JP2000194645A - 電子機器制御方法および電子機器制御装置および電子機器 - Google Patents

電子機器制御方法および電子機器制御装置および電子機器

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JP2000194645A
JP2000194645A JP10372742A JP37274298A JP2000194645A JP 2000194645 A JP2000194645 A JP 2000194645A JP 10372742 A JP10372742 A JP 10372742A JP 37274298 A JP37274298 A JP 37274298A JP 2000194645 A JP2000194645 A JP 2000194645A
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electronic device
usb
control
control software
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Takafumi Ito
隆文 伊藤
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホストにて、新たに接続されたデバイスの制御
ソフト(ドライバ、ユーティリティなど)のインストー
ル・更新が容易に行える電子機器制御方法を提供する。 【解決手段】予めデバイスとしての第2の電子機器に、
該第2の電子機器の制御用ソフトを格納させ、ホストと
しての第1の電子機器に前記第2の電子機器が接続され
たとき、前記制御用ソフトの転送機能が使用できる第1
のコンフィグレーションに前記第2の電子機器を設定し
て、前記第2の電子機器から前記第1の電子機器へ前記
制御用ソフトを転送させ、前記第2の電子機器を前記第
1のコンフィグレーションと異なる第2のコンフィグレ
ーションに設定し、前記第1の電子機器と前記第2の電
子機器との間の通信を、前記制御用ソフトを用いて行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、USB(Universa
l Serial Bus)を接続インタフェースとして有する電
子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】USBは、パソコン(以下、PC)に周
辺機器を容易に接続する手段として、近年注目されてい
る。USBを用いた周辺機器の接続は、図11に示すよ
うに、スター状(ツリー状)になっており、USBホス
ト(通常はPC)を中心として、ハブと呼ばれる中継器
を経由して、マウス、プリンタ、スキャナ、モデム等の
多数の周辺機器を容易に接続できる。
【0003】USBを接続インタフェースとして有する
マウス、プリンタ等の電子機器(以下、USBデバイス
と呼ぶ)は、プラグアンドプレイ(PnP)が容易であ
り、USBホストの電源がオンのままUSBデバイスの
着脱ができ、かつ、接続したときには自動的にそのUS
Bデバイスの制御ソフトウエア(ドライバ、ユーティリ
ティなどのプログラムで、以下、簡単に制御ソフトと呼
ぶ)が選択されて、当該USBデバイスがすぐ使えるよ
うになっている。
【0004】USBホストとUSBデバイスとによるP
nP動作手順について、図12に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0005】SUBデバイスが接続されると、USBホ
ストは、その接続を認識し、そのUSBデバイスの特性
を示す情報(ディスクリプタ)をUSBデバイスより読
み取って(ステップS101〜ステップS102)、コ
ンフィグレーションディスクリプタの内容に従って、そ
のUSBデバイスのコンフィグレーションを行う(ステ
ップS103)。
【0006】USBホストはディスクリプタからUSB
デバイスの種類、属性を知り、それに応じたそのUSB
デバイス用の制御ソフト(ドライバ、ユーティリティな
ど)を選択する(ステップS104)。
【0007】その際、当該制御ソフトがUSBホストの
例えばハードディスク(HDD)にすでにインストール
されていれば、それをメモリにロードして、当該制御ソ
フトを使えるようにする(ステップS105〜ステップ
S106)。
【0008】当該制御ソフトがインストールされていな
ければ(ステップS105)、そのソフトウエアをFD
D(フロッピー(登録商標)ディスクドライブ)にセッ
トされているFD(フロッピーディスク)、CDROM
ドライブにセットされているCDROMなどから探して
(ステップS107)、HDDにインストールし、その
制御ソフトを使用できるようにする(ステップS108
〜ステップS109)。
【0009】なお、以上の手順はUSBの規格にその概
要が定められている。
【0010】このように、従来技術では、新たに接続さ
れたUSBデバイス用の制御ソフト(ドライバ、ユーテ
ィリティ)が、USBホストである例えばPCのHDD
に存在しない場合、当該新たに接続されたUSBデバイ
スの制御ソフトが保存されたFDやCDROMを予め用
意して、当該制御ソフトをインストールする必要があっ
