JP2000185831A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2000185831A
JP2000185831A JP10375788A JP37578898A JP2000185831A JP 2000185831 A JP2000185831 A JP 2000185831A JP 10375788 A JP10375788 A JP 10375788A JP 37578898 A JP37578898 A JP 37578898A JP 2000185831 A JP2000185831 A JP 2000185831A
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JP
Japan
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sleeve
hub
paper
sheet
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP10375788A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Shimodaira
信幸 下平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消耗品であるゴム部以外の部材をリサイクル
することが可能な給紙コロを備えた給紙装置を提供す
る。 【解決手段】 給紙コロ1は、中空円筒状のゴム部2
と、スリーブ11と、ハブ12とから構成されている。
スリーブ11は、ゴム部2の一端開口からゴム部2の中
空部に嵌合され、一方、ハブ12は、ゴム部2の他端開
口からゴム部2の中空部に嵌合される。すなわち、スリ
ーブ11、ハブ12は共にゴム部2に対して着脱自在と
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に適用される給紙装
置に関し、特に、積載された用紙を、外周のゴム部によ
って上面から順に給紙する給紙コロの改良技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】給紙装置の給紙コロの外周面は、用紙を
確実に給紙するために、用紙との摩擦係数を大きくする
目的でゴムで構成されている。ここで、給紙枚数が増え
るに従い、ゴム部は摩耗することで給紙コロの直径が減
少し、あるいはゴム部の表面に紙粉等が付着して摩擦係
数が低下し、初期の特性が維持出来なくなるため、寿命
に達した給紙コロは新品と取り替えるようにしている。
そして寿命に達した給紙コロは破棄されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図9は従来の給紙コロ
の断面図、図10は一般的な給紙コロ(外観的には従来
の給紙コロも本発明の給紙コロも同様である)の外観図
である。図9に示すように、従来の給紙コロ1はゴム部
2と樹脂ハブ3が一体になっている。上述したように、
経時劣化するのはゴム部2であるので、本来、ゴム部2
のみ交換すればよいのであるが、ゴム部2と樹脂ハブ3
は一体となっており、両者を分離するのが困難であるた
め、従来は樹脂ハブ3を含めて給紙コロ1を破棄してい
た。
【0004】しかし今日では、リサイクルが企業の一つ
の活動指針になっており、製品にも徐々にその思想が浸
透してきている。そこで、給紙コロのうちゴム部以外の
構成要素(図9の例で言えば樹脂ハブ)をリサイクルす
ることが望まれるようになってきた。本発明は、このよ
うな背景に鑑みてなされたものであり、消耗品であるゴ
ム部以外の部材をリサイクルすることが可能な給紙コロ
を備えた給紙装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、積載された用紙を外周のゴ
ム部によって上面から順に給紙する給紙コロを備えた給
紙装置において、円筒状のゴム部を、その両端開口から
嵌合した着脱可能なハブとスリーブで挟み込むことで給
紙コロを構成することを特徴とするものである。
【0006】また上記目的を達成するために、請求項2
記載の発明は、請求項1記載において、ハブが内側に螺
合するスリーブの胴部長手方向に複数のスリットを設
け、スリットで区切られた胴部片の肉厚を、この胴部片
がハブの螺合で外方に膨らむ程度に薄く形成したことを
特徴とするものである。
【0007】また上記目的を達成するために、請求項3
記載の発明は、請求項2記載において、スリーブは、鍔
部と、鍔部から軸方向に延びる胴部片と、胴部片の内側
に設けられ、内周部にハブを螺合する中空円筒部とから
構成され、かつ、胴部片の長さが中空円筒部の長さより
長く設定され、さらに、胴部片の用紙幅方向中央部は若
干外側に膨らむように形成されており、ハブは、鍔部を
有し、スリーブの中空円筒部に螺合し切った状態でこの
鍔部により胴部片を押圧するようになっていることを特
徴とするものである。
【0008】また上記目的を達成するために、請求項4
記載の発明は、請求項3記載において、胴部片にあって
用紙の幅方向中心に当たる位置の肉厚を、他の部分より
も厚くしたことを特徴とするものである。
【0009】請求項1の給紙装置において、給紙コロ
が、ゴム部と一対のハブとスリーブに分離できることに
より、交換時ではゴム部だけを交換すればよく、またハ
ブ部はリサイクル部品として再使用が可能になる。請求
項2及び3の給紙装置において、ゴム部が接する部分の
スリーブの肉厚を薄肉にし、かつ長手方向に複数のスリ
ットを設けることにより、ハブとスリーブを互いに締め
つけ、スリーブの鍔部がハブの胴部片端面に接触したと
きにスリーブが径方向に広がる。これによりコロの直径
が増加することになる。これは直径が減少した給紙コロ
でもさらに使用時間が延びることにつながる。請求項4
の給紙装置において、ゴム部が接する部分の胴部片の肉
厚を薄肉にし、かつ、センター付近の肉厚を厚めに設定
しておくことにより、スリーブが広がったときにセンタ
ー部が直線部として残るので、用紙との接触性が良くな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
を示す給紙コロの組立状態の断面図、図2は分離状態の
断面図である。本実施形態の給紙コロ1は、中空円筒状
のゴム部2〔図2(b)〕と、スリーブ11〔図2
(a)〕と、ハブ12〔図2(c)〕とから構成されて
いる。スリーブ11は、ゴム部2の一端開口(図2では
左側の開口)からゴム部2の中空部に嵌合され、一方、
ハブ12は、ゴム部2の他端開口(図2では右側の開
口)からゴム部2の中空部に嵌合される。すなわち、ス
リーブ11、ハブ12は共にゴム部2に対して着脱自在
となっている。スリーブ11の内周部にはネジ11aが
