリントリグリシジルエーテルトリ(メ
タ)アクリレート、イソシアヌール酸トリグリシジルエ
ーテルトリ(メタ)アクリレート、ノボラック型エポキ
シ樹脂の(メタ)アクリル酸エステル、ビスフェノール
型エポキシ樹脂の(メタ)アクリル酸エステル等の1分
子中に2個以上のエポキシ基を有する化合物の(メタ)
アクリル酸エステル類等が挙げられる。
【0038】また、上記のメラミンのアルキレンオキシ
ド付加化合物のアクリル酸エステルとしては、例えば、
メラミン1モルに対して30モルの比率でエチレンオキ
シドを付加させた後、これにアクリル酸クロリドを用い
てアクリルエステル化して得られるメラミンアクリレー
ト等が挙げられる。
【0039】また、上記のイソシアヌレートのアルキレ
ンオキシド付加化合物のアクリル酸エステルとしては、
例えば、イソシアヌレート1モルに対して18モルの比
率でエチレンオキシドを付加させた後、これにアクリル
酸クロリドを用いてアクリルエステル化して得られるイ
ソシアヌレートアクリレート化合物等が挙げられる。
【0040】また、上記のヒダントインのアルキレンオ
キシド付加化合物のアクリル酸エステルとしては、例え
ば、ヒダントイン1モルに対して24モルの比率でエチ
レンオキシドを付加させた後、これにアクリル酸クロリ
ドを用いてアクリルエステル化して得られるヒダントイ
ンアクリレート化合物、又は、ヒダントイン1モルに対
して8モルの比率でエチレンオキシドを付加させた後、
これにアクリル酸クロリドを用いてアクリルエステル化
して得られるヒダントインアクリレート化合物等が挙げ
られる。
【0041】また、上記のポリアルキレンオキシド化合
物のポリエポキシドと第3級アミンとの付加化合物とし
ては、例えば、ポリグリセリンのポリエポキシドにアク
リル酸とトリメチルアミンとを反応させた化合物等が挙
げられる。
【0042】また、上記のポリアルキレンオキシドのエ
ポキシエステルのカチオン化アクリル酸エステルとして
は、例えば、ポリエチレンオキシドのジグリシジルエー
テルにジメチルアミノエチルメタクリレートを反応させ
た化合物等が挙げられる。
【0043】そして、この発明におけるインク記録方法
やインク記録装置において、上記のような硬化性組成物
を硬化性組成物供給装置により記録媒体上に供給するに
あたっては、ローラーやブラシ等によって硬化性組成物
を記録媒体上に塗布するようにしたり、吐出装置によっ
て硬化性組成物を記録媒体上に吐出するようにしたり、
噴霧装置によって硬化性組成物を記録媒体上に噴霧する
等の方法を用いることができる。
【0044】ここで、上記のようにローラーにより硬化
性組成物を記録媒体上に塗布するにあたっては、このロ
ーラーの材料として、従来より一般に用いられている公
知の材料を用いることができ、具体的には、天然ゴム、
ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−
ブタジエン共重合ゴム,スチレン−イソプレン共重合ゴ
ム,スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合ゴム,ブ
タジエン−イソプレン共重合ゴム,スチレン−ブタジエ
ンブロック共重合ゴム,スチレン−イソプレンブロック
共重合ゴム,アクリロニトリルブタジエンゴム,クロロ
プレンゴム等の共役ジエン系重合ゴム、塩素化ポリエチ
レンゴム,クロロスルホン化ポリエチレンゴム等の変性
ポリエチレンゴム、α−オレフィン系共重合ゴム,シリ
コンゴム等を用いることができ、特に、ローラーの耐性
を考慮すると、変性ポリエチレンゴム、α−オレフィン
系共重合ゴム、シリコンゴムを用いることが好ましい。
【0045】また、上記のようにインク吐出装置からイ
ンクを記録媒体上に吐出する前又は吐出した後に、硬化
性組成物供給装置から硬化性組成物を記録媒体上に供給
し、このようにインクと共に記録媒体に供給された硬化
性組成物を硬化装置によって硬化させるようにする。な
お、硬化性組成物を硬化させる硬化装置は、使用する硬
化性組成物の種類に応じて適宜選択して用いるようにす
る。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
