JP4789602B2 - 撮像装置及び欠陥画素処理方法 - Google Patents

撮像装置及び欠陥画素処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた撮像装置及び撮像装置における欠陥画素の処理方法に関するものである。
近年の撮像装置においては、CCDやCMOSセンサ等に代表される固体撮像素子の多画素化が進んでいる。これに伴い、撮像素子上の欠陥画素(キズ)の発生個数も多くなっている。
欠陥画素の中には撮像素子の製造過程で発生する製造キズや、撮像装置に組み込んだ後に発生する成長キズがある。さらに、成長キズの中には、撮像装置の温度によって使用中に増減する温度特性依存キズがある。
これらの欠陥画素の内、製造キズに対しては、工場出荷時に黒画像を撮影して、あらかじめ欠陥画素の位置を検出して補正する方法がとられている。また、成長キズに対しては、電源投入時に強制的に撮像素子を遮光するなどして黒画像を撮影し、欠陥画素を検出して補正することができる。
例えば、特許文献1には、以下の方法が提案されている。まず、電源投入時に絞りを閉じて撮像素子を遮光した状態で1画面分撮像する。そして、この撮像で得られた画像データと閾値とを比較し、閾値よりも画像データが高い輝度を示す画素を欠陥画素(白キズ)として検出し、その位置情報を記憶する。更に、モードスイッチにより欠陥画素の検出モードを選択した状態で、専用の被写体にカメラを向けて1画面分撮像する。そして、この撮像で得られた画像データと閾値とを比較し、閾値よりも画像データが低い輝度を示す画素を欠陥画素(黒キズ)として検出し、その位置情報を記憶する。
しかしながら、特許文献1に記載されている方法では、撮像装置の使用中にその温度変化により発生した温度特性依存キズを検出することができない。
一方、特許文献2には、撮像して得た画像から欠陥画素を検出し、補正する方法について開示している。この特許文献2の方法では、各画素の輝度を周辺画素の輝度と比較することで、一定レベル差以上の輝度を有する画素を白キズとして判定している。
特開平10−322603号公報 特開2004−015191号公報 特開平5−344426号公報
しかしながら、特許文献2では、撮像デバイス16全てから得られる画素データを用いて、欠陥画素を検出するが、動画撮影時におけるフィールド読み出し(インターレース読み出し)時の判定方法については、何ら記載がなかった。フィールド読み出し時に特許文献2に記載の方法により欠陥画素の検出を行うと、欠陥画素が読み出し対象行に無い場合には検出を行うことができなかったり、逆に誤検出を起こしてしまうという問題があった。
これに対し、特許文献3では、フィールド読み出し(インターレース読み出し)によりCCDを駆動している最中に、欠陥画素を検出するモードに切り換えられると、強制的にフレーム読み出しに切り換えることが開示されている。このように欠陥画素を検出する際にはフレーム読み出しに強制的に切り換えるため、上記特許文献2の問題を回避することはできる。しかしながら、フィールド読み出しをしながら欠陥画素を検出する方法については何ら開示されておらず、特許文献3に記載の方法で欠陥画素の検出を行うと、滑らかな動画像を撮影することができなかった。特に、リアルタイムで欠陥画素の検出を行うために頻繁に欠陥画素を検出するモードに切り換えると、動画像の時間解像度が落ちてしまうという問題があった。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、撮像装置からフィールド毎に読み出しパターンを変えて画像を撮影している最中に、新たに発生した撮像素子のキズをリアルタイムで検出し、補正できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力するように前記撮像手段を駆動する駆動手段と、前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタと、前記撮像手段から出力される画像信号に基づいて、前記撮像手段の欠陥画素を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正手段と、前記撮像手段からフィールド毎に読み出しパターンを変えて得られた最新フィールドの画像信号と、次に新しいフィールドの画像信号とに基づいて、被写体の動き量を検出する動き検出手段と、前記検出された動き量が予め設定された動き量よりも小さい場合に前記検出手段を駆動し、大きい場合に前記検出手段を制止する手段とを有し、前記検出手段は、フィールド毎に読み出しパターンを変えて前記画像信号が出力された場合、フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づき、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出する。
また、別の構成によれば、本発明の撮像装置は、入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力するように前記撮像手段を駆動する駆動手段と、前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタと、前記撮像手段から出力される画像信号に基づいて、前記撮像手段の欠陥画素を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正手段と、前記撮像装置の揺れを検出する揺れ検出手段と、前記検出された前記撮像装置の揺れが予め設定された揺れよりも小さい場合に前記検出手段を駆動し、大きい場合に前記検出手段を制止する手段とを有し、前記検出手段は、フィールド毎に読み出しパターンを変えて前記画像信号が出力された場合、フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づき、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出する。
更に別の構成によれば、本発明の撮像装置は、入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力するように前記撮像手段を駆動する駆動手段と、前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタと、前記撮像手段から出力される画像信号に基づいて、前記撮像手段の欠陥画素を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正手段と、前記撮像装置に三脚を取り付けるための三脚取り付け手段と、三脚が前記三脚取り付け手段に取り付けられているかどうかを検知する三脚検知手段と、前記三脚検知手段が三脚が取り付けられている状態を検知した場合に前記検出手段を駆動し、検知していない場合に前記検出手段を制止する手段とを有し、前記検出手段は、フィールド毎に読み出しパターンを変えて前記画像信号が出力された場合、フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づき、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出する。
