JP2016169177A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線による毛髪へのダメージおよび染毛された毛髪の退色を防止する効果に優れ、毛髪に塗布後に洗髪を複数回行っても、前記効果を持続することが可能な毛髪化粧料を提供することを目的とする。さらには、仕上がりの感触が良く、毛髪にハリ・コシを付与することができる毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の毛髪化粧料は、水溶性紫外線吸収剤(A)0.1〜3重量%、水溶性セルロース(B)0.5〜6重量%、糖アルコール(C)0.05〜6重量%およびポリエーテル変性シリコーン(D)0.1〜10重量%を含むことを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は毛髪化粧料に関する。詳しくは、紫外線の影響から毛髪を保護するための毛髪化粧料に関する。
紫外線は、毛髪にダメージを生じさせ、毛髪のまとまりやなめらかさを低下させる。また、紫外線は、染毛剤により染毛された毛髪中の染料を分解し、染毛された毛髪の退色を生じさせる。
このような紫外線の影響から毛髪を保護するため、紫外線吸収剤を配合した毛髪化粧料が知られている。しかしながら、紫外線吸収剤を配合した毛髪化粧料は、紫外線吸収剤の配合により、毛髪にごわつきを生じることがあり、毛髪化粧料を毛髪に塗布した使用感の向上が求められている。このような問題を解消するために、紫外線吸収剤とともに、ポリフェノール類、界面活性剤および高級アルコールを配合した例(たとえば特許文献1参照)、高重合シリコーンおよび酸性アミノ酸類を配合した例(たとえば特許文献2参照)、カルボキシビニルポリマーを配合した例(たとえば特許文献3参照)が知られている。
また、紫外線吸収剤は、毛髪に吸着しにくいため、毛髪に紫外線吸収剤を配合した毛髪化粧料を塗布しても、洗髪のたびに紫外線吸収剤が洗い流されてしまうため、そのたびに毛髪化粧料を塗布しなおす必要があった。このような問題を解消して、洗い流して使用することが可能な毛髪化粧料とした例(たとえば特許文献2参照)が知られている。
さらには、紫外線吸収剤を配合した毛髪化粧料には、紫外線防止の効果および使用感の良さに加え、需要者のニーズに合った付加価値が求められている。
特開平8−291027号公報 特開2011−42586号公報 特開平10−279456号公報
本発明は、紫外線による毛髪へのダメージおよび染毛された毛髪の退色を防止する効果に優れ、毛髪に塗布後に洗髪を複数回行っても、前記効果を持続することが可能な毛髪化粧料を提供することを目的とする。さらには、仕上がりの感触が良く、毛髪にハリ・コシを付与することができる毛髪化粧料を提供することを目的とする。
本発明は、たとえば以下の[1]〜[10]に関する。
[1]水溶性紫外線吸収剤(A)0.1〜3重量%、水溶性セルロース(B)0.5〜6重量%、糖アルコール(C)0.05〜6重量%およびポリエーテル変性シリコーン(D)0.1〜10重量%を含むことを特徴とする毛髪化粧料。
[2]さらに、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(E)0.1〜2重量%を含むことを特徴とする[1]に記載の毛髪化粧料。
[3]前記水溶性紫外線吸収剤(A)が、パラメトキシ桂皮酸、パラアミノ安息香酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、およびこれらのアルカリ塩からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする[1]または[2]に記載の毛髪化粧料。
[4]前記水溶性セルロース(B)が、カルボキシメチルセルロースNa、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびヒドロキシエチルメチルセルロースからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載の毛髪化粧料。
[5]前記糖アルコール(C)が、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトール、ラクチトールおよびイソマルトからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする[1]〜[4]のいずれかに記載の毛髪化粧料。
[6]前記ポリエーテル変性シリコーン(D)が、PEG-7ジメチコン、PEG-8ジメチコン、PEG-9ジメチコン、PEG-10ジメチコン、PEG-12ジメチコン、PEG-17ジメチコン、PEG/PPG-20/20ジメチコン、PEG/PPG-20/23ジメチコンおよびPEG-11メチルエーテルジメチコンからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする[1]〜[5]のいずれかに記載の毛髪化粧料。
