JP2000301509A - 天然石調人工割栗石又はその目地付きパネル - Google Patents

天然石調人工割栗石又はその目地付きパネル

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JP2000301509A
JP2000301509A JP11110814A JP11081499A JP2000301509A JP 2000301509 A JP2000301509 A JP 2000301509A JP 11110814 A JP11110814 A JP 11110814A JP 11081499 A JP11081499 A JP 11081499A JP 2000301509 A JP2000301509 A JP 2000301509A
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Shigeyuki Sugiyama
滋志 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人工割栗石の表面を,天然石のシャープな割
れ跡を有する天然石の質感を再現したものとする。 【解決手段】 天然割栗石から型取りしたシリコンゴム
等の成形型10に対して,透明樹脂層2,天然石色調層
3による樹脂表層1を吹付け塗装した後,接着層6を介
してモルタルによる人工石基体7を充填するようにして
人工割栗石Aを成形することによって,その表面に天然
割栗石の割れ跡をそのまま再現できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は天然石調を呈する人
工割栗石又はその目地付きのパネルを製造する天然石調
人工割栗石又はその目地付きパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種人工割栗石は,例えば成形型によ
ってモルタル等無機系の人工石基体を天然割栗石の形状
に成形する一方で,例えばポリプロピレン等の樹脂フィ
ルムの表面に天然石調の塗料による塗装を施し,該フィ
ルムを上記成形した人工石基体表面に接着することによ
って製造するものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合外装材等の建
築構築材料として一応の使用に耐える人工割栗石を得る
ことができるが,人工石基体の表面にフィルムを接着し
たものであることによって,基体の成形を,例えば天然
割栗石を型取りすることによって形成した成形型を使用
して行ったとしても,フィルムが基体の表面を覆うこと
によって,天然割栗石の割れ跡の質感を再現することは
困難である。
【0004】即ち天然石を割って生じる割れ跡は,鋭角
のエッジや鋭い欠け,凹凸,段差等が存在するシャープ
さに富んだものであるが,基体の成形においてこのシャ
ープさを再現し得たとしても,これをフィルムが表面を
覆うことによって,鋭角部分や鋭い部分をフィルム厚さ
がカバーしてこれを吸収する結果,天然割栗石にみられ
るシャープさが害なわれた,全体に亘ってのっぺりとし
た印象を与えるものとなり,一見して人工のまがい物と
いった印象を与えるものとなり易い。
【0005】天然割栗石の質感,特に割れ跡の質感を再
現することができないことが,この種人工割栗石の建築
構築材料としての普及を阻害しており,この点の改良が
求められる状況にある。
【0006】本発明は,かかる事情に鑑みてなされたも
ので,その解決課題とするところは,上記天然石,特に
その割栗石が有するシャープさに富んだ割れ跡の質感を
可及的忠実に再現して,天然割栗石の質感を呈するもの
とするとともにこれを容易且つ確実に実現することがで
きる天然石調人工割栗石又はその目地付きパネルを提供
するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題に添って本発明
は,割れ跡を含めた天然割栗石の形状を精密且つ正確に
型取りするように,流し込みの型取りが可能なシリコン
ゴム,ウレタンゴム等の軟質の成形型又は成形部とその
間の目地形成部を備えた成形型を使用するとともに,上
記精密且つ正確に型取りした型取面に馴染んで行き渡る
液状の樹脂塗料を使用して天然割栗石の表面形状,特に
割れ跡の形状をそのまま複製的に再現し得るように,人
工割栗石の表面をなす樹脂表層を,上記成形型(上記成
