JP2004062783A - テレビジョン受像機およびテレビジョン受像機のソフトウェアの取得・実行方法 - Google Patents
テレビジョン受像機およびテレビジョン受像機のソフトウェアの取得・実行方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ソフトウェアが記録されるとともに、このソフトウェアの固有情報が記載されたファイルを記録する記録媒体と、このファイルの内容を表示する表示部と、この表示部にこのファイルの内容を表示するための表示手段と、この表示部の表示面上の所望の位置を指定するポインティング手段と、電気通信回線、放送電波あるいはリムーバブルな記録メディア等を介して、これらのメディアから所望のソフトウェアをこのポインティング手段により選択してこの所望のソフトウェアをこの記録媒体に記録する記録手段とを有し、この所望のソフトウェアのこの記録媒体への記録が終了後、この記録媒体への記録が終了したことを感知して、即座にこのソフトウェアを実行するようにしたものである。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン放送等を受信して表示する本来の機能に加え、ソフトウェアをダウンロード等により取得し実行する機能を有する、テレビジョン受像機およびテレビジョン受像機のソフトウェアの取得・実行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、当該機器内OS(オペレーションシステム)やアプリケーションソフトウェアのバグ修正やバージョンアップを主な目的とし、ソフトウェアをダウンロード等により取得可能なテレビジョン放送関連機器としては、例えば特願平9−501931(特表2001−527702公報)に開示されたようなテレビジョン・システムや、CSデジタル/BSデジタルチューナ等が提供されている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アプリケーションソフトウェアの取得が主たる目的ではなかったので、ソフトウェアの取得を目的としたダウンロードをユーザーが積極的にかつ頻繁に行なうことはなかったため、ソフトウェアをダウンロードする場合のユーザーの利便性を考慮したインターフェースの提案も無かった。即ち、従来のソフトウェアはダウンロードされると、ハードディスク等の記録媒体に格納され、そして、このダウンロードしたソフトウェアを実行するには、ユーザーが改めて記録媒体に格納されたソフトウェアを呼び出して起動させなければならないという不都合があった。
【0004】
本発明は、斯かる点に鑑み、ユーザーの利便性を考慮して、アプリケーションソフトウェアをダウンロード等により機器内に取得後、即座に画面上に表示または実行するようにしたテレビジョン受像機およびテレビジョン受像機のソフトウェアの取得・実行方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明テレビジョン受像機は、ソフトウェアが記録されるとともに、このソフトウェアの固有情報が記載されたファイルを記録する記録媒体と、このファイルの内容等を表示する表示部と、この表示部にこのファイルの内容等を表示するための表示手段と、この表示部の表示面上の所望の位置を指定するポインティング手段と、電気通信回線、放送電波あるいはリムーバブルな記録メディア等のメディアを介してこの表示部に一覧表示されたソフトウェアの中から所望のソフトウェアをこのポインティング手段により選択してこの所望のソフトウェアをこの記録媒体に記録する記録手段とを有し、
この所望のソフトウェアのこの記録媒体への記録が終了後、この記録媒体への記録が終了したことを感知して、即座にこのソフトウェアを実行するようにしたものである。
【0006】
斯かる本発明によれば、ソフトウェアの記録媒体への記録終了後に、該記録媒体への記録が終了したことを感知して、即座にこのソフトウェアが実行されるようにしたので、あらためてユーザーがソフトウェアの起動操作をする必要がなく、ユーザーの利便性や操作性が向上する。また、ソフトウェア実行までの時間の短縮化を図ることができる。
【0007】
