JP2000197015A - 画像処理装置及びコンピュ―タ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及びコンピュ―タ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000197015A JP10372895A JP37289598A JP2000197015A JP 2000197015 A JP2000197015 A JP 2000197015A JP 10372895 A JP10372895 A JP 10372895A JP 37289598 A JP37289598 A JP 37289598A JP 2000197015 A JP2000197015 A JP 2000197015A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像内の特定の被写体を検出する場合、上
記被写体に動きがあっても、検出精度が低下しないよう
にする。 【解決手段】 入力端子11には、全画素読み出しCC
D等からノンインタレース動画像信号が入力される。こ
の信号は被写体認識回路12に入力されると共に、ゲー
ト回路13、スイッチ15等によりフレームレートが1
/2のノンインタレース信号とインタレース信号とに選
択的に変換される。変換された信号は画像信号処理回路
17で処理されインタレース信号として出力される。被
写体認識回路12は、特定の被写体の位置・大きさを示
す情報21を出力し、この情報21に基づいて白枠信号
が生成され、加算回路19で上記処理されたインタレー
ス信号に重畳される。上記被写体認識は、ノンインタレ
ース信号に基づいて行われるので、被写体に動きがあっ
ても認識精度は低下しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像から被写体
等の特定部分の認識を行う画像処理装置及びコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像内に映っている特定の被写体
を検出し、その位置、大きさ等、特定被写体の属性を判
定し、例えばその部分画像を抽出して所定の処理を行う
等の、所謂被写体認識処理が実用化されつつある。例え
ば、特開平5−124号公報には、撮像装置で撮像した
画像内に、予め記憶した標準パターンに類似した被写体
を検出する、所謂テンプレートマッチング処理による被
写体認識処理を行う技術が開示されている。
【0003】このように、従来の被写体認識処理におい
ては、入力された画像内の各部分に対し、特定の形状等
の特徴がないかを逐次判定し、上記特徴があると判別で
きる場合に、特定被写体が存在するものと認識するとい
うような処理が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入出力画像信
号が、テレビジョン信号等の動画像である場合において
は、奇数ラインと偶数ラインがフィールド毎に飛び越し
て走査された、所謂インタレース画像であるため、被写
体認識の対象となる特定被写体に動きがあると、フレー
ム画像としてみた場合に当該特定被写体はライン毎にず
れた画像となってしまい、上記従来の技術により特定被
写体の形状等の特徴を判定しようとすると、精度が極端
に低下するという問題があった。
【0005】また、入力された画像が、プログレッシブ
スキャンCCD等で得られるノンインタレースの画像で
あって、これをインタレース変換してテレビジョン信号
として出力するモードと、そのままノンインタレース画
像を出力するモードとを持ち、これら二つのモードを切
り換える場合に、ノンインタレース画像が出力されるモ
ードでは被写体認識の精度が良いが、インタレース画像
が出力されるモードでは被写体認識の精度が低下すると
いう問題があった。このように従来の技術では、動画像
に対する被写体認識を行う上での対応が不十分であっ
た。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、被写体に動きがある場合でも、被写体認
識の精度を低下させずに、テレビジョン信号等の出力信
号を得ることができるようにすることを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による画像処理装置においては、第1のフ
レームレートを有する第1のノンインタレースフレーム
動画像信号を入力する入力手段と、上記第1のノンイン
タレースフレーム動画像信号を、上記第1のフレームレ
ートの半分の第2のフレームレートを有する第2のノン
インタレースフレーム動画像信号に変換する第1のモー
ドと、上記第1のノンインタレースフレーム動画像信号
