JPH08183595A - 飲料缶詰の製造方法 - Google Patents

飲料缶詰の製造方法

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JPH08183595A
JPH08183595A JP6327005A JP32700594A JPH08183595A JP H08183595 A JPH08183595 A JP H08183595A JP 6327005 A JP6327005 A JP 6327005A JP 32700594 A JP32700594 A JP 32700594A JP H08183595 A JPH08183595 A JP H08183595A
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filling
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JP6327005A
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English (en)
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Keizo Tsuji
慶三 辻
Taketo Ifuku
威人 伊福
Mitsuo Tanioka
光雄 谷岡
Tomoyuki Fujii
友幸 藤井
Morio Yamada
守夫 山田
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】飲料タンク2と充填バルブ3とを分離構造とし
配管11を介して接続した充填装置を用い、同飲料タン
クと充填バルブに高温流体を充満させて同飲料タンクと
充填バルブの内部を殺菌し、その後、前記殺菌した低酸
性飲料を缶に充填することを特徴とする飲料缶詰の製造
方法。 【効果】殺菌された飲料を細菌に汚染されることなく缶
に充填することができる。更に充填後のレトルト殺菌を
省略することにより、レトルト殺菌による充填物の品質
低下を防ぐことができる。高額な設備を要することな
く、殺菌作業自体も簡単である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料缶詰の製造方法に
関するものであって、より詳しくは、従来、飲料を缶に
充填した後にレトルト殺菌を必要としたウーロン茶、加
糖コーヒーなどの低酸性飲料缶詰をレトルト殺菌なしで
製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料缶詰、特に低酸性の飲料缶詰
は、フィラーボールを有する充填装置を使用して内容液
を缶内に充填し、その後、レトルト殺菌する方法により
製造されている。
【0003】フィラーボールを有する充填装置は、たと
えば特開昭56−74486号公報に記載のように、全
体的に円筒形状を呈し、内容液タンクの底部周囲部分に
複数の充填バルブが取り付けられ、フィラーボール内に
供給された内容液を充填バルブから缶に充填するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、容器に充填
した後に行われるレトルト殺菌は、一般に長時間の高温
処理が行われるので、レトルト殺菌を行った食品は、風
味や香り、色調、栄養価などが失われやすく、飲料缶詰
の場合も、レトルト殺菌を行うことにより、本来の風味
や香りが失われやすい。
【0005】このようなレトルト殺菌による飲料品質の
低下を無くすため、フィラーボール、充填バルブの内部
を高温殺菌して細菌(芽胞)の存在を無くし、レトルト
殺菌を省略することが考えられるが、従来のフィラーボ
ールは耐圧構造ではないため、100℃以下の温水また
は蒸気しか使用できず、十分な殺菌効力は得られない。
100℃超の熱水や水蒸気を使用可能とするためには、
フィラーボールを圧力容器に改造することが必要である
が、その改造には多大の費用がかかる。
【0006】また、殺菌のために薬剤を用いることも考
えられるが、薬剤の取扱いや処理が煩雑となり、好まし
くない。
【0007】他方、飲料缶詰をレトルト殺菌なしで製造
する方法として、アセプティック充填法が知られている
が、この方法は、設備費が高く、また、サニテーション
が煩雑であるため、管理が難しいという問題がある。
【0008】
【発明の目的】そこで本発明の目的は、多大な設備費と
煩雑なサニテーションを要することなく、レトルト殺菌
なしに安全な低酸性飲料缶詰を製造する方法を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであり、充填前に予め殺菌
しておいた低酸性飲料を缶に充填する点に特徴を有する
ものである。すなわち、本発明によれば、殺菌した低酸
性飲料を缶に充填した後、蓋を缶に巻締めする缶詰の製
造方法において、飲料を缶に充填する装置として、飲料
タンクと充填バルブとを分離構造とし配管を介して接続
した充填装置を用い、同飲料タンクと充填バルブに高温
流体を充満させて同飲料タンクと充填バルブの内部を殺
