JP2000196360A - 圧電発振器 - Google Patents

圧電発振器

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JP2000196360A
JP2000196360A JP10372503A JP37250398A JP2000196360A JP 2000196360 A JP2000196360 A JP 2000196360A JP 10372503 A JP10372503 A JP 10372503A JP 37250398 A JP37250398 A JP 37250398A JP 2000196360 A JP2000196360 A JP 2000196360A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浮遊容量の小さな構造により、小形で周波数
制御範囲の広い圧電発振器を提供する。 【解決手段】 半導体チップ60に2つのスルーホール
62を設け、このスルーホール62に充填した配線パタ
ーン65を通して半導体チップ60の回路形成面上の発
振回路の入力側と出力側を裏面の電極61に接続する。
この電極61に、導電性接着剤81を介して水晶振動子
10を接続する。これにより、水晶振動子10を半導体
チップ60上の発振回路に短距離で接続することが可能
になり、配線パターン65による浮遊容量を抑え、小形
で周波数制御範囲の広い電圧制御水晶発振器等の圧電発
振器が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水晶振動子等の圧
電振動子を使用する圧電発振器、特に制御電圧によって
発振周波数を制御することができる電圧制御水晶発振器
(以下、「VCXO」という)等の圧電発振器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2(a),(b)は、従来の温度補償
型のVCXOの一例を示す構成図であり、同図(a)は
回路図、及び同図(b)は構造を示す断面図である。こ
のVCXOは、図2(a)に示すように、水晶振動子1
0、この水晶振動子10を駆動して発振する発振回路2
0、及び電源電圧安定用のキャパシタ31,32を備え
ている。また、このVCXOは、それぞれ電源電圧VD
D及び接地電圧VSSが与えられる端子41,42、周
波数制御用の制御電圧VCが与えられる端子43、及び
発振信号OUTを出力する端子44を有している。端子
41,42は内部電源電圧として一定電圧Vregを生
成する電源部21に接続され、この電源部21の出力側
に、制御部22、インバータ23、及びバッファアンプ
24が接続されている。制御部22は、制御電圧VCと
周囲温度とに応じて負荷容量を制御するための内部制御
電圧VIを生成するものである。インバータ23は、水
晶振動子10を駆動して所定の発振周波数を出力するも
のであり、このインバータ23の入出力側に水晶振動子
10と帰還抵抗25とが並列に接続されている。更に、
インバータ23の入力側は、負荷用のキャパシタ26の
一端に接続され、このキャパシタ26の他端がNチャネ
ルMOSトランジスタ(以下、「NMOS」という)2
7のドレインに接続されている。NMOS27のソース
は端子43の接地電圧VSSに接続され、このNMOS
27のゲートに制御部22からの内部制御電圧VIが与
えられるようになっている。インバータ23の出力側と
接地電圧VSSとの間には、負荷用のキャパシタ28が
接続されている。また、インバータ23の出力側にはバ
ッファアンプ24が接続され、このバッファアンプ24
の出力側が端子44に接続されている。
【0003】端子41,42の間には、入力電源の安定
化のためのキャパシタ31が接続され、電源部21の出
力側と端子42との間には、内部電源電圧の安定化のた
めのキャパシタ32が接続されている。発振回路20の
各構成要素は1つの半導体チップ20A上に形成され、
水晶振動子10及びキャパシタ31,32は、それぞれ
個別部品で構成されている。このVCXOは、図2
(b)に示すように、例えば概略の外形寸法が縦7mm
×横5mm×高さ2mmのセラミックパッケージ50に
収容されている。セラミックパッケージ50は、Al
(アルミナ)等の絶縁層とMo(モリブデン)等の
