JP2000198006A - ドリルビット、ドリル工具、およびドリルビットの製造方法 - Google Patents

ドリルビット、ドリル工具、およびドリルビットの製造方法

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JP2000198006A JP10370467A JP37046798A JP2000198006A JP 2000198006 A JP2000198006 A JP 2000198006A JP 10370467 A JP10370467 A JP 10370467A JP 37046798 A JP37046798 A JP 37046798A JP 2000198006 A JP2000198006 A JP 2000198006A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ製造容易な構造で、ドリルとドリル
保持部材とが確実に共回りし得るように連結する。 【解決手段】 ドリル刃14bおよびシャンク14cを
有するドリル14と、シャンク14c嵌挿用の嵌挿孔1
1が軸方向に穿設されたドリル保持部材12とからなる
ドリルビット10及びその製造方法。ドリル14の基端
部に被係止部14eを設け、ドリル保持部材12に嵌挿
孔11と交差する有底のラジアル孔13を設け、その底
部に回り止め部材40を挿入する。この回り止め部材4
0の頭部と被係止部14eとの係合によってドリル保持
部材12に対するドリル14の相対回転を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリルとこのドリ
ルを保持したドリル保持部材とからなるドリルビット、
このドリルビットを備えたドリル工具、およびドリルビ
ットの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ドリルビットとしては、例えば
特公平8−18213号公報に示されるように、周面に
螺旋状のドリル刃が形成されたドリル部と、このドリル
よりも大径の保持部とを有するものが知られている。か
かるドリルビットは、上記保持部が例えば電動の回転駆
動源に保持された状態で回転駆動される。
【0003】従来、このようなドリルビットを製造する
にあたっては、単一の金属材料を旋盤等で切削加工する
ことにより上記ドリル部と保持部とを一体に形成すると
いった手法が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のようなドリルビ
ットの製造では、切削加工が非常に面倒で、しかも必要
加工量が多い。従って、コストが著しく高くなる不都合
がある。
【0005】このような不都合を解消する手段として、
上記ドリルビットを上記ドリル部に相当するドリルと上
記保持部に相当するドリル保持部材とに分割し、このド
リル保持部材に設けた嵌挿孔にドリル基端部のシャンク
を嵌挿して一体化することが考えられる。そのための構
造の一例を図11(a)〜(c)に示す。
【0006】同図(a)に示すドリルビット100で
は、ドリル200が、先端側のドリル本体201と、基
端側の円柱状シャンク202とを一体に有し、ドリル本
体201に螺旋状のドリル刃203が形成され、シャン
ク202の端部に雄ねじ204が螺設されている。
【0007】一方、ドリル保持部材300は、ドリル2
00より大径の円柱状に形成され、先端面から軸心と同
心のねじ孔301が螺設されている。このねじ孔301
に上記シャンク202の雄ねじ204が螺着されること
によってドリル200がドリル保持部材300に装着さ
れるようになっている。
【0008】同図(b)に示すドリルビット101で
は、前記雄ねじ204及びねじ孔301を設けるのに代
え、ドリル保持部材310に設けられた通常の嵌挿孔3
11にシャンク202を嵌挿した後、その接合部分を銀
やニッケル合金からなるろう材312でろう付けするこ
とにより、ドリルビット101が形成されている。
【0009】同図(c)に示すドリルビット101で
は、シャンク202の外周面に偏平部204を形成する
一方、ドリル保持部材320の外周面からシャンク嵌挿
孔321に向けて上記偏平部204に通ずる圧入孔(ま
たはねじ孔)322を設け、偏平部204が圧入孔(ま
たはねじ孔)322に対向するようにシャンク202を
嵌挿孔321に嵌挿した状態で圧入孔(またはねじ孔)
322に金属片(またはおねじ)400を挿入すること
により、ドリル200の回り止めが行われる。
