JP2003177981A - 動作環境設定支援装置及びプログラム - Google Patents

動作環境設定支援装置及びプログラム

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JP2003177981A
JP2003177981A JP2001376100A JP2001376100A JP2003177981A JP 2003177981 A JP2003177981 A JP 2003177981A JP 2001376100 A JP2001376100 A JP 2001376100A JP 2001376100 A JP2001376100 A JP 2001376100A JP 2003177981 A JP2003177981 A JP 2003177981A
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Tomonori Watabe
知記 渡部
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INTERNET SERVICE PARTNERS CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置が記憶する設定情報を容易に変更できる
ようにし、コンピュータの知識が少ない者でも比較的容
易にインターネットへのアクセスを可能とする。 【解決手段】 設定書込用マシン1は、USB(Univer
sal Serial Bus)接続された設定記憶ユニット2に、ネ
ットワーク接続端末3の動作条件を設定するための設定
情報と、ネットワーク接続プログラムととを書き込む。
この設定記憶ユニット2をネットワーク接続端末3にU
SB接続すると、ネットワーク接続プログラムがネット
ワーク接続端末3にロードされ、ネットワーク接続プロ
グラムが、設定記憶ユニット2の記憶する設定情報に従
って実行される。ネットワーク接続端末3が記憶する設
定情報は変更されず、また、ネットワーク接続プログラ
ムの実行中に取り扱われたデータはネットワーク接続端
末3には残らない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの購
入時等に、インターネットサービスプロバイダとの契約
などを含む当該コンピュータのセットアップを適切に行
うことができ、その後のメンテナンスも容易に行うこと
ができるようにするための方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等、情報処理を行う装置
は、一般に、動作条件を指定するデータを予め記憶し、
このデータが指定する動作条件に従って、プログラムの
実行などを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、動作条件を指
定するデータの設定や変更は一般に煩雑であり、また、
データをどのように設定あるいは変更すべきかが利用者
にとってよくわからない場合も多い。
【0004】従って、例えば、コンピュータに不慣れな
個人が、コンピュータを購入して、そのコンピュータを
インターネットに接続して、ホームページを閲覧した
り、電子メール(e−メール)を送受信することは、そ
れなりに難しい作業である。結局、コンピュータを買っ
たけれど、電源を投入することはほとんどないという状
態になることが往々にしてある。
【0005】特に、最近一般的になっているADSL
(Asynmetrical Digital SubscriberLine)等のブロー
ドバンド回線を用いたデータ通信では、データが伝送さ
れる経路を指定するための条件が複雑である。(例え
ば、ADSLを利用する場合は、利用するモデムに適合
した環境を提供するADSL事業者を選ぶ必要があり、
経路に光ファイバーを用いる回線が入らないようにする
必要もある、など。)このため、コンピュータに不慣れ
な個人がブロードバンド通信の経路を正しく指定するこ
とは非常に困難である。
【0006】また、当初は、インターネットを使用でき
ても、ハードディスクのフォーマット・交換、プログラ
ムのバーションアップ等が発生した際に、ユーザ自身で
は、設定ができず、以後、インターネットを使用できな
くなってしまうこともある。
【0007】また、コンピュータ等が多数の利用者に共
用されるものである場合、利用者が異なる毎に動作条件
を変更する必要が生じる場合があり、従って、利用者が
異なる毎に、動作条件を指定するデータを変更する必要
が生じ得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記実状
に鑑みてなされたものであり、コンピュータの知識が少
ない者でも、比較的容易に、ネットワークへのアクセス
を可能とすることを目的とする。また、この発明は、装
置が記憶する設定情報を容易に変更できるようにするこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる動作環境設定支援装置
は、携帯可能に構成されており、自己の動作条件を設定
するための設定情報を記憶するコンピュータに着脱可能
に接続され、前記コンピュータが記憶する設定情報に代
わって前記コンピュータの動作条件を設定する代替用設
定情報、及び、前記代替用設定情報に従って前記コンピ
ュータを動作させるためのプログラムを記憶する記憶手
段と、前記記憶手段が記憶する前記プログラムを前記コ
ンピュータに転送する転送手段と、を備える、ことを特
徴とする。
【0010】このような動作環境設定支援装置が記憶す
るプログラムをコンピュータが実行すれば、コンピュー
タが記憶する設定情報には変更がないまま、コンピュー
タが代替用設定情報に従って動作し、また、代替用設定
情報をどのような内容にすべきかを利用者が知っている
必要もない。従って、コンピュータが記憶する設定情報
が変更されたと同様の状態が容易に作り出され、コンピ
ュータを用いた通信等が容易に行われる。
【0011】前記コンピュータは通信回線に接続可能に
構成されていてもよい。この場合、前記コンピュータ
は、当該通信回線の種別を示すデータを含む前記設定情
報を記憶し、当該通信回線の種別が前記コンピュータ自
身の記憶する前記設定情報が示す種別であるものとして
前記プログラムを実行するものであってもよい。
【0012】前記コンピュータは、前記転送手段が接続
されたことを検知したとき、当該転送手段に、当該転送
手段を識別する識別データの転送を要求し、識別データ
が転送されたとき、転送された当該識別データを記憶し
ていれば前記プログラムの転送の続行を要求し、転送さ
れた当該識別データと異なる識別データを記憶していれ
ば前記プログラムの転送を拒絶し、識別データを記憶し
ていなければ転送された当該識別データを記憶し、前記
プログラムの転送が完了したとき、自己が記憶する識別
データを消去する、ものであって、前記転送手段は、識
別データの転送の要求に応答して、自己を識別する識別
データを前記コンピュータに転送する手段と、前記プロ
グラムの転送続行の要求に応答して、前記プログラムの
うち未だ前記コンピュータへと転送していない部分を前
記コンピュータに転送する手段と、を備えるものとすれ
ば、いったんコンピュータに接続された動作環境設定支
援装置がコンピュータから切り離される等の原因でプロ
グラムの転送を中断されても、再度接続すれば転送が再
