JP2000190932A - カ―トン開封装置及びその開封方法 - Google Patents

カ―トン開封装置及びその開封方法

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JP2000190932A
JP2000190932A JP10372494A JP37249498A JP2000190932A JP 2000190932 A JP2000190932 A JP 2000190932A JP 10372494 A JP10372494 A JP 10372494A JP 37249498 A JP37249498 A JP 37249498A JP 2000190932 A JP2000190932 A JP 2000190932A
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carton
carton case
cutting
work table
case
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Iichiro Kimura
猪一郎 木村
Jiro Ueishi
二郎 上石
Mitsuo Tsunoda
三夫 角田
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KOORIYAMA NARASAKI SEISAKUSHO
KOORIYAMA NARASAKI SEISAKUSHO KK
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KOORIYAMA NARASAKI SEISAKUSHO
KOORIYAMA NARASAKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】天面開封方式の自動開封装置は、天面切断時に
細い切断片が生じており、開封後にカートンケースから
内袋を取り出すには、切り残した天面額縁部分が内袋に
引っ掛かって破れを生じていた。 【解決手段】コンベア機構(60)、リフト機構(6
1)、及びターンテーブル機構(62)の3機構を備え
たワークテーブル(6)と、該ワークテーブル(6)の
上方に配置し、ワークテーブル(6)へ載置したカート
ンケース(5)の対向側面(51)にそれぞれ当接して
挟持する一対の当接体(31)を有し、該当接体(3
1)が対向方向に離隔接近移動することにより、カート
ンケース(5)をワークテーブル(6)の略中央付近に
位置決めかつ保持するセンタリング機構と、該センタリ
ング機構で保持したカートンケース(5)の天面近傍の
対向する両側面を互いに反対方向へ切断刃を移動させて
切断する側面切断機構とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、矩形箱体のカートン
ケースの開封装置、及びその開封方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内袋Pに充填した紛状物・粒状物を収納
運搬するためのダンボールや硬質板紙などからなる矩形
箱状の容器(通称「カートンケース」)を大量に開封処
理するには、従来、図7に示すような方式の自動開封装
置が用いられていた。この装置9は、天面開封方式と言
われるもので、(A)水平回転機構を備えた搬送テーブ
ル90に載置したカートンケース5の天面50上を、所
定の間隔で配置した2個の切断手段91(主に、回転丸
刃)を移動させて、対向する天面50の縁部近傍を一直
線上92に切断し、(B)次いでターンテーブル93を
水平回転させてカートンケース5の向きを90度変向し
て、(C)搬送テーブル94へ移動させた後、前記と同
様に切断手段95を移動させて、もう一方の対向縁部近
傍を一直線上96に切断して、天面板97を切り離して
開封するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のように天
面50から切断する天面開封方式の自動開封装置には、
次のような不都合な点があった。すなわち、 イ)天面50の裏面側の内袋Pの上部に敷かれた上敷板
98を天面切断と同時に切断してしまうことがあり、こ
れにより細い切断片が生じていた。 ロ)また、開封後、切り離した天面板97を吸着パッド
