JP2000187155A - 内視鏡対物光学系 - Google Patents

内視鏡対物光学系

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JP2000187155A
JP2000187155A JP10376161A JP37616198A JP2000187155A JP 2000187155 A JP2000187155 A JP 2000187155A JP 10376161 A JP10376161 A JP 10376161A JP 37616198 A JP37616198 A JP 37616198A JP 2000187155 A JP2000187155 A JP 2000187155A
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lens
optical system
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JP10376161A
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Ken Kasai
研 河西
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全長を短く、小型でテレセントリック性を
良くし、レンズの加工性を良くし、また低コストにす
る。 【解決手段】 像側に凹面を向けた負レンズよりなる
第1群と、正の第2群と、明るさ絞りと、像側の面が平
面である正の屈折力のレンズを含み全体が正の屈折力の
第3群と、像伝達手段とよりなり、下記条件を満足す
る。 (1) 0.9<f/f<2.5 (2) 0.4<|f/f|<1.1 (3) 0.4<|f/D|<0.7

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡対物光学
系、特に医療分野で用いられる内視鏡対物光学系に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡対物光学系で、レンズ枚数の少な
い従来例として、特開平5−107470号に記載され
た光学系がある。この対物光学系は、レンズ枚数が少な
く、倍率の色収差をはじめとする諸収差が良好に補正さ
れたコンパクトな光学系である。
【0003】内視鏡の像伝送手段であるCCDやリレー
レンズに組合わせる対物光学系には、一般に主光線が撮
像面にほぼ垂直に入射するテレセントリック光学系が適
している。撮像面に入射する角度が大になると像伝送時
に光量ロスが発生し良好な画像伝送を行なうことができ
ない。CCDなどの固体撮像素子に主光線が入射する際
の入射角の許容範囲(撮像素子に入射する主光線の光軸
に対する角度で、超えると好ましくない許容角度)は、
20°程度が一般的である。
【0004】ところが、前記公報記載の実施例のいずれ
も、CCD撮像面に入射する主光線の入射角は大きいも
のばかりで、内視鏡の像伝送には都合が悪い。またこの
公報記載の実施例5(公報の図5)は、物体側から順
に、凹の第1レンズと、凸の第2レンズと、明るさ絞り
と、凸の第3レンズと各種フィルターとよりなる光学系
である。この光学系は、絞りから像面像側に凸レンズが
配置されており比較的テレセントリックに近い構成にな
っている。
【0005】しかしながら、この実施例5の光学系は、
凸の第3レンズが絞りの後方に位置し、そのため第1レ
ンズにて発生した諸収差、特に軸外収差と同じ方向の収
差がこの第3レンズにて発生し、収差を増大させること
になる。
【0006】また、特開平10−170821号公報に
は、全長が短くレンズ外径の小さい特に内視鏡の先端部
を小型になし得、テレセントリック性が良く諸収差が良
好に補正されたレンズ系が記載されている。この公報に
は実施例1(公報の図1)の光学系として、物体側より
順に凹の第1レンズと、曲率半径の小さい面を物体側に
向けた凸のメニスカスの第2レンズと、明るさ絞りと、
凸面を像側に向けた平凸の第3レンズと、平行平板とか
ら構成されている。また、この公報の実施例3、4(公
報の図3、4)は、物体側より順に、凹の第1レンズ
と、レーザー光カットフィルターと、曲率半径の小さい
面を物体側に向けた凸のメニスカスの第2レンズと、明
るさ絞りと、赤外光吸収フィルターと、両凸の第3レン
ズと、CCDカバーガラスとよりなる光学系である。
【0007】医療用内視鏡による処置は、ポリープや病
変部を焼き切ったりするため、YAGレーザー(波長1
067nm)や、半導体レーザーを用いることがある。こ
の実施例3、4は、レーザーカット機能を備えた内視鏡
対物光学系である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平10−17
0821号の実施例3、4は、第2レンズが凸面を物体
側に向けたメニスカスレンズであるため、倍率の色収差
が補正不足になりやすい。またメニスカスレンズは、加
工性が悪く、コスト高になりやすいという欠点がある。
【0009】また、この公報の実施例6、7(公報の図
6、7)として、第2レンズが物体側から凸平の凸レン
ズからなる光学系が示されているが、実施例6は、第3
レンズが両凸レンズであるため加工性が悪く、また実施
例7は、第3レンズが物体面から順に、凸平の凸レンズ
であるが、CCDカバーガラスに接着されておらず、組
立時にCCDカバーガラス上にゴミが溜りやすく、結像
性能に著しい悪影響をもたらす。また、実施例5(公報
の図5)は、凸平の第3レンズがCCDカバーガラスに
接着されており、被写界深度が深いために、Fナンバー
を大きくしてもゴミや傷に影響されにくい。しかし実施
例3、4の光学系と同様に、第2レンズがメニスカスレ
ンズであるため、加工性が悪く、コスト高になる。
【0010】また、この実施例3、4の光学系は、第1
レンズと第2レンズの間にレーザーカット機能を有する
平行平面板が設けられている。反射タイプのレーザーカ
ットコートは、これに光線が入射する際の分光反射率の
角度特性が図17に示す通りであって、例えば入射角が
垂直入射に対して25°になるレーザー光をカットでき
る値が、1150nmから1100nm程度にシフトする。
これは、内視鏡において用いられるレーザー光のうちの
代表的なものであるYAGレーザーの波長(1067n
m)に近く、組立誤差等により撮像素子に入射する可能
性がある。一般に、良好なレーザーカット性能を得るた
めには、光線の入射角が30°以下であって、望ましく
は25°程度以下であることが要求される。
【0011】これら実施例の光学系は、3枚構成であっ
て、第1レンズの後方にレーザーカット面を配置したと
きレーザーカット面への軸外主光線の光線入射角を制御
するための手段が設けられていない。またこれら光学系
は、第1レンズとフィルターとの外形状が異なるため
に、これら光学素子を内装する内視鏡先端鏡枠の構造が
複雑になり、加工コストが高くなる。
【0012】また、このような光学系の従来例のうち、
修理について考慮している従来例は存在せず、また修理
方法を開示したものも知られていない。
【0013】本発明は、3群構成であって、全長が短く
