JP2000185847A - 用紙整合装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

用紙整合装置及びこれを備えた画像形成装置

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JP2000185847A
JP2000185847A JP10360610A JP36061098A JP2000185847A JP 2000185847 A JP2000185847 A JP 2000185847A JP 10360610 A JP10360610 A JP 10360610A JP 36061098 A JP36061098 A JP 36061098A JP 2000185847 A JP2000185847 A JP 2000185847A
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nip
downstream
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JP10360610A
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Satoshi Harada
智 原田
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙質の影響を受けることなく、スキューとサ
イドレジを同時に矯正できるようにする。 【解決手段】 搬送方向において異なる位置に設けた搬
送ローラ1a,1bを移動駆動モータ11a,11bに
より搬送方向と交わる方向に移動可能とし、搬送中の用
紙2の側端を検知する用紙検知センサ13a,13bの
各検知出力を基に制御回路15a,15bで搬送ローラ
1a,1bの移動動作を制御することでスキューとサイ
ドレジを同時に矯正する。更に、搬送ローラ1a,1b
よりも搬送方向下流側の搬送ローラ17のニップ状態を
ニップ解除機構18にて解除可能とし、搬送方向におけ
る用紙2の通過位置を検知する用紙パスセンサ14a,
14bの各検知出力を基にシステムコントローラ16で
搬送ローラ17のニップ状態を制御することで、用紙2
の先端が搬送ローラ17に到達した後も搬送ローラ1
a,1bの移動動作を継続可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置における用紙整合装置に関し、特に搬送中の用紙
のスキュー(斜行)や搬送方向と交わる方向における用
紙の位置ずれなどを修正するための用紙整合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置において、搬送中の用紙が
斜行したり、あるいは搬送方向と交わる方向において位
置ずれを生じた場合には、用紙に対して画像がずれた状
態で形成されてしまうことになる。特に、両面コピー機
能を持つ複写機等においては、第1面に画像を形成した
後、反転装置で用紙を反転してから第2面に画像を形成
するため、搬送中の用紙が斜行したり、あるいは搬送方
向と交わる方向における位置ずれがあると、第1面と第
2面の画像がずれてしまうことになる。
【0003】このため、搬送中の用紙のスキューや、搬
送方向と交わる方向における位置ずれ、即ちサイドレジ
ストレーション(以下、サイドレジと略称する)などを
修正するための用紙整合装置が用いられる。この用紙整
合装置として、従来種々提案されており、その代表的な
ものを以下に挙げる。
【0004】従来装置の1つとして、用紙の搬送路中に
搬送方向と交わる方向において異なる位置に一対のスト
ッパーを進退自在に設け、搬送中の用紙の先端をこの一
対のストッパーに突き当てることによってリードスキュ
ーを矯正し、その後一対のストッパーを搬送路から退避
させて用紙を引き続き搬送させる構成のものが知られて
いる(例えば、特開昭63‐225052号公報参
照)。
【0005】また、他の従来装置として、用紙の搬送中
に搬送方向と交わる方向において異なる位置に一対の用
紙検知センサを設け、この一対の用紙検知センサを用紙
の先端が通過する時間差からスキュー量を算出し、その
スキュー量に基づいて搬送方向と交わる方向に離間して
設けられた2つの搬送ローラの回転速度を独立に制御す
ることによってリードスキューを矯正する構成のものが
知られている(例えば、特公平3‐53219号公報参
照)。
【0006】さらに他の従来装置として、用紙の搬送路
の一方側に搬送方向に沿って基準壁を設けるとともに、
用紙の搬送路中に斜行ローラを配置し、この斜行ローラ
によって搬送中の用紙を基準壁方向へ寄せ、用紙の側端
を基準壁に突き当ててサイドスキューを矯正すると同時
にサイドレジを合わせる構成のものが知られている(例
えば、特開昭57‐90344号公報参照)。
【0007】さらに他の従来装置として、用紙を搬送す
る搬送ローラをその軸方向に移動可能に設けるととも
に、その搬送ローラの近傍のサイドレジの基準位置に用
紙の側端を検知する用紙検知センサを配置し、この用紙
検知センサによって搬送中の用紙の側端が基準位置にあ
るか否かを検知し、その検知結果に基づいて搬送ローラ
を軸方向へ移動させることによってサイドレジを合わせ
る構成のものが知られている(例えば、特開昭59‐4
552号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63‐225052号公報に開示された従来装置では、
用紙の先端をストッパーに突き当てる構成を採っている
ので、用紙のリードスキューについては矯正できるもの
の、サイドレジを合わせることはできなく、しかも用紙
をストッパーに突き当てる際に衝突音が発生するととも
に、用紙が一旦停止することになるため生産性が悪い。
【0009】さらに、矯正可能な入力スキューの範囲が
狭く、しかも一般的に用紙の先辺と後辺の平行度がゼロ
でないことから、両面コピー機能を持つ複写機などの場
合には、反転装置によって用紙を反転した際に用紙の先
辺と後辺が入れ替わってしまうため、用紙の先端をスト
ッパーに突き当ててスキュー補正を行うと、第1面と第
2面の画像がずれてしまう。
【0010】特公平3‐53219号公報に開示された
従来装置では、上記の従来装置の場合と同様に、用紙の
先端を基準にスキュー補正を行う構成を採っているの
で、サイドレジを合わせることができないとともに、両
面コピーの際に第1面と第2面の画像がずれてしまう。
さらに、用紙の先端が一対の用紙検知センサを通過する
時間差からスキュー量を算出し、そのスキュー量から搬
送ローラの速度プロファイルを計算する必要があること
から、その計算を行うための演算手段が必要となり高価
であり、しかも搬送ローラが磨耗するとその分だけスキ
