JP2000191445A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

Info

Publication number
JP2000191445A
JP2000191445A JP10366857A JP36685798A JP2000191445A JP 2000191445 A JP2000191445 A JP 2000191445A JP 10366857 A JP10366857 A JP 10366857A JP 36685798 A JP36685798 A JP 36685798A JP 2000191445 A JP2000191445 A JP 2000191445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
hair cosmetic
water
component
derivative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10366857A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Tajima
勝 田嶋
Natsumi Suzuki
なつみ 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP10366857A priority Critical patent/JP2000191445A/ja
Publication of JP2000191445A publication Critical patent/JP2000191445A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗髪や薬剤処理により損傷した毛髪に対して
強化・修復作用を有し、しかもブラッシング等によるキ
ューティクルの剥離や、切れ毛、裂け毛の発生を抑制し
うる優れた損傷防止作用を有する。毛髪化粧料を提供す
る。 【解決手段】 可溶化シルクペプチドと、水溶性キトサ
ン誘導体と、カチオン化蛋白誘導体とを含有することを
特徴とする毛髪化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪化粧料、更に
詳しくは、パーマ、ブリーチ、ヘアカラー等の化学的処
理で損傷、弱体化した毛髪に対して、裂け毛、切れ毛の
発生を抑制する効果に優れた毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪は日常のヘアケア・ヘアメイク行動
により多くの損傷を受けている。特に洗髪では主成分で
ある界面活性剤により毛髪の皮脂や毛髪構成蛋白質まで
が溶出され、毛髪がバサバサあるいはゴワゴワしたり、
更には極端にツヤが失われる等の触感的・視覚的にその
損傷を実感する事が知られている。また近年、おしゃれ
意識の高揚によりコールドパーマ、ヘアカラー、ヘアブ
リーチ等の使用頻度が増加し、薬剤による化学的処理も
毛髪の構成蛋白質の溶出や構造変化を促進し、損傷に拍
車をかけている。また、濡れた毛髪の乾燥手段として用
いるハンドドライヤーも毛髪損傷の大きな原因となり、
熱による構造変化を招き強度低下や保水能低下を来す。
更にブラシングによる物理的刺激は毛髪表面のキューテ
ィクル剥離や裂け毛・切れ毛の発生を促進する結果とな
る。
【0003】従来、この様な多くの損傷原因から毛髪を
保護するための手段としては、例えばコラーゲン誘導体
やケラチン誘導体等の毛髪と類似した成分を毛髪に浸透
・補充する方法が知られている(特開昭60−2430
10号公報、特開平2−53712号公報)。また、毛
髪表面のキューティクル剥離の抑制や表面を平滑にさ
せ、手触り感の向上や熱による水分蒸散を抑制する方法
として、例えば天然高分子により毛髪表面をコートする
方法も提案されている(特開昭62−36308号公
報、特公昭62−29404号公報、特開平1−991
1号公報、特開平4−308525号公報)。
【0004】しかし、これらの方法は単に触感的あるい
は視覚的に向上を図ったにすぎないものであり、損傷し
た毛髪を真に強化・修復するものではなく、またその効
果も一過性にすぎないものであった。このように、損傷
した毛髪を真に強化・修復させる方法が強く望まれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の毛髪化粧料のもつ欠点を克服し、洗髪や薬剤処理
により毛髪構造が変化し、損傷した毛髪に対して健全毛
のように強化・修復を行うとともに、ブラッシングなど
の物理的力を受けてもキューティクルの剥離やきれ毛、
裂け毛の発生を抑制しうる毛髪化粧料を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記優れ
た特性を有する毛髪化粧料を開発するために種々研究を
重ねた結果、可溶化シルクペプチドと、水溶性キトサン
誘導体と、カチオン化蛋白誘導体との、特定の成分を併
