JP2000189915A - エアシャワ装置 - Google Patents
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Abstract
し、確実に人体にエアジェット気流を浴びせることが出
来るエアシャワ装置を提供する。 【課題】床が湿った状態でも、吸い込みプレフィルタ部
に雑菌を繁殖させないエアシャワ装置を提供する。ま
た、エアシャワ装置のドアを不要としてもエアシャワ装
置室内で発生した塵埃をエアシャワ室内から飛散しにく
いエアシャワ装置を提供する。また、少ないエアジェッ
トノズル数でも確実に人体にエアジェット気流を浴びせ
ることが出来るエアシャワ装置を提供する。 【解決手段】エアシャワ装置の吸い込み気流を形成する
ための装置負圧部を本体ケースの少なくとも一方に、門
型に形成し、吸い込み気流を、エアシャワ室側面の出入
口に、エアジェットノズルと同じ高さに形成する。ま
た、エアシャワ室内側面に設置されたエアシャワノズル
の配列と、エアシャワ室内天井面に設置されたエアシャ
ワノズルを直行して配列する。
Description
塵埃を嫌う製品(例えば医療品あるいは食品)の製造を
行う作業室の出入口に設置されて高速のエアジェット気
流により入室者の衣類あるいは頭部の付着物を吹き落と
すエアシャワ装置に関する。
の出入口には、作業室の内部に塵埃や菌を持ち込まない
ようにエアシャワ装置が設置され、入退室者に高速のエ
アジェット気流を吹き付けて頭部や衣類からほこりや頭
髪、ふけ等の付着物を吹き落としている。エアシャワ装
置で人体や衣服に付着した塵埃を吹き落とすことによ
り、この塵埃に付着した菌も吹き落とすことができるの
で、特に衛生環境が問題となる医薬品や食品等の加工を
行う作業室においても菌による変質防止や細菌による食
中毒防止のために広く用いられている。このような、医
薬品や食品等の加工を行う作業室では水による洗浄等に
よって作業室の床が常時湿った状態にあり、作業室の出
入口に設置されるエアシャワ装置の床面も作業者の出入
りにより湿った状態となる場合が多い。一方、従来のエ
アシャワ装置では、ゲート状の本体ケース内部に高速の
エアジェット気流を発生する装置を取付け、ゲートの内
部に向かって複数のエアジェットノズルを設け、シャワ
ー室内の床面近傍にシャワー室内の空気を吸込む空気吸
込み口を設けている。このような技術に関連するものと
しては、実開昭61−195384号公報、実開昭62
−127437号公報、実開平2−62339号公報等
が挙げられる。
は、図7に示すように、ゲート状の本体ケース1内部
(シャワー室)側面上方に複数のエアジェットノズル3
を設け、本体ケース1内部側面下方に吸い込み口4を設
置して、エアジェット気流により人体から飛散した塵埃
を吸い込む構成になっている。通常、このような装置で
は吸い込み口4をシャワー室内の床面から高さ400m
m以下に設置している。そのため、人体より飛散した塵
埃は吸い込み口4にたどり着くまで長い行程を移動する
ことになり、人体にぶつかって出口(ドア)に向かう方
向のベクトルを持った塵埃は吸い込み口4にたどり着か
ずに出口から出てしまうものがある。そのため、シャワ
ー室の出入口にドアを設け、機械的にシャワー室内外を
仕切る必要があった。また、エアシャワ装置を医薬品や
食品等の加工を行う作業室に設置して使用する場合に
は、シャワー室内床面が湿った状態であるため、シャワ
ー室内下部の吸い込み口4に粗塵除去のため設置したプ
レフィルタ5が湿る場合が多い。プレフィルタ5は不織
布により構成されているので、湿った状態が続くとプレ
フィルタ5に付着した雑菌やかびが繁殖するという問題
があった。特に食品用作業室の場合にはかびは大敵であ
る。本発明の目的は、出入り口が開放されていても、エ
アジェット気流により人体から飛散した塵埃のシャワー
室外への流出を抑制できて構造の簡易化及び低価格化を