をインタレース動画像信号に変換する第2のモードとを
選択的に行う変換手段と、上記第1及び第2のモードに
おいて、上記第1のノンインタレースフレーム動画像信
号内の特定部分の位置・大きさを検出する検出手段とを
設けている。
【0008】また、本発明による記憶媒体においては、
第1のフレームレートを有する第1のノンインタレース
フレーム動画像信号を入力する処理と、上記第1のノン
インタレースフレーム動画像信号を、上記第1のフレー
ムレートの半分の第2のフレームレートを有する第2の
ノンインタレースフレーム動画像信号に変換する第1の
モードと、上記第1のノンインタレースフレーム動画像
信号をインタレース動画像信号に変換する第2のモード
とを選択的に実行する処理と、上記第1及び第2のモー
ドにおいて、上記第1のノンインタレースフレーム動画
像信号内の特定部分の位置・大きさを検出する処理とを
実行するためのプログラムを記憶している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態によ
る画像処理装置を示すブロック図である。図1におい
て、11はノンインタレース画像信号の入力端子、12
は被写体認識処理部、13はゲート回路、14は同期信
号発生回路、15はスイッチ素子、16は反転論理素
子、17は画像信号処理回路、18は白枠信号発生回
路、19は加算回路、20はインタレース画像信号の出
力端子、fieldIDはフィールドID信号、lin
eIDはラインID信号、21は特定被写体の位置・大
きさ情報である。図2は第1の実施の形態の動作を示す
タイミングチャートである。
【0010】次に、図1及び図2を用いて第1の実施の
形態の動作について説明する。入力端子11からは、図
2のNon−Interlaced Imageで示す
ように、フレーム周波数60Hzのフレーム動画像信号
が入力される。このフレーム動画像信号は、被写体認識
処理回路12とゲート回路13とに入力される。
【0011】ゲート回路13では、同期信号発生回路1
4で生成されたフィールドID信号fieldID(図
2参照)と、ラインID信号lineID(図2参照)
をスイッチ素子15及び反転論理素子16を通した信号
とにより生成されるゲート制御信号(図2のGate−
Control)により、入力された上記フレーム動画
像信号をゲート操作して、インタレース動画像信号(図
2のGate−Output)を生成する。このインタ
レース動画像信号は、画像信号処理回路17に入力さ
れ、ここで所定の画像処理が行われる。
【0012】一方、被写体認識処理回路12では、入力
フレーム動画像に映っている特定の被写体の位置、大き
さを、所定の認識処理で検出し、特定被写体位置・大き
さ情報21として出力する。ここで、当該特定被写体に
動きがある場合でも、入力信号としてフレーム動画像を
用いているため、当該特定被写体は常にブレの少ない画
像として現れるため、被写体認識精度の著しい低下は防
止される。
【0013】上記特定被写体位置・大きさ情報21は、
白枠信号発生回路18に入力され、特定被写体位置・大
きさ情報21に基づいて、所定の大きさ、位置に白枠信
号を生成し、加算回路19に出力する。
【0014】加算回路19において、画像信号処理回路
17の出力信号(図2のGate−Control)
に、上記白枠信号を加算することにより、出力端子20
より、特定被写体を示す白枠が重畳されたインタレース
動画像信号が出力される。
【0015】本実施の形態によれば、被写体認識を行う
に当たってフレーム動画像を用いることにより、被写体
認識精度の低下を防ぎ、かつ、出力信号としては、イン
タレース動画像を出力することができる。
【0016】図3は本発明の第2の実施の形態による画
像処理装置を撮像装置に用いた場合を示すブロック図で
ある。図3において、51は撮像光学系、52は倍速の
全画素読み出しCCD(プログレッシブスキャンCC
D)、53はADコンバータ、54は同期信号発生回
路、55は第1のゲート回路、56は第2のゲート回
路、57は反転論理素子、58は第1のスイッチ素子、
59はモード信号の入力端子、60は第2のスイッチ素
子、61はフレームメモリ、62は被写体認識回路、6
3は枠信号発生回路、64はAF評価値演算回路、65
はレンズ制御回路、66は画像信号処理回路、67は画
像信号の出力端子、fieldIDはフィールドID信
号、lineIDはラインID信号、68は特定被写体
の位置・大きさ情報である。図4は第2の実施の形態の
動作を示すタイミングチャートである。
【0017】次に、図3、図4により第2の実施例の動
作について説明する。図3において、撮像光学系51を
通じて全画素読み出しCCD52の受光面上に光学像が