インク記録装置及びインク記録方法を添付図面に基づい
て具体的に説明する。
【0047】(実施形態1)実施形態1においては、図
1に示すように、記録媒体1上にインクを吐出させるイ
ンク吐出装置10よりも記録媒体1の搬送方向上流側の
位置に、硬化性組成物を記録媒体1に供給する硬化性組
成物供給装置20として、硬化性組成物を記録媒体1に
塗布する塗布ローラ21を設ける一方、インク吐出装置
10よりも記録媒体1の搬送方向下流側の位置に、上記
の硬化性組成物を硬化させる硬化装置30を設けてい
る。
【0048】そして、上記の塗布ローラ21によって記
録媒体1に硬化性組成物を塗布した後、上記のインク吐
出装置10から記録媒体1上にインクを吐出し、その
後、上記のように記録媒体1に供給された硬化性組成物
を硬化装置30により硬化させ、この硬化性組成物の硬
化によりインクを記録媒体1に定着させて画像を形成す
るようにしている。
【0049】(実施形態2)実施形態2においては、図
2に示すように、記録媒体1上にインクを吐出させるイ
ンク吐出装置10よりも記録媒体1の搬送方向下流側の
位置に、硬化性組成物を記録媒体1に供給する硬化性組
成物供給装置20として、硬化性組成物を記録媒体1に
塗布する塗布ローラ21を設け、さらに、この塗布ロー
ラ21よりも記録媒体1の搬送方向下流側の位置に、硬
化性組成物を硬化させる硬化装置30を設けている。
【0050】そして、上記のインク吐出装置10から記
録媒体1上にインクを吐出させた後に、上記の塗布ロー
ラ21によってインクが吐出された記録媒体1に硬化性
組成物を塗布し、その後、このように記録媒体1に供給
された硬化性組成物を硬化装置30により硬化させ、こ
の硬化性組成物の硬化によりインクを記録媒体1に定着
させて画像を形成するようにしている。
【0051】(実施形態3)実施形態3においては、図
3に示すように、記録媒体1上にインクを吐出させるイ
ンク吐出装置10よりも記録媒体1の搬送方向上流側の
位置に、硬化性組成物を記録媒体1に供給する硬化性組
成物供給装置20として、硬化性組成物を記録媒体1に
吐出させる吐出装置22を設ける一方、インク吐出装置
10よりも記録媒体1の搬送方向下流側の位置に、上記
の硬化性組成物を硬化させる硬化装置30を設けてい
る。
【0052】そして、上記の吐出装置22によって記録
媒体1に硬化性組成物を吐出させた後に、上記のインク
吐出装置10から硬化性組成物が吐出された記録媒体1
の上にインクを吐出し、その後、上記のように記録媒体
1に供給された硬化性組成物を硬化装置30により硬化
させ、この硬化性組成物の硬化によりインクを記録媒体
1に定着させて画像を形成するようにしている。
【0053】(実施形態4)実施形態4においては、図
4に示すように、記録媒体1上にインクを吐出させるイ
ンク吐出装置10よりも記録媒体1の搬送方向下流側の
位置に、硬化性組成物を記録媒体1に供給する硬化性組
成物供給装置20として、硬化性組成物を記録媒体1に
吐出させる吐出装置22を設け、さらに、この吐出装置
22よりも記録媒体1の搬送方向下流側の位置に、硬化
性組成物を硬化させる硬化装置30を設けている。
【0054】そして、上記のインク吐出装置10から記
録媒体1上にインクを吐出させた後に、インクが吐出さ
れた記録媒体1の部分に上記の吐出装置22から硬化性
組成物を吐出し、その後、このように記録媒体1に供給
された硬化性組成物を硬化装置30により硬化させ、こ
の硬化性組成物の硬化によりインクを記録媒体1に定着
させて画像を形成するようにしている。
【0055】
【実施例】次に、この発明に係るインク記録装置及びイ
ンク記録方法について具体的な実施例を挙げて説明する
と共に、この発明の実施例によると、インクのにじみが
少なく、十分な画像濃度を有すると共に、定着性に優れ
た良好な画像が得られることを、比較例を挙げて明らか
にする。
【0056】(実施例1〜4)実施例1〜4において
は、インクとして、カーボンブラック分散液(Cabo
t社製:Cab−O−Jet300)を5重量部、グリ
セリンを19重量部、蒸留水を75重量部、トリエタノ
