JP2000185740A - 自立袋およびその製造方法 - Google Patents

自立袋およびその製造方法

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JP2000185740A JP10360951A JP36095198A JP2000185740A JP 2000185740 A JP2000185740 A JP 2000185740A JP 10360951 A JP10360951 A JP 10360951A JP 36095198 A JP36095198 A JP 36095198A JP 2000185740 A JP2000185740 A JP 2000185740A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にサイドガセットタイプパウチ等の自立性
の袋において、さらに、安定した自立性を有し、かつ、
明確な角部形状を形成するパウチとその製造方法につい
ての技術を提供することである。 【解決手段】 片面が熱融着層からなる積層体からなる
積層フィルムを用いて、前面部材、後面部材を前記熱融
着層面同士を対面するように配置し、かつ、その左右
に、前記熱融着層面を外側にして2つ折りした側面部材
をその折り目を内側に配置し、端縁部をヒートシールし
て熱接着部を形成することによって左右にガセット部を
形成してなる自立袋において、少なくとも底辺稜線部お
よび/または底シール部の折れ込み線部が熱罫線により
形成されている自立袋であって、内容物を充填し、自立
させた時に少なくとも底辺稜線部となるべき前記自立袋
を形成する積層フィルムの予定線上に製袋前に予め熱罫
線を設け、また前記熱接着部の底部稜線形成部位に、熱
接着後に熱罫線を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自立性の良い袋と
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】柔軟な積層フィルムを用いて、各種形式
の袋が製袋され、内容物を充填し、密封した包装体とし
て市場において陳列販売されている。前記柔軟な積層フ
ィルムからなる袋であるために、陳列棚等における自立
させる各種の試みがなされ、また、実用化されている。
自立袋として知られているものとしては、例えば、図7
(a)に示す底ガセットタイブの自立性パウチ(以下、
スタンディングパウチと記載する)、図7(b)に示す
サイドガセットタイプの自立性パウチ(以下、サイドガ
セットタイプパウチと記載する)、図7(c)に示す上
下ガセットタイプの自立性パウチ(以下、上下ガセット
タイプパウチと記載する)等の各タイプがある。前記ス
タンディングパウチあるいは上下ガセットタイプパウチ
においては、自立させたときに底部となる部分の構造
は、前面部材と後面部材との底辺が床に密着する構造で
あって自立性の良いパウチである。すなわち、袋の構造
としては自立性を阻害する力は働かない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記サイド
ガセットタイプパウチの場合には、自立させるためにパ
ウチの底部の折り込みが必要であり、その折り込みの底
部の反発力は、パウチの自立性を損なう力として働く。
しかも、パウチの構成材料の側壁部の剛性が大きく、底
部(特に稜線)の剛性が小さいことが望ましいが、サイ
ドガセットタイプパウチにおいては、側壁部、底部とも
に同一材料であって、底部のみの剛性を小さくすること
は不可能である。そして、前面、後面および側面の各部
材とも自立の際に、底部が折り曲げられ、パウチを自立
させた時に該折り曲げ部が反発してパウチを転倒させる
力として働く。そのため、前記反発力を減ずるために、
底部隅角部に斜めシールして、該斜めシール部の外側を
切り落として、反発力を弱めて自立させることが行われ
るが、それでもなお、パウチは転倒することがある。こ
のように自立性が悪いと、陳列販売中に袋が転倒するこ
とが多くなり、その陳列が乱雑となって来店客に悪い印
象を与える。また、包装工程や流通中のハンドリングが
悪い。使用段階において注出口を開口状態の時に転倒す
ると、内容物が注出口から漏れ出す等の問題もあった。
また、前記上下ガセットタイプパウチの場合には、底部
は前記スタンディングパウチと同じ構造であって、自立
性を損なう力は働かない、しかし、側面のシール部を有
する面の成形性が悪く、4隅の角部稜線が明瞭でないと
