JP2000185710A - 液化ガス除菌充填方法とその装置 - Google Patents
液化ガス除菌充填方法とその装置Info
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Abstract
に充填することができ、陽圧缶詰の高度の無菌化を図る
ことができる。 【解決手段】 液化ガス貯留タンク1内の液化ガス供給
管8の下端に高ろ過精度を有し、耐低温・高温性がある
フィルター装置10を配置し、前記液化ガス供給管が液
化ガス供給源に連結すると共に、高温ガス供給源にも切
替可能に連接して、フィルター装置10を介して140
〜220℃の高温ガスを液化ガス貯留タンク1内に供給
することにより液化ガス貯留タンク内部とフィルター装
置を殺菌し、且つフィルター装置10により液化ガスの
無菌化処理を行う。高温ガスに代えて蒸気殺菌すること
もできる。その場合は、蒸気殺菌後乾燥ガスで装置内部
の水分を除去する。
Description
方法とその装置、特に液体窒素等の低温液化ガス及び滴
下装置内を無菌化する除菌機能を有する液化ガス除菌充
填方法とその装置に関する。
生させる手段として、液体窒素等の低温液化ガス(以
下、単に液化ガスという)を液化ガス充填装置により缶
のヘッドスペースに充填することが一般的に行われてい
る。従来液化ガス充填装置において、液化ガスの除菌処
理は行ってなく、また液化ガスが接触する液化ガス貯留
タンク内部やノズル等も、通常の洗浄の外には特別な除
菌処理は行っていない。それは、液化ガスの極低温(液
体窒素は沸点が−196℃)の環境下においては細菌が
生存し難いことと、従来の陽圧缶詰は内容物が比較的腐
敗しにくいものや充填密封後レトルト殺菌処理を行うも
のであるために、特に高度の除菌・無菌化処理を必要と
しなかったことによる。
い内容物(例えば、低酸性飲料等)の缶詰も缶材の節約
及び加熱殺菌によるフレーバーの低下を防止する目的
で、無菌充填による陽圧缶詰にすることが提案されてい
る。その場合、缶詰製造装置及び缶詰製造環境の高度の
無菌化が要求され、液化ガス除菌充填装置にも高度の無
菌化対策を講じることが必要である。また、無菌充填以
外にも液化ガス除菌装置の高度な無菌化対策が必要な場
合がある。しかしながら、液化ガス貯留タンクは極低温
下に曝されるため、この種装置で通常行っている蒸気殺
菌方法で行うと殺菌後水分が氷滴となって付着するなど
の問題があり、また極低温の液化ガス自体の無菌化方法
については従来報告されていない。
れたものであって、容器内に充填する液体窒素等の液化
ガスの無菌化を図るための除菌機能を有する低温液化ガ
ス除菌充填方法とその装置を提供することを目的とする
ものである。
に本発明者は種々の研究を行う過程で、まず液体窒素を
無菌化する方法として、フィルターでろ過することを着
想し、ろ過精度が0.1ミクロンオーダーの極微小で、
且つ−196℃以下の極低温下と200℃程度の高温下
で繰り返し使用出来る耐低温・高温性のあるフィルター
装置を創案し、液化ガスの無菌化の実験を繰り返した。
また、該フィルター装置自体、及び液化ガス除菌充填装
置の液化ガス貯留タンク内部や配管、滴下ノズル等(以
下、これらをまとめて単に装置内部という)を殺菌する
方法として、飽和水蒸気を使用することを着想した。し
かしながら、飽和水蒸気を使用すると装置内部に水分が
残り、殺菌終了後液化ガスをタンク内に充填すると水分
が氷となり使用することができないことが判明した。そ
れを克服するためにさらに研究した結果、飽和水蒸気で
殺菌し、次にエアー又は不活性ガスで残った水分を除去
する方法を創案したが、さらに望ましい方法として高温
ガスによる殺菌方法を見出し、本発明に到達したもので
ある。
液化ガスを耐低温・高温性を有するフィルターを通して
ろ過することによって、液化ガスを除菌処理する液化ガ
ス除菌処理工程を経て、容器内に液化ガスを充填するこ
とを特徴とするものである。そして、より好適には前記
液化ガス除菌処理工程の前に、液化ガス貯留タンク内に