開される。また、いったん転送を中断されたものとは異
なる動作環境設定支援装置が接続されても転送は再開さ
れないので、誤ったプログラム等がコンピュータに転送
されることが防止される。
【0013】また、本発明の第2の観点にかかる動作環
境設定支援装置は、自己の動作条件を設定するための設
定情報を記憶するコンピュータに当該設定情報を所定の
内容を有するよう変更させるための設定変更プログラム
を記憶する記憶手段と、前記コンピュータに着脱可能に
接続され、前記記憶手段が記憶する前記設定変更プログ
ラムを含む転送用データを前記コンピュータに転送する
転送手段と、を備え、携帯可能に構成されている、こと
を特徴とする。
【0014】このような動作環境設定支援装置が記憶す
る設定変更プログラムをコンピュータが実行すれば、設
定情報は所定の内容へと変更されるので、設定情報が容
易な操作で変更され、また、設定情報をどのような内容
に変更すべきかを利用者が知っている必要もない。従っ
て、コンピュータが記憶する設定情報は容易に変更され
る。
【0015】前記コンピュータは通信回線に接続可能に
構成されており、当該通信回線の種別を示すデータを含
む前記設定情報、及び、前記コンピュータ自身が当該通
信回線を介したデータの伝送を行うための通信プログラ
ムを記憶し、当該通信回線の種別が前記設定情報が示す
種別であるものとして当該通信プログラムを実行するも
のであってもよい。この場合、前記転送用データは、前
記コンピュータに前記通信回線の種別の照会を行わせる
ための調査プログラムを更に含んでおり、前記調査プロ
グラムは、前記照会の結果が前記コンピュータに供給さ
れたとき、前記設定情報を、当該照会の結果に合致する
よう変更させるものであるものとすれば、このコンピュ
ータは現にこのコンピュータに接続されている電話回線
の種別に従って正しくデータの伝送を行えるようにな
る。
【0016】前記転送手段は、例えば、前記コンピュー
タより前記転送用データの転送を要求されたとき、当該
要求に応答して前記転送用データを前記コンピュータに
転送するものであればよい。この場合、前記コンピュー
タは、前記転送手段が接続されたことを検知して前記要
求を発するものであれば、動作環境設定支援装置をコン
ピュータに接続するだけで転送用データの転送が開始さ
れ、操作が容易である。
【0017】前記コンピュータは、前記転送手段が接続
されたことを検知したとき、当該転送手段に、当該転送
手段を識別する識別データの転送を要求し、識別データ
が転送されたとき、転送された当該識別データを記憶し
ていれば転送用データの転送の続行を要求し、転送され
た当該識別データと異なる識別データを記憶していれば
転送用データの転送を拒絶し、識別データを記憶してい
なければ転送された当該識別データを記憶し、転送用デ
ータの転送が完了したとき、自己が記憶する識別データ
を消去する、ものであってもよい。この場合、前記転送
手段は、識別データの転送の要求に応答して、自己を識
別する識別データを前記コンピュータに転送する手段
と、転送用データの転送続行の要求に応答して、転送用
データのうち未だ前記コンピュータへと転送していない
部分を前記コンピュータに転送する手段と、を備えるも
のとすれば、いったんコンピュータに接続された動作環
境設定支援装置がコンピュータから切り離される等の原
因で転送用データの転送を中断されても、再度接続すれ
ば転送が再開される。また、いったん転送を中断された
ものとは異なる動作環境設定支援装置が接続されても転
送は再開されないので、誤ったデータがコンピュータに
転送されることが防止される。
【0018】前記転送用データは、前記コンピュータ
に、前記設定情報を、前記設定変更プログラムに従って
変更される以前の内容へと復旧させるための設定復旧プ
ログラムを更に含んでいるものとすれば、コンピュータ
が動作環境設定支援装置に記憶された設定復旧プログラ
ムを実行することにより、設定情報が容易に復旧され
る。
【0019】前記転送用データが、前記コンピュータ
に、前記設定情報を、前記設定変更プログラムに従って
変更される以前の内容へと復旧させるための設定復旧プ
ログラムを更に含んでいる場合、前記コンピュータは、
自己に接続された前記転送手段が切り離されたことを検
知して前記設定復旧プログラムを実行するものであれ
ば、動作環境設定支援装置をコンピュータから切り離す
だけで転送用データの転送が開始され、操作が容易であ
る。
【0020】前記転送手段は、例えば、USB(Univer
sal Serial Bus)を介して前記コンピュータに着脱可能
に接続されていればよい。
【0021】また、本発明の第3の観点にかかるプログ
ラムは、自己の動作条件を設定するための設定情報を記
憶する第1のコンピュータに着脱可能に構成され、かつ
携帯可能に構成されている第2のコンピュータを、前記
第1のコンピュータが記憶する設定情報に代わって前記
第1のコンピュータの動作条件を設定する代替用設定情
報、及び、前記代替用設定情報に従って前記第1のコン
ピュータを動作させるためのプログラムを記憶する記憶
手段と、前記記憶手段が記憶する前記プログラムを前記
第1のコンピュータに転送する転送手段と、して機能さ
せるためのものであることを特徴とする。
【0022】このようなプログラムを実行する第2のコ
ンピュータが記憶する設定変更プログラムを第1のコン
ピュータが実行すれば、第1のコンピュータが記憶する
設定情報には変更がないまま、第1のコンピュータが代
替用設定情報に従って動作し、また、代替用設定情報を
どのような内容にすべきかを利用者が知っている必要も
ない。従って、第1のコンピュータが記憶する設定情報
が変更されたと同様の状態が容易に作り出される。
【0023】また、本発明の第4の観点にかかるプログ
ラムは、自己の動作条件を設定するための設定情報を記
憶する第1のコンピュータに着脱可能に構成され、かつ
携帯可能に構成されている第2のコンピュータを、前記
第1のコンピュータに当該設定情報を所定の内容を有す
るよう変更させるための設定変更プログラムを記憶する
記憶手段と、前記第1のコンピュータに着脱可能に接続
され、前記記憶手段が記憶する前記設定変更プログラム
を含む転送用データを前記第1のコンピュータに転送す
る転送手段と、して機能させるためのものであることを
特徴とする。
【0024】このようなプログラムを実行する第2のコ
ンピュータが記憶する設定変更プログラムを第1のコン
ピュータが実行すれば、設定情報は所定の内容あるいは
照会の結果通りに変更されるので、設定情報が容易な操
作で変更され、また、設定情報をどのような内容に変更
すべきかを利用者が知っている必要もない。従って、第
1のコンピュータが記憶する設定情報は容易に変更され
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
通信環境設定システムを例とし、図面を参照して説明す
る。
【0026】(第1の実施の形態)図1は、この通信環
境設定システムの構成を示す図である。図示するよう
に、この通信環境設定システムは、設定書込用マシン1
と、設定記憶ユニット2と、ネットワーク接続端末3と
から構成されている。
【0027】設定書込用マシン1は、例えば店舗(コン
ビニエンスストア等)の店頭に設置されている。ネット
ワーク接続端末3は、例えばインターネットカフェの店
頭に設置されており、電話回線Tに接続されている。電
話回線Tは、ネットワーク接続サービスを提供するプロ
