JPH08194825A - 輪郭情報抽出装置 - Google Patents

輪郭情報抽出装置

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JPH08194825A
JPH08194825A JP7004075A JP407595A JPH08194825A JP H08194825 A JPH08194825 A JP H08194825A JP 7004075 A JP7004075 A JP 7004075A JP 407595 A JP407595 A JP 407595A JP H08194825 A JPH08194825 A JP H08194825A
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Japan
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JP7004075A
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English (en)
Inventor
Akihiro Yanai
明弘 柳井
Nobuo Hayashi
伸夫 林
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極座標を用いて容易に図形の輪郭を抽出す
る。 【構成】 撮影装置11でラスタスキャン画像81が撮
影され、各画素の画像信号は2次元座標抽出回路13で
2次元座標が抽出され、極座標変換回路15で対象領域
A内の任意の点を中心点Oとする極座標に変換される。
各画素のレベルは対象領域A内はg(r,θ)=1、A
外はg(r,θ)=0で表わされる。制御回路17で中
心角θごとにレベルがg(r,θ)=1である画素の中
心点Oからの距離rが比較され、中心点Oから遠い点の
距離rがデータとしてメモリ19に記憶される。これら
の処理を画面全範囲に実行すると、最後にメモリ19に
残るデータは各アドレスに対応する中心角θについて中
心点Oから最も遠い点の距離となる。これは輪郭画素の
座標でありアドレス順に読出せば輪郭をなぞった順の輪
郭点が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪郭情報抽出装置に関
し、特に極座標を用いてラスタスキャン画像の輪郭を抽
出する輪郭情報抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のマスク走査によるラスタ
スキャン画像に含まれるある画像領域Aの2次元座標系
における輪郭情報の抽出方法を示す図である。
【0003】図8を参照して、縦3画素、横3画素の大
きさのマスク83を画面81全体に対して走査する。マ
スク83の中央にある画素(中央画素)85が輪郭を求
める画像領域Aに含まれる画素であり、かつ、マスク8
3内の他の画素の中に画像領域A以外の画素がある場合
に、マスク83の中央画素85を輪郭画素であると判定
する。これはよく用いられる方法であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法によれば、特開昭57−11786の図で指摘されて
いるように、ハードウェアが複雑になるばかりでなく、
処理時間が短縮できないという問題点があった。また、
輪郭情報を抽出した結果は、輪郭をなぞった順には得ら
れないため、輪郭をなぞった順に並べ変える必要が生じ
るという問題点があった。
【0005】これらの問題点を解決するために、輪郭追
跡法による輪郭情報抽出がいろいろ提案されている。そ
の1つとして、たとえば上記特開昭57−11786号
公報に示される図形の輪郭座標抽出方式があり、この方
式によればノイズに不感な輪郭抽出を実現でき、その輪
郭情報抽出結果は追跡順に並んでいる。しかしながら、
テレビジョン信号など一般に用いられているラスタスキ
ャン画像を一旦メモリに蓄えなければ処理ができないと
いう問題点があった。
【0006】さらに、特開平2−91778のように、
たとえば形状の一致を判定するのに輪郭の極座標表現を
用いる場合には、図8や特開昭57−11786号公報
のように2次元座標表現で輪郭情報を抽出した後、得ら
れた2次元座標表現の輪郭情報を極座標に変換しなけれ
ばならず不便であるという問題点があった。
【0007】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、極座標表現を用いて容易に輪郭を
抽出することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る輪郭情報