た。これはユーザにとって面倒な操作である。
【0011】最近、USB接続インタフェースに関して
は、従来のPCとは異なる情報端末や家庭内で用いられ
るような電子機器にUSBホスト機能が組み込まれつつ
あるが、こういった電子機器では、FDDやCDROM
などの記録媒体を用いて、外部から新たな制御ソフトを
インストールする手段を持たないものや、新たにインス
トールした制御ソフトを記憶しておくためのHDDのよ
うな不揮発性の記憶装置を持たないものもある。
【0012】このような電子機器にとっては、図12に
示したようなUSBのPnPのメカニズムによって、制
御ソフトを外部からロードしたり、インストールした制
御ソフトウエアを長期間記憶しておくことが困難であ
る。
【0013】以上の問題点は、何もUSBに限らず、た
だ1つのホストとしての電子機器が他の複数のデバイス
としての電子機器を制御して、これら複数の電子機器間
で通信を行わしめる他の方式においても同様である。
【0014】この問題点を解決するため、例えば、特開
平10−229409には、パーソナルコンピュータで
電子機器を制御する場合において、電子機器を制御する
ためのソフトウエアのパーソナルコンピュータへのイン
ストールの操作を不要とするための電子機器制御方法お
よび装置が開示されている。これは、AV機器にそれを
制御するために必要なユーザインタフェース情報を内蔵
するROMに予め記憶しておき、例えば、AV機器を1
394ケーブルに接続した場合、電源立ち上げ時に、A
V機器に記憶されているユーザインタフェース情報をパ
ーソナルコンピュータに転送し、記憶させるものであ
る。
【0015】しかし、この発明では、特に、USBのよ
うに、ホストとエンドポイントとの間で行われる通信方
式に適用した場合、電子機器に新たなハードウエア資源
等の追加・変更が否めない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来技術では、新たに接続されたデバイス用の制御ソフ
ト(ドライバ、ユーティリティ)が、ホストである例え
ばPCのHDDに存在しない場合、当該新たに接続され
たデバイスの制御ソフトが保存されたFDやCDROM
を予め用意して、当該制御ソフトをインストールする必
要があり、ユーザにとって面倒な操作であるという問題
点があった。
【0017】そこで、本発明は、デバイスが接続された
ときに、その制御ソフト(ドライバ、ユーティリティな
ど)をホストが当該デバイスからダウンロードすること
で、別途記録媒体(FD、CDROM等)を用いて新た
に当該制御ソフトをインストールする手間を省くことが
できるとともに、別途他の記録媒体から制御ソフトをダ
ウンロードする手段を持たないホストや、各種デバイス
用の制御ソフトを長期間記憶できるような大容量の記憶
装置(例えば、HDD等)を持たないホストでも、種類
の異なる複数のデバイスを容易に接続してその制御ソフ
トのインストール・更新を容易に行うことのできる電子
機器制御方法およびそれを用いた電子機器制御装置およ
び電子機器を提供することを目的とする。
【0018】
【問題を解決するための手段】(1)本発明の電子機器
制御方法(請求項1)は、ホストとしての第1の電子機
器にデバイスとしての第2の電子機器を接続して通信を
行うための電子機器制御方法において、予め前記第2の
電子機器に、前記第2の電子機器の制御用ソフトを格納
させ、前記第1の電子機器に前記第2の電子機器が接続
されたとき、前記制御用ソフトの転送機能が使用できる
第1のコンフィグレーションに前記第2の電子機器を設
定して、前記第2の電子機器から前記第1の電子機器へ
前記制御用ソフトを転送させ、前記第2の電子機器を、
前記第1のコンフィグレーションと異なる第2のコンフ
ィグレーションに設定し、前記第1の電子機器と前記第
2の電子機器との間の通信を、前記制御用ソフトを用い
て行うことを特徴とする。
【0019】本発明によれば、例えば、電子機器(例え
ば、USBデバイス)の接続時に、制御情報(ドライ
バ、ユーティリティ等の当該USBデバイスを制御する
ための制御ソフト)をUSBホストが当該USBデバイ
スからダウンロードすることで、別途記録媒体(FD、
CDROM等)を用いて新たに当該制御ソフトをインス
トールする手間を省くことができるとともに、別途他の
記録媒体から制御ソフトをダウンロードする手段を持た
ないUSBホストや、各種USBデバイス用の制御ソフ
トを長期間記憶できるような大容量の記憶装置(例え
ば、HDD等)を持たないUSBホストでも、種類の異
なる複数のUSBデバイスを容易に接続してその制御ソ
フトのインストール・更新を容易に行うことができる。 (2)本発明の電子機器制御装置(請求項2)は、デバ
イスとしての電子機器を接続して通信を行う電子機器制
御装置において、前記電子機器が接続されたとき、該電
子機器に予め格納されている該電子機器の制御用ソフト
の転送機能が使用できる第1のコンフィグレーションに
前記電子機器を設定する設定手段と、前記電子機器から
前記制御用ソフトを転送させる転送手段と、前記電子機
器を、前記第1のコンフィグレーションと異なる第2の
コンフィグレーションに設定する設定手段と、前記転送
手段で転送された制御用ソフトを用いて前記電子機器と
の間で通信を行う通信手段とを具備する。
