JP2000193832A - 多心テ―プファイバ単心分離工具 - Google Patents

多心テ―プファイバ単心分離工具

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JP2000193832A
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Hideyuki Iwata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多心テープファイバの任意のポイントで容易
且つ確実に単心分離及びテープ被覆層除去をする。 【解決手段】 多心テープファイバ1を単心に分離し、
かつ分離後のファイバ心線4周囲に残ったテープ被覆層
5を除去する多心テープファイバ単心分離工具6であっ
て、上記多心テープファイバ1を上下から挟持する上刃
11と下刃12とからなり、その上刃11と下刃12と
にファイバ心線4を分離すべく突条部18と切欠き溝部
19とが互い違いに嵌合するように上下で形成された単
心分離器21と、この単心分離器21で分離された多心
テープファイバ1を湾曲させて挟持すると共に、テープ
ファイバの幅方向に摺動させてテープ被覆層5を除去す
る被覆層除去器25とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多心テープファイ
バを単心に分離し、かつ分離後のファイバ心線周囲に残
留したテープ被覆層を除去する多心テープファイバ単心
分離工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、4心テープファイバ等の多心テー
プファイバは、ケーブル状態で布設されており、接続部
分等では、一部の心線を単心分離してテープ被覆層を除
去するようになっている。
【0003】従来、多心テープファイバの単心分離及び
テープ被覆層除去作業は、作業員が手作業で行ったり、
分離工具を使用して行っていた。
【0004】作業員が手作業で行う場合は、多心テープ
ファイバの端末を手指でほぐしながら、単心毎に数セン
チ程むいて、長手方向に一本ずつ引き裂く。そして、指
または爪によって、一本ずつテープ被覆層を除去してい
た。
【0005】分離工具を使用する場合は、分離工具のフ
ァイバ収容溝に多心テープファイバを収納して、その上
から押え部材によって挟持し、ファイバ収容溝及び押え
部材からファイバ厚さ方向にそれぞれ若干突出した刃に
よって、単心分離すると共に、テープ被覆層を削ぎ落と
して除去するようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
単心分離及びテープ被覆層除去作業においては、以下の
ような問題があった。
【0007】作業員が手作業で行う場合、多心テープフ
ァイバを端末より手指で単心分離し、それぞれの心線に
残ったテープ被覆層を手指で除去するため、これら作業
に多大な時間と労力を要していた。また、心線の周囲は
強固なテープ被覆層によって一括被覆されているので、
一部被覆が除去不可能な場合もあった。
【0008】上記分離工具では、押え部材の押し方によ
っては、刃が心線のファイバ被覆層である着色層まで入
ってしまい、心線を傷つけてしまうことがあった。ま
た、この分離工具も、端末分離のみの適用であるため、
多心テープファイバの中間の任意のポイントで単心分離
及びテープ被覆層除去をすることができなかった。
【0009】そこで、本発明は上記問題を解決するため
に案出されたものであり、その目的は、多心テープファ
イバの任意のポイントで短時間で容易に且つ確実に単心
分離及びテープ被覆層除去をすることができる多心テー
プファイバ単心分離工具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、多心テープファイバを単心に分離し、かつ
分離後のファイバ心線周囲に残ったテープ被覆層を除去
する多心テープファイバ単心分離工具であって、上記多
心テープファイバを上下から挟持する上刃と下刃とから
なり、その上刃と下刃とにファイバ心線を分離すべく突
条部と切欠き溝部とが互い違いに嵌合するように上下で
形成された単心分離器と、この単心分離器で分離された
多心テープファイバを湾曲させて挟持すると共に、テー
プファイバの幅方向に摺動させてテープ被覆層を除去す
る被覆層除去器とを備えたものである。
【0011】上記構成によれば、多心テープファイバを
単心分離器で単心分離した後に、分離された多心テープ
ファイバを被覆層除去器で湾曲させて挟持し、その幅方
向に摺動させることによって、ファイバ心線の周囲に引
