JP2000191337A - フ―ド付きガラス微粒子合成用ト―チ - Google Patents

フ―ド付きガラス微粒子合成用ト―チ

Info

Publication number
JP2000191337A
JP2000191337A JP10370441A JP37044198A JP2000191337A JP 2000191337 A JP2000191337 A JP 2000191337A JP 10370441 A JP10370441 A JP 10370441A JP 37044198 A JP37044198 A JP 37044198A JP 2000191337 A JP2000191337 A JP 2000191337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torch
hood
gas injection
synthesizing
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10370441A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Kanao
昭博 金尾
Toshihiro Mikami
俊宏 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP10370441A priority Critical patent/JP2000191337A/ja
Priority to US09/598,893 priority patent/US6334339B1/en
Publication of JP2000191337A publication Critical patent/JP2000191337A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/014Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
    • C03B37/01413Reactant delivery systems
    • C03B37/0142Reactant deposition burners
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2207/00Glass deposition burners
    • C03B2207/04Multi-nested ports
    • C03B2207/06Concentric circular ports
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2207/00Glass deposition burners
    • C03B2207/04Multi-nested ports
    • C03B2207/12Nozzle or orifice plates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2207/00Glass deposition burners
    • C03B2207/04Multi-nested ports
    • C03B2207/14Tapered or flared nozzles or ports angled to central burner axis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2207/00Glass deposition burners
    • C03B2207/40Mechanical flame shields
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2207/00Glass deposition burners
    • C03B2207/60Relationship between burner and deposit, e.g. position
    • C03B2207/62Distance
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 堆積効率を向上させることができ、且つ歩留
まりを向上させることができるフード付きガラス微粒子
合成用トーチを得る。 【解決手段】 少なくとも、先端の中心に原料ガス噴射
流路を開口させ、この原料ガス噴射流路の外周に同心状
に可燃ガス噴射流路13を開口させ、この可燃ガス噴射
流路13内に原料ガス噴射流路の外周に沿って複数の小
口径助燃ガス噴射流路14を開口させているガラス微粒
子合成用トーチ本体6と、このトーチ本体6の先端外周
に突設したフード7とを備えた構造にする。各小口径助
燃ガス噴射流路14が指向しているトーチ本体6より先
方でトーチ本体6の中心線の延長上の1点Pからトーチ
本体6の先端までの焦点距離をLとし、フード7の先端
からトーチ本体6の先端までのフード長をDとした際
に、 0.5≦D/L≦2.0 の条件を満たす長さのフード7を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VAD法やOVD
法などで多孔質ガラス母材を製造する際に用いるフード
付きガラス微粒子合成用トーチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、VAD法で多孔質ガラス母材1
を製造する場合の従来の各トーチの構成を示したもので
ある。
【0003】この場合は、多孔質ガラス母材1のコア部
1aを形成するコア用のフード付きガラス微粒子合成用