また、入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタとを有する撮像装置における本発明の欠陥画素処理方法は、前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力する撮像工程と、前記撮像工程で前記撮像手段から出力された前記フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づいて、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出する検出工程と、前記決定工程で決定された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正工程と、前記撮像工程で前記撮像手段から出力された最新フィールドの画像信号と、次に新しいフィールドの画像信号とに基づいて、被写体の動き量を検出する動き検出工程と、前記検出された動き量が予め設定された動き量よりも小さい場合に前記検出工程を実行し、大きい場合に前記検出工程の実行を制止する工程とを有する。
また、別の構成によれば、入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタとを有する撮像装置における欠陥画素処理方法であって、前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力する撮像工程と、前記撮像工程で前記撮像手段から出力された前記フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づいて、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出する検出工程と、前記検出工程で検出された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正工程と、前記撮像装置の揺れを検出する揺れ検出工程と、前記検出された前記撮像装置の揺れが予め設定された揺れよりも小さい場合に前記検出工程を実行し、大きい場合に前記検出工程の実行を制止する工程とを有する。
更に別の構成によれば、入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタと、三脚を取り付けるための三脚取り付け手段とを有する撮像装置における欠陥画素処理方法であって、前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力する撮像工程と、前記撮像工程で前記撮像手段から出力された前記フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づいて、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出する検出工程と、前記検出工程で検出された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正工程と、三脚が前記三脚取り付け手段に取り付けられているかどうかを検知する三脚検知工程と、前記三脚検知工程で三脚が取り付けられている状態を検知した場合に、前記検出工程を実行し、検知していない場合に前記検出工程の実行を制止する工程とを有する。
本発明によれば、撮像装置からフィールド毎に読み出しパターンを変えて画像を撮影している最中に、新たに発生した撮像素子のキズをリアルタイムで検出し、補正することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<図1の実施形態>
本発明の第1の実施形態における撮像装置について、図1を参照して説明する。本第1の実施形態では、撮像装置として、動画及び静止画の撮影が可能なデジタルカメラを例に挙げて説明する。
図1に示す撮像装置において、レンズ1及び光学低域通過フィルタ(光学LPF)2を透過した被写体像は、電荷結合素子(CCD)やCMOSセンサなどに代表される撮像素子3(ここでは、CCDとする。)で光電変換され、電気信号が出力される。なお、CCD3は、例えば、原色ベイヤー配列などの不図示のカラーフィルタで覆われており、カラー画像を撮影することができる。なお後述するが、CCD3は全画素を順次読み出すフレーム読み出しと、CCD3を所定ラインおきに読み出すフィールド読み出し(インターレース読み出し)による読み出し制御が可能である。次に、アナログフロントエンド(AFE)回路4において、CCD3から出力された電気信号に対してリセットノイズ除去、利得調整、アナログ−デジタル(A/D)変換等が行われ、デジタル画像データが出力される。
AFE回路4から出力されるデジタル画像データは、メモリ8及び欠陥画素検出回路7に送られる。メモリ8はデータを1フレーム分格納可能な容量を有し、フィールド読み出しでは、2フィールド分の画像データを格納する。そして、後述する欠陥画素検出回路7には1フィールド前の画像データを出力し、欠陥画素補正回路9には現フィールドの画像データを出力する。欠陥画素検出回路7では、フレーム読み出し時にはAFE回路4から出力される画像データを用いて、また、フィールド読み出し時には更にとメモリ8から出力される画像データとを用いて欠陥画素を検出する。なお、欠陥画素検出回路7で行われる欠陥画素検出処理については、詳細に後述する。
欠陥画素補正回路9には、メモリ8から出力される現フィールドまたは現フレームの画像データと、欠陥画素検出回路7の欠陥画素検出結果とが入力される。そして、メモリ8からの画像データにCCD3の欠陥画素に起因する画像データ(以下、「欠陥画素データ」と呼ぶ。)が含まれているときには、欠陥画素データを除去する補正を行う。そして、欠陥画素補正回路9により欠陥画素データの補正を施した画像データに対して、重心ずれ補正回路10は後述の重心ずれ補正を行う。次に、カメラ信号処理回路11は、重心ずれ補正された画像データに対して、アパーチャ補正、ガンマ補正、ホワイトバランス等の撮像系のカメラ信号処理を施す。
カメラ信号処理回路11の出力は、ディジタル−アナログ(D/A)変換器12でアナログ信号に変換された後、モニタ13に表示される。これによりユーザは、撮像した画像をモニタリングすることができる。
