JP2540091Y2 - テーピング装置 - Google Patents

テーピング装置

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Publication number
JP2540091Y2
JP2540091Y2 JP8793491U JP8793491U JP2540091Y2 JP 2540091 Y2 JP2540091 Y2 JP 2540091Y2 JP 8793491 U JP8793491 U JP 8793491U JP 8793491 U JP8793491 U JP 8793491U JP 2540091 Y2 JP2540091 Y2 JP 2540091Y2
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JP
Japan
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tape
taping
winding
hand
coil bobbin
Prior art date
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JP8793491U
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JPH0533517U (ja
Inventor
淳司 藤森
邦長 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子機器に実装するコ
イル、例えばトランス用のコイルにおいて、卷線を行っ
たコイルボビンの卷溝に絶縁テープを巻回するテーピン
グ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテーピング装置おいては、図7に
示すように、片面に粘着剤を塗布したテープ10は、テ
ープ面に直角方向に穴が開けられたゴムパッド1によ
り、真空吸着などにより吸着されている。ゴムパッド1
が取り付けられたハウジング9は基板8に連結されてい
る。基板8は垂直および水平方向に移動し、この移動に
より、ゴムパッド1により吸着されているテープ10を
コイルボビン2に貼り付ける。テープ10がコイルボビ
ン2に貼り付けられると、卷線用のスピンドル3が図面
上、左回りに回転し、テープ10がコイルボビン2の卷
線外周面に巻き付けられる。次に、基板8が垂直および
水平方向に移動し、カッター6によりテープ10を切断
する。切断されたテープ10の端部は押さえ板7により
コイルボビン2の溝面に撫で付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来のテー
ピング装置においては、最初にテープ10がゴムパッド
1からずれてセットされていたり、また、切断時にゴム
パッド1にテープ10がずれたまま吸着され、この状態
でテープ10がコイルボビン2に貼り付けられると、巻
き乱れが生じたり、テープ10がコイルボビン巻き溝か
らずれて巻き付けられてしまうという欠点があった。ま
た、コイルボビン2の外形寸法やテープ幅の変更によ
り、ゴムパッド1やカッターの刃を交換しなければなら
ず、このために仕様換えの時間が掛り、価格的にも高価
になるという欠点があった。
【0004】従って本考案の課題は、上記従来の欠点を
除去し、テープをコイルボビンに対して位置ずれを生ず
ることなく巻き付けることができるテーピング装置を提
供することにある。本考案はまた、コイルボビンの外形
寸法やテープ幅の変更に対しても部品交換、仕様変更の
必要なしに対応可能なテーピング装置を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、卷線機
のスピンドル機構に保持されたコイルボビンの卷溝にテ
ープを巻回するテーピング装置において、前記テープの
把持および切断機構を有し、前記スピンドル機構の上部
に配置され、前記スピンドル機構に対して三次元的に移
動可能なテープ引出しハンドと、前記スピンドル機構の
下部に配置され、前記スピンドル機構に対して上下方向
に移動可能なテーピング用基板と、このテーピング用基
板上に設けられた固定ハンド、撫で付けローラおよびガ
イドーラとを備え、前記コイルボビンへの卷線とテーピ
ングとを連続して行うように構成されていることを特徴
とするテーピング装置が提供される。
【0006】なお、前記テープ引出しハンドは卷線用の
ノズルとともにハンド用基板上に設けられている。
【0007】
【実施例】以下に図1〜図6により本考案の一実施例を
説明する。図1は本考案のテーピング装置の正面図、図
2、3はその左右側面図である。片面に粘着剤を塗布し
たテープ10は、テープホルダー11、ガイドローラ1
2および固定ハンド13により保持されている。これら
のテープホルダー11、ガイドローラ12および固定ハ
ンド13はテーピング用基板14上に固定されている。
【0008】テーピング用基板14は図1の紙面内で上
下方向に移動可能に設けられており、上方に移動した状