金属による配線パターンを多層構造にして焼成したベー
ス51と、Fe(鉄)Ni(ニッケル)Co(コバル
ト)の合金であるコバール等にNiめっきを施して形成
したキャップ52とで構成されている。ベース51の内
側には段差部51aが形成され、この段差部51aに、
例えば縦4mm×横2mm×厚さ50μm程度の水晶振
動子10の一端が固定されている。ベース51の底部5
1bには、回路形成面を下にした半導体チップ20A
と、キャパシタ31,32とが、いわゆるフェースダウ
ンで表面実装されている。また、セラミックパッケージ
50のベース51の外部の4隅には、端子41〜44が
設けられている。これらの端子41〜44、半導体チッ
プ20A、及び水晶振動子10の間の電気的接続は、ベ
ース51に多層化して形成された配線パターン51cに
よって行われている。このように、このVCXOは、水
晶振動子10より一回り大きい面積のセラミックパッケ
ージ50に収めることができるようになっている。
【0004】図2(a)のVCXOにおいて、端子4
1,42に電源電圧VDD及び接地電圧VSSが与えら
れると、電源部21によって定電圧化された一定電圧V
regが生成されて、制御部22、インバータ23、及
びバッファアンプ24に供給される。これにより、イン
バータ23の入力側の信号は、このインバータ23で反
転増幅され、出力側に接続された水晶振動子10が駆動
される。そして、水晶振動子10、帰還抵抗25、キャ
パシタ26,28、及び配線パターン51cの浮遊容量
による固有周波数成分がインバータ23の入力側に正帰
還され、所定の発振周波数による発振動作が継続され
る。一方、端子43から与えられた制御電圧VCは、制
御部22において周囲温度に応じた内部制御電圧VIに
変換され、NMOS27のゲートに与えられる。NMO
S27のオン抵抗は内部制御電圧VIによって制御さ
れ、これによりインバータ23の入力側の負荷容量が制
御されて、発振周波数が制御される。インバータ23の
出力信号はバッファアンプ24で増幅されて発振信号O
UTとして出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
VCXOでは、次のような課題があった。VCXOの外
形寸法は、水晶振動子10の寸法によってほぼ決定され
るので、このVCXOの小形化を図るには水晶振動子1
0を小形化する必要がある。水晶振動子10は、水晶片
の固有振動による圧電現象を利用するので、この水晶振
動子10を小形化するには、発振周波数を高く設定する
ことが必要である。図3は、図2(a)中のインバータ
23に対する負荷リアクタンスの電気的等価回路図であ
る。図3に示すように、負荷リアクタンスは、水晶振動
子10と、これに直列に接続された負荷容量CLのほ
か、水晶振動子10の両端とインバータ23の入出力側
とを接続する配線による浮遊容量CSで構成される。水
晶振動子10は、等価直列容量C1、等価直列インダク
タンスL1、及び等価直列抵抗R1が直列に接続され、
更にこの直列回路に対して電極容量C0が並列に接続さ
れた等価回路で表すことができる。負荷容量CLは、N
MOS27に直列接続されたキャパシタ26と、キャパ
シタ28との合成容量である。
【0006】このような負荷リアクタンスを有するVC
XOの周波数制御範囲Δfは、等価直列容量C1がC0
+CL+CSに比べて極めて小さいときには、次の
(i)式で近似することができる。 Δf=1/2γ{1+CL/(C0+CS)}・・・(i) ここで、γは電極容量C0と等価直列容量C1の比であ
るが、図2(b)に示すように、水晶振動子10と半導
体チップ20Aとを接続する配線パターン51cの浮遊
容量CSが、この電極容量C0に並列に接続されるの
で、実際の容量比γは、次の(ii)式で表される。 γ=(C0+CS)/C1・・・(ii) VCXOでは、負荷容量CLを変化させて発振周波数を
制御するようになっているが、周波数制御範囲Δfを広
くするためには、(i)式からも明らかなように、容量
比γを小さくする必要がある。水晶振動子10の小形化
により、等価直列容量C1及び電極容量C0はともに減
少するが、同一のパッケージ構造の場合、配線パターン
51cの浮遊容量CSはほとんど変化しない。このた
め、容量比γは相対的に大きくなり、周波数制御範囲Δ
fが小さくなるという課題があった。本発明は、浮遊容