いう問題がある。本発明の課題は、特にサイドガセット
タイプパウチ等の自立性の袋において、さらに、安定し
た自立性を有し、かつ、明確な底部稜線に明確な角部を
形成するパウチとその製造方法についての技術を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、片面が熱融着
層からなる積層フィルムからなり、前面部材、後面部材
を前記熱融着層面同士を対面するように配置し、かつ、
その左右に、前記熱融着層面を外側にして2つ折りした
側面部材をその折り目を内側にして配置し、端縁部をヒ
ートシールして熱接着部することによって左右にガセッ
ト部を形成してなる自立袋において、少なくとも底部稜
線および/または底シール部の折れ込み線が熱罫線によ
り形成されている自立袋であって、前記熱接着部の上部
に合成樹脂製の成形された注出口が装着されていること
を含むものであり、また、その製造方法としては、片面
が熱融着層からなる積層フィルムからなる前面部材と後
面部材とを前記熱融着層面同士を対面するように配置
し、かつ、その左右に、前記熱融着層面を外側にして2
つ折りした側面部材をその折り目を内側にして配置し、
端縁部をヒートシールして熱接着部を形成する自立袋に
おいて、内容物を充填し、自立させた時に少なくとも底
部稜線となるべき予定線上に、製袋前に予め熱罫線を設
け、また、前記熱接着部の底部稜線形成部位に、熱接着
後に熱罫線を設けるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、特に、サイドガセット
タイプパウチに関し、内容物を充填した時の底部稜線お
よび/または底部熱接着部の折れ込み線が熱罫線によっ
て形成されている自立袋およびその製造方法である。図
1は、本発明の、(a)自立袋の実施例を示す斜視図、
(b)自立袋の別の実施例を示す斜視図である。図2
は、図1のサイドガセットタイプパウチの、(a)展開
図、(b)積層フィルム部に設けた熱罫線の断面図、
(c)熱接着部に設けた熱罫線の断面図である。図3
は、製袋前の積層フィルムに熱罫線を設ける方法を説明
する概念図である。図4は、熱接着部に熱罫線を設ける
方法を説明する概念図である。図5は、本発明の自立袋
を形成する積層フィルムの材質の実施例を説明する断面
図である。図6は、本発明の自立袋に装着する注出口の
説明図で、(a)実施例を示す注出口本体、キャップお
よび装着する袋の一部を示す斜視図、(b)注出口本体
の別の実施例を示す斜視図である。
【0006】本発明の自立袋は、少なくとも片面が熱融
着層からなる積層フィルムを用いて、前面部材、後面部
材を前記熱融着層面同士を対面するように配置し、か
つ、その左右に、前記熱融着層面を外側にして2つ折り
した側面部材をその折り目を内側にして挿入し、端縁部
をヒートシールして熱接着することによって左右にガセ
ット部を形成してなる自立袋である。本発明の自立袋
は、前記前面部材、後面部材及び側面部材をそれぞれ別
に供給する製袋方式により形成されてもよいし、図示は
しないが、自立袋を展開した巾の1枚の積層フィルムを
折り込んで製袋するピローガセットタイプの自立袋であ
ってもよい。このような自立袋に内容物を充填して平面
に自立させると、自立袋の底面は内容物の重さによって
平面に正方形を含む四角形に接地するが、自立袋を形成
する積層フィルムの剛性が小さいために、接地した自立
袋の稜線が明確にならず、また、熱接着部における折り
返し部の跳ね返し力によって、自立袋が転倒することが
ある。いずれも、自立性としては好ましくないことであ
る。本発明者らは、前記自立性を改善する方法について
種々の検討、実験の結果、自立袋を構成する積層フィル
ムの、内容物を充填し自立させた際に底部稜線となる位
置および/または底部折れ込み線位置に、熱罫線による
凹凸条を設けることによって、前記底部稜線が明確に形
成され、かつ、底部熱接着部の折れ込み部も反発力が減
少して、転倒し難くなることを見出し本発明を完成する
に到った。
【0007】本発明の自立袋における熱罫線は、自立袋
等を形成する積層フィルムに対し、該フィルムを加熱後
又は加熱と同時に、凸条型または凸条型と凹条型との併
用によって加圧することによって形成される凹条溝を示
す。該凹条溝の反対面には凸条突起が形成されることが
ある。そして、本発明の自立袋における熱罫線は、図1
(a)および図1(b)に示すように、自立袋の底部稜
線の形成される部位に設けられている。例えば、図1
(a)の自立袋の場合、さらに熱罫線の設けられる部位