ューが悪くなる。
【0011】特開昭57‐90344号公報に開示され
た従来装置では、斜行ローラの搬送力によって用紙を基
準壁に突き当ててサイドレジを合わせる構成を採ってい
るので、その搬送力が強すぎると用紙の紙厚が薄い場合
に用紙が座屈したり、逆に搬送力が弱すぎると用紙の紙
厚が厚い場合に用紙を基準壁まで搬送できなかったり
し、適用できる紙質の範囲が狭い。さらに、斜行ローラ
が摩耗し易いとともに、サイドレジ精度が紙質によって
ばらつくことになる。
【0012】特開昭59‐4552号公報に開示された
従来装置では、搬送中の用紙を単に横方向(搬送方向と
直交する方向)に平行移動させることによって用紙の側
端を基準位置に合わせる構成を採っているので、スキュ
ーを矯正することはできなく、その効果を発揮できるの
はスキューが無い状態で搬送されている用紙に対しての
みである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による用紙整合装
置は、用紙の搬送方向において異なる位置に設けられ、
用紙に対してそれぞれ搬送力を付与する少なくとも2つ
の用紙搬送手段と、少なくとも2つの用紙搬送手段をそ
れぞれ搬送方向と交わる方向に移動させる少なくとも2
つの移動手段と、少なくとも2つの用紙搬送手段による
搬送中の用紙の側端を検知する用紙側端検知手段と、こ
の用紙側端検知手段の検知結果に基づいて少なくとも2
つの移動手段による少なくとも2つの用紙搬送手段の移
動動作を制御する移動制御手段と、少なくとも2つの用
紙搬送手段よりも搬送方向下流側に配置された下流側用
紙搬送手段のニップ状態を解除するニップ解除手段と、
搬送方向における用紙の通過位置を検知する用紙通過検
知手段と、用紙通過検知手段の検知結果を基にニップ解
除手段を介して下流側用紙搬送手段のニップ状態を制御
するニップ制御手段とを備えた構成となっている。
【0014】上記構成の用紙整合装置においては、少な
くとも2つの用紙搬送手段によって搬送中の用紙の側端
が用紙側端検知手段により検知される。移動制御手段
は、用紙側端検知手段の検知結果に基づいて少なくとも
2つの移動手段による少なくとも2つの用紙搬送手段の
移動動作を制御する。このとき、少なくとも2つの用紙
搬送手段の移動動作(移動方向、移動量等)に応じて搬
送中の用紙が回転又は平行移動し、これによってスキュ
ー及びサイドレジの矯正が同時に行われる。また、搬送
方向における用紙の通過位置は用紙通過検知手段で検知
され、その検知結果を基にニップ制御手段がニップ解除
手段を介して下流側用紙搬送手段のニップ状態を制御す
る。その際、少なくとも2つの用紙搬送手段による搬送
中の用紙の先端が下流側用紙搬送手段に到達する前にニ
ップ解除手段によって下流側用紙搬送手段のニップ状態
を解除しておけば、搬送中の用紙の先端が下流側用紙搬
送手段に到達した後も、少なくとも2つの用紙搬送手段
の移動動作、即ち用紙整合動作を継続して行えるように
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明が適用
される用紙整合装置の概略構成図である。
【0016】図1においては、2つの搬送ローラ1a,
1bが用紙2の搬送方向(図の矢印方向)において異な
る位置に設けられている。これらの搬送ローラ1a,1
bは、回転軸3a,3bの一端にそれぞれ固定されてい
る。回転軸3a,3bは、その中間部においてフレーム
4a,4bに対して回転自在にかつその軸方向、即ち搬
送方向と交わる方向に移動可能に軸受5a,5b,6
a,6bによって保持されている。
【0017】回転軸3a,3bのフレーム4a,4b間
の部位には、駆動ギヤ7a,7bが取り付けられてい
る。また、駆動ギヤ7a,7bの中間位置には、これら
駆動ギヤ7a,7bの各々に噛合した状態で中間ギヤ8
が設けられている。この中間ギヤ8は、フレーム4bに
固定された回転駆動モータ9の回転軸9aに取り付けら
れている。回転駆動モータ9としては、サーボモータや
ステッピングモータなどが用いられる。
【0018】回転駆動モータ9は、搬送ローラ1a,1
bを回転駆動する駆動源となる。即ち、回転駆動モータ
9によって中間ギヤ8が回転駆動され、その回転力が駆
動ギヤ7a,7bに同じ回転方向の回転力として伝達さ
れ、さらに回転軸3a,3bを介して搬送ローラ1a,
1bに用紙2の搬送力として伝達される。以上の搬送ロ
ーラ1a,1b、回転軸3a,3b、駆動ギヤ7a,7
b、中間ギヤ8、回転駆動モータ9およびその周辺部材
により、用紙2に対してそれぞれ搬送力を付与する2つ
の用紙搬送手段が構成されている。
【0019】回転軸3a,3bの他端には、軸方向に溝
が切られたラック10a,10bが取り付けられてい
る。これらのラック10a,10bには、移動駆動モー
タ11a,11bの各回転軸に取り付けられたピニオン
12a,12bが噛合している。移動駆動モータ11
a,11bとしては、ステッピングモータやDCモータ
などが用いられる。
【0020】移動駆動モータ11a,11bは、搬送ロ
ーラ1a,1bを搬送方向と交わる方向(図の左右方
向)に移動させる駆動源となる。即ち、移動駆動モータ
11a,11bによってピニオン12a,12bが回転
駆動され、その回転運動がラック10a,10bを介し
て回転軸3a,3bに直線運動として伝達されること
で、回転軸3a,3bの各一端に固定された搬送ローラ
1a,1bが搬送方向と交わる方向に移動する。このと
き、搬送ローラ1a,1bの移動方向は、移動駆動モー
タ11a,11bの回転方向に対応したものとなる。
【0021】以上の搬送ローラ1a,1b、回転軸3
a,3b、ラック10a,10b、移動駆動モータ11
a,11b、ピニオン12a,12bおよびその周辺部
材により、上記2つの用紙搬送手段をそれぞれ搬送方向
と交わる方向に移動させ、これによって用紙2の位置を
補正する2つの移動手段が構成されている。即ち、搬送
ローラ1a,1bのいずれか一方のみが移動するときや
互いの移動方向が異なるときは、用紙2を回転させるよ
うに機能し、搬送ローラ1a,1bが共に同じ方向に移
動するときは、搬送方向と交わる方向に用紙2を平行移
動させるように機能することで、用紙2の位置を補正す
る。
【0022】因みに、搬送ローラ1a,1bはそれぞれ
図示せぬピンチローラと対をなし、搬送ローラ1a,1
bとピンチローラとの間に用紙2を挟持しつつ搬送する
ように構成されている。ピンチローラは、用紙2の回転
動作や移動動作を容易にするために、搬送ローラ1a,
1bに連動して軸方向に移動可能な構成が採られる。た
だし、必ずしも軸方向に移動自在な構成である必要はな
く、軸方向において固定とした構成を採る場合には、用
紙2が滑りやすいような材質のローラ、例えばプラスチ
