JP2000192808A - 車両用排気消音装置 - Google Patents
車両用排気消音装置Info
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- JP2000192808A JP2000192808A JP10370936A JP37093698A JP2000192808A JP 2000192808 A JP2000192808 A JP 2000192808A JP 10370936 A JP10370936 A JP 10370936A JP 37093698 A JP37093698 A JP 37093698A JP 2000192808 A JP2000192808 A JP 2000192808A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消音性能を向上させて、且つ、軽量化を図れ
るようにした車両用排気消音装置を提供する。 【解決手段】 外筒と多数の孔を形成した内筒とを有す
る1対の筒状消音器10 1,102を軸方向が車幅方向に
沿う横向き姿勢で径方向に並設する。一方の消音器10
1と他方の消音器102の軸方向同一端に夫々上流側と下
流側の各排気パイプ11,12を接続すると共に、両消
音器101,102を両者の軸方向他端間に設けたU字状
の連通パイプ13を介して直列に接続する。また、両排
気パイプ11,12を、両消音器101,102の軸方向
を板厚方向とする板状の連結ステー14を介して連結
し、該ステー14に車体に対するマウント部15を設け
る。
るようにした車両用排気消音装置を提供する。 【解決手段】 外筒と多数の孔を形成した内筒とを有す
る1対の筒状消音器10 1,102を軸方向が車幅方向に
沿う横向き姿勢で径方向に並設する。一方の消音器10
1と他方の消音器102の軸方向同一端に夫々上流側と下
流側の各排気パイプ11,12を接続すると共に、両消
音器101,102を両者の軸方向他端間に設けたU字状
の連通パイプ13を介して直列に接続する。また、両排
気パイプ11,12を、両消音器101,102の軸方向
を板厚方向とする板状の連結ステー14を介して連結
し、該ステー14に車体に対するマウント部15を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として後方オー
バーハング部(後輪の車軸位置より後方の車体部分)の
長さが短い四輪車に適用される車両用排気消音装置に関
する。
バーハング部(後輪の車軸位置より後方の車体部分)の
長さが短い四輪車に適用される車両用排気消音装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、後方オーバーハング部の長さが短
いミッドシップ型の四輪車の排気消音装置として、図4
に示す如く、内部を軸方向複数の消音室に区画した複合
型の主消音器1を軸方向が車幅方向に沿う横向き姿勢で
後方オーバーハング部に配置して、主消音器1に上流側
と下流側の排気パイプ2,3を接続すると共に、主消音
器1の配置部前方に、上流側排気パイプ2に介設される
筒状の空胴型副消音器4を軸方向が車長方向に沿う縦向
き姿勢で配置したものが知られている。
いミッドシップ型の四輪車の排気消音装置として、図4
に示す如く、内部を軸方向複数の消音室に区画した複合
型の主消音器1を軸方向が車幅方向に沿う横向き姿勢で
後方オーバーハング部に配置して、主消音器1に上流側
と下流側の排気パイプ2,3を接続すると共に、主消音
器1の配置部前方に、上流側排気パイプ2に介設される
筒状の空胴型副消音器4を軸方向が車長方向に沿う縦向
き姿勢で配置したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の副消音器
4は、後輪用のサスペンションとの干渉を避ける上で小
径にせざるを得ず、また、ミッドシップ型の車両ではエ
ンジンと主消音器1との間の距離が短くなるため、副消
音器4の軸長も短くせざるを得ず、副消音器4が小容積
のものになって、消音効果は高周波数域に限られる。そ
の結果、主消音器1による広い周波数域の消音効果の向
上が必要となる。そこで、上記従来例では、主消音器1
の内部を、図4(B)に示す如く、4個の消音室1a,
1b,1c,1dに区画し、流入管1eからの排気ガス
が消音室1bと、連通管1fと、消音室1aと、連通管
1gと、消音室1dとを介して流出管1hに流れるよう
にすると共に、消音室1bと消音室1cとを連通管1i
を介して連通させて共鳴消音効果を得られるようにし、
更に、流入管1eと流出管1hとを、内外2重管で、内
管に多数の孔を形成して成る消音構造のものに構成して
いる。その結果、主消音器1の構造が複雑になり、副消
音器2を含む排気消音装置の総重量が重くなる。
4は、後輪用のサスペンションとの干渉を避ける上で小
径にせざるを得ず、また、ミッドシップ型の車両ではエ
