JP2000262037A - スイッチドリラクタンスリニアモータ - Google Patents

スイッチドリラクタンスリニアモータ

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JP2000262037A
JP2000262037A JP11061710A JP6171099A JP2000262037A JP 2000262037 A JP2000262037 A JP 2000262037A JP 11061710 A JP11061710 A JP 11061710A JP 6171099 A JP6171099 A JP 6171099A JP 2000262037 A JP2000262037 A JP 2000262037A
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JP11061710A
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English (en)
Inventor
Norimoto Minoshima
紀元 蓑島
Yoichi Saito
洋一 斉藤
Taiji Odate
泰治 大立
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SRリニアモータの位置センサとしてインク
リメントタイプのエンコーダを装備した場合、電源投入
時に可動子が原点位置にない場合でも、短時間で可動子
の原点復帰を自動的に行うことを可能にする。 【解決手段】 正弦波駆動されるSRリニアモータの可
動子と一体的に移動する部材には、磁気スケールからな
るリニアスケール26が可動子の移動方向に沿って延設さ
れている。リニアスケール26には目盛を構成する着磁部
26aの近くに、被検出部28が可動子の突部と対向する位
置に正弦波駆動電流の1周期に相当するピッチ毎に設け
られている。固定子側には原点位置に配置された可動子
のほぼ中央と対応する位置に被検出部28を検出する磁気
センサ29が設けられている。電源投入時、可動子が原点
位置になければ、リニアモータは被検出部28が検出され
るまで非同期状態で低速駆動され、その後、同期駆動さ
れて可動子が原点位置まで移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動方式をバイポ
ーラの正弦波駆動としたスイッチドリラクタンス(Swit
ched Reluctance)リニアモータ(以下、SRリニアモー
タと称す。)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転機に対応した種々のリニアモ
ータが知られており、一部は実施されている。リニアモ
ータのうちリニア直流モータ、リニアパルスモータ及び
リニア誘導モータが実用化されている。このうちリニア
誘導モータがパレット搬送装置等の比較的大型の装置に
使用されている。
【0003】リニア誘導モータでは端効果(end effec
t)と呼ばれる現象が存在するため、特に高速領域で推
力が低下するという問題がある。その結果、大きな推力
を得るには装置が大型化するという問題があった。ま
た、リニアパルスモータでは可動部が入力パルス信号に
同期して歩進するため、開ループ制御が可能であり、変
位誤差が累積しない等の特徴があるが、移動を滑らかに
行わせるには所定ピッチで設けられる磁極や歯(突部)
の間隔を狭く(1〜2mm程度に)する必要があり、荷
移載装置等のように大きな移動距離が必要な装置では、
磁極及び歯の加工やコイルの巻付けに手間が掛かるとい
う問題がある。
【0004】リニアモータの制御を行う場合、可動子の
位置を検出する位置センサが必要になる。従来、位置セ
ンサとして可動子の長手方向に沿って延びるスケールを
備えたインクリメントタイプのエンコーダが使用されて
いる。そして、可動子の原点位置からの移動量をエンコ
ーダの検出信号から演算し、リニアモータの制御を行う
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人は先に、従
来ほとんど実用化の検討がなされていなかったSRリニ
アモータについて検討し、従来の回転式のSRモータを
そのまま平面展開したSRリニアモータを作成した。そ
して、従来の回転式のSRモータに適用されている駆動
回路方式、例えば1相励磁駆動(ユニポーラ回路)及び
2相励磁駆動(バイポーラ回路)を適用して発生推力を
測定した。その結果、従来のリニア誘導モータに比較し
て数倍の平均推力が得られ、1相励磁駆動の方が平均推
力が大きくなることを見いだした。しかし、1相励磁駆
動の場合は、発生推力が零になるポイントがあるととも
に、推力の変動が大きいという問題がある。
