JP2000190287A - 長尺薄板の定寸送り装置 - Google Patents

長尺薄板の定寸送り装置

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JP2000190287A
JP2000190287A JP10367269A JP36726998A JP2000190287A JP 2000190287 A JP2000190287 A JP 2000190287A JP 10367269 A JP10367269 A JP 10367269A JP 36726998 A JP36726998 A JP 36726998A JP 2000190287 A JP2000190287 A JP 2000190287A
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JP
Japan
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thin plate
feeding
long thin
chuck
cam
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Pending
Application number
JP10367269A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiko Kawabata
▲徳▼彦 川畑
Takeshi Sayama
毅 佐山
Masaru Sawada
勝 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺薄板の送り量を、送り速度に関わらず一
定とし、長尺薄板の切り出し寸法精度を高めるようにし
た長尺薄板の定寸送り装置を提供する。 【解決手段】 供給台1から引き出した薄板3を、板カ
ム21,レバー系22を介してガイド27に沿って直線
往復移動するブラケット9に保持されたエアチャック4
で把持して一定量送る。送りが完了された薄板3が加工
部で加工完了し、エアチャックがカムによって戻り限界
に到達する前に、モータ5によって移動するストッパ2
3がセンサ24のマーキング検出により停止し、エアチ
ャック4のカム板12による戻り限界を決定する。エア
チャック4が次に薄板3を把持する位置は、送り速度に
関係なく、センサ24が検出したマーキング11から常
に一定の距離の位置となる。フープ材3aの送り精度を
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属や樹脂,紙等
の長尺薄板状の予め加工された穴,刻印,印字等から一
定の距離のところに、切断,穴あけ,切穴,刻印,印字
等の第2の加工を施す長尺薄板の定寸送り装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のこの種の装置の要部を示
したものである。図2において、1は軸2周りに長尺の
薄板3を巻いたフープ材3aを回転自在に支持する供給
台、4は薄板3を把持するエアチャックであり、モータ
5によって回転するボールネジ6の回転をナット7とガ
イド8により並進運動に変換して往復運動するブラケッ
ト9に保持されている。このエアチャック4が薄板3を
把持しながら矢印α方向に移動することにより薄板3は
フープ材3aから巻き出され、センサ10が予め薄板3
に施されたマーキング11を検出するとモータ5が停止
され、送りが完了する。
【0003】そして、図3に示したように、このマーキ
ング位置から一定の距離Aだけ手前で、カム板12とレ
バー系13により、ガイド14に沿って上下方向に駆動
されるブラケット15の先端のカッター16と固定台1
7により薄板3は切断され、切断された薄板3は、さら
に、エアチャック4が把持を解除する前に、テーブル1
8上の吸着パッド19に吸着され、θ方向に運ばれる。
また、エアチャック4は把持を解除した後、モータ5が
逆回転することによりβ方向に距離Bだけ戻り、一定の
位置でチャック把持を繰り返す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成の長尺薄板の定寸送り装置では、生産
能力増強のため送りスピードを増進すると、これに比例
してチャックの停止位置精度が低下するという問題があ
った。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決するもので、送りスピードの大小に関わらず、送り
量を一定にするようにした長尺薄板の定寸送り装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の長尺薄板の定寸送り装置は、フープ状の
長尺薄板を供給する供給部と、前記長尺薄板を把持して
引き出すエアチャックと、前記エアチャックを保持し、
板カム,レバー系を介して直線往復移動する送り機構
と、長尺薄板上に予め施されたマーキングを検出するセ
ンサと、前記センサと共にモータにより移動するストッ
パと、長尺薄板に対し切断,穴あけ等の加工を施す加工
部とから構成され、前記エアチャックが前記長尺薄板を
把持し、前記送り機構によって送りを完了してから、前
記加工部が加工完了し、前記エアチャックが前記板カム
によって戻り限界に到達するまでの間に、前記モータに
よって移動するストッパが前記センサのマーキング検出
により停止し、前記エアチャックのカムによる戻り限界
を決定することを特徴とするものである。
【0007】上記構成によれば、チャックの送り限界
は、カム曲線の停留点であり、送り速度に関わらず機構
的に一定となる。また、チャックの戻り限界を決定する
ストッパは、カムによる送り動作完了後から加工部の加
工時間を経て、チャックが戻りきる(ストッパ自体にカ
ム曲線の停留点の近傍にて接触する)までの間に、セン
サがマーキングを検出することにより停止するので、送
りの速度に関わらず、ストッパとマーキングの距離を一