ック製のローラをピンチローラとして用いれば良い。
【0023】搬送ローラ1a,1bの図の左側には、搬
送方向において異なる位置、例えば搬送ローラ1a,1
bの近傍の位置に2つの用紙検知センサ13a,13b
が、用紙2の側端を検知する用紙側端検知手段として設
けられている。これらの用紙検知センサ13a,13b
の検知ポイントを結んだライン(図の一点鎖線)が用紙
側端の基準位置となる。用紙検知センサ13a,13b
としては、発光素子と受光素子との組み合わせからなる
光学センサなどが用いられる。
【0024】また、用紙2の搬送路中には、搬送方向に
おける用紙2の通過位置(先端/後端の通過位置)を検
知する用紙パスセンサ14が設けられている。用紙パス
センサ14としては、用紙検知センサ13a,13bと
同様に、発光素子と受光素子との組み合わせからなる光
学センサなどが用いられる。
【0025】用紙検知センサ13a,13bの各検知出
力は制御回路15a,15bにそれぞれ供給される。ま
た、用紙パスセンサ14の検知出力はシステムコントロ
ーラ16に供給される。システムコントローラ16は、
制御回路15a,15bに対して用紙整合動作の開始/
終了を指示する指令信号を与える。
【0026】制御回路15a,15bは、システムコン
トローラ16から用紙整合動作を開始する旨の指令信号
が与えられると、用紙検知センサ13a,13bの検知
結果に基づいて移動駆動モータ11a,11bの回転方
向、即ち搬送ローラ1a,1bの移動方向の制御を行
う。
【0027】即ち、用紙検知センサ13aを検知してい
ないときは、この用紙検知センサ13aの検知出力を受
けて制御回路15aが移動駆動モータ11aを図のcc
w(反時計回り)方向に回転駆動する。これにより、搬
送ローラ1aが回転軸3aと一緒に図の左方向に移動す
ることから、制御回路15aは、用紙検知センサ13a
が用紙2の側端を検知するまで移動駆動モータ11aを
ccw方向に回転駆動する。
【0028】また、用紙検知センサ13aが用紙2を検
知しているときは、この用紙検知センサ13aの検知出
力を受けて制御回路15aが移動駆動モータ11aを図
のcw(時計回り)方向に回転駆動する。これにより、
搬送ローラ1aが回転軸3aと一緒に図の右方向に移動
することから、制御回路15aは、用紙検知センサ13
aが用紙2の側端を検知するまで移動駆動モータ11a
をcw方向に回転駆動する。
【0029】これと同様に、用紙検知センサ13bが用
紙2を検知していないときは、この用紙検知センサ13
bの検知出力を受けて制御回路15bが移動駆動モータ
11bを図のccw方向に回転駆動する。これにより、
搬送ローラ1bが回転軸3bと一緒に図の左方向に移動
することから、制御回路15bは、用紙検知センサ13
bが用紙2の側端を検知するまで移動駆動モータ11b
をccw方向に回転駆動する。
【0030】また、用紙検知センサ13bが用紙2を検
知しているときは、この用紙検知センサ13bの検知出
力を受けて制御回路15bが移動駆動モータ11bを図
のcw方向に回転駆動する。これにより、搬送ローラ1
bが回転軸3bと一緒に図の右方向に移動することか
ら、制御回路15bは、用紙検知センサ13bが用紙2
の側端を検知するまで移動駆動モータ11bをcw方向
に回転駆動する。
【0031】このように上記用紙整合装置においては、
回転駆動モータ9を駆動源とする搬送ローラ1a,1b
を搬送方向において異なる位置に設け、これらの搬送ロ
ーラ1a,1bを移動駆動モータ11a,11bを駆動
源とする移動手段によってそれぞれ搬送方向と交わる方
向に移動可能にするとともに、用紙側端基準位置上に用
紙検知センサ13a,13bを設け、用紙検知センサ1
3a(13b)が用紙2を検知していないときは、当該
センサに対応する搬送ローラ1a(1b)を用紙側端基
準位置に近づく方向に、また用紙2を検知しているとき
は、離れる方向に移動させるように移動駆動モータ11
a,11bを制御するようにしている。
【0032】これにより、搬送中の用紙2の側端は、用
紙検知センサ13a,13bで検知される基準位置、即
ち用紙検知センサ13a,13bの検知ポイントを結ん
だライン上(図1では一点鎖線で示す)を境にして往復
動しながら収束し、所望の基準位置へと合わせ込まれる
ため、紙質の影響を受けることなく、搬送中の用紙2の
スキューおよびサイドレジを共に矯正できる。
【0033】特に、搬送ローラ1a,1bの双方を搬送
方向と交わる方向において移動可能とし、搬送中の用紙
2を図の時計回りおよび反時計回りの両方向に回転可能
な構成としたことで、用紙2のスキューおよびサイドレ
ジの矯正動作を素早く行うことができる。また、搬送ロ
ーラ1a,1bを同時に同じ方向に移動させることで、
搬送中の用紙2を平行移動させることができるので、用
紙側端基準位置から極端に離れた状態で用紙2が搬送さ
れてきた場合には、この機能を使って用紙2を用紙側端
基準位置まで平行移動させることにより、スキューおよ
びサイドレジの矯正動作に素早く移行できる。なお、用
紙2の通過後は、搬送ローラ1a,1bは、ホームポジ
ション(例えば、搬送ローラ1a,1bの可動範囲の中
間位置)に戻される。
【0034】ところで、搬送ローラ1a,1bの回転に
より搬送されかつ搬送ローラ1a,1bの移動によって
位置の補正がなされた用紙2は、その後、搬送ローラ1
a,1bよりも搬送方向下流側に配置された搬送ローラ
17に受け渡される。この下流側の搬送ローラ17も図
示せぬピンチローラと対をなし、それらのローラ間に用
紙2を挟持して搬送する。このとき、上述した用紙整合
動作中に搬送ローラ17で用紙2を挟持すると、搬送ロ
ーラ1a,1bを移動させる際の負荷が大きくなって動
作不良が発生したり、用紙2に皺が発生するなどの不具
合を招くことになる。そのため、搬送ローラ1a,1b
による用紙整合動作は、用紙2の先端が下流側の搬送ロ
ーラ17に到達するまでに終了しておく必要がある。
【0035】一方、用紙整合動作の開始時期は、2つの
用紙検知センサ13a,13bで用紙2の側端を検知し
得る状態になったとき、つまり用紙2の先端が搬送ロー
ラ1bを通過して用紙検知センサ13bに到達した時点
以後に制限される。このことから、用紙整合動作を実行
可能な時期は、用紙2の先端が用紙検知センサ13bを
通過してから下流側の搬送ローラ17に到達するまでの
間、つまり用紙2の先端が搬送距離Bを移動するまでの
間(期間)に制限される。
【0036】そこで、用紙側端基準位置を境に用紙2の
側端が少なくとも1回往復動するのに要する時間をα
(sec)、基準位置からの用紙の補正範囲をA/2
(mm)、用紙整合動作の開始から終了までに搬送ロー
ラ1a,1bによって搬送される用紙2の搬送距離、即
ち図1の構成では用紙検知センサ13bから搬送ローラ