高温ガスを流入して前記フィルター及び装置内部を殺菌
する殺菌工程を有することが望ましい。前記高温ガスは
エアー又は不活性ガスからなり、前記殺菌工程は140
℃〜220℃の高温ガスを10〜90分間、望ましくは
180℃〜185℃の高温ガスを20〜60分間流入し
て行うのが良い。上記温度範囲及び殺菌時間が、フィル
ターを劣化させないで、且つフィルター及び装置内部を
良好に殺菌することができる。
えて、液化ガス貯留タンク内に蒸気を流入して内部を蒸
気殺菌することも可能である。その場合は、蒸気殺菌後
に水分がタンク内及びフィルター内に残留しないよう
に、液化ガス貯留タンク内部に乾燥ガスを流入して装置
内部の水分を除去する必要がある。前記蒸気としては1
21〜140℃の範囲の飽和水蒸気、前記乾燥ガスとし
ては100〜185℃のエアー又は不活性ガスであるこ
とが望ましいがそれに限るものではない。
置は、缶詰製造ライン等において低温液化ガスを液化ガ
ス貯留タンクから容器内に充填する液化ガス充填装置で
あって、液化ガスを除菌ろ過するフィルター装置を容器
への液化ガス充填経路に配置したことを特徴とするもの
である。前記液化ガス貯留タンクを高温ガス供給源に連
通させ、高温ガスを液化ガス貯留タンク内に供給するこ
とにより、前記フィルター装置及び液化ガス貯留タンク
内部を殺菌できるようにするのが望ましい。そして、よ
り望ましくは前記液化ガス貯留タンクに液化ガスを供給
する液化ガス供給管を、液化ガス供給源と高温ガス供給
源に切換可能に連接して、前記高温ガスを前記フィルタ
ー装置を通って液化ガス貯留タンク内に供給することに
より、前記フィルター装置及び液化ガス貯留タンク内部
を殺菌するようにすることである。
高温ガスに代えて蒸気殺菌する装置としては、前記液化
ガス貯留タンクを蒸気供給源及び乾燥ガス供給源に切替
可能に連通させ、蒸気と乾操ガスを液化ガス貯留タンク
内に供給することにより、前記液化ガス貯留タンク内部
を殺菌・乾燥させることができる。
充填経路に配置されておれば良く、液化ガス貯留タンク
外部の液化ガス供給管路、液化ガス貯留タンク内、又は
液化ガス充填バルブ下方の充填ノズル部に設けることも
可能であるが、液体窒素は極低温であるため真空断熱構
造が必要であり、フィルター装置、滴下装置をそれぞれ
単独で設置した場合、それぞれを別々に真空断熱構造に
する必要があり構造が複雑でコスト高になると共に、殺
菌工程も煩雑になるので、フィルター装置は貯留タンク
内部に設置し、該フィルターを通って、高温ガス又は蒸
気及び乾燥ガスが装置内部に供給されるようにするのが
望ましい。
〜0.5μm望ましくは0.1〜0.2μmを有するフ
ィルター体を備えることによって、微生物の芽胞を除去
する機能を有する。また、前記フィルター装置は材質的
には種々のものが採用できるが、極低温耐性、耐熱性の
観点からフッ素系樹脂、例えば、PTFE(四ふっ化エ
チレン樹脂)、PCTFE(三ふっ化塩化エチレン樹
脂)、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体)等が好適に適用でき
る。
体で形成され、該筒状内部に液化ガスを供給することに
より、筒状外周部に形成された微細多孔から前記液化ガ
ス貯留タンク内に流出する構造が採用できる。また他の
形態として、筒状のフィルター体と該フィルター体を囲
繞しているフィルターケーシングとからなり、該フィル
ターケーシング内に液化ガスを供給することにより、前
記フィルター体の筒状外周部よりフィルター体内部に流
出して、該フィルター体の下方開口部から液化ガス貯留
タンク内に流出する構造のものが好適に採用できる。
基に詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る液
化ガス除菌充填装置を示している。図中、1は液化ガス
貯留タンク(以下単にタンクという)であり、真空断熱
構造になっており、底壁2に液化ガスを流下させるノズ
ル組立体5が設けられ、頂壁3に前記ノズル組立体のバ
ルブステムを駆動制御するバルブステム駆動制御装置6