バイダが保有する外部のゲートウェイサーバ(アクセス
ポイント)APにも接続されており、アクセスポイント
APは、インターネット等より構成される外部のネット
ワークNに接続されている。
【0028】設定書込用マシン1は、処理部11と、記
憶部12と、入力部13と、表示部14と、インターフ
ェース部15とより構成されている。記憶部12、入力
部13、表示部14及びインターフェース部15は、処
理部11に接続されている。
【0029】処理部11は、CPU(中央処理装置)等
より構成されている。処理部11は、記憶部12が記憶
する後述のプログラムの制御に従って、後述する処理を
実行する。
【0030】記憶部12は、ハードディスク装置やRA
M(Random Access Memory)等より構成されており、処
理部11が実行する後述の各種の処理を制御するプログ
ラムと、後述するデータベースとを記憶する。そして、
処理部11のアクセスに応答して、このプログラムや、
これらのデータベースに含まれるデータを、処理部11
へと供給する。
【0031】記憶部12が記憶するデータベースは、プ
ロバイダが提供するネットワーク接続サービスを受ける
ために用いられるプロバイダ情報を、プロバイダ毎に格
納している。各々のプロバイダについてのプロバイダ情
報は、具体的には、例えば、プロバイダの名称に加え、
以下(a)〜(d)として示すデータ、すなわち、
(a) 当該名称が示すプロバイダが保有するアクセス
ポイントAPの電話番号、(b) ネットワーク接続端
末3が、(a)のデータが示すアクセスポイントAPに
アクセスするときに利用すべき電話回線の種類(c)
(a)のデータが示すアクセスポイントAPを利用して
ネットワークNに接続した場合の接続料金の算定基準
(料金コース)を表すデータ、及び、(d) (a)の
データが示すアクセスポイントAPとネットワーク接続
端末3との間のデータの伝送の速度(接続速度)を表す
データ、を含んでいる。
【0032】また、このデータベースは、ネットワーク
接続端末3が実行するためのプログラムである、環境調
査プログラム、環境設定プログラム及び環境復旧プログ
ラムを記憶する。環境調査プログラム、環境設定プログ
ラム及び環境復旧プログラムは、ネットワーク接続端末
3が実行する後述の処理を制御する。
【0033】入力部13は、タッチパネル等より構成さ
れており、利用者の操作に従った情報を処理部11に供
給する。表示部14は、CRT(Cathode Ray Tube)あ
るいは液晶ディスプレイ等より構成されており、処理部
11の指示に従った画像を、自己の表示画面上に表示す
る。
【0034】インターフェース部15は、USB(Univ
ersal Serial Bus)ホストコントローラ等の電気回路よ
り構成されており、図示するように、USBコネクタを
装着するためのレセプタクルR1を備えていて、USB
ホストの機能を行う。すなわち、インターフェース部1
5は、自己の動作中、レセプタクルR1に、USBクラ
イアント(すなわち、USBホストコントローラとの間
でのUSBホストコントローラの制御に従ってデータの
送受信を行う装置)が装着されると、USBプロトコル
に従って、このUSBクライアントが装着されたことを
検知し、処理部11の制御の下に、このUSBクライア
ントとの間で、USBプロトコルに準拠した手順による
データ交換を行う。具体的には、処理部11がインター
フェース部15に供給したデータをこのUSBクライア
ントに送信したり、このUSBクライアントが送信した
データを受信して処理部11に供給したりする。
【0035】また、インターフェース部15は、レセプ
タクルR1に、USBクライアントが装着されたことを
検知するほか、このUSBクライアントが自己の動作中
にレセプタクルR1から切り離されたことも検知する。
すなわち、インターフェース部15はUSBクライアン
トの活線挿抜を検知する機能を有する。
【0036】設定記憶ユニット2は、USBクライアン
トとして動作するものである。図1に示すように、設定
記憶ユニット2は、処理部21と、記憶部22と、イン
ターフェース部23とより構成されている。記憶部22
及びインターフェース部23は、処理部21に接続され
ている。
【0037】処理部21は、CPU等より構成されてお
り、記憶部22が予め記憶するプログラムや、後述の処
理に従って記憶部22が新たに記憶する後述のプログラ
ムの制御に従って、後述する処理を実行する。
【0038】記憶部22は、フラッシュメモリ等の不揮
発性メモリより構成されており、処理部21が実行する
処理に従って、後述するデータやプログラムを記憶し、
また、設定記憶ユニット2を識別するユニットID(ID
entification)を予め記憶する。そして、自己が記憶す
るこれらのデータやプログラムを、処理部21のアクセ
スに応答して処理部21に供給する。
【0039】インターフェース部23は、USBクライ
アントチップ等の論理回路などより構成されており、図
1に示すようにUSBコネクタPを備えている。インタ
ーフェース部23は、自己のUSBコネクタPが、US
Bホストのレセプタクルに接続されることによりこのU
SBホストに装着されると、このUSBホストの制御に
従い、このUSBホストとの間で、USBプロトコルに
準拠した手順によるデータ交換を行う。具体的には、処
理部21がインターフェース部23に供給したデータを
このUSBホストに送信したり、このUSBホストが送
信したデータを受信して処理部21に供給したりする。
【0040】なお、設定記憶ユニット2は、例えば図2
に示すような外形を有しており、携帯可能なように一体
に成形されているものとする。
【0041】ネットワーク接続端末3は、活線挿抜を検
知可能なUSBホストの機能を行うパーソナルコンピュ
ータ等より構成されており、自己が実行する後述のWW
W(World Wide Web)ブラウザの処理及びメール送受信
の処理を制御するプログラムと、後述する設定情報と、
後述する処理を制御するユニット認証プログラムを記憶
する。また、後述する処理に従い、自己に接続された設
定記憶ユニット2のユニットIDも記憶する。
【0042】また、ネットワーク接続端末3は、各々、
キーボード及びマウス等からなる入力装置と、CRTや
液晶ディスプレイ等からなる表示装置と、CPU等から
なる制御装置と、RAMやハードディスク装置等からな
る記憶装置と、USBホストコントローラと、USBコ
ネクタを装着するためのレセプタクルR2と、モデムあ
るいはターミナルアダプタ等より構成される通信制御装
置とを備える。なお、ネットワーク接続端末3には、自
己を識別する識別符号(例えば、IP(Internet Proto
col)アドレス)が割り当てられている。
【0043】設定情報は、例えば、以下(A)〜(H)
として示すデータ、すなわち、(A) ネットワーク接
続端末3が接続する対象のアクセスポイントAPの電話
番号、(B) (A)のデータが示すアクセスポイント
APにログインするためのパスワード、(C) ネット
ワーク接続端末3の利用者の電子メールアドレス、
(D) 当該利用者が電子メールの送信に用いるメール
送信サーバのアドレス、(E) 当該利用者が電子メー
ルの受信に用いるメール受信サーバのアドレス、(F)
(E)のアドレスが示すメール受信サーバにログイン
するために用いるパスワード、及び、(G) ネットワ
ーク接続端末3に接続されている電話回線Tの種類(ア
