JP3230444U - 駆動用継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転工具の駆動ヘッドに装着され、組立孔が駆動ヘッドと異なる規格寸法のロック工具を接続することができる駆動用継手を提供する。【解決手段】駆動用継手は、本体1及び弾性リテーナーリング2を含む。本体は、軸方向に沿って接続された嵌着部11、挿設部12及びボス14を含み、嵌着部には軸方向に沿って四角柱状の嵌着孔が設けられ、嵌着孔は回転工具の駆動ヘッドに嵌着され、挿設部は、軸方向に延びる四角柱部材であり、挿設部の径方向寸法は嵌着孔の径方向寸法と異なり、挿設部はロック工具に挿着され、挿設部の嵌着部から離れた一端には軸方向に沿ってボスが設けられ、ボスの径方向にはリング溝が凹設される。弾性リテーナーリングは、リング溝に嵌着され、径方向に切り欠きが設けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、駆動用継手に関する。
一般的にロック作業を行う時、人力を節約するために空圧式又は電動式で駆動される回転工具が使用され、従来の回転工具は、駆動ヘッドを有し、異なる寸法のスリーブを装着してロック作業を行うことができる。しかしながら、従来回転工具の駆動ヘッドが単一の寸法であるが、スリーブは、様々な作業要求により異なるスリーブを駆動ヘッドに装着するための組立孔が様々な寸法を有しており、該組立孔の寸法が駆動ヘッドと合致しない時、使用することができず、駆動ヘッドを種々の寸法のスリーブに対応させるために、種々の仕様の回転工具を用意する必要があり、それにより、複数の回転工具を購入するには多くのお金を費やす必要があり、且つ複数の回転工具は、収納及び作業環境の大きさの制限で大きな問題となり、改善すべき欠点がある。
そのため、上記の問題を解決するために、新規で進歩性のある駆動用継手を提供する必要がある。
本考案の主な目的は、該駆動ヘッドに装着されることにより、組立孔が該駆動ヘッドと異なる規格寸法のロック工具を接続するために設けられる駆動用継手を提供することである。
上記の目的を達成するために、本考案は、回転工具の駆動ヘッドに用いられる駆動用継手を提供し、本体及び弾性リテーナーリングを含む。該本体は、軸方向に沿って接続された嵌着部、挿設部及びボスを含み、該嵌着部には該軸方向に沿って四角柱状の嵌着孔が設けられ、該嵌着孔は該回転工具の駆動ヘッドに嵌着され、該挿設部は、該軸方向に延びる四角柱部材であり、該挿設部の径方向寸法は該嵌着孔の径方向寸法と異なり、該挿設部はロック工具に挿着され、該挿設部の該嵌着部から離れた一端には該軸方向に沿ってボスが設けられ、該ボス径方向にはリング溝が凹設される。該弾性リテーナーリングは、該リング溝に嵌着され、径方向に切り欠きが設けられる。
図1は、本考案の好ましい実施例の斜視図である。 図2は、本考案の好ましい実施例の斜視図である。 図3は、本考案の好ましい実施例の分解図である。 図4は、本考案の好ましい実施例の組立模式図である。 図5は、本考案の別の好ましい実施例の斜視図である。
以下、実施例を用いて本考案の可能な実施形態を説明するが、本考案の保護範囲を制限するものではないことを事前に説明する。
図1〜図4を参照する。それらは本考案の好ましい実施例を示し、本考案の駆動用継手は、回転工具9の駆動ヘッドに用いられ、本体1及び弾性リテーナーリング2を含む。
該本体1は、軸方向に沿って接続された嵌着部11、挿設部12及びボス14を含み、該嵌着部11には、該軸方向に沿って四角柱状の嵌着孔13が設けられ、該嵌着孔13は該回転工具9の駆動ヘッドに嵌着され、該挿設部12は、該軸方向に延びる四角柱部材であり、該挿設部12の径方向寸法は該嵌着孔13の径方向寸法と異なり、該挿設部12はロック工具8に挿着され、該挿設部12の該嵌着部11から離れた一端には、該軸方向に沿ってボス14が設けられ、該ボス14の径方向にはリング溝15が凹設される。
該弾性リテーナーリング2は、該リング溝15に嵌着されて径方向に切り欠き21が設けられ、該弾性リテーナーリング2は、弾性変形により該ロック工具8の内壁に当接して該ロック工具8が該嵌着部11により強固に嵌着され、それにより、該嵌着部11と該ロック工具8とが互いに揺れることを防止することができる。
本実施例では、該ロック工具8はスリーブであり、実際の使用時、該嵌着部11の嵌着孔13が該回転工具9の駆動ヘッドに嵌着されて且つ該挿設部12が該ロック工具8に挿着されることにより、該駆動用継手は、該スリーブと該回転工具9の駆動ヘッドとを連動させ、接続機能を成功に達成し、該回転工具9の駆動ヘッドの規格寸法と合致しない該ロック工具8に使用することができる。
本実施例では、該挿設部12の径方向寸法は、該嵌着孔13の径方向寸法よりも大きく、それにより、規格寸法が該回転工具9の駆動ヘッドよりも大きいロック工具8に用いられる。他の実施例では、本体1Aの挿設部12Aの径方向寸法は、該嵌着孔13の径方向寸法よりも小さくなってもよい(図5に示すように)。