態が図3に示されている。テーピング用基板14が上方
に移動すると同時に、同じく図3に示されるように、卷
線用のスピンドル18の上部に配置されていたテープ引
き出し用ハンド16が下降する。なお、テーピング用基
板14上には撫で付けローラ17が設けられている。ま
た、卷線用のスピンドル18にはコイルボビン19が固
定されている。
【0009】テープ引き出し用ハンド16は、卷線用の
ノズルバー21とともにハンド用基板15上に設けられ
ている。テープ引き出し用ハンド16においては、図4
に示すように、テープを挟む把持部16aとテープを切
断する刃部16bが一体に構成されている。なお、ハン
ド用基板15上には卷線用のエアシリンダー22が設け
られている。
【0010】このように構成された本考案のテーピング
装置の動作を図5および図6を参照して説明する。図5
(a)〜(c)に示すように、テープ引き出し用ハンド
16がテープ10を挟み、撫で付けローラ17の真上を
水平に移動してテープ10を引き出す。その際、固定ハ
ンド13はテープ10に対しては開いた状態に維持され
ている。次に、テーピング用基板14が更に上昇し、撫
で付けローラ17がテープ10を押さえ、コイルボビン
19の巻き溝にテープ10を貼り付ける(図5
(d))。テープ引き出し用ハンド16がテープ10を
解放してスピンドル18の上部に退避すると、スピンド
ル18が図面上で右回りに回転してテープ10をコイル
ボビン19に巻き付ける(図5(e)〜図6(f))。
【0011】図6に示すように、スピンドル18の回転
が停止すると、テープ引き出し用ハンド16がテープ1
0の切断部に移動する(図6(f))。図6(g)〜
(i)に示すように、固定ハンド13がテープ10を把
持するとテープ引き出し用ハンド16がテープ10を切
断し、その後テープ10を解放してスピンドル18の上
部に退避する。コイルボビン19に巻き付けられていな
いテープ10の端部はスピンドル18の回転と撫で付け
ローラ17によりコイルボビン19に巻き付けられる
(図6(i))。
【0012】
【考案の効果】以上説明した本考案のテーピング装置に
おいては、卷線機のスピンドル上部に配置され、前記ス
ピンドル機構に対して三次元的に移動可能なテープ引出
しハンドによりテープを挟持、引き出し、撫で付けロー
ラによりコイルボビンへの卷溝に沿って密着巻回するた
め、テープずれなしにコイルボビンへの巻回が可能であ
る。また、コイルボビンの外形寸法やテープ幅の変更に
対しても部品交換、仕様変更の必要なしに対応可能であ
るため、コイルボビンへの卷線とテーピングとを連続し
て行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本本考案のテーピング装置の一実施例を示す正
面図である。
【図2】本本考案のテーピング装置の一実施例を示す側
面図である。
【図3】本本考案のテーピング装置の一実施例を示す他
の側面図である。
【図4】図1に示すテープ引き出し用ハンド16の構造
を拡大して示す図である。
【図5】本考案のテーピング装置の動作を示す図であ
る。
【図6】本考案のテーピング装置の動作を示す図であ
る。
【図7】従来のテーピング装置の動作を示す図である。
【符号の説明】 11 テープホルダー 12 ガイドローラ 13 固定ハンド 14 テーピング用基板 15 ハンド用基板 16 テープ引き出し用ハンド 17 撫で付けローラ 18 スピンドル 19 コイルボビン 20 エアシリンダ 21 ノズルバー 22 エアシリンダ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卷線機のスピンドル機構に保持されたコ
    イルボビンの卷溝にテープを巻回するテーピング装置に
    おいて、前記テープの把持および切断機構を有し、前記
    スピンドル機構の上部に配置され、前記スピンドル機構
    に対して三次元的に移動可能なテープ引出しハンドと、
    前記スピンドル機構の下部に配置され、前記スピンドル
    機構に対して上下方向に移動可能なテーピング用基板
    と、このテーピング用基板上に設けられた固定ハンド、
    撫で付けローラおよびガイドーラとを備え、前記コイル
    ボビンへの卷線とテーピングとを連続して行うように構
    成されていることを特徴とするテーピング装置。
  2. 【請求項2】 前記テープ引出しハンドは卷線用のノズ
    ルとともにハンド用基板上に設けられていることを特徴
    とする請求項1記載のテーピング装置。
JP8793491U 1991-10-02 1991-10-02 テーピング装置 Expired - Lifetime JP2540091Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0533517U JPH0533517U (ja) 1993-04-30
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Effective date: 19970114