JPH1143111A - 無菌充填用の液化ガス流下装置 - Google Patents

無菌充填用の液化ガス流下装置

Info

Publication number
JPH1143111A
JPH1143111A JP21560197A JP21560197A JPH1143111A JP H1143111 A JPH1143111 A JP H1143111A JP 21560197 A JP21560197 A JP 21560197A JP 21560197 A JP21560197 A JP 21560197A JP H1143111 A JPH1143111 A JP H1143111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquefied gas
pipe
main body
opening
sterilization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21560197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3719470B2 (ja
Inventor
Masami Matsunaga
正見 松長
Tetsuya Takatomi
哲也 高富
Shigeki Matsuura
茂樹 松浦
Norihiko Osaku
則彦 尾作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Can Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Can Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Can Co Ltd filed Critical Daiwa Can Co Ltd
Priority to JP21560197A priority Critical patent/JP3719470B2/ja
Publication of JPH1143111A publication Critical patent/JPH1143111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3719470B2 publication Critical patent/JP3719470B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vacuum Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高レベルの無菌雰囲気内に装置本体が設置さ
れる無菌充填用の液化ガス流下装置について、装置本体
に接続されている配管の開閉制御弁を作動させるだけ
で、装置本体の周りの無菌雰囲気の空気清浄度を低下さ
せるようなことなく、装置内部や配管内を簡単に殺菌で
きるようにすることで、無菌充填法における液化ガスの
添加を実施可能なものにする。 【解決手段】 液化ガスの供給源から液化ガス供給用の
配管を通して供給されてくる液化ガスを、クリーンエア
ーによる略無菌状態の雰囲気内で、空缶に飲料を充填し
てから缶蓋で覆うまでの間に、各缶のヘッドスペースに
所定量ずつ流下させるようにした液化ガス流下装置1に
おいて、液化ガス供給用の配管24に対して、殺菌用の
蒸気を供給するための配管28を、それぞれの配管2
4,28に設置されている開閉制御弁27,34よりも
下流側で、互いに連通するように接続すると共に、それ
らの配管24,28の各開閉制御弁を、何れも、間隔を
おいて配置された複数の開閉制御弁26,27,32,
34によって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料缶詰の製造ラ
インにおいて、空缶に飲料を充填してから缶蓋で覆うま
での間に、各缶のヘッドスペースに不活性の低温液化ガ
スを所定量ずつ流下させるようにした液化ガス流下装置
に関し、特に、無菌充填法による飲料缶詰の製造方法に
おいて使用される液化ガス流下装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コーヒー,紅茶,緑茶,ウーロン茶,お
よび果汁等の非炭酸飲料を缶詰にする場合、DI(絞り
しごき)缶のような薄肉の胴壁を持つ缶体に飲料を充填
して密封する際に、飲料を充填した缶内の液面上に、液
体窒素のような不活性ガスの低温液化ガスを少量添加し
てから、缶の開口部に缶蓋を巻締めして密封するという
ことが従来から行われている。
【0003】すなわち、缶を密封する前に液化ガスを添
加することで、缶内の飲料液面上に添加された液化ガス
が、短時間に気化してその体積が数百倍となって、缶蓋
で密封された缶のヘッドスペース(缶内上部の飲料がな
い空間部分)の内圧が大気圧よりも高くなり、缶の胴壁
を内側から外側に向かって押し続けるために、少しばか
りの外圧が加わっても薄肉の胴壁が変形するようなこと
がない。
【0004】また、そのような液化ガスの添加により、
飲料上に添加された液化ガスの一部が瞬時に気化して体
積を増加させ、ヘッドスペースの空気を缶外へ追い出す
作用をするので、ヘッドスペースの残存酸素量を減少さ
せる(飲料の酸化による劣化を減少させる)という効果
も奏することとなる。
【0005】一方、上記のような非炭酸飲料の缶詰で
は、充填された飲料が腐敗するのを避けるための殺菌処
理として、レトルト殺菌法や熱間充填法(ホットパッ