一方、カメラ信号処理回路11の出力は、符号化回路14へも送られる。入力キー16で画像の記録を指示されると、マイコン17、データバス18を介して符号化回路14を駆動してデータを圧縮し、テープ、カード、ディスク等の記録メディア15に記録する。なお、使用する記録メディア15の種類は特に限るものではなく、撮像装置が適合しているものを適宜使用すればよい。
次に、欠陥画素検出回路7で行われる、本第1の実施形態における欠陥画素検出処理について詳細に説明する。
被写体に夜空に浮かぶ星のような孤立点がある場合、光学LPF2の影響で光学的に高域が除去されるので、AFE回路4の出力は図2に示すように、少しなだらかになり、複数画素にまたがる孤立領域となる。一方、CCD3上に欠陥画素(白キズ)がある場合には、光学LPF2の影響を受けないので、AFE回路4の出力は図3のように1画素のみ信号レベルが突出した孤立点となる。従って、本第1の実施形態では、欠陥画素検出回路7は、図3に示すような孤立点を検出することで欠陥画素データを検出する。
図4に原色ベイヤー配列のCCD3の一部を示す。近年、撮像素子の画素数が増大しているが、静止画撮影の際は時間の制約が無いので、CCD3が多画素であっても、任意の時間をかけて全ての画素を読み出すことができる。これに対し、動画を表示あるいは記録する際は、CCD3の動作速度の制約上、決められた時間(例えばNTSC規格では1/60秒)で全画素を読み出すことは困難である。従って、同期信号発生回路(SSG)6からのフィールドインデックス(FI)、垂直同期信号(VD)、水平同期信号(HD)に基づいてタイミング信号発生回路(TG)5で制御信号を発生させて、以下のようにCCD3を駆動する。即ち、図6に示すように、例えばFIがハイレベルのときは、図5(a)に示すように、0、1、4、5、8、9…ラインというように2ラインおきに画素を読み出す。そして、例えばFIがローレベルのときは、図5(b)に示すように、2、3、6、7、10、11…ラインというように、FIがハイレベルの時に読み出さない画素を、2ラインおきに読み出すようにする。このように制御することで、決められた時間(NTSC規格で1/60秒)以内で全体の半分の画素を読み出せばよいので、CCD3の動作速度の制約を満たすことが可能となる。
つまり、動画記録時、または、静止画記録時のプレビュー画として、リアルタイムに撮像画像をモニタ13に表示する時は、フィールド毎に異なるCCD3の画素を半分ずつ読み出す。なお、入力キー16により、静止画を記録する旨の指示が入力されると、TG5によるCCD3の制御を変更し、図4に示すように全画素を順次読み出して、記録メディア15に静止画を記録する。
静止画撮影の場合には、CCD3の全画素の読み出しを行うため、欠陥画素補正回路7は、得られた画像データから上述した図3に示すような孤立点を検出することで欠陥画素データを検出することができる。これに対し、動画撮影の場合、例えば上述したNTCS規格に準拠した読み出し方式では、各フィールド毎に2ラインおきに画素を読み出すため、静止画と同様の方法で孤立点を検出すると、誤検出を招くことになる。以下にこの点について詳しく説明する。
図7はCCD3の一部画素における信号レベルの一例を示す図である。図7において、A〜Hは横方向の画素位置を示し、0〜7は縦方向の画素位置を示している。
例えば、夜空の星を撮影した場合、黒地に白いパターンが浮かび上がる。この時に得られる画像データの模式図を図7(a)に示す。画素1−Bが欠陥画素(ここでは白キズとする。)であるとすると、画素1−Bから出力される画像データが上述の理由により孤立点となる。一方、他の白い個所(この例では星とする。)は光学LPF2の影響で、水平、垂直方向の少なくとも一方に広がるので、複数の画素に跨るある程度の領域を有する。このとき、図5に示すようにして1フィールドおきに互いに異なるラインを2ラインおきに読み出した場合、FIがハイレベルのとき(以下、FIがハイレベルの時のフィールドを「偶数フィールド」と呼ぶ。)は、図7(b)に示すようになる。また、FIがローレベルのとき(以下、「奇数フィールド」と呼ぶ。)は、図7(c)に示すようになる。
図7(b)では、画素1−Bだけではなく、画素1−Eも孤立点であるように見える。しかしながら、図7(a)で示したように、画素1−Eは実際には孤立点ではなく、欠陥画素ではない。このように、フィールド読み出しの場合、正確に孤立点を検出するためには、連続する2フィールドの画像データを用いて孤立点の検出を行う必要がある。また、図7(c)では、画素1−Bが読み出されないため、孤立点を検出することができない。そのため、以下に説明するようにして孤立領域と孤立点とを識別する。
図8(a)〜(d)は、垂直方向に2画素連続する白画素(輝度値が予め設定した輝度値よりも高い画素)のパターンを4通り示し、各パターンについて、連続するフィールド間でどのように信号値として現れるかを示す図である。なお、水平方向に白画素が2画素以上連続する場合には、垂直方向の連続性を調べなくても孤立点ではないと判断することができるので、ここでは、垂直方向にのみ白画素が連続しているかどうかを確認する場合について説明する。
まず、白領域が図8(a)のパターンIに示す位置にある場合、フィールド毎に半分ずつの画素を読み出すと、連続する3フィールドにおける信号レベルのパターンは図8(b)のようになる。この時は、まず、偶数フィールド(even)において、白画素が偶数ライン(ここでは第0ライン)に現れるので、フィールド内の1ライン下のラインとの連続する2ライン間で白画素が続いているかどうかを調べる。また、白画素が奇数ライン(ここでは第1ライン)に現れた時には、フィールド内の1ライン上のラインとの連続する2ライン間で白画素が続いているかどうかを調べる。白画素が続いている場合には、ライン0、1にある白画素が孤立点ではなく、欠陥画素で無いことが分かる。ここで、白画素が偶数ライン(例えば第4ライン)に現れたときにフィールド内の1ライン上のライン(ここでは第1ライン)を調べたり、奇数ライン(例えば第1ライン)に現れたときにフィールド内の1ライン下のライン(ここでは第4ライン)を調べることはしない。これは、例えば、第1ラインと第4ラインに欠陥画素がある場合に、欠陥画素でないと誤認識してしまうことを避けるためである。