17までの距離をB(mm)、その間の用紙2の搬送速
度をX(mm/sec)、移動駆動モータ11,11b
による搬送ローラ1a,1bの移動速度をY(mm/s
ec)とすると、これらの各値は次の(1)式を満足す
る必要がある。 B/X>A/2Y+α・・・(1)
【0037】上記(1)式から分かるように、搬送ロー
ラ1a,1bの移動により補正可能な用紙の補正範囲A
は、上記搬送距離Bを長く確保するほど大きくなる。こ
れは、補正範囲Aが大きくなると、その分だけ軸方向に
おける搬送ローラ1a,1bの移動距離が長くなって用
紙整合に時間がかかる為である。これに対して、用紙の
補正範囲Aは、搬送速度Xが大きい(速い)ほど小さく
なる。これは、高速機ほど補正範囲が小さくなることを
意味する。ところが、一般に高速機の場合は、メカ機構
の大きさの関係で用紙搬送路が長くなり、特に両面コピ
ー用等の搬送路をもつメカ機構では搬送路が長くなる。
そうすると、搬送中における用紙の位置ずれが大きくな
ることから、高速機ほど用紙整合による用紙の補正範囲
Aを大きくする必要がある。さらに、上記用紙整合動作
において、用紙2の側端を基準位置に精度良く合わせ込
むには、用紙側端基準位置を境に用紙2の側端を出来る
だけ多く往復動させる必要がある。こうした理由によ
り、用紙整合を確実にしかも精度良く行うには、上記搬
送距離Bを出来るだけ長く確保することが重要となる。
【0038】そこで、上記搬送距離Bを長く確保する手
段としては、第1に、搬送ローラ17をより下流側、つ
まり搬送ローラ1bから出来るだけ離して配置するこ
と、第2に、用紙検知センサ13bをより上流側、つま
り搬送ローラ17から出来るだけ離して配置すること、
などが考えられる。しかしながら、このような手段で
は、種々の制約によって上記搬送距離Bを十分に確保で
きない場合がある。
【0039】即ち、搬送中の用紙2は、その位置補正
(レジ合わせ、スキューの矯正等)や位置補正後の姿勢
保持のために、搬送方向の異なる位置でいずれか2箇所
の搬送ローラにより挟持されている必要がある。そのた
め、搬送ローラ1aと下流側の搬送ローラ17との距離
Lは、搬送対象として取り扱われる各種サイズの用紙の
うち、搬送方向の長さが最小の用紙よりも短く設定する
必要がある。さらに、設計上の都合(スペース等)によ
り、上記距離Lが最大となる条件で搬送ローラ1aと1
7の位置を設定できない場合もある。そうした場合は、
搬送ローラ1a,1b間の距離Lrを短くするか、上記
搬送距離Bを短くしなければならないが、搬送距離Bを
短くすると、所期の狙いに反して補正範囲Aが小さくな
ってしまう。また、上記ローラ間距離Lrを短くすると
補正精度に影響が出るため単純に短くすることはできな
い。
【0040】一方、用紙検知センサ13bの位置につい
ては、これを搬送ローラ1bの手前(図1の破線位置)
に移動(位置変更)することにより、搬送距離Bをこれ
よりも長いB′まで伸ばすことができる。ただし、用紙
検知センサ13bをあまり上流側に配置すると、2つの
用紙検知センサ13a,13b間の距離が短くなるため
に補正精度が悪化してしまう。したがって、用紙検知セ
ンサ13bの位置に関しては、これを搬送ローラ1bの
軸上もしくはその近傍に設定せざるを得ない状況にあ
る。
【0041】このように上記2つの手段によって搬送距
離Bを長く確保するにも自ずと限界があるため、特に搬
送速度Xが速くかつ用紙の位置ずれが大きい大型の高速
機では、これに見合うだけの十分な補正範囲Aが得られ
ない状況になりやすい。
【0042】こうした事情に鑑みて本実施形態に係る用
紙整合装置においては、図2に示すような構成を採用す
ることとした。図示した用紙整合装置においては、先の
図1に示した構成と比較して、特に、2つの搬送ローラ
1a,1bよりも搬送方向下流側に配置された搬送ロー
ラ17のニップ状態を解除するニップ解除機構18を備
えた構成となっている。因みに「ニップ状態」とは、互
いに対をなす2つのローラの間で用紙を挟持し得る状態
のことをいう。例えば、搬送ローラ17とこれと対をな
すピンチローラを例にとると、搬送ローラ17とピンチ
ローラとの間で用紙を挟持し得る状態をいう。
【0043】また、2つの搬送ローラ1a,1bの軸上
近傍には、それぞれ用紙パスセンサ14a,14bが配
置されている。これらの用紙パスセンサ14a,14b
は、搬送方向における用紙の通過位置を検知する「用紙
通過検知手段」を構成するものである。このうち、一方
の用紙パスセンサ14aは、搬送ローラ14aよりも僅
かに搬送方向上流側に配置され、その位置で用紙2の先
端/後端の通過を検知する。また、他方の用紙パスセン
サ14bは、搬送ローラ14bよりも僅かに搬送方向下
流側に配置され、その位置で用紙2の先端/後端の通過
を検知する。
【0044】上記用紙パスセンサ14a,14bによる
検知信号は、それぞれシステムコントローラ16に供給
される。またシステムコントローラ16においては、用
紙パスセンサ14a,14bからの検知信号を基に、搬
送ローラ17のニップ状態を制御するためのニップ制御
信号をニップ解除機構18に与える。
【0045】図3は上記ニップ解除機構18の具体的な
構成例を示す側面図である。図において、搬送ローラ1
7と対をなすピンチローラ19は、搬送ローラ17と該
搬送ローラ17を回転駆動する駆動系とともに、下流側
用紙搬送手段を構成するものである。ピンチローラ19
の回転軸19aは、揺動ブラケット20に支持されてい
る。揺動ブラケット20は、その長手方向(図の左右方
向)の中間部位に嵌合された枢軸21を中心に図中矢印
の如く揺動自在に支持されている。また、枢軸21を境
にして、揺動ブラケット20の一端側(図の右端側)に
は引っ張りコイルバネ22が連結され、同他端側(図の
左端側)にはプランジャ23が連結されている。
【0046】このうち、引っ張りコイルバネ22の一端
は揺動ブラケット20に係止され、同他端は装置本体の
フレーム部分(固定部)に係止されている。また、プラ
ンジャ23は、これが励磁されたときに引き込み動作す
る可動ロッド23aを有し、この可動ロッド23aの先
端部が、揺動ブラケット20の折り返し片20a,20
aに連結ピン24を介して連結されている。
【0047】上記構成からなるニップ解除機構18にお
いては、プランジャ23が励磁されていない状態(非励
磁状態)で、引っ張りコイルバネ22のバネ力(引っ張
り力)が、枢軸21を回転中心として揺動ブラケット2
0に回転力を付与し、搬送ローラ17に対してピンチロ
ーラ19を圧接させる力、つまり搬送ローラ17とピン
チローラ19をニップ状態とし、かつその状態を保持す
る力となって作用する。
【0048】これに対して、プランジャ23が励磁され
た状態では、これに伴う可動ロッド23aの引き込み力
が、引っ張りコイルバネ22のバネ力に対抗してピンチ
