JP2000189922A - 廃棄合成樹脂材の処理方法 - Google Patents

廃棄合成樹脂材の処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】汚泥等を含有する下水道などのスラリーの廃棄
処理とスクラップ化しにくいビニールやプラスチックの
合成樹脂材を混在状態にし、二次圧縮処理工程において
高圧圧縮し、一体化し、その固液分離の際のケーキ分を
直ちに固形燃料に利用したり、界面化成剤や土質改良剤
などの有効再資源化に有効利用することが出来るように
する。 【手段】廃棄合成樹脂剤をチップ化し、他方、スラリー
を一次圧縮したスラッジを高脱水状態に二次圧縮し、チ
ップ化された廃棄合成樹脂剤と混合してケーキ化し、有
効再資源化するように処理する。 【効果】汚泥を含有する下水道や直ちに廃棄処理し難い
廃棄合成樹脂材を3者共に1プラントで一挙に処理し、
而も有効再資源化として直ちに有効利用するようにでき
るようにすることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、大型は勿論の事、中
型、小型のビニールやプラスチックの材料による各種製
品の廃棄された事物を固形燃料等や界面活性剤等に有効
再資源化化する処理方法と下水道等の下水汚泥スラリー
の処理を併せて行う技術分野に属する
【0002】
【従来の技術】周知の如く、近時市民生活は豊になって
きているが、当該豊になっている市民生活は化学技術の
著しい進歩や向上に支えられており、就中く新規な技術
の支持によることが多くなってきている。
【0003】かかる新技術には新素材の開発によるもの
が多く、特にビニールやプラスチックなどの合成樹脂材
等の各方面の利用による製品はあらゆる分野に広く及ぶ
ようになり、他方、新素材の合成樹脂材による使用後の
廃棄処分は該種新素材の耐熱性や不溶性により、旧来技
術による木材等の焼却処分などによる廃棄処分はにわか
には出来ず、埋め立て処分や光熱処理による廃棄が行わ
れるようにはなっている。
【0004】一方、下水道からの排水は生活汚泥等によ
る河川や湖沼の著しい汚染をきたし、近隣海洋の汚染お
も生じ、一地方における環境破壊のみならず、近時は全
地球規模での環境破壊や環境汚染をきたし、これらの対
策は容易には行われず、発達の一途を辿る科学技術の進
歩と相俟って公害問題や環境調和とのバランスを図りな
がらの進歩が行われなければならないようになってきて
いる。
【0005】そして、我が国にあっても、都市近郊等に
おける下水汚泥による河川湖沼の環境破壊は著しいもの
があり、その対策が早急に迫られていると共に、ビニー
ルやプラスチックなどの合成樹脂材の廃棄の問題も共に
併せて対処しなければならないようになってきている。
【0006】而しながら、在来対処技術においては河川
湖沼などへの下水汚泥対処技術としては乾留による濾過
技術や吸収剤による対処技術しかなく、大掛かりな圧縮
対処技術も理論的には考えられてはいるが、実際に技術
的に構築するには固液分離装置が大掛かりになって莫大
な経費がかかり、又、その管理制御や保守点検整備など
の作業が極めて煩瑣になるといる不具合があった。
【0007】そして、ビニールやプラスチックなどの廃
棄合成樹脂材の焼却による処分にはダイオキシン発生等
が近時問題になっている。
【0008】当該ダイオキシン等の発生に対するには、
焼却施設が大掛かりになり、大資本を有する大型プラン
トでなければ対処出来ず、技術的にも費用的にもなかな
か対処出来ないという欠点があった。
【0009】そして、これら下水道等の下水汚泥や廃棄
合成樹脂材の処分が同一プラントにより同一処理工程を
経て行えるという技術は現出されておらず、それに対処
する技術の現出が強く望まれているものであった。
【0010】ビニールやプラスチック等の廃棄合成樹脂
材は特に大型や中型のものにあってはスクラップ状態の
ままで、チップやブロック化がその粘り性の為に出来
ず、チップ等の微粉末化状態が現出されれば焼却可能と
