JP2000198105A - 基体表面にブリックを有する建材の製造方法及び表面ブリック付きのブロック - Google Patents

基体表面にブリックを有する建材の製造方法及び表面ブリック付きのブロック

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JP2000198105A
JP2000198105A JP11002176A JP217699A JP2000198105A JP 2000198105 A JP2000198105 A JP 2000198105A JP 11002176 A JP11002176 A JP 11002176A JP 217699 A JP217699 A JP 217699A JP 2000198105 A JP2000198105 A JP 2000198105A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面にブリックを張ったブロックの製造方法
を提供する。 【解決手段】 成形型7における多数のブリック型8に
着色ブリック11を供給して所定間隔多数のブリック5
を同時に成形し,次いでブリック接着層4を有する発泡
樹脂のブロック基体1を成形型7に設置加圧して,ブリ
ック5をブリック接着層4に同時に接着するとともにブ
リック接着層4の露出部分による目的を形成し,脱型と
養生を行なうことによってブリック5付きのブロックを
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えば塀や門柱形
成用のブロック,内装用又は外装用のパネル等として使
用するに好適な基体表面にブリックを有する建材の製造
方法及び,特に塀や門柱形成用に好適な表面ブリック付
きのブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】着色モルタル等の着色ブリック材料をブ
リック型に供給して成形(型取り)し,脱型後に養生硬
化するブリックの製造方法が知られており,このときブ
リックの表面を自然に成形し脱型を容易に行なうように
するため,例えば脱気孔を配置したウレタンゴム,シリ
コンゴム等合成ゴム製,アルミ等金属製のブリック型を
使用し,該ブリック型の成形面に熱可塑性樹脂,シリコ
ン樹脂等のフィルム乃至シ−トを敷設配置し,必要に応
じて加熱成形を施す等して,脱気孔から真空吸引するこ
とにより,着色ブリック材料をブリック型に供給するこ
とによって,上記成形を行なうものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合好ましい形状
の個々のブリックが得られるが,その利用は,例えばコ
ンクリートブロックや下地パネルに対する現場施工によ
って個別に張設設置することが必要となるので,一般の
窯業系レンガ等のブリックを使用するのと変わらず,ブ
リックのコストを低下するメリットはあるも,それ以上
のメリットがない。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって,その解決課題とするところは,第1に,ブリ
ックの成形に加えて,これと一連の工程で該ブリックを
表面に有するブロック,パネル等にして,例えば塀や門
柱等を直ちに形成し,内装や外装を直ちに形成し得て,
現場工事の省力化を可能とする建材を効率よく確実に製
造することが可能とする,基体表面にブリックを有する
建材の製造方法を提供することにあり,また第2に,特
に塀や門柱の形成用に好適にして上記現場工事の省力化
を可能とする表面ブリック付きのブロックを提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題に添って
本発明は,所定間隔多数のブリックを同時成形するとと
もにその脱型前にブロック,パネル等の基体を供給し
て,該基体の接着層に未硬化多数のブリックを同時接着
するとともに,ブリックの間隔に応じた該接着層による
目地を同時形成し,これを脱型して,養生硬化すること
によって,基体(ベース)付きの最終製品として使用可
能の建材を製造するようにしたものであって,即ち請求
項1に記載の発明を,所定間隔にブリック型を多数配置
した成形型を使用して各ブリック型に着色モルタル,無
機材とバインダ−の混練物等着色ブリック材料を供給
し,所定間隔多数のブリックを同時に成形するブリック
