JP2000188483A - 多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

多層プリント配線板の製造方法

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JP2000188483A JP36470598A JP36470598A JP2000188483A JP 2000188483 A JP2000188483 A JP 2000188483A JP 36470598 A JP36470598 A JP 36470598A JP 36470598 A JP36470598 A JP 36470598A JP 2000188483 A JP2000188483 A JP 2000188483A
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清暁 井原
Isao Hirata
勲夫 平田
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大介 金谷
Koji Takagi
光司 高木
Kazunobu Morioka
一信 盛岡
Satoru Ogawa
悟 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いわゆるビルドアップ法により多層プリント
配線板を製造するにあたり、めっきレジストの露光工程
における露光位置の精度を向上し、多層の回路パターン
を、全ての層において位置精度良く形成することができ
る多層プリント配線板の製造方法を提供する。 【解決手段】 内層材1の表面上に絶縁樹脂層6及び回
路7を逐次形成する多層プリント配線板の製造方法であ
る。絶縁樹脂層6形成後、回路パターン形成前に、絶縁
樹脂層6表面にレーザマーカ4を形成する。絶縁樹脂層
6の表面にめっきレジストを露光形成する際にマスクパ
ターン8の位置合わせをこのレーザマーカ4を基準にし
て行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内層材の表面上に
絶縁樹脂層及び回路パターンを逐次形成する多層プリン
ト配線板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器等に用いられるプリント配線板
は板状の絶縁層の片面もしくは両面に銅箔等よりなる導
通パターンを積層させて形成されるものである。近年、
電子機器の小型化、高性能化の要請に伴い、これらの電
子機器に用いられるプリント配線板の高密度化が望まれ
るようになってきている。
【0003】基板の高密度化を達成する方法のひとつと
して、いわゆるビルドアップ工法による多層プリント配
線板の作製方法が近年注目を浴びている。
【0004】これは、従来平面状に広がっていた回路を
3次元的に配置し、基板の小面積化、高密度化を達成し
ようとするものである。
【0005】このビルドアップ工法によりプリント配線
板を作製する場合、各層の導通を確保する方法として、
従来は配線板にドリル加工による穴を穿設した後この穴
の内面に導電層を形成する貫通スルーホール形成が用い
られていたが、これは、任意の層間の接続を確保するこ
とができないので、配線引き回しの自由度が低く、また
ドリル加工を実施するため貫通スルーホールの穴が大径
化し、高密度化という観点からは問題があった。
【0006】そこで更なる小型化、高密度化に対する要
求達成のため、各層の導通接続を非貫通式スルーホール
によって確保する方法が近年注目を浴びている。
【0007】この非貫通式スルーホールの形成方法は、
用いる絶縁層の種類によって異なるが、絶縁層の形成に
光硬化性樹脂を用いる場合、非貫通式スルーホールは光
硬化性樹脂のUV露光により形成するものである。しか
し光硬化性樹脂は、長期信頼性に問題があった。
【0008】一方、絶縁層を、熱硬化性樹脂を用いて形
成する場合、非貫通式スルーホールの形成はCO2レー
ザ、プラズマレーザ等を用いたレーザ加工により行うこ
とが一般的である。これらのレーザ加工に用いる装置
は、近年の高性能化によって非常に高い位置精度を有
し、プリント配線板の高密度化に大きく寄与している。
【0009】そしてこの非貫通式スルーホール加工の位
置精度向上に対応して、回路形成にあたってのめっきレ
ジストを形成する露光工程の位置精度向上も、重要な課
題となっている。
【0010】すなわちプリント配線板の高密度化を達成
する方法としては、配線間隔を小さくする方法があり、
そのため回路形成における重要な工程であるめっきレジ
ストの露光工程は、回路の微細化に伴い、露光位置の精