形成され、光電変換されることにより、フレーム動画像
信号が生成される。このフレーム動画像信号はADコン
バータ53によりディジタルCCD信号に変換される。
このディジタルCCD信号(図4のCCD)は、60H
zのフレーム周波数であり、第1のゲ一ト回路55と第
2のゲート回路56に入力される。
【0018】第1のゲート回路55には、同期信号発生
回路54で生成されたフィールドID信号(図4のfi
eldID)が制御信号として入力されており、従っ
て、この第1のゲート回路55の出力は、図4のMEM
ORY_in at Mode−2で示すように、1フ
レーム毎に間引かれた、即ちフレーム周波数が上記ディ
ジタルCCD信号のフレーム周波数の1/2である30
Hzの、第2のフレーム動画像信号となる。
【0019】一方、第2のゲート回路56には、上記フ
ィールドID信号と、ラインID信号(図4の1ine
ID)に対して、反転論理素子57と第1のスイッチ素
子58とで作成したゲート制御信号(図4のGate−
2)が入力される。このため第2のゲート回路56の出
力は、図4のMEMORY_in at Mode−1
で示すような、ライン毎に間引かれ、かつインタレース
された所謂インタレース動画像信号となる。このインタ
レース動画像信号は、フィールド周波数が60Hzとな
る。
【0020】上記第2のフレーム動画像信号と、上記イ
ンタレース動画像信号とは第2のスイッチ素子60に入
力される。この第2のスイッチ素子60の信号は、入力
端子59から入力されるモード信号であり、このモード
信号がLowのときは、インタレース動画像を生成する
モードとなり、上記インタレース動画像信号がフレーム
メモリ61に記憶される。モード信号がHighのとき
は、ノンインタレース動画像を生成するモードとなり、
上記第2のフレーム動画像信号がフレームメモリ61に
記憶される。
【0021】フレームメモリ61に記憶された画像信号
は、改めて読み出され、画像信号処理回路66で所定の
処理が行われた後、出力端子67から出力される。従っ
て、この出力端子67から出力される画像信号は、モー
ド信号がLowのときはインタレース動画像、モード信
号がHighのときはフレーム動画像となる。
【0022】一方、第1のゲート回路55の出力信号で
ある上記第2のフレーム動画像信号は、被写体認識回路
62に入力され、特定被写体の位置・大きさ情報68が
抽出される。ここで、この被写体認識回路62には、上
記モード信号に関わらずフレーム動画像信号が入力され
ているため、当該特定被写体に動きがある場合でも、ブ
レの少ない画像となるため、この被写体認識回路62に
おける被写体認識の精度が著しく低下することを防止す
ることができる。
【0023】このようにして抽出された特定被写体の位
置・大きさ情報68は、枠信号発生回路63に入力さ
れ、当該特定被写体の映っている位置、範囲を特定する
枠信号が生成され、AF評価値演算回路64に入力され
る。AF評価値演算回路64は、フレームメモリ61か
ら読み出された画像信号の、上記枠信号で示される範囲
の部分画像からAF評価値を求める。即ち、当該特定被
写体に対してAF評価値を求めることになる。上記AF
評価値はレンズ制御回路65に読み出され、そのAF評
価値に従って、撮像光学系51の焦点制御を行う。
【0024】本実施の形態によれば、全画素読み出しC
CDで得られたフレーム動画像から、インタレース動画
像又はフレーム周波数が半分のフレーム動画像のいずれ
かを生成し、かつ、画像内の特定の被写体の位置・大き
さ情報を、例え当該特定被写体に動きがある場合でも、
精度良く求めることができる。
【0025】図5は本発明の第3の実施の形態による画
像処理装置を撮像装置に用いた場合を示すブロック図で
ある。図5において、撮像光学系51、倍速の全画素読
み出しCCD52、ADコンバータ53、同期信号発生
回路54、第1のゲート回路55、第2のゲート回路5
6、反転論理素子57、第1のスイッチ素子58、撮影
モード信号の入力端子59、第2のスイッチ素子60、
被写体認識回路62、枠信号発生回路63、AF評価値
演算回路64、レンズ焦点制御回路65、画像信号処理
回路66、出力端子67、フィールドID信号(fie
ldID)、ラインID信号(lineID)及び特定
被写体の位置・大きさ情報68等は、図3と対応する。
【0026】また、図3のフレームメモリ61が省略さ
れ、被写体認識モード信号の入力端子70、OR論理素
子71、第3のスイッチ素子72、所定の枠設定データ
73が追加されている。また、本実施の形態の動作タイ
ミングは、上記図4に示される。
【0027】次に動作について説明する。図3におい
て、撮像光学系51を通じて全画素読み出しCCD52