量CSの小さな構造を工夫することにより、前記従来技
術が持っていた課題を解決し、小形でかつ周波数制御範
囲Δfの広いVCXO等の圧電発振器を提供するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、圧電効果を有する振動片による電気振動
と力学振動の相互変換を利用して安定した発振周波数を
生成するための圧電振動子と、半導体基板の回路形成面
上に形成され、前記圧電振動子を電気的に励振するとと
もに、該圧電振動子から出力される電気信号を増幅して
再び該圧電振動子を励振することによって連続した発振
信号を出力する発振回路とを備えた圧電発振器におい
て、前記半導体基板を次のように構成している。即ち、
前記半導体基板には、前記回路形成面と該回路形成面の
反対側の裏面との間を貫通する第1及び第2の貫通孔
と、前記第1及び第2の貫通孔の内部にそれぞれ充填さ
れた導電性物質と、前記回路形成面に、前記発振回路の
入力側及び出力側と前記第1及び第2の貫通孔に充填さ
れた導電性物質とをそれぞれ電気的に接続する配線パタ
ーンと、前記裏面側の前記導電性物質上に、前記圧電振
動子を接続するための第1及び第2の電極とを設けてい
る。更に、前記半導体基板の裏面側と前記圧電振動子と
が所定の間隙を有するように、該半導体基板の第1及び
第2の電極と該圧電振動子の一端とを、導電性のある接
続材料を用いて電気的かつ機械的に接続している。
【0008】第1の発明によれば、以上のように圧電発
振器を構成したので、次のような作用が行われる。半導
体基板の回路形成面に形成された発振回路の出力信号
は、この半導体基板に設けられた配線パターンと第2の
貫通孔に充填された導電性物質を通して裏面に接続され
た圧電振動子に伝えられ、この圧電振動子が励振され
る。励振された圧電振動子の圧電効果によって、この圧
電振動子から出力された電気信号は、半導体基板の第1
の貫通孔に充填された導電性物質と回路形成面の配線パ
ターンを通して、前記発振回路の入力側に伝えられる。
このような帰還ループにより、発振回路から連続して安
定した周波数の発振信号が出力される。第2の発明は、
第1の発明の圧電発振器における発振回路は、外部から
与えられる発振周波数制御用の制御電圧または周囲温度
に基づいて該発振回路の負荷を変化させることによって
発振周波数を制御する周波数制御部を有している。第2
の発明によれば、発振回路において次のような作用が行
われる。発振回路に発振周波数制御用の制御電圧が与え
られ、または周囲温度が検出されると、周波数制御部に
よってこの発振回路の負荷の大きさが変化させられる。
これにより、発振回路と圧電振動子との帰還ループの定
数が制御され、制御電圧や周囲温度に応じた周波数の安
定した発振信号が出力される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1(a),(b)は、本発明の
実施形態を示す温度補償型のVCXOの構成図であり、
同図(a)はその概略の構造を示す断面図、及び同図
(b)は同図(a)中のA部の詳細を示す拡大図であ
る。この図1(a),(b)において、図2(a),
(b)中の要素と共通の要素には共通の符号が付されて
いる。以下、このVCXOの回路構成(I)、構造(I
I)、製造方法(III)、及び動作(IV)について、順次
説明する。
【0010】(I) 回路構成 このVCXOの回路構成は、図2(a)の従来のVCX
Oの回路と同様である。即ち、図2(a)に示すよう
に、圧電振動子(例えば、水晶振動子)10、発振回路
20、及び電源電圧安定化のためのキャパシタ31,3
2を備えている。水晶振動子10は、水晶片が外力によ
る応力に対応して電気分極を生ずる圧電効果と、逆に結
晶体に電圧をかけるとひずみを生ずる逆圧電効果を利用
して、電気振動と力学振動の相互変換によって安定した
発振周波数を生成するための回路素子である。発振回路
20は、水晶振動子10を電気的に励振するとともに、
この水晶振動子10から出力される電気信号を増幅して
再びこの水晶振動子10を励振することによって、連続
した発振信号OUTを出力するものである。このVCX
Oは、外部からそれぞれ電源電圧VDD及び接地電圧V
SSが与えられる端子41,42、周波数制御用の制御
電圧VCが与えられる端子43、及び発振信号OUTを