菌し、その後、前記殺菌した低酸性飲料を缶に充填する
ことを特徴とする飲料缶詰の製造方法が提供される。ま
た本発明によれば、前記高温流体として100℃超の熱
水または水蒸気を用いることを特徴とする飲料缶詰の製
造方法が提供される。更に本発明によれば、前記高温流
体として120ないし140℃の熱水または水蒸気を用
い、前記飲料タンクと充填バルブに1ないし60分間充
満させることを特徴とする飲料缶詰の製造方法が提供さ
れる。
【0010】
【発明の具体的説明】本発明における重要な技術的特徴
は、飲料タンクと、充填バルブを分離構造として配管を
介して接続した充填装置を用いること、ならびにその装
置を用いて殺菌した低酸性飲料を缶に充填することにあ
る。ここで、前記高温流体としては、100℃超の熱水
または水蒸気を用いることができる。高温流体の温度が
100℃以下であると殺菌効力が低いので100℃超と
し、好ましくは120℃以上、とくに120ないし14
0℃が好ましい。
【0011】高温流体を前記飲料タンクと充填バルブに
充満させる時間は、装置内部の部位および高温流体の温
度、さらには、低酸性飲料の種類によっても異なるが、
1分ないし60分の範囲が好ましい。
【0012】
【作用】飲料タンクと充填バルブを分離し、配管を介し
て接続した充填装置は、飲料タンクと充填バルブをそれ
ぞれ独立した密閉構造として、第一種圧力容器に相当す
る耐圧構造とすることができるので、飲料タンクと充填
バルブの内部に100℃超の高温流体を流通させること
が可能となる。この高温流体を飲料タンクと充填バルブ
に充満させることにより、飲料タンクと充填バルブの内
部を殺菌することができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例における低酸性飲料缶詰を製造す
る装置の機能ブロック図である。1は内容液(低酸性飲
料)Aを殺菌するための熱交換器、2は殺菌後の内容液
Aを貯留する内容液(飲料)タンク、3は缶Bに内容液
Aを充填するための充填バルブ、4は缶Bを除菌・殺菌
するためのリンサー、5は蓋Cを殺菌するための紫外線
殺菌装置、6は缶Bに内容液Aを充填した後にヘッドス
ペース内の空気を置換除去するためのフロー装置であ
る。
【0014】上記の装置による低酸性飲料缶詰の製造
は、まず、熱交換器1からの熱水を用いて内容液タンク
2と充填バルブ3の内部を殺菌した後、熱交換器1で殺
菌した内容液Aを缶Bに充填する。充填する前の缶B
は、リンサー4により蒸気または熱水を用いて除菌・殺
菌し、蓋Cは紫外線殺菌装置5により殺菌する。缶Bに
内容液Aを充填した後のフロー装置6によるスチームや
窒素のフロー、シーマー7による蓋Cの巻締めは従来と
同様な方法により行う。なお、スチームや窒素はフィル
ターを通して無菌化を行い、シーマーについては微生物
面も含めた清浄度を向上させるためにサニテーションを
行う。また、内容液Aの缶Bへの充填から蓋Cの巻締め
までの工程は、クリーンルームで行われる。
【0015】次いで図2及び図3を参照してさらに詳細
に説明する。図2は本実施例において用いた充填装置と
配管系統を示す図、図3は充填バルブの要部の内部構造
を示す断面図である。
【0016】本実施例において用いた充填装置は、内容
液タンク2と充填バルブ3を、配管11,12a,12
b,13a,13bと開閉弁14および切替え弁15に
よって接続した充填装置である。
【0017】内容液タンク2は、第一種圧力容器として
の規定を満足する耐圧構造の密閉容器であり、内容液供
給管41に接続する流入口21と、配管11に接続する
流出口22と、空気供給管42に接続する給気口23
と、配管12aに接続する排気口24、および吸気管4
4aに接続する吸気口25を備えている。
【0018】充填バルブ3は、内容液タンク2と同様に
第一種圧力容器としての規定を満足する耐圧構造の密閉
容器であり、円筒状ケース31の内部に内容液の充填流
路32と空気供給流路33および排気流路34を備え、
さらに、円筒状ケース31の下部に充填する缶の上端部
をシールするためのシール部材35とキャップ部材36
とを備えている。そして、充填流路32は流入口32a
で配管11に接続し、空気供給流路33は給気口33a
で配管12bに接続し、排気流路34は排気口34aで
配管13aに接続している。さらに、配管11の中途に
は開閉弁14が設けられ、配管12aと12bの間およ
び配管13aと13bの間には切替え弁15が設けられ
ている。
【0019】配管11は、内容液タンク2から充填バル
ブ3の充填流路32に内容液を供給するための配管であ
るとともに、後述する充填装置の殺菌時には、内容液タ
ンク2から充填流路32に熱水を供給するための配管と
なる。また、配管12a,12bは、内容液タンク2か
ら充填バルブ3の空気供給流路33に空気を供給するた
めの配管であり、後述する充填装置の殺菌時には、内容
液タンク2から空気供給流路33に熱水を供給するため
の配管となる。さらに配管13a,13bは、充填バル
ブ3の排気流路34から切替え弁15および45を介し
て排気本管46に排気するための配管であり、また後述
する充填装置の殺菌時には、充填流路32または空気供
