JP4473474B2 - 他コンピュータへデータ移動するための情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ間のデータ通信、たとえばパーソナルコンピュータから携帯情報端末にデータを送るときのデータ通信についての情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンピュータではデータとソフトウェアは独立して扱われていたため、たとえばパーソナルコンピュータから携帯情報端末にデータを送るとき、データを閲覧または実行するソフトウェアを携帯情報端末にインストールしてからデータを送っていた。また、特開平8−263447ではデータの参照を閲覧するコンピュータが閲覧するソフトウェアの有無を判断することにより、閲覧するソフトウェアをロードしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
パーソナルコンピュータから携帯情報端末にデータを送るとき、操作性はパーソナルコンピュータの方が携帯情報端末より優れているため、送るデータの指定等は通常パーソナルコンピュータにて行うことが一般的である。そのとき使用者は、携帯情報端末において送るデータを扱うことが出来るかどうかを把握する必要があり、もし誤解して扱うことが出来ないデータを携帯情報端末に送った場合そのデータを扱うことが出来なかった。また、特開平8−263447の方法は、パーソナルコンピュータに含まれるデータを参照し、携帯情報端末においてその参照データが扱えるかどうかを判断する必要があり、実際にデータを送るパーソナルコンピュータでその判断を行うことは出来なかった。また、携帯情報端末の記憶メモリのサイズには制限があるため、送るデータを扱うソフトウェアと送るデータのサイズが携帯情報端末に記録可能かどうかを使用者が把握してそのデータとソフトウェアを送る必要があった。さらに、扱うデータを処理するソフトウェアがバージョンアップにより改良されていたとしても使用者がその情報を把握していない場合は改良前のソフトウェアを使用していた。また、メールの添付ファイルを実行または閲覧するソフトウェアが携帯情報端末に保存されているかどうかを使用者が把握していない場合はメールの添付ファイルが携帯情報端末で扱えない場合があった。
【0004】
本発明の課題は、少なくとも2つのコンピュータ間のデータ通信における上記の不具合を解決し、一方のコンピュータからデータを送られた他方のコンピュータがそのデータを処理するソフトウエアが無いあるいは不適である場合にも簡単にデータを処理できるようにする方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、第一のコンピュータと第二のコンピュータがデータ通信可能な状態で、第一のコンピュータにより第二のコンピュータへデータを送る時、第二のコンピュータにそのデータを閲覧または処理するソフトウェアが第二のコンピュータに格納されているかが調べられ、そのソフトウェアが格納されていないと判断されたときは、第二のコンピュータで閲覧または処理するソフトウェアを第二のコンピュータに送ることを特徴とする本発明の方法により解決される。
【0006】
本発明の一つの局面によれば、送るデータを第二のコンピュータで閲覧または実行するために必要なソフトウェアがソフトウェア全体の一部しか必要でない場合は、第二のコンピュータでデータの閲覧または実行するために必要なソフトウェアの一部分のみ送ることが好ましい。
【0007】
本発明の別の局面によれば、第二のコンピュータで閲覧または実行するソフトウェアを第一のコンピュータに保持していない場合、第一のコンピュータはネットワークを介して他のコンピュータからソフトウェアを第一のコンピュータの記憶装置に複写し、複写したソフトウェアを第二のコンピュータに送ることが好ましい。
【0008】
また、第一のコンピュータから第二のコンピュータに送るデータに従属するデータの閲覧または処理するソフトウェアに関しても、第二のコンピュータに送ることが好ましい。さらに、第一のコンピュータから第二のコンピュータに送るデータに従属するデータが、電子メールのメールメッセージのデータの添付ファイルであってもよい。
【0009】
本発明の一つの局面によれば、送るデータと当該送るデータを第二のコンピュータで閲覧または処理するソフトウェアとを合わせたサイズと第二のコンピュータのメモリ空き容量とを比較し、第二のコンピュータのメモリ空き容量が不足している場合はデータ及び閲覧または処理するソフトウェアを送ることを中止することが好ましい。
【0010】
本発明の別の局面によれば、第二のコンピュータに保存されているデータを閲覧または実行するためのソフトウェアのバージョンより新しいバージョンのソフトウェアを第一のコンピュータから第二のコンピュータに送ることが可能な時は、新しいバージョンのソフトウェアを第一のコンピュータから第二のコンピュータに送ることが好ましい。
【0011】
本発明のさらに別の局面によれば、第一のコンピュータから第二のコンピュータにデータを閲覧または実行するためのソフトウェアを送った記録を第一のコンピュータに保存し、第一のコンピュータの記録を用いて第二のコンピュータに保存されているデータを閲覧または実行するためのソフトウェアの有無またはバージョンを判断することが好ましい。