ナログ回線か、ISDNか、ADSLか、アナログ回線
であればパルス回線かトーン回線か、など)、(H)
ネットワーク接続端末3の通信制御装置の機種、を含ん
でいる。
【0044】ネットワーク接続端末3は、上述の通り、
WWWブラウザの処理を実行する。すなわち、ネットワ
ーク接続端末3は、自己が利用者の操作に従ってURL
を入力すると、自己の通信制御装置及びネットワークN
を介して外部のサーバ等の装置にアクセスし、このUR
Lの供給元を示すものとして自己の識別符号を当該装置
に供給して、このURLが示す論理的位置にあるデータ
の送信を要求する。そして、この要求に従って当該装置
が送信したデータを受信し、受信したデータを表す画像
を自己の表示装置の表示画面上に表示する。
【0045】また、ネットワーク接続端末3は、上述の
通り、メール送受信の処理を実行する。すなわち、ネッ
トワーク接続端末3は、利用者がネットワーク接続端末
3の入力装置を操作してメール送受信の処理の実行を指
示した後、利用者の操作に従って、宛先のメールアドレ
ス、電子メールの表題及び内容を表すデータを入力する
と、入力した宛先、表題及び内容を有し、設定情報が記
憶する電子メールアドレスを発信元とする電子メールを
作成し、自己が記憶する設定情報が示すメール送信サー
バに宛てて、自己の通信制御装置及びネットワークNを
介し、当該電子メールを送出する。また、利用者がメー
ル送受信の処理の実行を指示した後、更に入力装置を操
作してメールの受信を指示すると、自己の通信制御装置
及びネットワークNを介し、自己が記憶する設定情報が
示すメール受信サーバにアクセスし、この設定情報が示
す利用者のメールアドレスに宛てられた電子メールを読
み出す。そして、読み出した電子メールの表題、内容及
び発信元を、自己の表示装置の表示画面上に表示する。
【0046】なお、ネットワーク接続端末3の通信制御
装置は、WWWブラウザの処理又はメール送受信の処理
を実行すると、上述の設定情報が示す電話番号を有する
アクセスポイントAPと通話することにより、ネットワ
ークNに接続する。なお、通話の開始時点は、例えば、
ダイヤルアップ接続ならば、利用者がネットワーク接続
端末3の入力装置を操作して接続の開始を指示した時点
であり、常時接続であれば、ネットワーク接続端末3に
電源が投入された時点である。
【0047】次に、この通信環境設定システムの動作を
説明する。
【0048】(設定記憶ユニットへのデータの書き込み
の動作)設定記憶ユニット2をネットワーク接続端末3
の環境設定に用いたい場合、ネットワーク接続端末3の
利用者は、設定書込用マシン1のレセプタクルR1に設
定記憶ユニット2のUSBコネクタPを差し込むことに
より、設定記憶ユニット2を設定書込用マシン1に装着
する。そして、利用者は、入力部13を操作して、設定
記憶ユニット2へのデータの書き込みを指示する。
【0049】すると、処理部11は、この指示に応答し
て、記憶部12が記憶するデータベースにアクセスし、
データベースに格納されているプロバイダ情報を読み出
す。そして、読み出したプロバイダ情報の内容(すなわ
ち、上述の(a)〜(d)のデータ)をプロバイダ毎に
一覧表示するよう、表示部14に指示する。表示部14
は、この指示に従い、プロバイダ情報の内容を自己の表
示画面上にプロバイダ毎に一覧表示する。
【0050】設定書込用マシン1がプロバイダ情報の内
容を一覧表示している状態で、利用者が入力部13を操
作しアクセスポイントAPの電話番号を選択するデータ
を入力すると、処理部11は、利用者が選択した電話番
号をデータベースより読み出して、設定記憶ユニット2
に記録する設定情報のうち上述の(A)のデータとして
使うため、記憶部12に一時記憶させる。
【0051】次に、処理部11は、表示部14に指示し
て、上述した(B)〜(F)のデータ入力を促す画像を
表示させる。そして、設定書込用マシン1が当該画像を
表示している状態で、利用者が入力部13を操作し、
(B)〜(F)のデータを入力すると、処理部11は、
入力されたこれら5個のデータを記憶部12に一時記憶
させる。
【0052】次に、処理部11は、データベースから、
環境調査プログラム及びネットワーク接続プログラムを
読み出し、読み出したこれらのプログラムをインターフ
ェース部15に供給し、これらのプログラムを設定記憶
ユニット2へと送信するよう指示する。また、処理部1
1は、記憶部12が一時記憶している(A)〜(F)の
データを読み出してインターフェース部15に供給し、
当該(A)〜(F)のデータを設定記憶ユニット2へと
送信するよう指示する。
【0053】インターフェース部15は、処理部11の
指示に従い、USBプロトコルに準拠した手順で設定記
憶ユニット2にネットワーク接続プログラム及び(A)
〜(F)のデータを送信する。設定記憶ユニット2のイ
ンターフェース部23は、設定書込用マシン1が送信し
たネットワーク接続プログラムやデータを受信して処理
部21に供給し、処理部21は、このプログラムやデー
タを、記憶部22の不揮発性の記憶領域に格納する。
【0054】以上説明した処理の結果、設定記憶ユニッ
ト2は、ネットワーク接続端末3の利用者が入力又は選
択した(A)〜(F)のデータと、ネットワーク接続プ
ログラムとを不揮発的に記憶した状態となる。
【0055】(ネットワーク接続の動作)ネットワーク
接続端末3を利用したい場合、ネットワーク接続端末3
の利用者は、ネットワーク接続端末3がユニット認証プ
ログラムを実行している状態で、ネットワーク接続端末
3のレセプタクルR2に設定記憶ユニット2のUSBコ
ネクタPを差し込むことにより、設定記憶ユニット2を
ネットワーク接続端末3に装着する。なお、ユニット認
証プログラムは、ネットワーク接続端末3の起動後に利
用者の指示に従って実行されてもよいし、ネットワーク
接続端末3の起動時に自動的に実行されてもよい。
【0056】設定記憶ユニット2がネットワーク接続端
末3に装着されると、ネットワーク接続端末3は設定記
憶ユニット2の装着を検知して、ユニット認証プログラ
ムの制御に従い、設定記憶ユニット2にユニットIDの
送信を要求する。設定記憶ユニット2はこの要求に応答
して自己のユニットIDを返送し、ネットワーク接続端
末3は、返送されたユニットIDを受信する。そして、
何らかのUSBデバイスのユニットIDを自己が記憶し
ていないことを確認した後、受信したユニットIDを新
たに記憶する。
【0057】そして、利用者が、設定記憶ユニット2が
記憶するネットワーク接続プログラムの実行を指示する
と、ネットワーク接続端末3は、設定記憶ユニット2に
このネットワーク接続プロラムの送信を要求する。設定
記憶ユニット2がこの要求を受信すると、処理部21が
この要求に応答してネットワーク接続プログラムを記憶
部22から読み出し、インターフェース部23を介して
ネットワーク接続端末3に送る。ネットワーク接続端末
3はこのネットワーク接続プログラムを実行する。
【0058】ネットワーク接続端末3は、設定記憶ユニ
ット2が記憶するネットワーク接続プログラムの実行を
開始すると、設定記憶ユニット2に、記憶部22が記憶
している(A)及び(B)のデータの送信を要求し、設
定記憶ユニット2が該当する(A)及び(B)のデータ
を返送すると、返送されたこれらのデータを受信する。
また、ネットワーク接続端末3は、自己が記憶する設定
情報に含まれる(G)及び(H)のデータを読み出す。
【0059】そして、ネットワーク接続端末3は、自己