トーチ2と、該多孔質ガラス母材1のクラッド部1bを
形成するクラッド用のフード付きガラス微粒子合成用ト
ーチ3とを用い、各トーチ2,3の火炎4,5中で火炎
加水分解反応により合成したガラス微粒子を、回転しつ
つ上昇する多孔質ガラス母材1の下端に堆積させてい
た。フード付きガラス微粒子合成用トーチ2は、ガラス
微粒子合成用トーチ本体2Aと、該トーチ本体2Aの先
端外周に突設されているフード7とを備えた構造になっ
ている。フード付きガラス微粒子合成用トーチ3も、ガ
ラス微粒子合成用トーチ本体6と、該トーチ本体6の先
端外周に突設されているフード7とを備えた構造になっ
ている。
【0004】図9は、OVD法で、透明ガラス化された
出発母材8(コア用として用いられることが多い。)の
外周に多孔質ガラス母材9を製造する場合の従来のトー
チの構成を示したものである。
【0005】この場合は、多孔質ガラス母材9を形成す
るため1本のトーチ、即ち前述したと同様の構成のフー
ド付きガラス微粒子合成用トーチ3を用い、該トーチ3
の火炎5中で火炎加水分解反応により合成したガラス微
粒子を、中心軸線の回りに回転しつつある出発母材8の
外周に堆積させていた。また、この場合には、出発母材
8をその中心軸線の方向に往復移動させるか、フード付
きガラス微粒子合成用トーチ3を出発母材8の長手方向
に往復移動させるかしている。
【0006】いずれの方法で形成された多孔質ガラス母
材1,9も、熱処理により脱水処理された後、透明ガラ
ス化処理され、透明な光ファイバ母材となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、VAD
法やOVD法で使用される従来のフード付きガラス微粒
子合成用トーチ3において、フード7のトーチ本体6の
先端からの突出長さDは、トーチ本体6の外径や原料ガ
スの流速により決定していたが、堆積効率が十分でない
とか、或いは、図8に示すようにフード7の内壁にガラ
ス微粒子10が堆積してしまうなどといった、コスト及
び歩留まり上の問題点があった。
【0008】本発明の目的は、堆積効率を向上させるこ
とができ、且つ歩留まりを向上させることができるフー
ド付きガラス微粒子合成用トーチを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも、
先端の中心に原料ガス噴射流路が開口され、該原料ガス
噴射流路の外周に同心状に可燃ガス噴射流路が開口さ
れ、該可燃ガス噴射流路内に原料ガス噴射流路の外周に
沿って複数の小口径助燃ガス噴射流路が開口されている
ガラス微粒子合成用トーチ本体と、該トーチ本体の先端
外周に突設されているフードとを備えたフード付きガラ
ス微粒子合成用トーチを改良するものである。
【0010】本発明に係るフード付きガラス微粒子合成
用トーチにおいては、各小口径助燃ガス噴射流路が指向
しているトーチ本体より先方で該トーチ本体の中心線の
延長上の1点Pからトーチ本体の先端までの焦点距離を
Lとし、フードの先端からトーチ本体の先端までのフー
ド長をDとした際に、 0.5≦D/L≦2.0 の条件を満たす長さのフードを用いることを特徴とす
る。
【0011】ガラス微粒子合成用トーチから噴出したガ
ラス原料は、火炎加水分解反応によりガラス微粒子とな
り、多孔質ガラス母材の先端や出発母材の外周に堆積さ
れる。この際に、トーチ本体の先端における反応距離が
長いほど、換言すると、火炎の長さが長いほど火炎加水
分解反応が促進され、反応効率の向上につながるため、
一般にはトーチ本体の口径や小口径助燃ガス噴射流路の
焦点距離L等の構造改良を行いながら開発を進めるが、
このとき火炎の指向性を高めるために使用するフードの
フード長Dが長過ぎると、反応の促進したガラス微粒子
がフードの内壁に堆積し、フードの詰まりや変形を引き
起こし、逆にフードのトーチ本体の先端からの突出長さ
Dが短過ぎると火炎の指向性を高める当初の目的が達成
できなくなる。
【0012】本発明者の実験によると、0.5≦D/L
≦2.0の条件を満たすフード長Dのフードを用いるこ
と、火炎の指向性を高めることができると共にフードの
内壁に対するガラス微粒子の堆積を防止することがで
き、多孔質ガラス母材の堆積効率を高めることができ、
歩留まりよく多孔質ガラス母材の製造を行うことができ
る。また、D/Lが2.0より大きいと、フード長Dが
長過ぎて、反応の促進したガラス微粒子がフードの内壁
に堆積し、フードの詰まりや変形を引き起こし、好まし
くない。さらに、D/Lが0.5より小さいと、フード
長Dが短過ぎて、火炎の指向性が向上しないため、フー
ドを付ける当初の目的が達成できなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るフード付き
ガラス微粒子合成用トーチで用いるガラス微粒子合成用
トーチ本体の第1例の正面図を示したものである。
【0014】このガラス微粒子合成用トーチ本体6は、
先端の中心に原料ガス噴射流路11が開口され、該原料
ガス噴射流路11の外周には同心状にシールガス噴射流
路12が開口され、該シールガス噴射流路12の外周に
は同心状に可燃ガス噴射流路13が開口され、この可燃
ガス噴射流路13内には原料ガス噴射流路11の外周に
沿って(この場合では、シールガス噴射流路12が存在
するので、該シールガス噴射流路12の外周に沿って)
複数の小口径助燃ガス噴射流路14が開口され、可燃ガ
ス噴射流路13の外周にはシールガス噴射流路15が開
口され、該シールガス噴射流路15の外周には助燃ガス
噴射流路16が開口された構造になっている。
【0015】図2は、VAD法で多孔質ガラス母材1を
製造する本発明に係るフード付きガラス微粒子合成用ト
ーチ3における実施の形態の第1例を示したものであ
る。