成形工程と,表面に形成したモルタル系,樹脂系等の接
着層を未硬化のブリック側にして成形型に基体を配置加
圧して上記所定間隔多数のブリックを同時接着し且つブ
リック間隔に応じた上記接着層による目地を同時形成す
る基体配置接着工程と,成形型から接着層を介して基体
に接着したブリックを同時に脱型する脱型工程と,ブリ
ック及び接着層を養生硬化する養生工程とを備えてなる
ことを特徴とする基体表面にブリックを有する建材の製
造方法とし,請求項2に記載の発明は,ブリックの色調
を,例えばユーズドブリックの古色感や,レンガの焼き
むら感等を有するものとして,その表面色調を調整する
ように,これを,ブリック成形工程の前工程として,ブ
リック型に着色ブリック材料と異なる色調の無機顔料を
塗布又は散布する顔料配置工程を備えてなることを特徴
とする請求項1に記載の基体表面にブリックを有する建
材の製造方法とし,請求項3に記載の発明は,上記接着
層による目地にブリックが掛かるのを防止し,目地とブ
リックの境界を明確にして,その表面外観を向上し得る
ように,これを,ブリック成形工程の着色ブリック材料
供給を,ブリック型部分を透孔,メッシュ状,帯状,平
行ライン状等のモルタル透過部とし,ブリック型を画す
る外周リブ部分をマスキング部とする治具を用い,該治
具を成形型に配置し均し具による均しを施すことによっ
て,所定間隔多数のブリック型に均一に行なうようにし
てなることを特徴とする請求項1又は2に記載の基体表
面にブリックを有する建材の製造方法とし,請求項4に
記載の発明は,着色ブリック材料をブリック型に馴染ま
せて,ブリックの形状の崩れ,空隙,穴の発生等を防止
し得るように,これを,基体配置加圧工程を,その基体
配置後又は加圧時に成形型に振動を与えて行なうように
してなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の
基体表面にブリックを有する建材の製造方法とし,請求
項5に記載の発明は,建材の用途に応じて好ましい形態
の基体を有するものとするように,これを,基体を有機
系又は無機系のブロック或いはパネルとしてなることを
特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の基体表面に
ブリックを有する建材の製造方法とし,請求項6に記載
の発明は,上記第2の課題に添って,これを,発泡樹脂
製のブロック基体と,該ブロック基体の表面に形成した
モルタル系,樹脂系等の接着層と,該接着層を目地とし
て部分的に露出して接着層に接着配置した所定間隔多数
の着色モルタル,無機材とバインダ−の混練物等着色ブ
リック材料成形によるブリックとを備えてなることを特
徴とする表面ブリック付きのブロックとし,請求項7に
記載の発明は,その具体的な特定を行なうように,これ
を,上記所定間隔多数の着色モルタル成形によるブリッ
クを,上記ブロック基体における配置位置に応じた成形
型を用いてそれぞれ同時成形し,上記接着層への接着配
置を該ブリックの未硬化状態のままブロック基体におけ
る同じく未硬化の接着層に対して同時接着することによ
って行なってなることを特徴とする請求項6に記載の表
面ブリック付きのブロックとし,これらをそれぞれ発明
の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0006】なおブリックを成形するブリック型及び成
形型は,以下の実施の形態においてフィルムを配置し又
はこれを吸引した状態を示すが,本発明においてこれら
ブリック型及び成形型とは,該フィルムを用いた場合,
これを用いない型自体の場合の双方を含む意味に用い,
また着色モルタル等のモルタルとは,これに骨材を含ん
だ生コンクリート乃至コンクリートを含む意味に用い
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,Aは表面ブリック付きのブロッ
クであり,該ブロックAは,発泡樹脂製のブロック基体
1と,該ブロック基体1の表面に形成したモルタル系,
樹脂系等の接着層4と,該接着層4を目地6として部分
的に露出して接着層4に接着配置した所定間隔多数の着
色モルタル,無機材とバインダ−の混練物等着色ブリッ
ク材料成形によるブリック5とを備えてなるものとして
あり,例えばコンクリートブロックと同様に,ブロック
基体1の充填孔2に鉄筋を通してコンクリートを充填し
て現場に設置施工することによって塀や門を構成するも