【0010】しかしながら、前記図11(a)に示すド
リルビット100では、ドリル200とドリル保持部材
300とが単にねじ結合されているだけであるため、穿
孔作業時の振動によって螺着状態が弛み、ドリル保持部
材300に対してドリル200が振動したり、場合によ
ってはドリル200がドリル保持部材300から外れて
しまうおそれがある。
【0011】また、同図(b)に示すドリルビット10
1では、作業中にドリル200に大きなトルクが作用し
た場合、ろう付け部分の強度がもたずに当該部分が破損
するおそれがあり、この場合にはドリル200がドリル
保持部材310に対して空転してしまう(すなわちトル
クが伝達されなくなる)状態となり、使用不能となるお
それがある。特に、上記シャンク202と嵌挿孔311
との間へのろう材の充填が不完全な状態(ろう付け不良
状態)では、少しのトルクが作用しただけでもろう付け
部分が破損するおそれがあり、高い信頼性は得にくい。
【0012】同図(c)に示す構造も、作業時に生じる
振動や遠心力によって金属片(またはおねじ)400が
圧入孔(またはねじ孔)322から抜け出すおそれがあ
り、ドリル200の回り止めを確実にするための有効な
解決手段とはなっていない。
【0013】その他、上記シャンク202を嵌挿孔31
1内に焼きばめや圧入等の手段でしまりばめすることも
考えられるが、このようなしまりばめによる固定のみで
は、ドリル使用時に発生する大きなトルクに対抗するこ
とが難しく、ドリル200がドリル保持部材300に対
して相対回転してしまうおそれがある。
【0014】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、簡単かつ製造容易な構造
で、ドリルとドリル保持部材との相対回転を確実に規制
できるドリルビット、および当該ドリルビットを備えた
ドリル工具およびドリルビットの製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、ドリル刃およびシャンクを有
するドリルと、シャンク嵌挿用の嵌挿孔が軸方向に穿設
されたドリル保持部材とからなるドリルビットであっ
て、上記シャンクに被係止部を設け、上記ドリル保持部
材には、外周面から上記嵌挿孔と交差する有底のラジア
ル孔を設け、このラジアル孔の底部に回り止め部材を挿
入し、この回り止め部材の頭部と上記被係止部との係合
により上記ドリル保持部材に対するドリルの相対回転を
規制しているものである。
【0016】このドリルビットによれば、ドリルのシャ
ンクをドリル保持部材の嵌挿孔に嵌挿し、当該シャンク
の被係止部をラジアル孔に挿入されている回り止め部材
の頭部に係合するだけで、ドリルとドリル保持部材との
相対回転を確実に規制することができる。従って、この
状態で上記ドリル保持部材を所定の回転駆動源に装着し
て回転させることにより、ドリルビット全体を一体に回
転させて穿設作業を行うことができる。
【0017】また、回り止め部材はラジアル孔の底部に
挿入された状態でその頭部がシャンクの被係止部と係合
されているので、ドリルビットに振動等の外力が加えら
れても回り止め部材がラジアル孔から抜け出すおそれが
なく、ドリルとドリル保持部材とが相対回転するのを長
期にわたって確実に規制することができる。
【0018】特に、上記被係止部の形状を、上記回り止
め部材の頭部の少なくとも一部を上記ラジアル孔の底部
と反対の側から覆う形状とすることにより、ラジアル孔
からの回り止め部材の抜けがより確実に阻止される。
【0019】例えば、上記回り止め部材の頭部の端面
を、上記嵌挿孔の軸心またはその近傍を通る平面とすれ
ば、当該回り止め部材と被係止部との係合、及び回り止
め効果をより確実にできる。
【0020】上記被係止部は、例えば上記シャンクを上
記回り止め部材の頭部と係合可能な形状に切り欠くこと
によって、簡単に形成することができる。
【0021】上記シャンクは、上記嵌挿孔にすきまばめ
してろう付け等で固定するようにしてもよいし、圧入あ
るいは焼きばめ、冷やしばめ等の手段でしまりばめする
ようにしてもよい。また、シャンク全体と嵌挿孔とをし
まりばめしなくても、例えばその被係止部を上記回り止
め部材の頭部と嵌挿孔との間に圧入するだけでも、ドリ
ル保持部材に対するドリルの相対回転を確実に規制でき
る。この場合には、上記のようにシャンク全体をしまり
ばめしたり、ろう付けを行ったりする場合に比べ、極め
て簡単な作業でドリルビット全体の組上げができ、コス
トはさらに削減される。