なり、廃棄処理が可能であるが、現実には当該物質の引
張り性や粘り性のために微粉末化が出来ないという不都
合さがあった。
【0011】特にビニールやプラスチック等の廃棄合成
樹脂材はその大型や中型の製品は廃棄処分がし難く、焼
却固化して固形燃料化するに際してもケーキ化やブロッ
ク化がし難いという難点が有り、結果的に微粉末化化し
て、固形燃料化が出来ないというネックがあった。
【0012】上述、これに対処するに出願人の先願発明
である特開平6−134497号公報発明には高圧フィ
ルタープレスから排出されるケーキを乾留処理してペレ
ット化等し、濾過剤や脱臭剤や界面活性剤や固形燃料等
への再利用に供し、有効再資源化を図る技術が開示され
はいるが、下水汚泥や廃棄を一挙に処理する技術はな
く、その汎用性に欠けるデメリットがあった。
【0013】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述ビニールや
プラスチック等の廃棄合成樹脂材の廃棄は勿論の事、か
なりの程度まで処理技術が向上している下水道等の下水
汚泥のスラリーに対する処理技術を加味して三者一体に
1プラントにより無公害化処理が可能であり、環境破壊
を招かないようにして、而も、低コストで確実に廃棄再
資源化処理が出来るようにして、廃棄物処理産業に於け
る公害防止技術利用分野に益する優れた廃棄合成樹脂材
の処理方法を提供せんとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述目的に沿い先述特許
請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は、前述
課題を解決するために、廃棄合成樹脂材を微粉末化して
有効再資源化処理する方法であって、該廃棄合成樹脂材
のチップ化したものを加熱油中にて相互に連結ブロック
化し、該ブロック化した連結合成樹脂材を所定粒度に微
粉末化し、他方、スラリーを一次圧縮したスラッジを高
脱水状態に二次圧縮スラッジ化して、当該二次圧縮スラ
ッジに上記微粉末化した合成樹脂廃材を添加混合し、固
液分離処分してケーキ化し、有効再資源化物とし処理す
るようにすること基幹とし、而して、廃棄合成樹脂材の
微粉末化して有効再資源化処理する方法にであって、該
廃棄合成樹脂材のチップ化したものを加熱油中にて相互
に連結ブロック化し、該ブロック化した連結合成樹脂材
を所定粒度に微粉末化し、他方、スラリーを一次圧縮し
たスラッジを高脱水状態に二次圧縮スラッジ化して、当
該二次圧縮スラッジに上記合成樹脂廃材を添加して混合
し、固液分離化処理を経てケーキ化し、該ケーキ化した
ものを乾留処理し、有効再資源化するようにすることを
更に他の基幹とし、而して上記廃棄合成樹脂材の微粉末
化を微粉砕処理を介して行うようにするようにし、又、
上記廃棄合成樹脂材の微粉末を微破砕処理によって行う
ようにもし、加えて上記加熱油が廃油であるようにし、
上記スラリーが下水汚泥を含有するスラリーであるよう
にもし、加えて上記有効再資源化物が濾化材や土質改良
材、界面活性、固体の燃料物であるようにもするように
もした技術的手段を講じたものである。
【作用】
【0015】通常のブロック状の大サイズや中サイズの
ビニールやプラスチック等の廃棄合成樹脂材をスクラッ
プの状態でジョークラッシャーやジャイレトリークラッ
シャーにより微破砕し、又ロールミルやボールミルによ
り微粉砕して微粉末化し、一方下水汚泥を高度に含有す
る下水道水をスクリューニードル等により一次圧縮した
状態で出願人が先願発明として開示してある高圧フィル
タープレスにより高脱水率の二次圧縮を行いその間、該
スラリーに含有されている気体成分を脱気し、該高圧に
圧縮された二次圧縮されたスラリーに対し上記微破砕、
微粉砕した廃棄合成樹脂材の微粉末化物を高圧裡に圧入
一体化し、フィルタープレスを枠締することにより、固
液分離を行い濾過液分は系外に排液処分し、次いで開枠
により濾布に付着しているケーキと微粉末化された廃棄