本発明テレビジョン受像機のソフトウェアの取得・実行方法は、ソフトウェアが記録されるとともに、このソフトウェアの固有情報が記載されたファイルを記録する記録媒体と、このファイルの内容等を表示する表示部と、この表示部にこのファイルの内容等を表示するための表示手段と、この表示部の表示面上の所望の位置を指定するポインティング手段と、電気通信回線、放送電波あるいはリムーバブルな記録メディア等のメディアを介してこの表示部に一覧表示されたソフトウェアの中から所望のソフトウェアをこのポインティング手段により選択してこの所望のソフトウェアをこの記録媒体に記録する記録手段とを有するテレビジョン受像機を備え、
電気通信回線、放送電波あるいはリムーバブルな記録メディア等のメディアから所望のソフトウェアをこのポインティング手段により選択する第1ステップと、 選択したソフトウェアがこのテレビジョン受像機内に記録済みか否かを判断する第2ステップと、この第2ステップにおいて、記録済みである場合は選択したソフトウェアは取得せず、この記録媒体に記録済みのソフトウェアを即座に実行する第3ステップと、この第2ステップにおいて、記録済みでない場合はこのテレビジョン受像機内にこの選択したソフトウェアを記録可能な記録領域が確保されているか否かを判断する第4ステップと、この第4ステップにおいて、この記録領域が確保されている場合、この選択したソフトウェアの固有情報を、この記録媒体のソフトウェアの固有情報が記載されたこのファイルに新たに追記してこのファイルを更新する第5のステップと、この第4ステップにおいて、この記録領域が確保されていない場合、この記録領域が十分でない旨をユーザーに通知するとともに、削除可能なデータおよびソフトウェアをこの表示部に表示しこのデータまたはソフトウェアを削除してこの記録領域を確保するか否かを選択するようユーザーに要求する第6ステップと、この第6ステップにおいて、この記録領域を確保することを選択した場合、この削除可能なデータおよびソフトウェアの中ならユーザーが選択したデータまたはソフトウェアを削除する第7ステップと、削除されたソフトウェアに対応する固有情報をこのソフトウェアの固有情報が記載されたこのファイルより削除してこのファイルを更新する第8ステップと、この第5ステップまたはこの第8ステップの処理とほぼ同時に、この選択したソフトウェアの取得を開始し、このソフトウェアの取得が完了したことを感知して即座に実行する第9ステップと、この第3ステップまたはこの第9ステップにおけるソフトウェアの実行が終了後、その実行結果および履歴等の情報を第2の記録媒体に保存する第10ステップとよりなるものである。
【0008】
斯かる本発明によれば、ソフトウェアの記録媒体への記録終了後に、該記録媒体への記録が終了したことを感知して、即座にこのソフトウェアが実行されるステップを有するので、あらためてユーザーがソフトウェアの起動操作をする必要がなく、ユーザーの利便性や操作性が向上する。また、ソフトウェア実行までの時間の短縮化を図ることができる。
また、既に機器内の記録媒体に記録済みのソフトウェアについては新規に取得せず、この記録媒体に記録済みのソフトウェアを即座に実行するステップを有するので、実行時間の短縮化を図ることができるとともに記録媒体の記録領域の節約に寄与することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1および図2を参照して、本発明テレビジョン受像機およびテレビジョン受像機のソフトウェアの取得・実行方法の実施の形態の例につき詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明テレビジョン受像機(以下、テレビという)の一例のシステム構成を示す図である。3はインターネット2などの電気通信回線と物理的に接続する例えばイーサネット(商標登録)またはモデム(図示せず)等を示し、このイーサネット(登録商標) 等を介してインターネット2に接続されている。
【0011】
