JP3095846B2 - 永久磁石形ステッピングモ−タ - Google Patents

永久磁石形ステッピングモ−タ

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JP3095846B2
JP3095846B2 JP03351836A JP35183691A JP3095846B2 JP 3095846 B2 JP3095846 B2 JP 3095846B2 JP 03351836 A JP03351836 A JP 03351836A JP 35183691 A JP35183691 A JP 35183691A JP 3095846 B2 JP3095846 B2 JP 3095846B2
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ,高速FAX,
PPC用複写機等のOA機器用として好適な永久磁石形
(ハイブリット形)ステッピングモ−タに関する。
【0002】
【従来の技術の説明】従来の永久磁石形(ハイブリッ
ド)ステッピングモ−タとしては,2相形のものが主流
を占めており,3相構造のものはほとんど見当たらな
い。これは,従来の技術で3相永久磁石形ステッピング
モ−タを構成すると次のような問題があったからであ
る。即ち, 磁極数を6とすると固定子を励磁した際,固定子が2
極に分けられて磁化されるため回転子にモ−メントが働
き,回転音が発生すると同時に位置精度が悪くなる。 このモ−メント発生を防止するため,磁極数を12極
以上にし,励磁した固定子磁極を4極以上にする方法も
試みられているが,2相永久磁石形ステッピングモ−タ
に比べコストが増大する。 従って,永久磁石形のステッピングモ−タではコスト的
に有利な2相形のものが用いられてきた。その構造は図
14に示すように構成されていた。同図において,1は
固定子ハウジング,2は固定子鉄心で,これは磁極 2−
1〜2−8 を構成している。2−10 は各磁極の内周に形成
された極歯である。3は固定子巻線で,前記各磁極に 3
−1〜3−8 で示すように巻かれている。これら固定子鉄
心2,固定子巻線3で固定子Sが構成されている。4,
4はエンドブラケット,5,5は軸受,6は回転子軸,
7,8は夫々回転子磁極,7−10 と8−10 は夫々上記回
転子磁極7,8の外周に形成された極歯,9は永久磁石
で,これら6〜9で回転子Rが構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,従来の2相
の永久磁石形ステッピングモ−タでは次の問題点があっ
た。 リ−ド線の本数は4本が限度であるのに,駆動回路に
使用するトランジスタは,最低8個は必要とする。 トルクリップルが大きいため,振動が大きい。 低コスト用として4極のモ−タがあるが,高精度用と
して最低8極のモ−タとする必要がある。 微小角とするためには,回転子磁極に100 以上もの多
数の極歯を形成せねばならず,工作上の問題があった。 このため,5相の永久磁石形ステッピングモ−タも登場
しているが,これは次の問題点があった。 リ−ド線は5本が限度であるのに,駆動回路に要する
トランジスタは,最低10個必要である。 磁極は,最低10極必要であり,2相モ−タに比較
し,コスト高となるという問題がある。 微小角を得るために固定子は点対称にしなければなら
ない。しかし,このように点対称にした場合には,コア
の打ち抜きの際に生じる打ち抜き誤差を修正するため
に,通常,行われている積層鉄心の所定厚さの積層毎に
コアを,たとえば,90゜ずつの角度ずらしながら配置し
て積層するような修正動作ができず,全体のコアをその
まま積層せざるを得ないため,上記打ち抜き誤差を吸収
するのは困難である。 磁極が10極となるため,コイル巻数を多く取れず,
トルクを十分引き出せない。 また,2相及び5相形永久磁石ステッピングモ−タで
は固定子の極歯と,回転子の極歯のピッチの関係は同一
ピッチであるか,もしくは固定子の極歯数と回転子の極
歯数を変えて固定子の極歯ピッチと回転子の極歯ピッチ
をたがえる方式(バ−ニヤスロット方式)の2つが通例
であった。このように固定子極歯と回転子極歯の組合せ
が限られているため,振動対策等で共振点の移動,振動
レベル低減対応は,エアギャップの変更,イナ−シャの
変更,巻線の変更等による手段によらなければならなか