[7]前記ポリオキシエチレンアルキルエーテル(E)が、HLBが10以上であることを特徴とする[1]〜[6]のいずれかに記載の毛髪化粧料。
[8]毛髪に塗布後、洗い流して使用することを特徴とする[1]〜[7]のいずれかに記載の毛髪化粧料。
[9]ジェル状であることを特徴とする[1]〜[8]のいずれかに記載の毛髪化粧料。
[10]水系の毛髪化粧料であることを特徴とする[1]〜[9]のいずれかに記載の毛髪化粧料。
本発明の毛髪化粧料は、紫外線による毛髪へのダメージを抑制することにより、毛髪のなめらかさやまとまりを保つことができる。また、本発明の毛髪化粧料は、紫外線による染毛された毛髪の退色を抑制することができる。そして、本発明の毛髪化粧料は、塗布後に複数回洗髪しても、上記紫外線による毛髪へのダメージを防止する効果および染毛された毛髪の退色を防止する効果を持続することができる。さらには、本発明の毛髪化粧料は、毛髪にハリ・コシを付与するとともに、毛髪の指通りを良好にする。本発明の毛髪化粧料により付与されたハリ・コシは洗髪しても持続し、特に(E)成分を配合した態様において、複数回洗髪後も高く持続される。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明は、水溶性紫外線吸収剤(A)0.1〜3重量%、水溶性セルロース(B)0.5〜6重量%、糖アルコール(C)0.05〜6重量%およびポリエーテル変性シリコーン(D)0.1〜10重量%を含むことを特徴とする毛髪化粧料である。本発明の毛髪化粧料は、さらにポリオキシエチレンアルキルエーテル(E)を0.1〜2重量%含むことが好ましい。
本明細書において水溶性とは、25℃において、その化合物1gを100gの水に溶解した際に、不溶分が0.5重量%未満であることをいう。
(1)水溶性紫外線吸収剤(A)
(A)成分が水溶性であるのは、本発明の毛髪化粧料の好ましい態様であるジェル状の剤形としやすいためである。その中でも、毛髪を紫外線によるダメージから保護する観点および染毛された毛髪の紫外線による退色を防止する観点から、パラメトキシ桂皮酸、パラアミノ安息香酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、およびこれらのアルカリ塩からなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸およびフェニルベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウムからなる群から選ばれる少なくとも1種であることがより好ましい。
毛髪化粧料100重量%中の(A)成分の配合量は、0.1〜3重量%であり、好ましくは0.5〜2重量%である。
(A)成分の配合量が、本発明の範囲より少ないと、紫外線により毛髪がダメージを受けやすく、なめらかさやまとまりが損なわれるとともに、染毛された毛髪の退色が生じやすい。(A)成分の配合量が、本発明の範囲より多いと、毛髪化粧料に(A)成分が十分溶解せず、析出することがある。
(2)水溶性セルロース(B)
(B)成分は、セルロース又はセルロースの誘導体であって、水溶性を有するものである。(B)成分としては、水溶性セルロースであれば制限なく使用することができるが、カルボキシメチルセルロースNa、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびヒドロキシエチルメチルセルロースからなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、仕上がりの質感としての毛髪のハリ・コシの観点から、ヒドロキシプロピルメチルセルロースがより好ましい。
毛髪化粧料100重量%中の(B)成分の配合量は、0.5〜6重量%であり、好ましくは1〜3重量%である。(B)成分の配合量が、上記範囲より少ないと、剤型を保つための粘度が不足する他、仕上がりの質感としての毛髪のハリ・コシが得られにくいとともに、指通りも良好になりにくい。また、毛髪が紫外線の影響を受け、まとまりや、なめらかさが損なわれるとともに、染毛の退色を生じることがある。(B)成分の配合量が、上記範囲より多いと、毛髪化粧料の粘度が高くなり、毛髪が扱いづらく、ごわついた質感になることがある。
(3)糖アルコール(C)