出力する端子44を有している。
【0011】端子41,42は発振回路20の電源部2
1に接続され、この電源部21によって所定の一定電圧
Vregの内部電源電圧が生成されるようになってい
る。電源部21の出力側には、周波数制御部(例えば、
制御部)22、インバータ23、及びバッファアンプ2
4が接続されている。制御部22は温度センサ等を有
し、端子43に外部から与えられる制御電圧VCと、こ
の温度センサによって検出した周囲温度に応じて、発振
周波数を制御するための負荷容量制御用の内部制御電圧
VIを生成するものである。インバータ23は、水晶振
動子10を駆動して所定の発振周波数を出力する反転増
幅回路であり、このインバータ23の入力側と出力側に
は水晶振動子10の両端が接続されるとともに、帰還抵
抗25が並列に接続されている。更に、インバータ23
の入力側は、負荷用のキャパシタ26の一端に接続さ
れ、このキャパシタ26の他端がNMOS27のドレイ
ンに接続されている。NMOS27のソースは端子43
の接地電圧VSSに接続され、このNMOS27のゲー
トに制御部22からの内部制御電圧VIが与えられるよ
うになっている。インバータ23の出力側と接地電圧V
SSとの間には、負荷用のキャパシタ28が接続されて
いる。また、インバータ23の出力側には、バッファア
ンプ24が接続され、このバッファアンプ24の出力側
が端子44に接続されて、発振信号OUTが出力される
ようになっている。端子41,42の間には、入力電源
の安定化のためのキャパシタ31が接続され、電源部2
1の出力側と端子42との間には、内部電源電圧の安定
化のためのキャパシタ32が接続されている。
【0012】(II) 構造 このVCXOの水晶振動子10、及びキャパシタ31,
32は、それぞれ個別部品で構成されている。また、発
振回路20の各構成要素は、図2(b)中の半導体チッ
プ20Aとは構造の異なる半導体基板(例えば、半導体
チップ)60の回路形成面に形成されている。このVC
XOは、図1(a)に概略の構造を示すように、セラミ
ックパッケージ70に収容されている。セラミックパッ
ケージ70は、Al等の絶縁層71とMoまたは
W(タングステン)等の高融点の金属による配線パター
ン72を多層構造にして焼成したベース70Aと、コバ
ール等で形成されたキャップ70Bとで構成されてい
る。ベース70Aの外部の4隅には、Cu(銅)等の端
子41〜44が設けられている。ベース70Aの内側の
底部には、発振回路20が形成された回路形成面を下に
した厚さ350μm程度の半導体チップ60と、キャパ
シタ31,32とが、いわゆるフェースダウンで表面実
装されている。半導体チップ60の裏面には、水晶振動
子10を接続するための電極61が形成されている。そ
して、水晶振動子10が半導体チップ60の裏面に一定
の間隔で平行に位置するように、導電性接着剤81を介
して電極61とこの水晶振動子10の一端とが接続され
ている。また、セラミックパッケージ70の内部空間に
は、N(窒素)等の不活性ガスが封入され、ベース7
0Aとキャップ70Bはシーム溶接等で密閉されてい
る。
【0013】更に、図1(b)に詳細を示すように、半
導体チップ60の裏面には、水晶振動子10を接続して
搭載するための2つ電極61(但し、図示されているの
は1個のみ)が設けられている。電極61の位置には、
半導体チップ60の回路形成面から裏面へ抜ける貫通孔
(例えば、スルーホール)62が設けられている。スル
ーホール62の直径は、例えば50μm程度であり、こ
のスルーホール62の内側及び半導体チップ60の裏面
には、SiO(酸化シリコン)等の絶縁膜63が形成
されている。スルーホール62の内側の絶縁膜63の表
面には、更に金属膜64が形成され、この金属膜64の
内側に配線用のAl(アルミニウム)等の導電性物質
(例えば、配線パターン)65が充填されている。金属
膜64は、溶融したAl等を流し込んで配線パターン6
5を生成するときに、スルーホール62の中に流れ込み
やすくするためのもので、Nb(ニオブ)或いはTi
(チタン)等の金属が用いられている。
【0014】配線パターン65は、スルーホール62の
内部に充填されるとともに、半導体チップ60の回路形
成面において、インバータ23の入力側と出力側にそれ
ぞれ接続するように形成されている。半導体チップ60