形部を含むように用いる)に対して,例えば吹付け塗
装,刷毛塗り塗装等によって樹脂塗料を直接に塗装して
形成するものとする一方,この塗装形成した樹脂表層に
対して接着層を介してこれに人工石基体を後形成するよ
うに一体的に配設したものであって,即ち請求項1に記
載の発明を,天然割栗石を型取りすることによって形成
したシリコンゴム,ウレタンゴム等軟質の成形型に対す
る塗装によって成形型に最先に形成した天然割栗石調の
樹脂表層と,該樹脂表層の凹陥部に接着層を介して充填
材を充填し又は成形材を嵌着することによって形成した
人工石基体とを備えてなることを特徴とする天然石調人
工割栗石とし,請求項2に記載の発明は,複数の人工割
栗石を目地で連結したパネルとして構成するように,こ
れを,天然割栗石を型取りすることによって形成したシ
リコンゴム,ウレタンゴム等軟質の成形部とこれら成形
部間に隆起した目地形成部を有する成形型に対する塗装
によって上記成形部及び目地形成部に最先に形成した上
記成形部において天然割栗石調,目地形成部において目
地材調の樹脂表層と,該樹脂表層の成形部に応じた凹陥
部と隆起した目地形成部に接着層を介して充填材を充填
し又は成形材を嵌着することによって形成した一体の人
工石基体とを備えてなることを特徴とする天然石調人工
割栗石の目地付きパネルとし,請求項3に記載の発明
は,その天然割栗石調の色調を可及的に忠実に再現する
ものとするように,これを,上記天然割栗石調の樹脂表
層を,表面の透明樹脂層と,該透明樹脂層内側の単一又
は複数の天然石色調層とを積層した樹脂層とを備えて形
成してなることを特徴とする請求項1に記載の天然石調
人工割栗石又は請求項2に記載のその目地付きパネルと
し,請求項4に記載の発明は,上記天然割栗石の色調を
更に忠実且つ簡易に再現するものとするように,これ
を,上記天然割栗石調の樹脂表層における天然石色調層
を複数とし,該天然石色調層を,表面側における着色及
び/又は模様形成用の色調層と,裏面側における着色用
の下地層とを備えて形成してなることを特徴とする請求
項3に記載の天然石調人工割栗石又は天然石調人工割栗
石の目地付きパネルとし,請求項5に記載の発明は,上
記塗装,天然石色調の確保が比較的容易であり,成形型
からの剥離性がよく,また建築構築材料として,例えば
屋外で使用しても耐候性に優れる樹脂表層とし得るよう
に,これを,上記樹脂表層を,アクリルシリコン系水性
エマルション塗料を用いて形成してなることを特徴とす
る請求項1,2,3又は4に記載の天然石調人工割栗石
又はその目地付きパネルとし,請求項6に記載の発明
は,建築構築材料として必要な強度を確保し,天然割栗
石の扱いに慣れた作業者の違和感を解消し,また比較的
安価のものとし得るモルタル(コンクリートを含む)等
の無機系のものとするように,これを,上記人工石基体
を,モルタル等の無機系の充填材を充填して形成したも
のとしてなることを特徴とする請求項1,2,3,4又
は5に記載の天然石調人工割栗石又はその目地付きパネ
ルとし,これらをそれぞれ発明の要旨として,上記課題
解決の手段としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,図1乃至図5においてAは天然
石調の人工割栗石,Bはその目地付きパネル,1は人工
割栗石Aの樹脂表層,6は接着層,7は人工石基体を示
す。
【0009】人工割栗石Aは,上記樹脂表層1,接着層
6及び人工石基体7を備えて構成してあり,樹脂表層1
は,例えば花崗岩,大理石,鉄平石等の天然割栗石を型
取り形成したシリコンゴム,ウレタンゴム等軟質の成形
型10に対する塗装によって成形型10に最先に形成し
た天然割栗石調のものとしてあり,人工石基体7は,該
最先に形成した樹脂表層1の凹陥部に接着層6を介して
充填材を充填することによって形成したものとしてあ
る。
【0010】このとき本例の人工割栗石Aにおける天然
割栗石調の樹脂表層1は,アクリルシリコン系水性エマ
ルション塗料を用いて形成し,またこれを表面の透明樹
脂層2と,該透明樹脂層2内側の単一又は複数の天然石
色調層3とを積層した樹脂層とを備え,また該樹脂表層
1における上記天然石色調層3を複数とし,該天然石色
調層3を,表面側における着色及び/又は模様形成用の
色調層4と,裏面側における着色用の下地層5とを備え
たものとして形成してある。
【0011】即ち本例における樹脂表層1は,表面から