のとしてあり,本例において上記所定間隔多数の着色ブ
リック材料成形によるブリック5を,上記ブロック基体
1における配置位置に応じた成形型7を用いてそれぞれ
同時成形し,上記接着層4への接着配置を該ブリック5
の未硬化状態のままブロック基体1における同じく未硬
化の接着層4に対して同時接着することによって行なっ
てなるものとしてある。
【0008】即ちこれを製造方法によって説明すれば,
該ブロックAは,所定間隔にブリック型8を多数配置し
た成形型7を使用して各ブリック型8に着色モルタル,
無機材とバインダーの混練物等着色ブリック材料11を
供給し,所定間隔多数のブリック5を同時に成形するブ
リック成形工程と,表面に形成したモルタル系,樹脂系
等の接着層4を未硬化のブリック5側にして成形型7に
基体1を配置加圧して上記所定間隔多数のブリック5を
同時接着し且つブリック5間隔に応じた上記接着層4に
よる目地6を同時形成する基体配置接着工程と,成形型
7から接着層4を介して基体1に接着したブリック5を
同時に脱型する脱型工程,ブリック5及び接着層4を養
生硬化する養生工程とを備えた製造方法によって製造し
たものとしてある。
【0009】本例にあってブリック成形工程における成
形型7は,ウレタンゴム,シリコンゴム等の合成ゴムを
使用して,所定間隔多数のブリック型(キャビテイ)8
を凹陥設置し,ブリック型8外周をリブ9として隆起突
出した,例えば800×300cm程度の,比較的大きな
ものとして,各ブリック型8部分を含めて図示省略の微
孔による脱気孔を配置したものとしてあり,このとき成
形型7はユーズドブリックから型取りしたユーズドブリ
ック調のブリック型8を使用し,多数のブリック5を該
ユーズドブリック調に同時成形するものとしてある。
【0010】本例の成形型7は,熱可塑性樹脂のフィル
ム10を用い,これを真空吸引してその成形面に密着さ
せ,該フィルム10を介して着色ブリック材料11をブ
リック型8に供給することによって,上記成形を行なう
ものとしており,本例において該熱可塑性樹脂のフィル
ム10の被覆配置は,該フィルム10を加熱して予備成
形し,例えば吸引装置を備えたテーブル16上に載置固
定した成形型7の成形面に,上記加熱状態のまま直ちに
載置し,上記脱気孔から真空吸引することによって,単
一のフィルム10によって多数のブリック型8を被覆
し,これに密着するように配置するものとしてあり,こ
のとき該真空吸引は後述の脱型工程までこれを継続し,
その変形や位置ズレを防止するようにしてある。
【0011】着色ブリック材料11は,無機材とバイン
ダ−の混練物によるものとし,無機材として,例えば陶
器瓦,屋根瓦等を粉砕した粉体の粉砕物を用い,必要に
応じて同様の粉砕物による顔料又はその他の色粉等の無
機顔料を添加し,これに,例えばシリコン変性アクリル
エマルジョン等適宜のバインダ−を用いて,これらを混
練したものとし,このとき無機顔料は,これを上記ユー
ズドブリック調の色調を呈するように,上記粉砕物の色
調を調整する,例えばレッド,ブラック,ホワイト等適
宜の顔料を複数色使用して着色してある。これら顔料は
複数色を同時に添加して混練することによって着色ブリ
ック材料11とするか,単一又は複数色を添加して混練
することによって複数色合成の着色ブリック材料11と
した上,これらを部分的に使用してブリック5を斑状の
色調のものとしたりするように使用するかの,いずれか
の方法によるものとしてある。
【0012】本例にあってブリック成形工程の前工程と
して,ブリック型8,本例にあっては上記成形したフィ
ルム10を介したブリック型8に着色ブリック材料11
と異なる色調の無機顔料を塗布又は散布する顔料配置工
程を備えてあり,本例において無機顔料は,ブリック成
形工程においてブリック型8に供給した着色ブリック材
料11の表面(ブリック5の表面)に付着させることに
よって,着色ブリック材料11の色調とともに,上記ユ
ーズドブリックの古色感を高度に再現して,その外観を
向上するように,例えばブラック,イエロー,ホワイト
等によるものを適宜に使用するようにしてある。
【0013】着色ブリック材料11の供給は,本例にお
いて上記フィルム10を介してブリック型8に対して上
記着色ブリック材料11を単独色で充填し或いは複数色
を部分的な斑状に充填するように行なって,各ブリック
型8の着色ブリック材料11を加圧して,本例において