度の向上が求められている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の工法で
は主にドリルによってコア材となる配線基板に位置合わ
せ用の穴を形成し、この位置合わせ用の穴を基準とし
て、めっきレジストの露光形成に用いるマスクパターン
の位置合わせを行っていたため、位置精度はドリル精度
に依存して、一定の限界があるものであった。また積層
成形される全ての層における露光工程において同一の位
置合わせ用の穴を基準とするため、プリント配線板作製
の工程において位置合わせ用の穴の保護を行わなければ
ならず、このとき位置合わせ用の穴の形状が変化する
と、上層と下層の位置精度が層によって異なってしまう
という問題があった。またコア材の位置合わせ用の穴が
形成された部分には、回路形成を行うことができず、こ
の部分のコア材が無駄になってしまうという問題もあっ
た。
【0012】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、いわゆるビルドアップ法により多層プリント配線
板を製造するにあたり、めっきレジストの露光工程にお
ける露光位置の精度を向上し、多層の回路パターンを、
全ての層において位置精度良く形成することができる多
層プリント配線板の製造方法を提供することを目的とす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
多層プリント配線板の製造方法は、内層材1の表面上に
絶縁樹脂層6及び回路7を逐次形成する多層プリント配
線板の製造方法であって、絶縁樹脂層6形成後、回路パ
ターン形成前に、絶縁樹脂層6表面にレーザマーカ4を
形成し、絶縁樹脂層6の表面にめっきレジストを露光形
成する際にマスクパターン8の位置合わせをこのレーザ
マーカ4を基準にして行うことを特徴とするものであ
る。
【0014】また本発明の請求項2に係る多層プリント
配線板の製造方法は、請求項1の構成に加えて、絶縁樹
脂層6のレーザマーカ4形成位置の下層に、金属層3を
形成することを特徴とするものである。
【0015】また本発明の請求項3に係る多層プリント
配線板の製造方法は、請求項1又は2の構成に加えて、
一つの絶縁樹脂層6の少なくとも2箇所にレーザマーカ
4を形成すると共に、このレーザマーカ4の間隔を、各
絶縁樹脂層6ごとに異ならせることを特徴とするもので
ある。
【0016】また本発明の請求項4に係る多層プリント
配線板の製造方法は、請求項1乃至3のいずれかの構成
に加えて、各絶縁樹脂層6に形成されるレーザマーカ4
の間隔を、絶縁樹脂層6の形成順に従って増大又は減少
させることを特徴とするものである。
【0017】また本発明の請求項5に係る多層プリント
配線板の製造方法は、請求項1乃至4のいずれかの構成
に加えて、レーザマーカ4の形状を、各絶縁層ごとに異
ならせることを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0019】内層材1としては、両面又は片面に回路2
の形成がなされた単層板や、多層プリント配線板等を用
いることができる。この内層材1の表面には、回路2と
共に、後述するレーザマーカ4形成位置に対応する箇所
に、金属層3を形成することが好ましい。この金属層3
は回路2と電気的に絶縁された状態に形成し、その厚み
は5〜40μmとすることが好ましい。
【0020】このような内層材1の片面又は両面に、熱
硬化性樹脂を含有する液状樹脂をカーテンコータ、ロー
ルコータ、スクリーン印刷等により塗布する。この液状
樹脂に含有される熱硬化性樹脂としては、加熱硬化成形
により絶縁樹脂層を形成することができるものであれ
ば、特に限定するものではないが、例えば、ブロム化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂モノマー、ビスフェノールA型エポキシ樹脂
オリゴマー等の熱硬化性樹脂に、シアン系硬化剤、アミ
ン系硬化剤等の硬化剤、イミダゾール化合物、第3級ア
ミン化合物等の硬化促進剤、炭酸カルシウム、シリカ、
酸化チタン、アルミナ、水酸化アルミニウム、ガラスビ
ーズ、マグネシア等の無機充填材、更に必要に応じてメ
チルエチルケトン、アセトン、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、トルエン、キシレン等の溶剤、フッ
素系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤、消泡剤、ゴ
ム等の添加剤を、適宜の割合で配合したものを用いるこ
とができる。このような液状樹脂の好適な組成を例示す
ると、例えば、ブロム化ビスフェノールA型エポキシ樹