図ることができるエアシャワ装置を提供することにあ
る。
繁殖を抑制して衛生的に優れたエアシャワ装置を提供す
ることにある。
ル数でも確実に人体にエアジェット気流を浴びせること
の出来るエアシャワ装置を提供することにある。
に、本願の第1の発明は、シャワー室となる空間を第1
の側面および第2の側面と天井面とから囲むよう門形に
形成された筐体と、この筐体内に格納された送風機およ
びフィルタを備え、シャワー室にフィルタにより浄化さ
れた空気を供給するよう構成されたエアシャワ装置にお
いて、筐体は第1の側面に配設された第1の空気吹き出
し口と第2の側面に配設された第2の空気吹き出し口と
天井面に配設された第3の空気吹き出し口とを有すると
ともに、第1の側面に形成された第1の空気吸い込み口
と第2の側面に第2の空気吸い込み口とを有し、第1の
空気吹き出し口と第2の空気吹き出し口と第3の空気吹
き出し口とはフィルタに連通して浄化された空気をシャ
ワー室に供給するよう配設され、第1の空気吸い込み口
は第1の空気吹き出し口の側方に配設されるとともに第
2の空気吸い込み口は第2の空気吹き出し口の側方に配
設され、筐体内に形成された空気還流路を介して第1の
空気吸い込み口および第2の空気吸い込み口は送風機の
吸い込み口に連通するよう構成されたことを特徴とする
ものである。
ャワ装置において、第1の空気吸い込み口と、第2の空
気吸い込み口と、第1の空気吹き出し口と、第2の空気
吹き出し口とはいずれもシャワー室の床面から600m
m以上の高さに配設されたことを特徴とするものであ
る。
ャワ装置において、送風機およびフィルタは筐体の第1
の側面側に格納され、第1の空気吹き出し口と第2の空
気吹き出し口と第3の空気吹き出し口とにフィルタで浄
化された空気を供給する空気流路を備え、第2の空気吹
き出し口への浄化された空気の供給を空気流路を介して
行うとともに、第2の空気吸い込み口から送風機の吸い
込み口への還流を空気還流路を介して行うよう構成され
たことを特徴とするものである。
間を第1の側面とこの第1の側面と対向する第2の側面
と天井面とから囲むよう門形に形成された筐体と、この
筐体内に格納された送風機と、筐体内に格納されて送風
機から吹き出される空気を浄化するフィルタと、第1の
側面と第2の側面と天井面とにそれぞれ配設されてシャ
ワー室に浄化された空気を供給する第1の空気吹き出し
口と第2の空気吹き出し口と第3の空気吹き出し口とを
有するエアシャワ装置において、シャワー室は入口ある
いは出口となる第1の開口部と第2の開口部を備え、筐
体は上記第1の側面に形成された第1の空気吸い込み口
及び第2の側面に第2の空気吸い込み口と、フィルタに
より浄化された空気を第1の空気吹き出し口と第2の空
気吹き出し口と第3の空気吹き出し口とに供給する空気
流路と、第1の空気吸い込み口及び第2の空気吸い込み
口から吸い込まれた空気を送風機の吸い込み口に還流さ
せる空気還流路を備え、第1の空気吸い込み口は第1の
空気吹き出し口と第1の開口部及び第2の開口部の少な
くともいずれか一方との間に配設され、第2の空気吸い
込み口は第2の空気吹き出し口と第1の開口部及び第2
の開口部の少なくともいずれか一方との間に配設されこ
とを特徴とするものである。
ャワ装置において、第1の空気吸い込み口と、第2の空
気吸い込み口と、第1の空気吹き出し口と、第2の空気
吹き出し口とはいずれもシャワー室の床面から600m
m以上の高さに配設されたことを特徴とする請求項4記
載のエアシャワ装置。
ャワ装置において、第1の空気吹き出し口と第2の空気
吹き出し口はシャワー室内で第1の開口部から第2の開
口部に向かう方向と直交する向きに配列され、第3の空
気吹き出し口はシャワー室内で第1の開口部から第2の
開口部に向かう方向と並行する向きに配列されたこと特
徴とするものである。
ャワ装置において、送風機を作動させるための手動スイ