【0006】また、本願出願人は、動作原理として自己
インダクタンスと相互インダクタンスとを併用し、駆動
方式をバイポーラの正弦波駆動とするSRリニアモータ
が、回転式のSRモータをそのまま平面展開したSRリ
ニアモータに比較して同じ電流密度で推力が大きくな
り、かつ発生推力が零になるポイントがないことを見い
だした。
【0007】リニアモータを制御する場合、可動子の位
置が原点位置からどれだけ移動しているかを正確に把握
する必要がある。しかし、インクリメントタイプのエン
コーダを装備した場合は、可動子が原点から移動した状
態で電源を切った後、再び電源を投入した場合、可動子
の位置が把握できない。従って、電源の投入後、可動子
を原点位置まで移動させて原点位置を確認する必要があ
る。
【0008】誘導リニアモータ及びパルスリニアモータ
の場合は可動子と固定子の位置関係が正確に把握できな
い状態でも、可動子を通常と同様の速度で移動させるよ
うに制御できる。従って、原点確認センサが原点を確認
する位置まで可動子を速い速度で容易に移動させること
ができる。しかし、駆動方式を正弦波駆動としたSRリ
ニアモータでは、可動子に設けられた突部の正確な位置
を確認した状態でないと同期駆動ができず、可動子を移
動させることはできるが速度が遅くなり、原点位置に復
帰させるのに時間がかかるという問題がある。
【0009】例えば、可動子が原点を中心として両側へ
移動可能な構成のSRリニアモータでは、可動子が原点
から僅かに移動した状態で電源が投入された際、可動子
の位置が原点に対してどちら側にずれているのかを確認
できない。従って、可動子を非同期状態で移動させる最
初の方向が原点から遠ざかる方向となった場合は、原点
復帰までに、可動子がストローク端に到達した後、方向
変換して原点まで移動する必要があり、時間がかかる。
【0010】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は駆動方式をバイポーラの正弦波
駆動としたSRリニアモータの位置センサとしてインク
リメントタイプの装置を装備した場合、電源投入時に可
動子が原点位置にない場合でも、短時間で可動子の原点
復帰を自動的に行うことができるSRリニアモータを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、駆動方式がバイポーラ
の正弦波駆動であるSRリニアモータであって、可動子
又は可動子と一体的に移動する部材の、原点センサと対
応する最大移動範囲の中央を挟んで両側に、少なくとも
1個ずつの被検出部を可動子の突部と対向する位置に設
け、固定子側の所定位置に前記被検出部を検出する検出
部を設けた。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記被検出部は正弦波駆動電流の1
周期に相当するピッチ毎に設けられ、前記検出部の検出
信号が可動子の位置を検出するインクリメントタイプの
位置センサのカウンタのリセット入力端子に入力され
る。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、電源が導
入された状態で可動子が原点位置から移動した状態であ
れば、励磁コイルに所定の電流が供給される。励磁コイ
ルに電流が流れると可動子は磁力の作用を受けて移動す
る。このとき、可動子の位置が不明なためSRリニアモ
ータは同期駆動されず、可動子はゆっくり移動する。被
検出部が検出部で検出されると、その状態からSRリニ
アモータを同期駆動することが可能となる。そして、可
動子が原点位置に移動するまで通常の速度で移動され、
原点位置に到達した後、所望の制御が行われる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、正弦波駆動電流の1周期に相当
するピッチ毎に設けられた被検出部の検出信号により、
インクリメントタイプの位置センサのカウンタのカウン
ト値がリセットされる。従って、位置センサのカウント
値を正弦波駆動電流の位相と対応させるのが容易にな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を荷移載装置の駆動
源用のモータに具体化した一実施の形態を図1〜図5に
従って説明する。
【0016】先ず、荷移載装置としてのフォーク装置の
構成を説明する。図3及び図4に示すように、フォーク
装置1は固定部としての固定フォーク2と、固定フォー
ク2に対して順次繰り出し得る複数の可動部としてのミ
ドルフォーク3及びアッパフォーク4とを備えている。
【0017】図3に示すように、ミドルフォーク3の底
面には長手方向に沿って延びる一対のレール5が固定さ
れ、各レール5は固定フォーク2の長手方向中央部に固
定されたリニアガイドブロック6を介して固定フォーク