小型でテレセントリック性が良くレンズ加工性が良く低
コストな内視鏡対物光学系を提供するものである。
【0014】また本発明は、諸収差特に倍率の色収差が
良好に補正されかつレーザーカット機能を有する内視鏡
対物光学系を提供するものである。
【0015】また本発明は、修理方法を簡素化し、低コ
ストでの修理が可能な内視鏡対物光学系を提供するもの
である。
【0016】本発明は、3枚構成で全長が非常に短くテ
レセントリック性が良好であって、レンズ加工性が良
く、コストの安い小型な内視鏡対物光学系を提供するも
のである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡対物光学
系は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負レンズよ
りなり負の屈折力を持つ第1群と、凸レンズよりなる正
の屈折力を持つ第2群と、明るさ絞りと、平面を像側に
向けた正の屈折力のレンズを少なくとも1枚含み全体と
して正の屈折力の第3群と、この第3群の像側の面を接
着させた像伝送手段とを有し、下記条件(1)、
(2)、(3)を満足することを特徴としている。 (1) 0.9<f2 /f<2.5 (2) 0.4<|f1 /f2 |<1.1 (3) 0.4<|f1 /D|<0.7 ただし、fは全系の焦点距離、f1 、f2 は夫々第1
群、第2群の焦点距離、Dは第1群の像側の面と絞りと
の間の空気換算長である。
【0018】前記のような構成の内視鏡対物光学系は、
物体面から発した近軸光線が凹の第1群にて発散され、
凸の第2群で収斂されて第3群を通過する。また軸外光
線は、物体面から発して、光線高の高い第1群の球穴面
の凹の作用により光軸とは反対の方向に強く曲げられ、
第2群の凸の作用により光軸側に曲げられてから絞りを
通過し、光軸とは逆の方向(離れる方向)に進んでから
第3群の最も像側のレンズの凸の作用により光軸側へ曲
げられて、像伝送手段へ入射する。
【0019】この光学系は、第1群の凹の作用と第2群
の凸の作用によって球面収差が補正される。また、軸外
収差は第1群の球穴面で発生する負のコマ収差を第2群
の特に物体側の面で発生する正のコマ収差で打ち消すこ
とにより補正できる。
【0020】更に、色収差は、第1群で発生する短波長
の光線が光軸から離れる正の倍率の色収差を、第2群の
両面で発生する短波長の光線が光軸に近づく負の倍率の
色収差で打ち消すことができる。
【0021】更に、第3群の最も像側のレンズがCCD
のような像伝送手段と接着されているために、撮像面と
空気接触面との距離が大になり、したがって光束も大に
なり組立作業中にゴミが付着しても撮像面に近いCCD
カバーガラスが空気接触面である場合と比較して目立ち
にくく組立性がよくなる。これは、例えばFナンバーの
大きい光束の細い光学系を組立てる際に、一層有利であ
り、比較的像高が高く、焦点距離の長い光学系で、観察
深度を大にする場合に有利である。
【0022】本発明の光学系の第2群は、両凸レンズの
方が倍率の色収差の補正にとって有利であり、またメニ
スカスレンズに比べて加工性がよい。また前後の両面の
曲率半径が等しい両凸レンズであれば、組立時にレンズ
が反転する等の誤組立のおそれがない。
【0023】以上のような構成の本発明光学系におい
て、収差補正およびテレセントリック性を向上させる上
では前記条件(1)、(2)、(3)を満足することが
望ましい。
【0024】条件(1)は、第2群の焦点距離と全系の
焦点距離の関係を規定する条件で、条件(1)の上限の
2.5を超えると光学系の全長が長くなり、また下限の
0.9を超えると広い視野角を得ることができず、特に
体内観察を行なう内視鏡光学系としては好ましくない。
【0025】条件(2)は、第1群と第2群の焦点距離
の関係を示す条件である。この条件(2)において、上
限の1.1を超えると十分な視野角を得ることができ
ず、また軸外収差特に像面湾曲や非点隔差が大になる。
また下限の0.4を超えると第1群のパワーが強くな
り、結果的にバックフォーカスが長くなって光学系の全
長が大になる。
【0026】条件(3)は、光学系全系における第1群
のパワー配置に関するもので、上限の0.7を超えると
視野角を広くとることができず、また下限の0.3を超
えると広角化には有利であるが、第1面の軸外光線の光
線高が高くなり第1レンズの外径が大になり、ひいては
内視鏡先端部の細径化ができなくなる。
【0027】本発明の前記レンズ構成の光学系におい
て、下記条件(4)、(5)を満足することが望まし
い。 (4) N2 >1.69 (5) 1<f3R/D3 <3 ただし、N2 は第2群負レンズのd線の屈折率、f3R
第3群の最も像側のレンズの焦点距離、D3 は明るさ絞
りから第3群の最も像側のレンズの物体側の面までの光
線長である。
【0028】条件(4)は、第2群正レンズの硝材に関
するもので、第2群正レンズの屈折率N2 が1.69を
下回ると第2レンズの焦点距離が同じ場合でも面の曲率
半径が小さくなるため軸外収差、特に像面湾曲が発生し
やすくなる。また、条件(4)を満足する屈折率が1.
69の硝材は一般に高分散であるため、これを凸の第2
群正レンズに用いれば第1レンズにて発生した倍率の色
収差を打ち消すことができる。
【0029】条件(5)は、明るさ絞りから第3群の最
も像側のレンズまでの距離を規定するものである。この
条件(5)の上限の3を超えるとテレセントリック性が
悪くなり、下限の1を下回ると像高ごとの主光線が撮像
面へ入射する角度の差が生じ、像高ごとに明るさが異な
り好ましくない。
【0030】また、本発明の前記のレンズ構成の内視鏡
対物レンズにおいて、第1群と第2群との間にレーザー
光除去手段を設け、下記条件(6)、(7)を満足する
ようにすることが好ましい。 (6) 1.9<f2 /D2 <7 (7) 0.4<φ/D<0.7 ただし、D2 は第2群の後側主点位置から明るさ絞りま
での距離、φは第3群の最も像側のレンズの半径、Dは
明るさ絞りから像面までの空気換算長である。
【0031】反射型のレーザーカットコートは、何層も
の金属を真空蒸着して製作されるために、蒸着中の不純
物の混入や、欠損が発生することがある。これを対物光
学系中の光束の細い箇所に配置すると、特にFナンバー
の大きい暗い光学系の場合には、不純物や傷等が像面に
表われる。また不純物のない良質のコートを作成しよう
とするとコストが高くなる。そのためにレーザーカット
コートは、対物光学系中の光束の太い箇所に配置するこ
とが望ましい。
【0032】対物光学系中で最も光束が太い所は、瞳面
(明るさ絞り)の近傍である。しかし、明るさ絞り近傍
は各像高の主光線の入射角が最も大きく、対物光学系の
全長を短くしようとすると入射角は一層大になる。その
ため明るさ絞りの近くに反射型レーザーカットコートを
配置した場合、許容入射角度の30°を簡単に超えてし
まう。
【0033】本発明の内視鏡対物光学系において、主光
線の入射角度が比較的緩くなり、かつ光束径が大きい箇
所は、第1群と第2群の間である。したがって、反射型
レーザーカットコートは、第1レンズと第2レンズの間
に配置することが最も望ましい。
【0034】条件(6)は、第2レンズの焦点距離と明