脂モノマー60〜70重量部、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂オリゴマー20〜25重量部、シアン系硬化剤
1〜1.5重量部、アミン系硬化剤10〜15重量部、
界面活性剤をエポキシ樹脂成分100重量部に対して
0.01〜1.0重量部、及び適宜の割合の硬化促進剤
を配合し、更に溶剤にて液状樹脂の粘度が10〜100
00cpsとなるように調整されたものを挙げることが
できる。
【0021】そしてこの塗布された液状樹脂を160〜
180℃で60〜120分間加熱して、厚み50〜10
0μmの絶縁樹脂層6を形成する。
【0022】この絶縁樹脂層6表面の、非貫通式スルー
ホール5(インナー・バイア・ホール:IVH)を形成
する所望の箇所にCO2レーザ、エキシマレーザ、UV
−YAGレーザ、プラズマレーザ等のレーザ光を照射す
ることによりこの部分の樹脂を除去し、直径30〜20
0μmの非貫通式スルーホール5を形成する。
【0023】またこの非貫通式スルーホール5の形成と
共に、絶縁樹脂層6に、マスクパターン8の位置合わせ
用のレーザマーカ4を、非貫通式スルーホール5の形成
に用いたものと同様のレーザ光にて絶縁樹脂層6に穴あ
け加工を施して形成する。このレーザマーカ4の穴10
は、直径50〜150μmに形成することが好ましい。
このときのレーザ光の照射条件は、例えばCO2レーザ
を用いる場合は、パルス幅1〜60μsec.、パワー
密度40〜300W/cm2の条件で行うことが好まし
い。ここで一つのレーザマーカ4は、レーザの照射によ
り形成された一つの穴10にて形成することができ、ま
た複数個の穴10を組み合わせて構成することもでき
る。レーザマーカ4を複数個の穴10にて構成する場
合、その形状は特に限定するものではないが、例えば図
3(a)乃至(c)に示すもののように、一辺が400
μmの正方形の各辺上に、穴10の中心間の間隔が10
0μmとなるようにレーザ光にて穴10を形成したも
の、一辺400μmの正三角形の各辺上に、穴10の中
心間の間隔が100μmとなるようにレーザ光にて穴1
0を形成したもの、直径400μmの円周上に4箇所レ
ーザ光にて穴10を形成すると共にこの円周の中心にレ
ーザ光にて穴10を形成したもの等、種々の形状に形成
することができる。ここで一つのレーザマーカ4を構成
する、レーザ加工にて形成された穴10は、図3(a)
乃至(c)に示すように、隣合う穴10同士を離間させ
て形成しても良いが、穴10同士を接触させ、あるいは
穴10同士が重なるように形成しても良いものである。
またレーザマーカ4は一つの絶縁樹脂層6に二個以上形
成することが、露光位置の基準位置を増やして露光精度
を向上することができる点で好ましい。
【0024】次にこのように非貫通式スルーホール5や
レーザマーカ4が形成された絶縁樹脂層6の表面を、無
電解銅めっき浴に浸漬することで、絶縁樹脂層6表面、
非貫通式スルーホール5内面、及びレーザマーカ4内面
に無電解銅めっき層を形成する。この無電解銅めっき層
は、厚みを0.1〜10μmに形成することが好まし
い。
【0025】次に,無電解銅めっき層の上面に、レジス
トインクやドライフィルム12等を配置し、更にめっき
レジスト形成の露光形成のためのマスクパターン8を配
置する。マスクパターン8の配置にあたっては、レジス
トインクやドライフィルム12等の上面に、透明フィル
ムにレーザプロッタ等によりマスクパターン8を描画す
る等して形成されるマスクフィルム11を密着させて配
置したり、あるいは、ガラス基材にレーザプロッタ等に
よりマスクパターン8を描画する等して形成されるガラ
スマスクをレジストインクやドライフィルム12等の上
方に離間させて配置することができる。ここでガラスマ
スクは熱より変形しにくいため、露光の際の位置精度が
更に向上する。そしてマスクパターン8を介して樹脂組
成物に紫外線を照射することにより露光・現像してめっ
きレジストを形成する。
【0026】本発明においては、このマスクパターン8
の配置位置を、レーザマーカ4の位置を基準にして決定
するものである。このようにレーザ加工にて精度良く形
成されるレーザマーカ4を基準にしてマスクパターン8
の配置位置を決定することにより、マスクパターン8の
配置位置を正確に決定してめっきレジストの露光精度を
向上することができ、回路7の形成位置の精度を向上す
ることができるものである。また従来のように内層材1
にドリル等によりマスクパターン8の配置位置の基準用
の穴を穿設する場合と異なり、内層材1の上面の全面に
亘って、絶縁樹脂層6及び回路7の形成を行うことがで
き、内層材1の、マスクパターン8の配置位置の基準用
の穴が穿設された部分が無駄になるようなことがないも
のである。