ンジンと主消音器1との間の距離が短くなるため、副消
音器4の軸長も短くせざるを得ず、副消音器4が小容積
のものになって、消音効果は高周波数域に限られる。そ
の結果、主消音器1による広い周波数域の消音効果の向
上が必要となる。そこで、上記従来例では、主消音器1
の内部を、図4(B)に示す如く、4個の消音室1a,
1b,1c,1dに区画し、流入管1eからの排気ガス
が消音室1bと、連通管1fと、消音室1aと、連通管
1gと、消音室1dとを介して流出管1hに流れるよう
にすると共に、消音室1bと消音室1cとを連通管1i
を介して連通させて共鳴消音効果を得られるようにし、
更に、流入管1eと流出管1hとを、内外2重管で、内
管に多数の孔を形成して成る消音構造のものに構成して
いる。その結果、主消音器1の構造が複雑になり、副消
音器2を含む排気消音装置の総重量が重くなる。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、消音性能を向
上させて、且つ、軽量化を図れるようにした車両用排気
消音装置を提供することを課題としている。
上させて、且つ、軽量化を図れるようにした車両用排気
消音装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、外筒と多数の孔を形成した内筒とを有する筒
状の消音器を軸方向が車幅方向に沿う横向き姿勢で径方
向に並べて2個並設し、一方の消音器と他方の消音器の
軸方向同一端に夫々上流側と下流側の排気パイプを接続
すると共に、両消音器を該両消音器の軸方向他端間に設
けたU字状の連通パイプを介して直列に接続している。
本発明は、外筒と多数の孔を形成した内筒とを有する筒
状の消音器を軸方向が車幅方向に沿う横向き姿勢で径方
向に並べて2個並設し、一方の消音器と他方の消音器の
軸方向同一端に夫々上流側と下流側の排気パイプを接続
すると共に、両消音器を該両消音器の軸方向他端間に設
けたU字状の連通パイプを介して直列に接続している。
【0006】上記消音器は、或る程度の軸長や径がある
と広い周波数域に亘って消音効果が得られ、特に、2個
の消音器を或る程度以上の長さの連通パイプを介して直
列接続すると、両消音器のトータル容積が従来の主消音
器の容積より小さくても、消音性能は従来のものより向
上する。尚、外筒と内筒との間を空胴にしても良いが、
外筒と内筒との間に吸音材を充填した吸音形消音器を用
いれば、高周波数域の消音性能を一層向上でき、有利で
ある。
と広い周波数域に亘って消音効果が得られ、特に、2個
の消音器を或る程度以上の長さの連通パイプを介して直
列接続すると、両消音器のトータル容積が従来の主消音
器の容積より小さくても、消音性能は従来のものより向
上する。尚、外筒と内筒との間を空胴にしても良いが、
外筒と内筒との間に吸音材を充填した吸音形消音器を用
いれば、高周波数域の消音性能を一層向上でき、有利で
ある。
【0007】また、本発明では、2個の消音器を横向き
姿勢で並設するため、後方オーバーハング部の長さが短
い四輪車であっても、所要の容積の両消音器を後方オー
バーハング部に無理なく配置でき、また、連通パイプを
U字状にすることで、連通パイプの長さも無理なく確保
でき、更に、上流側と下流側の排気パイプを両消音器の
軸方向同一端に接続することで、両排気パイプを車幅方
向片側に取り回し性良く配設でき、かくて、排気消音装
置の総重量を軽減して、且つ、消音性能を向上させるこ
とができる。
姿勢で並設するため、後方オーバーハング部の長さが短
い四輪車であっても、所要の容積の両消音器を後方オー
バーハング部に無理なく配置でき、また、連通パイプを
U字状にすることで、連通パイプの長さも無理なく確保
でき、更に、上流側と下流側の排気パイプを両消音器の
軸方向同一端に接続することで、両排気パイプを車幅方
向片側に取り回し性良く配設でき、かくて、排気消音装
置の総重量を軽減して、且つ、消音性能を向上させるこ
とができる。
【0008】ところで、前記両消音器は両者を連結する
ステーを介して車体にマウントするが、上流側排気パイ
プを接続する上流側消音器と下流側排気パイプを接続す
る下流側消音器との温度差による熱膨張の差を吸収する
ことが必要になる。この場合、上流側と下流側の両排気
パイプを両消音器の軸方向を板厚方向とする板状の連結
ステーを介して連結し、該連結ステーに車体に対するマ
ウント部を設ければ、連結ステーの板厚方向の撓みで両
消音器の熱膨張差を吸収することができる。尚、両消音
器に連結ステーを直結することも考えられるが、排気パ
イプ間の方が消音器間の間隔よりも広いため、連結ステ
ーは排気パイプに連結した方が撓み易くなり、熱膨張差
の吸収性能が向上する。
ステーを介して車体にマウントするが、上流側排気パイ
プを接続する上流側消音器と下流側排気パイプを接続す
る下流側消音器との温度差による熱膨張の差を吸収する
ことが必要になる。この場合、上流側と下流側の両排気