また、白領域が図8(a)のパターンIIIに示す位置にある場合、フィールド毎に半分ずつの画素を読み出すと、連続する3フィールドにおける信号レベルのパターンは図8(d)のようになる。この時は、まず、奇数フィールド(even)において、白画素が偶数ライン(ここでは第2ライン)に現れるので、フィールド内の1ライン下のラインとの連続する2ライン間で白画素が続いているかどうかを調べる。また、白画素が奇数ライン(ここでは第3ライン)に現れた時には、フィールド内の1ライン上のラインとの連続する2ライン間で白画素が続いているかどうかを調べる。白画素が続いている場合には、ライン2、3にある白画素が孤立点ではなく、欠陥画素で無いことが分かる。ここで、白画素が偶数ライン(例えば第6ライン)に現れたときにフィールド内の1ライン上のライン(ここでは第3ライン)を調べたり、奇数ライン(例えば第3ライン)に現れたときにフィールド内の1ライン下のライン(ここでは第6ライン)を調べることはしない。これは、例えば、第3ラインと第6ラインに欠陥画素がある場合に、欠陥画素でないと誤認識してしまうことを避けるためである。
上記パターンI及びパターンIIIの場合には、フィールド内で白画素の連続性を調べることで、白画素が孤立点かどうかを判断することができる。この検索方法を、以下、「フィールド内検索」と呼ぶ。
次に、白領域が図8(a)のパターンIIに示す位置にある場合、フィールド毎に半分ずつの画素を読み出すと、連続する3フィールドにおける信号レベルのパターンは図8(c)のようになる。この時は、まず、偶数フィールド(even)において、白画素が奇数ラインに現れ、次に奇数フィールドにおいて偶数ラインに現れる。この時に、図8(b)及び図8(d)で説明した用にフィールド内検索により白画素の連続性を確認するだけでは、孤立点の誤認識を引き起こしてしまう。つまり、偶数ライン(例えば、第0、第2ライン)とフィールド内の1ライン下(ここでは第1、第3ライン)との連続する2ライン間だけで白画素を調べた場合、ライン1、2にある連続した白領域がそれぞれ孤立点であると誤認識してしまう。同様に、奇数ライン(例えば第1、第3ライン)とフィールド内の1ライン上(ここでは第0、第2ライン)との連続する2ライン間だけで白画素を調べた場合、ライン1、2にある連続した白領域がそれぞれ孤立点であると誤検出されてしまう。そこで、パターンIIの場合には、直前のフィールドにおいて、白画素が検出された偶数ライン(例えば第2ライン)の1ライン上のライン(ここでは第1ライン)のデータを調べることで、ライン1、2にある白画素が2ライン連続していると判別することができる。または白画素が検出された奇数ライン(例えば第1ライン)の1ライン下のライン(第2ライン)のデータを調べることで、ライン1、2にある白画素が2ライン連続していると判別することができる。
また、白領域が図8(a)のパターンIVに示す位置にある場合、フィールド毎に半分ずつの画素を読み出すと、連続する3フィールドにおける信号レベルのパターンは図8(e)のようになる。従って、パターンIIの場合と同様に、この場合もフィールド内検索だけでは、孤立点の誤認識を引き起こしてしまう。そのため、パターンIIと同様に、パターンIVにおいても、直前のフィールドにおいて、直前のフィールドにおいて、白画素が検出された偶数ライン(例えば第4ライン)の1ライン上のライン(ここでは第3ライン)のデータを調べることで、ライン1、2にある白画素が2ライン連続していると判別することができる。または白画素が検出された奇数ライン(例えば第3ライン)の1ライン下のライン(第4ライン)のデータを調べることで、ライン3、4にある白画素が2ライン連続していると判別することができる。
上記パターンII及びパターンIVの場合には、フィールド間で白画素の連続性を調べることで、白画素が孤立点かどうかを判断することができる。この検索方法を、以下、「フィールド間検索」と呼ぶ。
つまり、白画素が現れたラインが偶数ラインの場合、
(1) 1ライン下のラインのデータとフィールド内検索。
(2) 1フィールド前の1ライン上のデータとフィールド間検索。
を行う必要がある。
また、白画素が現れたラインが奇数ラインの場合、
(1) 1ライン上のラインのデータとフィールド内検索。
(2) 1フィールド前の1ライン下のデータとフィールド間検索。
を行う必要がある。
このように、各ケースにおいて、それぞれ(1)、(2)の検索結果、共に2画素続いていないと判断されれば、その点が「孤立点」、即ち、欠陥画素であると判断することができる。
以上の孤立点検出動作を実現可能な欠陥画素補正回路7の動作を図9に、また、その構成を図10に示す。まず、動作について説明する。
ステップS11において、欠陥画素検出回路7は、AFE4から撮影した画像データを入力すると共に、メモリ8から1フィールド前の画像データを入力する。ステップS11で入力した画像データを用いて、ステップS12〜S14で所定の輝度を超える画像データ(白画素)のライン内検索、フィールド内検索、フィールド間検索を行う。ステップS12のライン内検索では、白画素が検出された場合に、水平方向に2画素以上続いているかどうかを判断する。ステップS13では、白画素が検出された場合に、同じフィールド内において、検出されたラインが偶数ラインであれば1ライン下、奇数ラインであれば1ライン上の画素が白画素かどうかを調べる。また、ステップS14では、白画素が検出された場合に、検出されたラインが偶数ラインであれば、1フィールド前の1ライン上、奇数ラインであれば、1フィールド前の1ライン下の画素が白画素かどうかを調べる。
次に、ステップS15において、ライン内で白連続が連続しているかどうかを判断する。連続していればステップS19に進み、調べた白画素が孤立点ではないと決定する。ステップS15でライン内で連続していないと判断された場合、ステップS16に進み、フィールド内で白画素が連続しているかどうかを判断する。連続していればステップS19に進み、調べた白画素が孤立点ではないと決定する。ステップS16でフィールド内で連続していないと判断された場合、ステップS17に進み、フィールド間で白画素が連続しているかどうかを判断する。連続していればステップS19に進んで、調べた白画素が孤立点ではないと決定する。ステップS17でフィールド間でも連続していないと判断された場合、ステップS18に進んで、当該白画素が孤立点であると判断する。即ち、ステップS12〜S14で画像データを調べた結果、ステップS15〜S17の全ての判断において連続していないと判断された場合に、その白画素が孤立点であると判断する。なお、ステップS15〜S17の判断は上述した順番に限るものではなく、また、全てまたはその一部を同時に行っても良い。
ステップS18またはS19で白画素が孤立点であるかどうかを判定後、ステップS20で検索すべき画像データがあるかどうかを判断し、あればステップS11に戻って画像データの読み出しを行い、無ければ孤立点の検索処理を終了する。
図10は、上記処理を実現するための欠陥画素検出回路7の詳細な構成例を示すブロック図である。図10に示す構成では、ステップS15〜S17の判断を同時に行うことが可能な構成を示している。