用することによって、損傷した毛髪が強い物理的力を受
けても、キューティクルの剥離や切れ毛・裂け毛が起こ
りにくくなる損傷毛強化効果があることを見出し、本発
明を完成させるに至った。
【0007】すなわち、本発明によれば、(A)可溶化
シルクペプチドと、(B)水溶性キトサン誘導体、及び
(C)カチオン化蛋白誘導体とを含有することを特徴と
する毛髪化粧料が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の毛髪化粧料の各成
分について詳細に説明する。本発明の毛髪化粧料に用い
る(A)可溶化シルクペプチド成分は、通常の絹繊維を
加水分解、酸分解、還元分解等により得られる可溶化ペ
プチドであり、分子量200〜70000程度のものが
好ましい。また、本発明において可溶化シルクペプチド
としては、水に可溶のシルクペプチド及び水に透明に分
散しうるシルクペプチドのいずれのものも使用できる。
【0009】絹繊維は、二条の繊維蛋白質であるフィブ
ロインを母体とし、その周囲を別の蛋白質であるセリシ
ンで被覆された構造を有しており、本発明においては、
このような可溶化シルクペプチドの内、絹繊維中のフィ
ブロインを除去して得られたセリシンを主体とした分子
量4000〜60000のポリペプチドが毛髪表面の被
膜形成の点で好ましい。このポリペプチドは溶液で用い
られ、その製造法も例えば特公昭58−17763号公
報、特公昭61−2646号公報などに記載されてい
る。これら可溶化シルクペプチドは、例えばシルクゲン
G(一丸ファルコス社製)の名称で販売されており容易
に入手可能な成分である。
【0010】本発明の毛髪化粧料において、上記(A)
可溶化シルクペプチド成分の含有量は、特に限定はされ
ないが、通常組成物全量に対し、0.05〜10重量
%、好ましくは0.5〜5重量%の範囲で選ばれる。配
合量が0.05重量%未満の場合は目的の効果が得られ
ず、また10重量%を越える場合にはベタつきが発現
し、毛髪化粧料として好ましくない手触り感となってし
まう。
【0011】また、本発明の毛髪化粧料に用いる(B)
水溶性キトサン誘導体成分は、蟹、蝦などの甲殻類を構
成するキチンより誘導される水溶性の化合物であり、例
えばDE3541305、特開昭62−221615号
公報、特開平4−17928号公報などに記載された方
法により得る事ができる。即ち、キトサンはキチンのN
−アセチル基を加水分解したものであり、それ自体は水
不溶性であるため、キトサンを水溶性化合物に誘導し、
水溶性キトサン誘導体とする。
【0012】本発明の水溶性キトサン誘導体としては、
下記のものが挙げられる。 (1)キトサンを分解して得られる低分子化した水溶性
オリゴマー (2)キトサンに親水基を導入した水溶性誘導体(下記
に例示) (ポリ)オキシアルキレンキトサン カルボキシメチルキトサン リン酸化キトサン 硫酸化キトサン N−グリシジルトリメチルアンモニウムキトサン ジヒドロプロピルキトサン N−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸キトサン これら水溶性キトサン誘導体の好ましい具体例としては
ヒドロキシエチルキトサン、ヒドロキシプロピルキトサ
ン及びヒドロキシエチル・ヒドロキシプロピルキトサン
などが挙げられ、ヒドロキシエトキシキトサン、ヒドロ
キシプロピルキトサンが毛髪表面の被膜形成の点で特に
好ましい。
【0013】本発明の毛髪化粧料において、上記(B)
水溶性キトサン誘導体成分の含有量は、特に限定はされ
ないが、通常組成物全量に対し、0.05〜10重量
%、好ましくは0.5〜5重量%の範囲で選ばれる。配
合量が0.05重量%未満の場合は目的の効果が得られ
ず、また10重量%を越える場合にはベタつきが発現
し、毛髪化粧料として好ましくない手触り感となってし
まう。
【0014】更にまた、本発明の毛髪化粧料に用いる
(C)カチオン化蛋白誘導体成分は、蛋白誘導体ポリペ
プチドをカチオン化剤と反応させて得られるものであ
る。このようなカチオン化蛋白誘導体としては、カチオ
ン化動物性蛋白誘導体およびカチオン化植物性蛋白誘導
体のいずれかの1種以上、又は両者を組み合わせて用い
ることができる。本発明に用いるカチオン化蛋白誘導
体、例えば第4級トリアルキルアンモニウム誘導ポリペ
プタイドは、動物性蛋白誘導ポリペプタイドまたは植物
性蛋白誘導ポリペプタイドと、カチオン化剤、例えばヒ
ドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドと
の反応により得ることができる。
【0015】上記動物性蛋白誘導ポリペプタイドは、コ
ラーゲン、ゼラチン、ケラチン、絹蛋白、ミルク蛋白、
卵白、卵黄蛋白及びエラスチン等の動物性蛋白質を、又
上記植物性蛋白誘導ポリペプタイドは、大豆蛋白、小麦
蛋白等の植物性蛋白質を、酸、アルカリ、あるいは蛋白
質分解酵素等を用いて加水分解することによって得るこ
とができ、分子量200〜2000のものが好ましい。
またその製造方法は、例えば特開平4−60083号公