2の長手方向に沿って移動可能に支承されている。固定
フォーク2の両端部にはそれぞれ一対の支持ローラ7
(図4に図示)が設けられている。そして、ミドルフォ
ーク3はリニアガイドブロック6及び支持ローラ7に支
持された状態で、固定フォーク2に対して長手方向に移
動可能となっている。
【0018】同様にしてアッパフォーク4の底面に一対
のレール8が固定され、ミドルフォーク3にはリニアガ
イドブロック9と支持ローラ10とが設けられている。
そして、アッパフォーク4はリニアガイドブロック9及
び支持ローラ10に支承された状態で、ミドルフォーク
3に対して長手方向に移動可能となっている。
【0019】固定フォーク2の中央部には駆動源として
のSRリニアモータ11の固定子12が固定されてい
る。固定子12は図2(a)に示すように、極数が3n
(この実施の形態ではn=2)で、各極13a〜13f
が等ピッチに形成されている。各極13a〜13fには
コイル14が全て同じ方向に集中巻で巻き付けられてい
る。各コイル14は3相となるように構成され、極13
a,13dと対応するコイル14にはu相、極13b,
13eと対応するコイル14にはv相、極13c,13
fと対応するコイル14にはw相の電流がそれぞれ3相
のインバータ15を介して供給されるようになってい
る。インバータ15は制御装置16を介して制御され、
制御装置16はSRリニアモータ11を正弦波駆動する
ようにインバータ15を制御するようになっている。
【0020】SRリニアモータ11の可動子17は、ミ
ドルフォーク3の底面にその長手方向ほぼ全長に亘って
延びるように形成された溝3a内に、ボルト18によっ
て固定されている。可動子17には等ピッチで突部17
aが形成され、突部17aが極13a〜13fと対向可
能に配置されている。固定子12の極13a〜13fの
数と、該固定子12と対応する部分の可動子17の突部
17aの数との比は3:4に設定されている。極13a
〜13f及び突部17aはその幅がほぼ同じに形成され
ている。そして、各コイル14に電流が供給されると、
ミドルフォーク3がその長手方向に移動されるようにな
っている。
【0021】固定フォーク2の幅方向の一方の側(図3
の右側)の上面に形成された溝内には、ラック19が固
定されている。アッパフォーク4の下面に形成された溝
内には、ラック20が固定されている。ミドルフォーク
3には各ラック19,20とそれぞれ噛合するピニオン
21,22が両端に固定された回転軸23が軸受24を
介して回動可能に支持されている。ピニオン21,22
は同じに形成されている。従って、ミドルフォーク3が
移動すると、ラック19,20及びピニオン21,22
の作用により、アッパフォーク4がミドルフォーク3に
対して同じ距離移動される。
【0022】固定フォーク2の側面(図3の右側)中央
部には可動子17が原点位置に、即ちミドル及びアッパ
フォーク3,4が基準位置にあることを検知する原点セ
ンサS1が設けられている。原点センサS1はミドルフ
ォーク3の底面に固定された被検知部材(ドグ)25を
検知して、可動子17が原点位置にあることを検出す
る。この実施の形態では原点センサS1としてリミット
スイッチが使用されている。
【0023】ミドルフォーク3の底面には、幅方向の一
方の側(図3では左側)に可動子17の長手方向に沿っ
て、可動子17の全長にわたって延びるようにリニアス
ケール26が配設されている。図1に示すように、リニ
アスケール26は目盛として所定ピッチでN極、S極に
交互に着磁された着磁部26aを備えた構成となってい
る。固定フォーク2の中央部にはリニアスケール26の
各着磁部26aを順次検出する磁気センサ27が配設さ
れている。磁気センサ27は永久磁石の先端に2個の磁
気抵抗素子を備えた構成で、位相が90°ずれたA相、
B相の二つの出力が可能となっている。この実施の形態
では各着磁部26aは分解能が0.1mmとなる幅に形
成されている。
【0024】ミドルフォーク3の底面には被検出部28
が可動子17の突部17aと対向する位置に所定ピッチ
で設けられている。前記所定ピッチは正弦波駆動電流の
1周期に相当する距離に設定され、この実施の形態では
突部17aの2ピッチ間隔で被検出部28が設けられて
いる。被検出部28はリニアスケール26上の着磁部2
6aに近接した位置に着磁部として構成されている。こ
の実施の形態では突部17aの間隔が12mmで、被検
出部28の間隔L0 が24mmに設定されている。固定
子側の所定位置としての固定フォーク2の中央部には幅
方向に磁気センサ27と並んで検出部としての磁気セン
サ29が設けられている。
【0025】また、固定フォーク2にはミドルフォーク
3が所定の延出位置を超えて過剰に延出した異常を検出
するための異常検出センサ30が設けられている。異常
