JP2000194923A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 規制レバーと搬出レバーとが交互に商品通路
内へ出没して商品通路内に収納された商品を最下段の商
品から順次搬出するように構成された自動販売機の商品
搬出装置であって、商品搬出動作中の商品や部品の損傷
発生が抑制された商品搬出装置を提供する。 【解決手段】 駆動装置と、リンク機構を介して駆動装
置によって揺動駆動され商品通路Ｂ内へ出没する規制レ
バー９と、規制レバー９の下方に配設されリンク機構を
介して駆動装置によって揺動駆動され商品通路Ｂ内へ出
没する搬出レバー１１とを備え、規制レバー９と搬出レ
バー１１とが交互に商品通路Ｂ内へ出没して商品通路Ｂ
内に収納された商品１００を最下段の商品から順次搬出
するように構成された自動販売機の商品搬出装置であっ
て、商品搬出動作中の１回目の商品の落下距離Ｌ１と２
回目の商品の落下距離Ｌ２とが略等しい値に設定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機の商品搬
出装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図１に示すように、図示しない駆動装置
と、図示しないリンク機構を介して駆動装置によって揺
動駆動され上下に延在する商品通路Ｂ内へ出没する規制
レバーαと、規制レバーαの下方に配設され図示しない
リンク機構を介して駆動装置によって揺動駆動され商品
通路Ｂ内へ出没する搬出レバーβとを備え、規制レバー
αと搬出レバーβとが交互に商品通路Ｂ内へ出没して商
品通路Ｂ内に収納された商品１００を最下段の商品から
順次搬出するように構成された自動販売機の商品搬出装
置が、従来から缶商品等の自動販売機に使用されてい
る。

【０００３】上記商品搬出装置においては、待機時には
図１（ａ）に示すように規制レバーαが商品通路Ｂから
退出し、搬出レバーβが商品通路Ｂ内へ突出して最下の
商品１００を支持し、ひいては商品通路Ｂ内の全ての商
品１００を支持する。商品搬出時には図１（ｂ）に示す
ように搬出レバーβが商品通路Ｂから退出して最下の商
品１００を商品通路Ｂから下方ヘ搬出し、規制レバーα
が商品通路Ｂ内へ突出して下から２番目の商品１００を
支持し、ひいては商品通路Ｂ内の全ての残余の商品１０
０を支持する。最下の商品１００を商品通路Ｂから搬出
した後、図１（ｃ）に示すように規制レバーαが商品通
路Ｂから退出し、搬出レバーβが商品通路Ｂ内へ突出し
て新たに最下となった商品１００を支持し、ひいては商
品通路Ｂ内の全ての商品１００を支持する。図１（ａ）
で下から２番目の商品１００に着目すると、待機時から
商品搬出時へ移行する際に１回目の落下をして規制レバ
ーαに衝突し、商品搬出時から次の待機時へ移行する際
に２回目の落下をして搬出レバーβに衝突する。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来の商品搬出装置に
おいては、図１に示すように、下から２番目の商品１０
０の１回目の落下距離Ｌ１は、２回目の落下距離Ｌ２よ
りも小さな値となっていた。このため、落下距離の大き
な２回目の落下の際に、衝撃で商品１００や搬出レバー
βが損傷する可能性があった。本発明は上記問題に鑑み
てなされたものであり、駆動装置と、リンク機構を介し
て駆動装置によって揺動駆動され商品通路内へ出没する
規制レバーと、規制レバーの下方に配設されリンク機構
を介して駆動装置によって揺動駆動され商品通路内へ出
没する搬出レバーとを備え、規制レバーと搬出レバーと
が交互に商品通路内へ出没して商品通路内に収納された
商品を最下段の商品から順次搬出するように構成された
自動販売機の商品搬出装置であって、商品搬出動作中の
商品や部品の損傷発生が抑制された商品搬出装置を提供
することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、駆動装置と、リンク機構を介し
て駆動装置によって揺動駆動され商品通路内へ出没する
規制レバーと、規制レバーの下方に配設されリンク機構
を介して駆動装置によって揺動駆動され商品通路内へ出
没する搬出レバーとを備え、規制レバーと搬出レバーと
が交互に商品通路内へ出没して商品通路内に収納された
商品を最下段の商品から順次搬出するように構成された
自動販売機の商品搬出装置であって、商品搬出動作中の
１回目の商品の落下距離と２回目の商品の落下距離とが
略等しい値に設定されていることを特徴とする自動販売
機の商品搬出装置を提供する。商品搬出動作中の１回目
の商品の落下距離と２回目の商品の落下距離の和は商品
通路に収納された状態での商品の高さに等しい。従来１
回目の落下距離よりも大きかった２回目の落下距離を１
回目の落下距離と略等しくすることにより、２回目の落
下距離が従来よりも短縮され、商品搬出動作中の商品や
部品の損傷発生が抑制される。２回目の落下距離を１回
目の落下距離よりも小さくすると、１回目の落下距離が
過大となり、１回目の落下の際に商品や部品が損傷する
おそれを生ずる。