るさ絞りの位置との関係を規定した条件で、この条件の
上限の7を超えると第2群の屈折力が不足してバックフ
ォーカスが長くなり光学系の全長が大になる。また光線
を像側から逆追跡した場合、明るさ絞りを通過した光線
がレーザーカットコーティング面に入射する時の入射角
を十分に小さくすることができない。また第1群に入射
する光線高が高くなり、第1群の外径が大になり、その
結果、内視鏡先端部の径が大になる。
【0035】また、条件(6)の下限の1.9を超える
と、第2群の屈折力が大になり像面湾曲が過大になる。
これにより広角化しようとすると第1群の屈折力を強く
しなければならず、第1群、第2群のコンセントリック
性が崩れて非点隔差が増大する。
【0036】条件(7)は光学系の最終レンズの半径と
明るさ絞りの位置との関係を規定するもので、この条件
の上限の0.7を超えると、各像高の主光線が明るさ絞
りに入射する角度が大になり、第2群のパワーのみでは
レーザーカット面への入射角を小さくすることが困難に
なり、レーザーカット面での良好なレーザーカット性能
が得られなくなる。また条件(7)の下限の0.4を超
えると光学系の全長が長くなる。
【0037】また、本発明においては、第1群とその後
方に配置するフィルターをほぼ同じ外形状としたもの
で、修理の際に、第1群のみをまたは第1群とその後方
のフィルターのみを交換することにより修理に代えるこ
とが可能になり、修理のコストを低減できる。この方法
による修理を行なった際のピントずれは、第1群と第2
群の間隔の調整により可能にしている。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の内視鏡光学系の実施の形
態として、下記の通りの実施例を示す。 実施例1 f=1.000 ,F/5.992 ,IH=1.037 r0 =∞ d0 =9.8572 r1 =∞ d1 =0.2682 n1 =1.88300 ν1 =40.76 r2 =0.6551 d2 =0.4023 r3 =∞ d3 =0.2682 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.1475 r5 =1.3981 d5 =0.8583 n3 =1.69895 ν3 =30.13 r6 =-1.3981 d6 =0.2012 r7 =∞(絞り) d7 =0.0201 r8 =∞ d8 =1.0729 n4 =1.51400 ν4 =75.00 r9 =∞ d9 =1.0461 r10=2.3262 d10=1.1660 n5 =1.88300 ν5 =40.76 r11=∞ d11=0.0067 n6 =1.56384 ν6 =60.67 r12=∞ d12=0.2682 n7 =1.61272 ν7 =58.72 r13=∞ d13=0.0413 f2 /f=1.145 ,|f1 /f2 |=0.648 ,|f1 /D|=0.518 N2 =1.67895 ,f3R/D3 =1.484 ,f2 /D2 =2.335 ,φ/D=0.443
【0039】 実施例2 f=1.000 ,F/3.797 ,IH=0.996 r0 =∞ d0 =10.8609 r1 =∞ d1 =0.3258 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.7244 d2 =0.4562 r3 =∞ d3 =0.4344 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.0652 r5 =1.7008 d5 =1.0427 n3 =1.84666 ν3 =23.78 r6 =-1.7008 d6 =0.0543 r7 =∞(絞り) d7 =0.0326 r8 =∞ d8 =1.0861 n4 =1.49400 ν4 =75.00 r9 =∞ d9 =0.7820 r10=2.3156 d10=0.7603 n5 =1.51633 ν5 =64.14 r11=∞ d11=0.0109 n6 =1.56384 ν6 =60.70 r12=∞ d12=0.4344 n7 =1.51100 ν7 =64.14 r13=∞ d13=0.0092 n8 =1.56384 ν8 =60.70 r14=∞ d14=0.0913 f2 /f=1.169 ,|f1 /f2 |=0.702 ,|f1 /D|=0.576 N2 =1.84666 ,f3R/D3 =2.909 ,f2 /D2 =3.053 ,φ/D=0.468
【0040】 実施例3 f=1.000 ,F/3.707 ,IH=1.043 r0 =∞ d0 =11.3722 r1 =∞ d1 =0.3412 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.7371 d2 =0.4242 r3 =∞ d3 =0.4549 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.0682 r5 =1.6869 d5 =1.1390 n3 =1.84666 ν3 =23.78 r6 =-1.6869 d6 =0.0569 r7 =∞(絞り) d7 =0.0341 r8 =∞ d8 =1.1372 n4 =1.49400 ν4 =75.00 r9 =∞ d9 =0.6836 r10=2.4131 d10=0.7961 n5 =1.51633 ν5 =64.14 r11=∞ d11=0.0114 n6 =1.56384 ν6 =60.70 r12=∞ d12=0.4549 n7 =1.51100 ν7 =64.14 r13=∞ d13=0.0097 n8 =1.56384 ν8 =60.70 r14=∞ d14=0.0615 f2 /f=1.179 ,|f1 /f2 |=0.708 ,|f1 /D|=0.570 N2 =1.84666 ,f3R/D3 =3.160 ,f2 /D2 =2.795 ,φ/D=0.493
【0041】 実施例4 f=1.000 ,F/5.192 ,IH=0.925 r0 =∞ d0 =10.0882 r1 =∞ d1 =0.3026 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.6729 d2 =0.3733 r3 =∞ d3 =0.4035 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.0605 r5 =1.5798 d5 =0.9685 n3 =1.84666 ν3 =23.78 r6 =-1.5798 d6 =0.0504 r7 =∞(絞り) d7 =0.0303 r8 =∞ d8 =1.0088 n4 =1.49400 ν4 =75.00 r9 =∞ d9 =0.8575 r10=2.1508 d10=0.7062 n5 =1.51633 ν5 =64.14 r11=∞ d11=0.0101 n6 =1.56384 ν6 =60.70 r12=∞ d12=0.4035 n7 =1.51100 ν7 =64.14 r13=∞ d13=0.0086 n8 =1.56384 ν8 =60.70 r14=∞ d14=0.0903 f2 /f=1.086 ,|f1 /f2 |=0.702 ,|f1 /D|=0.598 N2 =1.84666 ,f3R/D3 =2.665 ,f2 /D2 =3.053 ,φ/D=0.444