(図示省略。)で取り除き、次いで上敷板98を同様に
吸着パッドで取り除く際に、天面50に切り残した天面
額縁99と干渉して取り出し時の障害となっていた。 ハ)さらに、この天面額縁99が、カートンケース5か
ら内袋Pを取り出す際にも、邪魔になり、特に4箇所の
コーナ部99cは腰が強いため、この部分99cが内袋
Pに引っ掛かって破れが生じていた。
【0004】
【目的】そこで、本願発明は、上記の課題に鑑みてなさ
れたもので、カートンケースの天面近傍の側面板をより
効果的に切断することにより、切断時に生じる細かい切
り屑の発生を防止すると共に、内袋の取り出しを容易完
全にすることを目的としたカートン開封装置及びその開
封方法を提供するものである。
【0005】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
本願発明にかかるカートン開封装置は、コンベア機構
(60)、リフト機構(61)、及びターンテーブル機
構(62)の3機構を備えたワークテーブル(6)と、
該ワークテーブル(6)の上方に配置し、ワークテーブ
ル(6)へ載置したカートンケース(5)をワークテー
ブル(6)の略中央付近に位置決めかつ保持するセンタ
リング機構と、該センタリング機構で保持したカートン
ケース(5)の天面近傍の対向する両側面を互いに反対
方向へ切断刃を移動させて切断する切断機構と、から構
成している。
【0006】上記のセンタリング機構(3)において
は、ワークテーブル(6)上のカートンケース(5)の
対向側面(51)にそれぞれ当接して挟持する一対の当
接体(31)を有し、該当接体(31)が対向方向に離
隔接近移動することにより、カートンケース(5)をワ
ークテーブル(6)の略中央付近に位置決めかつ保持す
るようにしたことを特徴とする。
【0007】また、好ましくは切断機構の切断刃を回転
丸刃(41)とし、該回転丸刃(41)の周速度Vcに
対して、回転丸刃(41)の移動速度Vtを1.0Vc
〜0.5Vcの範囲内に設定したことを特徴とする。さ
らに、回転丸刃(41)の回転方向を、移動方向に向か
って転動して行く方向に設定したことを特徴とする。
【0008】次に、カートンケースの開封方法は以下の
工程順に行うことを特徴とする。 a)矩形箱状のカートンケース(5)をワークテーブル
(6)に搬送する第1工程、 b)ワークテーブル(6)を適宜昇降させて天面(5
0)の水平位置を設定する第2工程、 c)ワークテーブル(6)上のカートンケース(5)を
ワークテーブル(6)の略中央で位置決めかつ保持する
第3工程、 d)カートンケース(5)の天面近傍の対向する両側面
(51)を、互いに反対方向へ移動させながら同時に切
断する第4工程、 e)切断した後、カートンケース(5)の保持を解除
し、ワークテーブル(6)を水平回転させてカートンケ
ース(5)の向きを90度変向する第5工程、 f)再び、ワークテーブル(6)上のカートンケース
(5)をワークテーブル(6)の略中央で位置決めかつ
保持する第6工程、 g)カートンケース(5)の天面近傍の対向する両側面
(51)を、互いに反対方向へ移動させながら同時に切
断する第7工程、 h)切り離した天面板(53)を取り出した後、又は取
り出すことなくカートンケース(5)を次工程へ移動さ
せる第8工程。
【0009】
【作用】上記構成により、ワークテーブル(6)の中央
付近に載置したカートンケース(5)は、ワークテーブ
ル(6)のリフト機能(61)により切断機構(4)の
回転丸刃(41)の位置が天面(50)より僅かに下が
った位置となるように調節設定される。
【0010】ここで、センタリング機構(3)を起動さ
せて当接体(31)を、カートンケース(5)の側面
(51)に当接させ、対向する当接体(31)が感知す
る接圧力が等しくなるまで、カートンケース(5)を押
し移動させて、ワークテーブル(6)の中央部に位置さ
せると共に、所定の接圧力で押圧して挟持し、カートン
ケース(5)を保持する。
【0011】次いで、切断機構(4)の回転丸刃(4
1)が回転して、互いに反対方向に向かって同時に移動
して、カートンケース(5)の対向側面(51)は互い
に反対方向から切断が開始され、対向側面(51)は一
直線上に切断されることとなる。
【0012】このときの回転丸刃(41)の回転周速度
Vcと回転丸刃(41)の移動速度Vtとの関係が、V
t=1.0Vc〜0.5Vcであるときは、切断面と回