ク)が従来から一般的に行われているが、そのような方
法では、中身の飲料が比較的長時間にわたって高温状態
に維持されるため、飲料本来(例えば、果汁飲料ならば
搾りたてのもの、コーヒー,紅茶,緑茶,ウーロン茶等
ならば作りたてのもの)の味や香りが落ちたり色が変わ
ったりするという問題を生じる。
【0006】そこで、缶詰の製造時にできるだけ飲料の
熱履歴を少なくして、飲料本来の味や香りや色をできる
だけ保ったままの飲料缶詰を製造するために、高温で短
時間に殺菌して急速に冷却した殺菌済みの飲料を、クリ
ーンエアーによる略無菌状態の雰囲気内で、殺菌済みの
空缶に充填して、殺菌済みの缶蓋で密封するようにし
た、所謂無菌充填法というものが従来から種々研究され
ている。
【0007】そのような無菌充填法において無菌雰囲気
を維持するための空気清浄化システムとして、クリーン
ルーム内の空間のうち、飲料の充填領域や缶蓋の巻締領
域を、その他の空間よりも高いクラスの空気清浄度に維
持するようなことが、本出願人の出願に係る公報(特開
平4−79956号公報)などにより従来から公知とな
っている。
【0008】すなわち、クリーンルーム内を空気清浄度
が中レベル(クラス1,000〜10,000)の領域
と高レベル(クラス10〜100)の領域とに分け、殺
菌済みの空缶の搬送路,殺菌済み缶蓋の供給路,飲料充
填機周り,飲料充填機から缶蓋巻締機への搬送路,およ
び缶蓋巻締機周りをクラス10〜100の空気清浄度と
し、その他の缶詰搬送路等をクラス1,000〜10,
000の空気清浄度とするようなことが考えられてい
る。
【0009】なお、上記のクラスについては、NASA
の規格によるものであり、所定空間(ft3 )当たりに
存在する基準粒子(粒子径0.5ミクロン以上)の数に
より空気の清浄度を示すものであって、例えば、クラス
1は基準粒子が0〜1個/ft3 であり、クラス10は
2〜10個/ft3 であり、クラス100は11〜10
0個/ft3 であることを示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な無菌充填法による飲料缶詰の製造においても、DI缶
のような薄肉の胴壁を持つ缶体については、缶を密封す
る前に各缶のヘッドスペースに液化ガスを添加すること
が必要であり、そのためには、飲料充填機から缶蓋巻締
機への搬送路の近傍で、クリーンエアーによる略無菌状
態の雰囲気内に液化ガス流下装置を設置すると共に、更
に、無菌状態で液化ガスの流下を行うために、装置の内
部全体(配管から貯留タンクを経てノズルに至る液化ガ
スの通路全体)を、使用開始前に予め殺菌しておくこと
が必要となる。
【0011】しかしながら、そのように高レベルの無菌
雰囲気(クラス10〜100)内に液化ガス流下装置を
設置した場合、該装置の内部全体を殺菌しようとする
と、その作業によって該装置の周りの無菌雰囲気の空気
清浄度を低下させてしまうこととなるため、無菌充填法
においては、液化ガス流下装置による液化ガスの添加を
実施するのが困難なものとなっている。
【0012】本発明は、上記のような問題の解消を課題
とするもので、高レベルの無菌雰囲気内に装置本体が設
置される無菌充填用の液化ガス流下装置について、装置
本体に接続されている配管の開閉制御弁を作動させるだ
けで、装置本体の周りの無菌雰囲気の空気清浄度を低下
させるようなことなく、装置内部や配管内を簡単に殺菌
できるようにすることで、無菌充填法における液化ガス
の添加を実施可能なものにすることを課題とするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、液化ガスの供給源から液化ガス供給用の配管を通し
て供給されてくる液化ガスを、クリーンエアーによる略
無菌状態の雰囲気内で、空缶に飲料を充填してから缶蓋
で覆うまでの間に、各缶のヘッドスペースに所定量ずつ
流下させるようにした液化ガス流下装置において、液化
ガス供給用の配管に対して、殺菌用の蒸気を供給するた
めの配管が、それぞれの配管に設置されている開閉制御
弁よりも下流側で、互いに連通するように接続されてい
ると共に、それらの配管の各開閉制御弁が、何れも、間
隔をおいて配置された複数の開閉制御弁によって構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0014】また、上記の請求項1に記載した無菌充填
用の液化ガス流下装置において、上記の請求項2に記載
したように、殺菌後の冷却乾燥を行うために、加熱され
た気体を供給するための配管が、液化ガス供給用配管に
対して、それぞれの配管の開閉制御弁よりも下流側で、
互いに連通するように接続されていると共に、該気体供
給用配管の開閉制御弁が、間隔をおいて配置された複数
の開閉制御弁によって構成されていることを特徴とする
ものである。
【0015】さらに、上記の請求項1又は2に記載した
無菌充填用の液化ガス流下装置において、上記の請求項
3に記載したように、液化ガス供給用配管が、除菌用の
フィルターを介して、装置本体に接続されていることを
特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無菌充填用の液化
ガス流下装置の実施形態について、図面に基づいて詳細
に説明する。
【0017】図1は、本発明の液化ガス流下装置を備え
た無菌充填法による飲料缶詰製造ラインの一例を概略的
に示すものであり、本実施形態では、缶詰製造ラインが
設置されているクリーンルーム(クラス10,000)
内に、空気清浄度が中レベル(クラス1,000〜1