の受光面上に光学像が形成され、光電変換されることに
より、フレーム動画像信号が生成される。このフレーム
動画像信号はADコンバータ53によりディジタルCC
D信号に変換される。このディジタルCCD信号(図4
のCCD)は、60Hzのフレーム周波数であり、第1
のゲ一ト回路55と第2のゲート回路56に入力され
る。
【0028】第1のゲート回路55には、同期信号発生
回路54で生成されたフィールドID信号(図4のfi
eldID)が制御信号として入力されており、従って
この第1のゲート回路55の出力は、図4のMEMOR
Y_in at Mode−2で示すように、1フレー
ム毎に間引かれた、即ちフレーム周波数が上記ディジタ
ルCCD信号のフレーム周波数の1/2である30Hz
の、第2のフレーム動画像信号となる。
【0029】一方、第2のゲート回路56には、上記フ
ィールドID信号と、ラインID信号(図4のline
ID)に対して、反転論理素子57と第1のスイッチ素
子58とで作成したゲート制御信号(図4のGate−
2)が入力される。このため第2のゲート回路56の出
力は、図4のMEMORY_in at Mode−1
で示すような、ライン毎に間引かれ、かつインタレース
された所謂インタレース動画像信号となる。このインタ
レース動画像信号は、フィールド周波数が60Hzとな
る。
【0030】上記第2のフレーム動画像信号と上記イン
ターレース動画像信号とは、第2のスイッチ素子60に
入力される。第2のスイッチ素子60の制御信号は、入
力端子59から入力される、撮影モード信号と、入力端
子70から入力される被写体認識モード信号とのOR論
理をとったものである。
【0031】ここで、上記撮影モード信号と被写体認識
モード信号は、それぞれ次の関係を示す。 ・撮影モード信号:Highの時 フレーム動画像生成 :Lowの時 インタレース動画像生成 ・被写体認識モード信号:Highの時 被写体認識を行う :Lowの時 被写体認識を行わない
【0032】これにより、OR論理素子71が出力する
第2のスイッチ素子60の制御信号は、被写体認識を行
う場合には、必ずフレーム動画像が生成される状態とな
る。
【0033】一方、被写体認識を行わない場合におい
て、上記撮影モード信号がLowのときは、インタレー
ス動画像を生成するモードとなり、上記インタレース動
画像信号は画像信号処理回路66に入力される。また、
撮影モード信号がHighのときは、ノンインタレース
動画像を生成するモードとなり、上記第2のフレーム動
画像信号が画像信号処理回路66に入力される。画像信
号処理回路66では、入力された上記インタレース動画
像又は上記第2のフレーム動画像に対して所定の処理を
行い、出力端子67から出力する。
【0034】従って、出力端子67から出力される画像
信号は、被写体認識を行うモードの場合は、撮影モード
に関わらずフレーム動画像が生成され、被写体認識を行
わないモードの場合に限り、記撮影モード信号がLow
のときはインタレース動画像、Highのときはフレー
ム動画像となる。
【0035】次に、画像信号処理回路67の出力する画
像信号は、被写体認識回路62に入力され、特定被写体
の位置・大きさ情報68が抽出され、第3のスイッチ素
子72に入力される。一方、所定の枠設定データ73も
第3のスイッチ素子72に入力されている。この第3の
スイッチ素子72の制御は、上記被写体認識モード信号
により行われる。
【0036】即ち、被写体認識を行うモードの場合は、
被写体認識モード信号はHighとなり、このとき枠信
号生成回路63には、特定被写体の位置・大きさ情報6
8が枠設定情報として入力される。また、被写体認識を
行わないモードの場合は、被写体認識モード信号はLo
wとなり、このとき枠信号生成回路には、所定の枠設定
データ73が枠設定情報として入力される。即ち、被写
体認識を行う場合は、特定被写体の位置・大きさ情報6
8に、被写体認識を行わない場合は、所定の枠設定デー
タ73に基づいて枠信号が生成され、AF評価値演算回
路64に入力される。
【0037】AF評価値演算回路64は、画像信号処理
回路66の出力する画像信号の、上記枠信号で示される
範囲の部分画像からAF評価値を求める。従って、被写
体認識を行う場合には、特定被写体に対してAF評価値
を求め、被写体認識を行わない場合は、例えば画面の中
央部分といった、所定の範囲の部分画像からAF評価値
を求めることになる。上記AF評価値はレンズ制御回路
65に読み出され、そのAF評価値に従って撮像光学系
51の焦点制御が行われる。
【0038】ここで、前述した通り、被写体認識回路6
2には、被写体認識を行うモードにある場合は、入力画