(C)成分としては、糖アルコールであれば制限なく使用することができるが、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトール、ラクチトールおよびイソマルトからなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、毛髪への毛髪化粧料の付着を高め、より効果的に毛髪にハリ・コシを付与する観点から、ソルビトールおよびマンニトールからなる群から選ばれる少なくとも1種であることがより好ましい。
毛髪化粧料100重量%中の(C)成分の配合量は、0.05〜6重量%であり、好ましくは0.1〜3重量%である。(C)成分の配合量が、上記範囲より少ないと、仕上がりの質感としての毛髪のハリ・コシが得られないことがある。また、毛髪が紫外線の影響を受け、まとまりや、なめらかさが損なわれるとともに、染毛の退色が生じることがある。(C)成分の配合量が、上記範囲より多いと、毛髪がごわついた質感になり、良好な指通りを得られないことがある。
(4)ポリエーテル変性シリコーン(D)
(D)成分としては、ポリエーテル変性シリコーンであれば制限なく使用することができるが、PEG-7ジメチコン、PEG-8ジメチコン、PEG-9ジメチコン、PEG-10ジメチコン、PEG-12ジメチコン、PEG-17ジメチコン、PEG/PPG-20/20ジメチコン、PEG/PPG-20/23ジメチコンおよびPEG-11メチルエーテルジメチコンからなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、仕上がりの質感として毛髪に良好な指通りを与える観点から、PEG-10ジメチコンおよびPEG-12ジメチコンからなる群から選ばれる少なくとも1種であることがより好ましい。
毛髪化粧料100重量%中の(D)成分の配合量は、0.1〜10重量%であり、好ましくは0.2〜3重量%である。(D)成分の配合量が、上記範囲より少ないと、毛髪がごわついた質感になり、良好な指通りを得られないことがある。また耐水性も十分得られないことがある。(D)成分の配合量が、上記範囲より多いと、毛髪がしっとりとした質感になり、毛髪のハリ・コシが損なわれるとともに、ヘアスタイルのボリュームが抑えられてしまうことがある。
(5)ポリオキシエチレンアルキルエーテル(E)
好ましい成分の(E)成分としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテルであれば制限なく用いることができるが、HLBが10以上のものが好ましく、毛髪に付与したハリ・コシを持続させる観点から、HLB15以上のものがより好ましく、ラウレス-40、セテス-40、セテス-150がさらに好ましい。
なお、本明細書において(E)成分のHLB値は、Griffinの式から算出されるものである。
毛髪化粧料100重量%中の(E)成分の配合量は、0.1〜2重量%が好ましく、0.1〜1重量%がより好ましい。(E)成分の配合量が、上記範囲にあると、毛髪にごわつきを生じることなく、複数回の洗髪後も毛髪にハリ・コシを付与する効果を持続することができる。
(6)各成分の関係
(B)成分および(C)成分は、本発明の範囲の配合量で使用することにより、セルロース膜を形成すると考えられる。このセルロース膜は、毛髪にハリ・コシを付与すると考えられる。そして、(A)成分は、このセルロース膜に付着または内包されることにより、毛髪への吸着が高められ、洗髪を行なっても、毛髪に残存すると考えられる。さらには、(D)成分により、前記(A)成分を含むセルロース膜に耐水性が付与され、複数回の洗髪に対する(A)成分の残存量およびセルロース膜の残存量が高められ、紫外線防止効果および毛髪にハリ・コシを付与する効果が持続されるものと考えられる。そして、好ましい成分である(E)成分により、毛髪に付与されたハリ・コシの質感がさらに高く持続されると考えられる。
(7)その他の成分
本発明の化粧料は、さらに、本発明の効果を損なわない範囲で、上記成分以外に、油剤、保湿剤、増粘剤、生薬類、乳化剤、pH調整剤、キレート剤、防腐剤、清涼剤、ビタミン類、蛋白質、香料、抗菌剤、酸化防止剤、抗炎症剤、色素、噴射剤等の添加剤を含有することができる。
油剤の例としては、高級アルコール、不揮発性の炭化水素、エステル油、植物油およびロウ類が挙げられ、高級アルコールの例としては、アラキルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコールおよびイソステアリルアルコールなどが挙げられる。本明細書では、不揮発性の炭化水素は沸点が260℃を超えるものとして定義するが、具体例としては流動パラフィン、スクワレン、パラフィン、セレシン、スクワラン、ワセリンおよびマイクロクリスタリンワックスなどが挙げられる。