【0042】 実施例5 f=1.000 ,F/4.039 ,IH=0.992 r0 =∞ d0 =10.8137 r1 =∞ d1 =0.3244 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.6998 d2 =0.3028 r3 =∞ d3 =0.4325 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.0649 r5 =1.5432 d5 =1.1313 n3 =1.84666 ν3 =23.78 r6 =-1.5432 d6 =0.0541 r7 =∞(絞り) d7 =0.0324 r8 =∞ d8 =1.0814 n4 =1.49400 ν4 =75.00 r9 =∞ d9 =0.6488 r10=2.3055 d10=0.7570 n5 =1.51633 ν5 =64.14 r11=∞ d11=0.0108 n6 =1.56384 ν6 =60.70 r12=∞ d12=0.4325 n7 =1.51100 ν7 =64.14 r13=∞ d13=0.0092 n8 =1.56384 ν8 =60.70 r14=∞ d14=0.0690 f2 /f=1.095 ,|f1 /f2 |=0.724 ,|f1 /D|=0.601 N2 =1.84666 ,f3R/D3 =3.178 ,f2 /D2 =2.594 ,φ/D=0.495
【0043】 実施例6 f=1.000 ,F/4.064 ,IH=0.996 r0 =∞ d0 =10.8604 r1 =∞ d1 =0.3258 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.6940 d2 =0.3041 r3 =∞ d3 =0.4344 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.0652 r5 =1.5480 d5 =1.1785 n3 =1.84666 ν3 =23.78 r6 =-1.5480 d6 =0.0543 r7 =∞(絞り) d7 =0.0326 r8 =∞ d8 =0.4344 n4 =1.49400 ν4 =75.00 r9 =∞ d9 =1.1078 r10=2.3154 d10=0.7602 n5 =1.51633 ν5 =64.14 r11=∞ d11=0.0109 n6 =1.56384 ν6 =60.70 r12=∞ d12=0.4344 n7 =1.51100 ν7 =64.14 r13=∞ d13=0.0092 n8 =1.56384 ν8 =60.70 r14=∞ d14=0.0644 f2 /f=1.107 ,|f1 /f2 |=0.710 ,|f1 /D|=0.563 N2 =1.84666 ,f3R/D3 =3.134 ,f2 /D2 =2.512 ,φ/D=0.491
【0044】 実施例7 f=1.000 ,F/4.655 ,IH=1.066 r0 =∞ d0 =11.6266 r1 =∞ d1 =0.3522 n1 =1.90135 ν1 =31.55 r2 =0.7360 d2 =0.3837 r3 =∞ d3 =0.4651 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.0698 r5 =0.8330 d5 =0.8053 n3 =1.84666 ν3 =23.78 r6 =-11.9195 d6 =0.0581 r7 =∞(絞り) d7 =0.0349 r8 =∞ d8 =0.4651 n4 =1.49400 ν4 =75.00 r9 =∞ d9 =0.8139 r10=3.3799 d10=0.4030 n5 =1.88300 ν5 =40.76 r11=∞ d11=0.0116 n6 =1.56384 ν6 =60.70 r12=∞ d12=0.4651 n7 =1.51100 ν7 =64.14 r13=∞ d13=0.0099 n8 =1.56384 ν8 =60.70 r14=∞ d14=0.1204 f2 /f=0.947 ,|f1 /f2 |=0.862 ,|f1 /D|=0.652 N2 =1.84666 ,f3R/D3 =3.300 ,f2 /D2 =1.982 ,φ/D=0.688
【0045】 実施例8 f=1.000 ,F/3.950 ,IH=1.123 r0 =∞ d0 =12.2438 r1 =∞ d1 =0.3709 n1 =1.90135 ν1 =31.55 r2 =0.7703 d2 =0.3306 r3 =∞ d3 =0.4898 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.0735 r5 =1.2470 d5 =1.1197 n3 =1.92286 ν3 =21.29 r6 =-2.5711 d6 =0.0612 r7 =∞(絞り) d7 =0.0367 r8 =∞ d8 =0.4898 n4 =1.49400 ν4 =75.00 r9 =∞ d9 =0.9590 r10=3.0009 d10=0.6182 n5 =1.90135 ν5 =31.55 r11=∞ d11=0.0122 n6 =1.56384 ν6 =60.70 r12=∞ d12=0.4898 n7 =1.51100 ν7 =64.14 r13=∞ d13=0.0104 n8 =1.56384 ν8 =60.70 r14=∞ d14=0.0124 f2 /f=1.059 ,|f1 /f2 |=0.807 ,|f1 /D|=0.624 N2 =1.92286 ,f3R/D3 =2.515 ,f2 /D2 =2.046 ,φ/D=0.615
【0046】 実施例9 f=1.000 ,F/4.242 ,IH=1.130 r0 =∞ d0 =14.1231 r1 =∞ d1 =0.4237 n1 =1.88300 ν1 =40.76 r2 =1.0977 d2 =0.4237 r3 =∞ d3 =0.5649 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.0424 r5 =1.0673 d5 =0.9695 n3 =1.84666 ν3 =23.78 r6 =∞(絞り) d6 =0.0424 r7 =∞ d7 =0.5649 n4 =1.49400 ν4 =75.00 r8 =∞ d8 =0.0424 r9 =∞ d9 =0.4749 n5 =1.51633 ν5 =64.14 r10=-1.6082 d10=0.1412 r11=∞ d11=0.2825 r12=3.5497 d12=0.4943 n6 =1.88300 ν6 =40.76 r13=∞ d13=0.5649 n7 =1.51100 ν7 =64.14 r14=∞ d14=0.0120 n8 =1.56384 ν8 =60.70 r15=∞ d15=0.0601 f2 /f=1.261 ,|f1 /f2 |=0.986 ,|f1 /D|=0.913 N2 =1.84666 ,f3R/D3 =3.351 ,f2 /D2 =2.401 ,φ/D=0.667
