JP2000197338A - Srモ―タ及びsrリニアモ―タ並びに荷移載装置 - Google Patents

Srモ―タ及びsrリニアモ―タ並びに荷移載装置

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JP2000197338A
JP2000197338A JP11142291A JP14229199A JP2000197338A JP 2000197338 A JP2000197338 A JP 2000197338A JP 11142291 A JP11142291 A JP 11142291A JP 14229199 A JP14229199 A JP 14229199A JP 2000197338 A JP2000197338 A JP 2000197338A
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motor
fork
poles
linear motor
thrust
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Norimoto Minoshima
紀元 蓑島
Yoichi Saito
洋一 斉藤
Taiji Odate
泰治 大立
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K19/00Synchronous motors or generators
    • H02K19/02Synchronous motors
    • H02K19/10Synchronous motors for multi-phase current
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/08Reluctance motors

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  • Control Of Linear Motors (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転式のSRモータをそのまま平面展開した
SRリニアモータに比較して同じ電流密度で推力が大き
くなり、かつ発生推力が零になるポイントがないSRリ
ニアモータを提供する。 【解決手段】 動作原理として自己インダクタンスと相
互インダクタンスとを併用したSRリニアモータ15は、
固定子16の極数と、固定子16と対応する部分の可動子19
の突部19aの数との比が3:4に設定されている。各極
17a〜17fは等ピッチに形成され、各極17a〜17fには
コイル18が全て同じ方向に集中巻で巻き付けられてい
る。各コイル18は3相となるように構成され、極17a,
17d、極17b,17e及び極17c,17fに対応するコイル
18にはそれぞれu相、v相、w相の電流が汎用の3相イ
ンバータを介して供給される。制御装置はSRリニアモ
ータ15を正弦波駆動するようにインバータを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチドリラク
タンス(Switched Reluctance)モータ(以下、SRモー
タと称す。)及びスイッチドリラクタンスリニアモータ
(以下、SRリニアモータと称す。)並びにSRリニア
モータを備えた荷移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫の荷役機械として使用されてい
るスタッカクレーンには、荷移載装置(スライドフォー
ク)が装備されている。荷移載装置は固定フォーク(固
定部)と、固定フォークに対して水平に繰り出し得る複
数の可動フォーク(可動部)とを備え、最上段の可動フ
ォークに荷が載置される。そして、各可動フォークが、
固定フォークに設けられた駆動装置の駆動により連動し
て伸縮するように構成されている。この種のフォーク装
置として、可動フォークの出入動作用の駆動部としてリ
ニアモータを内蔵させたものが開示されている(例え
ば、特開昭57−77199号公報)。公報に明示はな
いが、リニアモータとしてはリニア誘導モータが使用さ
れていると推定される。
【0003】また、従来、回転機に対応した種々のリニ
アモータが知られており、一部は実施されている。リニ
アモータのうちリニア直流モータ、リニアパルスモータ
及びリニア誘導モータが実用化されている。このうちリ
ニア誘導モータがパレット搬送装置等の比較的大型の装
置に使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リニア誘導モータでは
端効果(end effect)と呼ばれる現象が存在するため、
特に高速領域で推力が低下するという問題がある。その
結果、大きな推力を得るには装置が大型化するという問
題があった。また、リニアパルスモータでは可動部が入
力パルス信号に同期して歩進するため、開ループ制御が
可能であり、変位誤差が累積しない等の特徴があるが、
移動を滑らかに行わせるには所定ピッチで設けられる磁