ッチを備え、第1の開口部から第2の開口部に向かうこ
とにより入室者が清浄であることを要求される作業室に
向かい得るようシャワー室が配設され、手動スイッチは
シャワー室内で第2の開口部側に配設されたことを特徴
とするものである。
間を第1の側面および第2の側面と天井面とから囲むよ
う門形に形成された筐体と、この筐体内に格納された送
風機およびフィルタを備え、シャワー室に上記フィルタ
により浄化された空気を供給するよう構成されたエアシ
ャワ装置において、第1の側面に配設された第1の空気
吹き出し口と、第2の側面に配設された第2の空気吹き
出し口と、第1の側面に形成された第1の空気吸い込み
口と、第2の側面に第2の空気吸い込み口と、フィルタ
により浄化された空気を第1の空気吹き出し口及び第2
の空気吹き出し口とに供給する空気流路と、第1の空気
吸い込み口及び第2の空気吸い込み口から吸い込まれた
空気を送風機の吸い込み口に還流させる空気還流路を備
え、第1の空気吸い込み口と、第2の空気吸い込み口
と、第1の空気吹き出し口と、第2の空気吹き出し口と
はいずれも上記シャワー室の床面から600mm以上の
高さに配設されたことを特徴とするものである。
流路は送風機の吸い込み口に連通して負圧部となり、こ
れによりシャワー室内外の境界部分に吸い込み気流を形
成することができる。第1の空気吸い込み口は第1の空
気吹き出し口の側方に配設されるとともに第2の空気吸
い込み口は第2の空気吹き出し口の側方に配設されるの
で、エアジェットにより入室者の衣類あるいは頭部等か
ら飛散した塵埃は第1の空気吸い込み口および第2の空
気吸い込み口に吸い込まれてシャワー室内への飛散が防
止される。また、シャワー室の出入口となる開口部には
エアカーテン気流が形成されるのでシャワー室外への塵
埃の飛散防止を図ることができる。
れる場合には、食品工場などのように床部が湿った状態
で用いられても、プレフィルタの乾燥を保つことがで
き、プレフィルタ部での雑菌の繁殖を防止することがで
きる。
出し口の配列と、天井面の空気吹き出し口の配列が異な
るよう空気吹き出し口を配設しているので、入室者に効
果的にエアジェット気流を吹き付けることができる。
〜図7により説明する。本発明の第1の実施の形態を図
1、図2及び図5により説明する。図1は、本発明のエ
アシャワ装置の第1実施の形態を示す断面図である。同
図(a)は平面断面図、同図(b)は正面断面図、同図
(c)は側断面図である。筐体1はシャワー室10とな
る空間を第1の側面としての壁面10aおよび第2の側
面としての壁面10bと天井面10cとから囲むよう門
形に形成される。この筐体1内の壁面10a側には送風
機8およびフィルタ20が格納される。フィルタ20は
送風機8の吹き出し口8bに連通して設けられ、送風機
8から吹き出される空気を浄化する。シャワー室10に
はフィルタ20により浄化された空気が供給される。筐
体1は第1の側面10aに配設された第1の空気吹き出
し口3a(以下空気吹き出し口3a)と第2の側面10
bに配設された第2の空気吹き出し口3b(以下空気吹
き出し口3b)と天井面10cに配設された第3の空気
吹き出し口3c(以下空気吹き出し口3c)とを有する
とともに、第1の側面10aに形成された第1の空気吸
い込み口4a(以下空気吸い込み口4a)と第2の側面
10bに第2の空気吸い込み口4b(以下空気吸い込み
口4b)とを有する。フィルタ20により浄化された空
気は空気流路2を介して空気吹き出し口3a、3b、3
cとに供給される。すなわち、空気吹き出し口3a、3
b、3cとはフィルタ20に連通し、フィルタ20で浄
化された空気をシャワー室10に供給するよう配設され
る。本実施例では、吸い込み口4a、4bをシャワー室
10の壁面10a、10bにそれぞれ形成するために、
吸い込み口4a、4bから送風機8に空気を還流させる