ローラ19を搬送ローラ17から引き離す力、つまり搬
送ローラ17とピンチローラ19のニップ状態を解除す
る力となって作用する。また、プランジャ23の駆動状
態(励磁/非励磁)は、システムコントローラ16から
与えられるニップ制御信号により切り替えられる。
【0049】続いて、用紙整合に係るシステムコントロ
ーラ16の制御手順につき、図4のタイミングチャート
を用いて説明する。先ず、システムコントローラ16
は、2つの用紙パスセンサ14a,14bののうち、用
紙2の先端が搬送方向上流側の用紙パスセンサ14aを
通過し、これによって用紙パスセンサ14aの検知信号
Sp−1が立ち上がると、その立ち上がりタイミングか
ら所定時間t1後に、ニップ制御信号Snを立ち上げ
る。このニップ制御信号Snの立ち上げにより、上記ニ
ップ解除機構18においてプランジャ23が励磁され、
これに伴う可動ロッド23aの引き込み動作によって搬
送ローラ17のニップ状態が解除される。
【0050】次に、用紙2の先端が搬送方向下流側の用
紙パスセンサ14bを通過し、これによって用紙パスセ
ンサ14bの検知信号Sp−2が立ち上がると、これを
受けてシステムコントローラ16は、上記検知信号Sp
−2の立ち上がりタイミングから所定時間t2後に、整
合指令信号Ssを立ち上げる。ここで、上記所定時間t
2は、用紙2の先端が用紙パスセンサ14bを通過して
から用紙検知センサ13bに達するまでの所要時間を見
込んで、それと同じかそれよりも僅かに長く設定され
る。また、システムコントローラ16での整合指令信号
Ssの立ち上げにより、上記制御回路15a,15bの
制御動作に基づく用紙整合動作が開始される。
【0051】この用紙整合動作中においては、回転駆動
モータ9の回転駆動に伴う搬送ローラ1a,1bの回転
により用紙2が搬送されるとともに、移動駆動モータ1
1a,11bの回転駆動に伴う搬送ローラ1a,1bの
移動(軸方向移動)により用紙2の側端が基準位置へと
合わせ込まれる。
【0052】その後、用紙2の後端が用紙パスセンサ1
4aを通過し、これによって用紙パスセンサ14aの検
知信号Sp−1が立ち下がると、これを受けシステムコ
ントローラ16は、上記検知信号Sp−1の立ち下がり
タイミングから所定時間t4後に、整合指令信号Ssを
立ち下げる。この整合指令信号Ssの立ち下げにより、
制御回路15a,15bの制御動作に基づく用紙整合動
作が終了となる。
【0053】続いて、システムコントローラ16は、整
合指令信号Ssの立ち下げから所定時間t5後に、ニッ
プ制御信号Snを立ち下げる。このニップ制御信号Sn
の立ち下げにより、上記ニップ解除機構18においてプ
ランジャ23が非励磁状態となり、これに伴う引っ張り
コイルバネ22のバネ力によって搬送ローラ17がニッ
プ状態となる。このとき、搬送ローラ17をニップする
タイミングは、図2に示すように用紙2の後端が用紙パ
スセンサ14aを通過してから搬送ローラ1aを通過す
るまでの間、つまり搬送ローラ1a,1bによって用紙
2が搬送されている間に設定される。因みに、この動作
条件は、用紙2の後端が用紙パスセンサ14aを通過し
てから搬送ローラ1aを通過するまでの所要時間よりも
短い時間で上記所定時間t5を設定することにより実現
される。
【0054】その後、搬送ローラ1aを通過した用紙2
は、それよりも下流側の搬送ローラ1bと搬送ローラ1
7により搬送される。そして、用紙2の後端が用紙パス
センサ14bを通過すると、その時点で用紙パスセンサ
14bの検知信号Sp−2が立ち下がる。
【0055】このように本実施形態の用紙整合装置にお
いては、搬送ローラ1a,1bよりも搬送方向下流側に
配置された搬送ローラ17のニップ状態をニップ解除機
構18により解除可能とするとともに、搬送方向におけ
る用紙2の通過位置を用紙パスセンサ14a,14bに
よって検知可能とし、搬送中の用紙2の先端が搬送ロー
ラ17に到達する前に当該搬送ローラ17のニップ状態
を解除しておき、用紙2の先端が搬送ローラ17を通過
した後に搬送ローラ17をニップ状態とすべく、システ
ムコントローラ16で制御するようにしているため、搬
送ローラ1a,1bによる用紙整合動作中に用紙2の先
端が下流側の搬送ローラ17に通過しても、搬送ローラ
1a,1bを移動させるときの負荷が増大したり、用紙
2に皺が発生することがない。
【0056】これにより、用紙2の先端が用紙検知セン
サ13bを通過してから搬送ローラ17に到達するまで
の期間だけでなく、用紙2の先端が搬送ローラ17に到
達してから用紙2の後端が搬送ローラ1aを通過するま
での期間においても、用紙整合動作を何ら問題なく行う
ことができる。その結果、用紙整合動作の開始から終了
までの搬送距離を(B+α)だけ長く確保することが可
能となる。
【0057】また、システムコントローラ16による制
御では、用紙2の先端が搬送ローラ17を通過してから
当該用紙2の後端が搬送ローラ1aを通過する前に、搬
送ローラ17をニップ状態にするため、搬送中の用紙2
は常に搬送方向の異なる位置で2箇所の搬送ローラによ
り挟持された状態となる。これにより、用紙整合動作に
よって位置の補正がなされた用紙2の姿勢を確実に保持
することができる。
【0058】さらに、システムコントローラ16による
制御では、用紙2の先端が搬送ローラ17を通過してか
ら搬送ローラ1a,1bの移動が停止(用紙整合動作が
終了)した後に、搬送ローラ17をニップ状態とするた
め、用紙2の先端が搬送ローラ17を通過した後に搬送
ローラ17をニップ状態とするのに伴って、搬送ローラ
1a,1bの移動負荷が増大したり、用紙2に皺が発生
することもない。
【0059】なお、上記実施形態においては、用紙整合
動作を終了するタイミング(整合指令信号Ssの立ち下
がりタイミング)を設定するにあたり、用紙パスセンサ
14aの検知信号Sp−1の立ち下がりタイミングを基
準(トリガ)としたが、搬送中の用紙2のサイズ(搬送
方向の用紙長さ)をシステムコントローラ16で認識し
ている場合は、用紙2の先端が用紙パスセンサ14bを
通過したタイミング、即ち用紙パスセンサ14bの検知
信号Sp−2の立ち上がりタイミングを基準に用紙整合
動作の終了タイミングを設定することも可能である。具
体的には、用紙パスセンサ14bの検知信号Sp−2の
立ち上がりと同時にシステムコントローラ16でタイマ
ー計測を開始し、その計測時間が用紙サイズに対応した
所定時間t3(図4)になった時点で、用紙整合動作を
終了させることも可能である。
【0060】また、上記実施形態においては、用紙整合
動作を開始する前(整合指令信号Ssを立ち上げる前)
に、搬送ローラ17のニップ状態を解除するようにした
が、このニップ解除タイミングについては、搬送ローラ