像信号として、上記撮影モードに如何に関わらず、フレ
ーム動画像信号が入力されることになる。従って、当該
特定被写体に動きがある場合でも、ブレの少ない画像と
なるため、被写体認識回路62による被写体認識の精度
が著しく低下することを防止することができる。
【0039】本実施の形態によれば、全画素読み出しC
CDで得られたフレーム動画像から、インタレース動画
像又はフレーム周波数が半分のフレーム動画像のいずれ
かを生成し、かつ、被写体認識を行うモードにある場合
には、画像内の特定の被写体の位置・大きさ情報68
を、例え当該特定被写体に動きがある場合でも、精度良
く求めることができる。
【0040】次に本発明の他の実施の形態としての記憶
媒体について説明する。本発明は、ハードウェア構成に
より実現することもできるが、CPUとメモリからなる
コンピュータシステムによる構成で実現することもでき
る。コンピュータシステムに構成する場合、上記メモリ
は本発明による記憶媒体を構成する。即ち、前述した各
実施の形態で説明した動作を実行するためのソフトウェ
アのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムや
装置で用い、そのシステムや装置のCPUが上記記憶媒
体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行する
ことにより、本発明の目的を達成することができる。
【0041】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気媒体、磁気カード、不揮発性メモ
リカード等に構成して用いてよい。
【0042】従って、この記憶媒体を図1、図3、図5
に示したシステムや装置以外の他のシステムや装置で用
い、そのシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体
に格納されたプログラムコードを読み出し、実行するこ
とによっても、上記各実施の形態と同等の機能を実現で
きると共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目
的を達成することができる。
【0043】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、上記各実施の形態と同等の機
能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、
本発明の目的を達成することができる。
【0044】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、被写体等の特定部分の認識を行うに当たってフレー
ム動画像を用いることにより、例え被写体等の特定部分
に動きがある場合でも、特定部分の認識精度の低下を防
ぐことができる。また、画像信号処理手段により、出力
信号としてインタレース動画像やフレーム動画像を得る
ことができる。
【0045】また、本発明では、プログレッシブスキャ
ンCCD等で得られるノンインタレースフレーム動画像
を入力画像とし、そのフレームレートを変換したノンイ
ンタレース動画像を出力する第1のモードと、インタレ
ース動画像信号に変換して出力する第2のモードと、さ
らに特定部分の認識を行う第3のモードと、上記認識を
行わない第4のモードとを有し、上記第3のモードが選
択された場合には、自動的に上記第1のモードに固定さ
れるようにすることにより、特定部分の認識を行う際に
その特定部分に動きがある場合でも、認識精度が低下し
ないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態による動作を示すタ
イミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の第2及び第3の実施の形態による動作
を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11 ノンインタレース画像信号の入力端子 12、62 被写体認識処理回路 13、55、56 ゲート回路 14、54 同期信号発生回路 15、58、60 スイッチ素子 16、57 反転論理素子 17、66 画像信号処理回路 18 白枠信号発生回路 19 加算回路 11 インタレース画像信号の出力端子 fieldID フィールドID信号 iineID ラインID信号 21、68 特定被写体の位置・大きさ情報 51 撮像光学系 52 全読み出しCCD 53 ADコンバータ 61 フレームメモリ 63 枠信号発生回路 64 AF評価値演算回路 65 レンズ制御回路 fieldID フィールドID信号 lineID ラインID信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のフレームレートを有する第1のノ