【0020】本発明によれば、例えば、電子機器(例え
ば、USBデバイス)の接続時に、制御情報(ドライ
バ、ユーティリティ等の当該USBデバイスを制御する
ための制御ソフト)をUSBホストが当該USBデバイ
スからダウンロードすることで、別途記録媒体(FD、
CDROM等)を用いて新たに当該制御ソフトをインス
トールする手間を省くことができるとともに、別途他の
記録媒体から制御ソフトをダウンロードする手段を持た
ないUSBホストや、各種USBデバイス用の制御ソフ
トを長期間記憶できるような大容量の記憶装置(例え
ば、HDD等)を持たないUSBホストでも、種類の異
なる複数のUSBデバイスを容易に接続してその制御ソ
フトのインストール・更新を容易に行うことができる。
【0021】(3)本発明の電子機器制御方法(請求項
3)は、デバイスとしての電子機器を接続して通信を行
うための電子機器制御方法において、前記電子機器が接
続されたとき、該電子機器の記憶する該電子機器を制御
する上で必要な制御情報を、該制御情報を転送するため
のUSBのインタフェースを用いて転送させて記憶手段
に記憶することを特徴とする。
【0022】本発明によれば、例えば、電子機器(例え
ば、USBデバイス)の接続時に、制御情報(ドライ
バ、ユーティリティ等の当該USBデバイスを制御する
ための制御ソフト)をUSBホストが当該USBデバイ
スからダウンロードすることで、別途記録媒体(FD、
CDROM等)を用いて新たに当該制御ソフトをインス
トールする手間を省くことができるとともに、別途他の
記録媒体から制御ソフトをダウンロードする手段を持た
ないUSBホストや、各種USBデバイス用の制御ソフ
トを長期間記憶できるような大容量の記憶装置(例え
ば、HDD等)を持たないUSBホストでも、種類の異
なる複数のUSBデバイスを容易に接続してその制御ソ
フトのインストール・更新を容易に行うことができる。
【0023】また、USBデバイスに制御ソフト転送用
のインタフェースクラスを定義することで、種々のUS
Bホストで標準的な転送手段を提供できる。
【0024】好ましくは(請求項4)、前記制御情報を
転送するためのUSBのインタフェースは、前記電子機
器の有する他のUSBのインタフェースとそのエンドポ
イントを共有する。これにより、USBデバイスにコン
フィグレートされる制御ソフト転送用の制御ソフト転送
用のインタフェースは、当該USBデバイスの本来の機
能用のインタフェースと、それに含まれるエンドポイン
トを共有することにより、ハードウエア資源(FIFO
およびその周辺回路)を増やすことなく、容易に各種U
SBデバイスに制御ソフト転送機能を追加することがで
きる。
【0025】好ましくは(請求項5)、前記電子機器の
記憶する複数の制御情報のうち、適合する制御情報のみ
を転送させる。これにより、例えば、1つのUSBデバ
イスで異なるアーキテクチャのUSBホスト(例えば、
電子手帳やパーソナルコンピュータといった種類の異な
るUSBホスト)に対応できる。
【0026】(4)本発明の電子機器制御装置(請求項
6)は、デバイスとしての電子機器を接続して通信を行
う電子機器制御装置において、前記電子機器が接続され
たとき、該電子機器に記憶されている該電子機器を制御
する上で必要な制御情報を、該制御情報を転送するため
のUSBのインタフェースを用いて転送させる転送手段
と、前記電子機器から転送されてきた前記制御情報を記
憶する記憶手段と、を具備する。
【0027】本発明によれば、例えば、電子機器(US
Bデバイス)の接続時に、制御情報(ドライバ、ユーテ
ィリティ等の当該USBデバイスを制御するための制御
ソフト)を電子機器制御装置(USBホスト)が当該U
SBデバイスからダウンロードすることで、別途記録媒
体(FD、CDROM等)を用いて新たに当該制御ソフ
トをインストールする手間を省くことができるととも
に、別途他の記録媒体から制御ソフトをダウンロードす
る手段を持たないUSBホストや、各種USBデバイス
用の制御ソフトを長期間記憶できるような大容量の記憶
装置(例えば、HDD等)を持たないUSBホストで
も、種類の異なる複数のUSBデバイスを容易に接続し
てその制御ソフトのインストール・更新を容易に行うこ
とができる。
【0028】また、USBデバイスに制御ソフト転送用
のインタフェースクラスを定義することで、種々のUS
Bホストで標準的な転送手段を提供できる。
【0029】好ましくは(請求項7)、前記制御情報を
転送するためのUSBのインタフェースは、前記電子機
器の有する他のUSBのインタフェースとそのエンドポ
イントを共有する。これにより、USBデバイスにコン
フィグレートされる制御ソフト転送用の制御ソフト転送
用のインタフェースは、当該USBデバイスの本来の機
能用のインタフェースと、それに含まれるエンドポイン
トを共有することにより、ハードウエア資源(FIFO
およびその周辺回路)を増やすことなく、容易に各種U
SBデバイスに制御ソフト転送機能を追加することがで
きる。
【0030】好ましくは(請求項8)、前記電子機器が
外されたとき、前記記憶手段に記憶された制御情報を該
記憶手段から削除する。また、好ましくは(請求項
9)、削除する際に、ユーザに確認をとる。USBデバ
イスの制御ソフトは、そのUSBデバイスが接続される