報に詳細に記述されている。
【0016】本発明で用いるカチオン化蛋白誘導体とし
ては、具体的には第4級トリメチルアンモニウム誘導コ
ラーゲンポリペプタイドやプロモイスの名称で既に市販
されている第4級トリメチルアンモニウム誘導体ケラチ
ンポリペプタイドなどが挙げられ、これらは毛髪構造の
強化の点で好ましい。
【0017】本発明の毛髪化粧料において、上記(C)
カチオン化蛋白誘導体成分の含有量は、特に限定はされ
ないが、組成物全量に対し、0.01〜10重量%、好
ましくは0.05〜5重量%の範囲で配合する。この量
が0.01重量%未満では所期の効果が充分に発揮され
ない。また10重量%を越えると場合にはべたつきが発
現し、毛髪化粧料として好ましくない手触りとなってし
まう。
【0018】本発明の毛髪化粧料には、前述の必須成分
以外に、本発明の目的を損なわない範囲で、従来の毛髪
化粧料に慣用されている各種添加成分を、所望に応じ、
配合することができる。このような添加成分としては、
例えば陽イオン性高分子樹脂、陰イオン性高分子樹脂、
非イオン性高分子樹脂、両性高分子樹脂等のセット用ポ
リマー、陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性
剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高重合シ
リコーン樹脂、クエン酸やコハク酸等の有機酸及びその
塩、グリシンやアラニン等のアミノ酸、殺菌剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、高級アルコール、炭化水素、動植
物油、エステル油、着色剤、香料、溶剤(エタノール、
水等)、脂肪酸等が挙げられる。これらの添加成分は1
種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
く、又、毛髪化粧料調製の適当な段階で配合してもよ
い。
【0019】本発明の毛髪化粧料は、例えば液状、フォ
ーム状、スプレー状、ジェル状、クリーム状等の多くの
製品形態で幅広く利用できる。
【0020】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説
明する。尚、各成分の量は重量%である。
【0021】実施例1、比較例1〜3 先ず、毛髪化粧料の評価法及び評価基準について説明す
る。 〈損傷防止効果の評価法〉前記したように、毛髪は洗髪
やコールドパーマ等の薬剤処理により毛髪構成蛋白質の
溶出や構造変化により、毛髪表面はもちろん内部構造的
にも弱体化している。これが更に乾燥・セットの目的で
行うハンドドライヤーやブロー・ブラッシング等の熱的
及び物理的力によって切れ毛、裂け毛が発生する。本発
明者らは、弱体化した毛髪を強化・修復し、切れ毛・裂
け毛を発生しにくくする効果の評価法を検討した。実際
のヘアメイク行動と類似した熱風下でのブラッシング処
理では効果の再現性に乏しく、評価法としては不適切で
あった。そこで評価法について鋭意検討を重ねた結果、
簡便で且つ再現性の高い評価法として毛髪に凍結乾燥処
理という強い物理的力を与え、処理後の状態を走査型電
子顕微鏡で観察する方法を確立した。すなわち、表1に
ように、健常毛では凍結乾燥処理を行っても亀裂の発生
は少ないが、市販コールドパーマ剤で処理し、構造的に
弱体化した毛髪では多くの亀裂の発生が確認でき、本評
価法が弱体化した毛髪の強化・修復効果の評価法として
適切である事が判明した。表1では下式により処理数に
対する亀裂の発生率として算出した値を示した。
【数1】
【0022】
【表1】 *1:28歳女性、コールドパーマ・ブリーチ及びヘア
カラーの経験なし。後頭部の頭皮より15cmの部位で
カットし、10cmの部分を使用。 *2:*1の毛髪を市販コールドパーマ剤で処理(25
℃、10分)。シャンプー後、25℃・65%RHの条
件下で24時間乾燥。
【0023】表2に示す組成の、実施例1及び比較例1
〜3の毛髪化粧料を調製し、*2の毛髪を用い、損傷防
止効果について評価し、その結果を表2に示した。
【表2】 *3):加水分解シルク(一丸ファルコス社、シルクゲ
ンGソルブル) *4):ヒドロキシプロピルキトサン液(一丸ファルコ
ス社、キトフィルマー) *5):ケラチン加水分解の第4級化物(成和化成社、
プロモイスWK−Q)
【0024】 実施例2 可溶化シルクペプチド *6) :1.0% 水溶性キトサン *7) :2.5% カチオン化蛋白誘導体 *8) :2.0% 両性高分子化合物 *3) :2.0% ポリエーテル変性シリコーン *9) :4.0% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム :0.2% ポリオキシプロピレン(9)ジグリセリルエーテル :2.5% モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン :0.5% 香料 A *10) :0.3% エタノール :25% 液化石油ガス :10% 精製水 :残部 *6) :実施例1と同じ *7) :ヒドロキシエチルキトサン液(一丸ファルコス社、キトモイスト) *8) :第4級トリメチルアンモニウム導入コラーゲン加水分解物(成和化成 社、プロモイスW−52Q) *9) :ポリオキシエチレン(10)メチルポリシロキサン共重合体(信越化 学社、KF−6011) *10):香料Aの組成は下記表3のとおりである。