った。 上記2相,5相モ−タの問題点を解決する手段として本
特許出願人は先に3相永久磁石形ステッピングモ−タ
(特開平2−254957号,特開平2−269548
号,特開平3−89840号)の特許出願をしている
が,これらの固定子の極歯ピッチと回転子の極歯ピッチ
の関係は,同一ピッチ(K=1)もしくは固定子の極歯
数と回転子の極歯数をτS=180τR/( 180±τR)で表
されるバ−ニヤスロット方式であった。本発明は上記2
相,5相のステッピングモ−タの問題点を解決する手段
として先に出願した3相永久磁石形ステッピングモ−タ
の構造において,更に固定子の極歯ピッチと回転子極歯
ピッチを決められた範囲に設定することにより,先に述
べたエアギャップ,イナ−シャ,巻線等の変更を組合せ
てより効果的に振動特性を任意に変化させるようにした
3相永久磁石形ステッピングモ−タを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は当該固定子の内
周に,放射状に複数個の磁極を形成し,各磁極の先端に
は複数個の極歯をそれぞれ等ピッチで形成し,各磁極に
は各々 180度ずれた磁極が同極となるようにそれぞれ巻
線を巻いて成る固定子と;この固定子の内方に空隙を隔
てて同心的に配置され, 1/2ピッチずらした極歯ピッチ
となる極歯を全周に形成した2個の回転子磁極と,この
回転子磁極によって挟持された軸方向に着磁された永久
磁石とより成る回転子とを備えた永久磁石形ステッピン
グモ−タにおいて,次の条件を満足する構成を備えた永
久磁石形ステッピングモ−タに関する。 (1)固定子の磁極を6極とし,これを等ピッチに設け
る。 (2)固定子の極歯ピッチτSと回転子極歯ピッチτR
の相関を次のように定める。τS=KτR 0.75 ≦K
≦1.25但し,K=1及び τS= 180τR/( 180±
τR)で得られるKの値は除く。 (3)回転子磁極の極歯数ZをZ=6n±4とする。 (4)固定子磁極の任意の極歯と、任意の回転子極歯と
を相対向させた条件において,前記固定子磁極の一方に
隣接する他方の固定子磁極の前記一方の固定子磁極の極
歯に対応する位置の極歯の中心線とその固定子磁極の極
歯に最も近接した前記回転子磁極の内の反対極性をもつ
回転子磁極の中心の対向位置の状態とのなす角を θR
=60°/Zとする。
【0005】
【作用】巻線方法としてモノファイラ(ユニファイラ)
巻きを採用し,6本のリ−ド線にしバイポ−ラ駆動した
場合及び巻線方法としてバイファイラ巻きにし,9本の
リ−ド線でユニポ−ラ駆動する場合(センタ−タップを
すべて共通にした場合には7本のリ−ド線でも良い)で
も前記した条件式で決まるステップ角θS でステップ駆
動される。従って,本発明の永久磁石形ステッピングモ
−タは巻線方法を変えることにより,3本のリ−ド線に
よる駆動のほかに,6本のリ−ド線によるバイポ−ラ駆
動,9本のリ−ド線(前記場合には7本のリ−ド線)に
よるユニポ−ラ駆動の大別3種類の駆動方式が可能であ
る。また,固定子の極歯ピッチτSと回転子の極歯ピッ
チτRとの相関をτS=KτRとし,Kを 0.75≦K≦ 1.2
5の範囲に設定し,固定子の極歯ピッチと回転子の極歯
ピッチの相関を変えることにより共振周波数,振動レベ
ル等の振動特性を変化させることができる。さらに,固
定子の極歯ピッチを回転子の極歯ピッチよりも小さくす
ることにより,巻線の挿入作業が容易となる。
【0006】
【実施例】以下各図に示す4つの実施例について本発明
を具体的に説明する。図1は本発明の第1の実施例であ
るステッピングモ−タの固定子側の構造を示す固定子の
平面図である。同図において10は固定子で,これは6
極の固定子磁極11−1 〜11−6 と,これらの磁極には,
夫々各磁極は各々 180°ずれた磁極が同極となるよう巻
かれた固定子磁極巻線12−1〜 12−6 が設けられてい
る。この場合,固定子10は所要枚数の固定子鉄心をそ
の極歯ピッチが重なるよう同一方向に積層して構成する
のが通例である。なお,回転子は従来のものと同様に,
外周に極歯を備えた磁極の間にN,Sに着磁した永久磁
石を挟持しており,2個の磁極の極歯のピッチは1/2ず
らしてある。ところで,本発明のステッピングモ−タ
は,その基本原理からいえば,次の条件を満足するよう