抽出装置は、領域内に設けられた図形の輪郭を抽出する
輪郭情報抽出装置であって、図形の内部は第1の色で表
わされ、図形の外部は第1の色と異なる色で表わされ、
第1の色と第1の色と異なる色との境界で輪郭が規定さ
れ、領域の内部に基準点を設定する設定手段と、基準点
を中心点として領域内の任意の点を極座標に変換する変
換手段と、領域内で第1の色および第1の色と異なる色
の相違を基に図形内の点を検出する検出手段と、検出さ
れた図形内の点のうち中心点からの距離が最遠となる点
を極座標の中心角ごとに抽出する抽出手段とを設けたも
のである。
【0009】請求項2に係る輪郭情報抽出装置は、領域
内に設けられた図形の輪郭を抽出する輪郭情報抽出装置
であって、図形の内部は第1の色で表わされ、図形の外
部は第1の色と異なる色で表わされ、第1の色と第1の
色と異なる色との境界で輪郭が規定され、領域の内部に
基準点を設定する設定手段と、基準点を中心点として領
域内の任意の点を極座標に変換する変換手段と、領域内
で第1の色および第1の色と異なる色の相違を基に図形
外の点を検出する検出手段と、検出された図形外の点の
うち中心点からの距離が最小となる点を極座標の中心角
ごとに抽出する抽出手段とを設けたものである。
【0010】請求項3に係る輪郭情報抽出装置は、請求
項1または2の輪郭情報抽出装置において、上記抽出手
段は、領域内の任意の点と中心点との距離を中心角ごと
に比較する比較手段を設けたものである。
【0011】請求項4に係る輪郭情報抽出装置は、請求
項1または3の輪郭情報抽出装置において、抽出された
中心点からの距離が最遠となる点の極座標および情報を
記憶する記憶手段を設けたものである。
【0012】請求項5に係る輪郭情報抽出装置は、請求
項2または3の輪郭情報抽出装置において、抽出された
中心点からの距離が最小となる点の極座標および情報を
記憶する記憶手段を設けたものである。
【0013】
【作用】請求項1に係る輪郭情報抽出装置においては、
図形の内部は第1の色で表わされ、図形の外部は第1の
色と異なる色で表わされ、第1の色と第1の色と異なる
色との境界で輪郭が規定され、領域の内部に基準点が設
定され、基準点を中心点として領域内の任意の点が極座
標に変換され、領域内で第1の色および第1の色と異な
る色の相違を基に図形内の点が検出され、検出された図
形内の点のうち中心点からの距離が最遠となる点が極座
標の中心角ごとに抽出されるので、中心角ごとにその中
心点からの距離が最遠となる点を上記図形の輪郭として
抽出することができる。
【0014】請求項2に係る輪郭情報抽出装置において
は、図形の内部は第1の色で表わされ、図形の外部は第
1の色と異なる色で表わされ、第1の色と第1の色と異
なる色との境界で輪郭が規定され、領域の内部に基準点
が設定され、基準点を中心点として領域内の任意の点が
極座標に変換され、領域内で第1の色および第1の色と
異なる色の相違を基に図形外の点が検出され、検出され
た図形外の点のうち中心点からの距離が最小となる点が
極座標の中心角ごとに抽出されるので、中心角ごとにそ
の中心点からの距離が最小となる点を上記図形の輪郭と
して抽出することができる。
【0015】請求項3に係る輪郭情報抽出装置において
は、請求項1または2の輪郭情報抽出装置において、領
域内の任意の点と中心点との距離が中心角ごとに比較さ
れるので、図形内の各点について中心点からの距離を中
心角ごとにそれぞれ比較することにより中心点からの距
離が最遠あるいは最小となる点を抽出することができ
る。
【0016】請求項4に係る輪郭情報抽出装置において
は、請求項1または3の輪郭情報抽出装置において、抽
出された中心点からの距離が最遠となる点の極座標およ
び情報が記憶される。
【0017】請求項5に係る輪郭情報抽出装置において
は、請求項2または3の輪郭情報抽出装置において、抽
出された中心点からの距離が最小となる点の極座標およ
び情報が記憶される。
【0018】したがって、領域全体について処理を行な
った後、中心角順に読出せば、輪郭をなぞった順に輪郭
点を得ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0020】図1は、本発明の実施例の輪郭情報抽出装
置のブロック図である。図1を参照して、輪郭情報抽出
装置は、任意の物体または図形(以下、対象領域と呼
ぶ)Aを撮影する撮影装置11と、撮影により得られた
ラスタスキャン画像信号の2次元座標を抽出する2次元
座標抽出回路13と、抽出された2次元座標を極座標に
変換する極座標変換回路15と、中心角ごとに極座標の