が設けられている。これらのノズル組立体5及びバルブ
ステム駆動制御装置6は、従来公知のものを適宜採用で
きるので、その詳細な説明は省略する。また、頂壁3に
は、バルブステム駆動制御装置6のほかに、タンク内で
気化した気化ガスを大気に逃がすための排気管7、レベ
ル計(図示してない)、及び本発明の特徴部分である液
化ガスをタンク内に供給する液化ガス供給管8が取り付
けられている。本実施形態では、頂壁3はこれらを一体
にタンク本体4から取り外すことができるように、タン
ク本体に着脱可能に取り付けられている。
化ガスを除菌するたのフィルター装置10が取り付けら
れている。該フィルター装置10は、ろ過精度0.05
〜0.5μm、望ましくは0.1〜0.2μmの多孔を
有し、−196℃の極低温雰囲気でも耐久性がある材
質、例えば4ふっ化樹脂等のフッ素樹脂等で多孔円筒状
に形成されたフィルター体11を有し、該フィルター体
の上部開口部12が液化ガス供給管8の下端に連結固定
され、該フィルター体内に液化ガスを供給すると、液化
ガスはフィルター体の円筒周壁の微細孔を通過すること
により、ろ過されて除菌されて、タンク内に供給される
ようになっている。
化ガス供給源に連通する真空断熱配管13が接続され、
該真空断熱配管の途中にはフィルター14及びその下流
側に開閉バルブ9が設けられ、該開閉バルブを開閉する
ことによってタンク1への液化ガス供給を制御できる。
また、真空断熱配管13の開閉バルブ9の下流側に、エ
アー又は不活性ガスの高温ガス供給源に接続された高温
ガス供給管15が切り換え可能に接続されている。高温
ガス供給管15には図示のようにヒータ16と開閉バル
ブ17が設けられ、開閉バルブ9、17を開閉すること
によって、タンク内に高温ガス又は液化ガスの何れかを
切替供給することができるように構成されている。
のように構成され、液化ガス自体、及び装置内の除菌・
殺菌は次のようにして行う。まず、液化ガスをタンク内
に供給する前に、フィルター装置10、タンク内部、及
びノズル組立体5等の殺菌を行うために、開閉バルブ1
7を開き他の開閉バルブ9を閉じて、高温ガス供給源か
ら高温ガス供給管15に空気又は窒素ガス等の不活性ガ
スを供給し、ヒータ16によって通過するガスを140
℃〜220℃の範囲に加熱して、フィルター装置10を
介して液体貯留タンク内に高温ガスを供給する。それに
よって、装置内及びフィルター装置が殺菌することがで
きる。高温ガスによる殺菌条件は、B.stearothermophil
usや B.coagulans等の微生物を死滅させることができる
条件として、140℃〜220℃の高温ガスを10〜9
0分間、より望ましくは180〜185℃の高温ガスを
20〜60分間、連続的にタンク内に供給するようにす
ることが望ましい。殺菌時には、常時新鮮な高温ガスを
タンク内に供給できるように、開閉可能な孔を有するノ
ズルキャップを用いて、外部に高温ガスが排気されるよ
うにするか、又はノズルキャップを用いないでノズルを
開放状態にしておくと良い。
バルブ9を開くことによって、真空断熱配管13、液化
ガス供給管8を介して筒状フィルター体11内に液化ガ
スを供給する。液化ガスはフィルター14を通過するこ
とによって粗ゴミが除去されて、タンク内に設置された
フィルター装置10の筒状フィルター体11内に供給さ
れる。そして、筒状フィルターの高ろ過精度の微細孔を
通過することにより除菌されてタンク内に供給され、図
示しないレベル計により計測されて所定量タンク内に貯
留される。以上の工程を経ることによって、無菌化され
たタンク内に除菌・無菌化された液化ガスを貯留するこ
とができ、液化ガス貯留タンクから除菌・無菌化された
液化ガスを流下して缶内に充填することが可能となり、
無菌化を必要とする陽圧缶詰の無菌化の要求をより高度
に満たすことができる。
の実施形態を示す。本実施形態の装置と前記実施形態の
装置との相違点は、フィルター装置が相違するのみであ
るので、フィルター装置の構造のみを説明し、他の構成
は前記装置と同様な符号を付し、詳細な説明は省略す