度に当該USBデバイスからダウンロードすることがで
きるので、当該USBでビスが外されたときには、その
制御ソフトを削除してUSBホストのメモリ領域を解放
することで記憶領域を有効に使用できる。
【0031】好ましくは(請求項10)、前記転送手段
は、前記電子機器の記憶する複数の制御情報のうち、適
合する制御情報のみを転送させる。これにより、例え
ば、1つのUSBデバイスで異なるアーキテクチャのU
SBホスト(例えば、電子手帳やパーソナルコンピュー
タといった種類の異なるUSBホスト)に対応できる。
【0032】(5)本発明の電子機器(請求項11)
は、USB通信が可能な電子機器において、USBホス
トに転送すべき制御情報を記憶する記憶手段と、前記U
SBホストの要求に応じて、前記制御情報を転送するた
めのUSBのインタフェースであって他のUSBのイン
タフェースとそのエンドポイントを共有するインタフェ
ースを用いて、前記記憶手段に記憶された制御情報を該
USBホストへ転送する転送手段と、を具備したことを
特徴とする。
【0033】本発明によれば、電子機器(USBデバイ
ス)に、例えば、その制御情報(ドライバ、ユーティリ
ティ等の当該USBデバイスを制御するための制御ソフ
ト)を転送するための制御ソフト転送用のインタフェー
スクラスを定義することで、種々のUSBホストで標準
的な転送手段を提供できる。
【0034】さらに、USBデバイスにコンフィグレー
トされる制御ソフト転送用のインタフェースは、当該U
SBデバイスの本来の機能用のインタフェースと、それ
に含まれるエンドポイントを共有することにより、ハー
ドウエア資源(FIFOおよびその周辺回路)を増やす
ことなく、容易に各種USBデバイスに制御ソフト転送
機能を追加することができる。
【0035】好ましくは(請求項12)、前記記憶手段
はUSBホストの種類に応じた複数の制御情報を記憶す
る。これにより、例えば、1つのUSBデバイスで異な
るアーキテクチャのUSBホスト(例えば、電子手帳や
パーソナルコンピュータといった種類の異なるUSBホ
スト)に対応できる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、USBの場合を例にとり説明する。
【0037】まず、USB規格の一般的な仕様について
簡単に説明する。 (1)エンドポイント、インタフェース、コンフィグレ
ーションについて USBデバイスでは、その構成単位として「エンドポイ
ント」が定義されている。USBホストはUSBデバイ
スのエンドポイントとの間で実際の通信を行う。USB
デバイスは複数のエンドポイントを持つことができる
が、ホストに接続当初は「endpoint0」と呼ば
れるデフォルトのエンドポイントしか使用することがで
きない。
【0038】「endpoint0」は後述する「標準
ディスクリプタ」の読込みや、「コンフィグレーショ
ン」の際のデバイス構成の選択、その他のデバイスの制
御に使用する。
【0039】また、いくつかのエンドポイントを含む論
理的な機能単位としての「インタフェース」が定義され
ている(図x3参照)。1つのUSBデバイスは、複数
のインタフェースを持つことができ、それらの集合がデ
バイス構成となる。
【0040】図14は、USBデバイスの有するインタ
フェース、エンドポイントについてより具体的に説明す
るための図で、例えば、モデム機能付き電話の場合を例
にとり示している。図14に示すモデム機能付き電話
は、4つのインタフェースをもち、そのそれぞれが1ま
たは複数のエンドポイントを持っている。ここでは、エ
ンドポイント0が全てのインタフェースに共有されてい
る。
【0041】USB規格にて定義されている「コンフィ
グレーション」は、インタフェースのもつエンドポイン
トの構成や特性を切り替えるためのもので、USBデバ
イスは複数のコンフィグレーションをもつことができ
る。複数のコンフィグレーションをもつことにより、エ
ンドポイントやインタフェースの組み合わせが異なるよ
うなデバイス構成を排他的に切り替えるようなUSBデ
バイスを実現できる。
【0042】USBデバイスはUSBホストに接続され
たときは「未コンフィグレーション」状態であり、どの
インタフェースも使用することができない。ホストから
の指示によって、ある1つのデバイス構成にコンフィグ
レーションされることによって、その構成に含まれるイ
ンタフェースが使用できるようになる。
【0043】なお、USBデバイスでは、同じデバイス
構成の中の複数のインタフェース間では、endpoi
nt0以外のエンドポイントは共有できないが、異なる
デバイス構成のインタフェース間では任意のエンドポイ
ントを共有できる。 (2)標準ディスクリプタについて USBデバイスには、そのデバイスの種別や特性を表現
するための標準ディスクリプタが定義されている。標準
ディスクリプタには、デバイスディスクリプタ、コンフ
ィグレーションディスクリプタ、インタフェースディス
クリプタがある。 デバイスディスクリプタはそのデバ
イスの種別(デバイスクラスコード)、製造者(ベンダ
ーID)、製品ID(プロダクトID)などが記述され
ている。なお、デバイスクラスコードは、そのデバイス
の種別を示す、あらかじめ定められた数値である。
【0044】コンフィグレーションディスクリプタはそ