【0016】本例のフード付きガラス微粒子合成用トー
チ3は、図1に示す構造のガラス微粒子合成用トーチ本
体6と、該トーチ本体6の先端外周に突設されているフ
ード7とを備えた構造になっている。
【0017】なお、本発明の各例においても、Lは各小
口径助燃ガス噴射流路14が指向しているトーチ本体6
より先方で該トーチ本体6の中心線の延長上の1点Pか
らトーチ本体6の先端までの焦点距離を意味し、Dはフ
ード7の先端からトーチ本体6の先端までのフード長を
意味する。
【0018】また、本発明及び従来例の各例において、
トーチ本体6の先端面と多孔質ガラス母材1の表面との
間の距離dは、本発明とそれに対応する従来例との関係
では、同じ条件としている。具体的には、該距離dは、
焦点距離Lの1〜2.5倍の範囲としており、この範囲
ではフード7の有無に拘らず、原料収率が比較的高いた
めである。さらに、該距離dとフード長Dとの差(d−
D)は通常30mm以上となるようにしており、このよう
にすると、該距離dが近付き過ぎることによるフード7
の内面へのガラス微粒子の堆積を防ぐことができる。
【0019】この例のフード付きガラス微粒子合成用ト
ーチ3においては、焦点距離L=80mmのトーチ本体6
に対し、フード長D=130mmのフード7を用いたとこ
ろ、即ちD/L=1.63のフード7を用いたところ、
該フード7の内壁にガラス微粒子が堆積することなく、
成長速度70mm/hで外径150mm以上の多孔質ガラス
母材1を製造し、原料収率は70%程度であった。ま
た、変形や割れが生ずることなく多孔質ガラス母材1を
製造することができた。
【0020】図3は、出発母材8の外周にOVD法で多
孔質ガラス母材9を製造する本発明に係るフード付きガ
ラス微粒子合成用トーチ3における実施の形態の第2例
を示したものである。
【0021】本例のフード付きガラス微粒子合成用トー
チ3も、図1に示す構造のガラス微粒子合成用トーチ本
体6と、該トーチ本体6の先端外周に突設されているフ
ード7とを備えた構造になっている。
【0022】この例のフード付きガラス微粒子合成用ト
ーチ3においては、焦点距離L=180mmのトーチ本体
6に対し、フード長D=160mmのフード7を用いたと
ころ、即ちD/L=0.89のフード7を用いたとこ
ろ、堆積速度15g/分で外径250mmの多孔質ガラス
母材1を、変形や割れが生ずることなく製造することが
できた。
【0023】図4は、VAD法で多孔質ガラス母材1を
製造する本発明に係るフード付きガラス微粒子合成用ト
ーチ3における実施の形態の第3例を示したものであ
る。
【0024】本例のフード付きガラス微粒子合成用トー
チ3も、図1に示す構造のガラス微粒子合成用トーチ本
体6と、該トーチ本体6の先端外周に突設されているフ
ード7とを備えた構造になっている。
【0025】この例のフード付きガラス微粒子合成用ト
ーチ3においては、焦点距離L=160mmのトーチ本体
6に対し、フード長D=120mmのフード7を用いたと
ころ、即ちD/L=0.75のフード7を用いたとこ
ろ、成長速度75mm/hで外径150mm以上の多孔質ガ
ラス母材1を製造し、原料収率は65%程度であった。
また、変形や割れが生ずることなく多孔質ガラス母材1
を製造することができた。
【0026】図5は、出発母材8の外周にOVD法で多
孔質ガラス母材9を製造する本発明に係るフード付きガ
ラス微粒子合成用トーチ3における実施の形態の第4例
を示したものである。
【0027】本例のフード付きガラス微粒子合成用トー
チ3も、図1に示す構造のガラス微粒子合成用トーチ本
体6と、該トーチ本体6の先端外周に突設されているフ
ード7とを備えた構造になっている。
【0028】この例のフード付きガラス微粒子合成用ト
ーチ3においては、焦点距離L=160mmのトーチ本体
6に対し、フード長D=200mmのフード7を用いたと
ころ、即ちD/L=1.25のフード7を用いたとこ
ろ、堆積速度16g/分で外径250mmの多孔質ガラス
母材1を、変形や割れが生ずることなく製造することが
できた。
【0029】次に、前述した図8,図9に示す従来例の
フード付きガラス微粒子合成用トーチ3を用いて多孔質
ガラス母材9を製造した結果について説明する。
【0030】図8に示す従来のフード付きガラス微粒子
合成用トーチ3においては、焦点距離L=120mmのト
ーチ本体6に対し、フード長D=250mmのフード7を
用いて、即ちD/L=2.08のフード7を用いてVA
D法で多孔質ガラス母材1を製造を行ったところ、フー
ド7の中で反応が十分進行するためフード7の内壁にガ
ラス微粒子が付着し、多孔質ガラス母材9の製造が行え
なかった。
【0031】図9に示す従来のフード付きガラス微粒子
合成用トーチ3においては、焦点距離L=180mmのト
ーチ本体6に対し、フード長D=80mmのフード7を用
いて、即ちD/L=0.44のフード7を用いてOVD
法で多孔質ガラス母材1を製造を行ったところ、火炎の
指向性が低いために原料収率が50%以下と不十分であ
り、また多孔質ガラス母材9が所望の形状にならない不
良や、熱歪みによる多孔質ガラス母材9の割れ等による
不良発生率が50%程度と高かった。
【0032】上記した実験結果の総合結果を図6に示
す。この図では、図2に示す第1例のD/L=1.63
のフード付きガラス微粒子合成用トーチ3をトーチ31
として表示し、図3に示す第2例のD/L=0.89の
フード付きガラス微粒子合成用トーチ3をトーチ32 と
して表示し、図4に示す第3例のD/L=0.75のフ
ード付きガラス微粒子合成用トーチ3をトーチ33 とし
て表示し、図5に示す第4例のD/L=1.25のフー
ド付きガラス微粒子合成用トーチ3をトーチ34として
表示し、図8に示す従来のD/L=2.08のフード付