を、図2(a)に示す自立袋の展開図によって示す。図
2(b)は積層フィルム部分の熱罫線10aを示す断面
による説明図で、熱融着層側に凹条溝が形成されてい
る。また、図2(c)は、熱接着部における熱罫線10
bまたは10cを示す断面による説明図である。
【0008】本発明の自立袋には、図1(a)に示すよ
うに合成樹脂製の注出口を装着してもよい。
【0009】本発明にかかる自立袋に用いる積層フィル
ムは、熱可塑性を示し、かつ、少なくとも片面が熱融着
性を有する複合フィルムである。その構成は特に限定さ
れるものではなく、各種パウチに用いられている公知の
積層フィルムはいずれも使用できる。これらの中から、
包装する内容物の種類や充填後の加熱処理の有無など使
用条件に応じて適するものを自由に選択して使用するこ
とができる。前記積層フィルムの基本的な層構成として
は、図5に示すように、基材層21、中間層23、熱融
着層22のような3層構成で前記各層間は接着層24に
よって貼合されている。前記中間層23は、必要に応じ
2層以上の複層とすることもできる。また、前記熱融着
層は、共押出し法により製膜される多層フィルムとする
こともできる。
【0010】まず、上記の本発明において、包装袋の本
体を構成する積層フィルム20の熱融着層として使用す
る樹脂としては、積層フィルム20を自立袋とするとき
に熱接着により封止できるものであればよく、たとえ
ば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレ
ン・酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン
・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸メチル共
重合体、エチレン・メタクリル酸共重合体等の樹脂の一
種ないしそれ以上からなる樹脂ないしはこれらをフィル
ム化したシートを使用することができ、その厚さとして
は30〜500 μmが適当である。
【0011】また、自立袋Pの袋本体Bを構成する積層
フィルム20の基材層21として使用する合成樹脂製の
フィルムとしては、自立袋を構成する基本素材となるこ
とから、機械的、物理的、化学的等において優れた性質
を有する合成樹脂を用いることができ、たとえば、ポリ
エステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系、ポリカ
ーボネート系、ポリアセタール系等の樹脂を用いること
ができる。また、これらの樹脂を用いたフィルムとして
は、未延伸フィルムあるいは1軸方向または2軸方向に
延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用するこ
とができ、フィルムの厚さとしては基本素材としての強
度、剛性などについて必要最低限に保持され得る厚さで
あればよく、厚すぎると製袋加工性が低下し、またコス
トが上昇するという欠点もあり、逆に薄すぎると強度、
剛性等が低下して好ましくない。本発明においては、上
記のような理由から12〜30μm程度が適当である。ま
た、前記合成樹脂製のフィルムは、必要に応じてポリ塩
化ビニリデンが塗工されたフィルムやアルミニウムや酸
化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、
酸化ジルコニウム等の無機物の蒸着層が形成されたフィ
ルムとしてバリアー性を有する構成としてもよい。ま
た、前記基材層として使用する合成樹脂製のフィルム
は、その内側に一般的には印刷が施されることが多いた
めに、前記基材層として使用する合成樹脂製フィルムは
印刷適性が求められ、1軸方向または2軸方向に延伸し
た延伸フィルムが好適である。
【0012】さらに、本発明においては、前記熱融着層
22と前記基材層21の間に中間層23を設けてもよ
く、前記中間層23は通常、前記熱融着層22と前記基
材層21だけでは包装袋としての機能を十分に果たすこ
とが出来ない場合等に設けられる。前記機能としては、
基体遮断性、機械的強靱性、耐屈曲性、耐突き刺し性、
耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性等であ
り、包装袋として要求されるこれらの最終的な機能を中
間層23を設けることで達成するものである。該中間層
23として用いられる基材としては、たとえば、アルミ