空気還流路6を門型に形成している。この空気還流路6
内は負圧状態のため、空気還流路6の任意の位置に開口
を形成することにより吸い込み口4a、4bを設けるこ
とが出来る。本実施の形態では、送風機8およびフィル
タ20は筐体1の壁面10a側に格納され、空気吹き出
し口3a、3b、3cにフィルタ20で浄化された空気
を供給する空気流路2を備え、空気吹き出し口3b、3
cへの浄化された空気の供給を空気流路2を介して行う
とともに、空気吸い込み口4bから送風機8の吸い込み
口8aへの還流を空気還流路6を介して行うよう構成さ
れるので、送風機、フィルタが1つで済み、エアシャワ
装置の小型化、軽量化及び低価格化を図ることができ
る。
が問題となる医薬品や食品等の加工を行う作業室100
の入り口100aに設置される。シャワー室10は入口
あるいは出口となる第1の開口部10eと第2の開口部
10fを有している。本実施の形態では作業室100へ
の入室方向と合わせて、第1の開口部10eを入り口と
し、第2の開口部10fを出口とし、第2の開口部10
fを入り口100aに合わせてエアシャワー装置を設置
する。作業者がこの作業室100に入る際に空気吹き出
し口3a、3b、3cから高速に吹き出されるエアジェ
ット気流により、人体や衣服に付着した塵埃や菌が吹き
落とされて除去される。この吹き落とされた塵埃を含ん
だ空気は空気吸い込み口4a、4bから吸い込まれてフ
ィルタ20で濾過されて浄化された空気が再び空気吹き
出し口3a、3b、3cからシャワー室10に供給され
る。本実施の形態では空気吹き出し口3a、3bとはそ
れぞれ3個ずつ設けられ、空気吹き出し口3cは2個設
けられている。空気吸い込み口4aは空気吹き出し口3
aの側方に配設されるとともに空気吸い込み口4bは空
気吹き出し口3bの側方に配設される。空気吸い込み口
4a、4bはいずれも縦長の長方形状の開口部を有し、
シャワー室10の壁面10a、10b上で最上部の空気
吹き出し口3a、3bより上方の位置から最下部の空気
吹き出し口3a、3bより下方の位置まで延びる。それ
ぞれ3個ずつ設けられた空気吹き出し口3aと空気吹き
出し口3bはシャワー室10内で垂直方向に配列され
る。この方向は第1の開口部10eから第2の開口部1
0fに向かう方向と直交する向きであり、これにより空
気吹き出し口3a、3bの個数が少なくてもシャワー室
10に入室した作業者の頭部及び上半身の異なる位置に
エアージェットを吹き付けて広い範囲の塵埃を吹き落と
すことができる。天井面に設けられた2個の空気吹き出
し口3cはシャワー室10内で第1の開口部10eから
第2の開口部10fに向かう方向と並行する向きに配列
され、作業者の頭部及び肩の塵埃を効果的に吹き落とす
ことができる。図5は、本実施の形態のエアシャワ装置
の作業者とエアージェット気流の位置関係を示す断面図
である。同図(a)は主要部の側断面図、同図(b)は
正面断面図、同図(c)は側断面図である。人体を対象
としたエアシャワ装置の場合、エアジェット気流を浴び
る作業者がエアジェット気流方向から移動すると、エア
シャワ効果は低減する。通常は作業者がシャワー室10
に入室後エアジェット気流が突然吹き出されるため、作
業者は無意識のうちにエアジェット気流方向から離れる
方向に移動しがちである。本実施の形態では、天井面1
0cに2個配置された空気吹き出し口3cのエアジェッ
ト気流風速分布の低い部分にシャワー室壁面10a、1
0bに設けられた空気吹き出し口3a、3bのエアジェ
ット気流が吹き付けられるよう構成されている。これに
より、エアシャワ気流を浴びる作業者が多少移動して
も、天井面或いは側面からのエアジェット気流を確実に
浴びることが可能になる。この構成により、少ないエア
ジェットノズル数でも確実に人体にエアジェット気流を
浴びせることが出来る。上記のように、本実施例では空
気吹き出し口3a、3b、3cおよび空気吸い込み口4