に回転子磁極の極歯数Zほかの構成を定めているもので
ある。 (1)固定子の磁極を6極とし,これを等ピッチに設け
る。 (2)固定子の極歯ピッチτSと回転子極歯ピッチτR
の相関を次のように定める。τS=KτR 但し, 0.75
≦K≦1.25 とする。 (3)任意の磁極で対向する固定子磁極の中心と,回転
子磁極の中心とを一致させた時,隣接する固定子磁極の
中心と,反対極性の回転子磁極の中心とのなす角をθ=
60°/Zとする。 (4)回転子磁極の極歯数ZをZ=6n±4とする。
【0007】次に図2(A),(B)は本発明の第1の
実施例についての固定子磁極11−1,11−2 と回転子磁極
13との関係を展開図で示したものでτS=KτR,0.75
≦K≦1.25でZ=6n−4の場合である。なお,7及び
8は回転子磁極13の一方及び他方側の極歯を,9はこ
れらの極歯の中間に設けられる永久磁石を示す。図2
(C),(D)は本発明の第2の実施例についての固定
子磁極11−1 ,11−2と回転子磁極13との関係を展開
図で示したもので,τS=KτR,0.75≦K≦1.25でZ=
6n+4となる場合である。なお,7及び8は回転子磁
極13の一方及び他方側の極歯を,9はこれらの極歯の
中間に設けられる永久磁石を示す。次に図3(A),
(B)は夫々本発明の第1の実施例の別の実施態様につ
いての固定子磁極11−1 ,11−1’と回転子磁極13との
関係を展開図で示したものである。この内,図3(A)
はτS=KτRで,0.75 ≦K≦1.00,また,同図(B)
はτS=KτRで,1.00≦K≦1.25 であり,且つ両図の
場合ともZ=6n−4である。なお,同図中,実線で示
した固定子磁極11−1 は固定子の極歯ピッチが回転子極
歯ピッチと同じ場合(K=1の場合),点線で示した固
定子磁極11−1'は固定子極歯ピッチが回転子極歯ピッチ
τR の3/4(K=0.75)の場合である。図3(C),
(D)は夫々本発明の第2の実施例の別の実施態様を示
し,この場合も実線K=1の場合,点線は固定子極歯ピ
ッチが回転子極歯ピッチτRの5/4(K=1.25)の場合
で,Z=6n+4の場合である。なお,図3(C)はτ
S=KτRで,0.75 ≦K≦1.00,また,同図(D)はτS
=KτRで,1.00≦K≦1.25 の場合である。これらの各
実施例とも,図3(A)乃至(D)の斜線部の範囲が固
定子の極歯ピッチτSとなる。図4は図3(A)の第1
の実施例の場合で,K=0.8,K=0.9,K=1.0とした
場合における中速域での共振周波数の変化及び共振点に
おける加速度の変化を表したものである。図5は永久磁
石9によりN極に磁化された回転子磁極とS極に磁化さ
れた回転子の展開図を駆動ステップ毎に示したものであ
る。なお,同図中に回転子磁極7の各ステップ時の回転
位置を示すため,その1つの極歯に・印を付して示して
ある。まず,モ−タのステップ動作を単純化するために
図2(A)の磁極配置のときに,1相励磁するために図
6(A)に示すモノファイラ巻きを採用し,6本リ−ド
線でバイポ−ラ駆動する場合について図5を参照して説
明する。今,磁極11-1,11-4がSとなるように電流を流
すと,回転子の極歯7がN極のため吸引され,回転子の
極歯が整列した状態となる(ステップ1)。次に,磁極
11-2,11-5がNとなるように電流を流すと,回転子の極
歯8のS極が磁極11-2,11-5の固定子の極歯に吸引され
て移動し,整列する(ステップ2) 次に,磁極11-3,11-6がSとなるように電流を流すと,
回転子の極歯7のN極が吸引されて移動し,整列する
(ステップ3)。次に,磁極11-1,11-4をN極となるよ
うに電流を流すと,回転子の極歯8のS極が磁極11-1,
11-4の固定子の極歯に吸引されて移動し,整列する(ス
テップ4)。このようにして,ステップ6で回転子の極
歯1ピッチ分が移動する。この時の1ステップでの移動
角度(ステップ角度)θS は60゜/Zで,回転子の歯数
によって決まり,隣接する回転子の磁極間ピッチ角をθ
P とするとき,ステップ角θS はθP/6となる。これ
ら,Z,θP ,θS はZのパラメ−タであるnの値によ
って図7に示す図表のように設定される。この図表では
便宜上16までとし,ステップ角の値は小数第4位の桁
まで表示してある。
【0008】本発明のステッピングモ−タにおいて,図
8(A)及び(B)に夫々示すように3本の外部リ−ド