定に保つことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施の形態における長
尺薄板の定寸送り装置を示したものであり、図2と同一
部分には同一符号を付してある。図1において、1は軸
2周りに長尺の薄板3を巻いたフープ材3aを回転自在
に支持する供給台、4は薄板3を把持するエアチャック
であり、カム板21とレバー系22を介してガイド27
に沿って直線往復移動するブラケット9に保持されてい
る。23はモータ5によって回転するボールネジ6の回
転をナット7とガイド8により並進運動に変換して往復
移動が可能なストッパ、24は、ストッパ23から延設
された取付金具25の一端に設置され、ストッパ23と
共に移動可能なセンサであり、予め薄板3に施されたマ
ーキング11を検出する。16はカム板12とレバー系
13を介してガイド14に沿って上下方向に駆動される
ブラケット15に取り付けられたカッターであり、17
はベースプレートに固定された台である。
【0010】次に本実施の形態における長尺薄板の定寸
送り装置の動作を説明する。まず、エアチャック4が薄
板3を把持しながら、カム板21,レバー系22を介し
てブラケット9を移動させ、薄板3を加工部を越えて引
き出す。チャック4の送り限界は、カム曲線の停留点で
あり、送り速度に関わらず機構的に一定となる。引き出
された薄板3は、カム板12とレバー系13を介して駆
動されるブラケット15に取り付けられたカッター16
と固定台17により切断される。切断された薄板3は、
エアチャック4が把持を解除する前に、テーブル18上
の吸着パッド19に吸着されて運ばれる。またエアチャ
ック4は、把持を解除した後、カム板21の回転により
レバー系22を介してブラケット9が移動し、加工部を
越えて薄板3を把持する位置へ戻る。
【0011】一方、エアチャック4による薄板3の引き
出しの完了と同時に、モータ5が回転し、ストッパ23
がセンサ24と共に移動し、センサ24が薄板3上のマ
ーキング11を検出した時点でモータ5が停止し、スト
ッパ23の位置が決定される。このストッパの位置決定
は、エアチャック4の送り動作完了後から、加工部にお
ける加工時間を経て、チャックが戻りきる(ストッパ自
体にカム曲線の停留点の近傍にて接触する)までの間に
停止しておればよい。そして、エアチャック4を保持す
るブラケット9がストッパ23に当たって停止する。す
なわち、エアチャック4が次に薄板3を把持する位置
は、送り速度に関係なく、センサ24が検出したマーキ
ングから常に一定の距離の位置となる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送りスピードの増進に拘らず、マーキング位置と切断等
の加工位置の距離を一定とし、長尺薄板の切り出し寸法
精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における長尺薄板の定寸
送り装置の斜視図
【図2】従来例の要部を示す斜視図
【図3】従来例の切断部を示す図
【符号の説明】
1 供給台 3 薄板 4 エアチャック 5 モータ 11 マーキング 12,21 カム板 13,22 レバー系 16 カッター 17 固定台 23 ストッパ 24 センサ 25 取付金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 勝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3C021 BB02 BB06 BE02 CB02 CB07 CB08 DA02 DA03 DA06 DA12 3F105 AA04 AA08 BA16 CB01 DA25 DB11 DC13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フープ状の長尺薄板を供給する供給部
    と、前記長尺薄板を把持して引き出すエアチャックと、
    前記エアチャックを保持し、板カム,レバー系を介して
    直線往復移動する送り機構と、長尺薄板上に予め施され
    たマーキングを検出するセンサと、前記センサと共にモ
    ータにより移動するストッパと、長尺薄板に対し切断,
    穴あけ等の加工を施す加工部とからなり、 前記エアチャックが前記長尺薄板を把持し、前記送り機
    構によって送りを完了してから、前記加工部が加工完了
    し、前記エアチャックが前記板カムによって戻り限界に
    到達するまでの間に、前記モータによって移動するスト
    ッパが前記センサのマーキング検出により停止し、前記
    エアチャックのカムによる戻り限界を決定することを特
    徴とする長尺薄板の定寸送り装置。
JP10367269A 1998-12-24 1998-12-24 長尺薄板の定寸送り装置 Pending JP2000190287A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108890736A (zh) * 2018-07-26 2018-11-27 盐城市裕正精密机械有限公司 一种摆臂式裁断机的自动送料装置
CN109823892A (zh) * 2019-02-25 2019-05-31 浙江华亿电气有限公司 进料裁片装置

Cited By (4)

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CN108890736A (zh) * 2018-07-26 2018-11-27 盐城市裕正精密机械有限公司 一种摆臂式裁断机的自动送料装置
CN108890736B (zh) * 2018-07-26 2023-08-25 盐城市裕正精密机械有限公司 一种摆臂式裁断机的自动送料装置
CN109823892A (zh) * 2019-02-25 2019-05-31 浙江华亿电气有限公司 进料裁片装置
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