る。本実施形態のフィルター装置25は、フィルターハ
ウジング26を有し、該ハウジング内に筒状のフィルタ
ー体27が設けられ、液化ガスは液化ガス供給管8から
フィルターハウジング26内に供給され、該フィルター
ハウジング26から円筒状フィルター体27の微細孔を
通過してフィルター筒内を通過して、下部開口からタン
ク内に流出する構造になっている。従って、液化ガス供
給管からフィルターハウジング内に供給される液化ガス
が直接タンク内に漏れないように、フィルター体とフィ
ルターハウジングとの間は適宜手段でシールする必要が
ある。フィルター体27は、頂壁は完全に閉塞面であ
り、底壁28は閉塞面の中心部から筒状の流出嵌合口2
9が形成され、頂壁と底壁との間に円筒状のフィルター
体が嵌合している構造になっている。そして、本実施形
態ではフィルターハウジング26とフィルター体27と
のシール手段として、ハウジング本体の下端開口部に設
けられた流下筒付きキャップ33の流下筒34にフィル
ター体の流出嵌合口29が嵌合し、流出口嵌合口29の
内壁面と流下筒34の外周面との間をOリングでシール
すると共に、フィルターハウジング26の下端面と流下
筒付きキャップのフランジ部係合面との間にもOリング
35によリシールしてある。
合の実施形態について説明する。蒸気殺菌するための装
置としては、図1及び図2に示す装置において、液化ガ
スを供給するための真空断熱配管13に図3に示すよう
に、蒸気供給源に接続された蒸気供給管18を前記高温
ガス供給管15と並列に付加して設けることによって構
成することができる。蒸気供給管18には、フィルター
19と開閉バルブ20を設ける。そして、前記実施形態
における高温ガス供給管15を乾燥ガス供給管として流
用し、無菌エアー又は窒素ガス等の乾燥ガス供給源に接
続し、ヒータ16により乾燥ガスを所定温度に加熱でき
るようにする。開閉バルブ9、17、20を開閉するこ
とによって、タンク内に蒸気、乾燥ガス又は液化ガスの
何れかを切換供給することができる。なお、図3では図
2に示す装置に適用した場合を示しているが、図1に示
す装置にも同様に適用できる。
における装置内及びフィルター装置の除菌・殺菌は次の
ようにして行う。液化ガスをタンク内に供給する前に、
フィルター装置25、タンク内部、及びノズル組立体5
等の殺菌を行うために、開閉バルブ20のみを開き他の
開閉バルブ9、17を閉じて蒸気供給管18からタンク
内に蒸気を供給する。その際、ノズル組立体の下端にシ
ール機能を有するノズルキャップ(図示してない)を取
り付けると共に、排気管7の出口部に設けられたバタフ
ライバルブ21を閉じて、タンク内を密閉状態にしてお
く。タンク内に供給される蒸気は、蒸気供給管18から
フィルター装置25のフィルターハウジグ26内に噴射
され、円筒状フィルター体27の微細孔を通過してタン
ク内部及びノズル組立体等液化ガスが接触する部分及び
排気管に接触することによって、それらを蒸気殺菌す
る。
した結果フィルター及び装置内を完全に殺菌し、且つフ
ィルターの劣化に影響を与えない範囲として例えば12
1〜140℃の飽和水蒸気で、5〜40分程度で良好に
殺菌できる。この条件で蒸気殺菌終了後、ノズルキャッ
プを除去すると共に、バタフライバルブ21を開状態に
する。その後、切替バルブ17を開き(他のバルブは閉
状態)乾燥ガス供給管(高温ガス供給管)15を介して
フィルター装置25内に、100℃〜185℃の加熱窒
素ガス又は加熱無菌エアー等からなる乾燥ガスを5〜4
0分間流すことによって、フィルターの微細孔を通って
乾燥ガスがタンク内に充満してノズル及び排気管7を通
って外部に噴出する。その間にフィルター内外面や微細
孔内の水分が気化・除去されると共に、タンク内及びノ
ズル組立体に付着している水分も完全に気化・除去して
乾燥状態となり、フィルター及びタンクノズル組立体の
殺菌乾燥が終了する。
が、本発明はその実施形態に限るものでなく、その技術
的思想の範囲内で種々の設計変更が可能である。例え