a、4bはシャワー室10に入室した作業者の頭部及び
上半身に効果的にエアージェットを吹き付け、頭部およ
び上半身の塵埃を効果的に除去することができる。
るように、筐体内1に形成された空気還流路6を介して
送風機8の吸い込み口8aに連通している。これによ
り、シャワー室10内の塵埃を広い範囲にわたり吸い込
むことができ、主として作業者の頭部、上半身から発生
した塵埃をすぐに吸い込むことができ、塵埃がシャワー
室内に長く滞留するのを抑制あるいは防止する。また、
本実施の形態では、空気吸い込み口4aは空気吹き出し
口3aと第2の開口部2fとの間に配設され、空気吸い
込み口4bは空気吹き出し口3bと第2の開口部2fと
の間に配設されるので、シャワー室10の出口10fに
吸い込み空気によるエアカーテン気流7がエアジェット
気流と同じ高さに形成され、このエアカーテン気流7に
より、エアジェット気流により作業者の頭部あるいは上
半身から飛散した塵埃や菌の作業室への進入を抑制ある
いは防止できる。この吸い込み空気エアカーテン気流7
により、エアシャワ装置のドアを不要とすることもでき
る。
a、3bと、空気吸い込み口4a、4bとはいずれもシ
ャワー室10の床面10dから600mm以上の高さに
配設される。空気吸い込み口4a、4bには粗塵除去の
ためプレフィルタ5が設置される。調理場で食品を扱う
場合に、食品及び調理用器具類を「床面に落ちた水のは
ねかえりを避けるため、床面から60cm以上の場所に
置くこと」が文部省通達「学校給食における衛生管理の
改善充実及び食中毒発生の防止について」文体学第26
6号(平成9年4月1日)中で、学校給食衛生管理の基
準、VIII調理過程、3 二次汚染の防止、ウの項で
定められており、食品工場では上記通達に準拠して作業
台の高さを600mm以上として、食品の原材料または
調理あるいは加工された食品を床上600mm以上の高
さに置いている。作業台が床上600mm以上なので、
作業者についても床上600mm以上の部分、すなわ
ち、主として上半身及び頭部の塵埃や菌を除去すること
が必要である。特に、食品工場では肉眼で見える大きな
塵埃や、髪の毛、体毛、ふけ等の不潔感あるいは不快感
を与えるものの除去が重要視されている。従ってエアシ
ャワー装置も主として上記の大きな塵埃や、髪の毛、体
毛、ふけ等の除去に用いられる。このためには、エアジ
ェット気流を床上600mm以上に形成するよう空気吹
き出し口3a、3bを600mm以上の高さに配設する
とともに、シャワー室両側壁面10a、10bの出口1
0f側に吸い込み口4a、4bを空気吹き出し口3a、
3bと同じ高さに配置し、エアシャワ室出口に吸い込み
空気エアカーテン気流7を形成し、エアジェット気流に
より上半身あるいは頭部から飛散した塵埃や菌の作業室
への進入防止を図ればよい。また、吸い込み口4a、4
bは床上600mm以上の高さに配置され、縦長の長方
形状であるため、シャワー室の床面が濡れていて作業者
入室時に水がはねてもプレフィルタ5に付着することが
ほとんどないため、プレフィルタ5の乾燥を保つことが
でき、プレフィルタ5での雑菌あるいはかびの繁殖を防
止することが出来る。
明する。図3は、本発明のエアシャワ装置の第2の実施
の形態を示す断面図である。同図(a)は平面断面図、
同図(b)は正面断面図、同図(c)は側断面図であ
る。本実施の形態では、第1の実施の形態の構成に加
え、シャワー室10の入口10e側にも空気還流路6を
設け、壁面10a、10bの入口10e側にもそれぞれ
空気吸い込み口4a、4bを設けたものである。他の構
成は第1の実施の形態と同様である。本実施の形態で
は、シャワー室の入口10eと出口10fの両方に吸い
込み空気エアカーテン気流7が形成される。このエアカ
ーテン効果により、ドアを設けなくともシャワー室10
内で発生した塵埃のシャワー室外への飛散を防止でき
る。