【0025】
【表3】 香料A: イランイラン油 3% レモン油 5% スウィートオレンジ油 10% ラベンダー油 6% ネロリ油 2% ローズベース 5% ローズオキサイド 0.1% ジャスミンベース 3% リリアール 5% グリーンベース 2% プチグレン油 3% ミュゲベース 1% ヘディオン 8% ベルトフィックス 3% サンダルウッド油 1% アブソリュートオークモス 1% シス−3−ヘキセニルサリシレート 5% ヘキシルシンナミックアルデヒド 5.9% ベンジルアセテート 1% ベンジルベンゾエート 1% ベンジルサリシレート 3% ペンタリド 1% カーネーションベース 1% カシメラン 3% メチルヨノン 3% ネオベルガメート 3% ゲラニルニトリル 1% アルデヒドC−9 10%ジプロピレングリコール溶液 3% アルデヒドC−10 10%ジプロピレングリコール溶液 1% アルデヒドC−12 10%ジプロピレングリコール溶液 2% ヘリオトロピン 1% ジプロピレングリコール 7% 計 100%
【0026】上記組成からなるエアゾールフォームタイ
プの損傷毛強化剤を調製した。この毛髪化粧料につい
て、実施例1と同様にしてその凍結乾燥処理における亀
裂発生率を評価した結果、10.7%、と判定された。
【0027】 実施例3 可溶化ペプチド *11) :2.0% 水溶性キトサン *12) :1.5% カチオン化蛋白誘導体 *13) :1.5% ポリビニルピロリドン :0.5% 陽イオン性高分子化合物 *14) :0.5% ポリエーテル変性シリコーン *15) :2.0% ポリオキシプロピレン(14)ジグリセリンエーテル :5.0% グリシン :1.0% ソルビット液 :2.5% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム :0.5% ポリオキシエチレン(30)硬化ひまし油 :0.5% オキシベンゾンスルホン酸 :0.1% メチルパラベン :0.1% ジブチルヒドロキシトルエン :0.05% 香料B *16) :0.5% 緑色3号 :微量 クエン酸(pHを6に調整) :微量 エタノール :10% 精製水 :残部 *11) :実施例1と同じ *12) :実施例1と同じ *13) :実施例1と同じ *14) :カチオン化セルロース(ライオン社、レオガードGPS) *15) :ポリオキシエチレン(4)メチルポリシロキサン(信越化学社製、 KF−6004) *16) :香料Bの組成は下記表4の通りである。
【0028】
【表4】 香料B: イランイラン油 5% ローズ油 5% アブソリュートジャスミン 3% レモン油 20% クローブバッド油 3% ガルバナム油 1% アルデヒドC−10 1% アルデヒドC−11 1% アルデヒドC−12 1% ガンマウンデカラクトン 1% ヘリオトロピン 5% ヘキシルシンナミックアルデヒド 5% リリアール 10% ヒドロキシシトロネラール 5% アミルシンナミックアルデヒド 3% リナロール 30% リナリルアセテート 10% シス−3−ヘキセニルサリシレート 20% フェニルエチルアルコール 70% スチラリルアセテート 5% リラール 60% シクロヘキシルサリシレート 50% ベンジルアセテート 10% ネロール 2% シトロネロール 70% ゲラニオール 30% シトラールジエチルアセタール 5% メチルベンジルエーテル 5% ガラクソライド50%ベンジルベンゾエート溶液 50% メチルジヒドロジャスモネート 80% パラーターシャリーブチルシクロヘキシルアセテート 30% ガンマメチルヨノンクール 30% ウッディーフロー 30% デルタ−ダマスコン 1% ペンタリド 10% 合成モス 2% アンブロキサン 1% ヒアシンスベース 100% ジプロピピレングリコール 230% 計 100%
【0029】上記組成からなるスプレータイプの損傷毛
強化剤を調製した。この毛髪化粧料について、実施例1
と同様にしてその凍結乾燥処理における亀裂発生率を評
価した結果、9.8%、と判定された。
【0030】 実施例4 可溶化ペプチド *17) :1.0% 水溶性キトサン *18) :2.5% カチオン化蛋白誘導体 *19) :2.0% 両性高分子化合物 *20) :2.0% ポリビニルピロリドン :1.5% カルボキシビニルポノマー :0.5% ポリオキシプロピレン(14)ジグリセリルエーテル :2.0% ポリオキシエチレン(30)イソセチルエーテル :0.5% メチルパラベン :0.1% 香料C *21) :0.5% トリエタノールアミン(pHを7に調整) :適量 エタノール :10% 精製水 :残部 *17) :実施例2と同じ *18) :実施例1と同じ *19) :実施例1と同じ *20) :N−メタクリロイルオキシエチルN、N−ジメチルアンモニウム− α−Nメチルカルビキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル 共重合体(ダイヤケムコ社、ユカフォーマーAM−75 301) *21) :香料Cの組成は下記表5の通りである。