【0012】
また、本発明の一局面によれば、第二のコンピュータから第一のコンピュータに第二のコンピュータに保存されているソフトウェアの情報または第二のコンピュータのメモリの使用状態を送り、送られた情報に基づいて第一のコンピュータがデータまたはソフトウェアを第一のコンピュータから第二のコンピュータに送ることの可否を判断することが好ましい。
【0013】
本発明の別の局面によれば、第一のコンピュータは第二のコンピュータにデータまたはデータの属性を送り、第二のコンピュータでデータが閲覧または処理するソフトウェアの有無を判断し、判断結果を第二のコンピュータから第一のコンピュータに送り、判断結果がソフトウェアが無い場合は第一のコンピュータは第二コンピュータにデータを閲覧または処理するソフトウェアを送ることが好ましい。
【0014】
本発明のまた別の局面によれば、第一のコンピュータが第二のコンピュータにデータを閲覧または実行するためのソフトウェアを保持していないまたは入手することが出来ない場合は、データを送ることを中止することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態を図1のように携帯情報端末とパーソナルコンピュータを接続した時を用いて説明する。ここでパーソナルコンピュータ1のシリアルポート(RS232C準拠等)2と携帯情報端末3の外部入出力端子4は接続ケーブル5で接続され、パーソナルコンピュータ1と携帯情報端末3はデータ等の情報を送受信することを可能とする。また、パーソナルコンピュータはモデムを内蔵しておりそのモデムを使用しインターネット網6に接続することが可能である。
【0016】
以下に、本発明の第1の好適な実施形態を説明する。
図2は、本発明の第1の好適な実施形態によるパーソナルコンピュータ1の表示装置1aに表示された操作画面を示す。この操作画面には、パーソナルコンピュータの記録装置(図示せず)に記録されたデータを表示するデータファィル一覧表示画面7が含まれている。パーソナルコンピュータ1の使用者は、データファィル一覧表示画面7よりパーソナルコンピュータ1から携帯情報端末3に送るデータ8、9、10を選択し、選択したデータをパーソナルコンピュータから携帯情報端末3に送ることを、送信アイコン11を操作することによりパーソナルコンピュータ1に指示する。図2の例では、パーソナルコンピュータ1に指示するため、「代理店リスト.doc」(参照番号8)、「新製品.html」(参照番号9)および「計画.sch」(参照番号10)をパーソナルコンピュータに送ろうとしている。その指示を受けパーソナルコンピュータ1と携帯情報端末3はデータ通信を開始する。その動作を図3のフローに従い説明する。
【0017】
図3において、左側はパーソナルコンピュータ1の処理フローで、右側は携帯情報端末3の処理フローである。S−101でパーソナルコンピュータ1は図2で選択されたデータに付属するデータがあるかどうかの解析を行う。ここで「新製品.html」のデータには従属するファイルとして画像ファィルである「新製品.jpg」が添付されておりそれも携帯情報端末3に送信するものとする。S−102では送信するデータの属性として、データの種類及びデータのサイズを携帯情報端末3に送る。図2で選ばれた例では送る属性データの例は次のようなものである。
【0018】
【表1】
【0019】
携帯情報端末3は、送られて来たデータ属性をKS−101で受信し、KS−102で受信したデータ属性に基づいてそのデータを処理するビューアソフトウェアを携帯情報端末3が有するメモリ(図1に図示せず)より検索する。携帯情報端末3は、KS−103ではKS−102で検索した結果をパーソナルコンピュータ1に送る。送るデータは次のようになる。
【0020】
【表2】
【0021】
パーソナルコンピュータ1は、送られてきた検索結果をS−103で受信する。S−104でパーソナルコンピュータ1は、インターネット網6を通じPDA、すなわち携帯情報端末3のソフトウェアの最新バージョンを記録しているサーバに接続し、ソフトウェアの最新バージョンの情報を得る。ここでは、docビューアはバージョン5.0、HTMLビューアはバージョン4.0、画像ビューアはバージョン2.0が最新バージョンでスケジュールファイルを処理するソフトウェアはサーバが保持していないという情報を得たものとする。
【0022】
S−105において、パーソナルコンピュータ1は、S−103で受信した検索結果のソフトウェアのバージョンとS−104で得たソフトウェアの最新バージョンとを比較し、比較した結果がサーバのバージョンの方が新しい場合は、サーバの新しいバージョンを携帯情報端末3に送るソフトウェアに追加する。ここでは、携帯情報端末3に送るソフトウェアに、HTMLビューアのバージョン4.0が追加され、また、画像ビューアも携帯情報端末に無いたため追加される。パーソナルコンピュータ1は、docビューアは最新バージョンが携帯情報端末3に保存されているので、送る必要が無いと判断する。
【0023】