上記無機顔料を表面に付した成形を行なうものとしてあ
る。
【0014】このとき本例におけるブリック成形工程の
着色ブリック材料11供給は,これを,ブリック型8部
分を透孔,メッシュ状,帯状,平行ライン状等のモルタ
ル透過部13とし,ブリック型8を画する外周リブ9部
分をマスキング部14とする治具12を用いて,該治具
12を成形型7に配置し均し具による均しを施すことに
よって,所定間隔多数のブリック型8に均一に行なうよ
うにしてある。
【0015】即ちブリック型8における着色ブリック材
料11の供給には,ブリック型8外周にして該各ブリッ
ク型8を画するリブ9(本例にあってはその表面のフィ
ルム10)上に着色ブリック材料11が残ることもあ
り,この場合接着層4にこれが接着されて,着色ブリッ
ク材料11の境界が画せずに,目地6にブリック5がは
み出たり,目地6をブリック5が覆ったりする結果を招
くが,上記治具12を使用し,該治具12を成形型7上
に載置して配置し,均し具15,例えばへら,ブラシ等
によって,治具12上に供給した所定量の着色ブリック
材料11を均すようにすることによって,マスキング部
14がリブ9への着色ブリック材料11の付着を防止す
るともにモルタル透過部13が各ブリック型8への着色
ブリック材料11の均一の供給分布を促して,各ブリッ
ク型8への確実にしてスムーズな充填供給を行なうこと
ができる。
【0016】本例において治具12は,金属板を板取し
てマスキング部14を形成したフレームに,モルタル透
過部13に金属メッシュ材を張設したものとし,均し具
15は,例えば金属メッシュ材によるモルタル透過部1
3の目に合わせた太さのブラシによるものとしてあり,
これによってブリック型8への着色ブリック材料11の
充填供給とリブ9(本例にあってはその表面のフィルム
10)への付着の防止を効率的且つ確実になし得るもの
としてあり,これによって異なる色調のブリック5と目
地6の形成とを,ブリック5を個別張設し,その後に目
地6仕上げを行なったように,外観良くなし得るものと
してある。
【0017】ブリック成形工程におけるブリック6,即
ち着色ブリック材料11の成形は,上記成形型7を用い
て所定間隔多数を同時成形するように行なうものとして
あり,例えば本例にあっては上記着色ブリック材料11
の供給後に,上記治具12を成形型7から取り外し,例
えばパネル,布,押圧用治具等を用いて成形型7の各ブ
リック型8全体を同時に或いは単一又は複数のブリック
型8毎に手作業により又は機械力によって,着色ブリッ
ク材料11を適宜に加圧して,押し固めるようにするこ
とによって行なう。
【0018】基体配置加圧工程において用いる基体1
は,有機系又は無機系のブロック或いはパネルのうち,
特に有機系のブロックによるブロック基体によるものと
し,本例にあって該ブロック基体は,ブロックAの軽量
化のために,特に発泡樹脂,例えばポリスチレン樹脂を
25乃至30倍程度の発泡倍率で発泡成形した厚肉にし
て上下に貫通し又は容易に破断可能に被覆することによ
って非貫通の充填孔2を有するものとしてあり,該ブロ
ック基体1は,その一側片側の表面に所定厚さに,モル
タル系,樹脂系等の接着剤,本例にあっては色粉を用い
て,例えば黒色とした樹脂モルタルを適宜厚さに塗布す
ることによって接着層4を形成具備したものとしてあ
り,該ブロック基体1は,その接着層4をブリック5側
にして成形型7に載置して配置し,加圧を行なうことに
よって,その接着層4を,ブリック型8に充填した着色
ブリック材料11と成形型7のリブ9(本例においては
その表面のフィルム10)に接着するようにして,ブロ
ック基体1の配置を行ない,この状態で加圧を行なうも
のとしてあり,これにより所定間隔多数のブリック5を
基体,特にブロック基体1に同時接着し且つブリック5
間隔に応じた接着層4による目地6を同時形成するもの
としてある。
【0019】ブロック基体1の加圧は,例えば油圧装置
によって,成形型7に載置して配置したブロック基体1
の上面(非モルタル接着層側の背面)から,その全面を
テーブル16側,即ち成形型7側に押しつけるようにし
て行なう。
【0020】本例にあって基体配置加圧工程は,これを
その基体配置後又は加圧時に成形型7に振動を与えて行
なうようにしてあり,振動を与えることによって,上記
成形した着色ブリック材料11をブリック型8に更に馴
染ませて,ブリック5としての形状の崩れ,空隙,穴の