ールアミンを1重量部の割合にし、これらを室温で3時
間混合攪拌した後、ホモジナイザーによって液中におけ
る顔料の粒径を整え、その後、10μmのメンズブレン
フィルターで濾過したものを用いるようにした。
【0057】一方、硬化性組成物としては、前記のよう
な親水性樹脂と親水性オリゴマーとを含む二成分系の紫
外線硬化性組成物を用いるようにした。
【0058】ここで、実施例1〜4においては、親水性
樹脂として、ポリビニルアルコール(クラレ社製:PV
A217)100重量部に無水コハク酸を20重量部加
えてエステル化させた樹脂を得た後、この樹脂70重量
部に対してグリシジルメタクリレートを20重量部加え
て反応させ、エチレン性不飽和基が導入された親水性樹
脂を用いる一方、親水性オリゴマーとして、グリセリン
にエチレンオキサイドを48モル付加させたエポキシア
クリレート(商品名:Gly48EA)を用いるように
した。
【0059】そして、実施例1〜4においては、上記の
親水性樹脂の20%水溶液500重量部に対して、上記
の親水性オリゴマーを100重量部、触媒(CIBA−
GEIGY社製:Irgacure 2959)を6重
量部の割合で加えた二成分系の紫外線硬化性組成物を用
いるようにした。
【0060】また、記録媒体1としては、市販の記録紙
(ミノルタ社製:EPペーパー)を用い、硬化装置30
としては、紫外線を照射する高圧水銀灯30を用いるよ
うにした。
【0061】そして、実施例1においては、上記の実施
形態1に示すように、塗布ローラ21によって上記の硬
化性組成物を記録媒体1に塗布した後に、インク吐出装
置10から記録媒体1上に上記のインクを吐出し、その
後、上記の高圧水銀灯30から積算で400mJ/cm
2 の紫外線を照射して、記録媒体1に供給された上記の
硬化性組成物を硬化させるようにした。
【0062】また、実施例2においては、上記の実施形
態2に示すように、インク吐出装置10から記録媒体1
上に上記のインクを吐出させた後に、この記録媒体1に
塗布ローラ21によって上記の硬化性組成物を塗布し、
その後は、実施例1の場合と同様に、上記の高圧水銀灯
30から積算で400mJ/cm2 の紫外線を照射し
て、記録媒体1に供給された上記の硬化性組成物を硬化
させるようにした。
【0063】また、実施例3においては、上記の実施形
態3に示すように、吐出装置22から記録媒体1に上記
の硬化性組成物を吐出させた後に、インク吐出装置10
から硬化性組成物が吐出された記録媒体1の上にインク
を吐出し、その後は、実施例1の場合と同様に、上記の
高圧水銀灯30から積算で400mJ/cm2 の紫外線
を照射して、記録媒体1に供給された上記の硬化性組成
物を硬化させるようにした。
【0064】また、実施例4においては、上記の実施形
態4に示すように、インク吐出装置10から記録媒体1
上に上記のインクを吐出させた直後に、この記録媒体1
に対して吐出装置22から上記の硬化性組成物を吐出
し、その後は、実施例1の場合と同様に、上記の高圧水
銀灯30から積算で400mJ/cm2 の紫外線を照射
して、記録媒体1に供給された上記の硬化性組成物を硬
化させるようにした。
【0065】(実施例5)実施例5においては、上記の
実施例1〜4において使用した二成分系の紫外線硬化性
組成物の種類を変更し、それ以外については、上記の実
施例1の場合と同様に、実施形態1に示すように、塗布
ローラ21によって硬化性組成物を記録媒体1に塗布し
た後に、インク吐出装置10から記録媒体1上に上記の
インクを吐出させ、その後、上記の高圧水銀灯30から
積算で400mJ/cm2 の紫外線を照射して、記録媒
体1に供給された上記の硬化性組成物を硬化させるよう
にした。
【0066】ここで、この実施例5においては、二成分
系の紫外線硬化性組成物を得るにあたり、親水性樹脂と
して、ポリビニルアルコール(クラレ社製:PVA21
7)100重量部に無水コハク酸を10重量部加えてエ
ステル化させた樹脂を得た後、この樹脂70重量部に対
してグリシジルメタクリレートを10重量部加えて反応
させ、エチレン性不飽和基が導入された親水性樹脂を用
いる一方、親水性オリゴマーとしては市販品(ナガセ化