【0047】 実施例10 f=1.000 ,F/5.420 ,IH=1.037 r0 =∞ d0 =12.9614 r1 =∞ d1 =0.4829 n1 =1.88300 ν1 =40.76 r2 =1.0232 d2 =0.3888 r3 =∞ d3 =0.5185 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.0389 r5 =0.9721 d5 =0.9411 n3 =1.84666 ν3 =23.78 r6 =∞(絞り) d6 =0.0389 r7 =∞ d7 =0.5185 n4 =1.49400 ν4 =75.00 r8 =∞ d8 =0.0389 r9 =∞ d9 =0.4929 n5 =1.51633 ν5 =64.14 r10=-1.8395 d10=0.1296 r11=∞ d11=0.2852 r12=3.2803 d12=0.4536 n6 =1.88300 ν6 =40.76 r13=∞ d13=0.5185 n7 =1.51100 ν7 =64.14 r14=∞ d14=0.0110 n8 =1.56384 ν8 =60.70 r15=∞ d15=0.0579 f2 /f=1.148 ,|f1 /f2 |=1.009 ,|f1 /D|=0.907 N2 =1.84666 ,f3R/D3 =3.190 ,f2 /D2 =2.253 ,φ/D=0.648
【0048】 実施例11 f=1.000 ,F/3.955 ,IH=0.926 r0 =∞ d0 =10.0953 r1 =∞ d1 =0.3029 n1 =1.88300 ν1 =40.76 r2 =0.7457 d2 =0.2827 r3 =∞ d3 =0.4038 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.0303 r5 =1.7324 d5 =0.4341 n3 =1.84666 ν3 =23.78 r6 =∞ d6 =0.2825 r7 =∞(絞り) d7 =0.0303 r8 =∞ d8 =0.4442 n4 =1.72916 ν4 =54.68 r9 =-1.1520 d9 =0.1010 r10=∞ d10=1.0095 n5 =1.49400 ν5 =75.00 r11=∞ d11=0.6768 r12=3.1792 d12=0.6057 n6 =1.51633 ν6 =64.14 r13=∞ d13=0.4038 n7 =1.51100 ν7 =64.14 r14=∞ d14=0.0086 n8 =1.56384 ν8 =60.70 r15=∞ d15=0.1060 f2 /f=2.046 ,|f1 /f2 |=0.413 ,|f1 /D|=0.771 N2 =1.84666 ,f3R/D3 =3.537 ,f2 /D2 =3.953 ,φ/D=0.425
【0049】 実施例12 f=1.000 ,F/4.185 ,IH=1.076 r0 =∞ d0 =11.7381 r1 =∞ d1 =0.3521 n1 =1.88300 ν1 =40.76 r2 =0.9966 d2 =0.4728 r3 =∞ d3 =0.4695 n2 =1.52287 ν2 =59.89 r4 =∞ d4 =0.0352 r5 =3.6534 d5 =0.5912 n3 =1.84666 ν3 =23.78 r6 =-3.6534 d6 =0.5734 r7 =∞(絞り) d7 =0.0352 r8 =∞ d8 =0.5398 n4 =1.88300 ν4 =40.76 r9 =-1.8279 d9 =0.1174 r10=∞ d10=1.1738 n5 =1.49400 ν5 =75.00 r11=∞ d11=0.6076 r12=2.5432 d12=0.5388 n6 =1.51633 ν6 =64.14 r13=∞ d13=0.4695 n7 =1.51100 ν7 =64.14 r14=∞ d14=0.0100 n8 =1.56384 ν8 =60.70 r15=∞ d15=0.0058 f2 /f=2.241 ,|f1 /f2 |=0.504 ,|f1 /D|=0.660 N2 =1.84666 ,f3R/D3 =2.688 ,f2 /D2 =3.029 ,φ/D=0.470
【0050】 実施例13 f=1.000,F/11.985,IH=1.022 r0 =∞ d0 =6.6286 r1 =∞ d1 =0.2131 n1 =1.88300 ν1 =40.76 r2 =0.5019 d2 =0.3267 r3 =0.8344 d3 =0.9233 n2 =1.64769 ν2 =33.79 r4 =−0.8344 d4 =0.0663 r5 =∞(絞り) d5 =0.0142 r6 =∞ d6 =0.7578 n3 =1.51400 ν3 =75.00 r7 =∞ d7 =1.0653 r8=2.6136 d8=0.9943 n4 =1.88300 ν4 =40.76 r9=∞ d9=0.2367 n5 =1.51633 ν5 =64.15 r10=∞ f2 /f=2.241 ,|f1 /f2 |=0.504 ,|f1 /D|=0.660 N2 =1.84666,f3R/D3 =2.688,f2 /D2 =3.029,φ/D=0.470
【0051】 実施例14 f=1.000 ,F/4.185 ,IH=1.076 r0 =∞ d0 =14.1746 r1 =∞ d1 =0.3544 n1 =1.88300 ν1 =40.76 r2 =0.8186 d2 =0.4253 r3 =∞ d3 =0.7087 n2 =1.51633 ν2 =64.14 r4 =∞ d4 =0.1595 r5 =3.6305 d5 =1.0099 n3 =1.90135 ν3 =31.55 r6 =-1.7878 d6 =0.0354 r7 =∞(絞り) d7 =0.0532 r8=∞ d8=0.7087 n4 =1.52287 ν5 =59.89 r9=∞ d9=1.6954 r10=2.4564 d10=08150 n5 =1.88300 ν6 =40.76 r11=∞ d11=0.0177 n6 =1.56384 ν7 =60.70 r12=∞ d12=0.7087 n8 =1.51100 ν8 =64.10 r13=∞ d13=0.0151 n9 =156384 ν9 =60.70 r14=∞ f2 /f=2.241 ,|f1 /f2 |=0.504 ,|f1 /D|=0.660 N2 =1.84666 ,f3R/D3 =2.688 ,f2 /D2 =3.029 ,φ/D=0.470 ただしr1 ,r2 ,・・・ は各レンズ面の曲率半径、d
1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、n
1 ,n2 ,・・・ は各レンズのd線での屈折率、ν1 ,ν
2 ,・・・ は各レンズのアッベ数である。
【0052】実施例1乃至実施例8は、物体側から順
に、像側に凹面を向けた平凹レンズL1よりなる第1群
G1と平行平板ガラスあるいは光学フィルターF1と、
両凸レンズL2よりなる第2群G2と、明るさ絞りS
と、固体撮像素子(CCD)に赤外光が入射するのを防
止するためのフィルターF2と、凸面を物体側に向けた