図10において、701〜704は1水平ライン分、画像データを遅延するためのラインメモリである。ラインメモリ701、703は、AFE4及びメモリ8から出力される画像データが1水平ライン期間遅延して出力する。ラインメモリ702、704は、ラインメモリ701、703から出力された画像データを更に1水平ライン期間遅延して出力する。その結果、ラインメモリ702、704からは2水平ライン期間遅延された画像データが出力される。705はセレクタであり、2水平ライン期間遅延された画像データまたはAFE4から出力される遅延されていない画像データのいずれかを選択する。706もセレクタであり、メモリ8から読み出された信号または、2水平ライン期間遅延された画像データのいずれかを選択する。
セレクタ705、706は、制御信号生成回路707により制御される。制御信号生成回路707はSSG6から、FI、VD、HD信号を入力し、セレクタ705でAFE4の出力とラインメモリ702の何れの出力を選択するかを1水平ライン毎に切り換える制御信号を生成する。具体的には、AFE4から奇数ラインの信号が出力されている時には、セレクタ705が0側(AFE4)を選択し、AFE4から偶数ラインの信号が出力されているときには、1側(ラインメモリ702)を選択するように制御される。また、制御信号生成回路707はセレクタ706がメモリ8とラインメモリ704の何れを出力を選択するかを1フィールド毎に切り換える制御信号も生成する。具体的には、AFE4から偶数フィールドの信号が出力されている時には、セレクタ706が0側を選択し、AFE4から奇数フィールドの信号が出力されているときには、セレクタ706が1側を選択するように制御される。
上記制御により、AFE4、ラインメモリ701〜704、及びセレクタ706及び706から出力される画像データの概念を、ライン単位で図11のタイムチャートに示す。図11のチャート内の数字は、ライン番号を示す。図11(a)は偶数フィールドの時を、また、図11(b)は奇数フィールドの時を示している。
708はライン内孤立パターン検出回路であり、ラインメモリ701により1水平ライン期間遅延された画像データから白画素を検出し、同じラインの前後の画素に白画素が連続していないかどうかを判断する。連続していない場合に限り、論理「ハイ」を出力する(ステップS12に対応)。
709はフィールド内孤立パターン検出回路であり、以下の通り動作する。まず、ラインメモリ701から出力された1水平ライン期間遅延された画像データから白画素を検出する。白画素が検出されると、セレクタ705により選択された画像データが白画素かどうかを判断する。判断の結果、白画素が連続していない場合に限り、論理「ハイ」を出力する(ステップS13に対応)。
具体的には、例えば、図11(a)に示すように、偶数フィールドにおいてAFE4から第4ライン目が出力されているとき、セレクタ705は1側を選択する。従って、フィールド内孤立パターン検出回路709には、ラインメモリ701の出力である第1ラインと、ラインメモリ702の出力である第0ラインが入力される。これにより、第1ラインと第0ライン間で白画素が孤立点であるかどうかを判断することができる。また、例えば、図11(b)に示すように、奇数フィールドにおいてAFE4から第7ラインが出力されているとき、セレクタ705は0側を選択する。従って、フィールド内孤立パターン検出回路709には、ラインメモリ701の出力である第6ラインと、AFE4の出力である第7ラインが入力される。これにより、第6ラインと第7ライン間で白画素が孤立点であるかどうかを判断することができる。
710はフィールド間孤立パターン検出回路であり、以下の通り動作する。まず、ラインメモリ701から出力された1水平ライン期間遅延された画像データから白画素を検出する。白画素が検出されると、セレクタ706により選択された画像データが白画素かどうかを判断する。判断の結果、白画素が連続していない場合に限り、論理「ハイ」を出力する(ステップS14に対応)。
具体的には、例えば、図11(a)に示すように、AFE4から偶数フィールドの画像データが出力されているとき、セレクタ706は0側を選択する。従って、例えば、AFE4から第4ラインの画像データが出力されている場合には、フィールド間孤立パターン検出回路710には、ラインメモリ701の出力である第1ラインと、ラインメモリ704の出力である1フィールド前の第2ラインが入力される。これにより、第1ラインと第2ライン間で白画素が孤立点であるかどうかを判断することができる。また、例えば、図11(b)に示すように、AFE4から奇数フィールドの画像データが出力されているとき、セレクタ706は1側を選択する。従って、例えば、AFE4から第7ラインの画像データが出力されている場合には、フィールド間孤立パターン検出回路710には、ラインメモリ701の出力である第6ラインと、メモリ8の出力である1フィールド前の第5ラインが入力される。これにより、第5ラインと第6ライン間で白画素が孤立点であるかどうかを判断することができる。
なお、フィールド内孤立パターン検出回路709及びフィールド間孤立パターン検出回路710は、検出結果を1画素分遅延してから出力する。これは、ライン内孤立パターン検出回路708において1画素後の画像データの判断が必要になるため、検出結果の出力タイミングが他の検出結果と比較して1画素分遅れるためである。
711はANDゲートであり、ライン内孤立パターン検出回路708、フィールド内孤立パターン検出回路709及びフィールド間孤立パターン検出回路710からの出力が全て論理「ハイ」の場合に、論理「ハイ」を出力する(ステップS15〜S18に対応)。これにより、検出した白画素が孤立点である場合に、その旨を示す信号が出力され、欠陥画素補正回路9に出力される。
欠陥画素補正回路9では、メモリ8と欠陥画素検出回路7からそれぞれ信号を入力し、欠陥画素検出回路7出力がハイレベルのとき、周辺画素で置換するといった公知の手法を用いて、メモリ8から読み出した現フィールドの画像データに欠陥画素補正を施す。なお、必要に応じて、メモリ8の出力と欠陥画素検出回路7の出力の位相を合わせる。
次に、重心ずれ補正回路10で行う重心ずれ補正の動作について説明する。図5で示した通り、フィールド読み出しでは、フィールド毎に2ラインおきに2ラインずつCCD3から画像信号を読み出す。そのため、読み出した画像信号をモニタ13にインターレース表示した場合、図12の左半分に示すように、各フィールドで隙間が生じ、解像度ムラ等を引き起こす。そこで、図12に示すように、読み出しフィールド、ラインにより、同じ色フィルタの配列を持つラインを1:3で足し合わせて補間処理を行うか、読み出したデータをそのまま使うかを切り換えて、各フィールドに対応する信号を1ラインおきに並べる。このことにより、解像度ムラを低減する。
以上説明したCCD3の画素の読み出し、欠陥画素検出回路7、及び、重心ずれ補正回路10の動作は連動して制御される。