発生等を防止し,上記ブリック成形工程におけるブリッ
ク5の成形をより確実化するとともに,本例にあっては
上記ユーズドブリック調の成形型7に忠実にして美麗に
してその複製状の成形を行なうことが可能になる。
【0021】振動の付与は,本例においてブリック基体
1の上記配置後である加圧前又は加圧時に,例えば成形
型7を載置固定したテーブル16をバイブレーターによ
って高速振動するようにすることによって行なう。
【0022】基体配置加圧工程後の脱型工程で,上記接
着層4を介して接着したブリック5を成形型7から同時
に脱型し,次いで養生工程で着色ブリック材料11及び
接着層4を養生硬化するものとするようにしてあり,脱
型は,例えば成形型7を載置固定したテーブル16を反
転するとともに上記フィルム10の真空吸引を解除し
て,上側から下側に連動して対向反転した載置用のテー
ブル16にブロックAを残すように,上記テーブル16
とこれに載置固定した成形型7を上昇することによっ
て,これを行なうものとしてあり,また養生工程は,該
フィルム10を付した状態で常温下において,着色ブリ
ック材料11及び接着層4を硬化するようにこれを行な
えばよい。本例において使用したフィルム10は養生途
中において剥離することができても,早期にこれを剥離
すると,フィルム10側に塗布又は散布した無機顔料が
残り,ブリック5に該無機顔料による所望の色調が得ら
れなくなることがある。
【0023】本例におけるブロックAの製造は以上のと
おりにしたが,これを上記ブリック成形工程,基体配置
加圧工程,脱型工程,養生工程に添って,その具体的工
程としてまとめて示せば,図4に記載したとおりであ
る。即ち上記ブリック成形工程は,熱可塑性樹脂のフィ
ルム10を使用する点において成形型へのフィルム配置
・吸引工程を,無機顔料を使用する点において無機顔料
配置工程を,治具12を使用する点において治具配置工
程を,その後に着色ブリック材料11を供給する点にお
いて着色ブリック材料供給工程を,均し具15でこれを
均す点において着色ブリック材料均し工程を,その後に
着色ブリック材料11を加圧する点において着色ブリッ
ク材料加圧成形工程をそれぞれ備え,基体配置加圧工程
は,基体1を配置する点において接着層付き基体配置工
程を,振動及びこれと同時又はその後の加圧を行なう点
で振動・加圧工程をそれぞれ備え,脱型工程は,テーブ
ル16を反転する点においてテーブル反転工程を,フィ
ルム10の真空吸引を解除する点において吸引解除工程
を,ブロックAを取り出す点において製品取出し工程を
それぞれ備え,また養生工程は,着色ブリック材料11
と接着層4の養生硬化を行なう点で養生硬化工程を,そ
の後にフィルム10を剥離する点でフィルム剥離工程を
それぞれ備えて,これらを経るものとしてある。
【0024】以上の製造方法によって製造した上記表面
にブリックを有する建材,特に表面ブリック付きのブロ
ックAは,これを出荷して,現場に搬入し,鉄筋とモル
タルを使用して,コンクリートブロックと同様の施工を
行なうことによって,着色ブリック材料によるユーズド
ブロック調のブリック5を有するとともに,接着層4に
よる目地6を有する塀や門柱を簡易且つ確実にして直ち
に構成することができる現場工事の省力化を可能とする
ものとなし得る。このとき本例のブロックAは,表面の
うち片側の表面にブリック5と目地6を有するので,残
余のブロック基体1側を対接するように配置して上記塀
や門柱を形成するか,該ブロック基体1側に別途ブリッ
クを張設したり塗装を施すことによってその仕上げを行
なうことも可能である。該ブロックAは,ブロック基体
1を発泡樹脂としたことによって軽量にして運搬と施工
が容易で,モルタル系,無機系の外観のよいブリック仕
上げを備えて,特に省力化に適した製品とすることがで
きる。
【0025】図中3はブロック基体1に形成した上下ジ
ョイント用の嵌合部である。
【0026】図示した例は以上のとおりとしたが,成形
型に直接に着色ブリック材料を個別投入し又は上記の如
くに,例えば治具を用いて供給する等して上記フィルム
の使用を省略すること,基体を上記発泡樹脂のブロック
基体に代えて,有機系の,例えば合成樹脂のブロックや
パネル或いは無機系の,例えばモルタル系のブロック
や,金属系のパネルを使用して,それぞれの用途に適し
たものとして構成すること,治具を使用するとき,ブリ
ック型部分に応じたモルタル透過部を透孔とし,帯状,