【0027】具体的には、例えば先ず無電解銅めっき層
の上面に、ドライフィルム12を貼着する。一方、マス
クパターン8が形成されたマスクフィルム11の、レー
ザマーカ4に対応する位置にレーザマーカ4の図形形状
に対応する形状のマスクマーカ9を形成しておき、図1
に示すように、このマスクフィルム11をドライフィル
ム12の上方に配置する。ここでマスクマーカ9は、マ
スクフィルム11に穿設加工を施したり、あるいはマス
クパターン8と同様にレーザプロッタ等にてマスクフィ
ルム11に描画するなどして形成することができる。こ
の状態で、ドライフィルム12が感光しない波長領域の
光を照射して照度を確保し、CCDカメラ等により、マ
スクフィルム11の上方からマスクマーカ9とレーザマ
ーカ4の位置を確認し、レーザマーカ4の図形と、マス
クマーカ9の図形が重なるようにマスクパターン8の配
置位置を決定して、マスクフィルム11をドライフィル
ム12に密着させる。ここでマスクフィルムの代わりに
ガラスマスクを用いる場合も同様に行うものであるが、
この場合はガラスマスクをドライフィルム12に密着さ
せず、ドライフィルム12の上方に離間させて配置す
る。
【0028】この状態で、マスクパターン8の上方か
ら、露光装置にて紫外線を照射することにより、ドライ
フィルム12を露光した後現像してめっきレジストを形
成した後、電解銅めっき浴に浸漬して電解銅めっき処理
を行い、外部に露出する無電解銅めっき層の表面に厚み
5〜40μmの電解銅めっき層を形成する。電解銅めっ
き層形成後、めっきレジストを除去し、露出する無電解
銅めっき層を除去するクイックエッチング処理を施して
回路7の形成を行い、図2(a)に示すような多層プリ
ント配線板を得る。このとき回路7の形成と同時に、こ
の電解銅めっき層及び無電解銅めっき層にて、この回路
7の上層に更に絶縁樹脂層6及び回路7を積層成形する
場合のレーザマーカ4形成位置に対応する箇所に、回路
7と電気的に絶縁された厚み5〜40μmの金属層3を
形成することが好ましい。
【0029】そしてこのようにして作製される多層プリ
ント配線板を内層材1として用い、更に上記と同様の手
法により、絶縁樹脂層6、及び回路7の形成を行うこと
により、図2(b)に示すように、更に多層に積層され
た多層プリント配線板を得ることができる。このように
して多層プリント配線板を成形すると、マスクパターン
8の配置位置の基準となるレーザマーカ4は、順次成形
される各絶縁樹脂層6に形成されることとなり、マスク
パターン8を配置するごとに新たにレーザマーカ4を形
成することとなるため、多層プリント配線板の作製工程
において、マスクパターン8の配置位置の基準となる穴
を保護する手間が必要がなく、また多層プリント配線板
の作製工程においてマスクパターン8の配置位置の基準
となる穴の形状が変化して回路形成の位置精度が、絶縁
樹脂層6を順次成形するに従って悪化するようなことを
防ぐことができるものである。
【0030】このように順次絶縁樹脂層6及び回路7の
形成を行って、多層プリント配線板を成形するにあたっ
ては、図2(b)に示すように、一つの絶縁樹脂層6に
つき2個以上のレーザマーカ4を形成し、一つの絶縁樹
脂層6に形成されるレーザマーカ4間の間隔を、各絶縁
樹脂層6ごとに変動させることが好ましく、このように
すると、成形された多層プリント配線板の最上層の絶縁
樹脂層6に形成されているレーザマーカ4の間隔を認識
することにより、この多層プリント配線板が何層に形成
されているものか識別することができ、この多層プリン
ト配線板に更に絶縁樹脂層6及び回路7の形成を行って
更に多層に成形する際に、マスクパターンが形成された
マスクフィルム8やガラスマスク等の誤使用を防ぐこと
ができるものである。ここでレーザマーカ4の間隔を、
絶縁樹脂層6の形成順に従って、順次増大させ、あるい
は減少させるようにすると、多層プリント配線板の層数
の識別が容易になる。
【0031】またレーザマーカ4の図形形状を、絶縁樹
脂層6の成形順に従って変動させることも好ましく、こ
のようにすると、最上層の絶縁樹脂層6に形成されてい
るレーザマーカ4の形状を認識することにより、多層プ
リント配線板が何層に形成されているものか識別するこ
とができる。種々のレーザマーカ4の形状としては、特
に限定するものでないが、例えば図3(a)乃至(c)
に示すもののように、一辺が400μmの正方形の各辺
上に、穴10の中心間の間隔が100μmとなるように
レーザ光にて穴10を形成したもの、一辺400μmの
正三角形の各辺上に、穴10の中心間の間隔が100μ
mとなるようにレーザ光にて穴10を形成したもの、直
径400μmの円周上に4箇所レーザ光にて穴10を形
成すると共にこの円周の中心にレーザ光にて穴10を形