線を介してY接続及び△接続された固定子巻線12-1〜12
-6に対して図9(A)及び(B)に夫々示すような励磁
シ−ケンスを与え,図10(A)及び(B)中に夫々
〜で示すように電力を順次シフトして供給した場合,
各巻線 12-1〜12-6 は図11(A)及び(B)に夫々示
すように磁極の移動が行われ,本発明のステッピングモ
−タは前記した条件式で決まるステップ角θSでステッ
プ駆動される。なお,11−1〜11−6は各巻線12−1〜12
−6が巻かれる固定子磁極を示す。同様にして,図6
(A)に示すように巻線方法としてモノファイラ(ユニ
ファイラ)巻きを採用し,6本のリ−ド線にしバイポ−
ラ駆動した場合及び図13に示すように巻線方法として
バイファイラ巻きにし,9本のリ−ド線でユニポ−ラ駆
動する場合(センタ−タップをすべて共通にした場合に
は7本のリ−ド線でも良い)でも前記した条件式で決ま
るステップ角θSでステップ駆動される。従って,本発
明の永久磁石形ステッピングモ−タは巻線方法を変える
ことにより,3本のリ−ド線による駆動のほかに,6本
のリ−ド線によるバイポ−ラ駆動,9本のリ−ド線(前
記場合には7本のリ−ド線)によるユニポ−ラ駆動の大
別3種類の駆動方式が可能である。また,図3からKを
0.75≦K≦ 1.25の範囲に設定し,固定子の極歯ピッチ
と回転子の極歯ピッチの相関を変えることにより,振動
特性を変化させることができる。なお,図7の図表か
ら,たとえば,nを 16 とした場合,回転子磁極の極歯
数を 100としても,0.6 度のステップ角となり,2相モ
−タでは極歯数を 150にしないと, 0.6度のステップ角
とならない点を考慮すると,本発明のステッピングモ−
タは微小角を得易いモ−タであることが分かる。上記の
説明は簡単のため,本発明の第1の実施例の場合で説明
したが,第2乃至第4の各実施例の場合でもその動作は
変わらない。
【0009】
【発明の効果】本発明の永久磁石形ステッピングモ−タ
は,上記のように,特定の条件を充足するように構成
し,次のような優れた効果を有するもので,プリンタ,
高速FAX,PPC複写機等の高精度を要する各種OA
機器用として有用である。 従来の2相モ−タではリ−ド線を4本,駆動回路のト
ランジスタは8個必要とし,又5相モ−タではリ−ド線
は5本,上記トランジスタを10個必要としたのに対
し,本発明のものでは3相により駆動できるため,その
場合はリ−ド線3本,トランジスタも6個で済むため駆
動回路の構成が大巾に簡単化でき,安価とできる。 従来のものは,磁極数も2相のものでは8極,5相の
ものでは10極とする必要があったが,本発明のもので
は6極で済み,この点でも構造が簡単となり,製作工程
が簡略化,小型化できる。 トルクリップルは,従来の2相モ−タに比べ,1/2
となり振動が改善できる。 固定子の極歯ピッチと回転子の極歯ピッチを変化させ
ることにより共振周波数,振動レベルを変えることがで
きる。また,固定子の極歯ピッチを回転子の極歯ピッチ
より小さくすることにより巻線の挿入作業が容易にな
る。 固定子磁極を回転子軸に対して左右対称に配置するよ
うにし,コアの打ち抜きの際に生じる打ち抜き誤差を積
層鉄心の所定厚さの積層毎にコアを,たとえば,90゜ず
つの角度ずらしながら配置して積層することで修正動作
を行える構造とした。このため,位置精度が大幅に改善
できる。 磁極数が6個と少ないため,コイルの巻数を多くと
れ,従来の同形状のモ−タに対し,トルクが30%以上
改善できる。 巻線のインピ−ダンスを大きくし,3相交流モ−タと
しても使用可能である。 回転子の位置検出を設けることによりブラシレスモ−
タとしても使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例となる固定子の平面図で
ある。
【図2】本発明の固定子磁極と回転子磁極の関係を示す
展開図で,同図(A),(B)は夫々本発明の第1の実
施例を,また同図(C),(D)は夫々本発明の第2の
実施例を示すものである。
【図3】本発明の固定子磁極と回転子磁極の関係を示す
展開図で,同図(A),(B)は夫々本発明の第1の実
施例の別の実施態様を,また同図(C),(D)は夫々
本発明の第2の実施例の別の実施態様を示すものであ
る。
【図4】図3(A)の第1の実施例の場合で,K=0.