明する。図4は、本発明のエアシャワ装置の第3の実施
の形態を示す断面図である。同図(a)は平面断面図、
同図(b)は正面断面図、同図(c)は側断面図であ
る。本実施の形態は、第1の実施の形態のエアシャワ装
置で、作業室100側に位置する第2の開口部10f側
設けられた吸い込み口4a、4bの内の一方を塞ぎ、吸
い込み口を片側のみとしたものである。本実施の形態で
は壁面10b側の吸い込み口4bにプレフィルタ5の代
わりにカバー15を取り付け、吸い込み口4bを塞ぐよ
うにしたものである。他の構成は第1の実施の形態と同
様である。本実施の形態では両側から吹き出されたエア
ジェット気流を一つの吸い込み口から吸い込むためより
強力なエアカーテン気流が形成される。また、吸い込み
口は壁面10a、10bの一方に形成されるため必要な
方向にエアカーテン気流を形成することができる。この
第3実施の形態は図4(a)に示すように、シャワー室
出口の片側が作業室100の壁面に連なるような場合、
すなわち、作業室100のコーナーに入り口100aが
設けられている場合に適している。
明する。図6は本発明のエアシャワ装置の第4の実施の
形態を示す断面図である。同図(a)は平面断面図、同
図(b)は正面断面図、同図(c)は側断面図である。
本実施の形態はシャワー室10の作業室100側(第2
の開口部10f側)の壁面10aにエアジェット気流を
発生させる送風機8を手動で起動する動作スイッチ11
を設け、シャワー室10への入室者がこの動作スイッチ
11をONにすることにより送風機8を動作させ、空気
吹き出し口3a、3b、3cから高速なエアジェット気
流を数秒間吹き出すよう構成したものである。本実施の
形態は、送風機8のスイッチを手動の動作スイッチ11
にしたこと以外は第1の実施の形態と同様の構成であ
る。このスイッチをシャワー室10内の作業室に向かっ
て左側面の作業室側に配置することにより、右利きの作
業者はシャワー室10に入室後、一旦、体を時計回りに
回転させて空気吹き出し口3aに面し、スイッチ11を
ONにしてエアジェットを動作させる。エアジェット動
作中に体を反時計方向に回転させて進行方向に向きを変
えるので、入室者が意識せずにエアジェット気流を浴び
る人体の表面積を増やすことが出来る。この装置に左利
きの作業者が入室した場合は、左手でシャワー室10奥
の動作スイッチ11を押した後、エアジェット動作中に
左手を戻しシャワー室10中央へ身体を戻すので、エア
ジェット気流を浴びる人体の表面積を増やすことが出来
る。動作スイッチ11をシャワー室10内の作業室に向
かって右側面の作業室側に配置した場合は、左利きの作
業者はシャワー室10入室後、エアジェットノズル面を
向き動作スイッチ11を押し、エアジェット気流を動作
させたあと、身体を進行方向に向けるので、エアジェッ
ト気流を浴びる身体の表面積を増やすことが出来る。こ
の装置に右利きの作業者が入室した場合は、右手でシャ
ワー室10奥の動作スイッチ11を押した後、エアジェ
ット動作中に右手を戻しシャワー室10中央へ身体を戻
すので、エアジェット気流を浴びる人体の表面積を増や
すことが出来る。このように、エアジェット気流動作中
身体を動作させ、エアジェット気流を浴びる身体の表面
積を増やすことが出来るので、身体や衣服についた塵埃
や菌を確実に除去することが出来る。
格化を図ることができるエアシャワ装置を得ることがで
きる。
雑菌の繁殖を抑制して衛生的に優れたエアシャワ装置を
得ることができる。
ットノズル数でも確実に人体にエアジェット気流を浴び
せることの出来るエアシャワ装置を得ることができる。
す断面図で、同図(a)は平面断面図、同図(b)は正
面断面図、同図(c)は側断面図である。
構成を示す一部を断面とした斜視図である。
示す断面図で、同図(a)は平面断面図、同図(b)は
正面断面図、同図(c)は側断面図である。
示す断面図で、同図(a)は平面断面図、同図(b)は