給流路33から熱水を排出するための配管となる。
【0020】内容液供給管41は、図示しない熱交換器
に連結されており、開閉バルブ47を経て内容液タンク
2に内容液を供給するための配管である。また、後述す
る充填装置の殺菌時には内容液タンク2に熱水を供給す
るための配管となる。
【0021】空気供給管42は、無菌フィルター8およ
び三方弁9を介して空気本管43に連結されており、内
容液タンク2に空気を供給するための配管で、また、後
述する無菌フィルター8の殺菌時には、内容液タンク2
から開閉バルブ48、三方弁9、配管44bおよび切替
え弁45を介して排気本管46に熱水を排出するための
配管となる。
【0022】また吸引管44aは、内容液タンク2から
空気を吸引し排出するための配管であり、配管44bお
よび切替え弁45を介して排気本管46に連結してい
る。
【0023】なお、図中49,50はレギュレーター、
51は安全弁、52は内容液タンク2内のヘッドスペー
スの圧力を検出する圧力センサー、53は内容液タンク
2内の内容液の温度を検出する温度センサー、54は内
容液タンク2内の内容液のレベルを検出するレベルセン
サーをそれぞれ示す。
【0024】次いで図4、図5、図6、図7を参照し
て、上記装置を用いた低酸性飲料缶詰の製造方法につい
て説明する。
【0025】充填装置から缶に内容液(低酸性飲料)を
充填する前に、以下のようにして充填装置の殺菌を行
う。内容液タンク2と充填バルブ3の充填流路32の殺
菌は、図4に太線で示すように、まず、熱交換器からの
熱水を開閉バルブ47を経て内容液タンク2に充満さ
せ、ついで開閉バルブ14を開けて熱水を内容液タンク
2の流出口22から充填バルブ3の流入口32aを経て
充填流路32に供給する。充填流路32に供給された熱
水が充填流路32に充満した後、切替え弁15を切り替
え、熱水を排気流路34から配管13a、切替え弁1
5、配管13b、切替え弁45を経て排気本管46に排
出させる。このとき、熱水の一部をキャップ部材36に
開けた小孔(図示せず)から排出させることによって、
充填バルブ3先端部における熱水の停滞を防いで、熱水
の温度低下を防止する。
【0026】充填バルブ3の空気供給流路33の殺菌
は、図5に太線で示すように、まず熱交換器からの熱水
を内容液タンク2に充満し、ついで切替え弁15を切り
替えて配管12aと12bを連通させ、熱水を内容液タ
ンク2の排気口24から充填バルブ3の給気口33aを
経て空気供給流路33に供給する。空気供給流路33に
供給された熱水が空気供給流路33に充満した後、切替
え弁15を切り替え、熱水を排気流路34から配管13
a、切替え弁15、配管13b、切替え弁45を経て排
気本管46に排出させる。このとき、充填流路32の殺
菌の場合と同様に、熱水の一部をキャップ部材36に開
けた小孔(図示せず)から排出させる。
【0027】また、内容液タンク2に空気を供給する経
路にある無菌フィルター8の殺菌は、図6に太線で示す
ように、まず熱交換器からの熱水を内容液タンク2に充
満し、その後、開閉弁48を開け、熱水を内容液タンク
2の給気口23から無菌フィルター8に供給する。熱水
が無菌フィルター8に充満した後、三方弁9を切り替え
て配管42と44bを連通させ、無菌フィルター8に供
給された熱水を配管44b、切替え弁45を経て排気本
管46から排出させる。
【0028】殺菌の完了後、内容液を缶に充填するとき
は、図7に太線で示すように、熱交換器で殺菌した内容
液を内容液タンク2に供給し、内容液を流出口22から
充填バルブ3の流入口32aを経て充填流路32に供給
する。同時に給気口23から空気を供給してタンク内上
部にヘッドスペースを確保しながら、空気を排気口24
から充填バルブ3の給気口33aを経て空気供給流路3
3に供給する。このとき、充填バルブ3先端のキャップ
部材36は取り外されて缶(図示せず)の上部がシール
部材35に嵌合されているので、缶内の空気は空気供給
流路33から圧送された無菌空気と置換されて排気流路
34から排出され、内容液が缶に充填される。
【0029】以上のように、本実施例の低酸性飲料缶詰
の製造方法においては、内容液タンク2と充填バルブ3
とに分離した充填装置を用いて内容液を缶に充填するこ
とにしたので、それぞれ第一種圧力容器に相当する耐圧
構造とした内容液タンク2と充填バルブ3に、殺菌力に
優れた100℃超の熱水を流通させて内容液タンク2と
充填バルブ3の内部を殺菌することができ、殺菌された
内容液を細菌に汚染されることなく缶に充填することが
できる。これにより、缶に充填した後のレトルト殺菌を
省略することができる。
【0030】このための設備としては、飲料タンクと充
填バルブの内部に高温流体を流通させるための設備を追
加するだけでよいので、高額な設備を要することはな
く、また、熱水を流通させるだけで殺菌ができるので、
殺菌作業自体も簡単である。なお、本実施例において
は、一つの充填バルブを用いた例を示したが、充填バル
ブ多数個設けたロータリータイプとすることも可能であ
ることは言うまでもない。
【0031】つぎに、熱水による殺菌の試験例を示す。 1.バルブの殺菌条件検討試験 〔試験方法〕 バルブを芽胞懸濁液に浸す(103 ないし104 個/