【０００６】本発明の好ましい態様においては、規制レ
バーの長さを調整することにより、商品搬出動作中の１
回目の商品の落下距離と２回目の商品の落下距離とが略
等しい値に設定されている。本発明の好ましい態様にお
いては、搬出レバーに対する規制レバーの相対高さ位置
を調整することにより、商品搬出動作中の１回目の商品
の落下距離と２回目の商品の落下距離とが略等しい値に
設定されている。規制レバーの長さを調整し、或いは搬
出レバーに対する規制レバーの相対高さ位置を調整する
ことにより、商品搬出動作中の１回目の商品の落下距離
と２回目の商品の落下距離とを略等しい値に設定するこ
とができる。

【０００７】

【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る自動販売機
の商品搬出装置を図２〜５に基づいて説明する。以下の
説明において、図２、３、５の矢印Ｉ、ＩＩ、ＩＩＩ、
ＩＶ、Ｖ、ＶＩの方向をそれぞれ前方、後方、左方、右
方、上方、下方と呼ぶ。図２に示すように、本実施例に
係る自動販売機の商品搬出装置Ａは薄肉弁当箱状のケー
ス１を備えている。ケース１は、長方形の面板１ａと、
面板１ａの左右端部を前方へ折り曲げて形成した右フラ
ンジ１ｂ、左フランジ１ｃと、面板１ａの上下端部を前
方へ折り曲げて形成した上フランジ１ｄ、下フランジ１
ｅとを有している。面板１ａの下部に略長方形の開口１
ｈが形成されている。開口１ｈの左右縁部が前方へ折り
曲げられて開口縁右フランジ１ｉ、開口縁左フランジ１
ｊが形成され、上下縁部が前方へ折り曲げられて開口縁
上フランジ１ｋ、開口縁下フランジ１ｍが形成されてい
る。開口縁左フランジ１ｊの上部に上下に延在する長孔
１ｊ₁ が形成され、下部に上下に延在する長孔１ｊ₂ が
形成されている。

【０００８】電磁ソレノイド３が面板１ａの左上部に固
定されている。電磁ソレノイド３のピストン３ａが下方
へ差し向けられている。駆動板４がピストン３ａに取り
付けられ下方へ延びている。駆動板４の上部左右側縁に
後方への折り返し部４ａが形成されている。駆動板４の
下端部に後方への巻き込み部４ｂが形成されている。

【０００９】上下に延在する桁部材５が、駆動板４の右
方に配設されている。桁部材５は開口縁上フランジ１ｋ
から開口縁下フランジ１ｍヘ差し渡されている。桁部材
５の上部に上下に延在する長孔５ａが形成され、下部に
上下に延在する長孔５ｂが形成されている。開口縁左フ
ランジ１ｊの長孔１ｊ₁ と桁部材５の長孔５ａとは左右
方向に整列している。開口縁左フランジ１ｊの長孔１ｊ
₂ と桁部材５の長孔５ｂとは左右方向に整列している。