極や歯(突部)の間隔を狭く(1〜2mm程度に)する
必要があり、荷移載装置等のように大きな移動距離が必
要な装置では、磁極及び歯の加工やコイルの巻付けに手
間が掛かるという問題がある。
【0005】また、推力を大きくするため、永久磁石の
磁力を利用することが考えられるが、永久磁石を使用し
たリニアモータを荷移載装置に使用した場合、収納棚等
に放置された鉄等の磁性体製のボルトやナットが磁石に
吸着されて故障の原因となる虞がある。
【0006】本願発明者は従来ほとんど実用化の検討が
なされていなかったSRリニアモータについて検討し、
動作原理として自己インダクタンスを利用する従来の回
転式のSRモータに適用されている巻線結線方式をその
まま平面展開したSRリニアモータを作成した。そし
て、従来の回転式のSRモータに適用されている駆動回
路方式を適用して発生推力を測定した。駆動回路方式と
しては、1相励磁駆動(ユニポーラ回路)及び2相励磁
駆動(バイポーラ回路)を実施した。
【0007】その結果、従来のリニア誘導モータに比較
して数倍の平均推力が得られ、一相励磁駆動の方が2相
励磁駆動より平均推力が大きくなることを見いだした。
しかし、一相励磁駆動の場合は、発生推力が零になるポ
イントがあるとともに、推力の変動が大きいという問題
がある。また、一相励磁駆動の場合は、専用の駆動回路
が必要になるという問題もある。一方、2相励磁駆動の
場合は、発生推力が零になるポイントはなく推力の変動
も小さい。しかし、推力が必ずしも満足できるものでは
ない。また、回転式のSRモータにおいても、同じ電流
密度でトルクの大きなものが望まれている。
【0008】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その第1の目的は従来のSRモータに比較
して同じ電流密度でトルク又は推力が大きくなるSRモ
ータを提供することにある。また、第2の目的は回転式
のSRモータをそのまま平面展開したSRリニアモータ
に比較して同じ電流密度で推力が大きくなり、かつ発生
推力が零になるポイントがないSRリニアモータを提供
することにある。また、第3の目的は前記SRリニアモ
ータを備えた荷移載装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の第1の目的を達成
するため、請求項1に記載の発明では、動作原理として
自己インダクタンスと相互インダクタンスとを併用し
た。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、固定子の極数と、該固定子と対応す
る部分の可動子の突部の数との比が3:4に設定され、
かつ固定子の極数が3n(nは自然数)で、各極のコイ
ルが全て同じ方向に巻き付けられている。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、固定子の極が等ピッチ
に形成されている。請求項4に記載の発明では、請求項
1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、駆
動方式がバイポーラの正弦波駆動である。
【0012】第2の目的を達成するため、請求項5に記
載の発明では、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記
載の発明において、前記SRモータはSRリニアモータ
である。
【0013】また、請求項6に記載の発明では、動作原
理として自己インダクタンスを利用し、駆動方式をユニ
ポーラの1−2相励磁駆動とした。第3の目的を達成す
るため、請求項7に記載の発明では、1個の固定部と、
該固定部に対して順次水平に繰り出し得る複数の可動部
とを備え、前記固定部及び可動部の少なくとも1個に可
動部の出入動作用の駆動部として請求項5又は請求項6
に記載のSRリニアモータを内蔵した。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、動作原理
として自己インダクタンスと相互インダクタンスとが併
用され、固定子のコイルに電流が流れると可動子は常に
磁力の作用を受けて所定方向へ移動する。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、固定子の極数と、該固定子と対
応する部分の可動子の突部の数との比が3:4に設定さ
れているため、可動子が円滑に移動する。また、各極の
コイルが全て同じ方向に巻き付けられているため、コイ
ルの巻き付け作業が簡単になる。
【0016】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、固定子の極が等ピッチ
に形成されているため、可動子が円滑に移動される。請
求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれ
か一項に記載の発明において、駆動方式がバイポーラの
正弦波駆動であるため、駆動回路として汎用インバータ
を流用できる。
【0017】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、SRモー