【0022】上記シャンクは、その被係止部が上記回り
止め部材の頭部に対して軸方向に当接するまで上記嵌挿
孔内に嵌挿するのが、より好ましい。これにより、ドリ
ル保持部材に対するドリルの軸方向相対位置がより確実
に固定されることになる。
【0023】この場合、上記シャンクの基端面を、上記
回り止め部材の頭部に対して軸方向に面接触する形状に
形成することにより、シャンクの固定状態をより安定さ
せることができる。
【0024】上記ラジアル孔及び回り止め部材の径は適
宜設定可能であるが、これらの径を上記嵌挿孔の径以上
にすれば、ドリルビット組立段階で回り止め部材が嵌挿
孔から誤って抜け出るおそれがなくなり、当該組立作業
はさらに容易化する。
【0025】また、上記回り止め部材は上記ラジアル孔
の底部に遊嵌してもよいが、当該底部に圧入して回り止
め部材を予め固定しておけば、ドリルビット組立段階で
回り止め部材がラジアル孔から誤って抜け出るおそれが
なくなり、当該組立作業はさらに容易化する。また、こ
の回り止め部材と被係止部との係合によるドリルの固定
もより確実なものとなる。
【0026】上記嵌挿孔は、上記ドリル保持部材の軸方
向片側部分に設けるようにしてもよいし、軸方向両側部
分に設けるようにしてもよい。後者の場合、両嵌挿孔に
それぞれドリルを嵌めることにより、両刃のドリルビッ
トとなる。そして、各嵌挿孔に嵌挿されるシャンクの被
係止部を共通の回り止め部材に係合することにより、構
造をより簡素化できる。
【0027】ドリル保持部材の具体的な形状、構造は適
宜設定が可能である。例えば、このドリル保持部材の軸
方向両端部を互いに同形で上記ドリルよりも大きな直径
をもつ円形部とし、これら円形部の間の部分をその外接
円の直径が上記円形部の直径以下である多角形または略
多角形の断面形状をもつ異形部とすれば、後側円形部と
これよりも断面形状の小さい異形部との段差を係止する
ことにより、所定のドリル工具に対してドリルビットの
抜け止めができるとともに、その回転規制を行ってトル
ク伝達を行うことが可能になる。
【0028】また本発明は、上記のドリルビットと、こ
のドリルビットを同心で収納し得る収納孔とを有するド
リルビットホルダーとを備えたドリル工具である。
【0029】また本発明は、ドリル刃およびシャンクを
有するドリルと、シャンク嵌挿用の嵌挿孔が軸方向に穿
設されたドリル保持部材とからなるドリルビットの製造
方法であって、上記シャンクに被係止部を形成し、上記
ドリル保持部材に外周面から上記嵌挿孔と交差する有底
のラジアル孔を設け、このラジアル孔の底部に回り止め
部材を挿入した後、上記シャンクを上記嵌挿孔に嵌挿し
てその被係止部を上記回り止め部材の頭部に係合するも
のである。
【0030】この方法によれば、ラジアル孔に回り止め
部材を挿入してからその頭部と被係止部とが係合するよ
うにシャンクを嵌挿孔に嵌挿するだけの簡単な工程で、
ドリル保持部材に対するドリルの相対回転を確実に規制
することができる。
【0031】例えば、被係止部を上記回り止め部材の頭
部と嵌挿孔との間に圧入することにより、極めて簡単な
作業でドリルとドリル保持部材とを一体化できる。
【0032】この方法でも、上記シャンクの端部が回り
止め部材の頭部に対して軸方向に当接するまで嵌挿孔に
嵌挿することにより、ドリル保持部材に対するドリルの
軸方向相対位置を確実に固定できる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図9に基づいて説明する。
【0034】この実施の形態にかかるドリルビット10
は、ドリル保持部材12と、その両端に結合されるドリ
ル14とからなっている。
【0035】まず、ドリル保持部材12の外形について
説明する。このドリル保持部材12の軸方向両端部に
は、互いに同形でドリル14よりも大きな直径をもつ円
形部18が設けられ、これら円形部18で挟まれる中間
部分は、4つの平面15が周方向に並ぶ略四角形状の異
形部16とされている。この実施の形態では、異形部1
6の4つのコーナー部が円弧状であって両円形部18と
連続している。すなわち、このドリル保持部材12は、
円柱の軸方向両端(円形部18)を残してその中間部分
の周方向複数個所を平面15で切除した形状となってい
る。
【0036】また、上記ドリル保持部材12と両ドリル
14との間には、ドリル14よりも大径で円形部18よ
りも小径の円柱状の芯出し軸部19が形成されている。
【0037】次に、ドリル保持部材12の内部構造につ
いて説明する。このドリル保持部材12には、その軸心