凸平レンズL3よりなる第3群G3と、CCDカバーガ
ラスCGとにて構成され、レンズL3のとの像側面とC
CDカバーガラスCGとは光学接着剤により接着されて
いる。尚赤外光カットフィルターF2の分光透過率特性
は図31に示す通りであり、図中カーブaは入射角0
°、カーブbは入射角25°の場合である。
【0053】これら実施例1〜8のうち、実施例1にお
いて、平行平板F1にはYAGカットコートが施されて
おり、第1レンズL1と平行平板F1は、外周の形状が
円形であり外径が等しく、これによって図29に示すよ
うに、これら光学素子L1、F1を内装するための内視
鏡先端鏡枠10は段差がなく、シンプルな形状であって
加工が容易である。
【0054】また、第2群G2は、物体側の面と像側の
面の曲率半径が等しくレンズを研磨するときの治工具を
少なくできる。また、組立て時鏡枠にレンズを組み込む
際、レンズの表裏判別が不要であり、組立て作業中の誤
組立を防止できる。
【0055】また、第3群G3のレンズL3はフィール
ドレンズの働きをし、最大像高の主光線のCCDへの入
射角が1.3°であり、極めて良好なテレセントリック
性を有する。また、フィルターF1に施した反射型レー
ザー光カットコーティングへの入射角が約14.4°で
あって、反射型レーザーカットフィルターにおいて十分
にレーザー光を除去し得る入射角度30°を大幅に下回
っているため、CCD撮像面にレーザー光が入射するこ
とはほとんどない。
【0056】内視鏡は、体内に挿入したり、また滅菌の
ために薬液に浸漬したりする等の過酷な条件のもとで使
用されるため、長年使用しているうちに光学性能が著し
く損なわれることがある。特に対物光学系の第1レンズ
は、内視鏡の外表面にさらされているために品質の劣化
しやすい部品である。
【0057】またこの第1群(レンズL1)は、自然光
などに照らされて変色する自然焼けや、薬液滅菌などに
より表面が粗面になったり、落下等により表面に傷、陥
没ができたり、レンズL1の球欠面に結露したりするこ
とがある。
【0058】このような場合、医療用では診断に支障を
きたす等の問題も生ずる。
【0059】そのために、以上のような欠陥が生じたと
きには交換または修理をする必要があるが、内視鏡は、
高価なために対物光学系の先端部分の損傷のみで交換す
ることは、経済的負担が大になり好ましくない。
【0060】本発明の第1の実施の形態の内視鏡光学系
は、鏡枠構造も含めての光学系を示す図を図29に示す
ように、第1レンズ部のみを交換できるような構成およ
び組立方法としたもので、これによって修理の際のコス
トを低減し得るようにしてある。即ち、フィルターF1
は、物体面側から鏡枠内に落し込むようにし、鏡枠10
には接着せずに第1レンズL1を落し込んでこの第1レ
ンズL1の側面を鏡枠10に接着して固定するようにし
ている。
【0061】このような構成にすれば、第1レンズを交
換する際、第1レンズのみを歯科用ドリル等にて削り出
して破壊して除去する。この際、フィルターも破損する
ことになるが、フィルターは鏡筒内に落し込んだだけで
接着していないため、破壊させた第1レンズとフィルタ
ーとを同時に簡単に取り外すことができる。このように
第1レンズL1とフィルターF1とを同時に交換するよ
うにしてある。
【0062】また、第1レンズL1と第2レンズL2と
の間にフィルターF1を配置することにより、このフィ
ルターF1によって第2レンズL2以降のレンズ等の光
学系を保護することになる。これによって、第1レンズ
L1を交換する際に、第2レンズ以降の光学素子は、今
まで使用していたものをそのまま利用することができ
る。
【0063】このように第1レンズL1を交換したと
き、製造誤差により光学系がピントずれをおこすことが
ある。この場合、第1レンズL1と第2レンズL2の間
の光学距離を、薄い板を挟む等により調整できる。薄い
板としては、厚さ0.1mm程度の板が用いられ、この薄
い板を基本板部材としその枚数を変えることによりピン
ト調整を行なうことが可能である。
【0064】他のピント調整方法として、先端に第1レ
ンズ平面側先端表面に接着した糸などをつけこれを光軸
方向に前後させてピント調整を行なってもよい。
【0065】又この実施例1の光学系は、図29に示す
ように第2レンズと赤外カットフィルターF2との外径
が等しくなっており、レンズ枠を作るのに好ましい構成
になっている。
【0066】実施例2は、図2に示す通りの構成で、実
施例1とほぼ同じ構成であるがレンズL2の屈折率が
1.84666と高屈折率であり、アッベ数が23.7
8で高分散である点を特徴とする。これによって、倍率
の色収差が非常に良好に補正されている。
【0067】この実施例2の光学系の視野角は約12
8.8°である。
【0068】実施例3乃至実施例5は、いずれも図3〜
図5に示す通りであって、実施例2とほぼ同じ構成であ
る。
【0069】これら実施例の視野角は、実施例3が約1
39°、実施例4が約113.6°、実施例5が約12
6.1°である。
【0070】これら実施例の場合もレンズL2の両凸レ
ンズの両面の曲率が等しいことが好ましい。また、この
ような両凸レンズの曲面の曲率を変えずにレンズの厚さ
を薄くして行くと、研磨後のレンズはラグビーボールの
ような形状になり、レンズの芯取り作業ができなくな
り、実質上加工不可能になる。その場合、第2レンズを
2枚の平凸レンズにして両レンズを接合して形成しても
よい。
【0071】実施例6は、図6に示す通りの構成で実施
例1〜5の光学系と同様の構成の光学系であるが、赤外
吸収フィルターF2の厚さが他の実施例と比較して薄く
したことを特徴としている。
【0072】一般に、赤外吸収フィルターは、銅イオン
などをガラスに溶融させて着色し、赤外側の透過率を下
げるようにしたものである。この場合、同イオンの含有
量が多いとガラスが固化しにくくなり、そのためこの方
法にて赤外吸収フィルターを製作する場合、薄いフィル
ターは原理的に困難である。
【0073】この実施例6は、通常の赤外吸収フィルタ
ーに赤外域を反射する干渉コートを施し、これにより薄
いフィルターF2で従来の吸収型赤外カットフィルター
の分光特性に比較的近い分光特性が得られるようにし、
これにより内視鏡対物光学系をコンパクトにした例であ
る。
【0074】また、この実施例の対物光学系は、従来の
吸収型赤外フィルターを備えた対物光学系との色互換性
も高く、CCDを駆動するプロセッサーを流用すること
が可能である。
【0075】実施例7、8は、夫々図7、図8に示す構
成であって、レンズL2のパワーを強くして光学系の全
長が短くなるようにしたものである。これら実施例7、
8の光学系の視野角は、夫々126°、140°であ
る。
【0076】実施例9、10は、夫々図9、図10に示
す通りの構成で、物体側から順に、第1群G1のレンズ
L1、フィルターF1、第2群G2のレンズL2、明る
さ絞りS、赤外吸収反射型フィルターF2、レンズL3
およびレンズL4よりなる第3群G3よりなっている。
【0077】これら実施例9、10の視野角は、夫々1
45°、125°である。
【0078】実施例11、12は夫々図11、図12に
示す通りで、物体側から順に、凹レンズL1の第1群G
