JP2000190562A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2000190562A
JP2000190562A JP37102998A JP37102998A JP2000190562A JP 2000190562 A JP2000190562 A JP 2000190562A JP 37102998 A JP37102998 A JP 37102998A JP 37102998 A JP37102998 A JP 37102998A JP 2000190562 A JP2000190562 A JP 2000190562A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光走査装置の出射窓にゴミが進入するのを防
止するとともに、防塵ガラス上にゴミが付着し難くした
光走査装置を備えた画像記録装置を提供する。 【解決手段】 画像記録装置における光走査手段の構成
部品を収容し、感光体ドラム14に対する走査方向に沿
って光ビームを出射するように延在する矩形の出射窓3
2を透明な防塵ガラス33で塞いだ光学ハウジング31
と、光ビーム15を感光体ドラム14上に出射可能にか
つ走査方向に延在する開口部38を先端に形成し、防塵
ガラス33の周囲を囲むように設けられた上カバー34
の突出部43aと下部遮蔽板38とで構成された庇と、
防塵ガラス33の長手方向両端部の少なくとも一端部側
の光学ハウジング31に防塵ガラス33の面より低く位
置するように設けられたゴミたまり40とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームを偏向さ
せて像担持体上に結像することにより画像を記録する画
像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報である光ビームを主走査方向に
偏向し、像担持体である感光体を副走査方向に移動させ
て画像情報を感光体上に記録する画像記録装置は、レー
ザプリンタ、レーザ複写機、レーザファクシミリなどの
デジタル画像機器に広く使用されている。光ビームは、
画像情報である光ビームを出射する光源と、この光源か
らの光ビームを偏向する偏向手段と、この偏向手段から
の光ビームを感光体上に結像する結像レンズと、この結
像レンズからの光ビームを像担持体に向けて反射する折
り返しミラーなどを備えた光走査装置から出射されるよ
うに構成されている。そして光源やレンズなどに塵埃な
どのゴミが付着しないように、これら構成部材は光学ハ
ウジング内に収められている。光学ハウジングには、光
ビームを感光体に向けて出射するための開口である出射
窓が形成されている。
【0003】しかしながら、長期間の使用によって画像
記録装置内に浮遊するゴミが光学ハウジング内に進入
し、光源やレンズなどに付着し、光源から出射される光
ビームがこれらゴミによって部分的に遮られて、感光体
に対する光ビームの光量が減少してしまい、鮮明な画像
が感光体上に転写できないなどの不具合が生じてしまう
ことがある。そこで、例えば、特開平9−319268
号公報においては、光ビームの光路がゴミによって遮ら
れるのを防止する防塵機構を備えることが提案されてい
る。この防塵機構は、空気流の入口、光ビームの入口お
よび空気流と光ビームの共通の出口を持つダクトを別個
に設け、このダクト内にファンおよび少なくとも2つの
フィルタを設け、一方のフィルタをファンにより発生す
る空気流の上流側に設けたフィルタを着脱自在に取り付
け、フィルタ交換時にゴミがダクト内に進入するのを防
止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、光学ハウジングの光ビームの出射窓は開放されてお
り、この出射窓からゴミが光学ハウジング内に進入する
のを防止するために、ファンにより空気流を出射窓の部
分に送ってエアーカーテンとしている。しかしながら、
出射窓全域にわたって均一な空気量を送ることは非常に
困難であり、また出射窓付近で渦などが発生するため、
ゴミの進入を完全に防止することは困難であった。さら
に、コストの点でも、フィルタやファンなどの消耗部品
や構造体が別個に必要になるため大幅なコストアップと
なってしまう。
【0005】本発明はこのような従来技術の実情に鑑み
てなされたもので、その第1の目的は、光走査装置の光
学ハウジングの出射窓を防塵ガラスを取り付けて光学ハ
ウジングを密閉して、ゴミの進入を防止するとともに、
防塵ガラス上にゴミが付着し難くした光走査装置を備え