検出センサ30は固定フォーク2の長手方向両端部に設
けられ、ミドルフォーク3の下面の長手方向中央に固定
されたドグ31を検知する構成となっている。
【0026】前記各センサS1,27,29,30の出
力信号は制御装置16に入力され、制御装置16はそれ
らの信号に基づいて、SRリニアモータ11の加速・減
速指令及び停止指令を出力するようになっている。制御
装置16はリニアスケール26の移動に伴って磁気セン
サ27から出力されるパルス信号をカウントするカウン
タ32と、磁気センサ29から出力されるパルス信号を
カウントするカウンタ33とを備えている。制御装置1
6は両カウンタ32,33のカウント値に基づいて可動
子17の原点位置からの移動距離を演算するようになっ
ている。リニアスケール26、被検出部28、磁気セン
サ27,28及びカウンタ32,33によりインクリメ
ントタイプの位置センサが構成されている。
【0027】カウンタ32にはアップダウンカウンタが
使用されており、制御装置16には磁気センサ27のA
相の出力と、B相の出力の微分回路出力との論理和をカ
ウンタ32のアップ入力端子又はダウン入力端子に入力
するように切り換える回路が設けられている。そして、
可動子17が所定方向(この実施の形態では原点位置か
ら遠ざかる方向)へ移動する際に前記論理和の出力がア
ップ入力端子に、反対方向に移動する際にダウン入力端
子に入力されるようになっている。また、磁気センサ2
9の出力パルス信号がカウンタ32のリセット入力端子
に入力されるようになっている。
【0028】カウンタ33にはアップダウンカウンタが
使用されており、可動子17が所定方向に移動する際に
アップ入力端子に磁気センサ29の出力パルスが入力さ
れ、反対方向に移動する際にダウン入力端子に磁気セン
サ29の出力パルスが入力されるようになっている。ま
た、原点センサS1の出力信号がカウンタ33のリセッ
ト入力端子に入力されるようになっている。
【0029】次に前記のように構成されたフォーク装置
1の作用を説明する。ミドルフォーク3及びアッパフォ
ーク4が基準位置に配置された状態、即ち可動子17が
原点位置に配置された状態から、SRリニアモータ11
の固定子12のコイル14に正弦波駆動で順次電流が供
給されると、極13a〜13f及び対応する突部17a
を通過する磁束の量が順次変化する。そして、可動子1
7の突部17aに作用する吸引力が順次変化し、可動子
17が固定されたミドルフォーク3が所定の方向へ移動
する。図2(a)において、極13a〜13fに対して
左側に位置する突部17a及びその突部17aと対応す
る極を通過する磁束は可動子17に右方向への推力を与
え、右側に位置する突部17a及びその突部17aと対
応する極を通過する磁束は可動子17に左方向への推力
を与える。従って、左方向への推力を与える磁束の量が
多くなるように各極13a〜13fを順次励磁すれば可
動子17は左方向へ移動し、右方向への推力を与える磁
束の量が多くなるように各極13a〜13fを順次励磁
すれば可動子17は右方向へ移動する。
【0030】ミドルフォーク3の移動に伴ってミドルフ
ォーク3に支持された回転軸23が一体的に移動し、ラ
ック19と噛合しているピニオン21が回転軸23と一
体回転する。そして、回転軸23に固定されたピニオン
22が一体回転し、ピニオン22と噛合しているラック
20が、ミドルフォーク3の固定フォーク2に対する移
動量と同じ量だけ移動される。従って、ラック20が固
定されたアッパフォーク4がミドルフォーク3に対して
同量相対移動される。
【0031】制御装置16はセンサS1の出力信号に基
づいて可動子17が原点位置にあることを確認した状態
から、SRリニアモータ11を正弦波駆動により同期駆
動する。可動子17が原点位置にある状態では図2
(a)に示すように、所定の突部17aがu相の極13
a,13dと対向する状態に、被検出部28が磁気セン
サ29と対向する状態にそれぞれ配置されている。
【0032】可動子17が原点から移動すると、リニア
スケール26も共に移動し、磁気センサ27が各着磁部
26aを検出する毎にA相及びB相のパルス信号が出力
され、その出力パルス信号に基づいてカウンタ32のア
ップ入力端子又はダウン入力端子にパルス信号が入力さ
れる。可動子17が原点位置から遠ざかる方向へ移動す
る際は、図5に示すように、カウンタ32のカウント値
はB相のパルス信号の立ち上がり毎にカウントアップさ
れてカウント値が増加する。可動子17が原点位置に近
づく方向へ移動する際は、カウント値はB相のパルス信
号の立ち上がり毎にカウントダウンされてカウント値が
減少する。
【0033】可動子17の移動に伴い、磁気センサ29
が被検出部28を検出する毎に磁気センサ29からパル
ス信号が出力され、その出力パルス数がカウンタ33で