成したもの等、種々の形状に形成することができる。こ
こで一つのレーザマーカ4を構成する、レーザ加工にて
形成された穴10は、図3(a)乃至(c)に示すよう
に、隣合う穴10同士を離間させて形成しても良いが、
穴10同士を接触させ、あるいは穴10同士が重なるよ
うに形成しても良いものである。そしてこのレーザマー
カ4の形状に対応させて、マスクフィルム11に形成す
るマスクマーカ9の形状も、図3(d)乃至(f)に示
すように、一辺400μmの正方形状、一辺400μm
の正三角形状、直径400μmの円形状というように、
レーザマーカ4に対応する形状に形成し、マスクパター
ン8が形成されたマスクフィルム11等を使用する際に
レーザマーカ4とマスクマーカ9の形状を対応させて、
マスクフィルム12等の誤使用を防ぐことができるもの
である。
【0032】また既に述べたように、絶縁樹脂層6のレ
ーザマーカ4の形成位置の下層に、金属層3を形成する
と、レーザマーカ4形成時に、レーザ光の進行が金属層
3にて遮断されて、下層の絶縁樹脂層6にレーザ光が到
達することを防止することができる。絶縁樹脂層6に形
成されたレーザマーカ4は、その上層に更に絶縁樹脂層
6を形成する際にその樹脂にて埋められるものである
が、レーザマーカ4の穴10が深いと、その内奥まで埋
めることが困難となり、成形される多層プリント配線板
中に気泡が残存することとなるものであって、この場
合、多層プリント配線板の成形性が悪化するものである
が、金属層3により、レーザマーカ4の穴10の深さを
規制することにより、多層プリント配線板中に気泡が発
生することを防いで多層プリント配線板の成形性を向上
することができるものである。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳述する。 (実施例1)厚み1.0mmの絶縁樹脂層の片面に厚み
35μmの銅箔による導電層を形成した銅張積層板の導
電層にエッチング処理を施して、回路2を形成すると共
に、レーザマーカ4形成位置に対応する箇所に、厚み3
5μmの金属層3を形成して、内層材1を作製した。
【0034】一方、ブロム化ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂モノマー(松下電工株式会社製、エポキシ当量4
20)70重量部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂オ
リゴマー(松下電工株式会社製、エポキシ当量210)
20重量部、シアン系硬化剤(株式会社日本カーバイド
社製、品番「DICY」)1重量部、アミン系硬化剤
(株式会社イハラケミカル製、品番「TCDAM」)1
0重量部の組成を有する液状樹脂を調製し、この液状樹
脂を上記内層材1の回路形成面に、カーテンコート法に
より塗布し、170℃で60分間加熱することにより硬
化させて、絶縁樹脂層6を形成した。この絶縁樹脂層6
の所定の箇所に、CO2レーザ発振装置(三菱電機製、
ML−605GTL、出力100W)にて、パルス幅2
0μsec.、パワー密度100W/cm2の照射条件
で直径100μmの非貫通式スルーホール5を形成し、
また同一のレーザ発振装置にて、絶縁樹脂層6の所定の
二箇所に、パルス幅20μsec.、パワー密度100
W/cm2(一つの穴10あたり4mJ)の照射条件で
CO2レーザを照射して直径100μmの穴10を形成
することにより、一辺が400μmの正方形の各辺上
に、穴10の中心間の間隔が100μmとなって隣り合
う穴10同士が接触するようにレーザ光にて穴10を形
成して構成されるレーザマーカ4を、レーザマーカ4同
士の間隔が100mmとなるように形成した。
【0035】絶縁樹脂層6にデスミア処理を施した後、
絶縁樹脂層6を無電解銅めっき浴に浸漬して、厚み1μ
mの無電解銅めっき層を形成した。
【0036】この無電解銅めっき層の上面に、ドライフ
ィルム12(日合・モートン株式会社製ドライフィル
ム、品番「NIT240」)を貼着し、更に上方に、透
明フィルムにマスクパターン8及び上記レーザマーカ4
に対応する、一辺が400μmの四角形状のマスクマー
カ9をレーザプロッタにて描画して形成したマスクフィ
ルム11を配置し、CCDカメラを用いてマスクマーカ
9及びレーザマーカ4の位置を確認し、マスクマーカ9
とレーザマーカ4の図形形状が重なるようにマスクフィ
ルム11の配置位置を決定した。この状態で、マスクフ
ィルム11の上方からドライフィルム12に紫外線を照
射して、露光させた後現像してめっきレジストを形成し
た。電解銅めっき浴に浸漬して、露出する無電解銅めっ
き層の表面に厚み20μmの電解銅めっき層を形成し