エステル油としては、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、12-ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ-2-エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ペンタエリスリトール、トリ-2-エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2-エチルヘキサノエート、2-エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、エチルラウレート、ミリスチン酸2-ヘキシルデシルおよびパルミチン酸2-ヘキシルデシルなどが挙げられる。植物油としては、アボガド油、椿油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、亜麻仁油、サフラワー油、綿実油、大豆油、落下生油、茶実油およびコメヌカ油等が挙げられる。ロウ類としては、キャンデリラロウ、カルナバロウ、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、還元ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピルおよびラノリン脂肪酸オクチルドデシルなどが挙げられる。これらは1種類単独で用いても、2種類以上組み合わせて用いてもよい。
保湿剤の例としては、たとえばエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールおよびポリグリセリン等のポリオール等ならびにアミノ酸が挙げられる。これらは1種類単独で用いても、2種類以上組み合わせて用いてもよい。
増粘剤の例としてはカルボキシビニルポリマー、カルボキシエチルセルロースおよびキサンタンガムなどのアニオン系またはノニオン系の増粘剤が挙げられる。これらは1種類単独で用いても、2種類以上組み合わせて用いてもよい。
生薬類の例としては、植物エキスが挙げられ、たとえばダイサンチクエキス、アルニカエキス、カモミラエキス、シコンエキス、シナノキエキス、スギナエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セージエキス、トウキエキス、ノバラエキス、ビワ葉エキス、マロニエエキス、モモ葉エキス、ヨクイニンエキスおよびローズマリーエキスなどが挙げられる。これらは1種類単独で用いても、2種類以上組み合わせて用いてもよい。
乳化剤としてはステアリン酸トリエタノールアミン塩等の脂肪酸とアルカリとから得られる脂肪酸塩ならびにノニオン性、両性、アニオン性界面活性剤およびカチオン性界面活性剤等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、たとえば、(POE)アルキルエーテル類;POEポリオキシプロピレンアルキルエーテル類;多価アルコール脂肪酸エステル類;グリセリン脂肪酸エステル類;ポリグリセリン脂肪酸エステル類;オレイン酸ソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類;POEグリセリン脂肪酸エステル類;モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類;POEソルビット脂肪酸エステル類;ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類;アルキルアルカノールアミド類;POE硬化ヒマシ油;ピログルタミン酸イソステアリン酸POE硬化ヒマシ油;POEエチレンラノリン;POEコレステロール;POEフィトステロール;POEコレスタノール;POEフィトスタノール、PPG−1トリデセス−6などが挙げられる。
両性界面活性剤としては、たとえば、コカミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のベタイン型;2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム等のイミダゾリン型;アミノ酸型;アルキルジメチルアミンオキサイドなどが挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、たとえば、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸塩;ポリオキシエチレン(以下、POEと略す)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、POEノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウム等のPOEアルキル/アルキルアリルエーテル硫酸塩;スルホコハク酸塩;N−アシルスルホン酸塩;アルキルベンゼンスルホン酸塩;オレフィンスルホン酸塩;アルカンスルホン酸塩;N−アシルアミノ酸塩;POEアルキルエーテルリン酸およびその塩などが挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、セトリモニウムクロリド(塩化セチルトリメチルアンモニウム)、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリルアンモニウム(5E.O.)、塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイルメチルアンモニウム(2E.O.)、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム等の4級アンモニウム塩;脂肪酸アミドアミン塩;アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩;ベンザルコニウム塩;ベンゼトニウム塩;ピリジウム塩;イミダゾリニウム塩等が挙げられる。
これらは1種類単独で用いても、2種類以上組み合わせて用いてもよい。
pH調整剤としてはトリエタノールアミン等が挙げられる。
キレート剤、防腐剤、清涼剤、ビタミン類、蛋白質、香料、抗菌剤、酸化防止剤、抗炎症剤、色素および噴射剤については、当業者に公知のものが用いられる。
本発明の毛髪化粧料は、上記成分の他に水を加えて100重量%とすることが好ましい。水としては、イオン交換水、蒸留水、精製水および天然水などが挙げられ、殺菌済みのものが好ましい。すなわち、本発明の毛髪処理剤は水系であることが好ましく、より好ましくは水を50〜95重量%含む。毛髪化粧料が水系であることにより、(B)成分および(C)成分が良好にジェルの剤形を形成することができる。本発明ではジェルの剤型に適合するよう、(A)成分および(D)成分は水溶性の成分を採用している。
(8)製造方法
本発明の毛髪化粧料は、上述した各成分を、公知の方法で、撹拌、混合、加熱、溶解、分散等することによって製造することができ、製造方法はとくに限定されない。
(9)使用方法
本発明の毛髪化粧料は、毛髪に塗布後、洗い流して使用されることが好ましい。なぜなら、本発明の化粧料においては、(A)成分が(B)成分および(C)成分によって、毛髪への吸着が高められ、さらには(D)成分によって、洗髪に対する残存量が高められていると考えられるため、本発明の毛髪化粧料を毛髪に塗布後に洗髪を繰り返しても、(A)成分の毛髪からの脱離は緩やかなものだからである。したがって、従来の洗い流さない使用態様の毛髪化粧料が、洗髪のたびに洗い流され、再度塗布することが必要とされるのに対して、本発明の毛髪化粧料は、複数回の洗髪を行なっても本発明の効果が持続するため、洗髪のたびに塗布する必要がない。
本発明の毛髪化粧料は、単独で使用してもよく、他のヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパックを用いた後に使用してもよい。
(10)剤型および用途
本発明の毛髪化粧料は、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック等として使用される。剤型は、(B)成分および(C)成分がジェル状態を形成することから、ジェルであることが好ましい。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例においては、以下の市販品を用いた。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース:メトローズ60SH-4000(信越化学工業株式会社製)
カルボキシメチルセルロースNa:CMCダイセル1390 (ダイセルファインケム株式会社製)
ヒドロキシエチルセルロース:HECダイセル850 (ダイセルファインケム株式会社製)
ヒドロキシエチルメチルセルロース:メトローズSEB-4000(信越化学工業株式会社製)
カルボキシビニルポリマー:Carbopol 934 polymer (Lubrizol Advanced Materials製)
PEG-12ジメチコン:SH3771M (東レ・ダウコーニング株式会社製)
PEG-10ジメチコン:KF-6043 (信越化学工業株式会社製)
PEG-8ジメチコン:SILWET L-7604 (モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)
[実施例1〜37、比較例1〜10]
表1〜表3に示す処方の各成分を混合することにより、毛髪化粧料を調製した。なお、表1〜表3中、配合量の単位は重量%であり、毛髪化粧料全体を100重量%とする。
<各試験に使用した毛束>
(1)試験方法1および2