パイプを両消音器の軸方向を板厚方向とする板状の連結
ステーを介して連結し、該連結ステーに車体に対するマ
ウント部を設ければ、連結ステーの板厚方向の撓みで両
消音器の熱膨張差を吸収することができる。尚、両消音
器に連結ステーを直結することも考えられるが、排気パ
イプ間の方が消音器間の間隔よりも広いため、連結ステ
ーは排気パイプに連結した方が撓み易くなり、熱膨張差
の吸収性能が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、後方オーバーハ
ング部の長さが短いミッドシップ型の四輪車に搭載する
排気消音装置を示している。この排気消音装置は、後方
オーバーハング部に、軸方向が車幅方向に沿う横向き姿
勢で径方向に並べて配置した筒状の2個の消音器1
01,102を備えており、一方の第1消音器101に、
エンジンの排気マニホルドに触媒コンバータ(図示せ
ず)を介して接続される2重管から成る上流側排気パイ
プ11を接続し、他方の第2消音器102に、排気ガス
を大気に放出する下流側排気パイプ12を接続してい
る。尚、両消音器101,102を上記の如く横向き姿勢
にするとその径方向は上下方向及び車長方向となり、本
実施形態では、両消音器101,102が上下方向及び車
長方向に部分的にオーバーラップしてスペース効率良く
配置されるよう、第1消音器101の斜め後下方に第2
消音器102を並設している。
ング部の長さが短いミッドシップ型の四輪車に搭載する
排気消音装置を示している。この排気消音装置は、後方
オーバーハング部に、軸方向が車幅方向に沿う横向き姿
勢で径方向に並べて配置した筒状の2個の消音器1
01,102を備えており、一方の第1消音器101に、
エンジンの排気マニホルドに触媒コンバータ(図示せ
ず)を介して接続される2重管から成る上流側排気パイ
プ11を接続し、他方の第2消音器102に、排気ガス
を大気に放出する下流側排気パイプ12を接続してい
る。尚、両消音器101,102を上記の如く横向き姿勢
にするとその径方向は上下方向及び車長方向となり、本
実施形態では、両消音器101,102が上下方向及び車
長方向に部分的にオーバーラップしてスペース効率良く
配置されるよう、第1消音器101の斜め後下方に第2
消音器102を並設している。
【0010】両消音器101,102は、図3に示す如
く、外筒10aと、多数の孔を形成した内筒10bとを
有する筒状消音器で構成されており、特に、本実施形態
では、外筒10aと内筒10bとの間に吸音材を充填し
た吸音型消音器で両消音器10 1,102構成している。
ここで、吸音材としては、内筒10bの外周に巻回した
SUSウール10cと、SUSウール10cと外筒10
aとの間の空間に充填したグラスウール10dとが用い
られている。
く、外筒10aと、多数の孔を形成した内筒10bとを
有する筒状消音器で構成されており、特に、本実施形態
では、外筒10aと内筒10bとの間に吸音材を充填し
た吸音型消音器で両消音器10 1,102構成している。
ここで、吸音材としては、内筒10bの外周に巻回した
SUSウール10cと、SUSウール10cと外筒10
aとの間の空間に充填したグラスウール10dとが用い
られている。
【0011】前記各排気パイプ11,12は、車幅方向
外方を向く前記各消音器101,102の軸方向外端にお
いて各消音器101,102の内筒10bに接続されてお
り、また、車幅方向内方を向く各消音器101,102の
軸方向内端において各消音器101,102の内筒10b
に一端と他端とを接続した2重管から成るU字状の連通
パイプ13を設け、両消音器101,102を連通パイプ
13を介して直列に接続している。これによれば、車両
の車幅方向片側の外側部に、上流側と下流側の両排気パ
イプ11,12を車幅方向内方に大きく迂回せずに取り
回し性良く配設でき、また、連通パイプ13をU字状に
することでその長さも無理なく確保できる。
外方を向く前記各消音器101,102の軸方向外端にお
いて各消音器101,102の内筒10bに接続されてお
り、また、車幅方向内方を向く各消音器101,102の
軸方向内端において各消音器101,102の内筒10b
に一端と他端とを接続した2重管から成るU字状の連通
パイプ13を設け、両消音器101,102を連通パイプ
13を介して直列に接続している。これによれば、車両
の車幅方向片側の外側部に、上流側と下流側の両排気パ
イプ11,12を車幅方向内方に大きく迂回せずに取り
回し性良く配設でき、また、連通パイプ13をU字状に
することでその長さも無理なく確保できる。
【0012】前記連通パイプ13は、両消音器101,
102を軸方向内端側で機械的に連結する連結ステーと
しても機能しており、両消音器101,102を軸方向外
端側で機械的に連結する連結ステー14を設けて、両消
音器101,102をユニット化している。そして、連結
ステー14に棒状のマウント部15を設けると共に、第