の通信制御部を駆動して、アクセスポイントAPへの接
続の手順を開始する。ただし、接続する対象のアクセス
ポイントAPは、設定記憶ユニット2から取得した
(A)のデータが示すものとする。また、通信の手順や
速度は、自己が記憶している(H)のデータが示す機種
の通信制御装置や、自己が記憶している(G)のデータ
が示す種類の電話回線に適合する手順や速度とする。
【0060】ネットワーク接続端末3は、アクセスポイ
ントAPとの接続中は、利用者の操作に従い、上述した
WWWブラウザの処理を、設定記憶ユニット2が記憶す
るブラウザプログラムを起動することにより実行する。
また、ネットワーク接続端末3は、アクセスポイントA
Pとの接続中は、利用者の操作に従い、上述のメール送
受信の処理を、設定記憶ユニット2が記憶するメールク
ライアントプログラムを起動することにより実行する。
【0061】ただし、ネットワーク接続端末3は、設定
記憶ユニット2が記憶するブラウザプログラムやメール
クライアントプログラムに従った処理を行う場合は、処
理中に取り扱ったデータは、処理完了後にネットワーク
接続端末3が記憶したままになっていないようにする。
すなわち、処理中に取り扱ったデータは設定記憶ユニッ
ト2が記憶するものとしたり、あるいは、処理を完了さ
せる前に必ずネットワーク接続端末3の記憶装置の記憶
領域から消去するようにしたりする。
【0062】なお、処理中に取り扱うデータとしては、
例えば、ネットワーク接続端末3がアクセスポイントA
Pから受信したデータや、ネットワーク接続端末3が自
己の入力装置や設定記憶ユニット2から取得したデータ
が含まれる。アクセスポイントAPから取得するデータ
としては、より具体的には、WWWブラウザの処理に従
って受信したHTML形式のデータや、メール送受信の
処理に従って受信した電子メールなどが含まれる。ま
た、ネットワーク接続端末3が自己の入力装置から取得
するデータとしては、より具体的には、利用者が入力し
たURLや、利用者が入力した、宛先のメールアドレ
ス、電子メールの表題及び内容を表すデータなどが含ま
れる。
【0063】また、ネットワーク接続端末3は、設定記
憶ユニット2が記憶するブラウザプログラムやメールク
ライアントプログラムに従った処理において、設定情報
を用いる場合は、設定記憶ユニット2が記憶している設
定情報を用いるものとする。例えば、メール送受信の処
理で、ネットワーク接続端末3は、設定記憶ユニット2
が記憶する(D)及び(E)のデータが示すメール送信
サーバ及びメール受信サーバにアクセスするものとす
る。また、メール受信サーバへのログインは、設定記憶
ユニット2が記憶する(F)のデータを用いて行う。ま
た、送信する電子メールの発信元のメールアドレスは設
定記憶ユニット2が記憶する(C)のデータが示すメー
ルアドレスとする。
【0064】そして、ネットワーク接続端末3のレセプ
タクルR2から設定記憶ユニット2のUSBコネクタP
が取り外されると、ネットワーク接続端末3は、設定記
憶ユニット2が切り離されたことを検知し、例えば、ユ
ニット認証プログラムの制御に従って、自己が記憶して
いるユニットIDを消去する。また、ネットワーク接続
端末3は、設定記憶ユニット2が切り離されたことを検
知した時点で、設定記憶ユニット2が記憶するブラウザ
プログラムやメールクライアントプログラムの処理中に
取り扱ったデータを記憶している場合は、このデータを
自己の記憶装置の記憶領域から消去する。
【0065】以上説明した処理の結果、ネットワーク接
続端末3は、設定記憶ユニット2が接続されている間、
設定書込用マシン1によりデータの書き込みを受けた設
定記憶ユニット2を所持する利用者が選択したアクセス
ポイントAPに接続可能な状態となり、また、当該利用
者宛の電子メールを受信したり、当該利用者を発信元と
する電子メールを送信したりすることが可能な状態とな
る。
【0066】(異常発生時の動作)ネットワーク接続端
末3が設定記憶ユニット2からプログラムや設定情報な
どのデータを受信している間に、設定記憶ユニット2の
USBコネクタPがネットワーク接続端末3のレセプタ
クルR2から外れる等のためネットワーク接続端末3と
設定記憶ユニット2とが切り離されたとする。この場
合、ネットワーク接続端末3は、設定記憶ユニット2の
ユニットIDと、設定記憶ユニット2から受信すべきプ
ログラムや設定情報のうち既に受信した部分とを記憶し
たまま、これらのデータを受信する処理を中断する。
【0067】そして、いったん切り離された設定記憶ユ
ニット2のUSBコネクタPが再びネットワーク接続端
末3のレセプタクルR2に差し込まれることにより、設
定記憶ユニット2がネットワーク接続端末3に再び装着
されたとする。すると、ネットワーク接続端末3は、上
述した通り、設定記憶ユニット2の装着を検知して、ユ
ニット認証プログラムの制御に従い、設定記憶ユニット
2にユニットIDの送信を要求する。設定記憶ユニット
2は自己のユニットIDを再び返送し、ネットワーク接
続端末3は、返送されたユニットIDを受信して、受信
したユニットIDを自己が既に記憶していることを確認
する。
【0068】再び装着された設定記憶ユニット2から受
信したユニットIDを既に記憶していることを確認する
と、ネットワーク接続端末3は、設定記憶ユニット2
に、設定記憶ユニット2から受信すべきデータのうち未
だ受信していない部分の送信を要求する(すなわちデー
タ転送の続行を要求する)。設定記憶ユニット2は、こ
の要求に応答し、該当する部分をネットワーク接続端末
3に送って、ネットワーク接続端末3は送られてきた当
該部分を受信し、受信が完了すると後続の処理を行う。
【0069】なお、設定記憶ユニット2から受信したユ
ニットIDとは異なるユニットIDを記憶していること
を確認した場合、ネットワーク接続端末3は、設定記憶
ユニット2とのデータ交換を拒絶する。
【0070】なお、ネットワーク接続端末3が設定記憶
ユニット2にデータ転送の続行を要求する手法は任意で
ある。従って、例えば、設定記憶ユニット2が、自己が
送信すべきデータのうち実際に送信した部分の末尾(あ
るいは、未だ送信していない部分の先頭)の位置を記憶
しておき、ネットワーク接続端末3が、設定記憶ユニッ
ト2に転送の続行を要求する旨のデータ(このデータは
未だ受信していない部分を特定する情報を含んでいる必
要はない)を送るようにしてもよい。あるいは、ネット
ワーク接続端末3が、自己が受信すべきデータのうち実
際に受信した部分の末尾(あるいは、未だ受信していな
い部分の先頭)の位置を、実際に受信した部分の内容等
に基づいて特定し、特定した位置を示すデータを、設定
記憶ユニット2に、転送の続行を要求するデータとして
送るようにしてもよい。
【0071】なお、この通信環境設定システムの構成は
上述のものに限られない。例えば、設定情報の内容は上
述の(A)〜(H)のデータに限られず、例えば、ネッ
トワーク接続端末3のIPアドレスや、DNSサーバの
IPアドレスを含んでいてもよい。
【0072】また、設定書込用マシン1の処理部11及
びインターフェース部15が同一のプロセッサより構成
されていてもよい。また、設定記憶ユニット2の処理部
21及びインターフェース部23が同一のプロセッサよ
り構成されていてもよい。また、ネットワーク接続端末
3の制御装置及びUSBホストコントローラが同一のプ
ロセッサより構成されていてもよい。