1a,1bによる搬送中の用紙2の先端が下流側の搬送
ローラ17に到達する前であればよく、例えば用紙2の
先端が用紙パスセンサ14bを通過するタイミングと同
じタイミングに設定してもよい。
【0061】さらに、上記実施形態においては、整合指
令信号Ssの立ち下がりタイミングから所定時間t5後
にニップ制御信号Snを立ち下げるようにしたが、これ
以外にも、整合指令信号Ssの立ち下がりタイミングと
同時にニップ制御信号Snを立ち下げる、つまり用紙整
合動作の終了と同時に搬送ローラ17をニップさせるよ
うにしてもよい。また、そのときのニップタイミングに
ついても、上述のように搬送中の用紙サイズをシステム
コントローラ16で認識している場合は、用紙2の先端
が用紙パスセンサ14aまたは14bの検知ポイントを
通過したタイミングを基準(トリガ)として設定するこ
とも可能である。
【0062】これに加えて、上記実施形態においては、
搬送方向の異なる位置に2つの用紙パスセンサ14a,
14bを設け、これらの用紙パスセンサ14a,14b
の検知信号Sp−1,Sp−2を基に、搬送方向におけ
る用紙2の通過位置を検知するようにしているが、搬送
中の用紙サイズをシステムコントローラ16で認識し得
る構成となっている場合は、いずれか一方の用紙パスセ
ンサ14aまたは14bからの検知信号とこれに基づく
タイマー計測により、搬送方向における用紙2の通過位
置をリアルタイムに把握することも可能である。
【0063】図5は本発明に係る用紙整合装置の他の実
施形態を示す概略構成図である。図示した用紙整合装置
においては、3つの搬送ローラ1a,1b,1cが用紙
2の搬送方向(図の矢印方向)において異なる位置に設
けられている。これらの搬送ローラ1a,1b,1c
は、回転軸3a,3b,3cの一端にそれぞれ固定され
ている。回転軸3a,3b,3cは、その中間部におい
てフレーム4a,4bに対して回転自在にかつその軸方
向、即ち搬送方向と交わる方向に移動可能に保持されて
いる。
【0064】回転軸3a,3b,3cのフレーム4a,
4b間の部位には、駆動ギヤ7a,7b,7cが取り付
けられている。また、駆動ギヤ7a,7b,7cの相互
間には、それぞれ駆動ギヤ7a,7b及び7b,7cに
各々噛合した状態で中間ギヤ8a,8bが設けられてい
る。さらに、一方の中間ギヤ8bは、フレーム4bに固
定された回転駆動モータ9の回転軸9aに取り付けられ
ている。
【0065】この構成においては、回転駆動モータ9に
よって中間ギヤ8bが回転駆動されると、その回転力が
駆動ギヤ7b,7cに同じ回転方向の回転力として伝達
され、さらに駆動ギヤ7bに伝達された回転力が、中間
ギヤ8aを介して駆動ギヤ7aにも同じ回転方向の回転
力として伝達される。また、各々の駆動ギヤ7a,7
b,7cに伝達された回転力は、それぞれに対応する回
転軸3a,3b,3cを介して搬送ローラ1a,1b,
1cに用紙2の搬送力として伝達され、これにより用紙
2に対してそれぞれ搬送力を付与する3つの用紙搬送手
段が構成されている。
【0066】回転軸3a,3b,3cの他端には、軸方
向に溝が切られたラック10a,10b,10cが取り
付けられている。これらのラック10a,10b,10
cには、移動駆動モータ11a,11b,11cの各回
転軸に取り付けられたピニオン12a,12b,12c
が噛合している。
【0067】移動駆動モータ11a,11b,11c
は、搬送ローラ1a,1b,1cを搬送方向と交わる方
向(図の左右方向)に移動させる駆動源となる。即ち、
移動駆動モータ11a,11b,11cによってピニオ
ン12a,12b,12cが回転駆動され、その回転運
動がラック10a,10b,10cを介して回転軸3
a,3b,3cに直線運動として伝達されることで、回
転軸3a,3b,3cの各一端に固定された搬送ローラ
1a,1b,1cが搬送方向と交わる方向に移動する。
このとき、搬送ローラ1a,1b,1cの移動方向は、
移動駆動モータ11a,11b,11cの回転方向に対
応したものとなり、これによって上記3つの用紙搬送手
段をそれぞれ搬送方向と交わる方向に移動させる3つの
移動手段が構成されている。
【0068】搬送ローラ1a,1b,1cの図の左側に
は、搬送方向において異なる位置、例えば搬送ローラ1
a,1b,1cの近傍の位置に3つの用紙検知センサ1
3a,13b,13cが設けられている。これらの用紙
検知センサ13a,13b,13cは、搬送ローラ1
a,1b,1cの回転による搬送中の用紙2の側端を検
知する用紙側端検知手段を構成するものである。
【0069】また、用紙2の搬送路中には、搬送方向に
おける用紙2の通過位置(先端/後端の通過位置)を検
知する用紙パスセンサ14a,14b,14cが設けら
れている。このうち、用紙パスセンサ14aは搬送ロー
ラ1aよりも僅かに上流側に配置され、用紙パスセンサ
14bは搬送ローラ1bよりも僅かに上流側に配置さ
れ、用紙パスセンサ14cは搬送ローラ1cよりも僅か
に下流側に配置されている。
【0070】さらに、搬送ローラ1a,1b,1cより
も下流側には搬送ローラ17が配置されている。この搬
送ローラ17は図示せぬ駆動系によって回転駆動される
とともに、図示せぬピンチローラとの間で用紙2を挟持
しつつ搬送するもので、そのニップ状態はニップ解除機
構18により解除可能となっている。また、上記3つの
搬送ローラ1a,1b,1cのうち、搬送方向下流側に
位置する2つの搬送ローラ1b,1cのニップ状態につ
いても、それぞれに対応するニップ解除機構25b,2
5cにより解除可能となっている。
【0071】上記構成において、用紙検知センサ13
a,13b,13cの各検知出力は制御回路15a,1
5b,15cにそれぞれ供給される。また、用紙パスセ
ンサ14a,14b,14cの各検知出力はシステムコ
ントローラ16に供給される。システムコントローラ1
6は、用紙パスセンサ14a,14b,14cの各検知
出力に基づいて、用紙整合動作の開始/終了を指示する
旨の指令信号を制御回路15a,15b,15cに与え
るとともに、搬送ローラ17,1b,1cのニップ状態
を制御するためのニップ制御信号をニップ解除機構1
8,25b,25cに与える。
【0072】ここで、搬送ローラ17のニップ状態を解
除するニップ解除機構18については、先の図3に示し
た構成を採用すればよいが、搬送ローラ1b,1cのニ
ップ状態を解除するニップ解除機構25b,25cにつ
いては、例えば図6に示すような構成を採用することが
できる。なお、ニップ解除機構25b,25cはいずれ
も同様の構成であるため、ここでは一方のニップ解除機
構25bのみを例に挙げて説明する。
【0073】図6においては、回転軸3bの端部に、搬
送駆動用のギヤ部26bを介してローラ移動用のラック
27bが取り付けられている。このラック27bは、図