張り応力、圧縮応力及び摩擦力が加わり、テープ被覆層
が短時間で容易に且つ確実に除去される。
【0012】そして、上ベースと下ベースとをヒンジ等
で折畳み自在に設け、下ベースに上記下刃を設けると共
に、上ベースに上記上刃を設けて単心分離器を形成し、
下ベースに凹面を形成すると共に、上ベースに前記凹面
と係合し且つ分離された多心テープファイバを挟持して
その幅方向に摺動させる凸面を設けて被覆層除去器を形
成したものが望ましい。
【0013】また、上記上刃と下刃とが、互いに向い合
う円弧状に形成されたものが望ましい。
【0014】さらに、上記凹面及び凸面の曲率半径が、
30mmから100mmの範囲内であるものが望まし
い。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を実施する好適一形態を添
付図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明に係る多心テープファイバ単
心分離工具の実施の形態を示した斜視図、図2は多心テ
ープファイバの断面図、図3は本発明に係る多心テープ
ファイバ単心分離工具の使用状態を示した斜視図であ
る。
【0017】ここでは、多心テープファイバの例として
4心テープファイバを例に挙げて説明する。図2に示す
ように、4心テープファイバ1は、内部に光ファイバ2
とその周囲を覆うファイバ被覆層3とから成る心線4が
4列並列されており、その周囲がテープ被覆層5で覆わ
れて形成されている。
【0018】次に、上記多心テープファイバ単心分離工
具の構成について説明する。
【0019】図1に示すように、多心テープファイバ単
心分離工具6は、ヒンジ7等で折畳み自在に設けられた
上ベース8と下ベース9とを有している。
【0020】下ベース9には4心テープファイバ1を収
容する収容溝14が形成されている。一方、上ベース8
にはその折畳み時に、収容溝14に嵌合して、収容され
た4心テープファイバ1を上方から押える押え部材15
が収容溝14に沿って設けられている。
【0021】また、上ベース8にはその折畳み時に、4
心テープファイバ1を上側から押える上刃11が設けら
れ、下ベース9には上刃11の下側で多心テープファイ
バ1を支持する下刃12が設けられている。これら上刃
11及び下刃12によって、4心テープファイバ1を単
心分離する単心分離器21が構成されている。
【0022】詳しくは、上刃11は、上ベース8に設け
られた円柱体16に形成されている。円柱体16は、押
え部材15の長手方向の略中間部で、その軸が押え部材
15に直交するように横向きに配置され、その側面20
の一部が断面円弧状に押え部材15間に突出するように
上ベース8内に埋設されている。
【0023】下刃12は、下ベース9に設けられた円柱
体17に形成されている。円柱体17は、収容溝14の
長手方向の略中間部で、その軸が収容溝14に直交する
ように横向きに配置され、その側面20の一部が断面円
弧状に収容溝14間に突出するように下ベース9に埋設
されている。
【0024】図4に示すように、下刃12には、段差が
4心テープファイバ1の心線4の境界位置に該当するよ
うに突条部18と切欠き溝部19とが相互に形成されて
いる。具体的には、図中左側より一番心線用の突条部1
8が形成され、その右側に二番心線用の切欠き溝部19
が形成され、その右側に三番心線用の突条部18が形成
され、さらにその右側に四番心線用の切欠き溝部19が
形成されている。
【0025】突条部18及び切欠き溝部19の上方に
は、4心テープファイバ1と略同等の寸法である深さ
0.4mm、幅1.16mmのテープファイバ収容溝2
2が円柱体17の側面20に沿って形成されている。
【0026】また、上記突条部18及び切欠き溝部19
の寸法は、一番心線用の突条部18が幅0.33mm
で、二番心線用の切欠き溝部19が幅0.25mmでテ
ープファイバ収容溝22の底部からの深さ0.7mm
で、三番心線用の突条部18が幅0.25mmで、四番
心線用の切欠き溝部19が幅0.33mm、深さ0.7
mmとなっている。
【0027】上刃11にも、段差が4心テープファイバ
1の心線4の境界位置に該当するように突条部18と切
欠き溝部19とが相互に形成されている。具体的には、
図中左側より一番心線用の左側が開放された切欠き溝部
19が形成され、その右側に二番心線用の突条部18が
形成され、その右側に三番心線用の切欠き溝部19が形
成され、さらにその右側に四番心線用の突条部18が形
成されている。
【0028】これら上記突条部18及び切欠き溝部19
の寸法は、二番心線用の突条部18が幅0.2mm、長
さ0.7mmで、三番心線用の切欠き溝部19が幅0.