の裏面に貫通された配線パターン65の表面には、電極
61を構成するTi−CuまたはCr(クロム)−Cu
等の金属膜61aが蒸着され、更にこの金属膜61aの
表面にAu(金)等の薄膜61bが蒸着されている。金
属膜61aのTiやCrは強い酸化力を有する金属で、
配線パターン65のAl表面の酸化膜に強固に反応し
て、強い接着力と確実な電気的接続を得るためのもので
ある。また、Cuは、半田等の接続材料との反応拡散が
最も適当な材料である。更に、薄膜61bのAuは、金
属膜61aのCuの表面酸化を防止するためのものであ
る。Auは半田内に高速に拡散し、これが半田中のSn
(すず)と反応してAuSnの金属間化合物を形成して
導電性を害するおそれがあるので、薄膜61bは極めて
薄く形成されている。
【0015】一方、水晶振動子10は、発振周波数によ
って異なるが、例えば厚さ50μm程度の水晶片11の
両面にAl等の電極12が接続されて構成されており、
これらの電極12と半導体チップ60の裏面の電極61
との間が、導電性接着剤81を介して所定の間隔を有す
るように、電気的かつ機械的に接続されている。また、
セラミックパッケージ70の外側の4隅に設けられた端
子41〜44と、半導体チップ60の回路形成面に形成
された電極66との間の電気的接続は、ベース70Aに
多層化して形成された配線パターン72によって行われ
るようになっている。半導体チップ60の回路形成面側
の電極66も、裏面の電極61と同様に、Ti−Cuま
たはCr−Cu等の金属膜と、Au等の薄膜とで構成さ
れている。セラミックパッケージ70のベース70Aの
配線パターン72には、半導体チップ60をフェースダ
ウンで接続するための電極73が形成されている。そし
て、ベース70Aの底部内側の電極73と半導体チップ
60の回路形成面の接続用の電極66との間は、半田8
2で接続されている。
【0016】(III) 製造方法 このVCXOにおける、水晶振動子10、キャパシタ3
1,32、半導体チップ60、及びセラミックパッケー
ジ70は、それぞれ別工程で製造されるが、この内、半
導体チップ60は、例えば、概略次のような工程で製造
される。Si(シリコン)等の半導体ウエハの回路形成
面上に、通常のフォトリソグラフィ処理等のウエハ処理
を施すことにより、多数の発振回路20のパターンを一
括して形成する。発振回路20のパターンが形成された
半導体ウエハ表面に、スルーホール62を形成するため
のレジストパターンを形成する。そして、このレジスト
パターンをマスクとして、乾式エッチング等により、半
導体ウエハの回路形成面から裏面に達するスルーホール
62を形成する。スルーホール62が形成された半導体
ウエハを、例えば1000℃程度の水素・酸素雰囲気中
に置き、この半導体ウエハの裏面及びスルーホール62
の内面を酸化させて、SiO等による絶縁膜63を形
成する。スルーホール62の内面に形成された絶縁膜6
3の表面に、Nb等を蒸着させて金属膜64を形成す
る。更に、金属膜64で覆われたスルーホール62の内
側と半導体ウエハの回路形成面の所定の位置に、溶融し
たAl等を充填して配線パターン65を形成する。半導
体ウエハの裏面に露出した配線パターン65上の電極形
成位置に、Ti−Cu等の金属膜61a、及びAu等の
薄膜61bを順次蒸着して、電極61を形成する。同様
に、半導体ウエハの回路形成面に露出した配線パターン
65上の電極形成位置に、Ti−Cu等の金属膜、及び
Au等の薄膜を順次蒸着して、電極66を形成する。
【0017】更に、半導体ウエハをダイシングして、個
々の発振回路20毎に切断することによって、半導体チ
ップ60が得られる。以上のような工程で製造された半
導体チップ60を、別途、通常の工程で製造されたキャ
パシタ31,32とともに、セラミックパッケージ70
のベース71の内部底面に、次のような手順でフェース
ダウン接続する。まず、ベース71側の配線パターン7
2に設けられた電極73の上に、例えば直径100〜5
00μm程度のボール状の半田82を搭載し、更にこの
半田82の上に、半導体チップ60をその回路形成面上
の電極66が位置するようにして搭載するとともに、キ
ャパシタ31,32を搭載する。次に、半導体チップ6
0、及びキャパシタ31,32を搭載したベース71
を、リフロー炉に入れて半田82を溶融する。これによ