5で示すところのラック10bに対応するものである。
搬送ローラ1bおよびギヤ部26bは、スライダ28b
を介して回転軸3b上に回転かつスライド自在に取り付
けられ、これによって移動ローラアッセイ29bが構成
されている。また、移動ローラアッセイ29bの近傍に
はピンチローラアッセイ30bが配設されている。
【0074】ピンチローラアッセイ30bは、断面コ字
形のブラケット31bに架け渡された回転軸32bと、
この回転軸32bにスライダ33bを介して回転かつス
ライド自在に支持されたピンチローラ34bとによって
構成されている。また、ブラケット31bの中間部に
は、ローラニップ解除用のソレノイド35bが連結さ
れ、このソレノイド35bの駆動によってピンチローラ
アッセイ30bが図中矢印方向に移動可能に支持されて
いる。
【0075】さらに、移動ローラアッセイ29bのスラ
イダ28bには、2枚の挟持板36b,36bが取り付
けられ、ピンチローラアッセイ30bのスライダ33b
には、一枚の係合板37bが取り付けられている。そし
て、移動ローラアッセイ29b側の挟持板36b,36
bの間にピンチローラアッセイ30b側の係合板37b
が挟み込まれ、これによって搬送ローラ1aとピンチロ
ーラ34bとが、互いの回転軸3b,32bに沿って一
体的にスライドし得る構成になっている。
【0076】なお、図5の構成例では、搬送ローラ1b
が回転軸3bと一体に移動するようになっているが、図
6の構成例では、固定された回転軸3bに対しスライダ
28bを介して搬送ローラ1bを取り付けることによ
り、その回転軸3bに沿って搬送ローラ1bが独立に移
動するようになっている。
【0077】一方、ローラ移動用のラック27bにはピ
ニオン38bが噛み合っている。ピニオン38bはこれ
と同軸上に設けられたアイドルギヤ39bと一体に回転
するもので、このアイドルギヤ30bに移動駆動モータ
(不図示)のモータ軸ギヤ40bが噛み合っている。
【0078】上記構成においては、ソレノイド35bに
よって搬送ローラ1bとピンチローラ34bとがニップ
された状態で、そのローラ間に用紙2が挟持される。こ
のとき、搬送ローラ1bには、搬送駆動用のギヤ部26
bを介して回転力が伝達され、これに伴う搬送ローラ1
bの回転動作に従って用紙2が搬送される。また、用紙
2の搬送力を受けて、ピンチローラ34bも回転する。
【0079】この状態で、図示せぬ移動駆動モータが駆
動すると、その駆動力がモータ軸ギヤ40bおよびアイ
ドルギヤ39bを介してピニオン38bに伝達され、こ
れに伴うピニオン38bの回転運動がラック27bを介
してスライダ28bの直線運動に変換される。そうする
と、スライダ28bと一緒に搬送ローラ1bが回転軸3
b上でスライド動作し、これに連動してピンチローラ3
4bも回転軸32b上でスライド動作する。これによ
り、搬送中の用紙2は、各ローラ間に挟持されたまま、
搬送方向と交わる方向に移動させられる。
【0080】また、搬送ローラ1bのニップ状態は、ソ
レノイド35bの駆動によって図の上方にブラケット3
2bが引き込まれ、これによってピンチローラ34bが
搬送ローラ1bから引き離されることによって解除され
る。また、ソレノイド35bの駆動状態は、システムコ
ントローラ16から与えられるニップ制御信号により制
御される。
【0081】上記構成からなる用紙整合装置において
は、搬送路に沿って図の矢印方向に搬送される用紙2の
先端が用紙パスセンサ14aを通過し、さらにその下流
側の用紙パスセンサ14bを通過すると、それを知らせ
る用紙パスセンサ14bからの検知信号を受けてシステ
ムコントローラ16が所定のタイミング、即ち搬送中の
用紙2の先端が用紙検知センサ13bを通過するタイミ
ングで制御回路15a,15bに用紙整合動作を開始す
る旨の指令信号を与える。これにより、移動駆動モータ
11a,11bの回転駆動に伴う搬送ローラ1a,1b
の移動(軸方向移動)により用紙整合動作が開始され
る。
【0082】その後、搬送ローラ1a,1bにより搬送
される用紙2の先端が搬送ローラ1cに到達するのに先
立ち、システムコントローラ16からニップ解除機構2
5cに搬送ローラ1cのニップ状態を解除する旨のニッ
プ制御信号が与えられる。これにより、搬送中の用紙2
の先端が搬送ローラ1cに到達する前にニップ解除機構
25cによって搬送ローラ1cのニップ状態が解除さ
れ、この状態で用紙2の先端が搬送ローラ1cを通過す
る。
【0083】次いで、搬送ローラ1a,1bにより搬送
される用紙2の先端が用紙パスセンサ14cを通過する
と、それを知らせる用紙パスセンサ14cからの検知信
号を受けてシステムコントローラ16が所定のタイミン
グ、即ち搬送中の用紙2の先端が用紙検知センサ13c
を通過するタイミングで制御回路15cに用紙整合動作
を開始する旨の指令信号を与える一方、制御回路15b
には用紙整合動作を終了する旨の指令信号を与える。ま
た、それと同時に、ニップ解除機構25cには搬送ロー
ラ1cをニップ状態とする旨のニップ制御信号を与え、
ニップ解除機構25bには搬送ローラ1bのニップ状態
を解除する旨のニップ制御信号を与える。これにより、
用紙整合動作は搬送ローラ1a,1cによって行われる
ようになる。
【0084】続いて、用紙2の後端が用紙パスセンサ1
4aを通過すると、それを知らせる用紙パスセンサ14
aからの検知信号を受けてシステムコントローラ16が
所定のタイミング、即ち搬送中の用紙2の後端が搬送ロ
ーラ1aを通過する前のタイミングでニップ解除機構2
5bに搬送ローラ1bをニップ状態とする旨のニップ制
御信号を与えるとともに、制御回路15bに用紙整合動
作を再開する旨の指令信号を与える。また、それと同時
あるいは所定時間後にシステムコントローラ16は、制
御回路15aに用紙整合動作を終了する旨の指令信号を
与える。これにより、用紙整合動作は搬送ローラ1b,
1cによって行われるようになる。
【0085】またその一方では、搬送ローラ1b,1c
により搬送される用紙2の先端が搬送ローラ17に到達
するのに先立ち、システムコントローラ16からニップ
解除機構18に搬送ローラ17のニップ状態を解除する
旨のニップ制御信号が与えられる。これにより、搬送中
の用紙2の先端が搬送ローラ17に到達する前にニップ
解除機構18によって搬送ローラ17のニップ状態が解
除され、この状態で用紙2の先端が搬送ローラ17を通
過する。
【0086】次いで、用紙2の後端が用紙パスセンサ1
4bを通過すると、それを知らせる用紙パスセンサ14
bからの検知信号を受けてシステムコントローラ16が
所定のタイミング、即ち搬送中の用紙2の後端が搬送ロ
ーラ1bを通過する前のタイミングで制御回路15b,
15cに用紙整合動作を終了する旨の指令信号を与える