のコンフィグレートされるデバイス構成に含まれるイン
タフェースや、そのデバイス構成をコンフィグレートす
るためのコンフィグレーション番号などが記述されてい
る。
【0045】インタフェースはそのインタフェースの機
能の種別(インタフェースクラスコード)やそのインタ
フェースに含まれるエンドポイントなどが記述されてい
る。なお、インタフェースクラスコードは、そのインタ
フェースの機能の種別を示す、あらかじめ定められた数
値である。インタフェースクラスコードはそのインタフ
ェースの種別(クラス)を示すもので、クラスごとにそ
のインタフェースの標準的な制御方式や送受信するデー
タ形式が決まっている。
【0046】エンドポイントディスクリプタはそのエン
ドポイントの転送タイプなど、エンドポイントの特性が
記述されている。endpoint0はデフォルトエン
ドポイントであり、その特性があらかじめ規定されてい
るため、endpoint0の特性を示すエンドポイン
トディスクリプタは不要である。以下、本発明の実施形
態について図面を参照して説明する。
【0047】図1は、本実施形態にかかるデバイスとし
ての電子機器(ここでは、USBデバイス)の構成例
を、例えば、デジタルカメラの場合を例にとり概略的に
示したもので、CPU101、ROM102、RAM1
03、CCD104、LCD105、キー106、UD
C107をバスで接続して構成されている。
【0048】CPU101は、デジタルカメラ全体を制
御するためのものでる。
【0049】ROM102は、デジタルカメラの動作制
御やUSB信号を処理するための各種プログラムやデー
タを格納する不揮発性メモリである。
【0050】RAM103は、デジタルカメラの動作制
御やUSB信号を処理するために用いるデータを一次的
に記憶する揮発性メモリである。
【0051】CCD(Charge Coupled Device)10
4は、画像を取り込む画像取得装置である。
【0052】LCD(Liquid Crystal Display)10
5は、各種情報を表示するための表示装置である。
【0053】ボタン106は、デジタルカメラを操作す
るための指示入力部である。
【0054】UDC(USB Device Controller)1
07は、USBデバイスのUSBインタフェース部であ
り、USB信号を処理するものである。このUDCは例
えば、2つのエンドポイント(エンドポイント0、エン
ドポイント1)を含む。
【0055】このように、USBデバイスは、UDC1
07をCPU101で制御する構成が一般的である。
【0056】図2は、UDC107の構成を概略的に示
したものである。
【0057】UCBトランシーバレシーバ107aは、
USB標準ケーブルを介して、USBの作動信号を送受
信するバッファである。また、このバッファでUSBデ
バイスの着脱の検出、スピードの検出などの処理も実施
する。
【0058】SIE(Serial Interface Engine)1
07bは、USBホストとの間でのデータ転送のプロト
コル処理を実行するものである。
【0059】FIFO107c、107dは、複数(図
1のUSBデバイスの場合、2つ)のエンドポイントの
それぞれに対し割り当てられたパケットサイズ分のバッ
ファである。例えば、FIFO107cは、コントロー
ル転送用のエンドポイント0に割り当てられ、FIFO
107dは、それ以外のエンドポイント1に割り当てら
れている。
【0060】エンドポイントコントローラ107eは、
エンドポイント、すなわち、FIFO107c、107
dを制御する。例えば、SIE107bで処理された信
号を適切なFIFOに格納する制御や、その逆の処理、
さらには、FIFO107c〜107d以降の回路との
インタフェース部分も含む。
【0061】DPLL(デジタルPLL)107fは、
受信したシンク信号から内部クロックに位相同期をかけ
るためのものである。
【0062】図3に、ROM102の記憶内容を示す。
【0063】ROM102には、このデジタルカメラを
制御するプログラム(USB規格に従ったUDC制御プ
ログラムを含む)と、USB標準ディスクリプタと、U
SBホストに転送されて、デジタルカメラをUSB経由
で制御するためのホスト用デジタルカメラ制御ソフトウ
エア(そのUSBデバイスのドライバやユーティリティ
等のプログラムで、以下、簡単に制御ソフトと呼ぶ)
と、さらに、これらプログラムを協調動作させるための
OSとが格納されている。
【0064】制御ソフトは、例えば、USBホストの種
類(例えば、アーキテクチャ、OS(オペレーションシ
ステム)等の種類に応じて分類されている)に応じて異
なる3つのソフトウェア(#1、#2、#3)が用意さ
れており、それぞれ、適合するUSBホストの種類を示
すためのIDが付加されている。USBホストは、自身
の種類に応じたIDを有している。
【0065】図4にROM102に格納されているUS
B標準ディスクリプタの構成を示し、図5に図1のデジ
タルカメラの有する2つのインタフェースの構成を概念
的に示す。
【0066】このUSBデバイスには、2つのコンフィ
グレーションをもち、コンフィグレーションを行って、
エンドポイントやインタフェースの組み合わせを切り替
えて異なる2つのデバイス構成を排他的に生成する。2