ば、液化ガス自体の無菌化を図るには、必ずしもフィル
ター装置を液化ガス貯留タンク内に設ける必要はなく、
好ましくはないが外部に例えば真空断熱構造の液化ガス
ろ過装置を独立して設けることも可能である。又は、液
化ガス貯留タンクの頂壁にフィルターハウジングを真空
断熱構造で一体に設置して、フィルターケーシングの流
下筒の下端をタンク内に望ませるように構成することも
可能である。さらには、液化ガス充填バルブ下方の流下
ノズル5内にフィルター体を設置することも可能であ
る。その場合は蒸気供給管及び乾燥ガス供給管は直接タ
ンクに連結すると良い。また、本発明の低温液化ガス除
菌充填方法とその装置は、缶詰製造工程への適用に限ら
ず、びん詰やパウチ詰めライン等への適用も可能であ
る。また、液化ガス除菌充填装置の構造は、実施形態の
ものに限らず、その液化ガスの滴下(流下)方式やその
形式は用途に応じて任意の形態のものが採用できる。さ
らに、乾燥ガスとしては必ずしも無菌加熱エアー又は無
菌加熱液化ガスに限るものでなはない。
置が、所期の目的通り無菌化された液化ガスを流下する
ことができるかを次のような試験によって確かめた。
ーを装着していない状態で装置内を180℃の高温窒素
ガスを30分間流し殺菌を行った。次に暴露した配管を
装置に接続し、液体窒素(以下LN2とする)を流し
た。装置より流れ出てくるLN2を殺菌済み三角フラス
コ3個にそれぞれ1リットルづつ採取し、LN2を蒸発
させた。その後、三角フラスコに培地を入れ37℃にて
培養した。培養の結果、微生物が認められた。
試験を行った。培養の結果、微生物は認められなかっ
た。以上の結果よりフィルターを装着した滴下装置にて
LN2の無菌化が達成された。次にフィルター及び装置
内の殺菌条件を変えて試験を行った。
の高温エアーを60分流して殺菌を行った。次に、暴露
配管を装置に接続しLN2を流した。装置より流れ出て
くるLN2を殺菌済み三角フラスコ3個にそれぞれ1リ
ットル採取し、LN2を蒸発させた。その後、三角フラ
スコに培地を入れ37℃にて培養した。培養の結果、微
生物は認められなかった。
て、他は試験2と同様に行った。培養の結果、微生物は
認められなかった。フィルター及び装置内の殺菌条件
(高温ガス条件)を変えてもLN2の無菌化が達成され
た。
た。試験1と同じ装置において、フィルターを装着して
いない状態で装置内を高温ガス供給管15から180℃
の高温窒素ガスを30分間流し殺菌を行った。殺菌済み
の配管内にB.stearothermophilusの芽胞を106個付着
させ装置に接続し、LN2を流した。装置より流れ出て
くるLN2を殺菌済み三角フラスコ3個にそれぞれ1リ
ットル採取し、LN2を蒸発させた。その後、三角フラ
スコに培地を入れ55℃にて培養した。培養の結果、微
生物が認められた。次に、装置内に前述のフィルターを
装着し同様の試験を行った。培養の結果、微生物は認め
られなかった。
装置にて、高温ガス殺菌によってB.stearothermophilus
の芽胞を除去することができLN2の無菌化が達成され
た。試験5 次に菌種を変えて同様の試験を行った。試験1と同じ装
置において、フィルターを装着していない状態で装置内
を220℃の高温窒素ガスを10分間流し殺菌を行っ
た。殺菌済みの配管内にB.coagulansの芽胞を106個
付着させ装置に接続し、LN2を流した。装置より流れ
出てくるLN2を殺菌済み三角フラスコ3個にそれぞれ
1リットル採取し、LN2を蒸発させた。その後、三角
フラスコに培地を入れ55℃にて培養した。培養の結
果、微生物が認められた。
同様の試験を行った。培養の結果、微生物は認められな
かった。以上の結果よりフィルターを装着した滴下装置
にて、高温ガス殺菌によってB.coagulansの芽胞を除去
することができLN2の無菌化が達成されたことが確認
された。
端部にフィルター装置を装着してない状態で、装置内を
蒸気供給管18から121℃の蒸気を30分間流して蒸
気殺菌し、その後、装置内を乾燥させる目的で120℃
のホットエアーを10分間流した。次に液化ガス供給管