成工業社製:DENACOL ACRYLATE DM
−832)を用いるようにした。
【0067】そして、上記の親水性樹脂の20%水溶液
500重量部に対して、上記の親水性オリゴマーを70
重量部、触媒(CIBA−GEIGY社製:Irgac
ure 2959)を5重量部の割合で加えた二成分系
の紫外線硬化性組成物を使用するようにした。
【0068】(実施例6)実施例6においても、上記の
実施例5と同様に、実施例1〜4において使用した二成
分系の紫外線硬化性組成物の種類を変更し、それ以外に
ついては、上記の実施例1の場合と同様にした。
【0069】ここで、この実施例6においては、二成分
系の紫外線硬化性組成物を得るにあたり、親水性樹脂と
して、ポリビニルアルコール(クラレ社製:PVA21
7)100重量部に無水コハク酸を5重量部加えてエス
テル化させた樹脂を得た後、この樹脂70重量部に対し
てグリシジルメタクリレートを5重量部加えて反応さ
せ、エチレン性不飽和基が導入された親水性樹脂を用い
る一方、親水性オリゴマーとしては市販品(ナガセ化成
工業社製:DENACOL ACRYLATEDA−9
31)を用いるようにした。
【0070】そして、上記の親水性樹脂の20%水溶液
500重量部に対して、上記の親水性オリゴマーを45
重量部、触媒(CIBA−GEIGY社製:Irgac
ure 2959)を4重量部の割合で加えた二成分系
の紫外線硬化性組成物を使用するようにした。
【0071】(実施例7)実施例7においても、上記の
実施例5と同様に、実施例1〜4において使用した二成
分系の紫外線硬化性組成物の種類を変更し、それ以外に
ついては、上記の実施例1の場合と同様にした。
【0072】ここで、この実施例7においては、二成分
系の紫外線硬化性組成物を得るにあたり、親水性樹脂と
して、メチルメタクリレートとN,N−ジメチルアミノ
プロピルアクリレートとアクリルアミドとグリシジルメ
タクリレートとを2:24:36:14の割合で共重合
させたアクリル樹脂100重量部に対して、アクリル酸
4.4重量部とコハク酸0.2重量とを加えエステル化
させて、エチレン性不飽和基が導入された親水性樹脂を
用いる一方、親水性オリゴマーとしては市販品(新中村
化学工業社製:NKエステル AGP−700)を用い
るようにした。
【0073】そして、上記の親水性樹脂の20%水溶液
500重量部に対して、上記の親水性オリゴマーを80
重量部、触媒(CIBA−GEIGY社製:Irgac
ure 2959)を5重量部の割合で加えた二成分系
の紫外線硬化性組成物を使用するようにした。
【0074】(比較例1)比較例1においては、上記の
実施例1〜4と同じインクを用いると共に、記録媒体1
としても同じ市販の記録紙(ミノルタ社製:EPペーパ
ー)を用いるようにした。
【0075】そして、この比較例1においては、上記の
記録媒体1にインク吐出装置10から上記のインクを吐
出させるだけで、記録媒体1に硬化性組成物を供給しな
いようにして記録媒体1に画像を形成するようにし、
た。
【0076】次に、上記の実施例1〜7及び比較例1に
示すようにして、それぞれ記録媒体1に画像を形成し、
形成された画像における印字品位、画像濃度、耐こすれ
性の評価を行い、これらの結果を下記の表1に示した。
【0077】ここで、印字品位については、上記の記録
媒体1上に幅が3ドットの直線を印字して、この直線に
おけるガタツキ具合を示すTEP(Tangentia
lEdge Profile)を、ドットアナライザー
DA−5000S(王子計測機器社製)を用いて調べ、
TEPが40μm未満の場合を○、TEPが40μm以
上で60μm未満の場合を△、TEPが60μm以上の
場合を×で示した。なお、TEPは、直線のガタツキを
本来あるべき直線からの変位量として求め、その標準偏
差値を示している。
【0078】また、画像濃度については、上記の記録媒
体1上にベタの印字を行い、このベタの印字部分におけ
る画像濃度(ID)を、サクラ濃度計PDA65(コニ
カ社製)により測定し、このベタの印字部分における画
像濃度が1.4以上の場合を○、1.4未満で1.2以
上の場合を△、1.2未満の場合を×で示した。