1と、フィルターF1と、凸のレンズL2の第2群G2
と、明るさ絞りSと、凸のレンズL3と、赤外吸収フィ
ルターF2と、凸平レンズL4 と、CCDカバーガラス
CGとからなっている。
【0079】これら実施例の光学系は、絞りSを挟ん
で、レンズL2とレンズL3の曲面が配置されこれによ
りコマ収差を補正してあり、したがってコマ収差が良好
に補正された光学系である。
【0080】また、絞りSを中心としてレンズL1の曲
面とレンズL2の曲面がコンセントリックな構成になっ
ている。これにより、絞りSよりも前のレンズでは非点
隔差が発生せず、絞りSよりも後方の第3群G3は、明
るさ絞りSに対しレンズL3がコンセントリックであ
り、第4レンズL4はフィールドレンズであって、収差
はほとんど影響せず、第3群G3においても非点隔差は
発生しない。したがって光学系全体での非点隔差はほと
んど発生しない。
【0081】これら実施例の視野角は115°、141
°である。
【0082】これら実施例のうち、実施例12は、実施
例11の変形例である。つまり実施例12では、レンズ
L2を両凸レンズにし、これにより球面収差の発生を抑
えている。
【0083】また、これら実施例11、12において、
赤外カットフィルターF2を省略してこの間を空気換算
長でおきかえ、後方レンズ群の最も像側のレンズである
第4レンズL4を赤外吸収材料にて形成した赤外カット
レンズにおきかえてもよい。
【0084】実施例13は、図13に示す通りの構成
で、物体側から順に、平凹レンズL1よりなる第1群G
1と、両凸レンズL2よりなる第2群G2と明るさ絞り
Sと赤外吸収フィルターF1と、凸平レンズL3よりな
る第3群G3とCCDカバーガラスCGよりなり、第3
群の凸平レンズL3の像側の平面とCCDカバーガラス
CGとは接着されている。また、この実施例13の視野
角は130.5°である。
【0085】物体面上のある1点から発した光は光束と
なり対物光学系にてその結像面に近くなるにつれ光束径
が小さくなる。対物光学系の光束の径が小になった箇所
に空気接触面を持つレンズを配置すると、組立作業中に
混入したゴミやほこり、あるいはレンズ表面のキズや欠
損等により結像に悪影響を及ぼすことがある。
【0086】この実施例13の対物光学系は、第3群G
3の凸平レンズL3の厚さが他の実施例に比べて大にし
てあり、これによりCCD撮像面とこのCCD撮像面か
ら物体側に向かって最初の空気接触面である第3群G3
の凸平レンズL3の曲率面(凸面)との距離が大になる
ようにしている。これにより凸平レンズL3曲率面での
光束径をより大きくすることが可能であり、ゴミや傷等
による影響を少なくし得る。さらに、Fナンバーの大き
い暗い光学系にも有利であり、したがってFナンバーを
大にして、対物光学系の被写界深度を拡大することも可
能となる。
【0087】実施例14は図14に示す通りの光学系
で、物体側から順に、凹レンズL1よりなる第1群G1
とレーザーカットコートを施したフィルタF1と両凸レ
ンズL2よりなる第2群と明るさ絞りSと光学フィルタ
F2と凸平レンズL3からなる第3群として構成されて
いる。
【0088】この実施例14の視野角は113.4°で
ある。
【0089】以上述べた実施例1〜14においてレーザ
ーカットフィルターF1は、YAGレーザーのみをカッ
トするもののみでなく、半導体レーザーをカットするも
のや、YAGレーザーと半導体レーザーとを同時にカッ
トするものでもよい。
【0090】また、上記各実施例において、レーザーカ
ットフィルターF1は、第1レンズとほぼ同一の外径で
あるが、先端枠の内部で光軸に垂直な方向に移動できな
い形状のものであれば、いずれでもよい。つまりフィル
ターF1を鏡枠に内装したときに、フィルターF1の外
周の一部と先端枠内部の一部との間にクリアランスが数
箇所あればよい。
【0091】前述のように、対物光学系を修理するため
に、第1レンズL1を破壊して取り出す際に、フィルタ
ーF1も損傷することが多く、フィルターF1をも交換
せざるを得ない。その際にフィルターF1の外周の一部
と、内視鏡の先端枠内側との間にクリアランスがあれ
ば、ピンセット等によりフィルターF1を把持でき、非
常に小さい内視鏡先端枠内部奥からフィルターF1を取
り出すことが容易であり、修理工程を簡素化できる。
【0092】図30は、内視鏡の枠内にフィルターF1
を内装したときの状態を、内視鏡の物体側から見た図で
ある。この図30に示す枠1は内視鏡先端対物部組のう
ちの図29の鏡枠と同じ効果を有している。
【0093】図30において、(A)は、枠1の内壁部
を円筒状にしたもので、この枠1にフィルターF1が内
装されている。フィルターF1は、図において上下左右
の4ケ所に面取り2が施されており、枠1との間に4カ
所のクリアランス3が形成されるようになっている。こ
のクリアランスを利用してフィルターF1の取り外しを
容易に行ない得る。
【0094】図30(B)は他の例を示し、枠1の内壁
部を平面にて構成し、断面がほぼ正方形である。この枠
1に内装するフィルターF1は四隅を面取りしたもの
で、ほぼ8角形状をなしている。これにより4カ所のク
リアランス3ができ、これを利用して同様にフィルター
F1の取外しが容易になる。
【0095】図30に示すこれらの例においては、
(A)が対角線方向長、また(B)は対辺方向長にて互
いに接しており、枠内でフィルターが移動することはな
い。また枠内の形状も第1レンズL1の外形状と同一で
あって、簡単な枠構造である。
【0096】以上の実施例1〜14は、いずれも条件
(1)〜(7)を満足する。
【0097】これら実施例の前記データーは、焦点距離
を1mmに規格化した値であるが、内視鏡対物光学系と
しては、焦点距離が3mm程度まで、像高2.5mm程
度までが望ましい。
【0098】これら実施例1〜14の収差状況は、図1
5〜図28に示す通りである。
【0099】特許請求の範囲に記載する光学系のほか、
下記の各項に記載する光学系も本発明の目的を達成し得
る。
【0100】(1)物体側より順に、像側に凹面を向け
た負の屈折力の第1レンズと、全体として正の屈折力の
第2レンズと、明るさ絞りと、平面を像側に向けた正の
屈折力のレンズを少なくとも1枚含み全体として正の屈
折力を有する第3群とからなることを特徴とする内視鏡
対物光学系。
【0101】(2)前記の(1)の項に記載する光学系
で、下記条件(1)、(2)、(3)を満足することを
特徴とする内視鏡対物光学系。 (1) 0.9<f2 /f<2.5 (2) 0.4<|f1 /f2 |<1.1 (3) 0.4<|f1 /D|<0.7
【0102】(3)特許請求の範囲の請求項1あるいは
前記の(1)又は(2)の項に記載する光学系で、下記
条件(4)、(5)を満足する内視鏡対物光学系。 (4) N2 >1.68 (5) 1<f31/D3 <3
【0103】(4)特許請求の範囲の請求項1あるいは
前記の(1)、(2)又は(3)の項に記載する光学系
で、前記第1レンズと前記第2レンズの間にレーザー光
除去フィルターを設けたことを特徴とする内視鏡対物光
学系。
【0104】(5)前記の(4)の項に記載する光学系
で、前記第1レンズと前記レーザー光除去フィルターが
ほぼ同じ外形状であることを特徴とする内視鏡対物光学