た。その後めっきレジストを除去し、露出している無電
解めっき層を除去するクイックエッチング処理を行い、
内層材1と同一形状の回路7を形成し、2層の多層プリ
ント配線板を得た。ここで回路形成と同時に、更に上層
に形成する絶縁樹脂層6におけるレーザマーカ4形成位
置に、無電解銅めっき層及び電解めっき層により、厚み
20μmの金属層3を形成した。この多層プリント配線
板を内層材1として、更に同様にして絶縁樹脂層6及び
回路形成を行い、3層の多層プリント配線板を10組作
製した。 (実施例2)2回目の絶縁樹脂層6形成後に,この絶縁
樹脂層6に形成したレーザマーカ4の間隔を、95mm
とした以外は実施例1と同様にして、3層の多層プリン
ト配線板を10組作製した。 (実施例3)2回目の絶縁樹脂層6形成後に形成したレ
ーザマーカ4の形状を、直径400μmの円周上に4箇
所レーザ光にて穴10を形成すると共にこの円周の中心
にレーザ光にて穴10を形成した形状とし、このとき使
用したマスクフィルム11のマスクマーカの形状を、こ
のレーザマーカ4の形状に対応する、直径400μmの
円周状とした以外は実施例1と同様にして、3層の多層
プリント配線板を10組作製した。 (比較例)絶縁樹脂層6にレーザマーカ4を形成せず、
内層材1に形成した直径1mmのドリル穴を基準にして
マスクフィルム11の配置位置の決定を行った以外は、
実施例1と同様にして、3層の多層プリント配線板を1
0組作製した。 (評価試験)各実施例及び比較例にて得られた3層の多
層プリント配線板を、縦方向及び横方向に切断し、切断
面を観察して、各層の回路7の位置ずれを、内層材1の
回路3を基準として評価した。
【0037】実施例1、3では、回路7の位置ずれは1
0μm未満に収まり、実施例2では回路7の位置ずれは
15μm未満に収まった。
【0038】それに対して比較例では、回路7の位置ず
れは、10μm未満であったものが2組、10〜100
μmのものが7枚、100μmを超えるものが1枚あっ
た。
【0039】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る多
層プリント配線板の製造方法は、内層材の表面上に絶縁
樹脂層及び回路を逐次形成する多層プリント配線板の製
造方法であって、絶縁樹脂層形成後、回路パターン形成
前に、絶縁樹脂層表面にレーザマーカを形成し、絶縁樹
脂層の表面にめっきレジストを露光形成する際にマスク
パターンの位置合わせをこのレーザマーカを基準にして
行うものであり、レーザ加工にて精度良く形成されるレ
ーザマーカを基準にしてマスクパターンの配置位置を決
定することにより、マスクパターンの配置位置を正確に
決定してめっきレジストの露光精度を向上することがで
き、回路の形成位置の精度を向上することができるもの
である。また従来のように内層材にドリル等によりマス
クパターンの配置位置の基準用の穴を穿設する場合と異
なり、内層材の上面の全面に亘って、絶縁樹脂層及び回
路の形成を行うことができ、内層材の、マスクパターン
の配置位置の基準用の穴が穿設された部分が無駄になる
ようなことがないものである。またレーザマーカは、順
次成形される各絶縁樹脂層に形成されることとなり、マ
スクパターンを配置するごとに新たにレーザマーカを形
成することとなるため、多層プリント配線板の作製工程
において、マスクパターンの配置位置の基準となる穴を
保護する手間が必要がなく、また多層プリント配線板の
作製工程においてマスクパターンの配置位置の基準とな
る穴の形状が変化して回路形成の位置精度が、絶縁樹脂
層を順次成形するに従って悪化するようなことを防ぐこ
とができるものである。
【0040】また本発明の請求項2に係る多層プリント
配線板の製造方法は、請求項1の構成に加えて、絶縁樹
脂層のレーザマーカ形成位置の下層に、金属層を形成す
るものであり、レーザマーカ形成時に、レーザ光の進行
が金属層にて遮断されて、下層の絶縁樹脂層にレーザ光
が到達することを防止することができ、金属層により、
レーザマーカの穴の深さを規制することができるもので
あり、多層プリント配線板中に気泡が発生することを防
いで多層プリント配線板の成形性を向上することができ
るものである。
【0041】また本発明の請求項3に係る多層プリント
配線板の製造方法は、請求項1又は2の構成に加えて、
一つの絶縁樹脂層の少なくとも2箇所にレーザマーカを
形成すると共に、このレーザマーカの間隔を、各絶縁樹
脂層ごとに異ならせるものであり、成形された多層プリ
ント配線板の最上層の絶縁樹脂層に形成されているレー
ザマーカの間隔を認識することにより、この多層プリン
ト配線板が何層に形成されているものか識別することが
でき、この多層プリント配線板に更に絶縁樹脂層及び回