つのデバイス構成には、それぞれ1つのインタフェース
を含む。その1つは本来のデジタルカメラとしての機能
(静止画の取り込み機能)であるインタフェース#1、
もう1つはホストに制御ソフトを転送する機能であるイ
ンタフェース#2である。
【0067】2つのインタフェースは2つエンドポイン
ト(エンドポイント0、エンドポイント1)を共有して
使用する。
【0068】これにより、エンドポイントの数を増やす
ことなく、すなわち、新たなハードウエア(FIFOお
よびその周辺回路(エンドポイントコントローラ等)を
追加することなく、インタフェース#1という新たな機
能(制御ソフトの転送機能)をコンフィグレーションに
より設定できる。すなわち、これは、USBデバイスの
もつインタフェースの1つとして、自分の制御ソフトを
USBホストへ転送するためのインタフェースクラスを
定義することに相当する。
【0069】図6は、本実施形態にかかるホストとして
の電子機器(ここでは、例えばUSBホスト)の構成例
を、例えば、携帯型の情報端末装置(以下、簡単に携帯
情報端末と呼ぶ)の場合を例にとり概略的に示したもの
で、CPU201、ROM202、RAM203、LC
D204、キー205、UHC206をバスで接続して
構成されている。
【0070】CPU201は、携帯情報端末全体を制御
するためのものでる。
【0071】ROM202は、携帯情報端末の動作制御
やUSB信号を処理するための各種プログラムやデータ
を格納する不揮発性メモリである。
【0072】RAM203は、携帯情報端末の動作制御
やUSB信号を処理するために用いるデータを一次的に
記憶する揮発性メモリである。
【0073】LCD(Liquid Crystal Display)20
4は、各種情報を表示するための表示装置である。
【0074】キー205は、携帯情報端末を操作するた
めの指示入力部である。
【0075】UHC(USB Host Contorller)20
6は、USBホストのUSBインタフェースであり、U
SB信号を処理するものである。
【0076】図7に、ROM202の記憶内容を示す。
【0077】ROM202には、この携帯情報端末を制
御するプログラム(USB規格に従ったUHC制御プロ
グラムを含む)と、本発明にかかる、制御ソフト転送用
のUSBクラスを制御するプログラムと、さらに、これ
らプログラムを協調動作させるたのOSが格納されてい
る。
【0078】次に、図8〜図9に示すフローチャートを
参照して、図1に示したUSBデバイス(デジタルカメ
ラ)を図6のUSBホスト(携帯情報端末)に接続した
ときの処理動作について説明する。
【0079】USBデバイスがUSBホストに接続して
所定の初期化処理が終了すると(ステップS1)、US
BホストはUSBデバイスにUSB標準ディスクリプタ
の送信を要求し、USB標準ディスクリプタを読込む
(ステップS2)。
【0080】USBホストは標準ディスクリプタを参照
して、そのUSBデバイスの制御ソフトウエアを転送す
るインタフェースクラスがあるかどうかをチェックする
(ステップS3)。
【0081】ない場合は、コンフィグレーションディス
クリプタの内容に従って、そのUSBデバイスのコンフ
ィグレーションを行う(ステップS4)。USBホスト
はディスクリプタからUSBデバイスの種類、属性を知
り、それに応じたそのUSBデバイス用の制御ソフトウ
エア(ドライバ、ユーティリティなど)を選択する(ス
テップS5)。
【0082】その際、当該制御ソフトウエアがUSBホ
ストの例えばハードディスク(HDD)にすでにインス
トールされていれば、それをメモリにロードして、当該
制御ソフトウエアを使えるようにする(ステップS6〜
ステップS7)。
【0083】当該制御ソフトウエアがインストールされ
ていなければ、当該USBデバイスは使用できない(ス
テップS8)。
【0084】一方、ステップS3で、当該USBデバイ
スの制御ソフトウエアを転送するインタフェースクラス
が存在する場合は、図9のステップS9へ進み、USB
ホストは、当該USBデバイスを、制御ソフト転送用の
インタフェース(インタフェース#2)が使えるように
コンフィグレートし(ステップS9)、さらに、その制
御ソフト転送用のインタフェースに、ID読込み要求を
出して、制御ソフトのIDを読込む(ステップS1
0)。
【0085】USBホストは、この読込んだ制御ソフト
のIDの中に、自分自身のIDと一致するものがあれ
ば、そのIDの制御ソフトの読込み要求を出す。この要
求を受けて、USBデバイスはROM102に格納され
ている当該IDをもつ制御ソフトをUSBホストに転送
する。USBホストは当該転送されてきた制御ソフトを
RAM203に書き込む(ステップS11、ステップS
13)。
【0086】USBホストは、再度コンフィグレーショ
ン要求をUSBデバイスに出して、そのデバイスの本来
の機能(静止画読込みの機能)であるインタフェース#
1が使えるようにコンフィグレーションを行う(ステッ
プS14)。
【0087】ステップS13で読込んだ制御ソフトより
も新しいバージョンの制御ソフトが、既にUSBホスト
内のROM202またはRAM203にあれば、それを
インストールして使用し(ステップS15、ステップS
17)、無ければ、ステップS13でUSBデバイスか
