JP2000190351A - 半導体樹脂封止成形装置 - Google Patents

半導体樹脂封止成形装置

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JP2000190351A
JP2000190351A JP10374209A JP37420998A JP2000190351A JP 2000190351 A JP2000190351 A JP 2000190351A JP 10374209 A JP10374209 A JP 10374209A JP 37420998 A JP37420998 A JP 37420998A JP 2000190351 A JP2000190351 A JP 2000190351A
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JP
Japan
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cavity block
mold cavity
block
semiconductor
lower mold
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Pending
Application number
JP10374209A
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English (en)
Inventor
Shoji Obara
省治 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製品の材料の厚さバラツキに関係な
く、封止成形が可能な半導体樹脂封止成形装置を提供す
る。 【解決手段】 半導体樹脂封止成形に用いる封止成形金
型において、油圧シリンダー11の油圧力によって上昇
作動する押し上げロット9と、その押し上げロット9の
押し上げにより押し上げられる下型キャビティブロック
8と、この下型キャビティブロック8に接続されている
引き戻しバネ12とからなる下金型6と、製品形状凹部
16を有する上型キャビティブロック13と、この製品
形状部16に溶融された樹脂が投入されるポット14
と、そのポット14に連結しているランナーブロック5
並びにゲート15とからなる上金型7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体樹脂封止成
形における半導体製品の材料(基板)の厚さ及びバラツ
キを吸収する樹脂封止成形金型、特に上下型のキャビテ
ィ内に半導体素子を収容し、溶融された樹脂を前記キャ
ビティ内に圧入することで、前記半導体素子を封止する
ようにした半導体樹脂封止成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の半導体樹脂封止成形装置
を示したら断面図である。同図において、従来の半導体
樹脂封止成形装置1では、センターブロック2とキャビ
ティブロック3の段差設定は、基板4の厚さから0.0
3mmを引いた値に設定し、このキャビティブロック3内
に樹脂封止すべき半導体基板4を収納して樹脂封止成形
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基板4
の厚さバラツキの規格が±0.05mmであることから、
厚さが最小の基板4(以下Min基板と呼ぶ)に合わせ
ると、そのMin基板4の厚さに対して、+0.03mm
の厚さまでは成形可能であるが、この厚さを越える基板
4を成形すると、センターブロック15´とランナーブ
ロック10´との部分に樹脂バリが発生して樹脂圧力が
加わらず成形不可能となってしまう。
【0004】このため、基板4の板厚選別が必要とな
り、本半導体樹脂封止成形装置1の金型で成形可能な厚
さの範囲としてはMin基板の厚さに0.03mmを加え
た値までである。したがって、基板は全体の約30%程
度しか使用できない状況であった。
【0005】そこで、本発明の目的は、半導体製品の材
料の厚さバラツキに関係なく、封止成形が可能な半導体
樹脂封止成形装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体樹脂封止
成形装置は、下金型および上金型からなる封止成形金型
を備え、前記下金型は油圧シリンダーの油圧力によって
上昇作動する押し上げロットと、この押し上げロットに
より押し上げられる下型キャビティブロックと、この下
型キャビティブロックに連結される引き戻しバネとから
なり、前記上金型は半導体基板が収納される上型キャビ
ティブロックと、この上型キャビティブロック内に溶融
された樹脂が投入されるポットと、このポットに連結す
るランナーブロックおよびゲートとからなることを特徴
とするものである。
【0007】また、上記本発明の半導体樹脂封止成形装
置においては、前記押し上げロットの圧力は、下型キャ
ビティブロックに収納された前記半導体基板が上型キャ
ビティブロックに密着した状態で、ほぼ一定に保持され
るとともに、前記ランナーブロック及びゲートを介して
下型キャビティブロック内に注入される前記溶融樹脂が
硬化する前に前記下型キャビティブロックが前記引き戻
しバネにより引き戻されることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
に基づいて説明する。図1は、本発明による半導体樹脂
封止成形装置(以下成形装置と呼ぶ)の断面図である。
なお、同図において、図2と同一部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略し、以下では従来の実施形態と相
違する部分について、主として説明する。
【0009】同図において、成形装置1は大きく分けて
可動下金型6と上金型7とからなっている。可動下金型
6は上金型7に対して上下方向に往復移動可能に構成さ
れている。下金型6には、基板4が収納される凹部が形
成された下型キャビティブロック8と、この下型キャビ
ティブロック8を押し上げるための押し上げロット9と
が下部ベース部10に装着された油圧シリンダー11を
介して連結されている。また、下型キャビティブロック