部を軸方向に貫く嵌挿孔11が設けられるとともに、異
形部16の1つの平面15の中央部から径方向内側に向
けて嵌挿孔11に交差するように有底のラジアル孔13
が穿設されている。
【0038】ラジアル孔13の底部には、例えば金属片
からなる円柱状の回り止め部材40が挿入(この実施の
形態では圧入)されている。この回り止め部材40の外
径は、図4および図5に示すように、ラジアル孔13の
内径と同一もしくはこれよりも僅かに大きく、ハンマー
およびポンチ等の工具を使って打ち込むことによってラ
ジアル孔13内に圧入されている。このようにして回り
止め部材40をラジアル孔13の底部に固定しておくこ
とにより、回り止め部材40が誤って抜け出るおそれが
なくなり、その後のドリル嵌め込み作業がより簡単にな
る。
【0039】ただし、この回り止め部材40の挿入は、
必ずしも圧入でなくてもよく、すきまばめにしても組上
げは可能である。
【0040】回り止め部材40及びラジアル孔13の孔
径は、嵌挿孔11の孔径より小さくてもよいが、当該嵌
挿孔11の孔径以上の径(図例では嵌挿孔11の径と同
等の径)にすれば、ドリルビット組上げ過程で上記嵌挿
孔11から回り止め部材40が外部に抜け出てしまうお
それがなくなり、組上げ作業はさらに簡単となる。
【0041】この回り止め部材40の高さ寸法(図5に
おける上下方向の寸法)は、ラジアル孔底部まで圧入さ
れた状態で、その頭部が嵌挿孔11内にその略半分ほど
突出するように設定されている。
【0042】ドリル14は、螺旋状のドリル刃14bの
形成されたドリル本体14aと、円柱状のシャンク14
cとを一体に有している。シャンク14cは、その外径
が前記嵌挿孔11の内径と同一もしくはこれよりも僅か
に大きく設定されており、長さ寸法が嵌挿孔11の長さ
寸法の半分より若干長めに設定されている。
【0043】シャンク14cの基端部には、その端面1
4dからさらに軸方向に突出する舌片状の被係止部14
eが形成されている。この被係止部14eは、シャンク
14cの基端部を径方向に略半分切り欠いた残りの部分
であり、シャンク14cを嵌挿孔11の奥部にまで嵌挿
することによって、図2、図4、図5および図6に示す
ように、シャンク14cの端面14dが回り止め部材4
0の周面に当接するとともに、被係止部14eが回り止
め部材40の頂面に位置する(すなわち回り止め部材4
0の頭部をラジアル孔底部と反対の側から覆う)ように
なっている。
【0044】この状態で、ドリル14の軸心に対して偏
心位置にある被係止部14eが回り止め部材40の頭部
に係合されることにより、ドリル14とドリル保持部材
12との間の軸心回りの相対回転が規制され、これによ
ってドリル14とドリル保持部材12とは軸心回りに共
回りし得るようになっている。また、回り止め部材40
は、有底のラジアル孔13に挿入された状態で両被係止
部14eと係合されているので、ドリル回転時の振動や
遠心力が回り止め部材40に作用しても当該回り止め部
材40がラジアル孔13から抜け出ないようになってい
る。
【0045】このドリルビット10は、例えば次の要領
で製造することが可能である。
【0046】 ドリル14のシャンク14cの基端部
に切削加工で被係止部14eを形成する。ドリル保持部
材12には、嵌挿孔11を穿設した後、異形部16のい
ずれかの平面15中央部に上記嵌挿孔と交差するように
有底のラジアル孔13を穿設する。
【0047】 ラジアル孔13の孔底に回り止め部材
40を挿入(例えば圧入)する。この回り止め部材40
の寸法は、その挿入状態で頭部が嵌挿孔11に突出する
ように設定しておく。
【0048】 シャンク14cを、その被係止部14
eが上記回り止め部材40に係合されて回転が規制され
るように嵌挿孔11に嵌挿する。
【0049】ここで、の嵌挿の際、シャンク14cを
嵌挿孔11にすきまばめしてからろう付け等で固定する
ようにしてもよいが、シャンク14cを嵌挿孔11にし
まりばめすれば、特別な固定手段を用いずにドリルビッ
トの一体化ができる。このしまりばめは、単なる圧入に
よって行うようにしてもよいし、許容温度範囲内での焼
きばめあるいは冷やしばめによって行うようにしてもよ
い。
【0050】また、このようにシャンク14c全体を嵌
挿孔11にしまりばめしなくてもよく、例えば、シャン
ク14cと嵌挿孔11との間には僅かな隙間を確保して
おいて被係止部14eのみを回り止め部材40の頭部と
嵌挿孔11の内周面との隙間に圧入するようにしても、
その固定が可能である。この場合には、ドリルビット全