合成樹脂材を剥離落下し、ブロック状の剥離落下物を乾
留釜にて乾留処理し、水分は気化させて、燃焼ガス分は
乾留熱に燃焼して利用し、乾留を促進し、乾留釜から採
り出だした乾留物を所定にペレット化して濾過剤や土質
改良剤、脱臭剤や界面活性剤や固形燃料物等有効再資源
化可能な物資として有効再利用可能に再処理することが
出来るようにしたものである。
【0016】
【発明が実施形態】次に、この出願の発明の実施しよう
とする形態を1実施例の態様として図面に従って説明す
れば以下の通りである。
【0017】図1に示す態様において、1はこの出願の
発明に供する処理プラントであり、それぞれの各要素は
既存の技術や出願人の先願の高圧フィルタープレスに用
いられている技術であり、この出願の発明にあっては、
これらの技術を集合したものである。
【0018】2はこの出願の発明の要旨の中心をなす出
願人の先願発明考案に開示されてある高圧フィルタープ
レスであり、そのケーシングフレーム内には近接自在に
進退動する所定の濾板3,3が油圧シリンダー4,4に
より枠締、開枠自在にされており、各濾板3間には在来
一般態様同様に、図示しない濾布がジグザグ状に介装さ
れて、固液分離の濾過液を排液し、排液通路9を介し、
排液処理装置10に排液するようにされている。
【0019】而して、当該高圧フィルタープレス2は二
次圧縮を行う固液分離装置であり、二次固液分離装置2
に前置して、一次圧縮固液分離のスクリューニードル5
が設けられ、下水汚泥のスラリー6を貯留しているタン
ク7から圧送ポンプ8を介し、随時固液分離装置として
のスクリューニードル5を介し、一次圧縮された高濃度
のスラッジを保持、圧縮装置としての高圧フィルタープ
レス2の濾板3間に介装する濾布に供給して高濃度のス
ラッジのケーキとするようにされている。
【0020】高圧フィルタープレス2のケーシングフレ
ームの基端部には適宜の脱気装置15が上設されてい
る。
【0021】而して、当該プラントにおいて、ビニール
やプラスチックの合成樹脂材廃棄のストックホッパー1
1から所定に搬送される各廃棄合成樹脂材はジョークラ
ッシャー12やジャイレトリークラッシャー12´ に
より微破砕されたり、ロールミルやボールミルにより枠
締前の開枠状態の各濾板3,3…間に供給される一次脱
水されたスクリューニードル5からのスラッジに微粉末
化状態にして混入されて高圧フィルタープレス2にフィ
ーダー13を介して供給されて枠締されて所定の60キ
ロ等の高圧状態に圧縮される。
【0022】尚、当該プロセスにおいてジョークラッシ
ャー12やジャイレトリークラッシャー12´ による
廃棄合成樹脂材の微破砕やロールミルやボールミルによ
る粉砕では原料状態では微粉末化状態が発生しないが、
高熱状態の廃油に浸漬状態にして前処理することによ
り、直ちにチップ化された状態の廃棄合成樹脂材が相互
に連結してブロック化され、当該ブロック化された廃棄
濾板はフィルタープレス2内におけるスラッジ化に付与
され、高圧により高度の圧縮作用を受けてスラッジと共
に混在一体化されケーキ化される。
【0023】そして、固液分離プロセスを経て濾過液が
排液通路9を介し排液処理装置10により所定に排液処
理された後、開枠が油圧シリンダー4,4により行われ
ると、ブロック化された圧縮状態の廃棄合成樹脂材を含
有するスラッジのケーキがブロック状に一挙に落下し、
所定の輸送手段を経てペレット化装置14、或いは、次
ぎの処理装置14´ に輸送されて、濾過材や物質改良
剤界面活性剤等へと有効再資源化されていく。
【0024】当該態様において、図2により、そのプロ
セスを説明すると、当該図2おいて、その上段にはビニ
ールやプラスチックの廃棄合成樹脂材の前処理工程が示
されており、当該廃棄合成樹脂材は初期のピース処理工
程16を経て加熱された廃油に対する浸漬工程17に浸
漬されて、ピースチップが瞬時に凝結して相互に連結状
態になり、所定の硬度のブロックピースになり、次いで
ジョークラッシャー12やジャイレトリークラッシャー