転丸刃が過剰に擦れることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本願発明の具体的実施形態
の例について図面に基づき詳細に説明する。図1は本実
施形態の全体構成を示す概略斜視図であり、図2はその
概略側面図であり、図3はその概略正面図である。
【0014】図示符号1はカートン開封装置であり、主
に、基体枠2、この基体枠2に支持されたセンタリング
機構3と切断機構4、及びカートンケース5の処理台と
なるワークテーブル6とから構成している。
【0015】基体枠2は、ワークテーブル6を囲む4隅
にそれぞれ立設配置した4本の支柱20、20、20、
20と、この支柱20で上方に持ち上げ横臥状に架け渡
し配置した上部枠体21と、から門型に構築している。
【0016】該上部枠体21には、下側に懸垂状にセン
タリング機構3と切断機構4とを配設している。センタ
リング機構3は、上部枠体21から懸垂状にかつ対向さ
せて取り付けた支持枠30、30と、該支持枠30の対
向面に取り付けられ、カートンケース5の搬送方向へ沿
った平面を持った長方形板状で、かつある程度の弾力性
を有する当接体31、31、とから構成している。この
対向する支持枠30は、カートンケース5の搬送方向と
略直角方向へ水平スライド移動して、対向間隔を拡狭可
能に構成している。当接体31には、カートンケース5
に当接した場合の接圧力を感知するセンサ機能(図示省
略。)を付加している。
【0017】センタリング機構3の各支持枠30、30
には、それぞれに切断機構4、4を保持している。該切
断機構4は、駆動モータ40に回転面を略水平にして取
り付けた切断刃としての回転丸刃41と、この回転丸刃
41を駆動モータ40と共に当接体31の面方向(カー
トンケースの搬送方向)に沿って移動する移動機構(図
示省略)と、から構成している。この移動機構は、スラ
イドガイド上の自走移動などの従来存する摺動移動機構
を適宜選択して用いればよい。
【0018】駆動モータ40は、当接体31よりも外側
(反対向面側)に配置され、回転丸刃41は、その周縁
の刃端が当接体31の対向面から内側(対向)方向へ所
定の距離(カートンケースを切断できる程度)だけ露出
させている。
【0019】そして、この対向させた切断機構4の回転
丸刃41の初期設定位置は、当接体31の互いに反対方
向の端部に寄った位置、すなわち一方が当接体31の右
端にあるとき他方は左端に位置するように設定してい
る。
【0020】ワークテーブル6は、基体枠2に覆い囲ま
れるようにして、ほぼ中央部に配置している。該ワーク
テーブル6には、上面にローラコンベア60rを配した
コンベア機構60と、パンタグラフリンク61pにより
適宜上下に昇降移動するリフト機構61、及び中央を通
る回転軸62cをもって水平回転するターンテーブル機
構62を備えている。なお、各機構の構成自体は、公知
のものであり、上記天面開封方式の従来装置とも同様で
あるため詳細な説明は省略する。
【0021】該ワークテーブル6のカートンケース5の
搬送方向の前後には、それぞれトランバーサー7、7を
配設している。該トランバーサー7は、カートンケース
5をワークテーブル6へ搬送移動させ、及び排出移動さ
せるものであり、上面には搬送手段としてローラコンベ
ア70を配設している。
【0022】また、図示符号8は、負圧式の吸着パッド
であり、従来例と同様の機構で、カートンケース5の4
面を切断して切り離した天面板53、及び内袋Pの上面
に載置された上敷板98を取り出すものである。
【0023】
【本実施形態の作用】次に、本実施形態のカートン開封
装置1の作用について、図面を用いて説明する。
【0024】先ず、図2に示すように、図面右側のトラ
ンバーサー7により搬送されてきたカートンケース5
は、ワークテーブル6に載置され、コンベア機構60の
起動と停止で搬送方向の略中央付近で停止する。この中
央位置は光電センサ等で検知される。
【0025】ワークテーブル6の中央付近で停止したカ
ートンケース5は、センサで予め高さが検知されて、ワ
ークテーブル6のリフト機能61により切断機構4の回
転丸刃41の位置が天面50より僅かに下がった位置と
なるように調節設定される。
【0026】次に、図3に示すように、センタリング機
構3の支持枠30が互いに近づく方向に移動し、対向し