8,K=0.9,K=1.0とした場合における中速域での特
性図を示し,本図(A)は中速域における共振周波数の
変化を,また同図(B)は共振点における加速度の変化
を表したものである。
【図5】本発明の第1の実施例における回転子磁極の移
動を表す展開図である。
【図6】同図(A)はモノファイラ巻きをし,6本リ−
ド線による場合の接続図,同図(B)はこの接続におい
てバイポ−ラ駆動する場合の結線図である。
【図7】本発明の極歯数Z,隣接する回転子の磁極間ピ
ッチθρ,ステップ角θ等の関係を示す図表である。
【図8】本発明のステッピングモ−タを3本の外部リ−
ド線により給電して駆動するための結線を示すもので,
同図(A)及び(B)は夫々Y結線図及び△結線であ
る。
【図9】本図(A)及び(B)は夫々Y結線及び△結線
の場合の固定子巻線の励磁のシ−ケンスを示す波形図で
ある。
【図10】本図(A)及び(B)は夫々Y結線及び△結
線の場合の固定子巻線に供給する3相励磁電力の切り換
えを示す接続図である。
【図11】本図(A)はY結線の場合の各固定子巻線の
磁極の推移を示す図表,同図(B)は3本のリ−ド線に
よる場合の接続図である。
【図12】本図(A)は△結線での各固定子巻線の磁極
の推移を示す図表,同図(B)は3本のリ−ド線による
場合の接続図である。
【図13】本発明のステッピングモ−タを9本の外部リ
−ド線により給電して駆動する場合の接続図である。
【図14】従来例を示すもので,その内,本図(A)は
縦断正面図,同図(B)は同図(A)におけるX−X断面
図である。
【符号の説明】10 :固定子 11−1〜11−6:固定子磁極 12−1〜12−6:固定子磁極巻線 13:回転子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 37/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該固定子の内周に,放射状に複数個の
    磁極を形成し,各磁極の先端には複数個の極歯をそれぞ
    れ等ピッチで形成し,各磁極には各々 180度ずれた磁極
    が同極となるようにそれぞれ巻線を巻いて成る固定子
    と;この固定子の内方に空隙を隔てて同心的に配置さ
    れ, 1/2ピッチずらした極歯ピッチとなる極歯を全周に
    形成した2個の回転子磁極と,この回転子磁極によって
    挟持された軸方向に着磁された永久磁石とより成る回転
    子とを備えた永久磁石形ステッピングモ−タにおいて,
    次の構成を備えたことを特徴とする永久磁石形ステッピ
    ングモ−タ。 (1)固定子の磁極を6極とし,これを等ピッチに設け
    る。 (2)固定子の極歯ピッチτSと回転子極歯ピッチτR
    の相関を次のように定める。 τS=KτR 0.75 ≦
    K≦1.25但し,K=1及び τS= 180τR/( 180±τ
    R)で得られるKの値は除く (3)回転子磁極の極歯数ZをZ=6n±4とする。 (4)固定子磁極の任意の極歯と、任意の回転子極歯と
    を相対向させた条件において,前記固定子磁極の一方に
    隣接する他方の固定子磁極の前記一方の固定子磁極の極
    歯に対応する位置の極歯の中心線とその固定子磁極の極
    歯に最も近接した前記回転子磁極の内の反対極性をもつ
    回転子磁極の中心の対向位置の状態とのなす角を θR
    =60°/Zとする。
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