タがSRリニアモータであるため、可動子が直線移動す
る。請求項6に記載の発明では、動作原理として自己イ
ンダクタンスが利用される。そして、駆動方式としてユ
ニポーラの1−2相励磁駆動が使用される。
【0018】請求項7に記載の発明の荷移載装置は、固
定部及び可動部の少なくとも1個に可動部出入動作用駆
動部として、請求項5又は請求項6に記載のSRリニア
モータが使用されている。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図13に従っ
て説明する。
【0020】先ず、荷移載装置としてのフォーク装置の
構成を説明する。図2及び図3に示すように、フォーク
装置1は固定部としての固定フォーク2と、固定フォー
ク2に対して順次繰り出し得る複数の可動部としてのセ
カンドフォーク3、サードフォーク4及びアッパフォー
ク5とを備えている。
【0021】図2に示すように、セカンドフォーク3の
底面には長手方向に沿って延びる一対のレール6が固定
され、各レール6は固定フォーク2の長手方向中央部に
固定されたリニアガイドブロック7を介して固定フォー
ク2の長手方向に沿って移動可能に支承されている。固
定フォーク2の両端部にはそれぞれ一対の支持ローラ8
(図3に図示)が設けられている。そして、セカンドフ
ォーク3はリニアガイドブロック7及び支持ローラ8に
支持された状態で、固定フォーク2に対して長手方向に
移動可能となっている。
【0022】同様にしてサードフォーク4の底面に一対
のレール9が固定され、セカンドフォーク3にはリニア
ガイドブロック10と支持ローラ11とが設けられてい
る。そして、サードフォーク4はリニアガイドブロック
10及び支持ローラ11に支承された状態で、セカンド
フォーク3に対して長手方向に移動可能となっている。
また、アッパフォーク5も同様に、その底面に固定され
たレール12を介してサードフォーク4に固定されたリ
ニアガイドブロック13に支承されている。そして、リ
ニアガイドブロック13及びサードフォーク4の両端に
設けられた支持ローラ14に支承された状態で、サード
フォーク4に対して長手方向に移動可能となっている。
【0023】固定フォーク2の中央部にはSRリニアモ
ータ15の一次側としての固定子16が固定されてい
る。固定子16は図1に示すように、極数が3n(この
実施の形態ではn=2)で、各極17a〜17fが等ピ
ッチに形成されている。各極17a〜17fにはコイル
18が全て同じ方向に集中巻で巻き付けられている。各
コイル18は3相となるように構成され、極17a,1
7dと対応するコイル18にはu相、極17b,17e
と対応するコイル18にはv相、極17c,17fと対
応するコイル18にはw相の電流がそれぞれ図示しない
駆動回路を介して供給されるようになっている。駆動回
路としては汎用の3相インバータが使用され、図示しな
い制御装置を介して制御されるようになっている。制御
装置はSRリニアモータ15を正弦波駆動するようにイ
ンバータを制御するようになっている。
【0024】SRリニアモータ15の二次側としての可
動子19は、セカンドフォーク3の底面にその長手方向
ほぼ全長に亘って延びるように形成された溝3a内に、
ボルト20によって固定されている。可動子19には等
ピッチで突部19aが形成され、突部19aが極17a
〜17fと対向可能に配置されている。固定子16の極
17a〜17fの数と、該固定子16と対応する部分の
可動子19の突部19aの数との比は3:4に設定され
ている。極17a〜17f及び突部19aはその幅がほ
ぼ同じに形成されている。そして、各コイル18に電流
が供給されると、セカンドフォーク3がその長手方向に
移動されるようになっている。
【0025】固定フォーク2の一方の側(図2の右側)
の上面に形成された溝内には、ラック21が固定されて
いる。サードフォーク4の下面に形成された溝内には、
ラック22が固定されている。セカンドフォーク3には
各ラック21,22とそれぞれ噛合するピニオン23,
24が両端に固定された回転軸25が軸受26を介して
回動可能に支持されている。ピニオン23,24は同じ
に形成されている。
【0026】セカンドフォーク3の他方の側(図2の左
側)の上面に形成された溝内には、ラック27が固定さ
れている。アッパフォーク5の他方の側の下面に形成さ
れた溝内には、ラック28が固定されている。サードフ
ォーク4には各ラック27,28とそれぞれ噛合するピ
ニオン29,30が両端に固定された回転軸31が軸受
26を介して回動可能に支持されている。ピニオン2
9,30はピニオン23,24と同じ径で同じ歯数に形
成されている。従って、セカンドフォーク3が移動する
と、ラック21,22,27,28及びピニオン23,
24,29,30の作用により、サードフォーク4及び
アッパフォーク5がその下段のフォークに対して同じ距
離移動される。
【0027】固定フォーク2の側面中央部にはセカンド
フォーク3が中央の基準位置から図3のどの方向へ移動
しているかを検知するセンサS1,S2が設けられてい