【0073】また、設定書込用マシン1は、ネットワー
ク接続プログラムを設定記憶ユニット2に記憶させるつ
ど、このネットワーク接続プログラムを作成するように
してもよい。
【0074】また、設定書込用マシン1は、利用者がア
クセスポイントAPの電話番号を選択したとき、当該ア
クセスポイントAPを保有するプロバイダに通信回線等
を介して新規契約の締結を申し込むようにしてもよい。
この場合、設定書込用マシン1は、更に、利用者が入力
部13を操作して当該利用者の氏名や住所など、当該利
用者を特定するデータ(個人情報)を入力したとき、当
該個人情報を、通信回線等を介して当該プロバイダに通
知してもよい。
【0075】また、設定記憶ユニット2は、必ずしも、
設定書込用マシン1やネットワーク接続端末3とUSB
を介して接続されるものである必要はなく、IEEE1
394に準拠したバスや、RS−232Cに準拠したバ
スや、その他任意の種類のバスやインターフェースを介
して接続されてもよい。設定記憶ユニット2は、必ずし
も、設定書込用マシン1やネットワーク接続端末3とU
SBと有線で接続される必要はなく、無線で接続されて
もよい。
【0076】また、設定記憶ユニット2は、自己のユニ
ットIDを記憶する代わりに、自己のユニットIDを生
成する論理回路などを備えるようにしてもよい。
【0077】また、設定記憶ユニット2が予め自己のユ
ニットIDを記憶する代わりに、ネットワーク接続端末
3が、設定記憶ユニット2の接続を検知したとき、接続
された設定記憶ユニット2のユニットIDを割り当てる
ようにしてもよい。具体的には、例えば、ネットワーク
接続端末3が、設定記憶ユニット2の接続を検知したと
き、ユニット設定プログラムの処理に従い、設定記憶ユ
ニット2に、ユニットIDを記憶していれば通知するよ
うに要求する。設定記憶ユニット2は、記憶していれば
当該ユニットIDを返送し、記憶していなければ、ユニ
ットIDの割り当てを要求するデータを返送する。ネッ
トワーク接続端末3は、ユニットIDの割り当てを要求
するデータを返送された場合は、割り当てるべきユニッ
トIDを決定して自ら記憶するとともに設定記憶ユニッ
ト2に送り、設定記憶ユニット2は、受信したユニット
IDを自己のユニットIDとして記憶する。一方、ユニ
ットIDを返送された場合、ネットワーク接続端末3
は、このユニットIDを自己が既に記憶しているか否か
を判別し、記憶していなければ設定記憶ユニット2との
データ交換を拒絶し、記憶していれば、この設定記憶ユ
ニット2からのデータ転送が中断されたものと判断し
て、データ転送の続行をこの設定記憶ユニット2に要求
する。
【0078】また、設定記憶ユニット2が予め自己のユ
ニットIDを記憶する代わりに、設定書込用マシン1
が、自己に接続された設定記憶ユニット2のユニットI
Dを割り当ててこの設定記憶ユニット2に記憶させるよ
うにしてもよい。
【0079】また、ネットワーク接続端末3がオペレー
ティングシステムの制御の下にプログラムを実行するも
のである場合、このオペレーティングシステムが、ユニ
ット認証プログラムの機能を行ってもよい。
【0080】また、設定書込用マシン1は、ユニット認
証プログラムを設定記憶ユニット2に記憶させ、ネット
ワーク接続端末3は、設定記憶ユニット2が記憶するユ
ニット認証プログラムをこの設定記憶ユニット2に送信
させ、受信して実行するようにしてもよい。
【0081】なお、ユニットIDを設定記憶ユニット2
からネットワーク接続端末3に送る処理(あるいは、ユ
ニットIDをネットワーク接続端末3から設定記憶ユニ
ット2に送る処理)は必ずしも必要な処理ではなく、省
略可能である。この処理を省略した場合、ネットワーク
接続端末3は、データ転送が中断された場合、例えば、
設定記憶ユニット2から受信すべきデータのうち実際に
受信した部分を一律に破棄するようにすればよい。
【0082】(第2の実施の形態)次に、この発明の第
2の実施の形態を、通信環境設定システムを例として説
明する。この通信環境設定システムの物理的構成は、第
1の実施の形態におけるものと実質的に同一である。
【0083】ただし、設定書込用マシン1の記憶部12
が記憶するデータベースは、ネットワーク接続プログラ
ムに代えて、環境調査プログラム、環境設定プログラム
及び環境復旧プログラムを記憶する。環境調査プログラ
ム、環境設定プログラム及び環境復旧プログラムは、ネ
ットワーク接続端末3が実行する後述の処理を制御す
る。
【0084】また、ネットワーク接続端末3が記憶する
設定情報は、例えば、上述の(A)〜(G)のデータに
加え、(I) 当該利用者がアクセスポイントAPと通
話するために用いる電話番号、を含んでいる。
【0085】次に、この通信環境設定システムの動作を
説明する。
【0086】(設定記憶ユニットへのデータの書き込み
の動作)設定書込用マシン1が設定記憶ユニット2にデ
ータを書き込む動作は、第1の実施の形態と実質的に同
一である。ただし、設定書込用マシン1は、ネットワー
ク接続プログラムに代えて、環境調査プログラム、環境
設定プログラム及び環境復旧プログラムを設定記憶ユニ
ットに送信するものとする。従って、設定記憶ユニット
2は、ネットワーク接続端末3の利用者が入力又は選択
した(A)〜(F)のデータと、環境調査プログラム
と、環境設定プログラムと、環境復旧プログラムとを不
揮発的に記憶した状態となる。
【0087】(ネットワーク接続端末の設定変更の動
作)ネットワーク接続端末3を利用したい場合、ネット
ワーク接続端末3の利用者は、ネットワーク接続端末3
がユニット認証プログラムを実行している状態で、ネッ
トワーク接続端末3のレセプタクルR2に設定記憶ユニ
ット2のUSBコネクタPを差し込むことにより、設定
記憶ユニット2をネットワーク接続端末3に装着する。
なお、ユニット認証プログラムは、ネットワーク接続端
末3の起動後に利用者の指示に従って実行されてもよい
し、ネットワーク接続端末3の起動時に自動的に実行さ
れてもよい。
【0088】設定記憶ユニット2がネットワーク接続端
末3に装着されると、ネットワーク接続端末3は設定記
憶ユニット2の装着を検知して、ユニット認証プログラ
ムの制御に従い、設定記憶ユニット2にユニットIDの
送信を要求する。設定記憶ユニット2はこの要求に応答
して自己のユニットIDを返送し、ネットワーク接続端
末3は、返送されたユニットIDを受信する。そして、
何らかのUSBデバイスのユニットIDを自己が記憶し
ていないことを確認した後、受信したユニットIDを新
たに記憶する。
【0089】そして、利用者が環境設定プログラムの実
行を指示すると、ネットワーク接続端末3は、設定記憶
ユニット2に環境設定プロラムの送信を要求する。設定
記憶ユニット2がこの要求を受信すると、処理部21が
この要求に応答して環境設定プログラムを記憶部22か
ら読み出し、インターフェース部23を介してネットワ
ーク接続端末3に送る。ネットワーク接続端末3はこの
環境設定プログラムを実行する。
【0090】ネットワーク接続端末3は、環境設定プロ
グラムの実行を開始すると、まず、自己が記憶する設定
情報を退避のため複製して(すなわち、設定情報のコピ
ーを作成して)一時記憶し、次に、環境調査プログラム
を呼び出す。すなわち、ネットワーク接続端末3は、環
境設定プログラムの場合と同様の手順で設定記憶ユニッ
ト2に環境調査プロラムの送信を要求し、設定記憶ユニ
ット2は環境調査プログラムをネットワーク接続端末3