切ってあり、同様にハブ12の外周部にもネジ12aが
切ってあり、ゴム部2の両端からスリーブ11とハブ1
2を嵌合した状態でスリーブ11とハブ12を螺合し、
ゴム部2を挟み込むと給紙コロ1が完成する。
【0011】図3は本発明の第2の実施の形態を示す給
紙コロの組立状態の断面図、図4はそのスリーブの外観
図である。スリーブ21は、図4に示すように、その胴
部に長手方向のスリット21aを適宜間隔で設けること
で、スリット21aで区切られた胴部片21bが構成さ
れる。この胴部片21bの肉厚はハブ22をその内側に
螺合、圧入した際、この胴部片21bが若干外側に広が
るような薄肉となっている。
【0012】またスリーブ21は、胴部片21bの内側
に一端が開口した中空円筒部21cを有している。中空
円筒部21cの開口側に対向する端部には鍔部21dが
あり、胴部片21b、中空円筒部21cはこの鍔部21
dに一体的に形成されている。鍔部21dを基準とし
て、軸方向に胴部片21b及び中空円筒部21cが延び
ているが、図3から明らかなように、胴部片21bの方
が中空円筒部21cより若干長くなっている。
【0013】ハブ22は、スリーブ21の中空円筒部2
1cの内側に螺合されるが(両者のネジ部を符号23で
示す)、完全に螺合し切った状態で、ハブ22の鍔部2
2aが胴部片21bの先端部を押圧するようになってい
る。胴部片21bは、その用紙幅方向中央が若干外側に
膨らんだ状態で形成されているので、ハブ22の鍔部2
2aにより押圧されると用紙幅方向中央が外側に撓むこ
とになる。
【0014】従って、胴部片21bが広がらない場合の
寸法を図3に示すようにd1とすれば、スリーブ21と
ハブ22を完全に螺合した状態では、図5に示すよう
に、d2(d2>d1)となる。このようにしてスリー
ブ21の胴部片21bが外側に広がることで、ゴム部2
も外側に若干膨らみ、その径が大きくなるので、給紙コ
ロ1の寿命を若干延ばすことができる。
【0015】図6は本発明の第3の実施の形態を示す給
紙コロの組立状態の断面図、図7はその要部拡大図であ
る。この実施形態は、図3、図4に示す第2の実施形態
の変形例であり、胴部片21bの長手方向の中央部(用
紙の幅方向中心部)21cの肉厚を他の部分に比べて厚
くするものである。
【0016】このようにすると図8に示すように、胴部
片21bが撓んだときでも(撓み部A)、中央部21c
は撓まないで直線部Bとなるため、用紙との接触性が確
保され、搬送不良の発生を防ぐことがとできる。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、消耗品で
あるゴム部のみ交換し、スリーブ及びハブはリサイクル
出来るので、省資源化を図ることができる。
【0018】請求項2及び3記載の発明によれば、スリ
ーブとハブを螺合すると、スリーブの胴部片が外側に広
がり、ゴム部の径を大きくするため、ゴム部の寿命を延
ばすことができる。
【0019】請求項4記載の発明によれば、ゴム部が接
する部分の胴部片の肉厚を薄肉にし、かつ、センター付
近の肉厚を厚めに設定しておくことにより、スリーブが
広がったときにセンター部が直線部として残るので、用
紙との接触性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す給紙コロの組
立状態の断面図である。
【図2】その分解状態の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す給紙コロの組
立状態の断面図である。
【図4】そのスリーブの外観図である。
【図5】第2の実施の形態の給紙コロが若干膨らんだ状
態を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す給紙コロの組
立状態の断面図である。
【図7】その要部拡大図である。
【図8】胴部片の撓み部分と直線部分を示す図である。
【図9】従来の給紙コロの断面図である。
【図10】一般的な給紙コロの外観図である。
【符号の説明】
1 給紙コロ 2 ゴム部 11 スリーブ 12 ハブ 21 スリーブ 21a スリット 21b 胴部片 21c 中空円筒部 21d 鍔部 21e 中央部 22 ハブ 22a 鍔部 23 ネジ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載された用紙を外周のゴム部によって
    上面から順に給紙する給紙コロを備えた給紙装置におい
    て、 円筒状のゴム部を、その両端開口から嵌合した着脱可能
    なハブとスリーブで挟み込むことで給紙コロを構成する
    ことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 ハブが内側に螺合するスリーブの胴部長手方向に複数の
    スリットを設け、スリットで区切られた胴部片の肉厚
    を、この胴部片がハブの螺合で外方に膨らむ程度に薄く
    形成したことを特徴とする給紙装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、 スリーブは、鍔部と、鍔部から軸方向に延びる胴部片
    と、胴部片の内側に設けられ、内周部にハブを螺合する
    中空円筒部とから構成され、かつ、胴部片の長さが中空
    円筒部の長さより長く設定され、さらに、胴部片の用紙
    幅方向中央部は若干外側に膨らむように形成されてお
    り、 ハブは、鍔部を有し、スリーブの中空円筒部に螺合し切
    った状態でこの鍔部により胴部片を押圧するようになっ
    ていることを特徴とする給紙装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、 胴部片にあって用紙の幅方向中心に当たる位置の肉厚
    を、他の部分よりも厚くしたことを特徴とする給紙装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043951A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Yamauchi Corp 放熱構造を有する射出成形金型およびその成形品
CN102205913A (zh) * 2010-03-31 2011-10-05 珠海赛纳打印科技股份有限公司 送纸滚轮装置
CN102205914A (zh) * 2010-03-31 2011-10-05 珠海赛纳打印科技股份有限公司 送纸装置
JP2014122087A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Pfu Ltd 搬送装置の給送ローラ

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