た当接体31、31が、カートンケース5の側面51に
当接する。このとき、対向する当接体31のワークテー
ブル6に対する中央位置は予め設定されているため、カ
ートンケース5がワークテーブル6の中央にあるとき
は、対向する当接体31にはそれぞれ同じ圧力の接圧力
が検知される。しかし、カートンケース5が中央からず
れているときは、一方の当接体31に偏った接圧力が検
知されることになる。かかる場合は、接圧力が大きい方
の当接体31が移動してカートンケース5を押し移動さ
せ、両方の接圧力が同じになるまで移動させることによ
り、カートンケース5をワークテーブル6の中央部に位
置させる。そして、この状態で対向する当接体31を所
定の接圧力で押圧して挟持し、カートンケース5を保持
する。
【0027】高さが調整され、ワークテーブル6の中央
部で保持されたカートンケース5は、図4に示されるよ
うに、切断機構4の回転丸刃41が回転して、対向側面
51の互いに反対側の角部52sから切断が開始され、
互いに反対方向の角部52gに向かって同時に移動し
て、天面付近の対向側面51が同時に一直線上に切断さ
れる。
【0028】このときの回転丸刃41の回転周速度Vc
に対して、回転丸刃41の移動速度Vtを1.0Vc〜
0.5Vcの範囲内に設定する。Vc=Vtとすること
が理想的であるが、安全性を考慮して、Vt=0.8V
c〜0.5Vcに設定することが実用的で好ましい。さ
らに、回転丸刃41の回転方向は、移動方向に対して転
動する方向に設定されている。すなわち、図4、図6に
示すように図面上、上側の刃は左移動に対しては左回
転、下側の刃は右移動に対して左回転、をするように設
定している。これにより、刃の過剰な回転により切り口
との接触による切り屑の発生を防止するとともに、引き
切りにすることによって切り屑の発生を極力防止するよ
うにしている。
【0029】対向側面の切断が終了すると、図5に示し
たように、センタリング機構3及び切断機構4を一旦、
カートンケース5から離すと共に、ターンテーブル機構
62を起動させて、カートンケース5の方向を90度だ
け変向させて(矢印t)、切断されてない対向側面を回
転丸刃41と対向させるようにする。
【0030】ここで再び、図6に示すように、上記と同
様な過程でセンタリング機構3を作動させてワークテー
ブル6の中央に保持し、次いで上記と同様に、切断機構
4を起動させて、対向側面を互いに反対方向に進行させ
て切断する。
【0031】これでカートンケース5の天面付近の4側
面が完全に切断されて、天面板53が切り離されること
になる。この後、吸着パッド8を起動させて、この天面
板53を取り出す。そして、内袋の上部に置かれた上敷
板(図示省略。)などを取り出して、一連のカートン開
封工程の終了となる。
【0032】
【発明の効果】本願発明は上記のように構成しているた
め、次のような効果を奏する。すなわち、カートンケー
スの天面ではなく、側面において許容される天面に近い
位置を切断するようにしているため、天面の下側に置か
れている上敷板を同時に切断することがなくなるため、
より切り屑の発生と混入を防止することができる。
【0033】また、切断刃を対向移動させるため転倒負
荷力が相殺されて、刃の面圧抵抗を逓減させることがで
きる。さらに、側面周囲を切断して分離させるものであ
るため、従来の天面開封方式のように天面額縁が残ら
ず、上敷板や内袋の取り出しの障害となることはない。
【0034】請求項2の構成にあっては、センタリング
機構によりワークテーブルの中央部への位置決めと保持
ができ、安定した確実な切断を行うことができる。ま
た、請求項3の構成にあっては、回転丸刃の周速度と移
動速度とを可能な限り同期させるようにしているため、
刃面と切断端面との過剰な擦れを無くして切り屑の発生
を防止することができる。
【0035】さらに、請求項4の構成にあっては、刃面
が切断面に対して、押し切りでなく引き切りとなるた
め、切り屑の発生を極力少なくすることができる。上記
のように、本願発明の特徴的な効果は、自動開封装置の
問題点であった切断時の切り屑の発生を、著しく減少さ
せた点にあり、そしてカートンケースの収納物を原料と
する製品への切り屑の混入を改善した点では、その産業
的効果は大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の全体構成を示す概略斜視図であ
る。