具体的には、該弾性リテーナーリング2はC字形のリテーナーリングであり、該リング溝15に比較的容易に嵌着される。本実施例では、該弾性リテーナーリング2の内径が該リング溝15のリング壁の径方向寸法よりも大きく、該弾性リテーナーリング2の外径が該ボス14の径方向寸法よりも大きく、それにより、該弾性リテーナーリング2は外力を受けない時にリング溝15のリング壁に完全に当接しないようにし、該挿設部12がロック工具8に挿着される時のみ、該弾性リテーナーリング2は該ロック工具8の内壁に押し付けられて変形し、該ロック工具8の内壁に当接する。本実施例では、該弾性リテーナーリング2の断面は、円形であり、製造時に比較的便利である。
本実施例では、該リング溝15は、該ボス14の該嵌着部11に向かう一端に設けられ、且つ該弾性リテーナーリング2の外径は、該挿設部12の径方向寸法よりも小さい。
さらに、該ボス14は、円柱状であり、該ボス14の径方向寸法は該挿設部12の径方向寸法よりも小さく、該ロック工具8と該挿設部12とが相対的に回転することを防止する。
ここで、該嵌着部11の外壁は、円筒状をなしており、該挿設部12の径方向寸法は該嵌着部11の径方向寸法よりも小さい。
以上のように、本考案の駆動用継手は、該嵌着部の嵌着孔が該回転工具の駆動ヘッドに嵌着されて且つ該挿設部が該ロック工具に挿着されることにより、該駆動用継手は、該スリーブと該回転工具の駆動ヘッドとを連動させ、接続機能を成功に達成し、該回転工具の駆動ヘッドの規格寸法と合致しない該ロック工具に使用することができる。
1、1A 本体
11 嵌着部
12、12A 挿設部
13 嵌着孔
14 ボス
15 リング溝
2 弾性リテーナーリング
21 切り欠き
8 ロック工具
9 回転工具

Claims (13)

  1. 回転工具の駆動ヘッドに用いられる駆動用継手であって、
    軸方向に沿って接続された嵌着部、挿設部及びボスを含み、前記嵌着部に前記軸方向に沿って四角柱状の嵌着孔が設けられ、前記嵌着孔が前記回転工具の駆動ヘッドに嵌着され、前記挿設部が前記軸方向に延びる四角柱部材であり、前記挿設部の径方向寸法が前記嵌着孔の径方向寸法と異なり、前記挿設部がロック工具に挿着され、前記挿設部の前記嵌着部から離れた一端に前記軸方向に沿って前記ボスが設けられ、前記ボス径方向にリング溝が凹設される本体と、
    前記リング溝に嵌着され、径方向に切り欠きが設けられる弾性リテーナーリングと、を含む駆動用継手。
  2. 前記挿設部の径方向寸法は前記嵌着孔の径方向寸法よりも小さい、請求項1に記載の駆動用継手。
  3. 前記挿設部の径方向寸法は前記嵌着孔の径方向寸法よりも大きい、請求項1に記載の駆動用継手。
  4. 前記弾性リテーナーリングはC字形のリテーナーリングである、請求項1に記載の駆動用継手。
  5. 前記弾性リテーナーリングの内径は前記リング溝のリング壁の径方向寸法よりも大きい、請求項1に記載の駆動用継手。
  6. 前記リング溝は、前記ボスの前記嵌着部に向かう一端に設けられる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の駆動用継手。
  7. 前記弾性リテーナーリングの外径は前記ボスの径方向寸法よりも大きい、請求項6に記載の駆動用継手。
  8. 前記弾性リテーナーリングの外径は前記挿設部の径方向寸法よりも小さい、請求項6に記載の駆動用継手。
  9. 前記ボスは円柱状である、請求項6に記載の駆動用継手。
  10. 前記ボスの径方向寸法は前記挿設部の径方向寸法よりも小さい、請求項9に記載の駆動用継手。
  11. 前記嵌着部の外壁は円筒状をなしている、請求項1に記載の駆動用継手。
  12. 前記弾性リテーナーリングは、C字形のリテーナーリングであり、
    前記弾性リテーナーリングの内径は前記リング溝のリング壁の径方向寸法よりも大きく、
    前記リング溝は、前記ボスの前記嵌着部に向かう一端に設けられ、
    前記弾性リテーナーリングの外径は前記ボスの径方向寸法よりも大きく、
    前記弾性リテーナーリングの外径は前記挿設部の径方向寸法よりも小さく、
    前記ボスは円柱状であり、
    前記ボスの径方向寸法は前記挿設部の径方向寸法よりも小さく、
    前記嵌着部の外壁は円筒状をなしており、
    前記弾性リテーナーリングの断面は円形であり、
    前記挿設部の径方向寸法は前記嵌着部の径方向寸法よりも小さい、請求項2に記載の駆動用継手。
  13. 前記弾性リテーナーリングは、C字形のリテーナーリングであり、
    前記弾性リテーナーリングの内径は前記リング溝のリング壁の径方向寸法よりも大きく、
    前記リング溝は、前記ボスの前記嵌着部に向かう一端に設けられ、
    前記弾性リテーナーリングの外径は前記ボスの径方向寸法よりも大きく、
    前記弾性リテーナーリングの外径は前記挿設部の径方向寸法よりも小さく、
    前記ボスは円柱状であり、
    前記ボスの径方向寸法は前記挿設部の径方向寸法よりも小さく、
    前記嵌着部の外壁は円筒状をなしており、
    前記弾性リテーナーリングの断面は円形であり、
    前記挿設部の径方向寸法は前記嵌着部の径方向寸法よりも小さい、請求項3に記載の駆動用継手。
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