に暴露した配管を接続し、液体窒素を流した。該装置よ
り流れ出てくる液体窒素を殺菌済み三角フラスコ3個に
それぞれ1リットルづつ採取し、液体窒素を蒸発させ
た。その後、三角フラスコに培地を入れて、37℃にて
培養した。培養した結果、微生物が認められた。
同様な殺菌条件及び乾燥条件でフィルター装置及びタン
ク内の殺菌・乾操を行い、液体窒素を流して上記と同様
な試験を行った。培養の結果、微生物は認められなかっ
た。以上の結果より、フィルター装置を装着した前記実
施形態の液化ガス滅菌充填装置で液体窒素の無菌化が達
成されることが確認された。
件を変えて同様な試験を行った。装置内で試験6で用い
たフィルターを装着し、130℃の飽和水蒸気を10分
間流して殺菌を行い、その後150℃のホットエアーを
10分間流して装置内の乾燥を行った。次に液化ガス供
給管に暴露配管を接続した液体窒素を流した。ノズルよ
り流下してくる液体窒素を殺菌済み三角フラスコ3個に
それぞれ1リットルづつ採取し、液体窒素を蒸発させ
た。その後、三角フラスコに培地を入れて、37℃にて
培養した。培養した結果、微生物が認められなかった。
条件185℃の加熱無菌エアーで5分とし、他は試験7
と同様に行った。培養の結果、微生物は認められなかっ
た。
試験を行った。試験9 まず、液化ガス供給管にフィルター装置を装着してない
状態で、装置内を殺菌条件121℃の蒸気で30分間、
乾操条件120℃の加熱無菌エアーで10分間の殺菌・
乾燥を行った。次に、殺菌済みの配管内にB.stearother
mophilus の芽胞106個を付着させ、液化ガス供給管に
接続し、液体窒素を流した。以下、前記試験と同様に装
置のノズルより流れ出てくる液体窒素を殺菌済み三角フ
ラスコに受けて、蒸発後培地を入れて55℃で培養し
た。培養した結果、微生物が認められた。次に、液化ガ
ス供給管にフィルター装置を装着した状態で、同じ試験
を行った。その結果、培養での微生物は認められなかっ
た。
殺菌済み配管内に付着させ、試験4と同様な実験を行っ
た。殺菌・乾燥条件及び微生物の培養条件は試験4と同
じである。その結果、フィルター装置を装着してない状
態で採取した液体窒素を採集した三角フラスコでの培養
では微生物が認められたが、フィルター装置を装着した
状態で採取した三角フラスコでの培養では微生物は認め
られなかった。従って、試験9、10の結果、本発明の
装置では仮に液化ガス中にB.stearothermophilus や B.
coagulans の芽胞が混入していても、上記フィルターに
よって除去でき、液体窒素の無菌化を達成できることが
確認された。
ー装置への氷の付着状態を観察したが、何れの場合も氷
の付着は認められなかった。それにより、飽和蒸気でフ
ィルター装置及び装置内部を殺菌しても、乾燥ガスによ
り完全に水分が除去されていることが確認された。ま
た、フィルター装置の劣化も殆どなく、上記温度範囲の
飽和水蒸気及び加熱ガスでのフィルターの劣化に及ぼす
影響が少ないことが確認された。
液化ガス自体の無菌化処理と該液化ガスを容器内に滴下
する液化ガス貯留タンクの殺菌ができ、液化ガス充填装
置から流下する液化ガスの無菌化を図ることが可能とな
った。そのため、陽圧缶詰等、液化ガス封入容器詰等低
コストの容器でより高度の無菌化を達成でき、無菌充填
缶詰製造等の低コスト化を図ることができる。また、無
菌充填以外において液体窒素等の液化ガスの高度な無菌
性が必要な時にも対応できる。
ルター装置及び液化ガス貯留タンクを殺菌しても内部に
水分が残ることがなく、良好に殺菌乾燥ができ、液化ガ
スによって氷が発生することがない。また、高温ガスを
使用することにより、飽和水蒸気を使用しなくてもフィ
ルター装置及び装置内を効果的に殺菌することができ、
その場合は蒸気殺菌時に発生する凝縮水対策を講じる必
要がなく、また運転開始の立上げ時の操作ミスも減少
し、短時間に簡単に殺菌することができる利点がある。
装置の模式的断面図である。
充填装置の模式的断面図である。
ス除菌充填装置の模式的断面図である。