【図2】 本実施形態の全体構成を示す概略側面図であ
る。
【図3】 本実施形態の全体構成を示す概略正面図であ
る。
【図4】 本実施形態の動作過程の一工程を示す平面図
である。
【図5】 本実施形態の動作過程の一工程を示す平面図
である。
【図6】 本実施形態の動作過程の一工程を示す平面図
である。
【図7】 従来の天面開封方式の装置を説明する概略図
である。
【符号の説明】
1 カートン開封装置 2 基体枠 20 支柱 21 上部枠体 3 センタリング機構 30 支持枠 31 当接体 4 切断機構 40 駆動モータ 41 回転丸刃 5 カートンケース 50 天面 51 側面 52s 角部(始点) 52g 角部(終点) 53 天面板 6 ワークテーブル 60 コンベア機構 60r ローラコンベア 61 リフト機構 61p パンタグラフリンク 62 ターンテーブル機構 62c 回転軸 7 トランバーサー 70r ローラコンベア 8 吸着パッド Vc 回転丸刃の周速度 Vt 回転丸刃の移動速度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E058 AA02 BA03 CA03 DA01 EA01 FA05 GA02 GA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベア機構(60)、リフト機構(6
    1)、及びターンテーブル機構(62)の3機構を備え
    たワークテーブル(6)と、 該ワークテーブル(6)の上方に配置し、ワークテーブ
    ル(6)へ載置したカートンケース(5)をワークテー
    ブル(6)の略中央付近に位置決めかつ保持するセンタ
    リング機構と、 該センタリング機構で保持したカートンケース(5)の
    天面近傍の対向する両側面を互いに反対方向へ切断刃を
    移動させて切断する切断機構と、からなることを特徴と
    するカートン開封装置。
  2. 【請求項2】 センタリング機構(3)において、 ワークテーブル(6)上のカートンケース(5)の対向
    側面(51)にそれぞれ当接して挟持する一対の当接体
    (31)を有し、該当接体(31)が対向方向に離隔接
    近移動することにより、カートンケース(5)をワーク
    テーブル(6)の略中央付近に位置決めかつ保持するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のカートン開封
    装置。
  3. 【請求項3】 切断刃を回転丸刃(41)とし、該回転
    丸刃(41)の周速度Vcに対して、回転丸刃(41)
    の移動速度Vtを1.0Vc〜0.5Vcの範囲内に設
    定したことを特徴とする請求項1記載のカートン開封装
    置。
  4. 【請求項4】 回転丸刃(41)の回転方向を、移動方
    向に向かって転動して行く方向に設定したことを特徴と
    する請求項3記載のカートン開封装置。
  5. 【請求項5】 次の各工程順に行うことを特徴としたカ
    ートンケースの開封方法。 a)矩形箱状のカートンケース(5)をワークテーブル
    (6)に搬送する第1工程、 b)ワークテーブル(6)を適宜昇降させて天面(5
    0)の水平位置を設定する第2工程、 c)ワークテーブル(6)上のカートンケース(5)を
    ワークテーブル(6)の略中央で位置決めかつ保持する
    第3工程、 d)カートンケース(5)の天面近傍の対向する両側面
    (51)を、互いに反対方向へ移動させながら同時に切
    断する第4工程、 e)切断した後、カートンケース(5)の保持を解除
    し、ワークテーブル(6)を水平回転させてカートンケ
    ース(5)の向きを90度変向する第5工程、 f)再び、ワークテーブル(6)上のカートンケース
    (5)をワークテーブル(6)の略中央で位置決めかつ
    保持する第6工程、 g)カートンケース(5)の天面近傍の対向する両側面
    (51)を、互いに反対方向へ移動させながら同時に切
    断する第7工程、 h)切り離した天面板(53)を取り出した後、又は取
    り出すことなくカートンケース(5)を次工程へ移動さ
    せる第8工程。
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