た画像記録装置を提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、防塵ガラスの付着
したゴミを防塵ガラス全面にわたって容易に清掃するこ
とができる画像記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、第1の手段は、光走査手段からの光ビームを像
担持体上に結像することにより画像を記録する画像記録
装置において、内部に前記光走査手段の構成部品を収容
し、前記像担持体への走査方向に沿って設けられた光ビ
ームを出射するための矩形の出射窓を防塵ガラスで塞い
だ光学ハウジングと、前記出射窓の防塵ガラスの周囲を
囲むように設けられた庇部材と、前記防塵ガラスの長手
方向の少なくとも一端部側の前記光学ハウジングに前記
防塵ガラスの面より低く位置するように設けられたゴミ
たまり部とを備えていることを特徴とする。
【0008】前記第1の目的を達成するため、第2の手
段は、第1の手段において、下方に位置する庇部材の内
側に、前記走査方向にわたって前記防塵ガラス方向に突
出する突条が少なくとも1つ設けられていることを特徴
とする。
【0009】前記第2の目的を達成するため、第3の手
段は、第1の手段において、前記庇部材の前記開口部に
差込まれたとき、前記庇部材の長手方向に相対して延在
する先端縁の少なくとも一方の先端縁と当接する柄と、
この柄の先端に取り付けられ、先端面にブラシ毛が設け
られたブラシ部とで構成され、前記先端縁をガイドレー
ルとし前記柄部を滑らすことにより、前記ブラシ毛によ
り前記防塵ガラスの外面を清掃する清掃用ブラシ部材を
更に備えていることを特徴とする。
【0010】前記第2の目的を達成するため、第5の手
段は、第3および第4の手段における前記ブラシ毛の長
さを、中心部から両端部に向かうにしたがい短くなるよ
うに構成したことを特徴としている。
【0011】前記第2の目的を達成するため、第6の手
段は、第3ないし第5の手段における前記庇部材の一部
と前記清掃用ブラシの柄部は前記光学ハウジングの色と
は異なり、かつ同色としたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の
形態であるカラープリンタの概略構成を説明するための
図、図2は図1における光走査装置を下部遮蔽板を取り
外した状態で示す斜視図、図3は図2の光走査装置の下
部遮蔽板を示す斜視図、図4は図2の光走査装置に下部
遮蔽板を取り付けた状態を示す斜視図、図5は図4の光
走査装置の出射窓付近を示す断面図、図6は図3の下部
遮蔽板の裏面側を示す斜視図、図7は図6のCの部分を
拡大して示す図、図8は図4の光走査装置のゴミたまり
部分を示す図、図9は防塵ガラスを清掃するための清掃
用ブラシを示す平面図、図10は図9の清掃用ブラシの
側面図、図11は図9の清掃用ブラシの毛先側から見た
側面図、図12は防塵ガラスに対する清掃用ブラシの毛
先の接触状態を説明するための図、図13は従来の清掃
用ブラシの場合の毛先と防塵ガラスの接触状態を説明す
るための図である。
【0013】この実施の形態においては、画像記録装置
をカラープリンタに適用した場合を例にとって説明す
る。カラープリンタ10の筐体11内の本体ベース12
上に光走査装置13が配置されている。この光走査装置
13は、その上部に配設された像担持体であるところの
ベルト感光体14に向けて上向きに光ビーム15を走査
し、画像情報に対応した静電潜像をベルト感光体14上
に書き込む。時計方向に回転するベルト感光体14の下
流側には、カラー現像器16および黒現像器17が配置
され、ベルト感光体14上の静電潜像を各色毎に現像す
る。現像された像は中間転写ベルト18に順次重ねてト
ナー像を一次転写する。中間転写ベルト18のトナー像
は、転写紙19に転写される。転写紙19は、筐体11
の下部に挿入された給紙カセット20の搬送ローラ21
によって給紙搬送路21に送り出され、図示しないレジ
ストローラまで搬送された後、Fゲートのタイミングに
同期して二次転写位置まで搬送された後、中間転写ベル
ト18上の4色重ねのトナー像を一度に転写し、定着部
23のヒートロール24で定着されて、排紙トレイ25
上に排紙される。
【0014】光走査装置13は、光ビーム15を出射す
る光源、この光源からの光ビーム15を主走査方向に偏
向する偏向手段、この偏向手段からの光ビーム15をベ
ルト感光体14上に結像する結像レンズ、そしてこの結
像レンズからの光ビーム15をベルト感光体14に向け
て反射する折り返しミラーなどを備える従来から公知の
構造であるので、その詳細な構造の図示および説明は省