上記の通り本第1の実施形態によれば、動画記録時、または、静止画記録時のプレビュー画として、フィールド読み出しを行った場合でも、フィールド内及びフィールド間で孤立点の判断を行うことで、リアルタイムで欠陥画素を検出することが可能となる。従って、撮像装置の使用中に内部温度の変化によって増えた欠陥画素を検出することができる。
なお、孤立点を検出する動作の説明で、図7乃至図12では、黒地の画像から白い孤立点を検出する例を挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、逆に、白地の画像から黒い孤立点を検出する場合に適用することもできる。その場合には、予め設定された輝度値以下の画素を検出し、白画素の代わりに黒画素の連続性を調べる。また、白画素と黒画素を例に挙げているが、孤立点検出は2値化されたデータに限定されるものではなく、多値データを閾値で2値化してから孤立点検索してもよい。あるいは多値データのデータ間の差分をとり、その絶対値を用いて孤立点検索をしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、CCDの色フィルタの例として原色フィルタを示したが、本発明はこれに限るものではなく、補色フィルタ等であってもよい。
また、上記第1の実施形態では、撮像装置として、動画及び静止画の撮影が可能なデジタルカメラを例に挙げて説明した。しかしながら、本発明はこれに限るものではなく、動画または静止画のみを撮影可能なデジタルカメラに適用することも可能である。また、入射する光学像をエリアセンサなどの2次元配列された固体撮像素子を用いて光電変換により電気的な画像として取得するものであって、フィールド読み出しするものであれば、本発明を適用することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図14は、本第2の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。上記第1の実施形態で図1を参照して説明した撮像装置の構成とは、動きベクトル検出回路19を設けた点が異なる。なお、図1と同様の機能を有する構成には同じ参照番号を付し、説明を省略する。
動きベクトル検出回路19でAFE回路4の出力データからフィールド間、もしくはフレーム間の動きベクトルを求め、求めた動きベクトル値を、データバス18を介してマイコン17に送る。
次に、図14のフローチャートを参照して、本第2の実施形態における欠陥画素の検出及び補正処理の制御動作について説明する。動作を開始すると、マイコン17は動きベクトル検出回路19から動きベクトル値を取得して(ステップS21)、予め設定した所定値と比較する(ステップS22)。動きベクトル値が所定値以下であれば、欠陥画素検出回路7を作動させて、上記第1の実施形態で図9を参照して説明した欠陥画素検出動作、即ち、孤立点の検出を行う(ステップS23)。次に、ステップS23における孤立点検出結果に基づき、欠陥画素補正回路9で孤立点の除去を行い、欠陥画素データの補正を行う(ステップS24)。
一方、動きベクトル値が所定量以上であれば(ステップS22でNO)、欠陥画素検出回路7の動作を止め、孤立点検出動作を行わないようにする。
次に、ステップS25で制御動作を終了するかどうか判断し、継続するならばステップS21に戻って次の動きベクトルを取得し、継続しないならば、当該処理を終了する。
上記の通り本第2の実施形態によれば、画像データのフィールド間の動きが小さい時にのみ、欠陥画素検出を行う。これにより、第1の実施形態で説明したフィールド間孤立点判定を行う際に、画像データが動いたことにより生ずるパターンの変化を、孤立点として誤判別することを防ぐことができる。その結果、欠陥画素補正の精度を向上させることができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図15は、本第3の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。図15に示す構成は、図13の動きベクトル検出回路19の代わりにジャイロセンサ20を設けた点が第2の実施形態と異なる。上記第2の実施形態では、撮像して得られた画像に基づいて動きベクトル検出回路19で被写体の動きを検出し、その大小で欠陥画素検出回路7を制御した。これに対し、本第3の実施形態では、ジャイロセンサ20で図15の撮像装置全体の動き量を検出する。そして、ジャイロセンサ20で取得した動き量のデータを、データバス18を介してマイコン15に送出する。他の動作は、第2の実施形態と同様に図14のフローチャートに基づいて行われるが、本第3の実施形態ではステップS22において動きベクトル値の代わりに、動き量を所定値と比較する。
上記の通り本第3の実施形態によれば、撮像装置の動きが小さい時にのみ、欠陥画素検出を行う。これにより、第1の実施形態で説明したフィールド間孤立点判定を行う際に、撮像装置が動いたことにより生ずるパターンの変化を、孤立点と誤判別することを防ぐことができる。その結果、欠陥画素補正の精度を向上させることができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図16は、本第4の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。図16に示す構成は、図13の動きベクトル検出回路19や図15のジャイロセンサ20の代わりに三脚取り付け端子21を設けた点が異なる。本第4の実施形態では、三脚取り付け端子21の状態を、例えばインピーダンスの状態から検知して、データバス18を介してマイコン15に送出する。そして、三脚取り付け端子21に不図示の三脚が装着されているときにのみ、マイコン15の指示で孤立点の検出を行う。
図17は、本第4の実施形態の撮像装置における欠陥画素の検出及び補正処理の制御動作を示すフローチャートである。図14のフローチャートに示す動作とは、ステップS21及びS22において動きベクトル値を求めて所定値とを比較する代わりに、ステップS31において三脚取り付け端子の状態を取得するところが異なる。他の動作は、図14に示す動作と同様であるため、同じ参照番号を付して説明を省略する。
上記の通り本第4の実施形態によれば、三脚を装着すると手ブレの影響がなくなるので、撮像装置が動いたことにより生ずる画像パターンの変化を、孤立点と誤判別することを防ぐことができる。その結果、欠陥画素補正の精度を向上させることができる。