1消音器101の軸方向内端に棒状のマウント部16を
設け、両消音器101,102を両マウント部15,16
においてマウントラバー15a,16aを介して車体に
吊設するようにしている。
102を軸方向内端側で機械的に連結する連結ステーと
しても機能しており、両消音器101,102を軸方向外
端側で機械的に連結する連結ステー14を設けて、両消
音器101,102をユニット化している。そして、連結
ステー14に棒状のマウント部15を設けると共に、第
1消音器101の軸方向内端に棒状のマウント部16を
設け、両消音器101,102を両マウント部15,16
においてマウントラバー15a,16aを介して車体に
吊設するようにしている。
【0013】ここで、エンジン運転中上流側の第1消音
器101は下流側の第2消音器102よりも高温になり、
熱膨張による軸方向の伸びが第2消音器102よりも大
きくなる。そこで、前記連結ステー14を、両消音器1
01,102の軸方向を板厚方向とする板状のステーで構
成し、連結ステー14の板厚方向の撓みで両消音器10
1,102の熱膨張差を吸収し得るようにしている。この
場合、両消音器101,102の軸方向外端に連結ステー
14を直結することも可能であるが、本実施形態では、
両消音器101,102間の間隔よりも上流側と下流側の
両排気パイプ11,12間の間隔の方が広くなることに
着目し、両排気パイプ11,12間に連結ステー14を
設けて、連結ステー14が撓み易くなるようにしてい
る。尚、両消音器101,102の軸方向内端側のマウン
ト部16は、第2消音器102や連通パイプ13に設け
ても良い。
器101は下流側の第2消音器102よりも高温になり、
熱膨張による軸方向の伸びが第2消音器102よりも大
きくなる。そこで、前記連結ステー14を、両消音器1
01,102の軸方向を板厚方向とする板状のステーで構
成し、連結ステー14の板厚方向の撓みで両消音器10
1,102の熱膨張差を吸収し得るようにしている。この
場合、両消音器101,102の軸方向外端に連結ステー
14を直結することも可能であるが、本実施形態では、
両消音器101,102間の間隔よりも上流側と下流側の
両排気パイプ11,12間の間隔の方が広くなることに
着目し、両排気パイプ11,12間に連結ステー14を
設けて、連結ステー14が撓み易くなるようにしてい
る。尚、両消音器101,102の軸方向内端側のマウン
ト部16は、第2消音器102や連通パイプ13に設け
ても良い。
【0014】
【実施例】前記各消音器101,102として、外筒10
aの内径(直径)D1を113mm、内筒10bの内径
D2を42.7mm、軸長Lを373mmとした容積
3.2lの吸音型消音器を用いると共に、パイプ中心の
曲率半径が75mmのU字状に湾曲させた連通パイプ1
3を用いて、図1及び図2に示す本発明の実施品を製作
し、排気騒音を測定した。
aの内径(直径)D1を113mm、内筒10bの内径
D2を42.7mm、軸長Lを373mmとした容積
3.2lの吸音型消音器を用いると共に、パイプ中心の
曲率半径が75mmのU字状に湾曲させた連通パイプ1
3を用いて、図1及び図2に示す本発明の実施品を製作
し、排気騒音を測定した。
【0015】また、比較のため、主消音器1として、各
消音室1a,1b,1c,1dの軸長la,lb,l
c,1dを夫々100mm、130mm、60mm、8
9mmとした総容積7.5lの複合型消音器を用いると
共に、副消音器4として容積1.2lの空胴型消音器を
用いた図4に示す従来品の排気騒音も測定した。
消音室1a,1b,1c,1dの軸長la,lb,l
c,1dを夫々100mm、130mm、60mm、8
9mmとした総容積7.5lの複合型消音器を用いると
共に、副消音器4として容積1.2lの空胴型消音器を
用いた図4に示す従来品の排気騒音も測定した。
【0016】図5は排気騒音の測定結果を示し、本発明
実施品の騒音レベルはAスケールでa1線、Cスケール
でa2線のようになり、従来品の騒音レベルはAスケー
ルでb1線、Cスケールでb2線のようになった。
実施品の騒音レベルはAスケールでa1線、Cスケール
でa2線のようになり、従来品の騒音レベルはAスケー
ルでb1線、Cスケールでb2線のようになった。
【0017】同図から明らかなように本発明実施品は従
来品よりも消音性能が向上している。また、従来品の主
消音器1、副消音器4、排気パイプ2,3の総重量は1
1.4kgであったが、本発明実施品の両消音器1
01,102、連通パイプ13、排気パイプ11,12の
総重量は6.8kgであった。
来品よりも消音性能が向上している。また、従来品の主
消音器1、副消音器4、排気パイプ2,3の総重量は1
1.4kgであったが、本発明実施品の両消音器1
01,102、連通パイプ13、排気パイプ11,12の