【0079】また、耐こすれ性については、上記の記録
媒体1上に画像を印字し、画像が形成されたこの記録媒
体1上を、同じ記録媒体の紙片を用いて64g/m2
圧力で1cm/秒の速度でこすり、印字された画像が乱
れなくなるまでの時間を測定し、画像が乱れなくなるま
での時間が4秒未満の場合を○、4〜6秒の場合を△、
6秒を越える場合を×で示した。
【0080】
【表1】
【0081】この結果から明らかなように、インクを記
録媒体1上に吐出する直前又は吐出した直後に、硬化性
組成物を記録媒体1に供給し、インクと共に記録媒体に
供給された硬化性組成物を硬化装置によって硬化させる
ようにした実施例1〜7のものは、硬化性組成物を記録
媒体1に供給しない比較例1のものに比べて、インクの
滲みが少なくなると共に、十分な画像濃度を有し、耐こ
すれ性にも優れた良好な画像が得られた。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
インク記録方法やインク記録装置においては、インク吐
出装置からインクを記録媒体上に吐出する前又は吐出し
た後において、硬化性組成物供給装置から硬化性組成物
を記録媒体上に供給し、インクと共に記録媒体に供給さ
れた硬化性組成物を硬化装置によって硬化させるように
したため、この硬化性組成物の硬化によってインクが速
やかに記録媒体に定着されるようになった。
【0083】この結果、この発明におけるインク記録方
法やインク記録装置によって記録媒体に画像を形成する
と、記録媒体上においてインクが滲むのが抑制され、フ
ェザリングやブリーディングと呼ばれるインクの滲みの
ない良好な画像が得られると共に、顔料を用いたインク
の場合にも、インク中の顔料が記録媒体に十分に定着さ
れるようになり、摩擦等によりインクの顔料が記録媒体
上から取れて、形成された画像がかすれたりするという
こともなく、良好な画像が安定して得られるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1に係るインク記録装置及
びインク記録方法の概略説明図である。
【図2】この発明の実施形態2に係るインク記録装置及
びインク記録方法の概略説明図である。
【図3】この発明の実施形態3に係るインク記録装置及
びインク記録方法の概略説明図である。
【図4】この発明の実施形態4に係るインク記録装置及
びインク記録方法の概略説明図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 10 インク吐出装置 20 硬化性組成物供給装置 21 塗布ローラ 22 吐出装置 30 硬化装置(高圧水銀灯)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大澤 以清 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 田畑 賢一 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA05 HA42 HA44

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク吐出装置から記録媒体上にインク
    を吐出して画像を形成するインク記録方法において、イ
    ンク吐出装置からインクを記録媒体上に吐出する前又は
    吐出した後に、硬化性組成物を記録媒体上に供給し、そ
    の後、インクと共に記録媒体に供給された上記の硬化性
    組成物を硬化させることを特徴とするインク記録方法。
  2. 【請求項2】 インク吐出装置から記録媒体上にインク
    を吐出して画像を形成するインク記録装置において、イ
    ンク吐出装置からインクを記録媒体上に吐出する前又は
    吐出した後に、硬化性組成物を記録媒体上に供給する硬
    化性組成物供給装置を設けると共に、インクと共に記録
    媒体に供給された硬化性組成物を硬化させる硬化装置を
    設けたことを特徴とするインク記録装置。
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