る。セカンドフォーク3の底面には帯状の被検知部材3
2(図2に図示)が、図3における中央より右側からほ
ぼ右端まで延びる状態で、センサS1と対向可能な位置
に固定されている。センサS1はセカンドフォーク3が
基準位置及び基準位置より図3の左側へ移動した状態に
おいて被検知部材32を検知可能な位置に配設されてい
る。セカンドフォーク3の底面には帯状の被検知部材3
3(図2に図示)が、図3における中央より左側からほ
ぼ左端まで延びる状態で、センサS2と対向可能な位置
に固定されている。センサS2はセカンドフォーク3が
基準位置及び基準位置より図3の右側へ移動した状態に
おいて被検知部材33を検知可能な位置に配設されてい
る。
【0028】センサS1,S2の検知信号は図示しない
制御装置に入力され、制御装置はその信号に基づいて、
セカンドフォーク3等が基準位置にあるか、又は基準位
置に対して図3のどちらの方向に移動しているかを認識
する。制御装置は両センサS1,S2からオン信号が出
力されていれば、セカンドフォーク3等が基準位置にあ
ると判断する。また、センサS1からのみオン信号が出
力されていれば、セカンドフォーク3等が基準位置に対
して図3の左に移動したと判断し、センサS2からのみ
オン信号が出力されていれば、セカンドフォーク3等が
基準位置に対して図3の右に移動したと判断する。
【0029】図2に示すように、セカンドフォーク3の
底面には被検知部材32より内側に被検知部34が固定
されている。被検知部34は図3におけるセカンドフォ
ーク3の底面の左右両端部に配設され、その先端が固定
フォーク2に形成された溝2a内に突出するように固定
されている。固定フォーク2には中央及び図3の左右両
端部にそれぞれ被検知部34を検知可能なセンサS3が
配設されている。センサS3はそれぞれ複数個ずつ設け
られ、制御装置は各センサS3からの検知信号に基づい
て、SRリニアモータ15の減速指令及び停止指令を出
力するようになっている。
【0030】次に前記のように構成されたフォーク装置
1の作用を説明する。フォーク装置1は例えば、自動倉
庫のスタッカクレーンに装備される。各フォーク3〜5
が基準位置に配置された状態から、SRリニアモータ1
5の固定子16のコイル18に正弦波駆動で順次電流が
供給されると、極17a〜17f及び対応する突部19
aを通過する磁束の量が順次変化する。そして、可動子
19の突部19aに作用する吸引力が順次変化し、可動
子19が固定されたセカンドフォーク3が所定の方向へ
移動する。図1において、極17a〜17fに対して左
側に位置する突部19a及びその突部19aと対応する
極を通過する磁束は可動子19に右方向への推力を与え
る、右側に位置する突部19a及びその突部19a対応
する極を通過する磁束は可動子19に左方向への推力を
与える。従って、左方向への推力を与える磁束の量が多
くなるように各極17a〜17fを順次励磁すれば可動
子19は左方向へ移動し、右方向への推力を与える磁束
の量が多くなるように各極17a〜17fを順次励磁す
れば可動子19は右方向へ移動する。
【0031】セカンドフォーク3の移動に伴ってセカン
ドフォーク3に支持された回転軸25が一体的に移動
し、ラック21と噛合しているピニオン23が回転軸2
5と一体回転する。そして、回転軸25に固定されたピ
ニオン24が一体回転し、ピニオン24と噛合している
ラック22が、セカンドフォーク3の固定フォーク2に
対する移動量と同じ量だけ移動される。従って、ラック
22が固定されたサードフォーク4がセカンドフォーク
3に対して同量相対移動される。
【0032】また、サードフォーク4の移動に伴って、
サードフォーク4に支持された回転軸31が一体的に移
動し、ラック27と噛合しているピニオン29が回転軸
31と一体回転する。そして、回転軸31に固定された
ピニオン30が一体回転し、ピニオン30と噛合してい
るラック28が、サードフォーク4のセカンドフォーク
3に対する移動量と同じ量だけ移動される。従って、ラ
ック28が固定されたアッパフォーク5がサードフォー
ク4に対して同量相対移動される。即ち、SRリニアモ
ータ15の駆動によりセカンドフォーク3が移動される
距離の3倍の距離アッパフォーク5が移動される。
【0033】制御装置はセンサS1及びセンサS2の出
力信号に基づいて、セカンドフォーク3の位置を認識
し、センサS3の出力信号に基づいて減速位置及び停止
位置を確認する。そして、減速位置で減速指令を出力
し、停止位置で停止指令を出力する。
【0034】次に動作原理として自己インダクタンスと
相互インダクタンスとを併用するSRリニアモータ15
と、従来の回転式のSRモータに適用されている巻線結
線方式をそのまま平面展開し、動作原理として自己イン
ダクタンスを利用するSRリニアモータとについて、F
EM(有限要素法)を用いて平均推力を比較した結果を
説明する。
【0035】解析モデルとして図1に示す固定子16の
極数が6で、固定子16の極数と可動子19の突部19
aの数との比が3:4のものを使用した。動作原理に自
己インダクタンスと相互インダクタンスとを併用するも
のとして図1に示すコイルの向きとなる巻線方式のもの