中心点からの距離が最遠となる対象領域A内の画素をメ
モリ19に書込制御する制御回路17とを含む。
【0021】撮影11は2次元座標抽出回路13に接続
されている。2次元座標抽出回路13は極座標変換回路
15に接続されている。極座標変換回路15は制御回路
17に接続されている。制御回路17はメモリ19に接
続されている。
【0022】図2は、本発明の図1の輪郭情報抽出装置
の動作を示すフローチャートである。
【0023】図2のフローチャートを用いて図1の動作
を説明する。ステップS201(以下、ステップを略
す)では、カメラなどの撮影装置11により輪郭を抽出
するべき物体または図形(対象領域)Aが撮影される。
S203では、S201の撮影により得られたラスタス
キャン画像の画像信号は2次元座標抽出回路13におい
て画素ごとに順次2次元座標が抽出される。これによ
り、処理画素の2次元座標(x,y)が表わされる。ま
た、2次元関数(f)(x,y)は処理画素のレベルを
表わし、画面81内の画素の2次元座標(x,y)が対
象領域A内であるならば1、対象領域A外であるならば
0とする。
【0024】図3は、本発明の実施例の輪郭情報抽出装
置の2次元座標抽出回路13によりラスタスキャン画像
を2次元座標系で表わした図である。
【0025】図3を参照して、画素a,bの座標は、そ
れぞれ2次元座標を用いて(x1 ,y1 ),(x2 ,y
2 )と表わされ、そのレベルは、画素aがf(x1 ,y
1 )=1、画素bがf(x2 ,y2 )=0と2次元関数
で表わされる。
【0026】S205では、2次元座標抽出回路13に
より抽出された各画素の2次元座標情報は、極座標変換
回路15により極座標に変換される。この極座標により
中心角θと中心点Oから各画素までの距離rとが表わさ
れる。
【0027】図4は、本発明の実施例の輪郭情報抽出装
置の極座標変換回路15により2次元座標を極座標に変
換した様子を示す図である。
【0028】図4を参照して、画面81において、対象
領域A内の任意の点を中心点Oとして、図3の画素a,
bはそれぞれ極座標(θ1 ,r1 ),(θ2 ,r2 )に
変換される。対象領域A内の画素aのレベルはg
(θ1 ,r1 )=1、画素bのレベルはg(θ2
2 )=0のように極座標関数で表わされる。極座標変
換回路15から情報として中心角θと中心点Oから画素
までの距離rと画素のレベルg(θ,r)が制御回路1
7に出力される。
【0029】S207では、制御回路17により極座標
関数g(θ,r)=1である画素であって中心点Oから
の距離rが最遠となる画素が中心角θごとに探索され
る。
【0030】図5は、本発明の実施例の輪郭情報抽出装
置の制御回路17における制御動作を示すフローチャー
トである。
【0031】図5のフローチャートを用いて制御回路1
7の動作を説明する。図5を参照して、S401では、
処理の準備として、メモリ19の内容がすべて初期化し
て0にされる。S503では、各画素の処理を終了する
か否かが決定される。S503で処理を終了すると決定
するとENDへジャンプする。S503で処理を開始す
ると決定すると、S205で、その画素における極座標
情報(中心角θ,中心点Oから画素までの距離r,画素
のレベルg(r,θ))がメモリ19にサンプルされ
る。メモリ19には、極座標の中心角θがアドレス、中
心点Oから画素までの距離rがデータとして記憶されて
いる。
【0032】S507で、S505でサンプルされた画
素について極座標関数g(θ,r)の値が1ならば、S
509でメモリ19のアドレスθに予め書込まれている
データM(θ)が読出される。S507で極座標関数g
(θ,r)の値が0ならば、その画素は対象領域A外の
画素であるから書込は行なわれず次の画素に進む。
【0033】S511では、S509で読出されたデー
タM(θ)とこれから書込もうとする距離データrとが
比較される。S511で、データrがデータM(θ)よ
りも小さければ、これから書込もうとしている画素の方
が中心点Oに近いので書込は行なわれない。S511で
データrがデータM(θ)よりも大きければ、これから
書込もうとしている画素の方が中心点Oから遠くすなわ
ち輪郭寄りに存在するまで、S513でアドレスθにデ
ータrが書込まれる。そして、S503に戻り次の画素
について処理を継続するならば上記のステップを繰返
し、処理を終了するならばENDへ進む。
【0034】S507で極座標関数g(θ,r)の値が
0ならば、その画素は対象領域A外の画素であるから書
込は行なわれず次の画素に進む。
【0035】これらの処理を画面全範囲に実行すること