【００１０】左右に延在する軸部材６が開口縁左フラン
ジ１ｊの長孔１ｊ₁ と桁部材５の長孔５ａとに挿通され
ている。軸部材６は駆動板４の折り返し部４ａを貫通し
ている。左右に延在する軸部材７が開口縁左フランジ１
ｊの長孔１ｊ₂ と駆動板４の巻き込み部４ｂと桁部材５
の長孔５ｂとに挿通されている。復帰バネ８が軸部材７
の下方に配設されている。復帰バネ８の上端は駆動板４
下端の巻き込み部４ｂに係止され、下端は下フランジ１
ｅに係止されている。駆動板４、軸部材６、７により、
電磁ソレノイド３の駆動力を後述する規制レバー９、搬
出レバー１１へ伝達するリンク機構が構成されている。

【００１１】開口１ｈ内に規制レバー９が配設されてい
る。規制レバー９は、桁部材５の左右両側に延在してい
る。規制レバー９の前面に且つ桁部材５の左右両側に、
突起９ａが形成されている。突起９ａに、規制レバー９
が直立した状態で前方から後方ヘ向けて斜め下向きにＵ
型溝９ａ₁ が形成されている。規制レバー９の前面右端
下部に、回動規制爪９ｂが一体形成されている。回動規
制爪９ｂは、規制レバー９の右端から右方へ突出してい
る。軸部材６の右方部分が突起９ａのＵ型溝９ａ₁ と係
合している。左右に延在する軸部材１０が、開口縁右フ
ランジ１ｉと桁部材５と開口縁左フランジ１ｊとを回動
可能に貫通している。軸部材１０は規制レバー９の下端
近傍部を貫通している。

【００１２】開口１ｈ内に、且つ規制レバー９の下方
に、搬出レバー１１が配設されている。搬出レバー１１
は、桁部材５の左右両側に延在している。搬出レバー１
１の前面下端近傍部に且つ桁部材５の左右両側に、突起
１１ａが形成されている。軸部材７の右方部分が突起１
１ａの前端部に当接している。左右に延在する軸部材１
２が、開口縁右フランジ１ｉと桁部材５と開口縁左フラ
ンジ１ｊとを回動可能に貫通している。軸部材１２は搬
出レバー１１の上端近傍部を貫通している。

【００１３】商品搬出装置Ａは、図３に示すように、一
対の商品搬出装置Ａを向かい合わせに突き合わせた状態
で、自動販売機の商品通路の下方に配設される。

【００１４】商品搬出装置Ａの作動を説明する。商品搬
出装置Ａが待機状態にあるとき、電磁ソレノイド３は通
電されていない。この時、図２に示すように、復帰バネ
８が収縮し、軸部材７は長孔１ｊ₂ 、５ｂの下端に当接
し、軸部材６は長孔１ｊ₁ 、５ａの下端に当接し、電磁
ソレノイド３のピストン３ａは下方へ引き出されてい
る。軸部材７は、搬出レバー１１の突起１１ａの前端部
に当接し、搬出レバー１１の下端部を、面板１ａの後方
ヘ突出させている。軸部材６は、規制レバー９のＵ型溝
９ａ₁ の最奥部に当接し、規制レバー９の揺動を規制し
て、規制レバー９のを直立させている。この時、図４
（ａ）で実線で示すように、搬出レバー１１が商品通路
Ｂ内へ突出し、商品通路Ｂ内に中心軸線を水平に延在さ
せて上下に積層して収納された複数の筒状商品１００中
の最下端の商品１００を支持し、ひいては商品通路Ｂ内
の全ての商品１００を支持している。積層された複数の
商品１００から搬出レバー１１に加わる荷重によって生
ずる搬出レバー１１の支軸である軸部材１２回りのモー
メントは、突起１１ａが当接する軸部材７によって支持
される。規制レバー９は商品通路Ｂからケース１内ヘ退
出している。