について、2相励磁駆動及び正弦波駆動で実施した。ま
た、比較例として動作原理に自己インダクタンスを利用
するものについて、1相励磁駆動、2相励磁駆動及び正
弦波駆動で実施した。1相励磁駆動のものと、2相励磁
駆動及び正弦波駆動のものとはコイルの巻付け方は集中
巻きで同じであるが、巻付け方向が異なる。巻付け方向
は図10〜図12に符号で示した。
【0036】電流密度は各電流波形について、6.17
5×106 AT/m2 で一定とした。図4に1相励磁駆
動の場合のu相、v相、w相の電流パターンを、図5に
2相励磁駆動の場合のu相、v相、w相の電流パターン
を、図6に正弦波駆動の場合のu相、v相、w相の電流
パターンをそれぞれ示す。
【0037】図7に自己インダクタンスと相互インダク
タンスとを併用するものについて、2相励磁駆動を実施
したときの磁束線図を、図8に正弦波駆動の場合の磁束
線図をそれぞれ示す。図9に2相励磁駆動及び正弦波駆
動を実施したときの推力特性の結果を示す。なお、図7
及び図8は可動子19を同図の右方へ移動させる場合を
例示している。
【0038】また、図10に自己インダクタンスを利用
するものについて、1相励磁駆動を実施したときの磁束
線図を、図11に2相励磁駆動の場合の磁束線図を、図
12に正弦波駆動の場合の磁束線図をそれぞれ示す。図
13に1相励磁駆動、2相励磁駆動及び正弦波駆動を実
施したときの推力特性の結果を示す。なお、図10〜図
12は可動子19を同図の右方へ移動させる場合を例示
している。
【0039】自己インダクタンスと相互インダクタンス
とを併用するSRリニアモータ15では平均推力が、2
相励磁駆動の場合に160Nとなり、正弦波駆動の場合
に230Nとなった。一方、自己インダクタンスを利用
するSRリニアモータでは平均推力が、1相励磁駆動の
場合に200Nとなり、2相励磁駆動の場合に156N
となり、正弦波駆動の場合に154Nとなった。即ち、
自己インダクタンスを利用するSRリニアモータでは、
2相励磁駆動の場合と正弦波駆動の場合とで、平均推力
はほぼ同じで、1相励磁駆動の場合には両励磁駆動方式
に比較して20%以上平均推力が増加した。しかし、1
相励磁駆動の場合には図13から明らかなように、推力
の変動が大きく、発生推力が零になるポイントがあると
いう問題がある。
【0040】一方、自己インダクタンスと相互インダク
タンスとを併用するSRリニアモータ15では、2相励
磁駆動の場合は自己インダクタンスを利用するSRリニ
アモータに比較して平均推力の向上はほぼ3%と少なか
った。これに対して、正弦波駆動の場合は、2相励磁駆
動に比較して推力が40%以上向上した。また、自己イ
ンダクタンスを利用するSRリニアモータの1相励磁駆
動の場合と比較しても15%向上した。従って、自己イ
ンダクタンスと相互インダクタンスとを併用するSRリ
ニアモータ15で正弦波駆動方式を採用すると、平均推
力が大幅に向上することが判明した。
【0041】このことは、図7,8,10〜12の磁束
線図からも明らかである。例えば、図7及び図8を比較
すると、v相の極17b,17eを通過する磁束の量は
図7及び図8でほぼ同じであるが、u相の極17a,1
7dを通過する磁束の量は図7の方が多い。また、w相
の極17c,17fを通過する磁束の量は図8の方が多
く、極17c,17fに対して図7及び図8の左側に位
置する突部19a及び極17c,17fを通過する磁束
の量も図8の方が多い。従って、可動子19に右方向へ
の推力を与える磁束の量が多い図8の方が、推力が大き
くなる。
【0042】自己インダクタンスと相互インダクタンス
とを併用するSRリニアモータ15では、極17a〜1
7fを通過する磁束の量は、自己インダクタンスを利用
するSRモータに比較して多くなる。しかし、SRリニ
アモータ15で2相励磁駆動の場合は、設定した条件で
は図7に示すように、逆方向の推力を与える磁束の割合
が正弦波駆動に比較して多くなるため、磁束の合計量が
多くなっても全体の推力は大きくならなかった。極の形
状(例えば幅)や突部19aの形状(例えば幅)を変更
することにより、逆方向の推力を与える磁束の割合を少
なくすれば、推力が大きくなる可能性はある。
【0043】この実施の形態では以下の効果を有する。 (1) SRリニアモータ15の動作原理として自己イ
ンダクタンスと相互インダクタンスとを併用したので、
自己インダクタンスを利用したSRリニアモータに比較
して極17a〜17fを通過する磁束の量が増加し、大
きな推力を得ることができる。
【0044】(2) 固定子16の極17a〜17fの
数と、固定子16と対応する部分の可動子19の突部1
9aの数との比が3:4に設定され、かつ固定子16の
極数が3n(nは自然数)で、各極のコイル18が全て
同じ方向に巻き付けられている。従って、動作原理とし
て自己インダクタンスと相互インダクタンスとを併用す
る構成を簡単に形成でき、極と突部19aとの間に作用
する磁気による吸引力が、可動子19の推力として効率
よく作用する。
【0045】(3) 極17a〜17f及び突部19a
がほぼ同じ幅に形成されているため、極17a〜17f