正面断面図、同図(c)は側断面図である。
エアシャワ装置の作業者とエアージェット気流の位置関
係を示す断面図で、同図(a)は主要部の側断面図、同
図(b)は正面断面図、同図(c)は側断面図である。
示す断面図で、同図(a)は平面断面図、同図(b)は
正面断面図、同図(c)は側断面図である。
面図で、同図(a)は平面断面図、同図(b)は正面断
面図、同図(c)は側断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】シャワー室となる空間を第1の側面および
第2の側面と天井面とから囲むよう門形に形成された筐
体と、この筐体内に格納された送風機およびフィルタを
備え、上記シャワー室に上記フィルタにより浄化された
空気を供給するよう構成されたエアシャワ装置におい
て、上記筐体は上記第1の側面に配設された第1の空気
吹き出し口と上記第2の側面に配設された第2の空気吹
き出し口と上記天井面に配設された第3の空気吹き出し
口とを有するとともに、上記第1の側面に形成された第
1の空気吸い込み口と上記第2の側面に第2の空気吸い
込み口とを有し、上記第1の空気吹き出し口と上記第2
の空気吹き出し口と上記第3の空気吹き出し口とは上記
フィルタに連通して浄化された空気を上記シャワー室に
供給するよう配設され、上記第1の空気吸い込み口は上
記第1の空気吹き出し口の側方に配設されるとともに上
記第2の空気吸い込み口は上記第2の空気吹き出し口の
側方に配設され、上記筐体内に形成された空気還流路を
介して上記第1の空気吸い込み口および上記第2の空気
吸い込み口は上記送風機の吸い込み口に連通するよう構
成されたことを特徴とするエアシャワ装置。 - 【請求項2】上記第1の空気吸い込み口と、上記第2の
空気吸い込み口と、上記第1の空気吹き出し口と、上記
第2の空気吹き出し口とはいずれも上記シャワー室の床
面から600mm以上の高さに配設されたことを特徴と
する請求項1記載のエアシャワ装置。 - 【請求項3】上記送風機および上記フィルタは上記筐体
の上記第1の側面側に格納され、上記第1の空気吹き出
し口と上記第2の空気吹き出し口と上記第3の空気吹き
出し口とに上記フィルタで浄化された空気を供給する空
気流路を備え、上記第2の空気吹き出し口への浄化され
た空気の供給を上記空気流路を介して行うとともに、上
記第2の空気吸い込み口から上記送風機の吸い込み口へ
の還流を上記空気還流路を介して行うよう構成されたこ
とを特徴とする請求項1記載のエアシャワ装置。 - 【請求項4】シャワー室となる空間を第1の側面とこの
第1の側面と対向する第2の側面と天井面とから囲むよ
う門形に形成された筐体と、この筐体内に格納された送
風機と、上記筐体内に格納されて上記送風機から吹き出
される空気を浄化するフィルタと、上記第1の側面と上
記第2の側面と上記天井面とにそれぞれ配設されて上記
シャワー室に浄化された空気を供給する第1の空気吹き
出し口と第2の空気吹き出し口と第3の空気吹き出し口
とを有するエアシャワ装置において、上記シャワー室は
入口あるいは出口となる第1の開口部と第2の開口部を
備え、上記筐体は上記第1の側面に形成された第1の空
気吸い込み口及び上記第2の側面に第2の空気吸い込み
口と、上記フィルタにより浄化された空気を上記第1の
空気吹き出し口と第2の空気吹き出し口と第3の空気吹
き出し口とに供給する空気流路と、上記第1の空気吸い
込み口及び上記第2の空気吸い込み口から吸い込まれた
空気を上記送風機の吸い込み口に還流させる空気還流路
を備え、上記第1の空気吸い込み口は上記第1の空気吹
き出し口と第1の開口部及び第2の開口部の少なくとも
いずれか一方との間に配設され、上記第2の空気吸い込
み口は上記第2の空気吹き出し口と第1の開口部及び第
2の開口部の少なくともいずれか一方との間に配設され
ことを特徴とするエアシャワ装置。 - 【請求項5】上記第1の空気吸い込み口と、上記第2の