透明樹脂層2,色調層4,下地層5の多層構造,本例に
おいては3層構造によって構成してあり,またこれに接
着層6と,本例にあって上記充填材をモルタルとしたセ
メント系の人工石基体7を備えることによって人工割栗
石Aを形成したものとしてある。
【0012】この人工割栗石Aを,その製造方法に基づ
いて,その構造を含めて説明すると,該人工割栗石A
は,上記天然割栗石を型取りすることによって形成した
シリコンゴム,ウレタンゴム等軟質の成形型10を使用
し,上記樹脂表層1を積層塗装する積層塗装工程,接着
層塗装工程,基体充填工程,養生工程,脱型工程を備え
るものとしてある。
【0013】積層塗装工程は,成形型10,特にその成
形部11に対して上記透明樹脂層2,色調層4及び下地
層5を積層塗装するものとして,上記多層構造の樹脂表
層1を,該成形型10に対して最先に形成するものとし
てあり,本例にあっては,上記アクリルシリコン系水性
エマルションの塗料を,透明樹脂層2において透明のま
まのものとし,色調層4及び下地層5において顔料を添
加したものとして,例えばスプレーガン14を使用して
それぞれ吹付け塗装することによって行うものとしてあ
り,このとき上記顔料を添加した樹脂塗料は,色調層4
と下地層5の顔料が,これらの積層によって複合して,
例えば下地層5の色調を天然石色調の基本色〈ベース
色)とし,色調層4を,上記基本色の調整色乃至模様色
用とするようにすることによって,天然石の色調を可及
的に再現するものとしてあり,このため上記下地層5の
樹脂塗料にあっては,例えば白,灰,暗褐色等適宜の顔
料を単一又は複数添加混合した基本色を呈するものとす
る一方,色調層4の樹脂塗料にあっては,例えば赤,
白,灰,青,紫等適宜の顔料を単一又は複数添加混合し
た調整色乃至模様色をなすものとし,これによって天然
石の,例えば粗目調,浮斑調,複合色調等を含めた各色
調を,樹脂表層1によって再現するとともに,その背面
の天然石基体7の色をマスクし,これが天然石の色調再
現を阻害しないようにしてある。
【0014】これら積層塗装工程においては,透明樹脂
層2,色調層4,下地層5の各塗装の工程後にそれぞれ
必要に応じて,室温乃至加熱雰囲気による乾燥工程を経
るものとし,乾燥工程を経るとき,その乾燥後に塗装塗
料にスケ,割れ等が生じる場合には,該塗料の再塗装を
行う等の補修工程を追加することが好ましい。
【0015】接着層塗装工程は,上記樹脂表層1の積層
塗装後,本例にあっては下地層5の塗装後に,乾燥した
該下地層5に対して,例えば樹脂及びモルタルの接着に
適した接着剤としてアクリルシリコン系の接着剤を同じ
く吹付け,刷毛塗り等によって更に積層するように塗装
することによって接着層6を形成するようにこれを行う
ものとしてある。
【0016】基体充填工程は,成形型10のこれら樹脂
表層1及び接着層6を塗装した後に,成形型10,即ち
その樹脂表層1の凹陥部に,上記接着層6を介して無機
系の混練材料による充填材を充填することによってこれ
を行うものとし,このとき本例の混練材料は,これをモ
ルタルとするとともに,特に軽量骨材を混練することに
よって人工割栗石Aの重量を軽くして,作業性を向上し
たものとしてある。
【0017】養生工程は,上記充填材を充填した状態に
維持することによって養生し,これにより硬化,本例に
あってはモルタルの水和反応による硬化を行うもののよ
うにするものとしてあり,また脱型工程は,充填材の硬
化後に,例えば成形型10を反転することによって,人
工割栗石Aを成形型10から脱型して取出すようにする
ものとしてある。
【0018】充填材を充填した本例にあっては,基体充
填工程後に成形枠10の枠部11に付着した充填材を除
去する除去工程又は脱型工程前に該枠部11で硬化した
バリを除去するバリ取り工程を行うようにするのがよ
く,またモルタル,特に軽量モルタルを使用した本例に
あっては,上記脱型工程後にモルタルの完全な硬化を行
うように,例えば2〜3日程度の脱型後養生工程を行う
ようにするのがよい。
【0019】本例による人工割栗石Aは,上記色調層4
と下地層5の色を適宜に選定することによって,例えば
花崗岩をとっても,白の地と青の浮班との白御影,濃紅
の地と各色の浮班との赤御影等の色調を再現したものと
できる一方,上記成形型10によって最先に形成した表
面の樹脂表層1が,天然石の割れ跡の形状をそのまま複