カウントされる。可動子17が原点位置から離れる方向
へ移動する際は、その出力パルスがカウンタ33のアッ
プ入力端子に入力され、逆方向へ移動する際は、その出
力パルスがダウン入力端子に入力される。また、磁気セ
ンサ29から出力されたパルス信号(Z相のパルス信
号)は、カウンタ32のリセット入力端子に入力され
る。従って、図5に示すように、カウンタ32のカウン
ト値は可動子17が原点位置から離れる方向への移動に
伴って増加するとともに、Z相のパルス信号が出力され
る毎に零にリセットされる。
【0034】カウンタ32のカウント値をC1、カウン
タ33のカウント値をC2とし、突部17aの2ピッチ
分の間隔をL0 、間隔L0 間の着磁部26aの合計数を
2nとすると、カウント値C1に対応する可動子17の
移動距離Lcは次の(1)式で表され、原点位置からの
可動子の移動距離Lは(2)式で表される。 Lc=L
0 ・C1/(n−1)…(1) L=L0 ・C2+Lc=L0 ・C2+L0 ・C1/(n−1)…(2) 制御装置16は両カウンタ32,33のカウント値C
1,C2と、(2)式とにより可動子17の原点位置か
らの移動距離を演算して、減速位置及び停止位置を確認
する。そして、インバータ15に減速位置で減速指令を
出力し、停止位置で停止指令を出力する。n及びL0 は
予め設定された値であるから、制御装置16は両カウン
タ32,33のカウント値から移動距離Lを簡単に演算
できる。
【0035】この実施の形態では可動子17の移動距離
が24mm毎に、カウンタ32がリセットされる。従っ
て、分解能を0.1mmとした場合でも、カウンタ32
の最大カウント値は239でよい。そして、例えば可動
子17の1方向への移動距離が40cmの場合、分解能
を0.1mmとして移動途中でカウンタ32のリセット
が行われないと、カウント値は4000となる。しか
し、カウンタ32は可動子17が24mm移動する毎に
リセットされ、リセット回数がカウンタ33でカウント
される。リセット回数は16回のためカウンタ33の最
大カウント値は16になる。従って、容量の小さなカウ
ンタを使用できる。
【0036】また、図2(b)に示すように、被検出部
28の配置間隔が駆動電流の正弦波の1周期と同じに設
定されており、カウンタ32は被検出部28が検出され
る毎にリセットされるため、カウンタ32のカウント値
C1と電気角θとの関係は(3)式で表される。この実
施の形態では可動子17の突部17aの2ピッチ分の移
動距離が電気角θ=2πと対応するように設定されてい
る。
【0037】 θ=2π・C1/(n−1)=K・C1…(3) 但し、K=2π/(n−1) nは予め設定された値であるから、制御装置16はカウ
ンタ32のカウント値から電気角θを簡単に演算でき
る。
【0038】電源が投入された際、可動子17が原点位
置あれば、原点センサS1から原点検出信号が出力さ
れ、制御装置16はその検出信号を入力することにより
可動子17が原点位置にあることを確認でき、その状態
からSRリニアモータ11の同期制御が可能になる。
【0039】一方、可動子17が原点位置から移動した
状態で電源が切られた後、電源が投入されると、カウン
タ32,33のカウント値は0となるため、可動子17
の現在位置を確認できない。従って、その状態では制御
装置16はSRリニアモータ11の同期制御ができな
い。電源投入時に原点センサS1から原点検出信号が出
力されていないときは、制御装置16はインバータ15
に対して、可動子17をゆっくり移動させることが可能
な電流をSRリニアモータ11へ供給するための指令を
出力する。その結果、コイル14に電流が供給されて可
動子17がゆっくりと移動を開始する。
【0040】そして、磁気センサ29からの被検出部2
8の検出信号が制御装置16に入力されると、制御装置
16は一組の突部17aが極13a〜13fの一組と対
向する状態になったと認識し、その状態からSRリニア
モータ11の同期制御を開始する。この状態では依然と
して可動子17の正確な位置を認識できない。そこで、
制御装置16は先ず原点位置を確認するために、可動子
17を所定速度で移動させる指令信号をインバータ15
に出力する。そして、可動子17が非同期状態より速い
速度で移動される。可動子17が原点位置に到達して、
原点センサS1から出力された原点検出信号を入力する
と、その時点から制御装置16による所望の制御が可能
になる。
【0041】この実施の形態では以下の効果を有する。 (1) 可動子17の、原点センサS1と対応する最大
移動範囲の中央を挟んで両側に少なくとも1個ずつの被
検出部28が可動子17の突部と対向する位置に設けら
れ、固定子側の所定位置に被検出部28を検出する検出
部(磁気センサ29)が設けられている。従って、駆動
方式をバイポーラの正弦波駆動としたSRリニアモータ