きガラス微粒子合成用トーチ3をトーチ35 として表示
し、図9に示す従来のD/L=0.44のフード付きガ
ラス微粒子合成用トーチ3をトーチ36 として表示して
いる。この図から明らかなように、D/Lが0.5≦D
/L≦2.0の範囲であれば良好に多孔質ガラス母材
1,9の製造が行えたが、D/Lが0.5より小さくな
ると火炎の指向性が低下して多孔質ガラス母材1,9の
製造が良好に行えず、またD/Lが2.0より大きくな
るとフード7内にガラス微粒子が堆積して多孔質ガラス
母材1,9の製造が良好に行えなくなり、好ましくない
ことが判明した。
【0033】図7(A)(B)は本発明のフード付きガ
ラス微粒子合成用トーチ3で用いるガラス微粒子合成用
トーチ本体6の他の2種の例を示したものである。
【0034】図7(A)に示すトーチ本体6は、可燃ガ
ス噴射流路13内に配置されている複数の小口径助燃ガ
ス噴射流路14が、中央の原料ガス噴射流路11の中心
から異なる半径の同心円上に2段に設けられている点
で、図1に示すトーチ本体6と相違している。
【0035】図7(B)に示すトーチ本体6は、シール
ガス噴射流路12が省略された構成になっている点で、
図7(A)に示すトーチ本体6と相違している。
【0036】このような図7(A)(B)に示すトーチ
本体6を用いたフード付きガラス微粒子合成用トーチ3
でも、D/Lを0.5≦D/L≦2.0の範囲に定める
ことにより、図1に示すトーチ本体6を用いたフード付
きガラス微粒子合成用トーチ3で、D/Lを0.5≦D
/L≦2.0の範囲に定めた場合と同様の効果を得るこ
とができる。
【0037】上記各例では、フード付きガラス微粒子合
成用トーチ3に本発明を適用した例について説明した
が、フード付きガラス微粒子合成用トーチ2にも本発明
は同様に適用できるものである。
【0038】
【発明の効果】本発明に係るフード付きガラス微粒子合
成用トーチにおいては、各小口径助燃ガス噴射流路が指
向しているトーチ本体より先方で該トーチ本体の中心線
の延長上の1点Pからトーチ本体の先端までの焦点距離
をLとし、フードの先端からトーチ本体の先端までのフ
ード長をDとした際に、0.5≦D/L≦2.0の条件
を満たす長さのフードを用いるので、火炎の指向性を高
めることができると共にフードの内壁に対するガラス微
粒子の堆積を防止することができ、多孔質ガラス母材の
堆積効率を高めることができ、歩留まりよく多孔質ガラ
ス母材の製造を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフード付きガラス微粒子合成用ト
ーチで用いるガラス微粒子合成用トーチ本体の第1例の
正面図である。
【図2】VAD法で多孔質ガラス母材を製造する本発明
に係るフード付きガラス微粒子合成用トーチにおける実
施の形態の第1例を示す斜視図である。
【図3】OVD法で多孔質ガラス母材を製造する本発明
に係るフード付きガラス微粒子合成用トーチにおける実
施の形態の第2例を示す斜視図である。
【図4】VAD法で多孔質ガラス母材を製造する本発明
に係るフード付きガラス微粒子合成用トーチにおける実
施の形態の第3例を示す斜視図である。
【図5】OVD法で多孔質ガラス母材を製造する本発明
に係るフード付きガラス微粒子合成用トーチにおける実
施の形態の第4例を示す斜視図である。
【図6】D/Lが異なる本例の各フード付きガラス微粒
子合成用トーチと従来の各フード付きガラス微粒子合成
用トーチとを用いて多孔質ガラス母材を製造する実験を
行った際の実験の総合結果を示す説明図である。
【図7】(A)(B)は本発明に係るフード付きガラス
微粒子合成用トーチで用いるガラス微粒子合成用トーチ
本体の他の2種の例を示した正面図である。
【図8】VAD法で多孔質ガラス母材を製造する場合の
従来の各トーチの構成を示した斜視図である。
【図9】OVD法で多孔質ガラス母材を製造する場合の
従来の各トーチの構成を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 多孔質ガラス母材 1a コア部 1b クラッド部 2 フード付きガラス微粒子合成用トーチ 3 フード付きガラス微粒子合成用トーチ 4,5 火炎 6 ガラス微粒子合成用トーチ本体 7 フード 8 出発母材 9 多孔質ガラス母材 10 ガラス微粒子 11 原料ガス噴射流路 12 シールガス噴射流路 13 可燃ガス噴射流路 14 小口径助燃ガス噴射流路 15 シールガス噴射流路 16 助燃ガス噴射流路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、先端の中心に原料ガス噴射
    流路が開口され、該原料ガス噴射流路の外周に同心状に
    可燃ガス噴射流路が開口され、該可燃ガス噴射流路内に
    前記原料ガス噴射流路の外周に沿って複数の小口径助燃
    ガス噴射流路が開口されているガラス微粒子合成用トー
    チ本体と、該トーチ本体の先端外周に突設されているフ
    ードとを備えたフード付きガラス微粒子合成用トーチに
    おいて、 前記各小口径助燃ガス噴射流路が指向している前記トー
    チ本体より先方で該トーチ本体の中心線の延長上の1点
    Pから前記トーチ本体の先端までの焦点距離をLとし、
    前記フードの先端から前記トーチ本体の先端までのフー
    ド長をDとした際に、 0.5≦D/L≦2.0 の条件を満たす長さの前記フードを用いることを特徴と
    するフード付きガラス微粒子合成用トーチ。