に送って、ネットワーク接続端末3はこの環境設定プロ
グラムを受信して実行する。
【0091】ネットワーク接続端末3は、環境調査プロ
グラムの実行を開始すると、自己に接続されている電話
回線Tの種類を任意の手法により判別する。具体的に
は、例えばネットワーク接続端末3は、利用者がアクセ
スポイントAPとの通話に用いる電話番号の入力を促す
画像を表示し、操作者が電話番号を入力すると、自己が
記憶する設定情報に含まれる(I)のデータを、この電
話番号を表すように変更する。そして、自己の通信制御
装置を駆動して、電話会社等が運営する外部の調査機関
に接続し、この調査機関にこの(I)のデータを送っ
て、この調査機関が電話回線Tの種類を特定し、特定し
た種類を示すデータをネットワーク接続端末3に返送す
る。そして、ネットワーク接続端末3は、自己が記憶す
る設定情報に含まれる(H)のデータを、返送されたデ
ータが示す通りに変更して、環境調査プログラムの処理
を終了する。
【0092】なお、ネットワーク接続端末3は、自己が
記憶する設定情報に含まれる(I)のデータがすでに利
用者の番号を表している場合は、外部から電話番号を入
力する代わりに、設定情報に含まれる(I)のデータ
を、電話回線Tの種類の特定に用いてもよい。
【0093】ネットワーク接続端末3は、環境調査プロ
グラムの処理を終了すると、環境設定プログラムの処理
に戻る。すると、ネットワーク接続端末3は、設定記憶
ユニット2に、記憶部22が記憶している(A)〜
(F)のデータの送信を要求し、設定記憶ユニット2が
該当する(A)〜(F)のデータを返送すると、返送さ
れたこれらのデータを受信する。そして、ネットワーク
接続端末3は、自己が記憶する設定情報に含まれる
(A)〜(F)のデータを、設定記憶ユニット2から返
送された(A)〜(F)のデータに合致するよう更新す
る。
【0094】(A)〜(F)のデータの更新が完了する
と、ネットワーク接続端末3は、自己が記憶しているユ
ニットIDを消去する。
【0095】以上説明した処理の結果、ネットワーク接
続端末3は、設定書込用マシン1によりデータの書き込
みを受けた設定記憶ユニット2を所持する利用者が選択
したアクセスポイントAPに接続可能な状態となり、ま
た、当該利用者宛の電子メールを受信したり、当該利用
者を発信元とする電子メールを送信したりすることが可
能な状態となる。
【0096】(ネットワーク接続端末の設定復旧の動
作)ネットワーク接続端末3の利用を終了する等の場
合、ネットワーク接続端末3の利用者は、ネットワーク
接続端末3に設定記憶ユニット2を装着して、環境復旧
プログラムの実行を指示する。すると、ネットワーク接
続端末3は、環境設定プログラムの場合と同様の手順で
設定記憶ユニット2に環境復旧プロラムの送信を要求
し、設定記憶ユニット2は環境復旧プログラムをネット
ワーク接続端末3に送って、ネットワーク接続端末3は
この環境復旧プログラムを受信して実行する。
【0097】ネットワーク接続端末3は、環境復旧プロ
グラムの実行を開始すると、自己が退避のため一時記憶
している設定情報のコピーを読み出し、自己が記憶する
設定情報を、読み出したコピーの内容に合致するよう変
更して、環境復旧プログラムの処理を終了する。この結
果、ネットワーク接続端末3の設定情報の内容は、環境
設定プログラムを実行する以前の内容へと復旧される。
【0098】(異常発生時の動作)ネットワーク接続端
末3が設定記憶ユニット2から環境設定プログラムや環
境調査プログラムや環境復旧プログラムや設定情報を受
信している間にネットワーク接続端末3と設定記憶ユニ
ット2とが切り離された場合、及び、いったん切り離さ
れた設定記憶ユニット2がネットワーク接続端末3に再
び装着された場合における、設定記憶ユニット2及びネ
ットワーク接続端末3の動作は、第1の実施の形態にお
ける動作と実質的に同一である。
【0099】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明にかかる構成は、専用のシステムによら
ず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能であ
る。例えば、USBホストコントローラを備えるパーソ
ナルコンピュータに、上述の設定書込用マシン1の動作
を実行するためのプログラムを格納した媒体(CD−R
OM、FD、MO、磁気テープ等)からこのプログラム
をインストールし、USBクライアントチップを備える
パームトップ型のパーソナルコンピュータに、上述の設
定記憶ユニット2の動作を実行するためのプログラムを
格納した媒体からこのプログラムをインストールするこ
とにより、上述の通信環境設定システムを構成すること
ができる。
【0100】また、例えば、通信回線のBBSにこれら
のプログラムを掲示し、これらを通信回線を介して配信
してもよく、また、これらのプログラムを表す信号によ
り搬送波を変調し、得られた変調波を伝送し、この変調
波を受信した装置が変調波を復調して該プログラムを復
元するようにしてもよい。そして、これらのプログラム
を起動し、OSの制御下に、他のアプリケーションプロ
グラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行
することができる。
【0101】なお、OSが処理の一部を分担する場合、
あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構
成するような場合には、記録媒体には、その部分を除い
たプログラムを格納してもよい。この場合も、この発明
では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各機
能又はステップを実行するためのプログラムが格納され
ているものとする。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンピュータや通信に関する知識の少ないユーザでも、
初期設定を容易に行って、インターネットを比較的簡単
に利用することができる。また、その後、再設定を容易
に行うことができる。また、この発明によれば、装置が
記憶する設定情報を容易に変更できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる通信環境設定シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の設定記憶ユニットの外形を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 設定書込用マシン 11 処理部 12 記憶部 13 入力部 14 表示部 15 インターフェース部 2 設定記憶ユニット 21 処理部 22 記憶部 23 インターフェース部 3 ネットワーク接続端末 N ネットワーク T 電話回線 AP アクセスポイント

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯可能に構成されており、自己の動作条
    件を設定するための設定情報を記憶するコンピュータに
    着脱可能に接続され、 前記コンピュータが記憶する設定情報に代わって前記コ
    ンピュータの動作条件を設定する代替用設定情報、及
    び、前記代替用設定情報に従って前記コンピュータを動