12´ による微破砕やロールミルやボールミルによる
ペレット化の微粉末化工程18を経て所定フィーダー1
3を介して高圧フィルタープレス2に供給される工程1
9となる。
【0025】而して、当該図2の下段に示す態様は下水
汚泥を含有する下水道水のスラリー処理の態様を示すも
のであり、下水汚泥を含有しているスラリー6は所定の
凝集剤等の添加を受けたり、遠心分離作用を受けて一次
脱水装置のスクリューニードル5により一次圧縮工程1
6を経て上述した廃棄合成樹脂材の微粉末化された素材
をフィーダー13から圧入混在化されて油圧シリンダー
4,4により枠締作用を受けて固液分離作用を開始し、
濾布間において固液分離作用23の圧縮工程21により
濾過される濾過液22は濾過液通路9を介し、濾過液処
理装置10により適宜に処理され、油圧シリンダー4に
より開枠作用が行われてとの間適宜の凝集材24の添加
等の処理を経て濾布間に付着しているスラッジや合成樹
脂材を混在するケーキが一挙に剥離落下し、微粉砕処理
装置14や他の処理装置14´により乾留工程25を微
粉末化工程26を経て処理工程27を経て次段の処理工
程28に輸送されていく。
【0026】尚、この出願の発明の実施態様は上述実施
例に限るものでないことは勿論であり、例えば、一次脱
水工程に次ぐ二次圧縮工程に対し、ブロックピース化さ
れた廃棄合成樹脂材の混入は交互に切り換え弁を介し混
在状態にして二次分離装置としての高圧フィルタープレ
ス2内に圧送するなど種々の態様が採用可能である。
【0027】又、有効再資源化は濾過材、土質改良剤、
防臭剤、界面活性剤などの他にペレット化した固形燃料
等にも有効再資源化として用いることが出来ることは勿
論のことであり、又、固液分離装置の高圧フィルタープ
レス2から剥離落下するケーキ自体を廃棄プラスチック
を含有した状態で適宜に乾燥処理等してブロック状態で
固形燃料にする等種々の態様が採用可能であることは勿
論のことである。
【0028】又、濾板3から剥離落下するケーキを先述
特開平6−134497号公報に開示されてあるような
乾留処理装置を経て乾留処理を行い、そのプロセスにお
いて水分は乾燥し、燃焼可能なガスは乾留加熱に利用
し、コークス状の固形燃料にしたりすることが出来るこ
とは勿論のことである。
【0029】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
に下水汚泥を高濃度に含有する下水道等のスラリーを高
圧フィルタープレスにて処理出来るのみならず、大型、
中型のビニールやプラスチックなどの廃棄合成樹脂材を
始めスクラップ処理し、廃油などの高熱の油に浸漬する
ことにより、ブロックやチップ化されたもものは瞬時凝
結し、相互に連結されて、ブロック化し、ジョークラッ
シャーやジャイレトリークラッシャーやロールミルやボ
ールミルなどの装置により微破砕や微粉砕されて、微粉
末化し一次分離処理されたスラッジと共に高圧の二次分
離装置のフィルタープレスに供給されて60トンなどの
高圧下において圧縮作用を行うことにより廃棄合成樹脂
材はケーキとしての下水道汚泥等のスラッジと共にケー
キ化され、直ちに固形燃料化されたり、ペレット化装置
等の適宜の処理装置により、次段の有効再資源化工程に
移行し、有効再利用に供することができるという優れた
効果が奏される。
【0030】したがって、下水汚泥を有する下水道など
のスラリーと近時に至るまでの廃棄処理が不可能であっ
たビニールやプラスチックなどの廃棄合成樹脂材をも一
挙に廃棄処理が出来るという優れた効果が奏される。
【0031】しかも、下水汚泥を含有するスラリーのケ
ーキとしてのスラッジと共にブロックピース状のチップ
化された廃棄合成樹脂材が高圧の圧縮の処理において固
化されケーキとして廃棄されるためにただちに固形燃料
として有効再資源化利用が出来るという優れた効果が奏
される。
【0032】よって、廃棄物処理産業に於けるプラスの