総重量は6.8kgであった。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、消音性能を向上させて、且つ、軽量化を図る
ことができる。
によれば、消音性能を向上させて、且つ、軽量化を図る
ことができる。
【図1】 本発明消音装置の一例の平面図
【図2】 図1の矢印II方向から見た側面図
【図3】 消音器の縦断面図
【図4】 (A)従来例の部分截断平面図、(B)図4
(A)のIVB-IVB線拡大截断面図
(A)のIVB-IVB線拡大截断面図
【図5】 排気騒音の測定結果を示すグラフ
101,102 消音器 11 上流側排
気パイプ 12 下流側排気パイプ 13 連通パイプ 14 連結ステー 15 マウント部
気パイプ 12 下流側排気パイプ 13 連通パイプ 14 連結ステー 15 マウント部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 昌毅 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 立石 博康 静岡県浜松市豊町508番地の1 株式会社 ユタカ技研内 (72)発明者 岩田 正人 静岡県浜松市豊町508番地の1 株式会社 ユタカ技研内 Fターム(参考) 3G004 AA01 BA05 BA09 CA06 CA11 CA13 DA08 DA09 DA11 DA14 DA21 FA01 FA04
Claims (3)
- 【請求項1】 外筒と多数の孔を形成した内筒とを有す
る筒状の消音器を軸方向が車幅方向に沿う横向き姿勢で
径方向に並べて2個並設し、 一方の消音器と他方の消音器の軸方向同一端に夫々上流
側と下流側の排気パイプを接続すると共に、 両消音器を該両消音器の軸方向他端間に設けたU字状の
連通パイプを介して直列に接続する、 ことを特徴とする車両用排気消音装置。 - 【請求項2】 前記消音器は、外筒と内筒との間に吸音
材を充填した吸音型消音器で構成されることを特徴とす
る請求項1に記載の車両用排気消音装置。 - 【請求項3】 前記上流側と下流側の両排気パイプを前
記両消音器の軸方向を板厚方向とする板状の連結ステー
を介して連結し、該連結ステーに車体に対するマウント
部を設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の車
両用排気消音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10370936A JP2000192808A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 車両用排気消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10370936A JP2000192808A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 車両用排気消音装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000192808A true JP2000192808A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18497852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10370936A Pending JP2000192808A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 車両用排気消音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000192808A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008026569A1 (en) * | 2006-08-30 | 2008-03-06 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigeration system |
WO2011030458A1 (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-17 | 本田技研工業株式会社 | 汎用エンジンの排気マフラ |
CN106437985A (zh) * | 2016-10-14 | 2017-02-22 | 北京汽车研究总院有限公司 | 一种汽车排气系统消声器及汽车 |
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1998
- 1998-12-25 JP JP10370936A patent/JP2000192808A/ja active Pending
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