インターネット2上に、ダウンロード対象となるソフトウェアの蓄積や配信が可能なhttpd(hyper text transfer protocol daemon) サーバ1を用意し、このhttpdサーバ1上に複数のソフトウェアの名称を記載して「ソフトウェアメニュー」として利用するためのHTML(Hyper Text Markup Language)で記述されたHTMLファイルAを置く。そのソフトウェアメニューに記載したソフトウェア名称とhttpdサーバ1上の該当ソフトウェアと間を関連づけリンクを張っておく。このHTMLファイルAは、ソフトウェア名称以外にもバージョン情報やファイルサイズ、内容の簡単な説明などのそれぞれのソフトウェアを識別可能な固有情報をユーザーが閲覧できるようにしておく。
【0012】
さらに、この固有情報は、ダウンロードするソフトウェアの中にも入れ込んでおいた方がよりユーザーの利便性は向上する。このとき、この固有情報についてはその記載情報や記載方法等について、ユーザー側とソフトウェア供給側とであらかじめ取り決めをしておくことが好ましい。
【0013】
上述のイーサネット(登録商標) 3は、図1 に示すように、例えば汎用のPCI(Peripheral Component Interconnect) バス4を通じてCPU(Central Processing Unit )5と接続される。CPU5は、インターネット2上のhttpdサーバ1からソフトウェア、特にアプリケーションソフトウェア(以下、アプリケーションという)をダウンロードした際に後述するアプリケーション名称が一覧表示された「アプリケーションメニュー」として利用されるHTMLファイルBの更新、WWWブラウザの動作(HTML表示/ソフトウェア実行)、機器内のファイル管理、ネットワーク環境下でアドレス管理や経路の選択等を行うネットワークスタックなどを制御するものである。また、CPU5にはメモリバス10を介してSDRAM(Synchronous DRAM)11が接続され、さらに不揮発性メモリのフラッシュROM12等を接続することもできる。ここで言うアプリケーションの一例としては、例えばプログラミング言語ジャバ(Java(登録商標))によるプログラムの一種類のapplet(アプレット)で書かれたゲームなどが挙げられる。
【0014】
そして、PCIバス4にはIDE(Integrated Dvice Electronics)I/F6を介して記録媒体として例えばHDD(Hard Disk Drive) が接続される。また、PCカードをアダプタとしてメモリカード等の記録メディアを接続することもできる。HDD7には各種ファイル、例えばソフトウェア本体、アプリケーションの実行結果および履歴やHTMLファイルBなどが保存される。
【0015】
また、PCIバス4にアプリケーションおよび受信したテレビジョン放送等の画面表示処理を行うグラフィック・加算回路18が接続され、CPU5で制御されたアプリケーションの動画や画像が処理されて表示部のLCD(液晶表示ディスプレイ)19に出力されて表示される。LCD19にはポインティング手段であるタッチパネル19が積層され、このタッチパネル20の座標検出部21によりタッチパネル上の指定した位置を検出して、この座標位置情報を例えば周辺機器から送られてきたシリアル信号をパラレル信号に変換したり等するチップuART(universal Asynchronous Receiver Transmitter) 22を介してCPU5へ出力するようにしている。このポインティング手段は、マウスポインタのようなものでもよい。
【0016】
一方、テレビジョン受像機本来の機能としては周知技術を用い、例えば図示しないアンテナを介しTVチューナ14にて所望のテレビジョン放送電波(TVRF)を受信し映像信号を得、例えばIC間相互のコントロールを効率よく行うことを目的とし図示しないマイクロコントローラと接続しているI2 Cバス(I2C bus;登録商標)13を通じて例えばくし型フィルタ15等の回路へと出力される。そして、くし型フィルタ15を介してY/C信号がクロマ・デコーダ・RGB変換回路16へと入力されてRGB信号にそれぞれ変換され、スケーラビリティ・IP変換回路17へ出力される。スケーラビリティ・IP変換回路17では例えばLCD19の解像度に合った画像を提供するスケーラビリティおよびインタレース/プログレッシブ変換が行われた後、RGB信号がグラフィック・加算回路18に供給される。グラフィック・加算回路18では、PCIバス4を経由して供給されるアプリケーションの画像や動画等があれば、画面表示するのに必要な時間軸の補正処理等がなされた後に、テレビジョン放送の映像と加算してLCD19へ出力される。