次いで、S−106では、パーソナルコンピュータ1は、自身に保存しているソフトウェアがS−104で得た最新バージョンと同一であるか確認し、同一でなければサーバより最新のソフトウェアを受信する。ここでは、パーソナルコンピュータ1は、HTMLビューアのバージョン4.0と画像ビューアのバージョン1.0を保持しており、スケジュールファイルを処理するソフトウェアは保持していなかったとする。その場合、パーソナルコンピュータ1は、HTMLビューアのバージョンはサーバのバージョンと同一であるため自身に保持しているソフトウェア(HTMLビューアのバージョン4.0)を携帯情報端末3に送ることに決定する。画像ビューアに関しては、パーソナルコンピュータ1は、サーバのソフトウェアのバージョンの方が新しいため、サーバから画像ビューアのソフトウェア(バージョン2)をダウンロードし、そしてそのダウンロードしたファイルを携帯情報端末3に送ることに決定する。
【0024】
S−107で、パーソナルコンピュータ1は、プログラムに付随するサブソフトウェアを決定する。ここで、携帯情報端末3で閲覧する画像ビューアのソフトウェアは、各種のイメージを表示するためJPGフォーマットを表示するサブソフトウェア以外にもビットマップファイル等を表示する複数のサブソフトウェアも持ち、それらのサブソフトウェアを用いて画像を表示するが、データ2を閲覧するにはJPGフォーマットを表示する以外のサブソフトウェアは不要であるため、パーソナルコンピュータ1は、画像ビューアのソフトウェアとJPGフォーマットのサブソフトウェアを送ると決定する。
【0025】
S−108では、パーソナルコンピュータ1は、携帯情報端末3で閲覧するソフトウェアが携帯情報端末3、パーソナルコンピュータ1、サーバのいずれにも存在しないデータを削除する。ここでは、パーソナルコンピュータ1は、計画.schを処理するソフトウェアが携帯情報端末3のみならずサーバやパーソナルコンピュータ1にも存在しないため送信するデータから削除する。
【0026】
S−109では、パーソナルコンピュータ1は、送信するソフトウェアの属性としてソフトウェアのバージョン及びソフトウェアのサイズ等とデータのリストを携帯情報端末3に送る。送る属性データの例は次のようなものである。
【0027】
【表3】
【0028】
また、データのリストはS−108で計画.schが削除されたため、次のようになる。
【0029】
【表4】
【0030】
携帯情報端末3は、送られて来たソフトウェア属性とデータリストをKS−104で受信する。次いで、KS−105において、携帯情報端末3は、KS−101で受信したデータ属性とKS−104で受信したソフトウェア属性のサイズよりデータを受信した時のソフトウェアとデータの記録サイズと携帯情報端末3の空きメモリ容量を比較し、ソフトウェアとデータが記録可能か判断する。KS−106では、携帯情報端末3は、KS−104の判断結果をパーソナルコンピュータ1に送る。
【0031】
パーソナルコンピュータ1は、KS−106から送られて来た判断結果をS−110で受信し、S−111ではS−110で受信した判断結果が記録可能の時はS−112に処理を移し、記録不可の時は処理を終了する。記録可能な場合、パーソナルコンピュータ1は、S−112でデータとソフトウェアを携帯情報端末3に送る。ここでは下記のデータとソフトウェアを送る。
【0032】
【表5】
【0033】
携帯情報端末3は、パーソナルコンピュータ1がS−112で送ってきたデータおよびソフトウエアをKS−107で受信する。S−112およびKS−107の送受信が終了するとパーソナルコンピュータ1のデータ送信と携帯情報端末3のデータ受信の処理は終了する。
【0034】
次に、本発明の第2の好適な実施形態を図に従って説明する。
図4は、本発明の第2の好適な実施形態によるパーソナルコンピュータ1の表示装置1aに表示された操作画面を示す。この操作画面には、パーソナルコンピュータの記録装置(図示せず)に記録されたデータを表示するデータファィル一覧表示画面12が含まれている。パーソナルコンピュータ1の使用者は、データファィル一覧表示画面12よりパーソナルコンピュータ1から携帯情報端末3に送るデータ13、14、15を選択し、選択したデータをパーソナルコンピュータ1から携帯情報端末3に送ることを、送信アイコン16を操作することによりパーソナルコンピュータ1に指示する。図4の例では、パーソナルコンピュータ1に指示するため、「代理店リスト.doc」(参照番号13)、「伝言.eml」(参照番号14)および「計画.sch」(参照番号15)をパーソナルコンピュータ1に送ろうとしている。その指示を受けパーソナルコンピュータ1と携帯情報端末3はデータ通信を開始する。その動作を図5のフローに従い説明する。
【0035】
図5において、左側はパーソナルコンピュータ1の処理フローで、右側は携帯情報端末3の処理フローである。S−201でパーソナルコンピュータ1は、図4で選択されたデータに付属するデータがあるかどうかの解析を行う。ここで、「伝言.eml」のデータは、メールのデータで従属するファイルとして、すなわち添付ファィルとして「顔.jpg」が添付されており、それもパーソナルコンピュータ1は携帯情報端末3に送信するものとする。データの種類をよって送る必要の有るデータは次のものとなる。
【0036】
【表6】
【0037】