路の形成を行って更に多層に成形する際に、マスクフィ
ルムが形成されたマスクフィルムやガラスマスク等の誤
使用を防ぐことができるものである。
【0042】また本発明の請求項4に係る多層プリント
配線板の製造方法は、請求項1乃至3のいずれかの構成
に加えて、各絶縁樹脂層に形成されるレーザマーカの間
隔を、絶縁樹脂層の形成順に従って増大又は減少させる
ものであり、多層プリント配線板の層数の識別が容易と
なり、この多層プリント配線板に更に絶縁樹脂層及び回
路の形成を行って更に多層に成形する際に、マスクパタ
ーンが形成されたマスクフィルムやガラスマスク等の誤
使用を更に容易に防ぐことができるものである。
【0043】また本発明の請求項5に係る多層プリント
配線板の製造方法は、請求項1乃至4のいずれかの構成
に加えて、レーザマーカの形状を、各絶縁層ごとに異な
らせるものであり、成形された多層プリント配線板の最
上層の絶縁樹脂層に形成されているレーザマーカの間隔
を認識することにより、この多層プリント配線板が何層
に形成されているものか識別することができ、この多層
プリント配線板に更に絶縁樹脂層及び回路の形成を行っ
て更に多層に成形する際に、マスクパターンが形成され
たマスクフィルムやガラスマスク等の誤使用を防ぐこと
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す概略断面図で
ある。
【図2】(a)及び(b)は、本発明にて得られる多層
プリント配線板の例を示す概略の断面図である。
【図3】(a)乃至(c)はレーザマーカの形状を示す
平面図、(d)乃至(f)はマスクマーカの形状を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 内層材 3 金属層 4 レーザマーカ 6 絶縁樹脂層 7 回路 8 マスクパターン
フロントページの続き (72)発明者 金谷 大介 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 高木 光司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 盛岡 一信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小川 悟 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5E346 AA02 AA05 AA06 AA12 AA15 AA43 AA60 CC08 DD03 DD22 DD33 DD47 EE31 EE33 EE37 FF07 FF12 GG01 GG15 GG17 GG19 GG22 GG23 HH11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内層材の表面上に絶縁樹脂層及び回路を
    逐次形成する多層プリント配線板の製造方法であって、
    絶縁樹脂層形成後、回路パターン形成前に、絶縁樹脂層
    表面にレーザマーカを形成し、絶縁樹脂層の表面にめっ
    きレジストを露光形成する際にマスクパターンの位置合
    わせをこのレーザマーカを基準にして行うことを特徴と
    する多層プリント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 絶縁樹脂層のレーザマーカ形成位置の下
    層に、金属層を形成することを特徴とする請求項1に記
    載の多層プリント配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】 一つの絶縁樹脂層の少なくとも2箇所に
    レーザマーカを形成すると共に、このレーザマーカの間
    隔を、各絶縁樹脂層ごとに異ならせることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の多層プリント配線板の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 各絶縁樹脂層に形成されるレーザマーカ
    の間隔を、絶縁樹脂層の形成順に従って増大又は減少さ
    せることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の多層プリント配線板の製造方法。
  5. 【請求項5】 レーザマーカの形状を、各絶縁層ごとに
    異ならせることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載の多層プリント配線板の製造方法。
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