により、S207で最後にメモリ19に残るのは、各ア
ドレスに対応する中心角θの画素の中で中心点Oから最
も遠い点の中心点Oからの距離となる。これは輪郭画素
の座標を表わすので、メモリ19に残されたデータは輪
郭を表わす画素の座標の集合となる。得られた集合は重
複座標で表現されているため、アドレス順すなわち中心
角順に読出せば輪郭をなぞった順の輪郭点が得られる。
【0036】なお、メモリ19を考えられる最大値で初
期化しておき、対象領域外の点に関して、既に書込まれ
ている値と比較して小さければ書込を実行しても同様の
効果が得られる。
【0037】メモリ19のアドレスθに予め書込まれて
いるデータM(θ)は、極座標の中心点Oからの距離が
最遠となる画素を輪郭として抽出するときは0を書込ん
でおく。一方、極座標の中心点Oからの距離が最小とな
る画素を輪郭として抽出するときは大きな値(たとえ
ば、領域の対角線の長さ)を書込んでおく。
【0038】この場合、図形外の点からなる輪郭情報が
得られるので、図形の輪郭情報を得るために、さらに1
画素分内側の値を再抽出してもよい。
【0039】上記の実施例では、理想的な準凸図形すな
わち極座標表現が一価の関数になる形状を対象として説
明してきた。
【0040】図6は、極座標表現が多価の関数になるよ
うな形状(対象領域)Bの輪郭を抽出する場合の図であ
る。
【0041】図6を参照して、極座標表現が多価の関数
になるような形状Bの場合には、中心点Oからの最遠点
を輪郭として処理することになる。
【0042】図7は、極座標表現が多価の関数になるよ
うな形状Bの輪郭を抽出する場合、その重心を極座標系
の中心点Oとした図である。
【0043】図7を参照して、極座標系における中心点
Oは、重心などを用いると形状認識などに都合がよい
が、そういった点が形状B外である場合であっても形状
を準凸図形として近似して処理される。
【0044】以上のような輪郭情報抽出装置によれば、
輪郭を抽出するべき対象領域内の各画素について中心点
からの距離を中心角ごとにそれぞれ比較することにより
中心点からの距離が最遠となる点を対象領域の輪郭とし
て抽出することができる。したがって、極座標を用いて
容易に対象領域の輪郭を抽出することが可能となる。
【0045】また、対象の図形が非常に複雑な形状であ
っても、その輪郭の外形を比較的容易に得ることができ
る。
【0046】得られた輪郭情報は極座標表現になってい
るため、形状の認識や図形の識別などに容易に適用する
ことができ、複数の図形の一致度などを判別する際に応
用することができる。
【0047】さらに、輪郭情報を抽出するとき、一旦、
全画像情報を画像メモリに蓄える必要がなく、1画面を
走査する間に確実に輪郭情報を抽出できるため、対象領
域の輪郭を高速に抽出することができる。また、記憶容
量の大きなものは必要ないので、装置を安価に構成する
ことができる。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1の輪郭情報抽出装置に
おいては、領域内に設けられた図形の輪郭を抽出する輪
郭情報抽出装置であって、図形の内部は第1の色で表わ
され、図形の外部は第1の色と異なる色で表わされ、第
1の色と第1の色と異なる色との境界で輪郭が規定さ
れ、領域の内部に基準点が設定され、基準点を中心点と
して領域内の任意の点が極座標に変換され、領域内で第
1の色および第1の色と異なる色の相違を基に図形内の
点が検出され、検出された図形内の点のうち中心点から
の距離が最遠となる点が極座標の中心角ごとに抽出され
るので、中心角ごとにその中心点からの距離が最遠とな
る点を上記図形の輪郭として抽出することができる。
【0049】請求項2に係る輪郭情報抽出装置において
は、図形の内部は第1の色で表わされ、図形の外部は第
1の色と異なる色で表わされ、第1の色と第1の色と異
なる色との境界で輪郭が規定され、領域の内部に基準点
が設定され、基準点を中心点として領域内の任意の点が
極座標に変換され、領域内で第1の色および第1の色と
異なる色の相違を基に図形外の点が検出され、検出され
た図形外の点のうち中心点からの距離が最小となる点が
極座標の中心角ごとに抽出されるので、中心角ごとにそ
の中心点からの距離が最小となる点を上記図形の輪郭と
して抽出することができる。
【0050】本発明の請求項3の輪郭情報抽出装置にお
いては、請求項1または2の輪郭情報抽出装置におい
て、抽出手段は、領域内の任意の点と中心点との距離が
中心角ごとに比較されるので、図形内の各点について中
心点からの距離を中心角ごとにそれぞれ比較することに
より中心点からの距離が最遠あるいは最小となる点を抽