S−202でパーソナルコンピュータ1は、インターネット網6を通じ携帯情報端末3のソフトウェアの最新バージョンを記録しているサーバに接続し、ソフトウェアの最新バージョンの情報を得る。S−203でパーソナルコンピュータ1は、サーバからのソフトウェアの最新バージョンの情報を用いて携帯情報端末3で用いるデータを処理するソフトウェアの種類とバージョンを決定する。ここでは下記のように決定したものとする。
【0038】
【表7】
【0039】
S−204でパーソナルコンピュータ1は、過去に携帯情報端末3に送ったソフトウェアの履歴を検索し、過去に送ったソフトウエアの中に今回送るデータを処理することができるソフトウェアが携帯情報端末3に存在するかを調べる。ここでは下記ソフトウェアを携帯情報端末3に送ったことが検索されたものとする。
【0040】
【表8】
【0041】
S−205において、パーソナルコンピュータ1は、S−204で検索した過去に送ったソフトウェアのバージョンとS−203で決定したソフトウェアの最新バージョンを比較し、比較した結果がサーバのバージョンの方が新しい場合は、サーバの新しいバージョンを携帯情報端末3に送るソフトウェアに追加する。ここでは、携帯情報端末3に送るソフトウエアに、メールツールのバージョン3.0が追加され、また、画像ビューアも携帯情報端末3に無いたため画像ビューアのバージョン2.0が追加される。docビューアは最新バージョンが携帯情報端末3に保存されているので、パーソナルコンピュータ1は送る必要が無いと判断する。
【0042】
S−206では、パーソナルコンピュータ1は、自身に保存しているソフトウェアがS−203で決定した最新バージョンと同一であるか確認し、同一でなければサーバより最新のソフトウェアを受信する。ここでは、パーソナルコンピュータ1は、メールツールのバージョン3.0と画像ビューアのバージョン1.0を保持しており、スケジュールファイルを処理するソフトウェアは保持していなかったとする。その場合、パーソナルコンピュータ1は、メールツールのバージョンはサーバのバージョンと同一であるためパーソナルコンピュータ1のソフトウェアを携帯情報端末3に送ることに決定する。一方、画像ビューアに関してはサーバのソフトウェアのバージョンの方が新しいため、サーバから画像ビューアのソフトウェアをダウンロードするか決定する必要がある。ダウンロードするときに、サーバのソフトウェアがフリーのソフトウェアの場合、パーソナルコンピュータ1は、ダウンロード時間を表示した図6の画面を表示装置1aに表示し、ダウンロードするかどうかについてユーザへの判断を促す。また、フリーのソフトでない場合は、パーソナルコンピュータ1は、価格とダウンロード時間を表示した図7の画面を表示装置1aに表示し、ダウンロードするかどうかについてユーザへの判断を促す。いずれの場合もユーザがダウンロードしないことを選択した場合、そのソフトウェアに関し現在パーソナルコンピュータ1に保存してあるバージョンでS−205と同様の判断を行い、携帯情報端末3に送信するソフトウェアに、現在パーソナルコンピュータ1に保存してあるバージョンのソフトウェアを含めるか再判断する。今回の画像ビューアの場合は、後者となり、パーソナルコンピュータ1は、表示装置1aに図7の画面を表示し、ユーザの判断を促す。ユーザがダウンロードすることを選択した場合は、パーソナルコンピュータ1は、画像ビューアのバージョン2.0をサーバからダウンロードし、したがってパーソナルコンピュータ1から携帯情報端末3に送る画像ビューアのバージョンは2.0となる。一方、ユーザがダウンロードしないことを選択した場合は、パーソナルコンピュータ1から携帯情報端末3に送る画像ビューアのバージョンはパーソナルコンピュータ1に保存している1.0となる。
【0043】
以降ユーザがサーバからダウンロードすることを選択したものとして説明する。S−207でパーソナルコンピュータ1は、プログラムに付随するサブソフトウェアを決定する。ここで、携帯情報端末3で閲覧する画像ビューアのソフトウェアは、各種のイメージを表示するためJPGフォーマットを表示するサブソフトウェア以外にもビットマップファイル等を表示する複数のサブソフトウェアも持ち、それらのサブソフトウェアを用いて画像を表示するが、データ2を閲覧するにはJPGフォーマットを表示する以外のサブソフトウェアは不要であるため、画像ビューアのソフトウェアとJPGフォーマットのサブソフトウェアを送るものとする。
【0044】
S−208では、パーソナルコンピュータ1は、携帯情報端末で閲覧するソフトウェアが存在しないデータを削除する。ここでは、計画.schを処理するソフトウェアがサーバやパーソナルコンピュータ1に存在しないため送信するデータから削除する。
【0045】
S−209では、パーソナルコンピュータ1は前述のようにして決定されたデータとソフトウェアを携帯情報端末3に送る。ここでは、パーソナルコンピュータ1は下記のデータとソフトウェアを送る。
【0046】
【表9】
【0047】
携帯情報端末3は、パーソナルコンピュータ1がS−209で送ってきたデータおよびソフトウエアをKS−201で受信する。S−209およびKS−201の送受信が終了するとパーソナルコンピュータ1のデータ送信と携帯情報端末3のデータ受信の処理は終了する。S−210では、次回のデータ通信の為にS−204で使用した履歴の情報にS−209で送ったソフトウェアを追記する。ここでは、メールツール(バージョン3.0)がメールツール(バージョン2.0)からバージョンアップされたことと、画像ビューア(バージョン2.0 JPGフォーマット用サブモジュール含む)を新規に送ったことを追記する。
【0048】
次に、本発明の第3の好適な実施形態を図に従って説明する。
パーソナルコンピュータ1が携帯情報端末3に送ろうとしているデータは第2の実施形態と同じであり、パーソナルコンピュータ1の表示装置1aに表示される図4の操作画面も同じである。理解を容易にするため、図4を参照して、第2の実施形態における説明を一部繰り返す。パーソナルコンピュータ1の使用者は、図4におけるデータファィル一覧表示画面12よりパーソナルコンピュータ1から携帯情報端末3に送るデータ13、14、15を選択し、選択したデータをパーソナルコンピュータ1から携帯情報端末3に送ることを、送信アイコン16を操作することによりパーソナルコンピュータ1に指示する。図4の例では、「代理店リスト.doc」(参照番号13)、「伝言.eml」(参照番号14)および「計画.sch」(参照番号15)をパーソナルコンピュータ1に送ろうとしている。その指示を受けパーソナルコンピュータ1と携帯情報端末3はデータ通信を開始する。第3の実施形態によるその動作を図8のフローに従い説明する。
【0049】
図8において、左側はパーソナルコンピュータ1の処理フローで、右側は携帯情報端末3の処理フローである。S−301でパーソナルコンピュータ1は、図4で選択されたデータに付属するデータがあるかどうかの解析を行う。ここで「伝言.eml」のデータは、メールのデータで従属するファイルとして、すなわち添付ファィルとして「顔.jpg」が添付されており、それもパーソナルコンピュータ1は携帯情報端末に送信するものとする。データの種類をよって送る必要の有るデータは次のものとなる。
【0050】
【表10】
【0051】
S−302でパーソナルコンピュータ1はインターネット網6を通じ携帯情報端末3のソフトウェアの最新バージョンを記録しているサーバに接続し、ソフトウェアの最新バージョンの情報を得る。S−303でパーソナルコンピュータ1は、サーバからのソフトウェアの最新バージョンの情報を用いて携帯情報端末3で用いるデータを処理するソフトウェアの種類とバージョンを決定する。ここでは下記のように決定したものとする。
【0052】
【表11】
【0053】
S−304でパーソナルコンピュータ1は、携帯情報端末3に、携帯情報端末3が保持しているソフトウェアのリストと使用可能な空メモリ容量の情報を要求する。次いで、KS−301において、携帯情報端末3は、パーソナルコンピュータ1のS−304の要求を受けると携帯情報端末3のメモリ(図1に図示せず)を検索し、携帯情報端末3が保持するソフトウェアのリストと使用可能な空メモリ容量の情報を作成する。ここでは下記の情報を作成したものとする。
【0054】
【表12】
【0055】
KS−302で携帯情報端末3は、KS−301で作成したソフトウェアリストと空メモリ容量の情報をパーソナルコンピュータ1に送る。パーソナルコンピュータ1は、携帯情報端末がKS−302で送ってきたソフトウェアリストと空きメモリ容量の情報をS−305で受信する。S−305で受信したソフトウェアリストにはS−301で決定したデータを処理することの出来るソフトウェアは次のものが含まれている。
【0056】
【表13】
【0057】
次いで、S−306において、パーソナルコンピュータ1は、S−305で受信したソフトウェアリストのバージョンとS−303で決定したソフトウェアの最新バージョンを比較し、比較した結果がサーバのバージョンの方が新しい場合は、携帯情報端末3に送るソフトウェアに追加する。ここでは、携帯情報端末3に送るソフトウエアに、メールツールのバージョン3.0が追加され、また、画像ビューアも携帯情報端末3に無いたため画像ビューアのバージョン2.0が追加される。docビューアは最新バージョンが携帯情報端末3に保存されているので、送る必要が無いと判断する。
【0058】
S−307では、パーソナルコンピュータ1は、自身に保存しているソフトウェアがS−303で決定した最新バージョンと同一であるか確認し、同一でなければサーバより最新のソフトウェアを受信する。ここでは、パーソナルコンピュータ1は、メールツールのバージョン3.0と画像ビューアのバージョン1.0を保持しており、スケジュールファイルを処理するソフトウェアは保持していなかったとする。その場合、パーソナルコンピュータ1は、メールツールのバージョンはサーバのバージョンと同一であるためパーソナルコンピュータ1のソフトウェアを携帯情報端末3に送ることに決定する。一方、画像ビューアに関してはサーバのソフトウェアのバージョンの方が新しいため、サーバから画像ビューアのソフトウェアをダウンロードするか決定する必要がある。ダウンロードするときに、サーバのソフトウェアがフリーのソフトウェアの場合、ダウンロード時間を表示した図9の画面を表示装置1aに表示し、ダウンロードするかどうかについてユーザへの判断を促す。また、フリーのソフトでない場合は、パーソナルコンピュータ1は、価格とダウンロード時間を表示した図10の画面を表示装置1aに表示し、ダウンロードするかどうかについてユーザへの判断を促す。いずれの場合もユーザがダウンロードしないことを選択した場合、そのソフトウェアに関し現在パーソナルコンピュータ1に保存してあるバージョンでS−306と同様の判断を行い、携帯情報端末3に送信するソフトウェアに、現在パーソナルコンピュータ1に保存してあるバージョンを含めるか再判断する。今回の画像ビューアの場合は、前者となり、パーソナルコンピュータ1は、表示装置1aに図9の画面を表示し、ユーザの判断を促す。ユーザがダウンロードすることを選択した場合は、画像ビューアのバージョン2.0をサーバからダウンロードし、したがってパーソナルコンピュータ1から携帯情報端末3に送る画像ビューアのバージョンは2.0となる。一方、ユーザがダウンロードしないことを選択した場合は、パーソナルコンピュータ1から携帯情報端末3に送る画像ビューアのバージョンはパーソナルコンピュータ1に保存している1.0となる。
【0059】
以降ユーザがサーバからダウンロードすることを選択したものとして説明する。S−308でパーソナルコンピュータ1は、プログラムに付随するサブソフトウェアを決定する。ここで、携帯情報端末3で閲覧する画像ビューアのソフトウェアは、各種のイメージを表示するためJPGフォーマットを表示するサブソフトウェア以外にもビットマップファイル等を表示する複数のサブソフトウェアも持ち、それらのサブソフトウェアを用いて画像を表示するが、データ2を閲覧するにはJPGフォーマットを表示する以外のサブソフトウェアは不要であるため、画像ビューアのソフトウェアとJPGフォーマットのサブソフトウェアを送るものとする。
【0060】
S−309では、パーソナルコンピュータ1は、携帯情報端末3で処理するソフトウェアが存在しないデータを削除する。ここでは、計画.schを処理するソフトウェアがサーバやパーソナルコンピュータ1に存在しないため送信するデータから削除する。
【0061】
S−310では、パーソナルコンピュータ1は、携帯情報端末3に送るデータをパーソナルコンピュータ1用のデータから携帯情報端末3用のデータに変換する。変換の結果次のようになる。
【0062】
【表14】
【0063】
S−311では、パーソナルコンピュータ1は、S−305で送られてきた携帯情報端末3の空メモリ容量と変換後の今回送ろうとするソフトウェアとデータのメモリサイズとを比較し、携帯情報端末3でソフトウェアとデータが記録可能か判断する。S−312においてS−311で比較した判断結果が空きメモリ容量のサイズの方が変換後のソフトウェアとデータのサイズより大きいためソフトウェアとデータが記録可能の時は、パーソナルコンピュータ1はS−313に処理を移し、一方S−311で比較した判断結果が空きメモリ容量のサイズの方が変換後のソフトウェアとデータのサイズより小さいためソフトウェアとデータが記録不可能の時は、パーソナルコンピュータ1は処理を終了する。
【0064】
S−313ではパーソナルコンピュータ1は、変換後のデータとソフトウェアを携帯情報端末3に送る。ここでは、下記の変換後のデータとソフトウェアをパーソナルコンピュータ1から携帯情報端末3に送られる。
【0065】
【表15】
【0066】
次いで、携帯情報端末3は、パーソナルコンピュータ1がS−313で送ってきたデータおよびソフトウエアをKS−303で受信する。S−313およびKS−303の送受信が終了するとパーソナルコンピュータ1のデータ送信と携帯情報端末3のデータ受信の処理は終了する。
【0067】
なお、第1および第2の実施形態のように、パーソナルコンピュータ1用のデータから携帯情報端末3用のデータへの変換の必要がない場合には、S−310における処理は必要でなく、その場合にはパーソナルコンピュータ1の処理は、S−309から直接S−312へ進めばよい。
【0068】
他方、第1および第2の実施形態が、第3の実施形態のように、パーソナルコンピュータ1用のデータから携帯情報端末3用のデータへの変換が必要な場合には、パーソナルコンピュータ1がデータを送信する前に、その変換処理を行えばよい。
【0069】
コンピュータ間のデータ通信としてパーソナルコンピュータから携帯情報端末へのデータ通信に適用した本発明の実施形態では、上記のように構成されそして動作することにより次のような作用効果を奏する。
【0070】
パーソナルコンピュータから携帯情報端末にデータを送る際、データを送る前にパーソナルコンピュータにおいて携帯情報端末でそのデータを扱うソフトウェアの有無を判断し、携帯情報端末でそのデータを扱うソフトウェアが無い場合は、そのソフトウェアとデータを一つの操作で携帯情報端末に送ることにより、使用者は携帯情報端末内のソフトウェアの存在を意識することなく、使用するデータを送る操作のみで、そのデータを携帯情報端末で扱うことが可能となる。
【0071】
パーソナルコンピュータから携帯情報端末にデータを送る際、パーソナルコンピュータにおいて携帯情報端末でそのデータを扱うソフトウェアがソフトウェア全体の一部である場合はその一部のみを送ることにより、携帯情報端末のメモリを有効活用することが可能となる。
【0072】
パーソナルコンピュータから携帯情報端末にデータを送る際、パーソナルコンピュータ及び携帯情報端末が、携帯情報端末でそのデータを扱うソフトウェアを保持していない場合、外部のコンピュータからソフトウェアを入手することにより、パーソナルコンピュータが携帯情報端末のソフトウェアを保持する必要が無くなる。また、常に最新のバージョンのソフトウェアを入手することが可能となる。
【0073】
メールの添付データ等の従属するデータに関しても、パーソナルコンピュータから携帯情報端末に送る際、パーソナルコンピュータにおいて携帯情報端末でその従属データを扱うソフトウェアの有無を判断し、携帯情報端末でそのデータを扱うソフトウェアが無い場合は、そのソフトウェアとデータを携帯情報端末に送ることにより、使用者は従属するデータの有無を意識することなく、携帯情報端末で従属するデータを扱うことを可能となる。すなわち、メールの添付ファイル等のデータに関しても携帯情報端末で扱えるかどうかを判断し、必要がある場合は添付ファイルを扱うソフトウェアもメール・添付ファイル・ソフトウェアを一つの操作で送るようにすることにより、メールに添付された直接存在が解からない情報等もデータを送る操作のみで携帯情報端末で扱うことが出来る。
【0074】
パーソナルコンピュータから携帯情報端末にデータとそれを扱うソフトウェアを送る際、携帯情報端末の空きメモリ容量を調べ、データ及びソフトウェアが収納可能な場合のみ送ることにより、携帯情報端末でデータを記録することが出来ない状態でデータを送ることを予防することができる。
【0075】
パーソナルコンピュータが携帯情報端末に保存されているソフトウェアの新しいバージョンのソフトウェアを入手したときは、その新しいソフトウェアを携帯情報端末に送ることにより、携帯情報端末でバージョンアップ前のソフトウェアが持つ不具合の回避や操作性の向上を実現することができる。すなわち、データを送るときに自動的に携帯情報端末のソフトウェアをバージョンアップするため、古いソフトウェアを用いることによる不具合等を回避することが可能である。
【0076】
パーソナルコンピュータにおいて携帯情報端末に送ったソフトウェアのバージョンを含む履歴を保存することにより、パーソナルコンピュータは携帯情報端末の持つソフトウェアを管理することが出来るため、携帯情報端末の保存状態をパーソナルコンピュータに送ることなしに、パーソナルコンピュータは携帯情報端末に送るソフトウェアを決定することが可能となる。
【0077】
パーソナルコンピュータが携帯情報端末から保存されているソフトウェアやメモリの情報を入手することにより、使用者が携帯情報端末単独でソフトウェアを削除したり、データを追加・削除してメモリ容量が変化したときも、パーソナルコンピュータはその情報を把握可能で、パーソナルコンピュータにおいてデータを閲覧または処理可能か判断し、その判断結果をもとにパーソナルコンピュータは携帯情報端末に送るソフトウェアを決定することが可能となる。
【0078】
パーソナルコンピュータは携帯情報端末にデータの種類・サイズ等の属性のみを送ることで、携帯情報端末においてデータを閲覧または処理可能か判断し、その判断結果をもとにパーソナルコンピュータは携帯情報端末に送るソフトウェアを決定することが可能となる。
【0079】
パーソナルコンピュータが携帯情報端末に送るデータを扱うことが出来ないと判断される場合、使用することの出来ないデータを送ることを中止することにより、携帯情報端末のメモリの使用効率を向上させることができる。
【0080】
本発明をパーソナルコンピュータから携帯情報端末へのデータ通信に適用した場合について説明したが、本発明は、パーソナルコンピュータおよび携帯情報端末間のデータ通信に限定されず、いずれのコンピュータ間のデータ通信にも適用可能である。
【0081】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成され、動作するので次のような作用効果を奏する。
第一のコンピュータから第二のコンピュータにデータを送る際、データを送る前に第一のコンピュータにおいて第二のコンピュータでそのデータを扱うソフトウェアの有無を判断し、第二のコンピュータでそのデータを扱うソフトウェアが無い場合は、そのソフトウェアとデータを一つの操作で第二のコンピュータに送ることにより、使用者は第二のコンピュータ内のソフトウェアの存在を意識することなく、使用するデータを送る操作のみで、そのデータを第二のコンピュータで扱うことが可能となる。
【0082】
第一のコンピュータから第二のコンピュータにデータを送る際、第一のコンピュータにおいて第二のコンピュータでそのデータを扱うソフトウェアがソフトウェア全体の一部である場合はその一部のみを送ることにより、第二のコンピュータのメモリを有効活用することが可能となる。
【0083】
第一のコンピュータから第二のコンピュータにデータを送る際、第一のコンピュータ及び第二のコンピュータが、第二のコンピュータでそのデータを扱うソフトウェアを保持していない場合、外部のコンピュータからソフトウェアを入手することにより、第一のコンピュータが第二のコンピュータのソフトウェアを保持する必要が無くなる。また、常に最新のバージョンのソフトウェアを入手することが可能となる。
【0084】