11の位置センサとしてインクリメントタイプのエンコ
ーダを装備した場合、電源投入時に可動子17が原点位
置にない場合でも、原点センサS1の他に被検出部28
及びその検出部を装備しない場合に比較して、短時間で
可動子17の原点復帰を自動的に行うことができる。
【0042】(2) 被検出部28が可動子17の突部
17aと対向する位置に、正弦波駆動電流の1周期に相
当するピッチ毎に設けられ、固定子側の所定位置に被検
出部28を検出する検出部(磁気センサ29)が設けら
れている。従って、可動子17が最大でも正弦波駆動電
流の1周期に相当する距離移動した時点で同期駆動が可
能になり、より短時間で可動子17の原点復帰を行うこ
とができる。
【0043】(3) 被検出部28が正弦波駆動電流の
1周期に相当するピッチ毎に設けられ、検出部(磁気セ
ンサ29)の検出信号が可動子17の位置を検出するイ
ンクリメントタイプの位置センサのカウンタ32のリセ
ット入力端子に入力される。従って、カウンタ32のカ
ウント値を正弦波駆動電流の位相と対応させるのが容易
になり、制御装置16による制御が容易になる。
【0044】(4) カウンタ32のカウント値が原点
位置から最大に離れた位置まで可動子17が移動する途
中でリセットされ、リセットされた回数、即ちカウンタ
33のカウント値との組み合わせに基づいて原点位置か
らの移動距離、即ち可動子17の位置演算される。従っ
て、可動子17の最大移動距離が大きな場合でも、カウ
ンタ32としてカウント容量の小さな汎用のものを使用
でき、コストが安くなる。
【0045】(5) SRリニアモータ11は動作原理
として自己インダクタンスと相互インダクタンスとを併
用する構成のため、自己インダクタンスのみを利用した
SRリニアモータに比較して極13a〜13fを通過す
る磁束の量が増加し、大きな推力を得ることができる。
【0046】(6) 固定子12の極13a〜13fの
数と、固定子12と対応する部分の可動子17の突部1
7aの数との比が3:4に設定され、かつ固定子12の
極数が3n(nは自然数)で、各極のコイル14が全て
同じ方向に巻き付けられている。従って、動作原理とし
て自己インダクタンスと相互インダクタンスとを併用す
る構成を簡単に形成でき、極と突部17aとの間に作用
する磁気による吸引力が、可動子17の推力として効率
よく作用する。
【0047】(7) フォーク装置1の可動部の出入動
作用の駆動源に、動作原理として自己インダクタンスと
相互インダクタンスとを併用するSRリニアモータ11
を使用するため、同じ大きさの誘導リニアモータや回転
式のSRモータをそのまま平面展開したSRリニアモー
タに比較して同じ電流密度で推力が大きくなる。従っ
て、リニアモータの大きさが同じなら重い荷の移載がで
き、荷の移載に必要な推力が同じであればリニアモータ
を小型化できる。
【0048】なお、実施の形態は前記に限定されるもの
でなく、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 被検出部28を可動子17と一体的に移動する部材
であるミドルフォーク3に設ける代わりに、可動子17
に設けてもよい。例えば、可動子17の幅を拡げて、極
13a〜13fと対向しない箇所に被検出部28を設け
る。この場合、被検出部28の配設位置を突部17aと
対向する所定箇所に正確に設定し易くなる。
【0049】○ 可動子17が所定方向へ移動する間
は、磁気センサ27のA相及びB相のパルス信号の立ち
上がり及び立ち下がり毎にカウンタ32のアップ入力端
子にパルス信号を入力し、反対方向へ移動する間は、磁
気センサ27のA相及びB相のパルス信号の立ち上がり
及び立ち下がり毎にカウンタ32のダウン入力端子にパ
ルス信号を入力するための回路を制御装置16に設けて
もよい。この場合は、分解能が4倍になる。
【0050】○ リニアスケール26は磁気スケールに
限らず、目盛として所定ピッチでスリットを形成したも
のや目盛として所定ピッチで凸部を形成したものでもよ
い。目盛としてスリットを形成したリニアスケールでは
その検出手段として磁気センサ27に代えて、フォトイ
ンタラプタを使用する。目盛として凸部を形成したリニ
アスケールでは、検出手段として容量変換形変位センサ
又はインダクタンス形変位センサが使用される。また、
目盛として反射部と非反射部とが所定ピッチで交互に形
成されたリニアスケールを使用し、検出手段として光セ
ンサを使用してもよい。
【0051】○ 被検出部28と検出部の組合せは着磁
部と磁気センサ29とに限らず、例えばスリットとフォ
トインタラプタ、反射部と光センサとしてもよい。 ○ 被検出部28は可動子17又は可動子17と一体的
に移動する部材の、原点センサS1と対応する最大移動
範囲の中央を挟んで両側に、少なくとも1個ずつ突部1