り、溶融した半田82の表面張力によるセルフアライメ
ント効果によって、半導体チップ60の電極66は、セ
ラミックパッケージ70側の電極73に自動的に位置合
わせが行われる。ベース71に半導体チップ60、及び
キャパシタ31,32を搭載した後、このベース71に
接続された半導体チップ60の裏面側の電極61に、導
電性接着剤81を用いて水晶振動子10を接続する。更
に、Nガス等の雰囲気中でセラミックパッケージ70
のベース70Aとキャップ70Bとをシーム溶接等で密
閉する。これにより、VCXOが完成する。
【0018】(IV) 動作 このVCXOの動作は、図2(a)の従来のVCXOの
動作と同様である。即ち、端子41,42に電源電圧V
DD及び接地電圧VSSが与えられると、電源部21に
よって定電圧化された一定電圧Vregが生成されて、
制御部22、インバータ23、及びバッファアンプ24
に供給される。これにより、インバータ23の入力側の
電圧は、このインバータ23で反転されて出力され、図
1(b)の半導体チップ60の回路形成面から配線パタ
ーン65を介して裏面の電極61に伝えられ、更に、導
電性接着剤81によって接続された水晶振動子10が駆
動される。また、水晶振動子10から出力された電気信
号は、導電性接着剤81を介して半導体チップ60の裏
面の電極61に伝えられ、更に、配線パターン65を介
して回路形成面上のインバータ23の入力側に与えられ
る。そして、水晶振動子10、帰還抵抗25、キャパシ
タ26,28、及び配線パターン65等の浮遊容量によ
る固有周波数成分がインバータ23の入力側に正帰還さ
れ、所定の発振周波数による発振動作が継続される。こ
のように、浮遊容量を形成する配線の主要部分は、半導
体チップ60に設けられたスルーホール62中のAl等
の配線パターン65であるので、図2(b)の従来のV
CXOにおける配線パターン51cの浮遊容量に比べ
て、極めて小さな値となる。
【0019】一方、端子43から与えられた制御電圧V
Cは、セラミックパッケージ70のベース70A中の配
線パターン72、及び半田82を介して、半導体チップ
60の制御部22に伝えられる。そして、制御部22に
おいて周囲温度に応じた内部制御電圧VIに変換され、
NMOS27のゲートに与えられる。NMOS27のオ
ン抵抗は内部制御電圧VIによって制御され、これによ
ってインバータ23の入力側の負荷容量が制御されて、
このインバータ23から出力される発振周波数が制御さ
れる。インバータ23の出力信号はバッファアンプ24
で増幅されて発振信号OUTとして出力される。これに
より、周囲温度の変化が制御部22で補償され、温度に
影響されず制御電圧VCに応じた周波数の発振信号OU
Tが得られる。
【0020】以上のように、本実施形態のVCXOは、
次の(1)〜(3)のような利点を有する。 (1) 制御電圧VCによる発振周波数の可変範囲は式
(i),(ii)で近似されるが、浮遊容量CSが極めて
小さな値となっているので、水晶振動子10の寸法を小
さくすることによって、等価直列容量C1及び電極容量
C0が小さくなっても、容量比γはほとんど増加しな
い。これにより、高い周波数においても、発振周波数の
制御範囲を大きく取ることができ、所定の周波数制御範
囲Δfを確保することが可能である。 (2) 発振周波数の高い水晶振動子10を用いること
ができるので、全体の小形化が可能になる。 (3) セラミックパッケージ70には、水晶振動子1
0を固定するための段部や、この水晶振動子10を電気
的に接続するための配線パターンが必要無いので、構造
が簡素化でき、パッケージ本体の寸法を小形化すること
が可能である。
【0021】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a)〜(f)のようなものがある。 (a) 水晶振動子10に限らず、セラミック振動子等
の圧電振動子を用いることができる。 (b) パッケージの材質はセラミックに限定されず、
プラスチック等でも同様に適用可能である。但し、水晶
振動子10等の圧電振動子は機械的に振動することによ
って発振動作が行われるので、その周囲には所定の空間
を確保するようにしなければならない。 (c) 半導体チップ60に設けた配線パターン65や
電極61等を構成する材料や製造方法は、例示した材料
や製造方法に限定されず、同等の性質を有する材料やそ