ニウム、鉄、銅、錫などの金属箔、あるいは、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどのポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポ
リカーボネート、ポリビニルアルコール、エチレン・プ
ロピレン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン
化物等のフィルムあるいはこれらにポリ塩化ビニリデン
を塗工したフィルムないしはアルミニウムや酸化珪素、
酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジル
コニウム等の無機物の蒸着を施したフィルムあるいはポ
リ塩化ビニリデン等のフィルムなどを用いることができ
る。またこれら基材の一種ないしはそれ以上を組み合わ
せて使用することができる。なお、上記基材の厚さとし
ては、包装袋として要求される機能を満たすことができ
れば良いのであって、必要に応じて適宜に選ぶことがで
きる。
【0013】また、本発明の自立袋Pの袋本体Bを構成
する前記積層フィルム20は前記基材層21と熱融着層
22、あるいは、基材層21と中間層23と熱融着層2
2との間等を周知のドライラミネーション法、Tダイ押
出法等を適宜用いて貼り合わせることにより得ることが
できる。前記Tダイ押出法を用いる場合にあっては、接
着性を向上させる目的で被押出面側に必要に応じてアン
カーコート剤を予め塗工しても構わない。
【0014】好ましく使用できる積層フィルムの構成の
具体例として、 (1) ON/AD/L LDPE(#) (2) ON/AD/O-HDPE/AD/LLDPE(#) (3) 0N/AD/O-PP/AD/LLDPE(#) (4) 0N/AD/O-PP/AD/AL/AD/LLDPE(#) (5) ON/AD/ SiOX PET/AD/O-HDPE/AD/ LLDPE(#) (6) 0N/AC/<HDPE/LDPE> (#) (7) 0N/AC/<HDPE/LDPE> /AD/LLDPE(#) (8) PET/AD/AL/AD/ON/AD/LLDPE(#) (9) PET/AD/AL/AD/ON/AD/CPP(#) (10)PET/AD/ON/AD/AL/AD/LLDPE(#) (11)PET/AD/ON/AD/AL/AD/CPP (12)PET/AD/EVOH/AD/ON/AD/CPP 等が挙げられるが、本発明の自立袋Pに用いる袋本体を
構成する積層フィルムは、これらに限定されるものでは
なく、この他種々の組合せの積層フィルムを使用でき
る。尚、上記の材質構成を示した際に用いて略号は次の
通りである。 ON: 2軸延伸ナイロンフィルム、AD: 接着剤またはアン
カーコート剤、 LLDPE:直鎖状低密度ポリエチレンフィ
ルム 、 O-HDPE:1軸延伸高密度ポリエチレンフィル
ム、LDPE: 低密度ポリエチレンフィルム、 SiO X :シリ
カ蒸着層、0-PP: 1軸延伸ポリプロピレンフィルム、PE
T:2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、EVO
H: エチレン・酢酸ビニル共重合体のけん化物フィル
ム、CPP:無延伸ポリプロピレンフィルムである。また<
> 内は共押出し法による製膜を示す。前記アンカーコ
ートは、押し出しコーティングで樹脂を積層する際、接
着性を向上させるために基材層を形成するフィルム側に
予めコーティングするものでプライマーコートの一種で
ある。
【0015】前記の積層フィルム20において、2軸延
伸ナイロンフィルム(ON) 、2軸延伸ポリエステルフィ
ルム(PET) は基材フィルムとして機械的強度や印刷適性
を付与し、1軸延伸高密度ポリエチレン、1軸延伸ポリ
プロピレンフィルムなどは、その延伸方向をパウチを開
封する際の引き裂き方向と一致するように用いることに
より、引き裂きの方向性を一層安定化させることができ
る。そして、アルミニウム箔、シリカ蒸着層、EVOHフィ
ルムなどは、ガスバリア性を付与するために積層するも
のである。
【0016】また、熱融着層22としては、 LLDPEフィ
ルムとCPP フィルムの2種類の例を挙げたが、前記 LLD
PEフィルムは、ヒートシールの安定性や耐内容物性、例
えば界面活性剤に対する耐ストレスクラッキング性など
に優れ、CPP フィルムは、耐熱性、低臭性に優れてお
り、これらの性能を必要とする内容物の包装に適してい
る。
【0017】熱融着層22には上記のほか、充填される
内容物に応じて、エチレン・αオレフィン共重合体、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共