【0017】
以上のような構成において、ダウンロード機能を利用するユーザーは、本例のテレビジョン受像機をイーサネット(登録商標) 3等をインターフェースとしてインターネット2に接続し、上述のhttpdサーバ1のソフトウェアメニューに対応したHTMLファイルAにアクセスし、PCIバス4経由で制御手段CPU5に転送し、表示手段としてのHTMLブラウザによりこのソフトウェアメニューをLCD19画面上で閲覧し、ダウンロードしたいソフトウェア、本例では特にアプリケーションソフトウェアをそのメニュー画面からタッチパネルやリモートコントローラあるいはマウス等のポインティング手段によって選択し機器内の記録憶媒体HDD7等にダウンロードを行う。
【0018】
ダウンロードされたアプリケーションは、内蔵CPU5により、HDD7等の記録媒体に記録されて、ファイルシステムの管理下に置かれた後、再度CPU5に転送されてメモリバス10に接続されたSDRAM11をワークエリアとして実行、あるいは記録を行いながら同時に実行され、その実行結果はPCIバス4経由でグラフィック・加算回路18に転送されて随時LCD19の画面上に表示される。
【0019】
テレビ受像機には、既にダウンロードが行われ機器内に記録済みのアプリケーションや同種のアプリケーションで購入時に既に記録済みだったアプリケーションの名前や履歴といったアプリケーションをダウンロードする際に他のアプリケーションとの区別を可能とする固有情報を記載しておくファイルを用意しておく。このファイルは、例えばHTML言語で記述されたHTMLファイルBとし、HTMLブラウザによってLCD19の画面上に表示され、ユーザーがアプリケーションを選択実行したり、記録済みかどうか確認したりするための「アプリケーションメニュー」として使用する。
【0020】
次に、例えばインターネット2上のhttpdサーバ1よりアプリケーションをダウンロードする場合を例に挙げて、テレビジョン受像機のソフトウェアの取得・実行方法について、図2のフローチャートに沿って説明する。
【0021】
まず、ユーザーがテレビジョン受像機をインターネット2に接続し、httpdサーバ1にアクセスし、ダウンロード可能なソフトウェアの名称等を一覧表示したソフトウェアメニューに対応するHTMLファイルAをテレビジョン受像機に読み込んでLCD19にダウンロード可能なソフトウェアの名称等を一覧表示する(ステップS1)。そして、そのソフトウェアメニューからダウンロードしたいソフトウェアが表示されている部分、即ちLCD19画面上のソフトウェア名称が表示されている部分をユーザーがタッチパネル19を介して押下することにより、所望のソフトウェアを選択する(ステップS2)
【0022】
このとき、選択したソフトウェアをテレビジョン受像機にダウンロードする前に、このダウンロード対象のソフトウェアが既にテレビジョン受像機内のストレージデバイスに記録済みか否かを調査する(ステップS3)。ダウンロード対象のソフトウェアの固有情報と、元々機器内部に装備された記録メディアに記録済みのソフトウェアの固有情報とを比較することで、同一または古いソフトウェアかそうでないかを判別することができる。比較の結果、記録済みまたは古いものであれば、ダウンロードは行わず、既にテレビジョン受像機内に記録済みの該当ソフトウェアを呼び出して即座に実行する如くする(ステップS4)。
このようにすることで、ダウンロードにかかる時間のロスを防げるし、また、機器内記録媒体の記録領域の節約にもなる。
【0023】
一方、テレビジョン受像機内に未記録であれば、そのソフトウェアをダウンロード可能な記録領域が機器内に確保されているか否かを判断する(ステップS5)。ダウンロード可能な記録領域が確保されている場合は、ダウンロードを行うソフトウェアの名称等の固有情報を追加記載し、テレビジョン受像機のアプリケーションメニューリストを更新する( ステップS10) 。
【0024】
新規ソフトウェアをダウンロードして機器内記録媒体に記録する際には、そのソフトウェアのファイル名称等そのソフトウェアを代表する固有名称を、前記HTMLファイルBに自動で追加し書き換えを行うような機能を持たせる。この書き換え作業は、機器内部で後述するダウンロードと同期してほぼ同時に行われ、書き換え終了後は即座にLCD19上に表示されるようにしておくか、あるいはユーザーが任意に呼び出して確認できるようにしておく。