略する。これらの構成部品は光学ハウジング31内に配
設されている。なお、副走査方向への走査は、従来と同
様に、ベルト感光体14を副走査方向へ移動させること
により行う。
【0015】光学ハウジング31の上方には、主走査方
向すなわちベルト感光体14の幅方向に延在するように
光ビーム15のための矩形の出射窓32が形成されてい
る。この出射窓32には、防塵ガラス33が接着などに
より固定されている。光学ハウジング31の上部には上
カバー34がねじ止めなどにより取り付けられ、光学ハ
ウジング31の内部へのゴミの進入を防止している。上
カバー34はまた、防塵ガラス33の上側の庇となるよ
うに突出部34aが一体的に形成されている。突出部3
4aの長手方向両端部には、突出部34aの面と直交す
る方向に突出する側壁部34bがそれぞれ形成されてい
る。防塵ガラス33の下側は長方形の下部遮蔽板35の
上端部で庇が形成される。防塵ガラス33の長手方向両
端部に位置する光学ハウジング31の部分には、図8に
示すように、ゴミたまり40が形成されている。このゴ
ミたまり40は、防塵ガラス33よりも低い位置に箱状
に設けられている。
【0016】下部遮蔽板35は、図3に示すように、長
手方向両端部に下部遮蔽板35の面と直交する方向に突
出する側壁部35aがそれぞれ形成されており。下部遮
蔽板35の下端部には、下方に延在するように2つの突
起部36が間隔をおいて一体的に形成されている。これ
ら突起部36は、図4に示すように、光学ハウジング3
1の出射窓32の下方に位置する側壁部に形成された凹
部37にはめ込まれる。各突起部36は、図5に詳細に
示すように、それらの下端が下部遮蔽板35の下端から
ほぼクの字状に曲げられ、凹部37にはめ込まれたと
き、AおよびB点が凹部37の内面に弾性的に圧接し
て、はめ込みの強度を高めて抜け防止の作用をするとと
もに、上カバー34の側壁部34bと下部遮蔽板35の
側壁部35aの各端縁面が弾性的に当接してこれら側壁
部34b,35aの合わせ部の密着力を向上させてい
る。
【0017】これにより、図4に示すように、上カバー
34の突出部34aと下部遮蔽板35とで、先端に光ビ
ーム15の走査方向に延在する矩形の開口部38が形成
され、防塵ガラス33の周囲を覆う形の庇が形成され
る。なお、開口部38に位置する上カバー34の突出部
34aの上端と下部遮蔽板35の上端は平面となるよう
に配置される。また、図4において、3個所の光ビーム
15で示した部分は、像高0と最大像高の光ビームを表
わしている。なお、開口部38の長さは防塵ガラス33
の長さより僅かに長くなっている。
【0018】下部遮蔽板35の防塵ガラス33と相対す
る面の上部には、図5ないし図7に示すように、長手方
向に延在する複数の突条39が互いに平行に形成されて
いる。これら突条39の各上端縁は、上カバー34の突
出部34aの下面と所定の間隔、即ち光ビーム15の出
射を妨げることのない間隔をおいて相対するように位置
している。これにより、各突条39間には凹部が形成さ
れることになり、これら凹部には万一トナーやゴミなど
が進入してきても、途中でいずれかの突条39に引っ掛
かり、防塵ガラス33までは落ちてきにくいようにして
いる。
【0019】長期間の使用により防塵ガラス33が汚れ
た場合には、図9ないし図12に示す清掃用ブラシ41
により清掃を行う。この清掃用ブラシ41は、柄42の
一端に平板状の植毛部43を取り付けるとともに、この
植毛部43の先端面に長手方向に間隔をおいて多数本の
ブラシ毛を束ねた毛束44を5束植毛することにより構
成されている。柄42はその面が植毛部43の面に対し
て直行するように植毛部43に取り付けられている。植
毛部43は、開口部38に挿入可能な厚さの板状部材が
用いられている。開口部38の長手方向に直交する方向
の幅は、柄42の面の長さより短くなっており、植毛部
43の面に直交するように取り付けられた柄42の先端
部は、上カバー34の突出部34aと下部遮蔽板35の
各上端縁部に突き当たることにより位置決めされる。こ
の状態で開口部38の長手方向にスライドさせることに
より防塵ガラス33の清掃を行う。5束の毛束44は、
図9に示すように、中央に位置する毛束44の毛先が一
番長く、両端に行くにしたがって毛先が短い、面取り形
状で短くなっている。清掃用ブラシ41の毛先は、図示
する例に限らず、例えば植毛部43の中央部から両端部
にいくにしたがって毛先が短くなり全体的に見ると円弧
状(R状)になるように切り揃えてもよい。これはブラ
シ毛が接触する防塵ガラス33の面積を大きくするため
である。
【0020】すなわち、図13に示すように、ブラシ毛