体の組上げ作業がさらに簡単になる。
【0051】つぎに、上記ドリルビット10が装着され
るドリルビットホルダー20を図7〜図9を基に説明す
る。
【0052】これらの図に示すように、ドリルビットホ
ルダー20は、図略の回転駆動源に連結されるシャンク
部22と、ドリルビット10が装着されるドリルビット
装着部24とを一体に有している。ドリルビット装着部
24には、円形断面のドリル収納孔26が形成され、こ
のドリル収納孔26内に一方のドリル14が収納可能で
あるとともに、当該ドリル収納孔26内に上記芯出し軸
部19が略隙間なく嵌入されることにより、ドリルビッ
ト10の芯出しが行われるようになっている。すなわ
ち、この実施の形態では、ドリル収納孔26が芯出し用
嵌入孔を兼ねている。
【0053】さらに、このドリル収納孔26の入口側に
は、ドリル保持部材12の両円形部18が略隙間なく嵌
入可能な円形断面をもつ嵌入孔27が形成され、この嵌
入によってもドリルビット10の芯出しが行われるよう
になっている。そして、この嵌入孔27の周囲に、ドリ
ルビット10の装着状態をロックするためのロック部3
0が設けられている。
【0054】具体的には、図8および図9に示すよう
に、上記嵌入孔27を囲むドリルビット装着部24の周
壁には、これを径方向に貫通する複数(図例では2つ)
の貫通孔28が等間隔(図例では180°間隔)で設け
られ、各貫通孔28内にボール(係止部)32が収納さ
れている。各ボール32は、貫通孔28が設けられてい
る周壁の肉厚よりも大きな直径を有しており、図7およ
び図8の(a)および(b)に示すように嵌入孔27内
に突出する係止位置と、この係止位置から径方向外側に
待避する解放位置との間で移動可能とされている。そし
て、図7および図8の(a)、(b)に示すように両円
形部18が嵌入孔27内に嵌入され、かつ、上記係止位
置にボール32が位置する状態で、当該ボール32が異
形部16と後側円形部18との段差17に係合するよう
に、貫通孔28およびボール32の配設位置が設定され
ている。
【0055】上記周壁の外周面は、ドリルビット装着部
24における他の外周面よりも僅かに直径の小さい小径
部25とされ、この小径部25に保持スリーブ(保持
部)34が軸方向にスライド可能にかつ略隙間なく外嵌
されている。
【0056】この保持スリーブ34の内周面には、先端
側に開放された周溝34aと、この周溝34aから後方
(図8の(a)および図9の(a)では右方)に間隔を
おいて形成された周溝34bとが形成されている。周溝
34a内には圧縮コイルばね36が収納され、その先端
側(図8の(a)および図9の(a)では左側)が、ド
リルビット装着部24の外周面に固定された抜け止めリ
ング38によって規制されている。この圧縮コイルばね
36の弾発力で保持スリーブ34は後方に付勢されてお
り、外力を受けない状態では当該保持スリーブ34の後
端が小径部25の後端の段差25aに当たる位置に保持
されるようになっている。そして、この状態では、保持
スリーブ34における両周溝34a,34bの間の部分
がボール32を外側から規制して図8の(a)および
(b)に示す上記係止位置に拘束する一方、当該状態か
ら保持スリーブ34に外力が加えられて当該スリーブ3
4が前方に移動することにより、ボール32が周溝34
b内に待避して図9の(a)および(b)に示す上記解
放位置へ動けるように、保持スリーブ30の形状が設定
されている。
【0057】次に、このドリル工具の作用を説明する。
【0058】まず、図7および図8の(a)、(b)に
示すようにドリルビット10をドリルビットホルダー2
0に装着した状態では、係止位置に拘束されたボール3
2が、異形部16と後側円形部18との段差17に係合
することにより、ドリルビット10の抜け止めが行われ
る。しかも、このボール32の存在によって嵌入孔27
内でのドリル保持部材12の回転が阻止されるため、こ
の状態で回転駆動源からドリルビットホルダー20にト
ルクが与えられると、このトルクは確実にドリルビット
10に伝達され、ドリル工具全体が一体に回転する。こ
のため、ドリルビット10の先端側のドリル14を用い
て良好な孔開け作業を行うことができる。
【0059】この使用しているドリル14に破損等が生
じて孔開け作業が不能となった場合には、一旦ドリルビ
ット10をドリルビットホルダー20から外す。具体的
には、保持スリーブ34を指で把持する等してこれに軸
方向先端側への外力を与え、圧縮コイルばね36の弾発
力に抗して図9の(a)の位置までスライドさせる。こ