平行ライン状等とすること,ブリック成形工程の着色ブ
リック材料の加圧成形を十分に行なって,振動の付与を
省略すること,治具を使用するとき,着色ブリック材料
を供給した後,治具の配置を行ない,着色モルタルの均
しを行なうようにすること,上記反転するテーブルを使
用することなく,テーブル上の成形型を反転して脱型す
る手作業のものとすること,上記表面ブリック付きのブ
ロックを含めて,基体表面にブリックを有する建材のブ
リック及び目地を基体の両面に形成具備するものとする
こと等を含めて,本発明の実施に当って,ブリック成形
工程,基体配置工程,脱型工程,養生工程,これらに使
用する成形型,着色ブリック材料,基体,接着層等の各
具体的方法,工程,材質,形状,構造,これらの関係,
これらに対する付加,発泡樹脂製のブロック基体,目
地,ブリックの具体的材質,形状,構造,これらの関
係,これらに対する付加,建材としての用途等は,上記
発明の要旨に反しない限り様々に変更した形態のものと
することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したので,
請求項1に記載の発明は,ブリックの成形に加えて,こ
れと一連の工程で該ブリックを表面に有するブロック,
パネル等にして,例えば塀や門柱等を直ちに形成し,内
装や外装を直ちに形成し得て,現場工事の省力化を可能
とする建材を効率よく確実に製造することが可能とす
る,基体表面にブリックを有する建材の製造方法を提供
することができ,請求項2に記載の発明は,ブリックの
色調を,例えばユーズドブリックの古色感や,レンガの
焼きむら感等を有するものとして,その表面色調を調整
することができるものとし,請求項3に記載の発明は,
上記接着モルタルの目地にブリックが掛かるのを防止
し,目地とブリックの境界を明確にして,その表面外観
を向上し得るようにすることができ,請求項4に記載の
発明は,着色モルタルをブリック型に馴染ませて,ブリ
ックの形状の崩れ,空隙,穴の発生等を防止し得るよう
にすることができ,請求項5に記載の発明は,建材の用
途に応じて好ましい基体を有するものとすることがで
き,請求項6及び7に記載の発明は,それぞれ,特に塀
や門柱の形成に好適に使用できるブロックを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面ブリック付きのブロックの斜視図である。
【図2】その一部拡大断面図である。
【図3】製造方法の基本工程を示す工程図である。
【図4】実施形態における各基本工程の具体的工程図で
ある。
【図5】成形型と治具との関係のモデルを示す斜視図で
ある。
【図6】成形型に対する着色ブリック材料の供給と均し
具との関係のモデルを示す縦断面図である。
【図7】成形型への着色ブリック材料の充填供給状態乃
至加圧状態のモデルを示す縦断面図である。
【図8】着色ブリック材料のブリックと接着層を形成し
た基体との関係のモデルを示す斜視図である。
【符号の説明】
A 表面ブリック付きのブロック 1 ブロック基体 4 接着層 5 ブリック 6 目 地 7 成形型 8 ブリック型 11 着色ブリック材料 12 治具 13 モルタル透過部 14 マスキング部 15 均し具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月6日(1999.12.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記第1の課題に添っ
て本発明は,所定間隔多数のブリックを同時成形すると
ともにその脱型前にブロック,パネル等の基体を供給し
て,該基体の接着層に未硬化多数のブリックを同時接着
するとともに,ブリックの間隔に応じた該接着層による
目地を同時形成し,これを脱型して,養生硬化すること
によって,基体(ベース)付きの最終製品として使用可
能の建材を製造するようにしたものであって,即ち請求
項1に記載の発明を,所定間隔にブリック型を多数配置
した成形型を使用して各ブリック型に着色モルタル,無
機材とバインダ−の混練物等着色ブリック材料を供給
し,所定間隔多数のブリックを同時に成形するブリック
成形工程と,表面に形成したモルタル系,樹脂系等の接
着層を未硬化のブリック側にして成形型に基体を配置加
圧して上記所定間隔多数のブリックを同時接着し且つブ
リック間隔に応じた上記接着層による目地を同時形成す