52の長さが全て同じの従来の清掃用ブラシ51の場合
は、防塵ガラス33が傾斜している場合には、開口部3
8から挿入して長手方向すなわち主走査方向にスライド
させながら防塵ガラス33を清掃しても、ブラシ毛52
が一方向に倒れるため、副走査方向の清掃範囲は広くと
れず、53で示す部分に拭き残りが発生してしまう。そ
こで、ブラシ毛の長さを全体的に長くしても、清掃位置
が下側に下がるだけで、上側には広がらず、清掃範囲の
拡大にならない。
【0021】これに対し、この実施の携帯においては、
上述のように5束の毛束44は、中央に位置する毛束4
4の毛先が一番長く両端に行くにしたがって毛先が短く
なっており、短い毛束のブラシ毛の長さを、柄42の先
端が開口部38に当接したときに防塵ガラス33の表面
と接触する長さに設定しておけば、短い毛束の先端から
最長部の毛束の先端部の長さまでが清掃範囲となり、清
掃範囲を拡大することができる。
【0022】また、下部遮蔽板35の材質色と清掃用ブ
ラシ41の柄42の色を同一色にすることによって、清
掃場所の視認性が良くなる。すなわち、上カバー34の
突出部34aと下部遮蔽板35の上端部とで形成される
庇内にゴミなどが進入し難いように開口部38の走査方
向に直交する方向の幅は光ビーム15がけられない程度
に細くすることが好ましく、かつ庇の開口部38から防
塵ガラス33までの距離を長くとることで、防塵効果は
大きくなる。しかしながら、この場合防塵ガラス33が
いわゆる奥目になり、上カバー34の突出部34aと下
部遮蔽板35の材質色を例えば内面反射を防ぐために黒
で構成されると、防塵ガラス33の位置を視認するのが
困難になる。そこで、この実施の形態においては、光学
ハウジング31や上カバー34の材質色を黒にした場合
には、下部遮蔽板35と清掃用ブラシ41の柄42の色
を黒以外の色で統一し、防塵ガラス33の視認性を向上
させている。さらに、図示していないが、清掃用ブラシ
41はカラープリンタ10の本体内部のインナーカバー
にパッチン止めでセットするようにすれば、清掃用ブラ
シ41の紛失を防ぎ、いつでも容易に清掃作業を行え
る。
【0023】したがって、清掃用ブラシ41を開口部3
8に毛束44から挿入し、柄42の先端を開口部38に
当接させながら、、即ち開口部38をガイドレールとし
ながら出射窓32の端から端まで2、3回往復させるこ
とにより防塵ガラス33上のゴミは除去させる。清掃用
ブラシ41によって除去されたごみは、出射窓32の両
端部に形成されたゴミたまり40で、清掃用ブラシ41
の毛束44の先端が防塵ガラス33の面から完全に非接
触となることでゴミをゴミたまり40に落とす。ゴミを
落とした清掃用ブラシ41が防塵ガラス33方向にター
ンして戻るときは、防塵ガラス33の両端のガラスエッ
ジ部で毛束44の先端をこすりつけることによって、毛
束44に残ったゴミのセルフクリーニングとして作用す
る。
【0024】
【発明の効果】これまでの説明から明らかなように、請
求項1記載の発明によれば、防塵ガラスの周囲を庇部材
で囲み、光ビームの副走査方向に絞った出射窓としてい
るので、外部からのトナーや紙粉などのゴミが防塵ガラ
ス上に落下するのを防止し、万一防塵ガラス上にゴミが
付着しても、そのゴミを清掃手段によってゴミたまり部
に移動させることができ、湿式などの拭き取りによる困
難な清掃手段をとらなくとも乾式の清掃が可能となり、
縦白スジなどの異常画像の発生を防止することができ
る。
【0025】請求項2記載の発明によれば、庇部材の内
側に防塵ガラス方向に突出するように突条が設けられて
いるので、出射窓から進入したゴミの一部はこの突条に
落下し、防塵ガラスに付着するのを防止することができ
る。
【0026】請求項3記載の発明によれば、庇部材の長
手方向に延在する先端部をガイドレールとして、防塵ガ
ラスを清掃するためのブラシ部材を位置決めを容易にす
ることができ、防塵ガラスの光ビームの出射位置を正確
に清掃でき、ユーザによるよるメンテナンスを簡単に行
うことができる。
【0027】請求項4記載の発明によれば、清掃用ブラ
シ部材には押し込み方向にストッパ部を有しているの
で、必要以上に清掃用ブラシ部材を押し込むのを阻止で
きるので、清掃用ブラシ部材によって防塵ガラスに傷を
付けることがなく、画像劣化を防止できる。
【0028】請求項5記載の発明によれば、通常幅の狭
いブラシを横に滑らすとこの方向に直交する方向に対す
る清掃範囲は狭くなるが、本発明ではブラシ毛の長さを
変化させているので、清掃範囲を拡大することができ、
拭き残りによる画像劣化を防止することができる。