29mm、深さ0.7mmで、四番心線用の突条部18
が幅0.3mm、長さ0.7mmとなっている。そし
て、二番心線用の突条部18が二番心線用の切欠き溝部
19の幅方向中心に、四番心線用の突条部18が四番心
線用の切欠き溝部19の幅方向中心にそれぞれ嵌合され
るように配置されている。
【0029】これら突条部18と切欠き溝部19とは、
円柱体16の上ベース8から突出した部分と円柱体17
の下ベース9から突出した部分とにそれぞれ円弧状に形
成されている。
【0030】すなわち、4心テープファイバ1を上刃1
1と下刃12とで挟持することによって、図5に示すよ
うに、その厚さ方向に上下からテープ被覆層5を剪断し
て、隣接する各心線4を単心分離するようになってい
る。
【0031】なお、上刃11及び下刃12には、互いの
嵌合位置を案内するための案内凸部23と、この案内凸
部23が嵌合する案内凹部24とが形成されている。
【0032】図1に示すように、上述の単心分離器21
の側部には、この単心分離器21で分離された4心テー
プファイバ1を湾曲させて挟持すると共に、4心テープ
ファイバ1の幅方向に摺動させて心線4の周囲に残った
テープ被覆層5を除去する被覆層除去器25が設けられ
ている。
【0033】被覆層除去器25は、下ベース9に形成さ
れた凹面26と、上ベース8に設けられ凹面26と係合
し且つ分離された4心テープファイバ1を挟持してその
幅方向に摺動させる凸面27とで構成されている。
【0034】凹面26は、下ベース9の上面で、4心テ
ープファイバ1の長手方向の略中央部で、前後両側に平
面状のテープファイバ固定部28を残して形成されてお
り、その表面にはゴム板29が貼り付けられている。ま
た、凹面26は、その表面が4心テープファイバ1の長
手方向に沿って湾曲しており、その曲率半径は、30m
mから100mmの範囲内となっている。
【0035】凸面27は、上述の凹面26と同等の曲率
半径を有しており、上ベース8の下面に設けられた移動
体31の下面に形成されており、その表面にはゴム板2
9が貼り付けられている。この移動体31は、その断面
が上ベース8側が直線で下ベース9側が円弧となる蒲鉾
状に形成されており、その幅は、凹面26の幅よりも小
さく形成されている。上ベース8には、凸面27の幅方
向に長い長孔(図示せず)が形成されており、この長孔
には移動体31から延びる棒体(図示せず)が挿入さ
れ、その端部には摘み部32(図3参照)が形成されて
おり、折畳み時にこの摘み部32を移動させることによ
って、移動体31が図中矢印方向に移動し、凸面27を
摺動させるようになっている。
【0036】次に、上記構成による多心テープファイバ
単心分離工具の操作手順に沿って、その作用を説明す
る。
【0037】まず、4心テープファイバ1を下ベース9
の収容溝14に収容する。このとき、4心テープファイ
バ1は、下刃12のテープファイバ収容溝22に収容さ
れる。そして、上ベース8を上方から折り畳んで4心テ
ープファイバ1を上刃11と下刃12とで挟持する。こ
れによって、4心テープファイバ1のテープファイバ収
容溝22に収容された部分の上部から、上刃11の突条
部18が、その二番心線と四番心線とを下刃12の切欠
き溝部19内に押し出すように嵌合する。このとき、一
番心線と三番心線とは下刃12の突条部18上に取り残
され、各心線4が単心分離される。
【0038】ここで、上刃11及び下刃12は、それぞ
れ円柱体16,17の側面20に円弧状に形成されてい
るので、4心テープファイバ1の任意のポイントの上下
から徐々に突条部18の上端部が接触・押圧することに
なるので、4心テープファイバ1の端末だけでなく、中
間分岐部であっても、容易に且つ確実に単心分離するこ
とができる。
【0039】そして、上ベース8を折り畳んだままの状
態で、4心テープファイバ1をその長手方向に引っ張っ
て移動させ、所定長さ単心分離させる。このとき、上刃
11及び下刃12は、それぞれ円柱体16,17の側面
20に円弧状に形成されているので、各心線4は、徐々
に引き裂かれて、短時間で容易な単心分離が可能とな
る。
【0040】次に、上ベース8を上方に開けて、4心テ
ープファイバ1の単心分離された部分を、凹面26上に
移動させる。そして、再度上ベース8を折り畳んで、4
心テープファイバ1をテープファイバ固定部28及び凹
面26と凸面27とで挟み込む。そして、摘み部32を
4心テープファイバ1の幅方向に移動させて、分離され
た4心テープファイバ1をその幅方向に摺動させる。
【0041】このとき、凹面26及び凸面27間の4心
テープファイバ1は、適度な曲率半径で湾曲しており、
その下側には引張り応力が加わると共に上側には圧縮応
力が加わる。この湾曲した4心テープファイバ1をゴム
板29によって、その幅方向に回転させることによっ
て、心線4の周囲に残ったテープ被覆層5には、引張り
応力と圧縮応力とが交互に加わり、テープ被覆層5が剥
がれやすくなる。そして、そこにゴム板29との摩擦力
が加わるので、容易且つ確実にテープ被覆層5を心線4
から剥がして除去することができる。
【0042】さらに、ゴム板29が緩衝材の役目を果た
すので、心線4を傷つけることがない。
【0043】また、本発明の多心テープファイバ単心分
離工具6は、比較的構造が単純であり、工具の小型化・
軽量化が図れ、作業性の向上が達成できる。
【0044】上記実施の形態においては、4心テープフ
ァイバ1の心線4をそれぞれ単心に分離する例を挙げて
説明したが、上記多心テープファイバ単心分離工具6
は、4心に限られるものではなく2心、3心或いはさら
に多心のものであっても対応可能である。
【0045】また、上刃11及び下刃12は図6に示す
ように形状であってもよい。
【0046】図6に示す下刃12には、図中左側より一
番心線用の切欠き溝部19が形成され、その右側に二番