の数と、突部19aの数との比が3:4に設定されてい
ることと相俟って、極と突部19aとの間に作用する磁
気による吸引力が、可動子19の推力として効率よく作
用する。
【0046】(4) 固定子16の極17a〜17fが
等ピッチに形成されているため、不等ピッチとした場合
に比較して、固定子16の加工が簡単となり、制御も簡
単となる。
【0047】(5) 駆動方式がバイポーラの正弦波駆
動であるため、駆動回路として汎用のインバータを流用
でき、専用の駆動回路を必要とするユニポーラの1相励
磁駆動のものに比較して製造コストを低減できる。
【0048】(6) フォーク装置1の可動部の出入動
作用の駆動部として前記SRリニアモータ15を使用す
るため、同じ大きさの誘導リニアモータや回転式のSR
モータをそのまま平面展開したSRリニアモータに比較
して同じ電流密度で推力が大きくなる。従って、リニア
モータの大きさが同じなら重い荷の移載ができ、荷の移
載に必要な推力が同じであればリニアモータを小型化で
きる。
【0049】(7) 永久磁石を使用しなくても推力を
大きくできるため、SRリニアモータ15をフォーク装
置1の駆動部として使用した場合、棚等に放置されたボ
ルトなどを吸着することに起因する故障を引き起こすこ
とを回避できる。
【0050】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を図14〜図16に従って説明する。この実施の形態
ではSRリニアモータとして、動作原理として自己イン
ダクタンスを利用し、駆動方式をユニポーラの1−2相
励磁駆動とした点が前記実施の形態と大きく異なってい
る。コイル18は集中巻で巻き付けられ、巻付け方向は
前記1相励磁駆動のSRリニアモータと同じに設定され
ている。
【0051】前記実施の形態と同様の条件でFEM(有
限要素法)を用いて、自己インダクタンスと相互インダ
クタンスとを併用するSRリニアモータ15を正弦波駆
動した場合と比較した。図14は1−2相励磁駆動の場
合のu,v,w相の電流パターンを示し、図16は1−
2相励磁駆動の場合の磁束線図を示す。また、図15は
自己インダクタンス利用時で1−2相励磁駆動の場合の
推力特性と、相互インダクタンス併用時で正弦波駆動の
場合の推力特性を示す。
【0052】相互インダクタンスを併用するSRリニア
モータ15では平均推力が正弦波駆動の場合に230N
に対して、自己インダクタンスを利用するとともに1−
2相励磁駆動のSRリニアモータでは平均推力が225
Nとなった。第1の実施の形態で比較例として挙げた自
己インダクタンスを利用するSRリニアモータで平均推
力が最大であった1相励磁駆動に比較して、平均推力が
10%以上向上した。また、推力の変動は相互インダク
タンスを併用した正弦波駆動の場合に比較して少なくな
った。即ち、1相励磁駆動に代えて1−2相励磁駆動を
採用すれば、1相励磁駆動に比較して平均推力が10%
以上向上するとともに、1相励磁駆動の場合と異なり、
推力の変動が小さく、発生推力が零になるポイントもな
い。
【0053】従って、この実施の形態では第1の実施の
形態の(3)及び(4)の効果を有する他に、次の効果
を有する。 (8) 回転式のSRモータに適用されている巻線結線
方式をそのまま平面展開し、動作原理として自己インダ
クタンスを利用するSRリニアモータにおいて、駆動方
式を1−2相励磁駆動に代えるだけで平均推力が大きく
て、推力の変動が小さく、しかも発生推力が零になるポ
イントがないSRリニアモータが得られる。
【0054】(第3の実施の形態)次に第3の実施の形
態を図17〜図19に従って説明する。この実施の形態
では動作原理として自己インダクタンスと相互インダク
タンスとを併用した回転式のSRモータに適用した点が
前記両実施の形態と大きく異なっている。
【0055】図17(a)は本発明を具体化したSRモ
ータ35の模式図である。SRモータ35は3n(nは
自然数でこの実施の形態ではn=2)個の極36a〜3
6fを有する円筒状の固定子36を備えている。各極3
6a〜36fは等間隔(等ピッチ)で設けられ、各極3
6a〜36fにはコイル37が全て同じ方向に集中巻で
巻き付けられている。なお、図17(a)においてPは
中性点である。各コイル37は3相となるように構成さ
れ、極36a,36dと対応するコイル37にはu相、
極36b,36eと対応するコイル37にはv相、極3
6c,36fと対応するコイル37にはw相の電流がそ
れぞれ図示しない駆動回路を介して供給されるようにな
っている。可動子としての回転子38には歯38aが等
間隔(等ピッチ)で8個形成されている。
【0056】図17(b)は従来のSRモータ39を示
す。このSRモータ39はコイル37の巻き方と結線方
法が実施の形態のSRモータと異なっており、その他の
構成は同じである。各極36a〜36fの各コイル37
は、その巻き方向が交互に逆方向となるように巻き付け
られている。
【0057】前記のように構成されたSRモータ35,
39について、FEM(有限要素法)を用いてトルク特
性を比較した。図18(a)は動作原理として自己イン