0,000)の領域が画成され、更にその中に、空気清
浄度が高レベル(クラス10〜100)の領域がクリー
ンブースとして画成されていて、殺菌済みの空缶の搬送
路,飲料充填機周り,飲料充填機から缶蓋巻締機への搬
送路,缶蓋巻締機周り,および殺菌済み缶蓋の供給路に
ついては、何れも、空気清浄度が高レベル(クラス10
〜100)のクリーンブース内に設置されている。
【0018】そのような無菌充填法による缶詰製造ライ
ンにおいて、液化ガス流下装置は、その装置本体が、空
気清浄度が高レベル(クラス10〜100)のクリーン
ブース内で、飲料充填機から缶蓋巻締機への搬送路の途
中に配置されており、装置本体に接続されている各配管
は、図示していないが、クリーンブース近傍の外側から
クリーンブース内の装置本体に接続されている。
【0019】上記のような飲料缶詰の製造ラインでは、
空缶供給コンベアーにより連続的に供給された未処理の
空缶を、まず、缶外面の薬液噴霧装置において、缶胴の
外周面および缶底外面に殺菌処理用の薬液(過酸化水素
5重量%の水溶液)を噴霧してから、缶内面の薬液噴霧
装置を通して、更に、空缶の内面に殺菌処理用の薬液
(過酸化水素5重量%の水溶液)を噴霧した後、加熱殺
菌処理オーブン内に送り込む。
【0020】そして、加熱殺菌処理オーブン内で、内面
と外面に薬液が噴霧された空缶を、加熱炉体による高温
(250℃程度)の熱風で加熱して、付着した薬液の過
酸化水素を分解除去することで、空缶の殺菌処理を完了
させる。
【0021】次いで、加熱殺菌処理オーブンから出た殺
菌済みの空缶を、略無菌雰囲気(空気清浄度がクラス1
00)のトンネル内で、クリーンエアー置換装置により
その周辺の空気を清浄化した後、殺菌済み空缶の冷却装
置により無菌水を噴霧することで、加熱されている空缶
を内容物の充填温度付近に冷却してから、略無菌雰囲気
(空気清浄度がクラス100)内の飲料充填機に供給す
る。
【0022】そして、クリーンブース内で、冷却された
殺菌済みの空缶に対して、飲料殺菌装置で高温短時間に
加熱殺菌後、充填温度まで冷却された殺菌済み飲料を、
飲料充填機によって所定量充填してから、クリーンブー
ス内で、飲料充填済みの缶を缶蓋巻締機に向けてタイミ
ングコンベアーで供給する。
【0023】そして、搬送用のタイミングコンベアーに
より缶蓋巻締機に向けて搬送されている飲料充填済みの
各缶に対して、クリーンブース内で、液化ガス流下装置
の装置本体から、不活性ガスの低温液化ガス(液体窒
素)を所定量ずつ流下することで、飲料充填済みの缶内
上部のヘッドスペースに対して、所定量ずつの液化ガス
をそれぞれ添加する。
【0024】次いで、飲料を充填し液化ガスを添加した
各缶に対して、クリーンブース内で、缶蓋殺菌装置から
略無菌雰囲気(空気清浄度がクラス100)のシュート
内を通して供給される殺菌済みの缶蓋を載置してから、
缶蓋巻締機によって巻き締めて密封した後、飲料を内容
物とする缶詰の殺菌済みの製品として搬出コンベアーに
より搬出する。
【0025】図2は、上記のような無菌充填法による飲
料缶詰製造ラインにおいて使用されている液化ガス流下
装置の概略を示すもので、液化ガス流下装置の装置本体
1は、ボンベ2から配管を通して送給されてくる液化ガ
スを、除菌用のセラミックフィルター3を通してから、
液面を大気に開放し且つ液面を所定の高さに保った状態
で貯留タンク11に一時的に貯留して、貯留タンク11
に貯留した液化ガスを、それ自体の重力により常に略一
定の圧力がかかっている状態で、流量制御が可能なノズ
ル13を通して流下させるものである。
【0026】この液化ガス流下装置の装置本体1には、
ボンベ2から除菌用フィルター3を通して貯留タンク1
1に液化ガスを供給するための配管に対して、装置内部
全体(配管から貯留タンク11および液化ガス室12を
経てノズル13に至る液化ガスの通路全体)を殺菌する
ための各配管が、蒸気殺菌ユニット4として装置本体1
に接続されている。
【0027】液化ガス流下装置の装置本体1内には、上
面が開放された貯留タンク11が設けられ、貯留タンク
11よりも下方で上下方向に延びる液化ガス室12が、
貯留タンク11の底部と液化ガス室12の上部とが連通
するように設けられ、液化ガス室12の下端に流下用の
ノズル13が形成されていて、上方から気密状態で液化
ガス室12内に上下動可能に挿通された流量制御用のロ
ッド14により、該ロッド14の上下位置の変化により
その下端のプラグの位置を変えることで、ノズル13の
開度が制御され、貯留タンク11内に貯留されている液
化ガスが、液化ガス室12を通して、流量可変ノズル1
3の開度に応じた流量で下方に流下される。
【0028】また、装置本体1には、貯留タンク11や
液化ガス室12を外側から覆うように、低温の液化ガス
を外気温から断熱するための真空断熱室15が形成され
ており、さらに、低温の液化ガスの流下に伴って大気中
の水蒸気がノズル13の出口付近に氷結して付着するの
を防止するために、装置本体1の下端でノズル13の周
囲を覆うように、防霜用のノズルヒーター16が着脱可
能に取り付けられている。
【0029】なお、貯留タンク11内に貯留される液化
ガスの液面の高さについては、液面コントローラー17
により、液面の高さを検知して貯留タンク11への液化
ガスの流入を制御することで、常に略一定の液面の高さ
に維持されているものであり、また、流量可変ノズル1
3の開度については、定内圧制御ユニット18により、
密封後の缶詰の缶内圧力の情報(X−rayレベルモニ
ターや触圧モニター又は打缶式内圧モニターの検出結