及び三番心線用の突条部18が形成され、その右側に四
番心線用の切欠き溝部19が形成されている。
【0047】突条部18の上部には、図4と同様に、4
心テープファイバ1と略同等の寸法である深さ0.4m
m、幅1.16mmのテープファイバ収容溝22が円柱
体17の側面20に沿って形成されている。
【0048】上記突条部18及び切欠き溝部19の寸法
は、一番心線用の切欠き溝部19が幅0.33mmでテ
ープファイバ収容溝22の底部からの深さ0.7mm
で、二番及び三番心線用の突条部18が幅0.5mm
で、四番心線用の切欠き溝部19が幅0.33mm、深
さ0.7mmとなっている。
【0049】上刃11には、図中左側より一番心線用の
突条部18が形成され、その右側に二番及び三番心線用
の切欠き溝部19が形成され、さらにその右側に四番心
線用の突条部18が形成されている。
【0050】これら上記突条部18及び切欠き溝部19
の寸法は、一番心線用の突条部18が幅0.3mm、長
さ0.7mmで、二番及び三番心線用の切欠き溝部19
が幅0.53mm、深さ0.7mmで、四番心線用の突
条部18が幅0.3mm、長さ0.7mmとなってい
る。一番心線用の突条部18が一番心線用の切欠き溝部
19の幅方向中心に、四番心線用の突条部18が四番心
線用の切欠き溝部19の幅方向中心に嵌合されるように
配置されている。
【0051】上記構成によれば、すべての心線4を単心
にするのではなく、隣接する心線4を接続したまま分離
させることも可能となる。
【0052】なお、上記実施の形態においては、円柱体
16,17の側面20の一部に上刃11及び下刃12を
形成するようにしたが、各円柱体16,17をそれぞれ
回転自在に設け、その側面20の全周に亘って上刃11
及び下刃12を形成するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、多心テー
プファイバの任意のポイントで容易に且つ確実に単心分
離及びテープ被覆層除去をすることができるという優れ
た効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多心テープファイバ単心分離工具
の実施の形態を示した斜視図である。
【図2】多心テープファイバの断面図である。
【図3】本発明に係る多心テープファイバ単心分離工具
の使用状態を示した斜視図である。
【図4】上刃及び下刃を示した断面図である。
【図5】上刃及び下刃の嵌合状態を示した断面図であ
る。
【図6】上刃及び下刃の他の実施の形態を示した断面図
である。
【符号の説明】
1 4心テープファイバ(多心テープファイバ) 4 心線 5 テープ被覆層 6 多心テープファイバ単心分離工具 7 ヒンジ 8 上ベース 9 下ベース 11 上刃 12 下刃 18 突条部 19 切欠き溝部 21 単心分離器 25 被覆層除去器 26 凹面 27 凸面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沢 芳宣 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 中居 久典 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 岩田 秀行 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 棚瀬 博之 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H036 JA01 KA02 2H038 CA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多心テープファイバを単心に分離し、か
    つ分離後のファイバ心線周囲に残ったテープ被覆層を除
    去する多心テープファイバ単心分離工具であって、上記
    多心テープファイバを上下から挟持する上刃と下刃とか
    らなり、その上刃と下刃とにファイバ心線を分離すべく
    突条部と切欠き溝部とが互い違いに嵌合するように上下
    で形成された単心分離器と、この単心分離器で分離され
    た多心テープファイバを湾曲させて挟持すると共に、テ
    ープファイバの幅方向に摺動させてテープ被覆層を除去
    する被覆層除去器とを備えたことを特徴とする多心テー
    プファイバ単心分離工具。
  2. 【請求項2】 上ベースと下ベースとをヒンジ等で折畳
    み自在に設け、下ベースに上記下刃を設けると共に、上
    ベースに上記上刃を設けて単心分離器を形成し、下ベー
    スに凹面を形成すると共に、上ベースに前記凹面と係合
    し且つ分離された多心テープファイバを挟持してその幅
    方向に摺動させる凸面を設けて被覆層除去器を形成した
    請求項1記載の多心テープファイバ単心分離工具。
  3. 【請求項3】 上記上刃と下刃とが、互いに向い合う円
    弧状に形成された請求項1または2いずれかに記載の多
    心テープファイバ単心分離工具。
  4. 【請求項4】 上記凹面及び凸面の曲率半径が、30m
    mから100mmの範囲内である請求項2または3いず
    れかに記載の多心テープファイバ単心分離工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112731605A (zh) * 2020-12-28 2021-04-30 哈尔滨和达光电仪器技术开发有限公司 一种多角度可调的光纤底座
CN112731605B (zh) * 2020-12-28 2023-05-23 哈尔滨和达光电仪器技术开发有限公司 一种多角度可调的光纤底座

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