JP10370441A 1998-12-25 1998-12-25 フ―ド付きガラス微粒子合成用ト―チ Pending JP2000191337A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10370441A JP2000191337A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 フ―ド付きガラス微粒子合成用ト―チ
US09/598,893 US6334339B1 (en) 1998-12-25 2000-06-22 Hooded torch for synthesizing glass particulates

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10370441A JP2000191337A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 フ―ド付きガラス微粒子合成用ト―チ
US09/598,893 US6334339B1 (en) 1998-12-25 2000-06-22 Hooded torch for synthesizing glass particulates

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000191337A true JP2000191337A (ja) 2000-07-11

Family

ID=26582225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10370441A Pending JP2000191337A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 フ―ド付きガラス微粒子合成用ト―チ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6334339B1 (ja)
JP (1) JP2000191337A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6334339B1 (en) * 1998-12-25 2002-01-01 The Furukawa Electric Co., Ltd. Hooded torch for synthesizing glass particulates
JP2006213555A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Fujikura Ltd ガラス母材製造用バーナ
JP2012066998A (ja) * 2010-08-26 2012-04-05 Furukawa Electric Co Ltd:The ガラス微粒子合成用バーナ及びガラス微粒子堆積体の製造方法
JP2019167251A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 信越化学工業株式会社 光ファイバ母材の製造装置
JP2021038115A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 信越化学工業株式会社 ガラス微粒子堆積体の製造方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040079119A1 (en) * 2002-10-23 2004-04-29 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho. Apparatus for producing optical fiber preform
KR101035467B1 (ko) * 2008-02-27 2011-05-18 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 광섬유용 모재의 퇴적용 버너
JP5264543B2 (ja) * 2008-02-27 2013-08-14 信越化学工業株式会社 光ファイバ用母材の製造方法
JP4750867B2 (ja) * 2009-02-24 2011-08-17 信越化学工業株式会社 多孔質ガラス母材製造用バーナ及び多孔質ガラス母材の製造方法
EP2538965B1 (en) 2010-02-25 2017-04-12 Schepens Eye Research Institute Therapeutic compositions for the treatment of dry eye disease
JP5737070B2 (ja) * 2010-09-02 2015-06-17 信越化学工業株式会社 チタニアドープ石英ガラス及びその製造方法
AU2014218318B2 (en) 2013-02-18 2018-02-15 Vegenics Pty Limited Ligand binding molecules and uses thereof
US9540272B2 (en) * 2014-05-22 2017-01-10 Corning Incorporated Burner shield to reduce soot buildup

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4389235A (en) * 1982-02-05 1983-06-21 Lothar Jung Burner for manufacture of fused quartz or fused silica ingots
CA1218270A (en) * 1982-07-26 1987-02-24 Herman M. Presby Method of fabricating optical fiber preforms