果)のフィードバックに基づき、ロッド14の上下位置
を変えてその下端のプラグの位置を変えることで、適当
な流量となる開度に制御されるものである。
【0030】さらに、液化ガス流下装置には、蒸気によ
る装置本体内の洗浄殺菌時とその後の冷却乾燥時にのみ
ノズルヒーター16の下端開放部を着脱自在に塞ぐよう
に、装置本体1に対して、それとは別体の殺菌用キャッ
プ19が用意されている。
【0031】図3は、上記のような液化ガス流下装置に
おいて、液化ガスとして液体窒素を流下させる装置本体
1に対する各配管の接続構造を示すものであって、装置
本体1の外側を覆う真空断熱室15には、バキュームポ
ンプ21から延びる吸気管22が接続されており、吸気
管22のバキュームポンプ21近傍には圧力スイッチ2
3が設置されている。
【0032】真空断熱室15で覆われた装置本体1の内
部に対して、ボンベから貯留タンク11内に液体窒素を
送給するための液体窒素供給管24が、除菌フィルター
(0.2μmメッシュのセラミックフィルター)3を介
して接続されており、この液体窒素供給管24には、上
流側(ボンベ側)に手動開閉弁25が設置され、それよ
りも下流に、適当な間隔を置いて2つの開閉制御弁2
6,27が設置されている。
【0033】また、装置内部全体の殺菌を行うために、
殺菌用の蒸気を供給するための蒸気供給管28が、液体
窒素供給管24に対して、その開閉制御弁27よりも下
流側で接続されており、蒸気供給管28の途中には、上
流側(蒸気供給側)から下流側(装置本体側)に向かっ
て、手動開閉弁29,減圧弁30,スチームフィルター
31,開閉制御弁32,安全弁33,開閉制御弁34が
それぞれ設置されている。
【0034】また、蒸気による殺菌後に装置内部を冷却
乾燥するために、冷却乾燥用の窒素ガスを供給するため
の窒素ガス供給管35が、液体窒素供給管24に対し
て、その開閉制御弁27よりも下流側で接続されてお
り、窒素ガス供給管35の途中には、上流側(窒素ガス
供給側)から下流側(装置本体側)に向かって、手動開
閉弁36,窒素ガス加熱用のラインヒーター37,減圧
弁38,逆止弁39,適当な間隔を置いた2つの開閉制
御弁40,41がそれぞれ設置されている。
【0035】一方、液化ガス流下装置の装置本体1から
は、貯留タンク11に貯留されている液体窒素の気化に
より発生した窒素ガスを排気するために、外気の侵入を
防ぐと同時に窒素ガスを外部に導くための排気用シャッ
ター42を介して、排気管43が接続されており、排気
管43の途中には開閉制御弁44が設置されていて、排
気管43の末端は大気中に開放されている。
【0036】そして、排気管43の開閉制御弁44より
も上流側(装置本体側)からは、蒸気排出管45が分岐
されていて、蒸気排出管45の途中には、その上流側
(装置本体側)に開閉制御弁46が、また、その末端側
に手動開閉弁47がそれぞれ設置されている。
【0037】また、ノズルヒーター16と排気用シャッ
ター42を連通させるように、気体戻し管48が配設さ
れており、気体戻し管48の途中からは、蒸気を排出す
ると共に窒素ガスを導入するための排出導入管49が分
岐されていて、排出導入管49の途中には、装置本体側
から末端側に向かって、除菌フィルター50と開閉制御
弁51と手動開閉弁52がそれぞれ設けられている。
【0038】また、排出導入管49の途中からは、除菌
フィルター50と開閉制御弁51の間から、窒素ガス導
入管53が分岐されており、窒素ガス導入管53の他端
は、窒素ガス供給管35のラインヒーター37と減圧弁
38の間に接続されていて、窒素ガス導入管53の途中
には、窒素ガス供給管35の側から排出導入管49の側
に向かって、減圧弁54と逆止弁55と開閉制御弁56
がそれぞれ設置されている。
【0039】また、蒸気による殺菌時とその後の窒素ガ
スによる冷却乾燥時にのみノズルヒーター16の下端開
放部を着脱自在に塞ぐための殺菌用キャップ19に対し
て、キャップ用蒸気排出管57が接続されており、キャ
ップ用蒸気排出管57の末端付近には手動開閉弁58が
設置されている。
【0040】さらに、装置本体1および各配管の適所
に、温度センサーや圧力センサーが設けられており、そ
れらの検知結果に基づいて、殺菌時の蒸気の流量の管理
や減圧弁による各配管の内圧の管理などが行われてい
る。
【0041】なお、装置本体1に接続される各配管は、
クリーンブース内に配置された装置本体1に対して、ク
リーンブースの近傍で蒸気殺菌ユニットとして纏められ
ており、この蒸気殺菌ユニットを取り替えることで、無
菌充填用でない従来の装置の配管に容易に変更できるも
のとなっている。
【0042】上記のような配管構造を備えた本実施形態
の無菌充填用の液化ガス流下装置による殺菌の準備、殺
菌工程、冷却乾燥工程、液化ガス流下の準備、液化ガス
流下工程、後処理工程のそれぞれについて、図4〜図8
により以下に説明する。
【0043】液化ガス流下装置を使用するに当たり、ま
ず、蒸気による殺菌の準備として、装置本体1の下端に
取り付けられたノズルヒーター16の下端開口部を殺菌
用キャップ19で閉鎖すると共に、装置本体1の下端に
形成されたノズル13を開の状態としてから、各配管の
開閉制御弁が全て閉じられている状態で、各配管の手動
開閉弁を全て開いておき、ラインヒーター37や各セン
サーをONとしておく。
【0044】そして、図4に示すように、装置の内部全
体を蒸気により殺菌するために、蒸気供給管28の各開
閉制御弁32,34を開くと共に、蒸気排出管45の開
閉制御弁46と排出導入管49の開閉制御弁51とを、