    作させるためのプログラムを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段が記憶する前記プログラムを前記コンピュ
    ータに転送する転送手段と、を備える、 ことを特徴とする動作環境設定支援装置。
  2. 【請求項2】前記コンピュータは通信回線に接続可能に
    構成されており、当該通信回線の種別を示すデータを含
    む前記設定情報を記憶し、当該通信回線の種別が前記コ
    ンピュータ自身の記憶する前記設定情報が示す種別であ
    るものとして前記プログラムを実行する、 ことを特徴とする請求項1に記載の動作環境設定支援装
    置。
  3. 【請求項3】前記コンピュータは、 前記転送手段が接続されたことを検知したとき、当該転
    送手段に、当該転送手段を識別する識別データの転送を
    要求し、 識別データが転送されたとき、転送された当該識別デー
    タを記憶していれば前記プログラムの転送の続行を要求
    し、転送された当該識別データと異なる識別データを記
    憶していれば前記プログラムの転送を拒絶し、識別デー
    タを記憶していなければ転送された当該識別データを記
    憶し、 前記プログラムの転送が完了したとき、自己が記憶する
    識別データを消去する、 ものであって、 前記転送手段は、識別データの転送の要求に応答して、
    自己を識別する識別データを前記コンピュータに転送す
    る手段と、前記プログラムの転送続行の要求に応答し
    て、前記プログラムのうち未だ前記コンピュータへと転
    送していない部分を前記コンピュータに転送する手段
    と、を備える、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の動作環境設定
    支援装置。
  4. 【請求項4】自己の動作条件を設定するための設定情報
    を記憶するコンピュータに当該設定情報を所定の内容を
    有するよう変更させるための設定変更プログラムを記憶
    する記憶手段と、 前記コンピュータに着脱可能に接続され、前記記憶手段
    が記憶する前記設定変更プログラムを含む転送用データ
    を前記コンピュータに転送する転送手段と、を備え、 携帯可能に構成されている、 ことを特徴とする動作環境設定支援装置。
  5. 【請求項5】前記コンピュータは通信回線に接続可能に
    構成されており、当該通信回線の種別を示すデータを含
    む前記設定情報、及び、前記コンピュータ自身が当該通
    信回線を介したデータの伝送を行うための通信プログラ
    ムを記憶し、当該通信回線の種別が前記設定情報が示す
    種別であるものとして当該通信プログラムを実行するも
    のであり、 前記転送用データは、前記コンピュータに前記通信回線
    の種別の照会を行わせるための調査プログラムを更に含
    んでおり、 前記調査プログラムは、前記照会の結果が前記コンピュ
    ータに供給されたとき、前記設定情報を、当該照会の結
    果に合致するよう変更させるものである、 ことを特徴とする請求項4に記載の動作環境設定支援装
    置。
  6. 【請求項6】前記転送手段は、前記コンピュータより前
    記転送用データの転送を要求されたとき、当該要求に応
    答して前記転送用データを前記コンピュータに転送す
    る、 ことを特徴とする請求項4又は5に記載の動作環境設定
    支援装置。
  7. 【請求項7】前記コンピュータは、前記転送手段が接続
    されたことを検知して前記要求を発するものである、 ことを特徴とする請求項6に記載の動作環境設定支援装
    置。
  8. 【請求項8】前記コンピュータは、 前記転送手段が接続されたことを検知したとき、当該転
    送手段に、当該転送手段を識別する識別データの転送を
    要求し、 識別データが転送されたとき、転送された当該識別デー
    タを記憶していれば転送用データの転送の続行を要求
    し、転送された当該識別データと異なる識別データを記
    憶していれば転送用データの転送を拒絶し、識別データ
    を記憶していなければ転送された当該識別データを記憶
    し、 転送用データの転送が完了したとき、自己が記憶する識
    別データを消去する、 ものであって、 前記転送手段は、識別データの転送の要求に応答して、
    自己を識別する識別データを前記コンピュータに転送す
    る手段と、転送用データの転送続行の要求に応答して、
    転送用データのうち未だ前記コンピュータへと転送して
    いない部分を前記コンピュータに転送する手段と、を備
    える、 ことを特徴とする請求項6又は7に記載の動作環境設定
    支援装置。
  9. 【請求項9】前記転送用データは、前記コンピュータ
    に、前記設定情報を、前記設定変更プログラムに従って
    変更される以前の内容へと復旧させるための設定復旧プ
    ログラムを更に含んでいる、 ことを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載の動
    作環境設定支援装置。
  10. 【請求項10】前記転送用データは、前記コンピュータ
    に、前記設定情報を、前記設定変更プログラムに従って
    変更される以前の内容へと復旧させるための設定復旧プ
    ログラムを更に含んでおり、 前記コンピュータは、自己に接続された前記転送手段が
    切り離されたことを検知して前記設定復旧プログラムを
    実行するものである、 ことを特徴とする請求項9に記載の動作環境設定支援装
    置。
  11. 【請求項11】前記転送手段は、USB(Universal Se
    rial Bus)を介して前記コンピュータに着脱可能に接続
    される、 ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の
    動作環境設定支援装置。
  12. 【請求項12】自己の動作条件を設定するための設定情
    報を記憶する第1のコンピュータに着脱可能に構成さ
    れ、かつ携帯可能に構成されている第2のコンピュータ
    を、 前記第1のコンピュータが記憶する設定情報に代わって
    前記第1のコンピュータの動作条件を設定する代替用設
    定情報、及び、前記代替用設定情報に従って前記第1の
    コンピュータを動作させるためのプログラムを記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段が記憶する前記プログラムを前記第1のコ
    ンピュータに転送する転送手段と、 して機能させるためのプログラム。
  13. 【請求項13】自己の動作条件を設定するための設定情
    報を記憶する第1のコンピュータに着脱可能に構成さ
    れ、かつ携帯可能に構成されている第2のコンピュータ
    を、 前記第1のコンピュータに当該設定情報を所定の内容を
    有するよう変更させるための設定変更プログラムを記憶
    する記憶手段と、 前記第1のコンピュータに着脱可能に接続され、前記記
    憶手段が記憶する前記設定変更プログラムを含む転送用
    データを前記第1のコンピュータに転送する転送手段
    と、 して機能させるためのプログラム。
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