【００１５】ユーザーが自動販売機の商品選択ボタンを
押すと、商品搬出装置Ａの電磁ソレノイド３が通電さ
れ、商品搬出装置Ａは商品搬出状態となる。図５に示す
ように、電磁ソレノイド３のピストン３ａが上方へ引き
込まれ、駆動板４が復帰バネ８の付勢力に逆らって上方
へ移動する。軸部材７は駆動板４に付随して長孔１
ｊ₂ 、５ｂに案内されつつ上方ヘ移動する。軸部材７と
搬出レバー１１の突起１１ａの前端部との当接が解除さ
れ、搬出レバー１１は自重と商品１００の荷重とにより
軸部材１２を中心にして揺動し、軸部材１２の下方に鉛
直に垂下する。軸部材６は駆動板４に付随して長孔１ｊ
₁ 、５ａに案内されつつ上方ヘ移動する。軸部材６は、
規制レバー９のＵ型溝９ａ₁ 内を開放端へ向けて移動す
る。規制レバー９は自重により軸部材１０を中心にして
揺動し、規制レバー９の上端が、面板１ａの後方ヘ突出
する。規制レバー９の回動規制爪９ｂが、開口１ｈの側
縁部に当接して、規制レバー９の揺動が停止する。この
結果、図４（ｂ）に示すように、搬出レバー１１が商品
通路Ｂからケース１内ヘ退出し、規制レバー９が商品通
路Ｂ内へ突出する。積層された複数の商品１００中の最
下端の商品１００が搬出レバー１１の支持を失って落下
し、商品通路Ｂから搬出される。最下段の商品１００の
落下に追随して商品通路Ｂ内の残余の全ての商品１００
が落下する。規制レバー９が落下してきた下から２番目
の商品に衝突し、当該商品１００を支持し、ひいては商
品通路Ｂ内の残余の全ての商品１００を支持する。

【００１６】商品１００の搬出後、電磁ソレノイド３へ
の通電が停止され、商品搬出装置Ａは待機状態となる。
復帰バネ８が収縮して軸部材７、６を下方へ移動させ
る。軸部材７が搬出レバー１１の突起１１ａの上縁に当
接しつつ下方へ移動し、搬出レバー１１を軸部材１２を
中心にして揺動させ、搬出レバー１１の下端部を面板１
ａの後方ヘ突出させる。軸部材６が規制レバー９のＵ型
溝９ａ₁ の下縁に当接しつつ下方ヘ移動し、規制レバー
９を軸部材１０の回りに揺動させ、規制レバー９の上端
を開口１ｈへ向けて退却させる。軸部材７が長孔１
ｊ₂ 、５ｂの下端に当接し、軸部材６が長孔１ｊ₁ 、５
ａの下端に当接し、軸部材６、７の移動、規制レバー
９、搬出レバー１１の揺動が停止する。この結果、商品
搬出装置Ａは図２に示す状態に復帰し、図４（ｃ）に示
すように、規制レバー９が商品通路Ｂからケース１内へ
退出し、搬出レバー１１が商品通路Ｂ内へ突出する。規
制レバー９の支持を失った残余の全ての商品１００が落
下する。搬出レバー１１が落下してきた下から２番目の
商品、すなわち今や最下段となった商品１００に衝突
し、当該商品１００を支持し、ひいては商品通路Ｂ内の
全ての商品１００を支持する。

【００１７】図４（ａ）で下から２番目の商品１００に
着目すると、待機時から商品搬出時へ移行する際に１回
目の落下をして規制レバー９に衝突し、商品搬出時から
次の待機時へ移行する際に２回目の落下をして搬出レバ
ー１１に衝突する。商品搬出装置Ａにおいては、規制レ
バー９の長さを従来の商品搬出装置に比べて短くするこ
とにより、１回目の落下距離Ｌ１を従来に比べて増加さ
せ、１回目の落下距離Ｌ１と２回目の落下距離Ｌ２とを
略等しくしている。この結果、２回目の落下距離Ｌ２が
従来よりも短縮され、商品搬出動作中の商品１００や搬
出レバー１１の損傷発生が抑制される。商品搬出動作中
の１回目の商品の落下距離Ｌ１と２回目の商品の落下距
離Ｌ２の和は商品通路Ｂに収納された状態での商品１０
０の高さ、即ち商品１００の直径に等しいので、２回目
の落下距離Ｌ２を１回目の落下距離Ｌ１よりも小さくす
ると、１回目の落下距離Ｌ１が過大となり、１回目の落
下の際に商品１００や規制レバー９が損傷するおそれを
生ずる。