ユーザーはLCD19上のアプリケーションメニュー表示の例えばアプリケーション名称が表示されている部分をタッチパネル20を介して押下して、所望のアプリケーションを起動することもできる。
【0025】
もし、ステップS5にてダウンロード可能な記録領域が確保されていない場合は、ダウンロードに使用できる記録領域が十分でないことや削除可能なデータまたはソフトウェア等の一覧をLCD19への画面表示などの手段でユーザーに通知し(ステップS6)、ユーザーに対し、自分が使える記録領域からソフトウェアやデータを削除してダウンロードのための記録領域を確保するかどうかを判断させる(ステップS7)。
【0026】
このように、ユーザーがダウンロードを希望しているソフトウェアが、テレビジョン受像機側の記録領域の不足等なんらかの原因で実行が不可能な場合は、その理由をLCD19の画面上にメッセージとして表示した方が利便性が向上する。また、ユーザーが既にテレビジョン受像機内に記録済みのソフトウェアを削除する等の作業により記録領域の拡大が可能な手段も設けておくことで、単に記録領域だけの不足であれば対処が可能なようにしておく。
【0027】
ユーザーがダウンロードのための記録領域を確保することを選択した場合、ユーザーが削除対象として選んだソフトウェアおよびデータを一覧より削除(ステップS8)した後、ステップ10へと進み、機器内のアプリケーションメニューに対応するHTMLファイルBから上述の削除対象となったソフトウェアやデータ、名称等の固有情報を削除してアプリケーションメニューリストを更新する。そしてほぼ同時に、ソフトウェアのダウンロードを開始し、ダウンロードが終了したことを感知して即座に実行するようにする(ステップS11)。またこのとき、このダウンロード対象のソフトウェアはダウンロード中に起動するようにしてもよい。
【0028】
上述のステップS7の処理にて、ユーザーが選択したソフトウェアのダウンロードのための記録領域を確保しない場合は、ダウンロードは行わない(ステップS9)。もしこの他にダウンロードしたいソフトウェアがあればステップS2に戻り上述の処理を繰り返す。
【0029】
そして、ステップS4またはステップS11の処理でダウンロードしたソフトウェアの実行が終了したら、その実行結果や履歴等をHDD7等の記録媒体に保存(ステップS12)しておき、以降のダウンロード時の判断に役立てる。以上でソフトウェアのダウンロードにおける処理の流れは終了である。
【0030】
上述した例によれば、ダウンロードしたいソフトウェアのHDD7への記録終了後に、このHDD7への記録が終了したことを感知して、即座にこのソフトウェアが実行されるので、あらためてユーザーがソフトウェアの起動操作をする必要がなく、ユーザーの利便性や操作性が向上する。また、ソフトウェア実行までの時間の短縮化を図ることができる。
さらにまた、既に機器内のHDD7に記録済みのソフトウェアについては新規に取得せず、このHDD7に記録済みのソフトウェアを即座に実行するようにしたので、実行時間の短縮化を図ることができるとともにHDD7の記録領域の節約に寄与することができる。
【0031】
例えば、WWW上で楽しむことが可能なゲームを楽しみたいときなど、ダウンロード後即座にまたはダウンロードと平行してゲームを楽しむことができ、かつゲーム終了後でも機器内の記憶媒体に記録されているので、次回このゲームを楽しみたいときにはインターネットに接続せずとも即座に起動させて楽しむことができる。
【0032】
このようなソフトウェアをダウンロードする手段即ちソフトウェアの入手先はこの例のインターネットだけに限らず、例えばテレビジョン受像機にメモリカードやDVD(Digital Versatile Disc)などといったリムーバブルな記録メディアとのインターフェースを実装し、それら記録メディアに対してソフトウェアの読み出しや書き込みを可能にする手段を持たせることでも実現できるし、衛星ディジタル放送等のストリームの一部、例えばデータ放送部分に放送局側でソフトウェアを入れ込み、受信時にテレビジョン受像機内でそのソフトウェアをストリームから分離実行する手段を持つことでもソフトウェアのダウンロードが可能である。