8には引き戻しバネ12が連結されており、後述するよ
うに、樹脂封止成形後硬化前に下型キャビティブロック
8が引き戻しバネ12によって、引き戻される構成とな
っている。なお、油圧シリンダー11は図示しないが成
形装置1の外部に設けた油圧ポンプユニットより駆動さ
れ、下型キャビティブロック8が油圧シリンダー11の
駆動によって上下に移動するようになっている。
【0010】他方、上金型7には、製品形状に凹部16
が成形された上型キャビティブロック13が固定されて
おり、この上型キャビティブロック13には、ポット1
4から加熱溶融された樹脂がランナーブロック5及びゲ
ート15を経て凹部16へ流れ込む構成となっている。
【0011】このように構成された成形装置1におい
て、まづ、下型キャビティブロック8内に基板4を収納
し、下金型6を上金型7に密着するまで上昇させて型締
する。この型締め後、油圧シリンダー11に油圧が加え
られて、押し上げロット9が下型キャビティブロック8
の下部を押し上げ、下型キャビティブロック8内に収納
されている基板4を上型キャビティブロック13に密着
させる。この状態で押し上げロット9への押し上げ圧力
は一定に保持されるとともに、ポット14から投入され
た溶融樹脂は、図示しないポット14内に挿入されたプ
ランジャの加圧によりランナーブロック5及びゲート1
5を介して、下型キャビティブロック8内の凹部16に
注入される。
【0012】製品形状凹部16へ注入された樹脂は、一
定時間硬化させてから、型開きするが、その前に下型キ
ャビティブロック8を一定圧力で押し上げていた押し上
げロット9が下降するとともに下型キャビティブロック
8も、引き戻しバネ12によって一定量引き戻される。
この結果、センターブロック15とランナーブロック1
0との部分に間隙が生じても、この間隙内に溶融樹脂が
圧入されることはなく、したがってバリの発生を防止す
ることができる。また、樹脂圧力が加わらず成形不可能
となることもない。
【0013】
【発明の効果】上記した本発明によれば、半導体製品の
材料の厚さバラツキに関係なく封止成形が可能となっ
て、材料の厚さバラツキの選別を行う必要もなく半導体
製品の納入が可能となり、従って、材料費及び歩留りの
面での効果は著しく、具体的には、従来材料全体の約3
0%しか使用不可能であったものが、100%の使用が
可能となった。
【0014】また、公差規格も±0.05mmまで緩和で
き、更なる材料費低減が可能となり、強いては、一外囲
器で基板厚さの違う製品も製作可能となる等、派生効果
も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体樹脂封止成形装置の一実施
形態を示した断面図である。
【図2】従来の半導体樹脂封止成形装置を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体樹脂封止成形装置 2 センターブロック 3 キャビティブロック 4 基板 5 ランナーブロック 6 下金型 7 上金型 8 下型キャビティブロック 9 押し上げロット 10 下部ベース部 11 油圧シリンダー 12 引き戻しバネ 13 上型キャビティブロック 14 ポット 15 ゲート 16 製品形状部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下金型および上金型からなる封止成形金
    型を備え、前記下金型は油圧シリンダーの油圧力によっ
    て上昇作動する押し上げロットと、この押し上げロット
    により押し上げられる下型キャビティブロックと、この
    下型キャビティブロックに連結される引き戻しバネとか
    らなり、前記上金型は半導体基板が収納される上型キャ
    ビティブロックと、この上型キャビティブロック内に溶
    融された樹脂が投入されるポットと、このポットに連結
    するランナーブロックおよびゲートとからなることを特
    徴とする半導体樹脂封止成形装置。
  2. 【請求項2】 前記押し上げロットの圧力は、下型キャ
    ビティブロックに収納された前記半導体基板が上型キャ
    ビティブロックに密着した状態で、ほぼ一定に保持され
    るとともに、前記ランナーブロック及びゲートを介して
    下型キャビティブロック内に注入される前記溶融樹脂が
    硬化する前に前記下型キャビティブロックが前記引き戻
    しバネにより引き戻されることを特徴とした請求項1に
    記載の半導体樹脂封止成形装置。
JP10374209A 1998-12-28 1998-12-28 半導体樹脂封止成形装置 Pending JP2000190351A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7008575B2 (en) 1999-12-16 2006-03-07 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Resin sealing mold and resin sealing method
WO2023127474A1 (ja) * 2021-12-28 2023-07-06 I-Pex株式会社 樹脂封止金型

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7008575B2 (en) 1999-12-16 2006-03-07 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Resin sealing mold and resin sealing method
US7413425B2 (en) 1999-12-16 2008-08-19 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Resin sealing mold and resin sealing method
WO2023127474A1 (ja) * 2021-12-28 2023-07-06 I-Pex株式会社 樹脂封止金型

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