製的に再現した,天然割栗石の質感に富むものとするこ
とができ,従来の天然割栗石に代えて広く建築構築材料
として使用するに好適な強度と外観に優れたものとする
ことができる。
【0020】図6乃至図10は,上記人工割栗石Aを,
その現場加工を省力化しまた人工割栗石Aを張設したパ
ネル製品或いは門,塀等のユニット製品を生産し得るよ
うに,人工割栗石Aを張設した目地付きパネルBを形成
した場合の例を示すもので,該目地付きパネルBは,そ
の成形型10,上記と同様にシリコンゴム,ウレタンゴ
ム等軟質のものとするとともに,該成形型10に同じく
上記天然割栗石を型取りすることによって形成した成形
部11とこれら成形部11間に隆起した目地形成部13
を有するものとし,該成形型10に対する塗装によって
上記成形部10及び目地形成部13に最先に形成した上
記成形部11において天然割栗石調,目地形成部13に
おいて目地材調の目地層9を追加的に備えた樹脂表層1
と,該樹脂表層1の成形部11に応じた凹陥部と隆起し
た目地形成部13に接着層6を介して充填材を充墳する
ことによって形成した一体の人工石基体とを備えたもの
としてある。
【0021】同じくこの目地付きパネルBの製造方法を
示せば,上記成形型10を人工割栗石Aの成形部11と
その間の目地形成部13を備えた,パネルBの大きさに
合わせて多数の成形部11を有するものを使用し,上記
積層塗装工程の透明樹脂層を成形部11とともに目地形
成部13に塗装する一方,該積層塗装工程における色調
層4と下地層5の塗装工程前に,目地8の色に合わせた
白,淡灰等の顔料によって着色した,同じくアクリルシ
リコン系水性エマルションの塗料を使用して目地層9を
塗装する,同じく吹付け,刷毛塗り等による目地塗装工
程を追加的に経るものとし,また基体充填工程を,人工
石基体7を一体のパネルベースをなすように人工割栗石
Aの成形部11,と目地形成部13とに同時且つ一連に
充填材を供給するようにしたものとしてあり,その余の
工程及び材料等を上記例と同じにしたものとしてあるの
で,重複する説明と省略する。
【0022】目地形成部13は,多数の人工割栗石A間
の空隙にこれらの形状に合わせて異幅の帯状をなすよう
に配置するとともに該配置に当たってその隆起高さを,
成形型10の枠部11より低くするようにするが,この
とき目地8部分が薄くなりすぎないように設定すること
によってパネルBとしての強度を損なわないようにする
ことが好ましい。
【0023】この場合も,上記人工割栗石Aの質感に富
み,人工割栗石A間に目地8が形成された目地付きパネ
ルBを得ることができ,同じく強度と外観に優れた建築
構築材料として,又はそのユニット製品等を構成する材
料として好適なものとすることができる。
【0024】図示した例は以上のとおりとしたが,上記
人工石基体を凹陥部に合わせて予め成形した成形材を凹
陥部に嵌着することによって樹脂表層に接着層を介して
形成したものとすること,このとき成形材は,これをモ
ルタル等の無機系のものとし或いは例えば発泡成形した
発泡樹脂製のものとすること,樹脂表層を着色した単一
の層によって形成すること,樹脂表層を透明樹脂層と単
一の天然石色調層によって形成すること等を含めて,本
発明の実施に当たつて,人工割栗石,樹脂表層,人工石
基体,目地付きパネル,目地,成形型,成形部,目地形
成部等の各具体的材質,形状,構造,これらの関係,こ
れらに対する付加,人工割栗石や目地付きパネルの製造
方法等は,上記発明の要旨に反しない限り様々な態様の
ものとすることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したので,
請求項1に記載の発明は,天然石,特にその割栗石が有
するシャープさに富んだ割れ跡の質感を可及的忠実に再
現して,天然割栗石の質感を呈するものとするとともに
これを容易且つ確実に実現することができる天然石調人
工割栗石を提供することができ,請求項2に記載の発明
は,複数の人工割栗石を目地で連結したパネルとして構
成することができ,請求項3に記載の発明は,その天然
割栗石調の色調を可及的に忠実に再現することができ,
請求項4に記載の発明は,上記天然割栗石の色調を更に
忠実且つ簡易に再現することができ,請求項5に記載の
発明は,上記塗装,天然石色調の確保が比較的容易であ
り,成形型からの剥離性がよく,また建築構築材料とし
て,例えば屋外で使用しても耐候性に優れる樹脂表層と