30cmの人毛黒髪毛束(BS−B3A、ビューラックス社製)10gを脱色剤であるアリミノ120ブリーチ(株式会社アリミノ製)を用いて25℃で30分処理した後、流水ですすぎCSトナーシャンプー(株式会社アリミノ製)1gでシャンプー後、流水ですすいだ後ドライヤーで乾燥した毛髪(以下「毛束1」ともいう)を使用した。
(2)試験方法3〜5
10cmの人毛白髪毛束(BM−W、ビューラックス社製)1gに染毛剤であるカラーストーリーiプライムのC−9A(株式会社アリミノ製)を塗布後25℃で30分放置し、流水ですすぎ、CSトナーシャンプー(株式会社アリミノ製)0.2gでシャンプー後、流水ですすいだ後ドライヤーで乾燥した毛髪(以下「毛束2」ともいう)を使用した。
<試験方法>
以下の試験において、紫外線の照射は、UVB領域の光源として306nmに最大吸収波長を持つ蛍光ランプGL20SE(三共電気社製)を、またUVA領域の光源として352nmに最大吸収波長を持つ蛍光ランプFL20S・BLB(三共電気社製)を用いて、照射距離20cmで行なった。
(試験方法1)評価項目1および2のための試験
毛束1をシェルパデザインサプリD−1シャンプー(株式会社アリミノ製)1gでシャンプー後、水洗し軽く水気を切った。その処理後の毛束1をシェルパデザインサプリD−1トリートメント(株式会社アリミノ製)1gで処理し、水洗した。その処理後の毛束1をタオルドライし、実施例および比較例の各毛髪化粧料を5g塗布し、25℃にて5分放置した。その処理後の毛束1を、水洗し、ドライヤーで乾燥させた。そのときの仕上がりの質感としての毛髪のハリ・コシ及び指通りについて、上記処理において実施例および比較例の各化粧料を塗布する以降の工程を行なうことなく、ドライヤーで乾燥させた場合に比較して、評価を行なった。
(試験方法2)評価項目3および4のための試験
試験方法1の処理後の毛束1に、紫外線照射を24時間行ない、紫外線によるダメージに由来する毛髪のなめらかさ及びまとまりの低下につき評価を行なった。
(試験方法3)評価項目5のための試験
毛束2をシェルパデザインサプリD−1シャンプー(株式会社アリミノ製)0.5gでシャンプー後、水洗し軽く水気を切った。その処理後の毛束2を、シェルパデザインサプリD−1トリートメント(株式会社アリミノ製)0.5gで処理し、水洗した。その処理後の毛束2をタオルドライし、実施例および比較例の各毛髪化粧料を2g塗布し、25℃にて5分放置した。その処理後の毛束2を、水洗し、ドライヤーで乾燥させた後、紫外線照射を24時間行なった。そして、試験方法3の試験後の毛束2の色を試験前の毛束2の色と比較して、紫外線照射後の染毛された毛髪の退色の評価を行った。
(試験方法4)評価項目6のための試験
毛束2をシェルパデザインサプリD−1シャンプー(株式会社アリミノ製)0.5gでシャンプー後、水洗し軽く水気を切った。その処理後の毛束2を、シェルパデザインサプリD−1トリートメント(株式会社アリミノ製)0.5gで処理し、水洗した。その処理後の毛束2を、タオルドライし、実施例および比較例の各毛髪化粧料を2g塗布し、25℃にて5分放置した。その処理後の毛束2を、水洗し、ドライヤーで乾燥させた。
その処理後の毛束2を、シェルパデザインサプリD−1シャンプー(株式会社アリミノ製)0.5gでシャンプー後、水洗する工程を3回行ない、ドライヤーで乾燥させた。そのときの毛髪の質感としての毛髪のハリ・コシについて、試験方法3において実施例および比較例の各化粧料を塗布する以降の工程を行なうことなくドライヤーで乾燥させた場合に比較して、評価を行ない、複数回の洗髪に対する毛髪のハリ・コシ付与効果の持続性を評価した。
(試験方法5)評価項目7〜9のための試験
試験方法4の処理後の毛束2に、紫外線照射を24時間行なった。そして、毛髪化粧料を毛髪に塗布後、複数回の洗髪処理を行なった毛髪に対する紫外線照射後の毛髪のまとまり及びなめらかさについて評価した。また、試験方法5の試験後の毛束2の色を試験前の毛束2の色と比較して、毛髪化粧料を毛髪に塗布後、複数回の洗髪処理を行なった毛髪に対する紫外線照射後の染毛された毛髪の退色の評価を行った。これらの評価により複数回の洗髪処理に対する紫外線防止効果の持続性が確認できる。
<評価方法>
各実施例および比較例における評価は、専門パネラー(美容師)10名が1人ずつ官能評価を行った。評価は各項目ごとに記載した下記の評価点基準による10名の平均点を算出し、平均点に基づいて以下のとおり評価した。
◎:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均点が3.5点以上である。
○:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均点が2.5点以上3.5点未満である。
△:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均点が1.5点以上2.5点未満である。
×:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均点が1.5点未満である。
(1)評価項目1:仕上がりの質感(ハリ・コシ)
ハリ・コシとは、毛髪のハリおよびコシをいうが、具体的にはヘアスタイルを形成し、適度なボリュームが出るのに足りる毛髪の硬さである。
試験後の毛束を手で触ったり、手ぐしを通し、毛髪化粧料を使用しなかった毛束と比較することで評価を行なった。
4点:処理しないものと比べ、格段に毛髪にハリ・コシがある。
3点:処理しないものと比べ、やや毛髪にハリ・コシがある。
2点:処理しないものと比べ、毛髪のハリ・コシに関し特に差は感じられない。
1点:処理しないものと比べ、毛髪にハリ・コシがない。
(2)評価項目2:仕上がりの質感(指通り)
試験後の毛束を手で触ったり、手ぐしを通し、毛髪化粧料を使用しなかった毛束と比較することで評価を行なった。
4点:処理しないものと比べ、格段に引っかかりが少なく指通りが良い。
3点:処理しないものと比べ、やや引っかかりが少なく指通りが良い。
2点:処理しないものと比べ、毛髪の指通りに関し特に差は感じない。
1点:処理しないものと比べ、引っかかりがあり指通りが悪い。
(3)評価項目3:紫外線照射後の質感(まとまり)
試験後の毛束を目視で評価を行なった。
4点:非常にまとまっている。
3点:まとまっている。
2点:ややまとまりに欠ける。
1点:まとまっていない。
(4)評価項目4:紫外線照射後の質感(なめらかさ)
試験後の毛束を手で触ったり、手ぐしを通すことで評価を行なった。
4点:非常になめらかである。
3点:なめらかである。
2点:ややなめらかである。
1点:なめらかさは無い。
(5)評価項目5:紫外線照射後の退色
目視で試験後の毛束の色を試験前の毛束の色と比較して、評価を行った。
4点:紫外線照射前の色と比べ、ほとんど退色していない。
3点:紫外線照射前の色と比べ、やや退色している。
2点:紫外線照射前の色と比べ、退色している。
1点:紫外線照射前の色と比べ、とても退色している。
(6)評価項目6:毛髪化粧料を塗布後、複数回洗髪した後の質感(ハリ・コシ)
試験後の毛束を手で触ったり、手ぐしを通し、毛髪化粧料を使用しなかった毛束と比較することで評価を行なった。
4点:処理しないものと比べ、格段に毛髪にハリ・コシがある。
3点:処理しないものと比べ、やや毛髪にハリ・コシがある。
2点:処理しないものと比べ、毛髪のハリ・コシに関し特に差は感じられない。
1点:処理しないものと比べ、毛髪にハリ・コシがない。
(7)評価項目7:毛髪化粧料を塗布後、複数回洗髪した毛髪に紫外線を照射した後の質感(まとまり)
試験後の毛束を目視で評価を行なった。
4点:非常にまとまっている。
3点:まとまっている。
2点:ややまとまりに欠ける。
1点:まとまっていない。
(8)評価項目8:毛髪化粧料を塗布後、複数回洗髪した毛髪に紫外線を照射した後の質感(なめらかさ)
試験後の毛束を手で触ったり、手ぐしを通すことで評価を行なった。
4点:非常になめらかである。
3点:なめらかである。
2点:ややなめらかである。
1点:なめらかさは無い。
(9)評価項目9:毛髪化粧料を塗布後、複数回洗髪した毛髪に紫外線を照射した後の退色
目視で試験後の毛束の色を試験前の毛束の色と比較して、評価を行った。
4点:紫外線照射前の色と比べ、ほとんど退色していない。
3点:紫外線照射前の色と比べ、やや退色している。
2点:紫外線照射前の色と比べ、退色している。
1点:紫外線照射前の色と比べ、とても退色している。
Figure 2016169177
Figure 2016169177
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実施例1〜37によれば、本願発明の毛髪化粧料は、塗布した毛髪に良好な指通りを与えるとともに、毛髪にハリ・コシを与えることがわかる。そして、本願発明の毛髪化粧料を塗布した毛髪に紫外線を照射しても、毛髪がなめらかさの低下やまとまりの低下といったダメージを生じることが抑制されるとともに、染毛された毛髪の退色が抑制されることがわかる。また、このような紫外線の影響から毛髪を保護する効果は、毛髪を複数回洗髪した後も維持されることがわかる。さらには、毛髪に付与されたハリ・コシの効果は、毛髪を複数回洗髪した後も維持され、(E)成分を加えるとより持続効果が高いことがわかる。
比較例1によれば、(A)成分の配合量が本発明の範囲よりも少ないと、紫外線防止の効果が得られないことがわかる。
比較例2によれば、(A)成分の配合量が本発明の範囲よりも多いと、(A)成分が析出し、剤型にならないことがわかる。