れを用いた製造方法であれば、同様に適用可能である。 (d) セラミックパッケージ70、半導体チップ7
0、及び水晶振動子10の接続において、導電性接着剤
81や半田82に代えて直径30〜500μm程度のA
u球を用い、超音波等によって接合することも可能であ
る。 (e) 制御部22に代えて、温度補償のみを行う制御
部22Aを設けても良い。これにより、外部からの制御
電圧VCによる周波数制御はできないが、周波数制御範
囲が広いので、広い温度範囲での発振周波数の補償が可
能となる。 (f) 発振周波数を外部からの制御電圧VCや、温度
補償によって制御する必要がない場合は、制御部22及
び端子43を省略することができる。その場合において
も、パッケージの小形化と簡素化の利点が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、半導体基板の回路形成面に発振回路を形成
し、この半導体基板の裏面に圧電振動子を接続してい
る。そして、発振回路と圧電振動子との間の配線は、半
導体基板に設けられた貫通孔を通して行うような構造に
している。これにより、圧電発振器の小形化が可能にな
るという効果がある。更に、発振回路と圧電振動子との
間の配線による浮遊容量を減少することが可能になり、
例えば発振周波数の温度補償を行う場合等に、周波数制
御範囲を大きくすることができるという効果がある。第
2の発明によれば、発振回路には、外部から与えられる
制御電圧や、周囲温度に基づいて発振周波数を制御する
周波数制御部が設けられているので、小形で、しかも周
波数可変範囲の広い電圧制御型の圧電発振器を構成する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す温度補償型のVCXO
の構成図である。
【図2】従来の温度補償型のVCXOの一例を示す構成
図である。
【図3】図2(a)中のインバータ23に対する負荷リ
アクタンスの電気的等価回路図である。
【符号の説明】
10 水晶振動子 20 発振回路 26,28,31,32 キャパシタ 21 電源部 22 制御部 23 インバータ 24 バッファアンプ 25 帰還抵抗 27 NMOS 60 半導体チップ 61,66,73 電極 61a 金属膜 61b 薄膜 62 スルーホール 63 絶縁膜 64 金属膜 65 配線パターン 70 セラミックパッケージ 70A ベース 70B キャップ 71 絶縁層 72 配線パターン 81 導電性接着剤 82 半田

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電効果を有する振動片による電気振動
    と力学振動の相互変換を利用して安定した発振周波数を
    生成するための圧電振動子と、 半導体基板の回路形成面上に形成され、前記圧電振動子
    を電気的に励振するとともに、該圧電振動子から出力さ
    れる電気信号を増幅して再び該圧電振動子を励振するこ
    とによって連続した発振信号を出力する発振回路とを備
    えた圧電発振器において、 前記半導体基板に、 前記回路形成面と該回路形成面の反対側の裏面との間を
    貫通する第1及び第2の貫通孔と、 前記第1及び第2の貫通孔の内部にそれぞれ充填された
    導電性物質と、 前記回路形成面に、前記発振回路の入力側及び出力側と
    前記第1及び第2の貫通孔に充填された導電性物質とを
    それぞれ電気的に接続する配線パターンと、 前記裏面側の前記導電性物質上に、前記圧電振動子を接
    続するための第1及び第2の電極とを設け、 前記半導体基板の裏面と前記圧電振動子とが所定の間隙
    を有するように、該半導体基板の第1及び第2の電極と
    該記圧電振動子の一端とを、導電性のある接続材料を用
    いて電気的かつ機械的に接続したことを特徴とする圧電
    発振器。
  2. 【請求項2】 前記発振回路は、外部から与えられる発
    振周波数制御用の制御電圧または周囲温度に基づいて該
    発振回路の負荷を変化させることによって発振周波数を
    制御する周波数制御部を有することを特徴とする請求項
    1記載の圧電発振器。
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