JPS6126532A (ja) * 1984-07-13 1986-02-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 光フアイバ−用母材の製造方法
JPS62162637A (ja) * 1986-01-08 1987-07-18 Hitachi Cable Ltd 光フアイバ母材の製造方法
JPS62187135A (ja) * 1986-02-12 1987-08-15 Furukawa Electric Co Ltd:The ガラス微粒子合成用ト−チ
GB9312634D0 (en) * 1993-06-18 1993-08-04 Tsl Group Plc Improvements in vitreous silica manufacture
US5599371A (en) * 1994-12-30 1997-02-04 Corning Incorporated Method of using precision burners for oxidizing halide-free, silicon-containing compounds
US5979185A (en) * 1997-07-16 1999-11-09 Corning Incorporated Method and apparatus for forming silica by combustion of liquid reactants using a heater
JP2000191337A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Furukawa Electric Co Ltd:The フ―ド付きガラス微粒子合成用ト―チ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6334339B1 (en) * 1998-12-25 2002-01-01 The Furukawa Electric Co., Ltd. Hooded torch for synthesizing glass particulates
JP2006213555A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Fujikura Ltd ガラス母材製造用バーナ
JP2012066998A (ja) * 2010-08-26 2012-04-05 Furukawa Electric Co Ltd:The ガラス微粒子合成用バーナ及びガラス微粒子堆積体の製造方法
JP2019167251A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 信越化学工業株式会社 光ファイバ母材の製造装置
JP2021038115A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 信越化学工業株式会社 ガラス微粒子堆積体の製造方法
JP7083791B2 (ja) 2019-09-03 2022-06-13 信越化学工業株式会社 ガラス微粒子堆積体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6334339B1 (en) 2002-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000191337A (ja) フ―ド付きガラス微粒子合成用ト―チ
JP5229957B2 (ja) 光ファイバ用ガラス母材製造用バーナ
US4915717A (en) Method of fabricating optical fiber preforms
JPH06247722A (ja) 多孔質ガラス母材の製造方法
JP3744350B2 (ja) 多孔質ガラス母材合成用バーナ及び多孔質ガラス母材の製造方法
JP4750867B2 (ja) 多孔質ガラス母材製造用バーナ及び多孔質ガラス母材の製造方法
JP2006306652A (ja) 多孔質ガラス母材の製造方法及びこれに用いる堆積用バーナ
JPH09100133A (ja) 光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造方法
KR101035432B1 (ko) 광섬유 모재의 제조 방법
JP2612941B2 (ja) 光ファイバ多孔質母材の製造方法
JPH10167748A (ja) ガラス母材合成用バーナ及びガラス母材の製造方法
JP4220809B2 (ja) ガラス微粒子合成用バーナ及び光ファイバ用多孔質母材の製造方法
JP4742429B2 (ja) ガラス微粒子堆積体の製造方法
JPH06122528A (ja) 光ファイバー用多孔質母材の製造方法
JP2945148B2 (ja) 光ファイバ用母材の製造方法
JP2005247636A (ja) 光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造方法及びガラス母材
JPH0193435A (ja) 光フアイバ用母材の製造方法及び装置
JPH09188522A (ja) ガラス微粒子合成用トーチ
JP3003173B2 (ja) ガラス微粒子堆積体の製造方法
JPH09227148A (ja) 光ファイバ母材の製造方法および光ファイバ母材製造用バーナ
JPS60260433A (ja) 光フアイバ用母材の製造方法
JPH05147965A (ja) ガラス母材の製造方法
JPS62207734A (ja) ガラス微粒子の堆積方法
JPS63182232A (ja) 光フアイバ母材製造装置
JPH09132422A (ja) 光ファイバ用母材の製造装置