そして、比較例3および比較例5によれば、(B)成分または(C)成分の配合量が本発明の範囲より少ないと、毛髪にハリ・コシを付与することができない上に、毛髪化粧料が紫外線の影響から毛髪を保護することができず、紫外線照射後の毛髪はなめらかさやまとまりが損なわれるとともに、染毛された毛髪の退色も生じている。そして複数回の洗髪により毛髪化粧料の紫外線防止効果がさらに損なわれている。したがって、(B)成分および(C)成分を本願発明の範囲の量で併用することにより、毛髪にハリ・コシが付与されるとともに、(A)成分の毛髪への吸着が高まると考えられる。
比較例4および6によれば、(B)成分または(C)成分の配合量が本発明の範囲より多いと、仕上がりの質感としての指通りや、なめらかさやまとまりが良好でないことがわかる。
比較例7によれば、(D)成分の配合量が本発明の範囲より少ないと、仕上がりの質感である指通りが悪い上に、複数回の洗髪に対する紫外線防止効果の持続性が劣ることがわかる。
比較例8によれば、(D)成分の配合量が本発明の範囲より多いと、毛髪にハリ・コシを付与する効果が得られないことがわかる。
比較例9によれば、(B)成分の代わりにカルボキシビニルポリマーを用いると、仕上がりの質感としての指通りが良好でない。また、紫外線照射後の毛髪はなめらかさやまとまりが損なわれるとともに、染毛された毛髪の退色も生じている。そして複数回の洗髪により毛髪化粧料の紫外線防止効果がさらに損なわれている。これはセルロース膜が形成されないことにより、(A)成分の毛髪への吸着が十分でないためであると考えられる。
比較例10によれば、(C)成分の代わりにアルコールを用いると、毛髪にハリ・コシを付与する効果が得られない。また、紫外線照射後の毛髪はなめらかさやまとまりが損なわれるとともに、染毛された毛髪の退色も生じ、複数回洗髪後の毛髪はこれらがさらに悪化している。これは、(B)成分とともにアルコールを用いても、セルロース膜は形成されず、(A)成分の毛髪への吸着を高めることができないためであると考えられる。

Claims (10)

  1. 水溶性紫外線吸収剤(A)0.1〜3重量%、水溶性セルロース(B)0.5〜6重量%、糖アルコール(C)0.05〜6重量%およびポリエーテル変性シリコーン(D)0.1〜10重量%を含むことを特徴とする毛髪化粧料。
  2. さらに、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(E)0.1〜2重量%を含むことを特徴とする請求項1に記載の毛髪化粧料。
  3. 前記水溶性紫外線吸収剤(A)が、パラメトキシ桂皮酸、パラアミノ安息香酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、およびこれらのアルカリ塩からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1または2に記載の毛髪化粧料。
  4. 前記水溶性セルロース(B)が、カルボキシメチルセルロースNa、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびヒドロキシエチルメチルセルロースからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
  5. 前記糖アルコール(C)が、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトール、ラクチトールおよびイソマルトからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
  6. 前記ポリエーテル変性シリコーン(D)が、PEG-7ジメチコン、PEG-8ジメチコン、PEG-9ジメチコン、PEG-10ジメチコン、PEG-12ジメチコン、PEG-17ジメチコン、PEG/PPG-20/20ジメチコン、PEG/PPG-20/23ジメチコンおよびPEG-11メチルエーテルジメチコンからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
  7. 前記ポリオキシエチレンアルキルエーテル(E)が、HLBが10以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
  8. 毛髪に塗布後、洗い流して使用することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
  9. ジェル状であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
  10. 水系の毛髪化粧料であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
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