【0031】
【表5】 香料C: レモン油 5% ライム油 2% オレンジ油 10% ベルガモット油 1% グレープフルーツ油 2% ローズ油 1% ジャスミン油 0.4% ラベンダー油 0.2% ラバンジン油 0.1% プチグレン油 0.1% ネロリ油 0.2% イランイラン油 3% アブソリュートバニラ 1% アブサリュートオークモス 1% サンダルウッド油 1% グリーンベース 1% フルーティーベース 5% アンバーベース 1% リナロール 2% リナリルアセテート 10% l−メントール 5% ヘディイオン 3% ガラクソリド 5% トナリド 5% ベルトフィックス 3% イソEスーパー 1% ヘキシルシンナミックアルデヒド 5% アルデヒドC−8 10%ジプロピレングリコール溶液 5% アルデヒドC−10 10%ジプロピレングリコール溶液 2% アルデヒドC−12 10%ジプロピレングリコール溶液 5% ジプロピレングリコール 14% 計 100%
【0032】上記組成からなるジェルタイプの損傷毛強
化剤を調製した。この毛髪化粧料について、実施例1と
同様にしてその凍結乾燥処理における亀裂発生率を評価
した結果、10.2%、と判定された。
【0033】
【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は、前記(A)可溶
化シルクペプチド成分と、前記(B)水溶性キトサン誘
導体成分、及び前記(C)カチオン化蛋白誘導体成分と
を含有するものであり、これらの成分を併用することに
より、洗髪や薬剤処理により損傷した毛髪に対して、優
れた強化・修復作用を有し、ブラッシング等の物理的力
を受けても、キューティクルの剥離や、切れ毛、・裂け
毛の発生を抑制する優れた損傷防止作用を有する。そし
て、本発明の毛髪化粧料は、液状、ファーム状、スプレ
ー状、ジェル状、クリーム状等の多くの製品形態で幅広
く利用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AC012 AC072 AC132 AC182 AC302 AC432 AC442 AC472 AC482 AC542 AC582 AC692 AC792 AD072 AD132 AD162 AD321 AD322 AD411 AD442 AD451 AD452 CC31 DD08 DD41 EE29

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)可溶化シルクペプチドと、(B)
    水溶性キトサン誘導体、及び(C)カチオン化蛋白誘導
    体とを含有することを特徴とする毛髪化粧料。
JP10366857A 1998-12-24 1998-12-24 毛髪化粧料 Pending JP2000191445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10366857A JP2000191445A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 毛髪化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10366857A JP2000191445A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 毛髪化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000191445A true JP2000191445A (ja) 2000-07-11

Family

ID=18487859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10366857A Pending JP2000191445A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 毛髪化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000191445A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007204376A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Kanebo Home Products Kk 毛髪の膨潤抑制組成物