15秒間隔で交互に開閉を繰り返すように制御する。
【0045】それにより、蒸気供給管28から供給され
た蒸気が、除菌フィルター3を通して装置本体1内に導
入され、装置本体1の内部全体を通ってから、装置本体
1の上部からは、排気用シャッター42を通って排気管
43から間欠的に排出される一方、装置本体1の下部か
らは、ノズルヒーター16から気体戻し管48を通っ
て、一部が排気用シャッター42に戻されて蒸気排出管
45から、また、その他が排出導入管49から間欠的に
排出されて、その結果、装置本体1の内部全体が蒸気に
よって殺菌されることとなる。
【0046】なお、その際の蒸気の供給量について、本
実施形態では、殺菌キャップ19に設けられた温度セン
サーの検知結果に基づいて、当該部分の温度が125℃
で30分(タイマーで制御)殺菌するように、蒸気供給
管28の開閉制御弁32の開度が制御されることとな
る。
【0047】上記のように装置本体1の内部全体を蒸気
により殺菌した後、図5に示すように、蒸気供給管28
の開閉制御弁32を閉じ、やや遅れて開閉制御弁34を
閉じると共に、蒸気供給管28の開閉制御弁32の閉と
同時に、窒素ガス供給管35の各開閉制御弁40,41
を開き、窒素ガス供給管35の各開閉制御弁40,41
を開いた60秒後に排気管43の開閉制御弁44を完全
に開き、蒸気排出管45の開閉制御弁46を始めの60
秒だけ開いた後で閉じ、排出導入管49の開閉制御弁5
1を始めの30秒だけ開いた後で閉じ、更に、窒素ガス
導入管53の開閉制御弁56を一定時間後に開くように
制御する。
【0048】そして、この時点で、ラインヒーター37
は既にONとなっているが、更に、ノズルヒーター16
をONにすると共に、バキュームポンプ21の駆動を開
始し、それよりも遅れて圧力スイッチ23をONとし
て、装置本体1の真空断熱室15を真空状態とする。
【0049】それにより、ラインヒーター37により加
熱されて窒素ガス供給管35から供給された冷却乾燥用
の窒素ガスが、除菌フィルター3を通して、装置本体1
内に導入され、装置本体1の内部全体を通ってから、装
置本体1の上部からは、排気用シャッター42を通っ
て、始めの60秒間は蒸気排出管45から排出され、そ
の後は排気管43から排出される一方、装置本体1の下
部からは、ノズルヒーター16から気体戻し管48を通
って、始めの30秒だけ排出導入管49から排出され、
その結果、装置本体1の内部全体、および、蒸気の通っ
た配管内が、加熱された窒素ガスによって冷却乾燥され
る。
【0050】そして、装置本体1のノズルヒーター16
から殺菌用キャップ19を取り外すと、一定時間後に
は、ラインヒーター37により加熱されて窒素ガスが、
窒素ガス導入管53から排出導入管49を通してノズル
ヒーター16に供給され、その一部がノズルヒーター1
6からノズル13の先端部周辺に放出され、残りは気体
戻し管48から排気用シャッター42を通って排気管4
3から排出される。
【0051】以上のように装置本体1の内部全体を殺菌
して冷却乾燥した後、図6に示すように、液体窒素を貯
留タンク11に所定の液面高さになるまで貯留するため
に、液面コントローラー17をONとし、装置本体1下
端のノズル13を完全に閉じた状態としてから、窒素ガ
ス供給管35の各開閉制御弁40,41を閉じて、液体
窒素供給管24の各開閉制御弁26,27を開き、貯留
タンク11内の液面が所定の高さになると、開閉制御弁
26を閉じるように制御する。
【0052】それにより、ボンベから供給される液体窒
素は、液体窒素供給管24から除菌フィルター3を通っ
て貯留タンク11内に送り込まれ、液化ガス室12に充
満してから貯留タンク11内で所定の液面高さまで充填
されると、液面コントローラー17の検知に基づくフィ
ードバック制御により、液体窒素供給管24の開閉制御
弁26が閉じられて、液体窒素流下の準備が完了する。
【0053】そして、図7に示すように、各缶に対して
液体窒素を所定量ずつ流下させるときには、装置本体1
のノズル13を開くことで液体窒素が流下されて各缶に
充填されると共に、液面コントローラー17によるフィ
ードバック制御により、液体窒素供給管24の開閉制御
弁26の開度を制御する(他方の開閉制御弁27は全
開)ことによって、液体窒素供給管24から除菌フィル
ター3を通って、貯留タンク11内での液面を常に一定
の高さ範囲内に維持するように、流下された分の液体窒
素が装置本体1に連続的に補給されることとなる。
【0054】なお、その際、排気管43の開閉制御弁4
4は開かれており、貯留タンク11内の液面から気化し
た窒素ガスは、大半は貯留タンク11の上蓋部分に設け
られた排気口から放出されるが、排気用シャッター42
を通して排気管43からも大気中に放出されているた
め、真空断熱室15によって覆われている装置本体1の
内部の液面上部の空間部は、常に大気圧と略同じになっ
ていて、その結果、液体窒素自体の重力により常に略一
定の圧力がかかっている状態で、ノズル13からノズル
開度に応じて一定量の液体窒素が流下することとなる。
【0055】また、窒素ガス導入管53から排出導入管
49を通して、ラインヒーター37により加熱されて窒
素ガスが、高温となっている防霜用ノズルヒーター16
に供給され、ノズルヒーター16からノズル13の先端
部周辺に放出され続けているため、大気中の水蒸気がノ
ズル13の出口付近に近づくのが阻止される結果、水蒸
気がノズル13の出口付近に氷結して付着するのが確実
に防止されている。
【0056】また、装置本体1の下端に形成されたノズ