る基体配置接着工程と,成形型から接着層を介して基体
に接着したブリックを同時に脱型する脱型工程と,ブリ
ック及び接着層を養生硬化する養生工程とを備えてなる
ことを特徴とする基体表面にブリックを有する建材の製
造方法とし,請求項2に記載の発明は,ブリックの色調
を,例えばユーズドブリックの古色感や,レンガの焼き
むら感等を有するものとして,その表面色調を調整する
ように,これを,ブリック成形工程の前工程として,ブ
リック型に着色ブリック材料と異なる色調の無機顔料を
塗布又は散布する顔料配置工程を備えてなることを特徴
とする請求項1に記載の基体表面にブリックを有する建
材の製造方法とし,請求項3に記載の発明は,上記接着
層による目地にブリックが掛かるのを防止し,目地とブ
リックの境界を明確にして,その表面外観を向上し得る
ように,これを,ブリック成形工程の着色ブリック材料
供給を,ブリック型部分を透孔,メッシュ状,帯状,平
行ライン状等のモルタル透過部とし,ブリック型を画す
る外周リブ部分をマスキング部とする治具を用い,該治
具を成形型に配置し均し具による均しを施すことによっ
て,所定間隔多数のブリック型に均一に行なうようにし
てなることを特徴とする請求項1又は2に記載の基体表
面にブリックを有する建材の製造方法とし,請求項4に
記載の発明は,着色ブリック材料をブリック型に馴染ま
せて,ブリックの形状の崩れ,空隙,穴の発生等を防止
し得るように,これを,基体配置加圧工程を,その基体
配置後又は加圧時に成形型に振動を与えて行なうように
してなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の
基体表面にブリックを有する建材の製造方法とし,請求
項5に記載の発明は,建材の用途に応じて好ましい形態
の基体を有するものとするように,これを,基体を有機
系又は無機系のブロック或いはパネルとしてなることを
特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の基体表面に
ブリックを有する建材の製造方法とし,請求項6に記載
の発明は,上記第2の課題に添って,これを,発泡樹脂
製のブロック基体と,該ブロック基体の表面に形成した
モルタル系,樹脂系等の接着層と,該接着層を目地とし
て部分的に露出して接着層に接着配置した所定間隔多数
の着色モルタル,無機材とバインダ−の混練物等着色ブ
リック材料成形によるブリックとを備え且つ上記所定間
隔多数の着色モルタル成形によるブリックを,上記ブロ
ック基体における配置位置に応じた成形型を用いてそれ
ぞれ同時成形し,上記接着層への接着配置を該ブリック
の未硬化状態のままブロック基体における同じく未硬化
の接着層に対して同時接着することによって行なってな
ることを特徴とする表面ブリック付きのブロックとし,
これらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段
としたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【発明の実施の形態】 以下図面の例に従って本発明を
更に具体的に説明すれば,Aは表面ブリック付きのブロ
ックであり,該ブロックAは,発泡樹脂製のブロック基
体1と,該ブロック基体1の表面に形成したモルタル
系,樹脂系等の接着層4と,該接着層4を目地6として
部分的に露出して接着層4に接着配置した所定間隔多数
の着色モルタル,無機材とバインダ−の混練物等着色ブ
リック材料成形によるブリック5とを備えてなるものと
してあり,例えばコンクリートブロックと同様に,ブロ
ック基体1の充填孔2に鉄筋を通してコンクリートを充
填して現場に設置施工することによって塀や門を構成す
るものとしてあり,このとき上記所定間隔多数の着色ブ
リック材料成形によるブリック5は,これを,上記ブロ
ック基体1における配置位置に応じた成形型7を用いて
それぞれ同時成形し,上記接着層4への接着配置を該ブ
リック5の未硬化状態のままブロック基体1における同
じく未硬化の接着層4に対して同時接着することによっ
て行なってなるものとしてある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【発明の効果】 本発明は以上のとおりに構成したの
で,請求項1に記載の発明は,ブリックの成形に加え
て,これと一連の工程で該ブリックを表面に有するブロ
ック,パネル等にして,例えば塀や門柱等を直ちに形成