7aと対向する位置に設ければよく、正弦波駆動電流の
1周期に対応した間隔毎に設ける必要はない。例えば、
前記中央を挟んで両側に1個ずつ設けてもよい。
【0052】○ 被検出部28を前記中央を挟んで両側
に1個ずつ設ける場合、被検出部28は可動子17の中
央から全長のほぼ1/4の位置に設け、検出部(磁気セ
ンサ29)は原点位置に配置された状態の可動子17の
ほぼ中央と対応する位置に配置する。この場合、可動子
17が原点位置からずれた状態で電源が投入された後、
可動子17が被検出部28が検出されるまでに移動する
距離は、最大でも可動子17の原点位置から片側への最
大移動距離、即ち図6(a)のLmax 未満となる。原点
センサS1の検出信号も考慮すれば、図6(b)に示す
ように、被検出部28を可動子17の中央から全長のほ
ぼ2/3の位置に設けると、可動子17が原点位置に復
帰するまでの最大移動距離がLmax の2/3未満にな
る。被検出部28がない場合は、可動子17は原点セン
サS1が被検知部材25を検知するまで移動するため、
図6(c)に示すように、可動子17が原点位置から僅
かにずれた状態から移動すると、可動子17の最大移動
量はLmax の2倍近くになる。なお、図6(a)〜
(c)で矢印は可動子17の最初の移動方向を示す。
【0053】○ 被検出部28を正弦波駆動電流の1周
期に対応した間隔以外の間隔で設ける場合、インクリメ
ントタイプの位置センサのカウンタ32として汎用のカ
ウンタを使用した際にその最大カウント値未満で、検出
部(磁気センサ29)が被検出部28を順次検知可能な
間隔に設定する。そして、検出部の検出信号をカウンタ
32のリセット入力端子に入力する。この場合、リニア
スケール26の目盛をカウントするカウンタ32として
汎用のカウンタを使用でき、コストが安くなる。
【0054】○ ミドルフォーク3及びアッパフォーク
4が原点位置から固定フォーク2に対して左右両側へ往
復移動せずに、片側(図7では右側)へ往復移動可能な
フォーク装置1に適用してもよい。固定子12は固定フ
ォーク2の中央ではなく右側に偏倚した状態に配設され
る。この場合も2方向へ移動するフォーク装置1と同様
に被検出部28を正弦波駆動電流の1周期と同じ間隔毎
に設けても、可動子17の、原点センサS1と対応可能
な最大範囲の中央を挟んで両側に少なくとも1個ずつ設
けてもよい。原点センサS1と対応可能な最大範囲Wma
x の中央を挟んで両側に1個ずつ設ける場合は、被検出
部28を図7に示すように、最大範囲Wmax を4分割す
る3点のうちの中央の点を挟んだ両側に設け、検出部
(磁気センサ29)は可動子17の後端(図7では左
端)の最大移動範囲の中央と対向する位置に配設する。
これらの場合も可動子17が原点位置から2方向へ移動
する対応する構成の場合と同様に、原点復帰が従来より
短時間で可能となる。
【0055】○ 可動子17の移動方向をカウンタ32
の増減から判断し、電源投入後、非同期状態でSRリニ
アモータ11を原点位置へ移動させてもよい。 ○ 電源投入時に可動子17が原点位置に対してどちら
側にずれているのか検出する検出手段を設ける。例え
ば、セカンドフォーク3の底面に帯状の第1の被検知部
材を中央からほぼ右端まで延びる状態で設け、帯状の第
2の被検知部材を中央からほぼ左端まで延びる状態で設
ける。そして、固定フォーク2にセカンドフォーク3が
基準位置及び基準位置より右側へ移動した状態において
第1の被検知部材を検知可能な第1のセンサと、セカン
ドフォーク3が基準位置及び基準位置より左側へ移動し
た状態において第2の被検知部材を検知可能な第2のセ
ンサとを設ける。この場合、電源投入後、可動子を原点
位置へ移動させる際に、最初から原点に近づく方向へ移
動させることができる。
【0056】○ 固定子12の極の数は6個に限らず、
3個又は9個以上の3の倍数であってもよい。即ち、固
定子12の極の数は3n(nは自然数)であればよい。
この場合、駆動回路として汎用の3相インバータを利用
し易くなる。
【0057】○ 極13a〜13f及び突部17aの幅
は必ずしもほぼ同じに形成する必要はなく、極13a〜
13f及び突部17aのそれぞれのピッチは同じで幅を
異ならせてもよい。
【0058】○ 極13a〜13f及び突部17aの先
端部に複数の小さな歯を形成してもよい。 ○ フォーク装置1は3段式に限らず、2段式あるいは
4段式にしてもよい。
【0059】○ SRリニアモータ11はフォーク装置
1に限らず、工作機械、産業機械及びその他の移動機構
の駆動源として適用してもよい。前記実施の形態から把
握できる請求項記載以外の発明(技術思想)について、
以下にその効果とともに記載する。
【0060】(1) 請求項1に記載の発明において、
前記SRリニアモータは可動子の位置を検出するインク