れにより、ボール32は周溝34b内に逃げ込むことが
可能となり、係止位置への拘束が解除される。この状態
でドリルビット10をドリルビットホルダー20から抜
き取ることができる。
【0060】次いで、ドリルビット10を反対方向に向
け(すなわち、それまでドリルビット装着部24に収納
されていた破損していないドリル14を先端側に向
け)、破損したドリル14をドリル収納孔26に挿入す
るとともに芯出し軸部19および両円形部18をそれぞ
れドリル収納孔26および嵌入孔27に嵌入した後、上
記保持スリーブ34を解放する。これにより、保持スリ
ーブ34は圧縮コイルばね36の弾発力によって段差2
5aに当たる位置まで後退し、ボール32を再び係止位
置に拘束する。このボール32によってドリルビット1
0の装着状態が再びロックされ、新しいドリル14を用
いて孔開け作業を再開することが可能になる。
【0061】この実施の形態にかかる構造では、ドリル
ビット10におけるドリル保持部材12の中間部に略四
角形状の異形部16を形成するだけでよく、従来のよう
に抜け止め用のボールが嵌まり込むための周溝等を形成
する必要がない。一方、ドリルビットホルダー20にお
いては、円形断面のドリル収納孔26および嵌入孔27
を形成するだけでよく、従来のように多角形状の孔を形
成する必要がないので、単純な工程でドリルビットホル
ダー20の製作ができる。従って、ドリル工具全体のコ
ストを大幅に低減させることが可能となる。
【0062】特に、図示の構造では、ドリル保持部材1
2の全体形状が、円柱の軸方向両端(円形部18)を残
してその中間部分の周方向複数個所を平面15で切除し
た形状となっているので、円柱部分の周方向複数個所を
切削等の除去加工で切除するだけで簡単にドリル保持部
材12を形成することが可能であり、しかも、このよう
な単純な形状でありながら、ドリルビット10の抜け止
めと回り止め(トルク伝達)とを同一個所で行うことが
可能となっている。
【0063】しかも、両円形部18は同一形状であり、
これら円形部18を円形断面の嵌入孔27に嵌入するこ
とによりドリルビット10の芯出しができる。すなわ
ち、ドリル保持部材12を芯出し軸部として兼用してい
るので、コンパクトな構造で確実な芯出しができる。さ
らに、この実施の形態に示すようにドリル保持部材12
とは別の芯出し軸部19を形成することにより、芯出し
はより確実になる。
【0064】なお、本発明において、ドリルビットホル
ダー20の具体的な構造、及びドリルビット10の具体
的な装着構造は適宜設定が可能であり、図示の実施形態
に限られるものではない。
【0065】第2の実施の形態を図10に示す。この実
施の形態では、嵌挿孔11がドリル保持部材12の一方
の端部のみに形成されている。また、シャンク14cが
その基端側に向かうに従って縮怪するテーパー状に形成
され、このシャンク14cが嵌挿される嵌挿孔11も略
同一のテーパー状に形成されている。
【0066】このように、本発明では一方の端部のみに
ドリル14が設けられるドリルビット10にも適用が可
能である。また、図示のようにシャンク14cをテーパ
ー状とすることにより、嵌挿孔11への圧入が容易とな
る。この場合、圧入による固定度合いを高めるには、シ
ャンク14cを嵌挿孔11内に深く挿入する必要がある
ので、図示のように、シャンク端面14dが回り止め部
材40に突き当たらないように余裕をもって寸法設定し
ておくことが好ましい。
【0067】ただし、この第2の実施の形態にかかる構
造においても、圧入でなく焼きばめや冷やしばめ等の他
の固定手段が採用できることはいうまでもない。
【0068】本発明は、その他、次のような実施形態を
とることも可能である。
【0069】(1)本発明において、回り止め部材40
の頭部の具体的な形状や突出量は適宜設定が可能であ
る。ただし、図示のように回り止め部材40をその頭部
端面が嵌挿孔11の軸心またはその近傍を通る平面とな
るように形状設定することにより、回り止め部材40お
よびこれに対応した被係止部14eの形状を簡単なもの
にすることができるとともに、十分な係合力を確保する
ことが可能になる。また、回り止め部材40は、それを
ハンマー等による叩打でラジアル孔13に圧入しても、
平面である頭部の端面が変形することはほとんどなく、
変形させない状態での回り止め部材40のラジアル孔1
3に対する圧入操作を容易に行うことができる。
【0070】(2)本発明では、嵌挿孔11内にシャン
ク14cをすきまばめし、その後にろう付け等の手段で