とともに、ニップ解除機構18に搬送ローラ17をニッ
プ状態とする旨のニップ制御信号を与える。これによ
り、搬送ローラ1bを通過した用紙2は、搬送ローラ1
c,17により搬送されるようになる。
【0087】このように用紙の搬送方向において異なる
位置に3つの搬送ローラ1a,1b,1cを設け、その
中からシステムコントローラ16により選択された2つ
の搬送ローラ1a,1bまたは1a,1cの移動により
用紙整合動作を行うものにおいても、下流側の搬送ロー
ラ17のニップ状態を解除するニップ解除機構18を設
け、このニップ解除機構18を介して搬送ロール17の
ニップ状態をシステムコントローラ16で制御する構成
を採用することにより、補正精度に何ら影響を与えるこ
となく、十分に長い搬送距離をもって用紙整合動作を行
うことが可能となる。
【0088】また、用紙2の先端が用紙検知センサ13
cに到達する時点で、直ちに搬送ローラ1a,1cによ
る用紙整合動作、即ち搬送ローラ間の距離と用紙検知セ
ンサ間の距離が最も長い条件(用紙の位置合わせを高精
度に行える最適条件)の用紙整合動作に移行するように
したので、用紙2の位置ずれ等を補正する際の補正精度
を高めることができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による用紙
整合装置においては、用紙の搬送方向において異なる位
置に設けられた少なくとも2つの用紙搬送手段を、それ
ぞれ搬送方向と交わる方向に移動させる少なくとも2つ
の移動手段を設けるとともに、搬送中の用紙の側端を検
知する用紙側端検知手段を設け、該用紙側端検知手段の
検知結果に基づいて少なくとも2つの移動手段による少
なくとも2つの用紙搬送手段の移動動作を移動制御手段
で制御する構成としたことにより、紙質の影響を受ける
ことなくスキューとサイドレジを同時に矯正することが
可能となる。さらに、搬送方向における用紙の通過位置
を用紙通過検知手段で検知し、その検知結果を基にニッ
プ制御手段がニップ解除手段を介して下流側用紙搬送手
段のニップ状態を制御する構成としたことにより、搬送
中の用紙の先端が下流側用紙搬送手段に到達した後も用
紙整合動作を継続して行うことが可能となる。これによ
り、用紙整合動作を問題なく(動作不良、皺の発生等を
招くことなく)行い得る用紙の搬送距離を伸ばすことが
できるため、その分だけ用紙整合における補正精度の向
上並びに補正範囲の拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される用紙整合装置の概略構成
図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る用紙整合装置の概略
構成図である。
【図3】 ニップ解除機構の構成例を示す図である。
【図4】 本発明の実施形態に係る用紙整合装置の動作
手順を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】 本発明の他の実施形態に係る用紙整合装置の
概略構成図である。
【図6】 ニップ解除機構の他の構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】 1a,1b,1c,17…搬送ローラ、2…用紙、9…
回転駆動モータ、11a,11b,11c…移動駆動モ
ータ、13a,13b,13c…用紙検知センサ、14
a,14b,14c…用紙パスセンサ、15a,15
b,15c…制御回路、16…システムコントローラ、
18,25b,25c…ニップ解除機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の搬送方向において異なる位置に設
    けられ、用紙に対してそれぞれ搬送力を付与する少なく
    とも2つの用紙搬送手段と、 前記少なくとも2つの用紙搬送手段をそれぞれ搬送方向
    と交わる方向に移動させる少なくとも2つの移動手段
    と、 前記少なくとも2つの用紙搬送手段による搬送中の用紙
    の側端を検知する2つの用紙側端検知手段と、 前記用紙側端検知手段の検知結果に基づいて前記少なく
    とも2つの移動手段による前記少なくとも2つの用紙搬
    送手段の移動を制御する移動制御手段と、 前記少なくとも2つの用紙搬送手段よりも搬送方向下流
    側に配置された下流側用紙搬送手段のニップ状態を解除
    するニップ解除手段と、 前記搬送方向における用紙の通過位置を検知する用紙通
    過検知手段と、 前記用紙通過検知手段の検知結果を基に前記ニップ解除
    手段を介して前記下流側用紙搬送手段のニップ状態を制
    御するニップ制御手段とを備えたことを特徴とする用紙
    整合装置。
  2. 【請求項2】 前記ニップ制御手段は、前記少なくとも
    2つの用紙搬送手段による搬送中の用紙の先端が前記下
    流側用紙搬送手段に到達する前に前記ニップ解除手段に
    よって前記下流側用紙搬送手段のニップ状態を解除して
    おき、前記用紙の先端が前記下流側用紙搬送手段を通過
    した後に前記下流側用紙搬送手段をニップ状態にするこ
    とを特徴とする請求項1記載の用紙整合装置。
  3. 【請求項3】 前記ニップ解除手段は、前記用紙の先端
    が前記下流側用紙搬送手段を通過した後でかつ前記用紙
    の後端が前記少なくとも2つの用紙搬送手段のうち搬送
    方向下流側から2番目に配置された用紙搬送手段を通過
    する前に、前記下流側用紙搬送手段をニップ状態にする
    ことを特徴とする請求項2記載の用紙整合装置。
  4. 【請求項4】 前記ニップ解除手段は、前記用紙の先端
    が前記下流側用紙搬送手段を通過した後でかつ前記少な
    くとも2つの移動手段による前記少なくとも2つの用紙
    搬送手段の移動が停止した後に、前記下流側用紙搬送手
    段をニップ状態にすることを特徴とする請求項2記載の
    用紙整合装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のうちのいずれか1
    に記載の用紙整合装置を備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017072646A (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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JP2017072646A (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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