ル13の開度については、既に述べたように、定内圧制
御ユニット18により、密封後の缶詰の缶内圧力の情報
(X−rayレベルモニターと触圧モニター又は打缶式
内圧モニターの検出結果)のフィードバックに基づい
て、ロッド14の上下位置を変えてその下端のプラグの
位置を変えることで、適当な流量となるような開度に制
御されている。
【0057】その後、液化ガス流下装置の使用が終わっ
てからの後処理については、図8に示すように、液体窒
素供給管24の開閉制御弁26,27を閉じて液体窒素
の供給を停止してから、更に液体窒素を流下させて、装
置本体1内から液体窒素を完全に抜き取った時点で、ノ
ズル13を閉じ、バキュームポンプ21を停止させると
共に、窒素ガス供給管35の各開閉制御弁40,41を
開くことで、装置本体1内および配管内に窒素ガスを充
満させてから、全ての開閉制御弁と手動開閉弁を閉じ、
ラインヒーター37やノズルヒーター16をOFFにし
て、次回の使用に備えることとなる。
【0058】以上に説明したような本実施形態の液化ガ
ス流下装置によれば、装置本体1に接続される液体窒素
供給管24に対して、殺菌用の蒸気供給管28と冷却乾
燥用の窒素ガス供給管35が接続されていることで、各
配管の開閉制御弁を制御するだけで、装置本体1の周囲
の無菌雰囲気の空気清浄度を低下させるようなことな
く、装置内部および配管内の殺菌から装置使用後の後処
理に至るまでの各操作を連続して自動的に行うことがで
きる。
【0059】この点に関して、通常であれば、液体窒素
が通る配管と高温の殺菌用蒸気が通る配管とを接続する
と、各配管の何れかにおいて、開閉制御弁を挟んでその
両側に液体窒素と高温の殺菌用蒸気が直接対峙すること
となり、その結果、当該部分で液体窒素の気化が促進さ
れて配管内が高圧になる恐れがあるため、実際上はその
ような配管の接続は不可能なものとなっている。
【0060】また、液体窒素が通る配管と加熱された窒
素ガスが通る配管とを接続することについても、同様
に、開閉制御弁を挟んでその両側に液体窒素と加熱され
た窒素ガスとが直接対峙することとなるため、そのよう
な配管の接続は好ましくないものとなっている。
【0061】しかしながら、本実施形態では、液体窒素
供給管24と蒸気供給管28のそれぞれに、何れも、開
閉制御弁が間隔を置いて2個ずつ設けられていること
で、何れの配管においても、一つの開閉制御弁を挟んで
その両側に液体窒素と高温の殺菌用蒸気が直接対峙する
ようなことがないため、液体窒素供給管24と蒸気供給
管28を接続するようなことが可能となる。
【0062】また、本実施形態では、液体窒素供給管2
4に接続される窒素ガス供給管35にも、開閉制御弁が
間隔を置いて2個設けられていることで、一つの開閉制
御弁を挟んでその両側に液体窒素と加熱された窒素ガス
が直接対峙するようなことがないため、液体窒素供給管
24と窒素ガス供給管35の接続を問題なく行うことが
できる。
【0063】さらに、本実施形態の液化ガス流下装置に
よれば、液体窒素供給管24の下流側(装置本体1の近
傍)に除菌用のフィルター3が設置されており、この除
菌用フィルター3を通して装置本体1の内部に液体窒素
を供給しているため、無菌充填法における除菌、無菌化
を確実に維持することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したような本発明の液化ガス流
下装置によれば、装置本体が高レベルの無菌雰囲気内に
設置されていても、その周りの空気清浄度を低下させる
ようなことはなく、装置本体に接続されている各配管の
開閉制御弁を制御するだけで、装置内部および配管内の
殺菌を行うことができ、無菌充填法における各缶への液
化ガスの添加を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液化ガス流下装置を備えた無菌充填法
による飲料缶詰の製造ラインの概略を示す説明図。
【図2】本発明の液化ガス流下装置の装置本体の概略を
示す説明図。
【図3】本発明の液化ガス流下装置の一実施形態につい
て、装置本体に対する各配管の接続状態を示す説明図。
【図4】図3に示した実施形態において、殺菌工程にお
ける各配管での流れを示す説明図。
【図5】図3に示した実施形態において、冷却乾燥工程
における各配管での流れを示す説明図。
【図6】図3に示した実施形態において、液化ガス流下
の準備段階における各配管での流れを示す説明図。
【図7】図3に示した実施形態において、液化ガス流下
工程における各配管での流れを示す説明図。
【図8】図3に示した実施形態において、後処理工程に
おける各配管での流れを示す説明図。
【符号の説明】
1 (液化ガス流下装置の)装置本体 3 除菌用フィルター 24 液体窒素供給管(液化ガス供給用の配管) 26 (液体窒素供給管の)開閉制御弁 27 (液体窒素供給管の)開閉制御弁 28 蒸気供給管(殺菌用の蒸気を供給するための
配管) 32 (蒸気供給管の)開閉制御弁 34 (蒸気供給管の)開閉制御弁 35 窒素ガス供給管(加熱された気体を供給する
ための配管) 40 (窒素ガス供給管の)開閉制御弁 41 (窒素ガス供給管の)開閉制御弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化ガスの供給源から液化ガス供給用の
    配管を通して供給されてくる液化ガスを、クリーンエア
    ーによる略無菌状態の雰囲気内で、空缶に飲料を充填し
    てから缶蓋で覆うまでの間に、各缶のヘッドスペースに
    所定量ずつ流下させるようにした液化ガス流下装置にお