    ンインタレースフレーム動画像信号を入力する入力手段
    と、 上記第1のノンインタレースフレーム動画像信号を、上
    記第1のフレームレートの半分の第2のフレームレート
    を有する第2のノンインタレースフレーム動画像信号に
    変換する第1のモードと、上記第1のノンインタレース
    フレーム動画像信号をインタレース動画像信号に変換す
    る第2のモードとを選択的に行う変換手段と、 上記第1及び第2のモードにおいて、上記第1のノンイ
    ンタレースフレーム動画像信号内の特定部分の位置・大
    きさを検出する検出手段とを設けたことを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記検出手段は、上記特定部分の位置・
    大きさを検出する第3のモードと、検出しない第4のモ
    ードとを選択的に行うようになされ、 上記第3のモード時には、上記変換手段が上記第1のモ
    ードとなり、上記第4のモード時には、上記変換手段が
    上記第1又は第2のモードとなるように制御する制御手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 上記変換手段で変換された動画像信号を
    処理して所定形式の動画像信号を出力する画像信号処理
    手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記検出手段が検出した上記特定部分の
    位置・大きさを示す情報を、上記画像信号処理手段で処
    理された動画像信号に重畳する重畳手段を設けたことを
    特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記入力手段は、全画素読み出しを行う
    撮像素子を有する撮像手段を含むことを特徴とする請求
    項1又は2記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記変換手段で変換された動画像信号を
    処理して所定形式の動画像信号を出力する画像信号処理
    手段を設けると共に、上記第3のモード時に、上記画像
    信号処理手段で処理された動画像信号内の、上記検出手
    段が検出した上記特定部分の位置・大きさが示す範囲の
    信号に基づいて上記撮像手段の焦点を制御する焦点制御
    手段を設けたことを特徴とする請求項5記載の画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 上記焦点制御手段は、上記第4のモード
    時には、上記画像信号処理手段で処理された動画像信号
    内の所定範囲の信号に基づいて上記撮像手段の焦点を制
    御することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記画像信号処理手段は、インタレース
    動画像信号を出力することを特徴とする請求項3記載の
    画像処理装置。
  9. 【請求項9】 第1のフレームレートを有する第1のノ
    ンインタレースフレーム動画像信号を入力する処理と、 上記第1のノンインタレースフレーム動画像信号を、上
    記第1のフレームレートの半分の第2のフレームレート
    を有する第2のノンインタレースフレーム動画像信号に
    変換する第1のモードと、上記第1のノンインタレース
    フレーム動画像信号をインタレース動画像信号に変換す
    る第2のモードとを選択的に実行する処理と、 上記第1及び第2のモードにおいて、上記第1のノンイ
    ンタレースフレーム動画像信号内の特定部分の位置・大
    きさを検出する処理とを実行するためのプログラムを記
    憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 上記検出する処理は、上記特定部分の
    位置・大きさを検出する第3のモードと、検出しない第
    4のモードとを選択的に実行するようになされ、 上記第3のモード時には、上記変換する処理は上記第1
    のモードを実行し、上記第4のモード時には、上記変換
    する処理は上記第1又は第2のモードを実行することを
    特徴とする請求項9記載のコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体。
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