面が極めて大きいという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明に利用する装置の模式概略側面
図である。
【図2】出願の発明の処理のフローチャート図である。
【符号の説明】
26 廃棄合成樹脂材微粉末化工程 27 有効再資源化処理工程 17 油中の浸漬工程 19 微粉末化工程 20 スラリーの一次圧縮工程 21 二次圧縮工程 25 乾留処理工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 11/00 C02F 11/12 C 4H012 11/12 C09K 17/14 H 4H015 C09K 17/14 17/18 H 4H026 17/18 C10B 53/00 A C10B 53/00 B C10L 5/46 C10L 5/46 5/48 5/48 B09B 3/00 ZAB // C09K 101:00 Fターム(参考) 4D004 AA02 AA06 AA07 AA50 AB02 AB06 BA03 BA06 BA10 CA03 CA04 CA13 CA14 CA23 CA45 CB13 CB15 4D019 BA13 CB06 4D059 AA03 BB05 BE16 BE26 BK15 CC03 CC05 CC10 DB40 4D077 AB10 AC10 4F301 AC08 BA01 BA21 BA29 BE01 BE29 BE50 BF20 BF25 BF31 4H012 HA01 HB01 4H015 AA01 AA02 AA17 AB01 BA09 BA12 BB03 BB05 CA03 CB01 4H026 AA09 AA15 AA18 AB04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃棄合成樹脂材を微粉末化して有効再資源
    化処理する方法において、該廃棄合成樹脂材のチップ化
    したものを加熱油中にて相互に連結してブロック化し、
    該ブロック化した廃棄合成樹脂材を微粉末化し、他方、
    スラリーを一次圧縮したスラッジを高脱水状態に二次圧
    縮スラッジ化して、当該二次圧縮スラッジに上記微粉末
    化した合成樹脂廃材を添加混合し、ケーキ化し、有効再
    資源化物として処理するようにすることを特徴とする廃
    棄合成樹脂材の処理方法
  2. 【請求項2】廃棄合成樹脂材を微粉末化して有効再資源
    化処理する方法において、該廃棄合成樹脂材のチップ化
    したものを加熱油中にて相互に連結ブロック化し、該連
    結ブロック化した廃棄合成樹脂材を微粉末化し、他方、
    スラリーを一次圧縮したスラッジを高脱水状態に二次圧
    縮スラッジ化して、当該二次圧縮スラッジに上記微粉末
    化した合成樹脂廃材を添加混合し、ケーキ化し、該ケー
    キを乾留処理し、有効再資源化するようにすることを特
    徴とする廃棄合成樹脂材の処理方法。
  3. 【請求項3】上記廃棄合成樹脂材の微粉末化を微粉砕処
    理を介して行うようにすることを特徴とする請求項1,
    2いづれか記載の廃棄合成樹脂材の処理方法。
  4. 【請求項4】上記廃棄合成樹脂材の微粉末化を微破砕処
    理を介して行うようにすることを特徴とする請求項1,
    2いづれか記載の廃棄合成樹脂材の処理方法。
  5. 【請求項5】上記加熱油が廃油であることを特徴とする
    請求項1,2いづれか記載の廃棄合成樹脂材の処理方
    法。
  6. 【請求項6】上記スラリーが下水汚泥を含有するスラリ
    ーであることを特徴とする請求項1,2いづれか記載の
    廃棄合成樹脂材の処理方法。
  7. 【請求項7】上記有効再資源化物が濾化材や土質改良
    材、界面活性剤や固体燃料物であるようにすることを特
    徴とする請求項1,2いづれか記載の廃棄合成樹脂材の
    処理方法。
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