することができ,請求項6に記載の発明は,建築構築材
料として必要な強度を確保し,天然割栗石の扱いに慣れ
た作業者の違和感を解消し,また比較的安価のものとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】人工割栗石の成形型とこれに対する樹脂表層の
塗装状態を示す斜視図である。
【図2】その成形型,樹脂表層,接着層,モルタルの関
係を示す縦断面図である。
【図3】図2の部分拡大モデル図である。
【図4】人工割栗石の縦断面図である。
【図5】図4の部分拡大モデル図である。
【図6】パネルの成形型とこれに対する樹脂表層の塗装
状態を示す斜視図である。
【図7】その成形型,樹脂表層,接着層,モルタルの関
係を示す縦断面図である。
【図8】図7の部分拡大モデル図である。
【図9】パネルの一部分の縦断面図である。
【図10】図9の部分拡大モデル図である。
【符号の説明】
A 人工割栗石 B 目地付きパネル 1 樹脂表層 2 透明樹脂層 3 天然石色調層 4 色調層 5 下地層 6 接着層 7 人工石基体 8 目地 10 成形型 11 枠部 12 成形部 13 目地形成部 14 スプレーガン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E162 CA01 EA11 4F100 AA01B AC06B AE01B AK01A AK25A AK25G AK52A AK52G AT00D BA01B BA02 BA03 BA04 BA07 BA10A CA13 CA23B CB00 EH46 GB07 HB11 HB11C JK01 JL02 JL09 JL10C JL14 JN01A 4G052 AB27 AB42 AC03 AC07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然割栗石を型取りすることによって形
    成したシリコンゴム,ウレタンゴム等軟質の成形型に対
    する塗装によって成形型に最先に形成した天然割栗石調
    の樹脂表層と,該樹脂表層の凹陥部に接着層を介して充
    填材を充填し又は成形材を嵌着することによって形成し
    た人工石基体とを備えてなることを特徴とする天然石調
    人工割栗石。
  2. 【請求項2】 天然割栗石を型取りすることによって形
    成したシリコンゴム,ウレタンゴム等軟質の成形部とこ
    れら成形部間に隆起した目地形成部を有する成形型に対
    する塗装によって上記成形部及び目地形成部に最先に形
    成した上記成形部において天然割栗石調,目地形成部に
    おいて目地材調の樹脂表層と,該樹脂表層の成形部に応
    じた凹陥部と隆起した目地形成部に接着層を介して充填
    材を充填し又は成形材を嵌着することによって形成した
    一体の人工石基体とを備えてなることを特徴とする天然
    石調人工割栗石の目地付きパネル。
  3. 【請求項3】 上記天然割栗石調の樹脂表層を,表面の
    透明樹脂層と,該透明樹脂層内側の単一又は複数の天然
    石色調層とを積層した樹脂層とを備えて形成してなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の天然石調人工割栗石又
    は請求項2に記載のその目地付きパネル。
  4. 【請求項4】 上記天然割栗石調の樹脂表層における天
    然石色調層を複数とし,該天然石色調層を,表面側にお
    ける着色及び/又は模様形成用の色調層と,裏面側にお
    ける着色用の下地層とを備えて形成してなることを特徴
    とする請求項3に記載の天然石調人工割栗石又は天然石
    調人工割栗石の目地付きパネル。
  5. 【請求項5】 上記樹脂表層を,アクリルシリコン系水
    性エマルション塗料を用いて形成してなることを特徴と
    する請求項1,2,3又は4に記載の天然石調人工割栗
    石又はその目地付きパネル。
  6. 【請求項6】 上記人工石基体を,モルタル等の無機系
    の充填材を充填して形成したものとしてなることを特徴
    とする請求項1,2,3,4又は5に記載の天然石調人
    工割栗石又はその目地付きパネル。
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