固定することも可能である。この場合も、従来のように
ろう付けのみによる固定では当該固定部分が大きなトル
クに耐えきれなくなるおそれがあるのに対し、本発明で
は回り止め部材40と被係止部14eとの係合によって
確実に回転規制できる(すなわち上記トルクに対抗でき
る)効果が得られる。
【0071】(3)上記の実施形態において、シャンク
14cの端面14dを、回り止め部材40の周面に面接
触するように円弧状に形成すれば、シャンク14cの端
面14dと回り止め部材40の周面との接触面積が大き
くなり、これによってドリル14のドリル保持部材12
に対する装着状態をより安定したものにすることができ
る。
【0072】(4)本発明では、ドリル保持部材12の
具体的な形状を特に問わない。例えば、特公平8−18
213号公報によって開示されているようなものであっ
てもよい。
【0073】(5)ドリルビット10両端にドリル14
を設ける場合、両ドリル14は、必ずしも同形でなくて
もよく、例えば両ドリル刃の径を異ならせて使い分けが
できるようにしてもよい。
【0074】(6)ドリルビット10の芯出し軸部19
は、適宜省略が可能である。また、この芯出し軸部19
を形成する場合、前記実施形態では相手方のドリルビッ
トホルダー20のドリル収納孔26を芯出し用嵌入孔と
して兼用しているが、これらドリル収納孔26と芯出し
用嵌入孔とを別々に形成するようにしてもよい。
【0075】(7)ドリルビットホルダー20の具体的
な構造は全く問わない。例えば係止部材の内側端(ドリ
ルビット10側に当接する端部)のみ球状とし、貫通孔
28に収納される部分は柱状にするようにしてもよい。
保持部の具体的な構造も特に問わず、例えばリング状ば
ねで外側から係止部を係止位置に拘束するようにしても
よい。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、簡単な
構造で、ドリル保持部材に対するドリルの相対回転を確
実に規制することができ、また、かかるドリルビットを
容易に製造できてコストの低減化に寄与できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るドリルビット
の一部切欠き分解斜視図である。
【図2】図1に示すドリルビットの一部切欠き組立て斜
視図である。
【図3】図1に示すドリルビットを縦置きした組立て斜
視図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】ドリルビットおよびそのドリルビットホルダー
を備えたドリル工具の全体構造を示す正面視の断面図で
ある。
【図8】図7の要部の拡大図であり、(a)はドリルビ
ットホルダーに対するドリルビットの装着状態がロック
されている状態を示す断面正面図、(b)は(a)のD
−D線断面図である。
【図9】図7の要部の拡大図であり、(a)は上記ロッ
クが解除された状態を示す断面正面図、(b)は(a)
のE−E線断面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るドリルビッ
トの断面正面図である。
【図11】(a)、(b)および(c)は、本発明以外
のドリルビットを例示する断面視の説明図である。
【符号の説明】
10 ドリルビット 11 嵌挿孔 12 ドリル保持部材 13 ラジアル孔 14 ドリル 14a ドリル本体 14b ドリル刃 14c シャンク 14d 端面 14e 被係止部 15 平面 16 異形部 17 異形部と後側円形部との段差 18 円形部 19 芯出し軸部 20 ドリルビットホルダー 24 ドリルビット収納部 26 ドリル収納孔(芯出し用嵌入孔を兼用) 30 ロック部 32 ボール(係止部) 34 保持スリーブ(保持部) 40 回り止め部材

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドリル刃およびシャンクを有するドリル
    と、シャンク嵌挿用の嵌挿孔が軸方向に穿設されたドリ
    ル保持部材とからなるドリルビットであって、上記シャ
    ンクに被係止部を設け、上記ドリル保持部材には、外周
    面から上記嵌挿孔と交差する有底のラジアル孔を設け、
    このラジアル孔の底部に回り止め部材を挿入し、この回
    り止め部材の頭部と上記被係止部との係合により上記ド
    リル保持部材に対するドリルの相対回転を規制している
    ことを特徴とするドリルビット。
  2. 【請求項2】 上記被係止部は、上記シャンクの所定部