ム駆動制御装置 7 排気管 8 液化ガス供
給管 9、17、20 開閉バルブ 10、25 フ
ィルター装置 11、27 フィルター体 13 真空断熱
配管 15 高温ガス供給管(乾燥ガス供給管) 16 ヒータ 18 蒸気供給
管 26 フィルターハウジング 33 キャップ 34 流出筒
Claims (13)
- 【請求項1】 液化ガスを耐低温・高温性を有するフィ
ルターを通してろ過することによって除菌処理する液化
ガス除菌処理工程を経て、容器内に液化ガスを充填する
ことを特徴とする液化ガス除菌充填方法。 - 【請求項2】 前記液化ガス除菌処理工程の前に、液化
ガス貯留タンク内に高温ガスを流入して前記フィルター
及び装置内部を殺菌する殺菌工程を有することを特徴と
する請求項1記載の液化ガス除菌充填方法。 - 【請求項3】 前記高温ガスはエアー又は不活性ガスか
らなり、前記殺菌工程は140℃〜220℃の高温ガス
を10〜90分間、望ましくは180℃〜185℃の高
温ガスを20〜60分間流入して行う請求項2記載の液
化ガス除菌充填方法。 - 【請求項4】 前記液化ガス除菌処理工程の前に、液化
ガス貯留タンク内に蒸気を流入して内部を蒸気殺菌する
蒸気殺菌工程、蒸気殺菌終了後に液化ガス貯留タンク内
部に乾燥ガスを流入して装置内部の水分を除去する水分
除去工程を有することを特徴とする請求項1記載の液化
ガス除菌充填方法。 - 【請求項5】 前記蒸気が飽和水蒸気であり、前記乾燥
ガスが100〜185℃のエアー又は不活性ガスである
請求項4記載の液化ガス除菌充填方法。 - 【請求項6】 缶詰製造ライン等において低温液化ガス
を液化ガス貯留タンクから容器内に充填する液化ガス充
填装置であって、液化ガスを除菌ろ過するフィルター装
置を容器への液化ガス充填経路に配置したことを特徴と
する液化ガス除菌充填装置。 - 【請求項7】 前記フィルター装置が液化ガス貯留タン
ク内に配置されている請求項6記載の液化ガス除菌充填
装置。 - 【請求項8】 前記液化ガス貯留タンクを高温ガス供給
源に連通させ、高温ガスを液化ガス貯留タンク内に供給
することにより、前記フィルター装置及び液化ガス貯留
タンク内部を殺菌するようにした請求項6又は7記載の
液化ガス除菌充填装置。 - 【請求項9】 前記液化ガス貯留タンクに液化ガスを供
給する液化ガス供給管が、液化ガス供給源と高温ガス供
給源に切換可能に連接され、前記高温ガスを前記フィル
ター装置を通って液化ガス貯留タンク内に供給すること
により、前記フィルター装置及び液化ガス貯留タンク内
部を殺菌するようにした請求項6又は7記載の液化ガス
除菌充填装置。 - 【請求項10】 前記液化ガス貯留タンクを蒸気供給源
及び乾燥ガス供給源に切替可能に連通させ、蒸気と乾操
ガスを液化ガス貯留タンク内に供給することにより、前
記液化ガス貯留タンク内部を殺菌・乾燥させるようにし
た請求項6又は7記載の液化ガス除菌充填装置。 - 【請求項11】 前記フィルター装置が、ろ過精度0.
5μm以上を有することによって微生物の芽胞を除去す
る機能を有することを特徴とする請求項6〜10何れか
記載の液化ガス除菌充填装置。 - 【請求項12】 前記フィルター装置がフッ素系樹脂で
形成された筒状のフィルター体で形成され、該筒状内部
に液化ガスを供給することにより、筒状外周部に形成さ
れた微細多孔から前記液化ガス貯留タンク内に液化ガス
が流出する構造となっている請求項6〜11何れか記載
の液化ガス除菌充填装置。 - 【請求項13】 前記フィルター装置がフッ素系樹脂で
形成された筒状のフィルター体と該フィルター体を囲繞
しているフィルターケーシングとからなり、該フィルタ
ーケーシング内に液化ガスを供給することにより、前記
フィルター体の筒状外周部よりフィルター体内部に流出
して、該フィルター体の下方開口部から液化ガス貯留タ
ンク内に流出する構造となっている請求項6〜11何れ
か記載の液化ガス除菌充填装置。
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