    いて、液化ガス供給用の配管に対して、殺菌用の蒸気を
    供給するための配管が、それぞれの配管に設置されてい
    る開閉制御弁よりも下流側で、互いに連通するように接
    続されていると共に、それらの配管の各開閉制御弁が、
    何れも、間隔をおいて配置された複数の開閉制御弁によ
    って構成されていることを特徴とする無菌充填用の液化
    ガス流下装置。
  2. 【請求項2】 殺菌後の冷却乾燥を行うために、加熱さ
    れた気体を供給するための配管が、液化ガス供給用配管
    に対して、それぞれの配管の開閉制御弁よりも下流側
    で、互いに連通するように接続されていると共に、該気
    体供給用配管の開閉制御弁が、間隔をおいて配置された
    複数の開閉制御弁によって構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の無菌充填用の液化ガス流下装置。
  3. 【請求項3】 液化ガス供給用配管が、除菌用のフィル
    ターを介して、装置本体に接続されていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の無菌充填用の液化ガス流下
    装置。
JP21560197A 1997-07-25 1997-07-25 無菌充填用の液化ガス流下装置 Expired - Fee Related JP3719470B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21560197A JP3719470B2 (ja) 1997-07-25 1997-07-25 無菌充填用の液化ガス流下装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21560197A JP3719470B2 (ja) 1997-07-25 1997-07-25 無菌充填用の液化ガス流下装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002107635A Division JP2002347715A (ja) 2002-04-10 2002-04-10 液化ガス流下装置の内部殺菌方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1143111A true JPH1143111A (ja) 1999-02-16
JP3719470B2 JP3719470B2 (ja) 2005-11-24

Family

ID=16675140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21560197A Expired - Fee Related JP3719470B2 (ja) 1997-07-25 1997-07-25 無菌充填用の液化ガス流下装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3719470B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000185710A (ja) * 1998-10-14 2000-07-04 Toyo Seikan Kaisha Ltd 液化ガス除菌充填方法とその装置
JP2000281187A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Daiwa Can Co Ltd 無菌充填用の液化ガス流下装置
JP2006199358A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Toyo Seikan Kaisha Ltd 無菌液体窒素充填方法および装置
WO2007007453A1 (ja) * 2005-07-07 2007-01-18 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. 容器詰め飲料の製造方法および装置
JP2007015724A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Toyo Seikan Kaisha Ltd 無菌液体窒素充填装置
JP2007022576A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Toyo Seikan Kaisha Ltd 容器詰め飲料の製造方法および装置
JP2009120243A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Daiwa Can Co Ltd 液化ガス充填装置の殺菌方法
JP2009120242A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Daiwa Can Co Ltd 液化ガス充填装置の殺菌方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000185710A (ja) * 1998-10-14 2000-07-04 Toyo Seikan Kaisha Ltd 液化ガス除菌充填方法とその装置
JP2000281187A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Daiwa Can Co Ltd 無菌充填用の液化ガス流下装置