    分を上記回り止め部材の頭部と係合可能な形状に切り欠
    くことによって形成したものであることを特徴とする請
    求項1記載のドリルビット。
  3. 【請求項3】 上記被係止部の形状を、上記回り止め部
    材の頭部の少なくとも一部を上記ラジアル孔の底部と反
    対の側から覆う形状としたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のドリルビット。
  4. 【請求項4】 上記回り止め部材の頭部の端面を、上記
    嵌挿孔の軸心またはその近傍を通る平面としたことを特
    徴とする請求項3記載のドリルビット。
  5. 【請求項5】 上記被係止部を上記回り止め部材の頭部
    と嵌挿孔との間に圧入したことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載のドリルビット。
  6. 【請求項6】 上記シャンクをその被係止部が上記回り
    止め部材の頭部に対して軸方向に当接するまで上記嵌挿
    孔内に嵌挿したことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載のドリルビット。
  7. 【請求項7】 上記シャンクの基端面を、上記回り止め
    部材の頭部に対して軸方向に面接触する形状に形成した
    ことを特徴とする請求項6記載のドリルビット。
  8. 【請求項8】 上記ラジアル孔及び回り止め部材の径を
    上記嵌挿孔の径以上にしたことを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載のドリルビット。
  9. 【請求項9】 上記回り止め部材を上記ラジアル孔の底
    部に圧入したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    に記載のドリルビット。
  10. 【請求項10】 上記嵌挿孔を、上記ドリル保持部材の
    軸方向片側部分に設けたことを特徴とする請求項1〜9
    のいずれかに記載のドリルビット。
  11. 【請求項11】 上記嵌挿孔を、上記ドリル保持部材の
    軸方向両側部分に設け、各嵌挿孔に嵌挿されるシャンク
    の被係止部を共通の回り止め部材に係合したことを特徴
    とする請求項1〜9のいずれかに記載のドリルビット。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のドリルビットにおい
    て、上記ドリル保持部材の軸方向両端部を互いに同形で
    上記ドリルよりも大きな直径をもつ円形部とし、これら
    円形部の間の部分をその外接円の直径が上記円形部の直
    径以下である多角形または略多角形の断面形状をもつ異
    形部としたことを特徴とするドリルビット。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載のド
    リルビットと、このドリルビットを同心で収納し得る収
    納孔とを有するドリルビットホルダーとを備えたことを
    特徴とするドリル工具。
  14. 【請求項14】 ドリル刃およびシャンクを有するドリ
    ルと、シャンク嵌挿用の嵌挿孔が軸方向に穿設されたド
    リル保持部材とからなるドリルビットの製造方法であっ
    て、上記シャンクに被係止部を形成し、上記ドリル保持
    部材に外周面から上記嵌挿孔と交差する有底のラジアル
    孔を設け、このラジアル孔の底部に回り止め部材を挿入
    した後、上記シャンクを上記嵌挿孔に嵌挿してその被係
    止部を上記回り止め部材の頭部に係合することを特徴と
    するドリルビットの製造方法。
  15. 【請求項15】 上記シャンクの所定部分を一部切り欠
    くことによって上記被係止部を形成することを特徴とす
    る請求項14記載のドリルビットの製造方法。
  16. 【請求項16】 上記被係止部を上記回り止め部材の頭
    部と嵌挿孔との間に圧入することを特徴とする請求項1
    4または15記載のドリルビットの製造方法。
  17. 【請求項17】 上記シャンクの端部が回り止め部材の
    頭部に対して軸方向に当接するまで嵌挿孔に嵌挿するこ
    とを特徴とする請求項14〜16のいずれかに記載のド
    リルビットの製造方法。
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