ml)。 バルブを取り付ける。 熱水を流す。 一定時間後、熱水をサンプリング。 サンプリングした熱水中に芽胞が存在するか検査。 バルブを分解し、主にパッキン部に付着した芽胞が死
滅したか検査。 〔試験結果〕表1に試験結果を示す。
【0032】
【表1】
【0033】2.内容液充填試験 〔試験方法〕上記1.により求めた殺菌条件で殺菌を行
った充填バルブから実内容液を缶に充填し、巻締めし
た。その缶詰をレトルト殺菌を行わないで、そのまま保
存し、変敗発生有無を確認した。 〔試験結果〕表2に試験結果を示す。
【0034】
【表2】
【0035】なお、以上に説明した実施例では、殺菌の
ために熱水を使用したが、熱水に代えて水蒸気を使用す
ることも無論可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。 (1) 飲料タンクと充填バルブとに分離した充填装置を用
いて飲料を缶に充填することにしたために、それぞれ第
一種圧力容器に相当する耐圧構造とした飲料タンクと充
填バルブに、殺菌力に優れた100℃超の熱水を流通さ
せて飲料タンクと充填バルブの内部を殺菌することがで
き、殺菌された飲料を細菌に汚染されることなく缶に充
填することができる。 (2) 殺菌された飲料を細菌に汚染されることなく缶に充
填することができるので、飲料を缶に充填した後のレト
ルト殺菌を省略することが可能となり、レトルト殺菌に
よる充填物の品質低下を防ぐことができる。 (3) 飲料タンクと充填バルブの内部に高温流体を流通さ
せるための設備を追加するだけでよいので、高額な設備
を要することはなく、また、熱水を流通させるだけで殺
菌ができるので、殺菌作業自体も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における低酸性飲料缶詰を製造
する装置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施例において用いた充填装置と配管
系統を示す図である。
【図3】図2に示す充填バルブの要部の内部構造断面図
である。
【図4】内容液タンクと充填バルブの充填流路を殺菌す
るときの熱水の流れを示す図である。
【図5】充填バルブの空気供給流路を殺菌するときの熱
水の流れを示す図である。
【図6】無菌フィルターを殺菌するときの熱水の流れを
示す図である。
【図7】内容液を缶に充填するときの内容液と空気の流
れを示す図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 内容液タンク 3 充填バルブ 4 リンサー 5 紫外線殺菌装置 6 フロー装置 7 シーマー 11 配管 12a,12b 配管 13a,13b 配管 14 開閉弁 15 切替え弁 21 流入口 22 流出口 23 給気口 24 排気口 25 吸気口 31 円筒状ケース 32 充填流路 32a 流入口 33 空気供給流路 33a 給気口 34 排気流路 34a 排気口 35 シール部材 36 キャップ部材 41 内容液供給管 42 空気供給管 43 空気本管 44a 吸気管 44b 配管 45 切替え弁 46 排気本管 47,48 開閉バルブ 49,50 レギュレーター 51 安全弁 52 圧力センサー 53 温度センサー 54 レベルセンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65B 55/12 (72)発明者 山田 守夫 神奈川県横浜市保土ケ谷区今井町312−3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殺菌した低酸性飲料を缶に充填した後、
    蓋を缶に巻締めする缶詰の製造方法において、飲料を缶
    に充填する装置として、飲料タンクと充填バルブとを分
    離構造とし配管を介して接続した充填装置を用い、同飲
    料タンクと充填バルブに高温流体を充満させて同飲料タ
    ンクと充填バルブの内部を殺菌し、その後、前記殺菌し
    た低酸性飲料を缶に充填することを特徴とする飲料缶詰
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記高温流体として100℃超の熱水ま
    たは水蒸気を用いることを特徴とする請求項1記載の飲
    料缶詰の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記高温流体として120ないし140
    ℃の熱水または水蒸気を用い、前記飲料タンクと充填バ
    ルブに1ないし60分間充満させることを特徴とする請
    求項1または2記載の飲料缶詰の製造方法。
JP6327005A 1994-12-28 1994-12-28 飲料缶詰の製造方法 Withdrawn JPH08183595A (ja)

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Cited By (4)

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