【００１８】上記実施例においては、規制レバー９の長
さを従来の商品搬出装置に比べて短くすることにより、
１回目の落下距離Ｌ１を増加させて１回目の落下距離Ｌ
１と２回目の落下距離Ｌ２とを略等しくしたが、規制レ
バー９の揺動中心となる軸部材１０を従来よりも下方へ
移動させ搬出レバー１１の揺動中心となる軸部材１２ヘ
接近させて１回目の落下距離Ｌ１と２回目の落下距離Ｌ
２とを略等しくしても良い。

【００１９】

【発明の効果】本発明に係る自動販売機の商品搬出装置
においては、商品搬出動作中の１回目の商品の落下距離
と２回目の商品の落下距離の和は商品通路に収納された
状態での商品の高さに等しい点に着目し、従来１回目の
落下距離よりも大きかった２回目の落下距離を１回目の
落下距離と略等しくすることにより、２回目の落下距離
を従来よりも短縮し、商品搬出動作中の商品や部品の損
傷発生を抑制した。２回目の落下距離を１回目の落下距
離よりも小さくすると、１回目の落下距離が過大とな
り、１回目の落下の際に商品や部品が損傷するおそれを
生ずる。

【００２０】規制レバーの長さを調整し、或いは搬出レ
バーに対する規制レバーの相対高さ位置を調整すること
により、商品搬出動作中の１回目の商品の落下距離と２
回目の商品の落下距離とが略等しい値に設定することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の自動販売機の商品搬出装置の作動状態を
示す側面図である。

【図２】本発明の実施例に係る自動販売機の商品搬出装
置の斜視図である。

【図３】一対の本発明の実施例に係る自動販売機の商品
搬出装置を向かい合わせに突き合わせた状態での商品搬
出装置の側面図である。

【図４】本発明の実施例に係る自動販売機の商品搬出装
置の作動状態を示す側面図である。

【図５】本発明の実施例に係る自動販売機の商品搬出装
置の斜視図である。

【符号の説明】 Ａ 商品搬出装置 Ｂ 商品通路 １ ケース ３ 電磁ソレノイド ４ 駆動板 ５ 桁部材 ６、７ 軸部材 ８ 復帰バネ ９ 規制レバー １０、１２ 軸部材 １１ 搬出レバー α 規制レバー β 搬出レバー １００ 商品 Ｌ１ １回目の落下距離 Ｌ２ ２回目の落下距離

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 駆動装置と、リンク機構を介して駆動装
   置によって揺動駆動され商品通路内へ出没する規制レバ
   ーと、規制レバーの下方に配設されリンク機構を介して
   駆動装置によって揺動駆動され商品通路内へ出没する搬
   出レバーとを備え、規制レバーと搬出レバーとが交互に
   商品通路内へ出没して商品通路内に収納された商品を最
   下段の商品から順次搬出するように構成された自動販売
   機の商品搬出装置であって、商品搬出動作中の１回目の
   商品の落下距離と２回目の商品の落下距離とが略等しい
   値に設定されていることを特徴とする自動販売機の商品
   搬出装置。
2. 【請求項２】 規制レバーの長さを調整することによ
   り、商品搬出動作中の１回目の商品の落下距離と２回目
   の商品の落下距離とが略等しい値に設定されていること
   を特徴とする請求項１に記載の自動販売機の商品搬出装
   置。
3. 【請求項３】 搬出レバーに対する規制レバーの相対高
   さ位置を調整することにより、商品搬出動作中の１回目
   の商品の落下距離と２回目の商品の落下距離とが略等し
   い値に設定されていることを特徴とする請求項１に記載
   の自動販売機の商品搬出装置。