し,内装や外装を直ちに形成し得て,現場工事の省力化
を可能とする建材を効率よく確実に製造することが可能
とする,基体表面にブリックを有する建材の製造方法を
提供することができ,請求項2に記載の発明は,ブリッ
クの色調を,例えばユーズドブリックの古色感や,レン
ガの焼きむら感等を有するものとして,その表面色調を
調整することができるものとし,請求項3に記載の発明
は,上記接着モルタルの目地にブリックが掛かるのを防
止し,目地とブリックの境界を明確にして,その表面外
観を向上し得るようにすることができ,請求項4に記載
の発明は,着色モルタルをブリック型に馴染ませて,ブ
リックの形状の崩れ,空隙,穴の発生等を防止し得るよ
うにすることができ,請求項5に記載の発明は,建材の
用途に応じて好ましい基体を有するものとすることがで
き,請求項6に記載の発明は,特に塀や門柱の形成に好
適に使用できるブロックを提供することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔にブリック型を多数配置した成
    形型を使用して各ブリック型に着色モルタル,無機材と
    バインダ−の混練物等着色ブリック材料を供給し,所定
    間隔多数のブリックを同時に成形するブリック成形工程
    と,表面に形成したモルタル系,樹脂系等の接着層を未
    硬化のブリック側にして成形型に基体を配置加圧して上
    記所定間隔多数のブリックを同時接着し且つブリック間
    隔に応じた上記接着層による目地を同時形成する基体配
    置接着工程と,成形型から接着層を介して基体に接着し
    たブリックを同時に脱型する脱型工程と,ブリック及び
    接着層を養生硬化する養生工程とを備えてなることを特
    徴とする基体表面にブリックを有する建材の製造方法。
  2. 【請求項2】 ブリック成形工程の前工程として,ブリ
    ック型に着色ブリック材料と異なる色調の無機顔料を塗
    布又は散布する顔料配置工程を備えてなることを特徴と
    する請求項1に記載の基体表面にブリックを有する建材
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 ブリック成形工程の着色ブリック材料供
    給を,ブリック型部分を透孔,メッシュ状,帯状,平行
    ライン状等のモルタル透過部とし,ブリック型を画する
    外周リブ部分をマスキング部とする治具を用い,該治具
    を成形型に配置し均し具による均しを施すことによっ
    て,所定間隔多数のブリック型に均一に行なうようにし
    てなることを特徴とする請求項1又は2に記載の基体表
    面にブリックを有する建材の製造方法。
  4. 【請求項4】 基体配置加圧工程を,その基体配置後又
    は加圧時に成形型に振動を与えて行なうようにしてなる
    ことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の基体表面
    にブリックを有する建材の製造方法。
  5. 【請求項5】 基体を有機系又は無機系のブロック或い
    はパネルとしてなることを特徴とする請求項1,2,3
    又は4に記載の基体表面にブリックを有する建材の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 発泡樹脂製のブロック基体と,該ブロッ
    ク基体の表面に形成したモルタル系,樹脂系の等接着層
    と,該接着層を目地として部分的に露出して接着層に接
    着配置した所定間隔多数の着色モルタル,無機材とバイ
    ンダ−の混練物等着色ブリック材料成形によるブリック
    とを備えてなることを特徴とする表面ブリック付きのブ
    ロック。
  7. 【請求項7】 上記所定間隔多数の着色ブリック材料成
    形によるブリックを,上記ブロック基体における配置位
    置に応じた成形型を用いてそれぞれ同時成形し,上記接
    着層への接着配置を該ブリックの未硬化状態のままブロ
    ック基体における同じく未硬化の接着層に対して同時接
    着することによって行なってなることを特徴とする請求
    項6に記載の表面ブリック付きのブロック。
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