なお、上記第1〜第4の実施形態においては、フィールド読み出し時に2フィールドでCCD3の全画素を読み出す場合について説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、2ライン読み出して4ライン飛ばすようにして、3フィールドかけて全画素を読み出したり、2ライン読み出して6ライン飛ばすようにして、4フィールドかけて全画素を読み出す等、3フィールド以上かけて全画素を読み出す場合にも適用可能である。
<他の実施形態>
なお、上記実施の形態では、欠陥画素の検出をハードウエアにより実現する場合について説明したが、その全部またはその一部をソフトウェアにより実現することも可能である。
その場合、まず、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、以下のようにして達成することも可能である。即ち、読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合である。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。また、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのコンピュータネットワークを、プログラムコードを供給するために用いることができる。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 被写体に孤立点がある場合の画素位置に対する信号レベルの概念を示す図である。 撮像素子に欠陥画素がある場合の画素位置に対する信号レベルの概念を示す図である。 CCDの全画素読み出しの概念を表す図である。 CCDのフィールド読み出しの概念を表す図である。 CCDのフィールド読み出しのタイミングを表すタイミングチャートである。 孤立領域及び孤立点、及び間引き読み出しされた孤立領域及び孤立点の一例を表す図である。 垂直方向に連続する孤立領域の形状及び間引き読み出しされた連続する3フィールドにおける孤立領域の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における孤立点判定動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における欠陥画素検出回路の内部構成の一例を表すブロック図である。 本発明の実施の形態における欠陥画素検出回路の各構成の出力を表すタイムチャートである。 本発明の実施の形態における重心ずれ補正の原理を表す図である。 本発明の第2の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2及び第3の実施形態における欠陥画素の検出及び補正処理の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態における欠陥画素の検出及び補正処理の制御動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 レンズ
2 光学LPF
3 撮像素子
4 アナログフロントエンド
5 タイミング信号発生回路
6 同期信号発生回路
7 欠陥画素検出回路
8 メモリ
9 欠陥画素補正回路
10 重心ずれ補正回路
11 カメラ信号処理回路
12 D/A変換器
13 モニタ
14 符号化回路
15 記録メディア
16 入力キー
17 マイコン
18 データバス
701〜704 ラインメモリ
705、706 セレクタ
708 ライン内孤立パターン検出回路
709 フィールド内孤立パターン検出回路
710 フィールド間孤立パターン検出回路
711 ANDゲート

Claims (8)

  1. 入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、
    前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力するように前記撮像手段を駆動する駆動手段と、
    前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタと、
    前記撮像手段から出力される画像信号に基づいて、前記撮像手段の欠陥画素を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正手段と、
    前記撮像手段からフィールド毎に読み出しパターンを変えて得られた最新フィールドの画像信号と、次に新しいフィールドの画像信号とに基づいて、被写体の動き量を検出する動き検出手段と、
    前記検出された動き量が予め設定された動き量よりも小さい場合に前記検出手段を駆動し、大きい場合に前記検出手段を制止する手段とを有し、
    前記検出手段は、フィールド毎に読み出しパターンを変えて前記画像信号が出力された場合、フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づき、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出することを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像装置であって、
    入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、
    前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力するように前記撮像手段を駆動する駆動手段と、
    前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタと、
    前記撮像手段から出力される画像信号に基づいて、前記撮像手段の欠陥画素を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正手段と、
    前記撮像装置の揺れを検出する揺れ検出手段と、
    前記検出された前記撮像装置の揺れが予め設定された揺れよりも小さい場合に前記検出手段を駆動し、大きい場合に前記検出手段を制止する手段とを有し、
    前記検出手段は、フィールド毎に読み出しパターンを変えて前記画像信号が出力された場合、フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づき、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出することを特徴とする撮像装置。
  3. 入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、
    前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力するように前記撮像手段を駆動する駆動手段と、