JP2006199358A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Toyo Seikan Kaisha Ltd 無菌液体窒素充填方法および装置
WO2007007453A1 (ja) * 2005-07-07 2007-01-18 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. 容器詰め飲料の製造方法および装置
JP2007015724A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Toyo Seikan Kaisha Ltd 無菌液体窒素充填装置
AU2006267772B2 (en) * 2005-07-07 2012-04-26 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Process and apparatus for producing beverage filled into container
KR101164105B1 (ko) * 2005-07-07 2012-07-12 도요 세이칸 가부시키가이샤 용기 장입 음료의 제조 방법 및 장치
TWI401034B (zh) * 2005-07-07 2013-07-11 Toyo Seikan Kaisha Ltd 裝填於容器之常溫流動之非碳酸飲料之製造方法及裝置
JP2007022576A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Toyo Seikan Kaisha Ltd 容器詰め飲料の製造方法および装置
JP2009120243A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Daiwa Can Co Ltd 液化ガス充填装置の殺菌方法
JP2009120242A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Daiwa Can Co Ltd 液化ガス充填装置の殺菌方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3719470B2 (ja) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5910765B2 (ja) 飲料の無菌充填方法及び装置
US6475435B1 (en) Apparatus and method for providing sterilization zones in an aseptic packaging sterilization tunnel
JP4558274B2 (ja) 容器の蒸気相除染
TWI401034B (zh) 裝填於容器之常溫流動之非碳酸飲料之製造方法及裝置
US6209591B1 (en) Apparatus and method for providing container filling in an aseptic processing apparatus
EP1755961B1 (en) Device for the shaping, filling and sealing of containers of flexible and soft laminar material
JP2012184034A (ja) 液体の無菌充填方法および装置
JP2008545592A (ja) 包装ユニット、特にボトルおよび/または蓋の部品を処理するための装置および方法。
JPH1143111A (ja) 無菌充填用の液化ガス流下装置
US6481468B1 (en) Apparatus and method for providing container filling in an aseptic processing apparatus
JP3556063B2 (ja) 無菌飲料缶詰製造設備
JP3891530B2 (ja) 無菌充填用の液化ガス流下装置
JP2010070238A (ja) 内容物の充填方法及び装置
JP2002347715A (ja) 液化ガス流下装置の内部殺菌方法
JP2855314B2 (ja) 食品殺菌法
JP3666634B2 (ja) 無菌充填のためのダストモニタリング方法
US20010000558A1 (en) Apparatus and method for providing container lidding and sealing in an aseptic processing apparatus
JP3623062B2 (ja) 飲料缶詰の製造方法
CA2416094C (en) Apparatus and method for container filling
JP3621664B2 (ja) 無菌飲料缶詰製造設備における空缶殺菌装置
JP2855315B2 (ja) 食品殺菌装置及び食品殺菌法
JP3203328B2 (ja) 食品加熱殺菌装置
WO2000045862A1 (en) Method and apparatus for aseptic packaging
JPH10167227A (ja) 飲料缶詰の製造方法
JP2015093713A (ja) キャップの殺菌方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080916

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees