JP2002335260A - Usb中継装置 - Google Patents

Usb中継装置

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JP2002335260A
JP2002335260A JP2001140572A JP2001140572A JP2002335260A JP 2002335260 A JP2002335260 A JP 2002335260A JP 2001140572 A JP2001140572 A JP 2001140572A JP 2001140572 A JP2001140572 A JP 2001140572A JP 2002335260 A JP2002335260 A JP 2002335260A
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usb
circuit
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usb device
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JP2001140572A
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Yoshiaki Matsumoto
好章 松本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 USBの仕様上の制約を回避し、複数のUS
Bデバイスを一つのUSBデバイスにするなど、柔軟な
システムを構成できるUSB中継装置を提供すること。 【解決手段】 ファンクション回路2とホストコントロ
ーラ回路7とMPU8とメモリ回路9とからなるUSB
中継装置を構成し、複数のUSBデバイスの構成情報を
もとにして、ファンクション回路2のエンドポイントを
再構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、USB(ユニバー
サル・シリアル・バス)を介してデータ通信を行う周辺
機器とUSBホストとを接続するためのUSB中継装置
に関し、特にUSB仕様の規格の制約を緩和して柔軟な
システムを構築するための構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】USBは、パソコンなどの情報機器に対
して、統一されたバスアーキテクチャであり、これに対
応した多種多様な周辺機器が接続できるなど、ユーザの
使い勝手の良さが受け入れられて、標準インターフェイ
スとして広く採用されるようになってきた。
【0003】以下、従来の技術について、図面を用いて
説明する。まず、USB仕様の特徴を以下に述べる。U
SBは、ホストコンピュータと同時アクセス可能な周辺
機器との間でデータ交換するためのバスである。接続さ
れた周辺機器は、上記ホストコンピュータによってスケ
ジュールされたトークン・ベースのプロトコルを介して
データ交換が行われる。
【0004】USBでは、ホストコンピュータや他の周
辺機器の動作中に、電源を切ることなく周辺機器の接
続,構成,使用,及び、切断動作が可能である。これ
を、ホットプラギングという。
【0005】USBシステムでは、ホストは一つしか存
在しない。また、USBデバイス(周辺機器)には、U
SBに対する追加の接続ポイントとなるハブと言われる
機器と、各デバイスの機能を提供するファンクションと
がある。
【0006】USBの物理的な相互接続は、階段(ティ
ア)状のスター型の接続形態である。図5にUSBの物
理的な相互接続の概念図を示す。ハブは、それぞれのス
ターの中央に置かれる。各接続(ワイヤ)は、USBホス
トとハブ間、USBホストとUSBデバイス間、また
は、ハブとUSBデバイス間で接続されるポイント・ツ
ーポイント接続の形態をとる。バス接続の分配は、ハブ
を介して分配され、一つのワイヤに複数のUSBデバイ
スが接続されることはない。また、データ交換は、US
BホストとUSBデバイスとの間で行われ、USBデバ
イス同士が直接データ交換をすることはない。
【0007】また、USBシステムでは、USBホスト
とUSBデバイスとの間に、ハブは5個まで存在するこ
とが可能である。従って、それ以上の個数のハブを介し
て接続されるUSBデバイスは、USBホストには認識
されない。
【0008】また、USBデバイスは、エンドポイント
という通信フローの終端を一つまたは複数持つ。USB
ホスト上で実行されるソフトウェアは、USBデバイス
上の特定のエンドポイントとデータ交換を行うことにな
る。なお、規格上、一つのUSBデバイスでは、最大1
6個までのエンドポイントを持つことができるようにな
っている。
【0009】また、USBには、4種類の転送モードが
ある。一つ目は、デバイス固有の情報などの転送や設定
を行うコントロール転送と呼ばれる転送モードである。
コントロール転送は、データの損失なしで転送ができ
る。USBデバイスが接続されたときに、USBの標準
の手続きに基づきUSBホストがUSBデバイスの識別
情報を取得して、デバイスの構成を行うためにUSBデ
バイスが必ずサポートしなければならない転送モードで
ある。以下では、このコントロール転送に対応したエン
ドポイントをコントロールエンドポイントと呼ぶことに
する。
【0010】二つ目は、比較的大量のデータを非周期的
に転送するバルク転送と呼ばれる転送モードである。バ
ルク転送は、転送上の制約が動的で、ゆるい特性を持っ
ている。以下では、このバルク転送に対応したエンドポ
イントをバルクエンドポイントと呼ぶことにする。
【0011】三つめは、文字や座標などの人間からの入
力などのような自発的なデータ転送を行う割り込み転送
と呼ばれる転送モードである。割り込み転送は明示的な
タイミングレートは必要ないが、応答時間に制限がある
ことがある。以下では、この割り込み転送に対応したエ
ンドポイントを割り込みエンドポイントと呼ぶことにす
る。
【0012】四つ目は、リアルタイムのストリームデー
タを扱うアイソクロノス転送と呼ばれる転送モードであ
る。これは、あらかじめ転送バンド幅と転送レーテンシ
が決められている。以下では、このアイソクロノス転送
に対応したエンドポイントをアイソクロノスエンドポイ
ントと呼ぶことにする。そして、USBデバイスの一つ
のエンドポイントは、前記の転送モードのいずれか一つ
だけの転送モードをサポートするようになっている。
【0013】すべてのUSBデバイスは、一意のUSB
アドレスによってアクセスされる。それぞれのUSBデ
バイスは、一つまたは複数のエンドポイントをサポート
しており、USBホスト上で実行されるアプリケーショ
ンプログラムやデバイスドライバーなどのホストプログ
ラムは、これらのエンドポイントと通信し、データの交
換を行う。
【0014】すべてのUSBデバイスは、コントロール
転送を用いてUSBの標準の手続きでアクセスできる特
定のエンドポイント(エンドポイント0と呼ばれる。)を
サポートしなければならない。このエンドポイント0か
ら取得されるUSBデバイスの詳細情報(設定情報)に
は、全てのUSBデバイスに共通する定義情報である標
準情報と、USBデバイスの種別ごとに異なるクラス情
報と、USBデバイスの製造者が自由に定義できるベン
ダー情報とがある。
【0015】以下に、従来の技術におけるUSB接続の
具体例について、図4を用いて説明する。図4は、従来
のUSB接続の具体例を示す図であり、図において、1
0はUSBホストとしてのパソコン(PCと記す)であ
る。11はPC10に接続する第1のバスである。13
は第1のバス11に接続されたハブ装置である。14は
ハブ装置13に接続されたモニター装置である。15は
ハブ装置13に接続されたキーボードである。16はハ
ブ装置13に接続されたプリンタである。17はハブ装
置13に接続されたスピーカである。
【0016】次に、USBデバイスとして、モニター装
置14を例にとって、USBを介して、ディスプレイモ
ニターの状態の取得、および設定を行うUSBモニター
コントロール機能の具体例を以下に述べる。モニター装
置14は、PC10で実行されているホストプログラム
からディスプレイモニターの状態の取得および設定を行
うため、コントロール転送が用いられる。
【0017】通常は、USBデバイスの識別情報および
構成情報などの一部として扱われるため、データの通信
はエンドポイント0が用いられる。モニター装置14が
ハブ装置13に接続されると、PC10に新たなUSB
デバイスが接続されたことが認識される。
【0018】PC10はモニター装置14のエンドポイ
ント0を介して、USB標準の手続きにより、USBデ
バイスの識別情報および構成情報などを取得する。PC
10は取得した識別情報、および構成情報などにより、
モニター装置14に適したホストプログラムを起動し、
ホストプログラムとモニター装置14のエンドポイント
0間で通信を開始し、USB標準の手続きでディスプレ
イモニターの状態の取得および設定を行うことができ
る。
【0019】次に、USBデバイスとして、キーボード
15を例にあげ、データ転送の具体例を以下に述べる。
キーボード15は使用者からの非定期的な入力データを
PC10に通知するため、割り込み転送が用いられる。
したがって、USBデバイスとして、通常、デバイスの
識別情報,構成情報の受渡を行うエンドポイント0と、
使用者からの入力データをPC10に通知するための割
り込みエンドポイントの2つのエンドポイントを持つ。
【0020】まず、キーボード15がハブ装置13に接
続されると、PC10に新たなUSBデバイスが接続さ
れたことが認識される。
【0021】PC10はエンドポイント0を介して、U
SB標準の手続きにより、USBデバイスの識別情報お
よび構成情報などを取得する。PC10は取得した識別
情報、および構成情報などにより、キーボード15に適
したホストプログラムを起動し、ホストプログラムとキ
ーボード15の各エンドポイント間で通信を開始する。
ここでは、デバイスがキーボードであるため、キーボー
ドのデバイスドライバーが起動され、PC10の入力機
器の一つとして使用が可能になる。
【0022】そして、キーボード15から入力されたデ
ータは、割り込みエンドポイントからPC10へ転送さ
れ、さらにデバイスドライバーへ渡され、処理される。
【0023】次に、USBデバイスとして、プリンタ1
6を例にあげ、データ転送の具体例を以下に述べる。プ
リンタ16は、比較的大容量の印刷データを転送し、途
中でデータの消失なく転送されなければならないため、
バルク転送が用いられる。従って、USBデバイスとし
てデバイスの識別情報,構成情報の受渡を行うエンドポ
イント0と、PC10からプリンタ16へ出力される印
刷データを受信するバルクエンドポイントの2つのエン
ドポイントを持つことになる。
【0024】以上のような構成において、プリンタ16
がハブ装置13に接続されると、PC10に新たなUS
Bデバイスが接続されたことが認識される。PC10は
エンドポイント0を介して、USB標準の手続きによ
り、USBデバイスの識別情報および構成情報などを取
得する。そして、PC10は取得した識別情報および構
成情報などにより、プリンタ16に適したホストプログ
ラムを起動し、ホストプログラムとプリンタ16の各エ
ンドポイント間で通信を開始する。この例では、デバイ
スがプリンタであるため、印刷するためのデバイスドラ
イバーが起動され、PC10の印刷機能の一つとして使
用が可能になる。印刷機能から出力された印刷データは
バルクエンドポイントで受信され、プリンタで印刷され
る。
【0025】さらに次に、USBデバイスとしてスピー
カ17を例にあげ、データ転送の具体例を以下に述べ
る。スピーカ17はUSBデバイスとして、デバイスの
識別情報,構成情報の受渡を行うエンドポイント0と、
PC10のサウンド機能からリアルタイムで出力される
サウンドデータを受信するアイソクロノスエンドポイン
トの2つのエンドポイントを持つ。そして、スピーカ1
7がハブ装置13に接続されると、PC10に新たなU
SBデバイスが接続されたことが認識される。PC10
はエンドポイント0を介して、USB標準の手続きによ
り、USBデバイスの識別情報、および構成情報などを
取得する。PC10は、取得した識別情報、および構成
情報などにより、スピーカ17に適したホストプログラ
ムを起動し、ホストプログラムとスピーカ17の各エン
ドポイント間で通信を開始する。この例ではデバイスが
スピーカ17であるため、サウンド機能からのサウンド
データを出力するためのデバイスドライバーが起動さ
れ、PC10のサウンド機能の一つとして使用が可能に
なる。サウンド機能から出力されたサウンドデータはP
C10からリアルタイムで出力され、アイソクロノスエ
ンドポイントで受信され、スピーカ17からサウンド出
力として再生されることになる。
【0026】なお、上記の例では、説明のために簡単な
構成での具体例をあげたが、一つのUSBデバイスでも
複数の機能を実現するために、複数のエンドポイントを
組み合わせる場合もある。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】従来のUSB中継装置
は以上のように構成されており、使い勝手の良さから標
準インターフェイスとして広く使用されているが、US
Bの仕様上の制約から1つのバスに127までのアドレ
スが割り当てられており、1つのバスにはUSBデバイ
スが127個までしか接続できず、USBデバイスの接
続数に制約があるという点や、また、USBを分岐する
にはハブ装置が必要であるが、ハブ装置を無制限に重ね
ることができない(規格では5段まで)という問題点が
あった。
【0028】また、一つの周辺機器内で複数のUSBデ
バイスを内蔵するような構成の場合には、周辺機器内で
ハブ装置を内蔵する必要があり、前記ハブ装置の使用段
数の制約から、内蔵されたUSBデバイスが機能できな
くなるという場合がある。
【0029】また、USBデバイス間で直接データ転送
ができないため、USBに接続された周辺機器が別の周
辺機器からのデータを必要とするような場合には、US
Bとは別の接続経路が必要になるなど、USB制約上の
柔軟なシステムが構成できないという課題があった。
【0030】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、USBデバイスの接続数や接続
形式による制約を解除して柔軟なシステムを構築するこ
とのできるUSB中継装置を提供することを目的とす
る。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
るUSB中継装置は、通信フローの終端である、複数の
エンドポイントを有したファンクション回路と、上記複
数のUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)デバイス
を接続するためのホストコントローラ回路と、上記ホス
トコントローラ回路に接続された上記複数のUSBデバ
イスの転送モードを取得し、上記ファンクション回路の
エンドポイントを再構成する機能を有したUSBデバイ
ス管理手段と、上記ファンクション回路のエンドポイン
トから取得したデータ、または、上記ホストコントロー
ラ回路から取得したデータを一時的に記憶する記憶回路
とを備え、上記ホストコントローラ回路に接続されたU
SBデバイスの転送モードに従い、上記ファンクション
回路のエンドポイントを再構成することにより、一つの
USBファンクションで、上記ホストコントローラに接
続された複数のUSBデバイスのデータをUSBホスト
に中継するものである。
【0032】また、本発明の請求項2にかかるUSB中
継装置は、上記請求項1記載のUSB中継装置におい
て、上記USBデバイス管理手段は、上記ホストコント
ローラ回路に接続されたUSBデバイスの転送モードが
コントロール転送である時に、上記USBデバイスから
取得され上記記憶回路に記憶された識別情報と設定情報
とからファンクション回路の一つのエンドポイントをコ
ントロール転送モードとして再構成するものであり、定
期的に上記USBデバイスの識別情報と設定情報とを取
得し、上記記憶回路に格納されている情報を更新する更
新手段と、上記各USBデバイスと接続されたUSBホ
ストからの要求に対して、上記記憶回路に格納されてい
る上記識別情報と設定情報とを応答する応答出力手段
と、上記USBホストからの更新要求で上記記憶回路の
設定情報を更新し、さらに上記ホストコントローラ回路
を介して、上記USBデバイスに設定情報を出力する設
定手段とを備え、上記USBデバイスのコントロール転
送モードでのデータの中継を行うものである。
【0033】また、本発明の請求項3にかかるUSB中
継装置は、上記請求項1記載のUSB中継装置におい
て、上記USBデバイス管理手段は、上記ホストコント
ローラ回路に接続されたUSBデバイスの転送モードが
割り込み転送である時に、上記USBデバイスから取得
され上記記憶回路に記憶された識別情報と設定情報とか
らファンクション回路の一つのエンドポイントを割り込
み転送モードとして再構成するものであり、上記USB
デバイスから非定期的に入力されるデータを受け、該デ
ータを用いて上記記憶回路に格納されている設定情報を
更新する更新手段と、上記割り込み転送モードとして再
構成された上記ファンクション回路のエンドポイントを
介して、上記記憶装置において更新された上記USBデ
バイスからのデータを、該USBデバイスと接続された
USBホストに割り込み転送モードで送信する送信手段
とを備え、上記USBデバイスの割り込み転送モードで
のデータの中継を行うものである。
【0034】また、本発明の請求項4にかかるUSB中
継装置は、上記請求項1記載のUSB中継装置におい
て、上記USBデバイス管理手段は、上記ホストコント
ローラ回路に接続されたUSBデバイスの転送モードが
バルク転送である時に、上記USBデバイスから取得さ
れ上記記憶回路に記憶された識別情報と設定情報とから
ファンクション回路の一つのエンドポイントをバルク転
送モードとして再構成するものであり、上記USBデバ
イスから上記ホストコントローラ回路を介して転送され
たデータ、または、上記ファンクション回路のエンドポ
イントを介して、上記USBデバイスと接続されたUS
Bホストから転送されたデータを一時的に記憶し、該記
憶されたデータを記憶された順番に従い上記ファンクシ
ョン回路のエンドポイントを介して上記USBホストへ
送信、または、上記ホストコントローラ回路を介して接
続されたUSBデバイスへ送信する先読み先出し記憶回
路と、上記データ転送でエラーが発生した時に、上記記
憶回路からデータを再送する再送手段とを備え、上記U
SBデバイスのバルク転送モードでのデータの中継を行
うものである。
【0035】また、本発明の請求項5にかかるUSB中
継装置は、上記請求項1記載のUSB中継装置におい
て、上記USBデバイス管理手段は、上記ホストコント
ローラ回路に接続されたUSBデバイスの転送モードが
アイソクロノス転送である時に、上記USBデバイスか
ら取得され上記記憶回路に記憶された識別情報と設定情
報とからファンクション回路の一つのエンドポイントを
アイソクロノス転送モードとして再構成するものであ
り、上記USBデバイスから上記ホストコントローラ回
路を介して転送されたデータ、または、上記ファンクシ
ョン回路のエンドポイントを介して、上記USBデバイ
スと接続されたUSBホストから転送されたデータを一
時的に記憶し、該記憶されたデータを記憶された順番に
従い上記ファンクション回路のエンドポイントを介して
上記USBホストへ送信、または、上記ホストコントロ
ーラ回路を介して接続されたUSBデバイスへ送信する
先読み先出し記憶回路とを備え、上記USBデバイスの
アイソクロノス転送モードでのデータの中継を行うもの
である。
【0036】また、本発明の請求項6にかかるUSB中
継装置は、通信フローの終端である、複数のエンドポイ
ントを有したファンクション回路と、上記複数のUSB
(ユニバーサル・シリアル・バス)デバイスを接続する
ためのホストコントローラ回路と、上記ホストコントロ
ーラ回路に接続された上記複数のUSBデバイスの転送
モードを取得し、特定のUSBデバイスを除いて、上記
ファンクション回路のエンドポイントを再構成する機能
を有したUSBデバイス管理手段と、上記ファンクショ
ン回路のエンドポイントから取得したデータ、または、
上記ホストコントローラ回路から取得したデータを一時
的に記憶する記憶回路と、上記特定のUSBデバイスの
データを処理するデータ処理手段とを備え、上記特定の
USBデバイスのデータは上記データ処理手段で処理
し、その他のUSBデバイスのデータは中継するもので
ある。
【0037】また、本発明の請求項7にかかるUSB中
継装置は、通信フローの終端である、複数のエンドポイ
ントを有したファンクション回路と、上記複数のUSB
(ユニバーサル・シリアル・バス)デバイスを接続する
ためのホストコントローラ回路と、複数のUSBデバイ
スを接続するためのホストコントローラ回路と、上記ホ
ストコントローラ回路に接続された上記複数のUSBデ
バイスの転送モードを取得し、上記ファンクション回路
のエンドポイントを再構成する機能を有したUSBデバ
イス管理手段と、上記ファンクション回路のエンドポイ
ントから取得したデータ、または、上記ホストコントロ
ーラ回路から取得したデータを一時的に記憶する記憶回
路と、上記ファンクション回路とUSBホストとの接続
状態を制御する接続制御回路とを備え、上記ホストコン
トローラ回路にUSBデバイスが接続、または、切断さ
れる毎に、上記接続制御回路によって上記USBホスト
とファンクション回路との接続状態を非接続状態にして
上記USBホストから上記ファンクション回路が切断さ
れた状態にし、上記ファンクション回路のエンドポイン
トを、上記ホストコントローラ回路に接続されているU
SBデバイスの転送モードに従って再構成し、その後、
上記接続制御回路を接続状態にして上記ファンクション
回路の新たな構成情報をUSBホストに提供するもので
ある。
【0038】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下に、本発明
の実施の形態1にかかるUSB中継装置について、図1
を用いて説明する。図1は上記本実施の形態1にかかる
USB中継装置の構成を示すブッロク図である。
【0039】図1において、1はUSB中継装置であ
る。2は後述する複数のエンドポイントを有するファン
クション回路である。3〜6はそれぞれ上記ファンクシ
ョン回路2に内蔵された第1〜第4のエンドポイントで
ある。7は複数のUSBデバイスを接続するためのホス
トコントローラ回路である。
【0040】また、8はUSBデバイスの転送モードの
取得,上記ファンクション回路2の第1のエンドポイン
ト3から第4のエンドポイント6までのエンドポイント
の再構成を行うためのUSBデバイス管理手段を有した
マイクロプロセッサユニット(MPUと記す。)であ
る。9はUSBデバイスの構成情報や中継するデータを
一時記憶するためのメモリ回路である。10はUSBホ
ストとしてのパソコン(以下、PCと記す。)である。
【0041】11は上記パソコン10とファンクション
回路2とを接続している第1のバスである。12は、第
2のバスであり、ホストコントローラ回路7と後述する
ハブ装置13とを接続する。13は第2のバス12に接
続されたハブ装置であり、これを介して複数のUSB装
置が接続されている。すなわち、14はハブ装置13に
接続されたモニター装置、15はハブ装置13に接続さ
れたキーボードである。さらに、16は上記ハブ装置1
3に接続されたプリンタ、17はハブ装置13に接続さ
れたスピーカである。
【0042】以下、以上のように構成されたUSB中継
装置の動作について説明する。最初に、ファンクション
回路2のエンドポイントを再構成するためにUSBデバ
イスの構成情報を取得する手順について説明する。
【0043】MPU8はホストコントローラ回路7か
ら、第2のバス12を介して接続されているハブ装置1
3の構成情報を取得し、取得した構成情報をメモリ回路
9に格納する。さらに、ハブ装置13を介して、モニタ
ー装置14の構成情報を取得し、メモリ回路9に格納す
る。同様に、キーボード15,プリンタ16、および、
スピーカ17の構成情報を取得し、それぞれメモリ回路
9に格納する。
【0044】次に取得した構成情報を元に、ファンクシ
ョン回路2のエンドポイントを再構成する手順について
説明する。MPU8は取得した構成情報を元にエンドポ
イントの再構成を行う。ハブ装置13は第2のバスの信
号を、モニター装置14,キーボード15,プリンタ1
6、および、スピーカ17に分岐するために存在するた
め、エンドポイントの割り当ては行わない。第1のエン
ドポイント3は、再構成したファンクション回路2の構
成情報をPC10へ転送するために必要なコントロール
転送モードをサポートしたエンドポイントとして構成さ
れる。モニター装置14はコントロール転送のみを利用
するため、第1のエンドポイント3に割り当てを行う。
キーボード15は割り込み転送で入力データをPC10
へ転送するため、第2のエンドポイント4は、割り込み
転送のエンドポイントとして割り当てを行われる。プリ
ンタ16はバルク転送でPC10からのデータを受信す
るため、第3のエンドポイント5は、バルク転送のエン
ドポイントとして割り当てを行われる。スピーカ17は
アイソクロノス転送でPC10からのデータを受信する
ため、第4のエンドポイント6は、アイソクロノス転送
のエンドポイントとして割り当てを行われる。
【0045】この様に、MPU8はファンクション回路
2のエンドポイントの転送モードを割り当て、モニター
装置,キーボード,プリンタ、および、スピーカの複合
装置としての構成情報をPC10に提供する。
【0046】次に、モニター装置14へのデータを中継
する手順について説明する。MPU8はモニター装置1
4から設定情報を取得し、メモリ回路9に確保された設
定情報の格納領域に格納する。この設定情報は定期的に
MPU8がモニター装置14より取得して更新する。P
C10からの要求に対して、第1のエンドポイント3を
介してメモリ回路9に確保された設定情報のデータを応
答出力する。また、PC10から更新される設定情報
は、MPU8が第1のエンドポイントから取得してメモ
リ回路9に確保された設定情報を更新し、同時にモニタ
ー装置14の設定情報を更新される。
【0047】次に、キーボード15へのデータを中継す
る手順について説明する。MPU8はキーボード15か
ら非定期的に入力されるデータを取得し、メモリ回路9
に確保された設定情報を更新する。同時に第2のエンド
ポイント4を介して、更新された設定情報をPC10に
割り込み転送モードで送信する。
【0048】次に、プリンタ16へのデータを中継する
手順について説明する。MPU8はPC10から第3の
エンドポイント5に転送されてくるデータを一時的にメ
モリ回路9に記憶する。さらに、MPU8は記憶された
データを、記憶された順番に従い、ホストコントローラ
回路7を介してプリンタ16へ転送する。このとき、デ
ータ転送でエラーが発生した場合には、MPU8はメモ
リ回路9から転送したデータを再送する。エラーが発生
せずにデータ転送が完了したメモリ回路9の記憶領域は
開放される。なお、プリンタ16のバルク転送モードの
転送方向は、PC10からプリンタ16への転送方向で
あるが、逆の転送方向をサポートしたバルク転送モード
のUSBデバイスであっても同様の手順で中継すること
ができる。
【0049】次に、スピーカ17へデータを中継する手
順について説明する。MPU8はPC10から第4のエ
ンドポイント6に転送されてくるデータを一時的にメモ
リ回路9に記憶する。さらに、MPU8は記憶されたデ
ータを記憶された順番に従い、ホストコントローラ回路
7を介してスピーカ17へ転送する。このとき、データ
転送でエラーが発生した場合には、MPU8はデータの
再送は行わない。データ転送が完了したメモリ回路9の
記憶領域は開放される。なお、スピーカ17のアイソク
ロノス転送モードの転送方向は、PC10からスピーカ
17への転送方向であるが、逆の転送方向をサポートし
たアイソクロノス転送モードのUSBデバイスであって
も同様の手順で中継することができる。
【0050】次に、キーボード15のデータをUSB中
継装置1の内部で処理する場合の手順について説明す
る。MPU8は取得した構成情報を元にエンドポイント
の再構成を行う。第1のエンドポイント3は再構成した
ファンクション回路2の構成情報をPC10へ転送する
ために必要なコントロール転送モードをサポートしたエ
ンドポイントとして構成される。モニター装置14はコ
ントロール転送のみを利用するため、第1のエンドポイ
ント3に割り当てを行う。キーボード15はUSB中継
装置1内で処理されるためにエンドポイントへの割り当
ては行わない。プリンタ16はバルク転送でPC10か
らのデータを受信するため、第2のエンドポイント4は
バルク転送のエンドポイントとして割り当てを行う。ス
ピーカ17はアイソクロノス転送でPC10からのデー
タを受信するため、第3のエンドポイント5は、アイソ
クロノス転送のエンドポイントとして割り当てを行う。
この構成では、第4のエンドポイント6は使用されな
い。この様に、MPU8はファンクション回路2のエン
ドポイントの転送モードを割り当て、モニター装置,プ
リンタ、および、スピーカの複合装置としての構成情報
をPC10に提供する。
【0051】モニター装置14,プリンタ16、およ
び、スピーカ17のデータの転送は上記と同様の手順で
行われる。キーボード15からのデータはMPU8で直
接処理され、USB中継装置1の設定の変更を行うため
の入力装置として使用される。
【0052】なお、ここでの説明では、キーボード15
からのデータとMPU8で直接処理する構成としたが、
特定のインターフェイス回路を介して別の装置へデータ
を渡して処理することもできる。
【0053】なお、図1ではホストコントローラ7にハ
ブ装置13を1個接続した場合を例として説明したが、
ホストコントローラ7に並列に複数のハブ装置13を接
続して用いることで、現行のハブの接続形式とは異な
り、USBホストとUSBデバイスとの間のハブの接続
段数の制約にとらわれることなくハブを増設することが
できる。
【0054】このように本実施の形態1によれば、PC
10とハブ装置13との間に、複数のエンドポイントを
備えたファンクション回路2と、複数のUSBデバイス
を接続するためのホストコントローラ回路7と、エンド
ポイントの再構成を行うためのMPU8と、USBデバ
イスの構成情報や中継するデータを一時記憶するための
メモリ回路9とからなるUSB中継装置を備えたものと
し、ファンクション回路2のエンドポイントを、ホスト
コントローラ回路7にハブ装置13を介して接続された
各USBデバイスの転送モードに従い再構成し、前記ホ
ストコントローラ7に接続された複数のUSBデバイス
を、本来USBデバイスごとのUSBファンクションと
してデータを処理していたものを、一つのUSBファン
クションとして全てのUSBデバイスのデータを中継す
るようにしたので、USBデバイスの接続数を増やすと
きにはハブ装置13を複数個並列に中継装置1のホスト
コントローラ回路7に接続すればよく、従来あったハブ
のカスケード接続可能な段数の制限(5段まで)を軽減
し、また、USBデバイス同士でデータを中継するよう
にして、柔軟なシステムを構成することができる。
【0055】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2にかかるUSB中継装置について図2、及び図3を
用いて説明する。図2は本実施の形態2のUSB中継装
置の構成を示すブッロク図である。図3は上記USB中
継装置を構成する接続制御回路の一構成例を示す回路図
である。
【0056】図2において、図1と同一符号は同一、ま
たは相当部分を示し、1’は後述する接続制御回路20
を備えたUSB中継装置。20はMPU8からの制御信
号に従い、第1のUSB11にファンクション回路2を
接続したり取り外したりするための接続制御回路であ
る。
【0057】また、図3において、21は正極性のデー
タ信号線、22は負極性のデータ信号線であり、第1の
USB11のデータ信号線を構成している。23はプル
アップ抵抗であり、ファンクション回路2の接続状態を
制御するためのものである。上記プルアップ抵抗23は
データの転送速度により、正極性のデータ信号線21、
または、負極性のデータ信号線22に接続される。
【0058】24はNPN型トランジスタであり、その
エミッタ端子は電源へ、そのコレクタ端子は上記プルア
ップ抵抗23に、さらに、そのベース端子はMPU8の
制御端子へと接続されている。
【0059】次に動作について説明する。上記接続制御
回路20を接続状態とするためには、MPU8が制御信
号をLレベルとし、トランジスタ24がON状態とな
り、プルアップ抵抗23に電源が供給され、正極性のデ
ータ信号線21がプルアップ状態となり、PC10にフ
ァンクション回路2が接続されたことが認識されること
が必要である。
【0060】逆に接続制御回路20を取り外し状態とす
るためには、MPU8が制御信号をHレベルとし、トラ
ンジスタ24がOFF状態となり、プルアップ抵抗23
に電源が供給されなくなり、正極性のデータ信号線21
がプルアップされない状態となり、PC10にファンク
ション回路2が取り外されたことが認識されることが必
要である。
【0061】次にファンクション回路2のエンドポイン
トの再構成を行う場合の手順について説明する。MPU
8がホストコントローラ回路7を介して、新たなUSB
デバイスが第2のバス12に接続されたり、第2のバス
12から取り外されたりした場合に制御信号をHレベル
にして、接続制御回路20を取り外し状態にする。する
と、PC10は、ファンクション回路2が取り外された
ことが認識されて、接続時に取得されていた構成情報を
無効にする。次に、MPU8は第2のバス12に接続さ
れているUSBデバイスの構成情報を取得し、ファンク
ション回路2の新たな構成情報を再構成する。再び、M
PU8は制御信号をLレベルにし、接続制御回路20を
接続状態にし、PC10にファンクション回路2の接続
を認識させる。接続を認識したPC10は新たな構成情
報に基づいてファンクション回路2を再構成する。
【0062】このようにして、USB中継装置1’のフ
ァンクション回路2とPC10の第1のバス11との間
に接続制御回路20を設け、バス11とファンクション
回路2との電気的な接続状態を変更可能な構成とし、上
記ホストコントローラ回路7にUSBデバイスが接続、
または、取り外しされる毎に、上記接続制御回路20を
上記バス11と電気的に切り離した状態にして、上記U
SBホスト7から上記ファンクション回路2が切り離さ
れた状態にし、上記ファンクション回路2のエンドポイ
ントを上記ホストコントローラ回路7に接続されたUS
Bデバイスにより再構成し、再び、上記接続制御回路2
0を接続状態にして上記ファンクション回路2の新たな
構成情報をUSBホスト7に提供することで、上記ホス
トコントローラ7に接続されたUSBデバイスをダイナ
ミックに再構成することができ、これによりホットプラ
ギングを実現することができる。
【0063】なお、上記実施の形態ではメモリ回路9へ
のデータ転送としては、MPU8が直接、読出し書き込
みを行う場合を説明したが、ダイレクトメモリアクセス
機能により、MPU8がデータ転送に関与しない構成で
装置を構成しても、上記と同様の効果を得ることができ
る。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明のUSB中継装置
によれば、USBホストとハブ装置との間に、複数のエ
ンドポイントを備えたファンクション回路と、複数のU
SBデバイスを接続するためのホストコントローラ回路
と、エンドポイントの再構成を行うためのUSBデバイ
ス管理手段と、USBデバイスの構成情報や中継するデ
ータを一時記憶するための記憶手段とからなるUSB中
継装置を備えたものとし、ファンクション回路のエンド
ポイントを、ホストコントローラ回路にハブ装置を介し
て接続された各USBデバイスの転送モードに従い再構
成し、上記ホストコントローラに接続された複数のUS
B周辺機器をまとめて、外見上一つのUSBファンクシ
ョンとして全てのUSBデバイスのデータを中継するよ
うにしたので、USBの仕様上の制約を回避し、複数の
USB周辺機器を一つのUSBファンクションとしてデ
ータを中継するようにすることが可能となり、柔軟なシ
ステムの構成が可能になるという効果が得られる。
【0065】また、上記構成において、特定のUSB周
辺機器のデータをデータ処理手段で処理するようにした
ので、特定のUSB周辺機器のデータをUSB周辺機器
間で転送することができるようになり、柔軟なシステム
を構成することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるUSB中継装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2におけるUSB中継装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】上記実施の形態2によるUSB中継装置を構成
する接続制御回路の一例を示す回路図である。
【図4】従来のUSB接続の具体例を示すブロック図で
ある。
【図5】USBの物理的な相互接続を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1,1’ USB中継装置 2 ファンクション回路 3 第1のエンドポイント 4 第2のエンドポイント 5 第3のエンドポイント 6 第4のエンドポイント 7 ホストコントローラ回路 8 MPU 9 メモリ回路 10 PC 11 第1のバス 12 第2のバス 13 ハブ装置 14 モニター装置 15 キーボード 16 プリンタ 17 スピーカ 20 接続制御回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信フローの終端である、複数のエンド
    ポイントを有したファンクション回路と、 上記複数のUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)デ
    バイスを接続するためのホストコントローラ回路と、 上記ホストコントローラ回路に接続された上記複数のU
    SBデバイスの転送モードを取得し、上記ファンクショ
    ン回路のエンドポイントを再構成する機能を有したUS
    Bデバイス管理手段と、 上記ファンクション回路のエンドポイントから取得した
    データ、または、上記ホストコントローラ回路から取得
    したデータを一時的に記憶する記憶回路とを備え、 上記ホストコントローラ回路に接続されたUSBデバイ
    スの転送モードに従い、上記ファンクション回路のエン
    ドポイントを再構成することにより、一つのUSBファ
    ンクションで、上記ホストコントローラに接続された複
    数のUSBデバイスのデータをUSBホストに中継する
    ことを特徴とするUSB中継装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のUSB中継装置におい
    て、 上記USBデバイス管理手段は、上記ホストコントロー
    ラ回路に接続されたUSBデバイスの転送モードがコン
    トロール転送である時に、上記USBデバイスから取得
    され上記記憶回路に記憶された識別情報と設定情報とか
    らファンクション回路の一つのエンドポイントをコント
    ロール転送モードとして再構成するものであり、 定期的に上記USBデバイスの識別情報と設定情報とを
    取得し、上記記憶回路に格納されている情報を更新する
    更新手段と、 上記各USBデバイスと接続されたUSBホストからの
    要求に対して、上記記憶回路に格納されている上記識別
    情報と設定情報とを応答する応答出力手段と、 上記USBホストからの更新要求で上記記憶回路の設定
    情報を更新し、さらに上記ホストコントローラ回路を介
    して、上記USBデバイスに設定情報を出力する設定手
    段とを備え、 上記USBデバイスのコントロール転送モードでのデー
    タの中継を行うことを特徴とするUSB中継装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のUSB中継装置におい
    て、 上記USBデバイス管理手段は、上記ホストコントロー
    ラ回路に接続されたUSBデバイスの転送モードが割り
    込み転送である時に、上記USBデバイスから取得され
    上記記憶回路に記憶された識別情報と設定情報とからフ
    ァンクション回路の一つのエンドポイントを割り込み転
    送モードとして再構成するものであり、 上記USBデバイスから非定期的に入力されるデータを
    受け、該データを用いて上記記憶回路に格納されている
    設定情報を更新する更新手段と、 上記割り込み転送モードとして再構成された上記ファン
    クション回路のエンドポイントを介して、上記記憶装置
    において更新された上記USBデバイスからのデータ
    を、該USBデバイスと接続されたUSBホストに割り
    込み転送モードで送信する送信手段とを備え、 上記USBデバイスの割り込み転送モードでのデータの
    中継を行うことを特徴とするUSB中継装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のUSB中継装置におい
    て、 上記USBデバイス管理手段は、上記ホストコントロー
    ラ回路に接続されたUSBデバイスの転送モードがバル
    ク転送である時に、上記USBデバイスから取得され上
    記記憶回路に記憶された識別情報と設定情報とからファ
    ンクション回路の一つのエンドポイントをバルク転送モ
    ードとして再構成するものであり、 上記USBデバイスから上記ホストコントローラ回路を
    介して転送されたデータ、または、上記ファンクション
    回路のエンドポイントを介して、上記USBデバイスと
    接続されたUSBホストから転送されたデータを一時的
    に記憶し、該記憶されたデータを記憶された順番に従い
    上記ファンクション回路のエンドポイントを介して上記
    USBホストへ送信、または、上記ホストコントローラ
    回路を介して接続されたUSBデバイスへ送信する先読
    み先出し記憶回路と、 上記データ転送でエラーが発生した時に、上記記憶回路
    からデータを再送する再送手段とを備え、 上記USBデバイスのバルク転送モードでのデータの中
    継を行うことを特徴とするUSB中継装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のUSB中継装置におい
    て、 上記USBデバイス管理手段は、上記ホストコントロー
    ラ回路に接続されたUSBデバイスの転送モードがアイ
    ソクロノス転送である時に、上記USBデバイスから取
    得され上記記憶回路に記憶された識別情報と設定情報と
    からファンクション回路の一つのエンドポイントをアイ
    ソクロノス転送モードとして再構成するものであり、 上記USBデバイスから上記ホストコントローラ回路を
    介して転送されたデータ、または、上記ファンクション
    回路のエンドポイントを介して、上記USBデバイスと
    接続されたUSBホストから転送されたデータを一時的
    に記憶し、該記憶されたデータを記憶された順番に従い
    上記ファンクション回路のエンドポイントを介して上記
    USBホストへ送信、または、上記ホストコントローラ
    回路を介して接続されたUSBデバイスへ送信する先読
    み先出し記憶回路とを備え、 上記USBデバイスのアイソクロノス転送モードでのデ
    ータの中継を行うことを特徴とするUSB中継装置。
  6. 【請求項6】 通信フローの終端である、複数のエンド
    ポイントを有したファンクション回路と、 上記複数のUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)デ
    バイスを接続するためのホストコントローラ回路と、 上記ホストコントローラ回路に接続された上記複数のU
    SBデバイスの転送モードを取得し、特定のUSBデバ
    イスを除いて、上記ファンクション回路のエンドポイン
    トを再構成する機能を有したUSBデバイス管理手段
    と、 上記ファンクション回路のエンドポイントから取得した
    データ、または、上記ホストコントローラ回路から取得
    したデータを一時的に記憶する記憶回路と、 上記特定のUSBデバイスのデータを処理するデータ処
    理手段とを備え、 上記特定のUSBデバイスのデータは上記データ処理手
    段で処理し、その他のUSBデバイスのデータは中継す
    ることを特徴とするUSB中継装置。
  7. 【請求項7】 通信フローの終端である、複数のエンド
    ポイントを有したファンクション回路と、 上記複数のUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)デ
    バイスを接続するためのホストコントローラ回路と、 複数のUSBデバイスを接続するためのホストコントロ
    ーラ回路と、 上記ホストコントローラ回路に接続された上記複数のU
    SBデバイスの転送モードを取得し、上記ファンクショ
    ン回路のエンドポイントを再構成する機能を有したUS
    Bデバイス管理手段と、 上記ファンクション回路のエンドポイントから取得した
    データ、または、上記ホストコントローラ回路から取得
    したデータを一時的に記憶する記憶回路と、 上記ファンクション回路とUSBホストとの接続状態を
    制御する接続制御回路とを備え、 上記ホストコントローラ回路にUSBデバイスが接続、
    または、切断される毎に、上記接続制御回路によって上
    記USBホストとファンクション回路との接続状態を一
    旦非接続状態にして上記USBホストから上記ファンク
    ション回路が切断された状態にし、上記ファンクション
    回路のエンドポイントを、上記ホストコントローラ回路
    に接続されているUSBデバイスの転送モードに従って
    再構成し、その後、上記接続制御回路を接続状態にして
    上記ファンクション回路の新たな構成情報をUSBホス
    トに提供することを特徴とするUSB中継装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7111106B2 (en) 2003-03-26 2006-09-19 Oki Electric Industry Co., Ltd. Bus communication system by unrestrained connection and a communication control method therefor
JP2007233620A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Mitsubishi Electric Corp データ提供システム、情報交換装置及び携帯通信端末
JP2013235431A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Silex Technology Inc デバイスサーバシステムにおけるクライアント装置
CN109541976A (zh) * 2018-12-11 2019-03-29 杭州阿姆科技有限公司 一种基于继电器的多环境远程控制系统及其方法

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CN109541976B (zh) * 2018-12-11 2020-08-11 杭州阿姆科技有限公司 一种基于继电器的多环境远程控制系统及其方法

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