らダウンロードした制御ソフトをインストールして(ス
テップS15、ステップS16)、USBデバイスを制
御する。
【0088】なお、ステップS11で、当該USBホス
トに一致するIDをもつ制御ソフトがUSBデバイス中
になければ、ステップS12へ進み、USBホストは、
再度コンフィグレーション要求をUSBデバイスに出し
て、そのデバイスの本来の機能(静止画読込みの機能)
であるインタフェース#1が使えるようにコンフィグレ
ーションを行い(ステップS12)、ステップS5へ進
む。以下、上記同様に処理を実行する。
【0089】USBホストのROM202に格納されて
いる制御ソフト転送用USBクラス制御プログラムに基
づく処理は、上記処理動作のうち、主に、ステップS9
〜ステップS13に示した処理である。
【0090】次に、図10に示すフローチャートを参照
して、図1に示したUSBデバイス(デジタルカメラ)
が図6のUSBホスト(携帯情報端末)から外されたと
きの処理動作について説明する。
【0091】USBホストは、USBデバイスが外され
たことを確認すると(ステップS21)、外されたUS
Bデバイスの制御ソフトがRAM203にロードされて
いる場合、その制御ソフトをRAM203から削除して
いいかどうかをユーザに確認する(ステップS22、ス
テップS23)。例えば、当該確認のためのメッセージ
文をLCD204に呈示したり、音声にて警告するよう
にしてもよい。
【0092】この確認要求を受けて、ユーザから、例え
ばキー205から削除を許可する旨のキーが入力された
場合は(ステップS24)、その制御ソフトを削除して
RAM203を開放し、RAM203の使用可能領域を
増やす(ステップS25〜ステップS26)。
【0093】以上説明したように、上記実施形態によれ
ば、USBデバイスが接続されたときに、その制御ソフ
ト(ドライバ、ユーティリティなど)をUSBホストが
当該USBデバイスからダウンロードすることで、別途
記録媒体(FD、CDROM等)を用いて新たに当該制
御ソフトをインストールする手間を省くことができる。
【0094】また、USBデバイスが接続されたとき
に、その制御ソフトをUSBホストがUSBデバイスか
らダウンロードすることで、別途記録媒体から制御ソフ
トをダウンロードする手段を持たないUSBホストでも
制御ソフトの更新を容易に行うことができる。
【0095】また、USBデバイスが接続されたとき
に、その制御ソフトをUSBホストがUSBデバイスか
らダウンロードすることで、各種USBデバイス用の制
御ソフトを長期間記憶できる大容量の記憶装置(例え
ば、HDD等)を持たないUSBホストでも、種類の異
なる複数のUSBデバイスを容易に接続して使用でき
る。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デバイスの接続時に、その制御ソフトウエア(ドライ
バ、ユーティリティなど)をホストが当該デバイスから
ダウンロードすることで、別途記録媒体(FD、CDR
OM等)を用いて新たに当該制御ソフトをインストール
する手間を省くことができるとともに、別途他の記録媒
体から制御ソフトをダウンロードする手段を持たないホ
ストや、各種デバイス用の制御ソフトを長期間記憶でき
るような大容量の記憶装置(例えば、HDD等)を持た
ないホストでも、種類の異なる複数のデバイスを容易に
接続してその制御ソフトのインストール・更新を容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるUSBデバイスの
構成例を、例えば、デジタルカメラの場合を例にとり概
略的に示した図。
【図2】UDC(USBデバイスコントローラ)の構成
を概略的に示した図。
【図3】USBデバイスのROMの記憶内容の一例を示
した図。
【図4】図3のUSB標準ディスクリプタの構成例を示
した図。
【図5】図1のデジタルカメラの有する2つのインタフ
ェースの構成を概念的に示した図。
【図6】本発明の実施形態にかかるUSBホストの構成
例を、例えば、携帯型の情報端末装置の場合を例にとり
概略的に示した図。
【図7】USBホストのROMの記憶内容の一例を示し
た図。
【図8】USBデバイス(デジタルカメラ)をUSBホ
スト(携帯情報端末)に接続したときの処理動作につい
て説明するためのフローチャート。
【図9】USBデバイス(デジタルカメラ)をUSBホ
スト(携帯情報端末)に接続したときの処理動作につい
て説明するためのフローチャート。
【図10】USBデバイス(デジタルカメラ)がUSB
ホスト(携帯情報端末)から外されたときの処理動作い
ついて説明するためのフローチャート。
【図11】USBトポロジーについて説明するための
図。
【図12】従来からあるUSBホストとUSBデバイス
とによるプラグアンドプレイ時の動作手順について説明
するためのフローチャート。
【図13】標準ディスクリプタの概要を説明するための
図。
【図14】USBデバイスの有するインタフェース、エ
ンドポイントについてより具体的に説明するための図
で、例えば、モデム機能付き電話の場合を例にとり示し
ている。
【符号の説明】