重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイ
オノマー、ポリエステル系樹脂なども適宜選択して使用
することができる。
【0018】特に、エチレン・αオレフィン共重合体で
メタロセン系触媒を用いて重合したものは、分子量分布
の幅が狭く、共重合比も安定しているため、低温ヒート
シール性や、熱間シール性に優れており、スタンディン
グパウチなどヒートシール部にフィルムの重なりの差に
よる段差のあるパウチの熱融着層にはシール抜けによる
ピンホールの発生を防止できる点で適している。更に、
該共重合体にオレフィン系エラストマーをブレンドした
ものを用いることにより、シーラント層の熱流動性が改
善され、前記段差によるピンホールの発生も一層効果的
に防止することができる。
【0019】次に、本発明の自立袋の製造方法について
説明する。前述のように、サイドガセットタイプパウチ
においては、図1(a)または図1(b)に示すよう
に、底部稜線を形成する部位には、積層フィルム部分の
みからなる部位10aと該積層フィルムの熱接着部とか
らなる部位10bとがあり、また、稜線ではないが、自
立袋性を阻害する部位として底部シール部の折り込み線
10cが存在する。本発明の自立袋においては、これら
の稜線および折り込み線部に熱罫線を設けることによ
り、自立袋の自立性を向上させようとするものである。
【0020】先ず、積層フィルムのみからなる部位への
熱罫線の付与は、図3(a)に示すように、加熱部15
において製袋前の積層フィルム20の熱罫線を付与する
部位を加熱し、該加熱された積層フィルムを成形部16
に搬送し、該成形部16において、図3(b)に示すよ
うに凸条型11と凹条型12とにより、積層フィルム2
0を加圧し、図3(c)に示すように積層フィルム20
の内面に凹条溝10を形成する。この際、積層フィルム
20の外面には凸条突起が形成されることがある。ま
た、前記凸条型11に設けた給気孔から加圧空気を給気
し、凹条型に設けた脱気孔から真空脱気を行い、前記凹
条溝の形成を確実にすることが望ましい。
【0021】前記加熱部は、熱罫線を設ける際に、より
効果的な熱罫線となるように、積層フィルムを予熱する
ために設けられる。前記予熱の条件は、積層フィルムの
種類や厚さ等により設定されるが、自立袋を構成する積
層フィルムの場合には、80〜140 ℃の範囲の温度域に2
〜10秒程度の間保持されること、あるいは、同等の加熱
が得られる条件が適当である。熱源としては、熱風、加
熱ロールに積層フィルムを接触させる方法での伝導、赤
外線などの照射による輻射加熱等が利用できる。
【0022】前記成形部は、積層フィルムの一方側に凸
条型と積層フィルムの他方側に凹条型を、積層フィルム
をプレスしながら前記凹、凸条型が互いに交合するよう
に配置する。前記凸条型には、給気孔を、凹条型には排
気孔を設けることが好ましい。前記凹凸条の型により積
層フィルムを加圧することにより、積層フィルムには、
フィルム内面側からみて断面凹状の溝が形成される。こ
の形成された溝の存在によって、自立袋における底部稜
線の形成が極めて容易、かつ、確実になる。前記加圧の
際の凸条型及び凹条型の温度は、80〜140 ℃の範囲が適
当である。前記型の温度は、前記加熱部において積層フ
ィルムに与えられた熱が、凹凸条型に蓄積して、フィル
ムを加圧する際に型にフィルムが粘着したりしてその搬
送に支障を来すおそれがあり、前記凹凸条の型温度を一
定に保ち、過度の温度上昇を避けることが目的である。
【0023】また、自立袋の熱接着部への熱罫線の付与
方法としては、図4(a)に示すように、凸条型11′
により、加圧することにより、図4(b)に示すよう
に、熱罫線10を設けることができる。該熱接着部への
熱罫線を付与する前記凸条型は、熱罫線がより深く形成
させるために、例えば、 150℃以上に加熱されているこ
とが望ましい。熱接着部の表面層は、前述のように、抗
張力また耐熱性があり、積層フィルムのみへの熱罫線の
付与と比較して、熱罫線の深さも浅いものとなるが、前
記加熱された凸条型によりプレスすることにより得られ
る熱罫線はよりシャープとなる。一般的に熱接着部の剛
性は極めて大となり、サイドガセットタイプパウチなど
のように、自立させる際に、前記熱接着部が稜線となる
ような場合には、自立の不安定要因となるが、本発明に
よる熱罫線の付与により、該熱接着部においても折れ易
くなり自立性が良くなる。熱接着部における熱罫線の付