【0029】請求項6記載の発明によれば、庇部材の一
部と清掃用ブラシの柄部を光学ハウジングとは異なる色
でかつ同色としているので、防塵ガラスの位置を視認す
ることが容易に行え、防塵ガラス上の清掃個所を容易に
見つけることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるカラープリンタの
概略構成を説明するための図である。
【図2】図1における光走査装置を下部遮蔽板を取り外
した状態で示す斜視図である。
【図3】図2の光走査装置の下部遮蔽板を示す斜視図で
ある。
【図4】図2の光走査装置に下部遮蔽板を取り付けた状
態を示す斜視図である。
【図5】図4の光走査装置の出射窓付近を示す断面図で
ある。
【図6】図3の下部遮蔽板の裏面側を示す斜視図であ
る。
【図7】図6のC部分を拡大して示す図である。
【図8】図4の光走査装置のゴミたまり部分を示す図で
ある。
【図9】防塵ガラスを清掃するための清掃用ブラシを示
す平面図である。
【図10】図8の清掃用ブラシの側面図である。
【図11】図8の清掃用ブラシの毛先側から見た側面図
である。
【図12】防塵ガラスに対する清掃用ブラシの毛先の接
触状態を説明するための図である。
【図13】従来の清掃用ブラシの場合の毛先と防塵ガラ
スの接触状態を説明するための図である。
【符号の説明】
10 カラープリンタ 11 筐体 13 光走査装置 14 ベルト感光体 15 光ビーム 31 光学ハウジング 32 出射窓 33 防塵ガラス 34 上カバー 34a 突出部 35 下部遮蔽板 38 開口部 39 突条 40 ゴミたまり 41 清掃用ブラシ 42 柄 43 植毛部 44 毛束

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光走査手段からの光ビームを像担持体上
    に結像することにより画像を記録する画像記録装置にお
    いて、 内部に前記光走査手段の構成部品を収容し、前記像担持
    体への走査方向に沿って設けられた光ビームを出射する
    ための矩形の出射窓を防塵ガラスで塞いだ光学ハウジン
    グと、 前記出射窓の防塵ガラスの周囲を囲むように設けられた
    庇部材と、 前記防塵ガラスの長手方向の少なくとも一端部側の前記
    光学ハウジングに前記防塵ガラスの面より低く位置する
    ように設けられたゴミたまり部と、を備えていることを
    特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 下方に位置する前記庇部材の内側には、
    前記走査方向にわたって前記防塵ガラス方向に突出する
    突条が少なくとも1つ設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記庇部材の開口部に差込まれたとき、
    前記庇部材の長手方向に相対して延在する先端縁の少な
    くとも一方の先端縁と当接する柄と、この柄の先端に取
    り付けられ、先端面にブラシ毛が設けられたブラシ部と
    で構成され、前記先端縁をガイドレールとし前記柄部を
    滑らすことにより、前記ブラシ毛により前記防塵ガラス
    の外面を清掃する清掃用ブラシ部材を更に備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記清掃用ブラシ部材は、先端部が矩形
    をし、その短辺の幅が前記開口部の短辺の幅に嵌合可能
    なブラシ部と、このブラシ部の先端部の面に沿って設け
    られた複数本のブラシ毛と、前記防塵ガラスに対する前
    記ブラシ部の先端位置を一定に保つため前記庇部材に当
    接するストッパ部とを備えていることを特徴とする請求
    項3記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記ブラシ毛の長さは、中心部から両端
    部に向かうにしたがい短くなるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項3または4記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記庇部材の一部と前記清掃用ブラシの
    柄部は前記光学ハウジングの色とは異なり、かつ同色で
    あることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項
    に記載の画像記録装置。
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