ダクタンスと相互インダクタンスとを併用するSRモー
タ、即ち図17(a)に示すSRモータ35について、
正弦波駆動を実施したときの磁束線図を示す。図18
(b)は動作原理として自己インダクタンスを使用する
従来のSRモータ、即ち図17(b)に示すSRモータ
39について、同じ電流密度で正弦波駆動を実施したと
きの磁束線図を示す。また、図19は各SRモータ3
5,39の正弦波駆動を実施したときのSRモータの機
械角とトルクの関係(トルク特性)を示すグラフであ
る。なお、図18(a)及び図18(b)はともに回転
子38をそれぞれ各図の反時計方向回り(左回り)へ回
動させる場合を示しており、それぞれ3極分(半分)の
み図示している。
【0058】図18(a)はv相の極36b,36eに
供給される電流密度が最大となる状態に対応しており、
図18(b)はu相の極36a,36dに供給される電
流密度が最大となる状態に対応している。図18(a)
の極36b及び対応する歯38aを通過する磁束の量
と、図18(b)極36a及び対応する歯38aを通過
する磁束の量とを比較すると、極36bを通過する方が
多い。また、図18(a)のu相の極36a及び対応す
る歯38aを通り、かつ回転子38に左回りの吸引力を
加える磁束の量と、図18(b)のv相の極36b及び
対応する歯38aを通り、かつ回転子38に左回りの吸
引力を加える磁束の量とを比較すると、u相の極36a
を通る方が多い。従って、回転式のSRモータにおい
て、動作原理として自己インダクタンスと相互インダク
タンスとを併用したSRモータ35の方がトルクが大き
くなる。
【0059】このことは図19に示すSRモータのトル
ク特性を示すグラフからも確認できる。SRモータ35
の平均トルクは従来のSRモータ39に対して約5%向
上した。即ち、回転式のSRモータにおいても、動作原
理として自己インダクタンスと相互インダクタンスとを
併用した構成では、動作原理として自己インダクタンス
を用いた従来のSRモータに比較してトルクが向上す
る。
【0060】なお、実施の形態は前記に限定されるもの
でなく、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 固定子16の極の数は6個に限らず、3個又は9個
以上の3の倍数であってもよい。即ち、固定子16の極
の数は3n(nは自然数)であればよい。この場合、駆
動回路として汎用の3相インバータを利用し易くなる。
【0061】○ 極17a〜17f及び突部19aの幅
は必ずしもほぼ同じに形成する必要はなく、極及び突部
19aのそれぞれのピッチは同じで幅を異ならせてもよ
い。 ○ 極17a〜17f及び突部19aの先端部に複数の
小さな歯を形成してもよい。
【0062】○ フォーク装置1は4段式に限らず、3
段式にしてもよい。 ○ SRリニアモータ15をフォーク装置1の駆動部と
して使用する場合、SRリニアモータ15を固定フォー
ク2とセカンドフォーク3との間に配置する代わりに、
セカンドフォーク3とサードフォーク4との間あるいは
サードフォーク4とアッパフォーク5との間に配置して
もよい。しかし、コイル18への配線の取り回しのし易
さを考慮すると、固定フォーク2に固定子16を配設す
るのがよい。
【0063】○ 各可動フォークの間に全てSRリニア
モータ15を配設し、ピニオン及びラックによる可動フ
ォークの駆動機構を無くしてもよい。この場合、ラック
とピニオンの噛合による発塵が無くなり、クリーンルー
ム等での使用に適する。
【0064】○ フォーク装置1をスタッカクレーンに
装備する代わりに、自走型搬送車上に装備してもよい。
また、フォーク装置1を定置式の移載装置として使用し
てもよい。
【0065】○ SRリニアモータ15の一次側を可動
子として二次側を固定子とする構成としてもよい。この
構成の場合、移動体を案内するレールに沿って固定子を
配置し、移動体に可動子を取り付けることにより、移動
体をSRリニアモータによって長い距離移動させること
ができる。
【0066】前記実施の形態から把握できる請求項記載
以外の発明(技術思想)について、以下にその効果とと
もに記載する。 (1) 請求項7に記載の荷移載装置は、SRリニアモ
ータの固定子が固定部に設けられるとともに可動子が対
向する可動部に設けられ、他の可動部はピニオンとラッ
クの組み合わせによる駆動機構で出入動作が行われる。
この場合、荷移載装置への配線の取り回しが簡単にな
る。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項6
に記載の発明によれば、従来のSRモータに比較して同
じ電流密度でトルク又は推力が大きくなる。
【0068】請求項2に記載の発明によれば、動作原理
として自己インダクタンスと相互インダクタンスとを併
用する構成を簡単に形成でき、極と突部との間に作用す
る磁気による吸引力が、可動子の推力として効率よく作
用する。
【0069】請求項3に記載の発明によれば、不等ピッ
チとした場合に比較して、固定子16の加工が簡単とな
り、制御も簡単となる。請求項4に記載の発明によれ
ば、駆動回路として汎用のインバータを流用でき、専用