与方法は、図4(b)に示すように、凸条型11′を具
備した熱板により、折り曲げ時に内側となる面側からプ
レスする。さらに、底部シール部における折り曲げ線が
形成される部位においても、折り曲げる際に内側となる
面側から前記凸条型11′により加圧することにより熱
罫線を形成することができる。
【0024】また、図1(a)における底シール部の折
り込み線9についても、前記熱接着部への熱罫線の付与
方法と同一の凸条型11′により、折り込み側に凹条溝
が形成されるように加圧する。
【0025】以上説明したように、本発明の自立袋にお
いては、サイドガセットタイプパウチ等の底部稜線に熱
罫線を施し、底部稜線を明確に形成するとともに、積層
フィルムおよびその熱接着部の反発力を抑えることによ
り自立性を良くしたものである。また、本発明の熱罫線
を、内容物を充填して自立させた時に、縦稜線、また
は、上部稜線となる部位に設けてもよく、その結果、底
部以外のパウチの稜線部が明確に形成される。
【0026】本発明の自立袋の上端には、図1(a)に
示すように合成樹脂を用いて射出成形した注出口を設け
ることができる。その注出口は、合成樹脂を用いた射出
成形品であって、自立袋の端部に装着されて、自立袋か
ら内容物を注出することができるものであれば、その形
状等を限定するものではなく、リクローズキャップを有
するタイプであれば、さらに望ましい。本発明の自立袋
に装着する注出口の実施例としては、例えば、図6
(a)に示すように、自立袋の袋本体Bの上部の端縁辺
に、合成樹脂を用いて射出成型法によって成形された注
出口を装着するものである。前記注出口は、例えば、注
出口本体30と該注出口本体30に着脱自在に嵌着され
るキャップ40とからなり、前記キャップ40の脱着
は、前記注出口本体30に設けられたねじ36とキャッ
プ40のスカート部の内面に設けられたねじとによる螺
着する方式が利用できる。前記注出口の構造の例として
は、図6(a)に示すように、第一のフランジ部31に
対し、その一方側に袋本体Bの内側に取り付けられる接
着基部32を、また、他方側には袋の外側にある注出口
筒部33を設けてなる注出口本体を合成樹脂を用いて一
体に成形し、該注出口本体30にキャップ40を螺合す
るものであって、注出口本体30の前記第一のフランジ
部31の下方に設けた接着基部32は、袋の2辺間にあ
って2辺が接着し易くして密封性が保てるように底面視
においてシャトル形状であり、また、前記注出口筒部3
3には、自立袋の搬送や充填機械における自立袋の位置
固定のため等、必要に応じて第二、第三のフランジ部3
4、35あるいはキャップ40との螺合のためのねじ3
6を設けてもよい。
【0027】前記注出口の袋本体Bへの装着は図6
(a)に示すように、袋の上端部のヒートシールの際
に、シール部の一部を未シール部5Nとしておき、前記
注出口本体30の接着基部32を該未シール部に挿入し
た後、未シール部5Nのフィルムの外面から加熱加圧す
ることによって、袋に注出口本体30を密封シール状態
に装着することができる。
【0028】また、図6(b)に示すように、前記接着
基部32の下部に延長片37を設け、該延長片37に連
結して閉塞防止リブ38を設けることができる。前記延
長片4ケの先端同士を互いに懸架し、それぞれ懸架した
部分を延長した断面十字型の延長リブ(閉塞防止リブ)
を設けることによって内容物の取り出し時における袋の
閉塞を防止できる。
【0029】
【発明の効果】サイドガセットタイプパウチ等の底部稜
線の積層フィルムおよびその熱接着部に熱罫線を入れる
ことにより、底部の反発を抑え、また、稜線が明確に形
成されることにより自立性の良好な自立袋とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、(a)自立袋の実施例を示す斜視
図、(b)自立袋の別の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のサイドガセットタイプパウチの、(a)
展開図、(b)積層フィルム部に設けた熱罫線の断面
図、(c)熱接着部に設けた熱罫線の断面図である。
【図3】製袋前の積層フィルムに熱罫線を設ける方法を
説明する概念図である。
【図4】熱接着部に熱罫線を設ける方法を説明する概念
図である。
【図5】本発明の自立袋を形成する積層フィルムの材質
の実施例を説明する断面図である。
【図6】本発明の自立袋に装着する注出口の説明図で、
(a)実施例を示す注出口本体、キャップおよび装着す
る袋の一部を示す斜視図、(b)注出口本体の別の実施