101…CPU(中央処理装置) 102…ROM 103…RAM 104…CCD(Charge Coupled Device) 105…LCD(Liquid Crystal Display) 106…ボタン 107…UDC(USBデバイスコントローラ) 201…CPU(中央処理装置) 202…ROM 203…RAM 204…LCD(Liquid Crystal Display) 205…キー 206…UHC(USBホストコントローラ)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストとしての第1の電子機器にデバイ
    スとしての第2の電子機器を接続して通信を行うための
    電子機器制御方法において、 予め前記第2の電子機器に、前記第2の電子機器の制御
    用ソフトを格納させ、 前記第1の電子機器に前記第2の電子機器が接続された
    とき、前記制御用ソフトの転送機能が使用できる第1の
    コンフィグレーションに前記第2の電子機器を設定し
    て、前記第2の電子機器から前記第1の電子機器へ前記
    制御用ソフトを転送させ、 前記第2の電子機器を、前記第1のコンフィグレーショ
    ンと異なる第2のコンフィグレーションに設定し、前記
    第1の電子機器と前記第2の電子機器との間の通信を、
    前記制御用ソフトを用いて行うことを特徴とする電子機
    器制御方法。
  2. 【請求項2】 デバイスとしての電子機器を接続して通
    信を行う電子機器制御装置において、 前記電子機器が接続されたとき、該電子機器に予め格納
    されている該電子機器の制御用ソフトの転送機能が使用
    できる第1のコンフィグレーションに前記電子機器を設
    定する設定手段と、 前記電子機器から前記制御用ソフトを転送させる転送手
    段と、 前記電子機器を、前記第1のコンフィグレーションと異
    なる第2のコンフィグレーションに設定する設定手段
    と、 前記転送手段で転送された制御用ソフトを用いて前記電
    子機器との間で通信を行う通信手段と、 を具備したことを特徴とする電子機器制御装置。
  3. 【請求項3】 デバイスとしての電子機器を接続して通
    信を行うための電子機器制御方法において、 前記電子機器が接続されたとき、該電子機器の記憶する
    該電子機器を制御する上で必要な制御情報を、該制御情
    報を転送するためのUSBのインタフェースを用いて転
    送させて記憶手段に記憶することを特徴とする電子機器
    制御方法。
  4. 【請求項4】 前記制御情報を転送するためのUSBの
    インタフェースは、前記電子機器の有する他のUSBの
    インタフェースとそのエンドポイントを共有することを
    特徴とする請求項3記載の電子機器制御方法。
  5. 【請求項5】 前記電子機器の記憶する複数の制御情報
    のうち、適合する制御情報のみを転送させることを特徴
    とする請求項3記載の電子機器制御方法。
  6. 【請求項6】 デバイスとしての電子機器を接続して通
    信を行う電子機器制御装置において、 前記電子機器が接続されたとき、該電子機器に記憶され
    ている該電子機器を制御する上で必要な制御情報を、該
    制御情報を転送するためのUSBのインタフェースを用
    いて転送させる転送手段と、 前記電子機器から転送されてきた前記制御情報を記憶す
    る記憶手段と、 を具備したことを特徴とする電子機器制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御情報を転送するためのUSBの
    インタフェースは、前記電子機器の有する他のUSBの
    インタフェースとそのエンドポイントを共有することを
    特徴とする請求項6記載の電子機器制御装置。
  8. 【請求項8】 前記電子機器が外されたとき、前記記憶
    手段に記憶された制御情報を該記憶手段から削除するこ
    とを特徴とする請求項6記載の電子機器制御装置。
  9. 【請求項9】 前記電子機器が外されたとき、前記記憶
    手段に記憶された制御情報を該記憶手段から削除するか
    否かをユーザに確認することを特徴とする請求項6記載
    の電子機器制御装置。
  10. 【請求項10】 前記転送手段は、前記電子機器の記憶
    する複数の制御情報のうち、適合する制御情報のみを転
    送させることを特徴とする請求項6記載の電子機器制御
    装置。
  11. 【請求項11】 USB通信が可能な電子機器におい
    て、 USBホストに転送すべき制御情報を記憶する記憶手段
    と、 前記USBホストの要求に応じて、前記制御情報を転送
    するためのUSBのインタフェースであって他のUSB
    のインタフェースとそのエンドポイントを共有するイン
    タフェースを用いて、前記記憶手段に記憶された制御情
    報を該USBホストへ転送する転送手段と、 を具備したことを特徴とする電子機器。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段はUSBホストの種類に
    応じた複数の制御情報を記憶したことを特徴とする請求
    項11記載の電子機器。
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