の駆動回路を必要とするユニポーラの1相励磁駆動に比
較して製造コストを低減できる。
【0070】請求項5に記載の発明によれば、回転式の
SRモータをそのまま平面展開したSRリニアモータに
比較して同じ電流密度で推力が大きくなり、かつ発生推
力が零になるポイントがないSRリニアモータが得られ
る。
【0071】請求項6に記載の発明によれば、回転式の
SRモータをそのまま平面展開したSRリニアモータを
1相励磁駆動、2相励磁駆動あるいは正弦波駆動した場
合に比較して同じ電流密度で推力が大きくなり、かつ発
生推力が零になるポイントがないSRリニアモータが得
られる。
【0072】請求項7に記載の発明によれば、リニアモ
ータの大きさが同じなら重い荷の移載ができ、荷の移載
に必要な推力が同じであればリニアモータを小型化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態のSRリニアモータの模式
側面図。
【図2】 同じくフォーク装置の断面図。
【図3】 フォーク装置の概略斜視図。
【図4】 1相励磁駆動の電流パターンを示すグラフ。
【図5】 2相励磁駆動の電流パターンを示すグラフ。
【図6】 正弦波駆動の電流パターンを示すグラフ。
【図7】 相互インダクタンス併用時の2相励磁駆動の
磁束線図。
【図8】 相互インダクタンス併用時の正弦波駆動の磁
束線図。
【図9】 相互インダクタンス併用時の推力特性を示す
グラフ。
【図10】 自己インダクタンス利用時の1相励磁駆動
の磁束線図。
【図11】 自己インダクタンス利用時の2相励磁駆動
の磁束線図。
【図12】 自己インダクタンス利用時の正弦波駆動の
磁束線図。
【図13】 自己インダクタンス利用時の推力特性を示
すグラフ。
【図14】 1−2相励磁駆動の電流パターンを示すグ
ラフ。
【図15】 1−2相励磁駆動と正弦波駆動の推力特性
を示すグラフ。
【図16】 自己インダクタンス利用時の1−2相励磁
駆動の磁束線図。
【図17】 (a)は第2の実施の形態のSRモータの
模式図、(b)は従来のSRモータの模式図。
【図18】 (a)は第2の実施の形態のSRモータの
正弦波駆動の磁束線図、(b)は従来のSRモータの正
弦波駆動の磁束線図。
【図19】 回転式のSRモータのトルク特性を示すグ
ラフ。
【符号の説明】
1…荷移載装置としてのフォーク装置、2…固定部とし
ての固定フォーク、3…可動部としてのセカンドフォー
ク、4…同じくサードフォーク、5…同じくアッパフォ
ーク、15…SRリニアモータ、16,36…固定子、
17a〜17f,36a〜36f…極、18…コイル、
19…可動子、19a…突部、35…SRモータ、38
…可動子としての回転子、38a…突部としての歯。
フロントページの続き (72)発明者 大立 泰治 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 5H540 AA01 BA10 BB09 BB10 FA03 FA13 FA23 FC09 5H550 AA06 AA20 BB05 BB10 DD09 HB07 LL34 LL56 5H619 AA01 AA10 BB06 BB24 PP01 PP02 5H641 BB06 BB19 GG02 GG04 GG08 GG11 GG23 GG26 HH08 HH10 HH20 JA02 JA09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作原理として自己インダクタンスと相
    互インダクタンスとを併用したSRモータ。
  2. 【請求項2】 固定子の極数と、該固定子と対応する部
    分の可動子の突部の数との比が3:4に設定され、かつ
    固定子の極数が3n(nは自然数)で、各極のコイルが
    全て同じ方向に巻き付けられている請求項1に記載のS
    Rモータ。
  3. 【請求項3】 固定子の極が等ピッチに形成されている
    請求項1又は請求項2に記載のSRモータ。
  4. 【請求項4】 駆動方式がバイポーラの正弦波駆動であ
    る請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のSRモー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記SRモータはSRリニアモータであ
    る請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のSRモー
    タ。
  6. 【請求項6】 動作原理として自己インダクタンスを利
    用し、駆動方式をユニポーラの1−2相励磁駆動とした
    SRリニアモータ。
  7. 【請求項7】 1個の固定部と、該固定部に対して順次
    水平に繰り出し得る複数の可動部とを備え、前記固定部
    及び可動部の少なくとも1個に可動部の出入動作用の駆
    動部として請求項5又は請求項6に記載のSRリニアモ
    ータを内蔵した荷移載装置。
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