JP2009503041A (ja) * 2005-08-05 2009-01-29 ロディア・シミ グアー抽出物含有組成物並びに表面処理剤及び/又は表面改質剤としてのグアー抽出物の使用
CN102525932A (zh) * 2010-12-11 2012-07-04 佳木斯大学 应用双包覆喷雾干燥法制备粉体纳米中药微生态调节剂
JP2014181261A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd 抗微生物剤と香料を含有する経時的な色調変化が抑制された組成物
JP2016011280A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 中野製薬株式会社 スタイリング化粧料
JP2016169177A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社アリミノ 毛髪化粧料
JP2021502354A (ja) * 2017-11-10 2021-01-28 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 絹フィブロインを含むヘアケア組成物
CN112515980A (zh) * 2019-09-18 2021-03-19 株式会社Lg生活健康 包含高分子量丝胶的化妆料组合物

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009503041A (ja) * 2005-08-05 2009-01-29 ロディア・シミ グアー抽出物含有組成物並びに表面処理剤及び/又は表面改質剤としてのグアー抽出物の使用
JP2007204376A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Kanebo Home Products Kk 毛髪の膨潤抑制組成物
CN102525932A (zh) * 2010-12-11 2012-07-04 佳木斯大学 应用双包覆喷雾干燥法制备粉体纳米中药微生态调节剂
JP2014181261A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd 抗微生物剤と香料を含有する経時的な色調変化が抑制された組成物
JP2016011280A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 中野製薬株式会社 スタイリング化粧料
JP2016169177A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社アリミノ 毛髪化粧料
JP2021502354A (ja) * 2017-11-10 2021-01-28 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 絹フィブロインを含むヘアケア組成物
JP7317822B2 (ja) 2017-11-10 2023-07-31 ユニリーバー・アイピー・ホールディングス・ベスローテン・ヴェンノーツハップ 絹フィブロインを含むヘアケア組成物
CN112515980A (zh) * 2019-09-18 2021-03-19 株式会社Lg生活健康 包含高分子量丝胶的化妆料组合物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101952430B1 (ko) 헤어 펌제용 첨가제 조성물 및 이를 이용한 펌 시술방법
JP2001122737A (ja) ヘアコンディショニング組成物
KR20190089306A (ko) 헤어 컨디셔닝 조성물 및 그 제조방법
JP6184708B2 (ja) パーマ液および頭髪用調整剤
JP2000191445A (ja) 毛髪化粧料
JP2007204376A (ja) 毛髪の膨潤抑制組成物
JP2000290143A (ja) 毛髪化粧料
JPS61118310A (ja) しわとり化粧用組成物
JP2009067719A (ja) ヘアコンディショニング組成物
JP2000191446A (ja) 毛髪化粧料
JP5026205B2 (ja) 毛髪用組成物
JP2564561B2 (ja) 化粧品組成物
JPH0585921A (ja) 毛髪処理剤
JP2007238515A (ja) 毛髪用化粧料
JP2000191447A (ja) 毛髪化粧料
JP5788372B2 (ja) パーマ液および頭髪用調整剤
JP2000086453A (ja) 毛髪化粧料
JPH10175824A (ja) 毛髪修復剤組成物およびそれを用いた毛髪化粧料並びに毛髪強化剤
JPH09278630A (ja) 毛髪化粧料
JP2005239624A (ja) 毛髪化粧料
JPH0469319A (ja) 毛髪処理剤
KR102407702B1 (ko) 천연추출물을 함유하는 펌제 조성물
JP2001181147A (ja) 毛髪用化粧料
JPH10120533A (ja) 2剤式毛髪処理剤組成物
JP2001278752A (ja) 毛髪化粧料