系。
【0105】(6)特許請求の範囲の請求項1あるいは
前記の(1)、(2)、(3)、(4)又は(5)の項
に記載する光学系で、下記条件(6)、(7)を満足す
ることを特徴とする内視鏡対物光学系。 (6) 1.9<f2 /D2 <7 (7) 0.4<φ/D<0.7
【0106】(7)特許請求の範囲の請求項1あるいは
前記の(1)、(2)、(3)、(4)、(5)又は
(6)の項に記載する光学系で、前記第2レンズが両凸
レンズであることを特徴とする内視鏡対物光学系。
【0107】(8)前記の(7)の項に記載する光学系
で、第2レンズの物体側の面と像側の面の曲率半径が等
しいことを特徴とする内視鏡対物光学系。
【0108】(9)前記の(5)の項に記載する光学系
で、前記第1レンズと前記レーザー光除去手段とがほぼ
同一形状の内空間を持つレンズ鏡筒に内装されているこ
とを特徴とする内視鏡対物光学系。
【0109】(10)前記の(4)、(5)又は(6)
の項に記載する光学系で、第1レンズが修理時の取外し
付け替え可能であることを特徴とする内視鏡対物光学系
およびその修理方法。
【0110】(11)前記の(10)に記載する光学系
において、第1レンズの取外し付け替えの際にピント調
整を行なうことを特徴とする内視鏡対物光学系およびそ
の修理方法。
【0111】(12)前記の(11)の項に記載する光
学系において、前記のピント調整が第1レンズと第2レ
ンズとの相対距離を調整することにより行なわれること
を特徴とする内視鏡対物光学系およびその修理方法。
【0112】(13)前記の(12)の項に記載する光
学系において、前記相対距離の調整を薄い板部材を挿入
して行なうことを特徴とする内視鏡対物光学系およびそ
の修理方法。
【0113】(14)前記の(13)の項に記載する光
学系で、前記板部材として基本部材を数枚用いその枚数
を加減して前記相対距離を調整し、それによりピント調
整を行なうようにしたことを特徴とする内視鏡対物光学
系およびその修理方法。
【0114】(15)前記の(12)の項に記載する光
学系で、第1レンズを物体面から光軸方向に前後に移動
することにより前記相対距離を調整し、それによってピ
ント調整を行なうようにしたことを特徴とする内視鏡対
物光学系およびその修理方法。
【0115】(16)前記の(4)、(5)、(6)、
(9)、(10)、(11)、(12)、(13)、
(14)又は(15)の項に記載する光学系で、鏡枠に
対し前記レーザー光除去手段は接着せず第1レンズのみ
を固定することによって組み立てるようにしたことを特
徴とする内視鏡対物光学系。
【0116】(17)前記の(4)、(5)、(6)、
(9)、(10)、(11)、(12)、(13)、
(14)、(15)又は(16)の項に記載する光学系
で、前記レーザー光除去手段が鏡枠に対して少なくとも
一つのクリアランスが形成されるように面取り部を設け
たことを特徴とする内視鏡対物光学系。
【0117】(18)特許請求の範囲の請求項1あるい
は前記の(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(1
1)、(12)、(13)、(14)、(15)、(1
6)又は(17)の項に記載する光学系で、光学系中に
赤外カットフィルターを備えたことを特徴とする内視鏡
対物光学系。
【0118】(19)前記の(18)の項に記載する光
学系で、前記赤外カットフィルターが吸収型の赤外カッ
トフィルターに反射型の赤外カットフィルターを施した
部材であることを特徴とする内視鏡対物光学系。
【0119】(20)吸収型赤外カットフィルターを搭
載した対物光学系を備えた電子内視鏡と、吸収型赤外カ
ットフィルターに反射型赤外カットフィルターを施した
赤外カットフィルターを搭載した電子内視鏡とを同一の
ビデオプロセッサーにて駆動し得るようにしたことを特
徴とする内視鏡対物光学系。
【0120】
【発明の効果】本発明の内視鏡光学系は全長が短く、内
視鏡先端部を小型にし得るもので、テレセントリック性
がよくまたレーザーカット性能が優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の断面図
【図2】本発明の実施例2の断面図
【図3】本発明の実施例3の断面図
【図4】本発明の実施例4の断面図
【図5】本発明の実施例5の断面図
【図6】本発明の実施例6の断面図
【図7】本発明の実施例7の断面図
【図8】本発明の実施例8の断面図
【図9】本発明の実施例9の断面図
【図10】本発明の実施例10の断面図
【図11】本発明の実施例11の断面図
【図12】本発明の実施例12の断面図
【図13】本発明の実施例13の断面図
【図14】本発明の実施例14の断面図
【図15】本発明の実施例1の収差曲線図
【図16】本発明の実施例2の収差曲線図
【図17】本発明の実施例3の収差曲線図
【図18】本発明の実施例4の収差曲線図
【図19】本発明の実施例5の収差曲線図
【図20】本発明の実施例6の収差曲線図
【図21】本発明の実施例7の収差曲線図
【図22】本発明の実施例8の収差曲線図
【図23】本発明の実施例9の収差曲線図
【図24】本発明の実施例10の収差曲線図
【図25】本発明の実施例11の収差曲線図
【図26】本発明の実施例12の収差曲線図
【図27】本発明の実施例13の収差曲線図
【図28】本発明の実施例14の収差曲線図
【図29】本発明の実施例1の内視鏡先端部に内装した
状態の断面図
【図30】レンズ鏡枠にレーザーカットフィルターを内
装した状態の正面図
【図31】本発明光学系において用いる赤外光カットフ
ィルターの分光透過率特性を示す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 BA01 CA22 DA12 GA02 2H087 KA10 LA01 LA03 NA02 PA03 PA04 PB03 PB04 QA01 QA05 QA18 QA21 QA25 QA31 QA41 QA45 QA46 RA32 RA42 RA43 4C061 AA00 BB01 CC06 DD00 FF40 JJ06 LL02 NN01 PP11 9A001 KK16 KK25 KK54 KK60

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側から順に、像側に凹面を向けた負レ
    ンズよりなる負の屈折力を持つ第1群と、全体として正
    の屈折力を持つ第2群と、明るさ絞りと、平面を像側に
    向けた正の屈折力のレンズを少なくとも1枚含み全体と
    して正の屈折力の第3群と、像伝送手段とからなり、前
    記レンズ群の最も像側のレンズが前記像伝送手段と接着
    されており、下記条件(1)、(2)、(3)を満足す
    ることを特徴とする内視鏡対物光学系。 (1) 0.9<f2 /f<2.5 (2) 0.4<|f1 /f2 |<1.1 (3) 0.4<|f1 /D|<0.7 ただし、fは全系の焦点距離、f、fは夫々第1
    群、第2群の焦点距離、Dは第1群の像側の面と絞りと
    の間の空気換算長である。
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