リメントタイプの位置センサを備え、前記検出部の検出
信号が前記位置センサのカウンタのリセット入力端子に
入力され、前記被検出部の間隔が前記カウンタとして汎
用のカウンタを使用した際にその最大カウント値未満で
前記検出部からの検出信号が出力可能に設定されてい
る。この場合、リニアスケールの目盛をカウントするカ
ウンタとして汎用のカウンタを使用でき、コストが安く
なる。
【0061】(2) 請求項1に記載の発明において、
可動子は原点位置から両側へ移動可能に構成され、前記
被検出部は可動子の中央から各移動方向へ全長の1/4
離れた位置に設けられ、前記検出部は原点位置に配置さ
れた状態の可動子のほぼ中央と対応する位置に配設され
ている。この場合、被検出部の数が2個であっても、被
検出部が検出されるまでの可動子の最大移動量が、可動
子の原点位置から片側への最大移動距離未満となる。
【0062】(3) 請求項1、請求項2及び(1)の
いずれかに記載の発明において、前記SRリニアモータ
は動作原理として自己インダクタンスと相互インダクタ
ンスとを併用する構成である。この場合、リニアモータ
の大きさが同じなら推力を大きくでき、必要な推力が同
じであればリニアモータを小型化できる。
【0063】(4) 1個の固定部と、該固定部に対し
て順次水平に繰り出し得る複数の可動部とを備え、前記
固定部及び可動部の少なくとも1個に可動部の出入動作
用の駆動源として、請求項1、請求項2、及び(1)〜
(3)のいずれかに記載の発明のSRリニアモータの固
定子を内蔵した荷移載装置。この場合、可動部が基準位
置から移動した状態で電源を切った後、再起動する際に
短時間で自動的に通常の制御が可能になる。また、誘導
リニアモータに比較して同じ電力量で推力が大きくな
る。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1及び請求項
2に記載の発明によれば、駆動方式をバイポーラの正弦
波駆動としたスイッチドリラクタンスリニアモータにお
いて、、電源投入時に可動子が原点位置にない場合で
も、短時間で可動子の原点復帰を自動的に行うことがで
きる。
【0065】請求項2に記載の発明によれば、可動子が
最大でも正弦波駆動電流の1周期に相当する距離移動し
た時点で同期駆動が可能になり、より短時間で可動子の
原点復帰を行うことができる。また、インクリメントタ
イプの位置センサのカウンタのカウント値を正弦波駆動
電流の位相と対応させるのが容易になり、制御装置によ
るSRリニアモータの制御が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態のリニアスケールの模式図。
【図2】 (a)はSRリニアモータの模式部分側面
図、(b)は固定子の極、可動子の突部及び被検出部の
位置関係を示す模式図。
【図3】 フォーク装置の断面図。
【図4】 フォーク装置の概略斜視図。
【図5】 磁気センサの出力とカウント値との関係を示
すグラフ。
【図6】 (a),(b)は別の実施の形態の被検出部
の位置を示す模式図、(c)は従来技術の原点センサと
被検知部材の位置を示す模式図。
【図7】 別の実施の形態のフォーク装置の模式図。
【符号の説明】
11…SRリニアモータ、12…固定子、17…可動
子、17a…突部、26…位置センサを構成するリニア
スケール、28…被検出部、29…検出部としての磁気
センサ、32,33…カウンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大立 泰治 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 5H641 BB09 BB19 GG02 GG04 GG26 GG28 GG29 HH03 HH10 JA03 JA09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動方式をバイポーラの正弦波駆動とし
    たスイッチドリラクタンスリニアモータであって、可動
    子又は可動子と一体的に移動する部材の、原点センサと
    対応する最大移動範囲の中央を挟んで両側に、少なくと
    も1個ずつの被検出部を可動子の突部と対向する位置に
    設け、固定子側の所定位置に前記被検出部を検出する検
    出部を設けたスイッチドリラクタンスリニアモータ。
  2. 【請求項2】 前記被検出部は正弦波駆動電流の1周期
    に相当するピッチ毎に設けられ、前記検出部の検出信号
    が可動子の位置を検出するインクリメントタイプの位置
    センサのカウンタのリセット入力端子に入力される請求
    項1に記載のスイッチドリラクタンスリニアモータ。
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