メールの添付データ等の従属するデータに関しても、第一のコンピュータから第二のコンピュータに送る際、第一のコンピュータにおいて第二のコンピュータでその従属データを扱うソフトウェアの有無を判断し、第二のコンピュータでそのデータを扱うソフトウェアが無い場合は、そのソフトウェアとデータを第二のコンピュータに送ることにより、使用者は従属するデータの有無を意識することなく、第二のコンピュータで従属するデータを扱うことを可能となる。すなわち、メールの添付ファイル等のデータに関しても携帯情報端末で扱えるかどうかを判断し、必要がある場合は添付ファイルを扱うソフトウェアもメール・添付ファイル・ソフトウェアを一つの操作で送るようにすることにより、メールに添付された直接存在が解からない情報等もデータを送る操作のみで第二のコンピュータで扱うことが出来る。
【0085】
第一のコンピュータから第二のコンピュータにデータとそれを扱うソフトウェアを送る際、第二のコンピュータの空きメモリ容量を調べ、データ及びソフトウェアが収納可能な場合のみ送ることにより、第二のコンピュータでデータを記録することが出来ない状態でデータを送ることを予防することができる。
【0086】
第一のコンピュータが第二のコンピュータに保存されているソフトウェアの新しいバージョンのソフトウェアを入手したときは、その新しいソフトウェアを第二のコンピュータに送ることにより、第二のコンピュータでバージョンアップ前のソフトウェアが持つ不具合の回避や操作性の向上を実現することができる。すなわち、データを送るときに自動的に第二のコンピュータのソフトウェアをバージョンアップするため、古いソフトウェアを用いることによる不具合等を回避することが可能である。
【0087】
第一のコンピュータにおいて第二のコンピュータに送ったソフトウェアのバージョンを含めた履歴を保存することにより、第一のコンピュータは第二のコンピュータの持つソフトウェアを管理することが出来るため、第二のコンピュータの保存状態を第一のコンピュータに送ることなしに、第一のコンピュータは第二のコンピュータに送るソフトウェアを決定することが可能となる。
【0088】
第一のコンピュータが第二のコンピュータから保存されているソフトウェアやメモリの情報を入手することにより、使用者が第二のコンピュータ単独でソフトウェアを削除したり、データを追加・削除してメモリ容量が変化したときも、第一のコンピュータはその情報を把握可能で、第一のコンピュータにおいてデータを閲覧または処理可能か判断し、その判断結果をもとに第一のコンピュータは第二のコンピュータに送るソフトウェアを決定することが可能となる。
【0089】
第一のコンピュータは第二のコンピュータにデータの種類・サイズ等の属性のみを送ることで、第二のコンピュータにおいてデータを閲覧または処理可能か判断し、その判断結果をもとに第一のコンピュータは第二のコンピュータに送るソフトウェアを決定することが可能となる。
【0090】
第一のコンピュータが第二のコンピュータに送るデータを扱うソフトウエアを入手することが出来ないと判断される場合、使用することの出来ないデータを送ることを中止することにより、第二のコンピュータのメモリの使用効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をパーソナルコンピュータと携帯情報端末間のデータ通信に適用した場合における双方の接続方法を示す。
【図2】本発明の第1の好適な実施形態によるパーソナルコンピュータ1の表示装置1aに表示された操作画面を示す。
【図3】本発明の第1の好適な実施形態のフローチャートを示す。
【図4】本発明の第2および第3の好適な実施形態によるパーソナルコンピュータ1の表示装置1aに表示された操作画面を示す。
【図5】本発明の第2の好適な実施形態のフローチャートを示す。
【図6】本発明の第2の好適な実施形態におけるダウンロード選択画面1(フリーソフトの場合)を示す。
【図7】本発明の第2の好適な実施形態におけるダウンロード選択画面2(有償ソフトの場合)を示す。
【図8】本発明の第3の好適な実施形態のフローチャートを示す。
【図9】本発明の第3の好適な実施形態におけるダウンロード選択画面1(フリーソフトの場合)を示す。
【図10】本発明の第3の好適な実施形態におけるダウンロード選択画面2(有償ソフトの場合)を示す。
【符号の説明】
1:パーソナルコンピュータ
2:ハーソナルコンピュータのシリアルポート(RS232C準拠等)
3:携帯情報端末
4:携帯情報端末の外部入出力端子
5:接続ケーブル
6:インターネット網
7:データファィル一覧表示画面
8、9、10:パーソナルコンピュータから携帯情報端末に送るデータ
11:送信アイコン
12:データファィル一覧表示画面
13、14、15パーソナルコンピュータから携帯情報端末に送るデータ
16:送信アイコン
Claims (1)
- 第一のコンピュータと第二のコンピュータとを備え、
第二のコンピュータは、第一のコンピュータにより送信されたデータの属性情報に基づいて前記データを閲覧又は処理するためのソフトウェアが第二のコンピュータに存在するか否かを判断する判断手段を備え、
第一のコンピュータは、第二のコンピュータに前記ソフトウェアが存在しないという前記判断手段による判断結果であって第二のコンピュータにより送信された判断結果に応答して前記ソフトウェアを検索する手段を備え、
第一のコンピュータが、送信すべきデータと共に前記の検索されたソフトウェアを第二のコンピュータに送信する
ことを特徴とする情報処理システム。
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