空気吸い込み口と、上記第1の空気吹き出し口と、上記
第2の空気吹き出し口とはいずれも上記シャワー室の床
面から600mm以上の高さに配設されたことを特徴と
する請求項4記載のエアシャワ装置。 - 【請求項6】上記第1の空気吹き出し口と第2の空気吹
き出し口は上記シャワー室内で上記第1の開口部から上
記第2の開口部に向かう方向と直交する向きに配列さ
れ、第3の空気吹き出し口は上記シャワー室内で上記第
1の開口部から上記第2の開口部に向かう方向と並行す
る向きに配列されたこと特徴とする請求項4記載のエア
シャワ装置。 - 【請求項7】上記送風機を作動させるための手動スイッ
チを備え、上記第1の開口部から上記第2の開口部に向
かうことにより入室者が清浄であることを要求される作
業室に向かい得るよう上記シャワー室が配設され、上記
手動スイッチは上記シャワー室内で上記第2の開口部側
に配設されたことを特徴とする請求項4記載のエアシャ
ワ装置。 - 【請求項8】シャワー室となる空間を第1の側面および
第2の側面と天井面とから囲むよう門形に形成された筐
体と、この筐体内に格納された送風機およびフィルタを
備え、上記シャワー室に上記フィルタにより浄化された
空気を供給するよう構成されたエアシャワ装置におい
て、上記第1の側面に配設された第1の空気吹き出し口
と、上記第2の側面に配設された第2の空気吹き出し口
と、上記第1の側面に形成された第1の空気吸い込み口
と、上記第2の側面に第2の空気吸い込み口と、上記フ
ィルタにより浄化された空気を上記第1の空気吹き出し
口及び上記第2の空気吹き出し口とに供給する空気流路
と、上記第1の空気吸い込み口及び上記第2の空気吸い
込み口から吸い込まれた空気を上記送風機の吸い込み口
に還流させる空気還流路を備え、上記第1の空気吸い込
み口と、上記第2の空気吸い込み口と、上記第1の空気
吹き出し口と、上記第2の空気吹き出し口とはいずれも
上記シャワー室の床面から600mm以上の高さに配設
されたことを特徴とするエアシャワ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10372770A JP2000189915A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | エアシャワ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10372770A JP2000189915A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | エアシャワ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000189915A true JP2000189915A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18501023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10372770A Pending JP2000189915A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | エアシャワ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000189915A (ja) |
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1998
- 1998-12-28 JP JP10372770A patent/JP2000189915A/ja active Pending
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