【0033】
また、この例では取得するソフトウェア、このソフトウェアの固有情報、その実行結果や履歴等の情報をHDD7にまとめて保存するようにしたが、例えば、ソフトウェア本体をHDD7に、ソフトウェアの固有情報と実行結果や履歴等の情報をフラッシュROM12に保存するなど、適宜振り分けるようにしても勿論よい。
【0034】
また、図1例のテレビジョン受像機の一つとして、住宅内などの限られたエリア内で構築される無線LAN(Local Area Network)システムを利用し、テレビジョン放送の受信用のチューナが内蔵または接続され、モデムを介して電話回線が接続されるなど、情報ソースとして機能するベース装置と、このベース装置との間の無線通信によって、ベース装置に対してコマンドを発行して、ベース装置からテレビの画像を受信し、ベース装置を介してインターネット上の情報を受信して、例えばタッチパネルが積層されたディスプレイ上に画像や情報を表示しこれを操作したり、ベース装置を介して電子メールを送受信するモニタ装置とからなるテレビジョン受像機にも適用することができる。
【0035】
尚、本発明は上述した実施の形態の例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を取り得ることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】
斯かる本発明によれば、ソフトウェアの記録媒体への記録終了後に、該記録媒体への記録が終了したことを感知して、即座にこのソフトウェアが実行されるようにしたので、あらためてユーザーがソフトウェアの起動操作をする必要がなく、ユーザーの利便性や操作性が向上する。また、ソフトウェア実行までの時間の短縮化を図ることができる。
【0037】
また、斯かる本発明によれば、ソフトウェアの記録媒体への記録終了後に、該記録媒体への記録が終了したことを感知して、即座にこのソフトウェアが実行されるステップを有するので、あらためてユーザーがソフトウェアの起動操作をする必要がなく、ユーザーの利便性や操作性が向上する。また、ソフトウェア実行までの時間の短縮化を図ることができる。
さらにまた、既に機器内の記録媒体に記録済みのソフトウェアについては新規に取得せず、この記録媒体に記録済みのソフトウェアを即座に実行するステップを有するので、実行時間の短縮化を図ることができるとともに記録媒体の記録領域の節約に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明テレビジョン受像機の一例を示すシステム構図である。
【図2】本発明テレビジョン受像機のソフトウェアの取得・実行方法の説明に供するフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・httpdサーバ、2・・・・インターネット、3・・・・イーサネット(登録商標) 、5・・・・CPU、6・・・・IDEI/F、7・・・・HDD、8・・・・PCカードスロット、9・・・・メモリカード、11・・・・SDRAM、19・・・・LCD、20・・・・タッチパネル、21・・・・座標検出部
Claims (6)
- ソフトウェアが記録されるとともに、前記ソフトウェアの固有情報が記載されたファイルを記録する記録媒体と、
前記ファイルの内容等を表示する表示部と、
前記表示部に前記ファイルの内容等を表示するための表示手段と、
前記表示部の表示面上の所望の位置を指定するポインティング手段と、
電気通信回線、放送電波あるいはリムーバブルな記録メディア等のメディアを介して前記表示部に一覧表示されたソフトウェアの中から所望のソフトウェアを前記ポインティング手段により選択して前記所望のソフトウェアを前記記録媒体に記録する記録手段と
を有し、
前記所望のソフトウェアの前記記録媒体への記録が終了後、前記記録媒体への記録が終了したことを感知して、即座に前記ソフトウェアを実行するようにしたことを特徴とするテレビジョン受像機。 - 請求項1に記載のテレビジョン受像機において、