例を示す斜視図である。
【図7】各種自立袋を示す(a)スタンディングパウ
チ、(b)サイドガセットタイプパウチ、(c)上下ガ
セットタイプパウチのそれぞれの斜視図である。
【符号の説明】
P 自立袋 B 袋本体 S 注出口 1 前面部材 2 後面部材 3 側面部材 4 側面部材 5 熱接着部 5N 未シール部 6 底部稜線 7 縦稜線 8 上部稜線 9 折れ込み線 10 熱罫線(押し罫 折り畳み用罫線) 11 凸条型 12 凹条型 13 排気孔 14 給気孔 15 加熱部 16 成形部 20 袋本体を形成する積層フィルム 21 基材層 22 熱融着層 23 中間層 24 接着層 30 注出口本体 31 第一のフランジ部 32 接着基部 33 筒部 34 第二のフランジ部 35 第三のフランジ部 36 ねじ 37 延長片 38 閉塞防止リブ 40 キャップ 50 スタンディングパウチ 51 ヒートシール部 60 サイドガセットタイプパウチ 61 ヒートシール部 62 注出口 70 上下ガセットタイプパウチ 71 ヒートシール部 72 注出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中込 隆 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E064 AA13 BA22 BB03 BC18 EA30 HS04 HU02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面が熱融着層からなる積層フィルムを用
    いて、前面部材、後面部材を前記熱融着層面同士を対面
    するように配置し、かつ、その左右に、前記熱融着層面
    を外側にして2つ折りした側面部材をその折り目を内側
    に配置し、端縁部をヒートシールして熱接着部を形成す
    ることによって左右にガセット部を形成してなる自立袋
    において、少なくとも底部稜線および/または底シール
    部の折れ込み線が熱罫線により形成されていることを特
    徴とする自立袋。
  2. 【請求項2】前記自立袋の上部熱接着部に合成樹脂製の
    成形された注出口が装着されていることを特徴とする請
    求項1記載の自立袋。
  3. 【請求項3】片面が熱融着層からなる積層フィルムから
    なり、前面部材、後面部材を前記熱融着層面同士を対面
    するように配置し、かつ、その左右に、前記熱融着層面
    を外側にして2つ折りした側面部材をその折り目を内側
    に配置し、端縁部をヒートシールして熱接着部を形成す
    る自立袋において、内容物を充填し、自立させた時に少
    なくとも底部稜線となるべき前記積層フィルムの予定線
    上に、製袋前に予め熱罫線を設けることを特徴とする自
    立袋の製造方法。
  4. 【請求項4】前記熱接着部の底部稜線形成部位に、熱接
    着後に熱罫線を設けることを特徴とする請求項3に記載
    の自立袋の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002145280A (ja) * 2000-11-13 2002-05-22 Toppan Printing Co Ltd 液体容器
US7156556B2 (en) 2001-12-25 2007-01-02 Plast Corporation Stand-up packaging pouch, package body and feed roll, and manufacturing methods therefor
JP2008254788A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Toppan Printing Co Ltd 口栓付きガセットパウチおよびその製造方法
JP2012096826A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Yamagata Gravure Co Ltd 商品包装袋及び商品包装袋体の連続製造方法並びにこれに用いる帯状積層フイルム
JP2014189318A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Fuji Seal International Inc パウチ包装体及びパウチ容器

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