出することができる。
【0051】その結果、極座標を用いて容易に図形の輪
郭を抽出することが可能となる。請求項4に係る輪郭情
報抽出装置においては、請求項1または3の輪郭情報抽
出装置において、抽出された中心点からの距離が最遠と
なる点の極座標および情報が記憶される。
【0052】請求項5に係る輪郭情報抽出装置において
は、請求項2または3の輪郭情報抽出装置において、抽
出された中心点からの距離が最小となる点の極座標およ
び情報が記憶される。
【0053】したがって、領域全体について処理を行な
った後、中心角順に読出せば、輪郭をなぞった順に輪郭
点を得ることができる。
【0054】その結果、輪郭をなぞった順に、容易に短
時間で輪郭点をつなぎ合わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の輪郭情報抽出装置のブロック
図である。
【図2】本発明の実施例の図1の輪郭情報抽出装置の動
作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例の輪郭情報抽出装置の2次元座
標変換回路13によりラスタスキャン画像を2次元座標
系で表わした図である。
【図4】本発明の実施例の輪郭情報抽出装置の極座標変
換回路15により2次元座標を極座標に変換した様子を
表わす図である。
【図5】本発明の実施例の輪郭情報抽出装置の制御回路
17における制御動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施例の輪郭情報抽出装置およびその
抽出方法を用いて極座標表現が多価の関数になるような
形状Bの輪郭を抽出する場合の図である。
【図7】本発明の実施例の輪郭情報抽出装置およびその
抽出方法を用いて極座標表現が多価の関数になるような
形状Bの輪郭を抽出する場合にその重心を極座標系の中
心点Oとした図である。
【図8】従来のマスク走査によるラスタスキャン画像に
含まれるある画像領域Aの2次元座標系における輪郭情
報の抽出方法を示す図である。
【符号の説明】
15 極座標変換回路 17 制御回路 19 メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 領域内に設けられた図形の輪郭を抽出す
    る輪郭情報抽出装置であって、前記図形の内部は第1の
    色で表わされ、前記図形の外部は前記第1の色と異なる
    色で表わされ、前記第1の色と前記第1の色と異なる色
    との境界で前記輪郭が規定され、 前記領域の内部に基準点を設定する設定手段と、 前記基準点を中心点として前記領域内の任意の点を極座
    標に変換する変換手段と、 前記領域内で前記第1の色および第1の色と異なる色の
    相違を基に前記図形内の点を検出する検出手段と、 検出された前記図形内の点のうち前記中心点からの距離
    が最遠となる点を前記極座標の中心角ごとに抽出する抽
    出手段とを含む輪郭情報抽出装置。
  2. 【請求項2】 領域内に設けられた図形の輪郭を抽出す
    る輪郭情報抽出装置であって、前記図形の内部は第1の
    色で表わされ、前記図形の外部は前記第1の色と異なる
    色で表わされ、前記第1の色と前記第1の色と異なる色
    との境界で前記輪郭が規定され、 前記領域の内部に基準点を設定する設定手段と、 前記基準点を中心点として前記領域内の任意の点を極座
    標に変換する変換手段と、 前記領域内で前記第1の色および第1の色と異なる色の
    相違を基に前記図形外の点を検出する検出手段と、 検出された前記図形外の点のうち前記基準点からの距離
    が最小となる点を前記極座標の中心角ごとに抽出する抽
    出手段とを含む輪郭情報抽出装置。
  3. 【請求項3】 前記抽出手段は、前記領域内の任意の点
    と前記中心点との距離を前記中心角ごとに比較する比較
    手段を含む請求項1または2に記載の輪郭情報抽出装
    置。
  4. 【請求項4】 抽出された前記中心点からの距離が最遠
    となる点の極座標および情報を記憶する記憶手段を含む
    請求項1または3に記載の輪郭情報抽出装置。
  5. 【請求項5】 抽出された前記中心点からの距離が最小
    となる点の極座標および情報を記憶する記憶手段を含む
    請求項2または3に記載の輪郭情報抽出装置。
JP7004075A 1995-01-13 1995-01-13 輪郭情報抽出装置 Withdrawn JPH08194825A (ja)

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