    前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタと、
    前記撮像手段から出力される画像信号に基づいて、前記撮像手段の欠陥画素を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正手段と
    脚を取り付けるための三脚取り付け手段と、
    三脚が前記三脚取り付け手段に取り付けられているかどうかを検知する三脚検知手段と、
    前記三脚検知手段が三脚が取り付けられている状態を検知した場合に前記検出手段を駆動し、検知していない場合に前記検出手段を制止する手段とを有し、
    前記検出手段は、フィールド毎に読み出しパターンを変えて前記画像信号が出力された場合、フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づき、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出することを特徴とする撮像装置。
  4. 前記検出手段は、
    前記予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、フィールド内の水平方向で連続しているかどうかを判断するライン内検出手段と、
    前記予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、フィールド内の垂直方向で連続しているかどうかを判断するフィールド内検出手段と、
    前記予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、フィールド間の垂直方向で連続しているかどうかを判断するフィールド間検出手段と、
    前記ライン内検出手段と、前記フィールド内検出手段と、前記フィールド間検出手段の何れにおいても連続していないと判断された場合に、当該画素を欠陥画素として決定する決定手段と
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタとを有する撮像装置における欠陥画素処理方法であって、
    前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力する撮像工程と、
    前記撮像工程で前記撮像手段から出力された前記フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づいて、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出する検出工程と、
    前記検出工程で検出された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正工程と、
    前記撮像工程で前記撮像手段から出力された最新フィールドの画像信号と、次に新しいフィールドの画像信号とに基づいて、被写体の動き量を検出する動き検出工程と、
    前記検出された動き量が予め設定された動き量よりも小さい場合に前記検出工程を実行し、大きい場合に前記検出工程の実行を制止する工程と
    を有することを特徴とする欠陥画素処理方法。
  6. 入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタとを有する撮像装置における欠陥画素処理方法であって、
    前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力する撮像工程と、
    前記撮像工程で前記撮像手段から出力された前記フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づいて、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出する検出工程と、
    前記検出工程で検出された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正工程と、
    前記撮像装置の揺れを検出する揺れ検出工程と、
    前記検出された前記撮像装置の揺れが予め設定された揺れよりも小さい場合に前記検出工程を実行し、大きい場合に前記検出工程の実行を制止する工程と
    を有することを特徴とする欠陥画素処理方法。
  7. 入射する被写体光を光電変換し、画像信号を出力する複数の画素から成る撮像手段と、前記撮像手段よりも被写体側に配置された光学ローパスフィルタと、三脚を取り付けるための三脚取り付け手段とを有する撮像装置における欠陥画素処理方法であって、
    前記撮像手段から、フィールド毎に読み出しパターンを変えて画像信号を出力する撮像工程と、
    前記撮像工程で前記撮像手段から出力された前記フィールド内及び連続する2フィールド間の画像信号に基づいて、予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、前記撮像手段の画素の並び順において2画素以上連続しない場合に、当該画素を前記撮像手段の欠陥画素として検出する検出工程と、
    前記検出工程で検出された欠陥画素から出力された画像信号を補正する補正工程と、
    三脚が前記三脚取り付け手段に取り付けられているかどうかを検知する三脚検知工程と、
    前記三脚検知工程で三脚が取り付けられている状態を検知した場合に、前記検出工程を実行し、検知していない場合に前記検出工程の実行を制止する工程と
    を有することを特徴とする欠陥画素処理方法。
  8. 前記検出工程では、
    前記予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、フィールド内の水平方向で連続しているかどうかを判断するライン内検出工程と、
    前記予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、フィールド内の垂直方向で連続しているかどうかを判断するフィールド内検出工程と、
    前記予め設定された第1の値よりも高いか、または、前記第1の値より低い第2の値よりも低い画像信号を出力した画素が、フィールド間の垂直方向で連続しているかどうかを判断するフィールド間検出工程と、
    前記ライン内検出工程と、前記フィールド内検出工程と、前記フィールド間検出工程の何れにおいても連続していないと判断された場合に、当該画素を欠陥画素として決定する決定工程と
    を有することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の欠陥画素処理方法。
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