前記ソフトウェアの前記記録媒体への記録中に、前記記録中のソフトウェアの固有情報を、前記ソフトウェアの固有情報が記載された前記ファイルに新たに追記して前記ファイルを更新するようにしたことを特徴とするテレビジョン受像機。 - 請求項2に記載のテレビジョン受像機において、
前記ファイル更新作業の終了後、更新作業が終了したことを感知して前記ファイルの内容を前記表示部に表示する、またはユーザーが任意に呼び出して確認するようにしたことを特徴とするテレビジョン受像機。 - 請求項1に記載のテレビジョン受像機において、
前記記録媒体に記録する所望のソフトウェアを選択した際に、
前記所望のソフトウェアの固有情報と前記記録媒体に記録されているソフトウェアの固有情報が記載されたファイル内の情報とを比較し、
両ソフトウェアが同一または選択したソフトウェアが記録されているソフトウェアより古いと判断した場合には、当該ソフトウェアの前記記録媒体への記録は行わず、前記記録媒体に記録済みのソフトウェアを実行するようにしたことを特徴とするテレビジョン受像機。 - 請求項1に記載のテレビジョン受像機において、
前記記録媒体に記録する所望のソフトウェアを選択後、
前記記録媒体に前記所望のソフトウェアを記録する際、前記記録媒体の記録領域が十分でない場合には、前記記録媒体の記録領域が十分でない旨をユーザーに通知するとともに、削除可能なデータおよびソフトウェアを前記表示部に表示し表示された中からデータまたはソフトウェアを削除して前記所望のソフトウェアを記録する記録領域を確保するか否かを選択するようユーザーに要求するようにしたことを特徴とするテレビジョン受像機。 - ソフトウェアが記録されるとともに、前記ソフトウェアの固有情報が記載されたファイルを記録する記録媒体と、前記ファイルの内容等を表示する表示部と、前記表示部に前記ファイルの内容等を表示するための表示手段と、前記表示部の表示面上の所望の位置を指定するポインティング手段と、電気通信回線、放送電波あるいはリムーバブルな記録メディア等のメディアを介して前記表示部に一覧表示されたソフトウェアの中から所望のソフトウェアを前記ポインティング手段により選択して前記所望のソフトウェアを前記記録媒体に記録する記録手段とを有するテレビジョン受像機を備え、
電気通信回線、放送電波あるいはリムーバブルな記録メディア等のメディアから所望のソフトウェアを前記ポインティング手段により選択する第1ステップと、
選択したソフトウェアが前記テレビジョン受像機内に記録済みか否かを判断する第2ステップと、
前記第2ステップにおいて、記録済みである場合は選択したソフトウェアは取得せず、前記記録媒体に記録済みのソフトウェアを即座に実行する第3ステップと、
前記第2ステップにおいて、記録済みでない場合は前記テレビジョン受像機内に前記選択したソフトウェアを記録可能な記録領域が確保されているか否かを判断する第4ステップと、
前記第4ステップにおいて、前記記録領域が確保されている場合、前記選択したソフトウェアの固有情報を、前記記録媒体のソフトウェアの固有情報が記載された前記ファイルに新たに追記して前記ファイルを更新する第5のステップと、
前記第4ステップにおいて、前記記録領域が確保されていない場合、前記記録領域が十分でない旨をユーザーに通知するとともに、削除可能なデータおよびソフトウェアを前記表示部に表示し前記データまたはソフトウェアを削除して前記記録領域を確保するか否かを選択するようユーザーに要求する第6ステップと、
前記第6ステップにおいて、前記記録領域を確保することを選択した場合、前記削除可能なデータおよびソフトウェアの中ならユーザーが選択したデータまたはソフトウェアを削除する第7ステップと、
削除されたソフトウェアに対応する固有情報を前記ソフトウェアの固有情報が記載された前記ファイルより削除して前記ファイルを更新する第8ステップと、
前記第5ステップまたは前記第8ステップの処理とほぼ同時に、前記選択したソフトウェアの取得を開始し、前記ソフトウェアの取得が完了したことを感知して即座に実行する第9ステップと、
前記第3ステップまたは前記第9ステップにおけるソフトウェアの実行が終了後、その実行結果および履歴等の情報を第2の記録媒体に保存する第10ステップと
よりなることを特徴とするテレビジョン受像機のソフトウェアの取得・実行方法。
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