JP2000185382A - 積層ポリエステルフィルム - Google Patents

積層ポリエステルフィルム

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JP2000185382A
JP2000185382A JP36561798A JP36561798A JP2000185382A JP 2000185382 A JP2000185382 A JP 2000185382A JP 36561798 A JP36561798 A JP 36561798A JP 36561798 A JP36561798 A JP 36561798A JP 2000185382 A JP2000185382 A JP 2000185382A
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layer
resin
polyester film
film
laminated polyester
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JP36561798A
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Shigemi Seki
重己 関
Takashi Mimura
尚 三村
Hisashi Owatari
寿士 大渡
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】折れじわ性及び平滑性、白色性、クッション性
に優れる積層ポリエステルフィルムを提供すること。 【解決手段】ポリエステル樹脂(a)および該樹脂
(a)とは非相溶な熱可塑性樹脂(b)を主成分とした
層(A層)の片面あるいは両面に、ポリエステル樹脂
(c)および該樹脂(c)とは非相溶な熱可塑性樹脂
(d)を主成分とした層(B層)を積層してなる複合フ
ィルムであって、該熱可塑性樹脂(b)と該熱可塑性樹
脂(d)は異なる組成を有し、該B層の中心線平均粗さ
Raが0.5μm以下であり、かつフィルムの見かけ密
度が0.5g/cm3 以上1.3g/cm3 未満である
ことを特徴とする積層ポリエステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層ポリエステル
フィルムに関するものである。詳しくは、積層構造を有
し、折れじわ性、平滑性、白色性、クッション性等に優
れた積層ポリエステルフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム自体を複層構成とし、その層間
に微細な気泡層を導入せしめた積層ポリエステルフィル
ムは、従来より種々のものが提案されており、該フィル
ムが有する優れた特性により、ラベルやポスター、感熱
記録紙、昇華感熱記録紙など各種の用途に広く用いられ
ている。また、該フィルムの特徴として、内部に微細な
気泡層を有することで、フィルムの硬さが軽減し、紙と
同じようなソフト感や柔軟性が得られ、しかも、低比重
化を図れることが知られている。このような積層ポリエ
ステルフィルムとしては、例えば特開平5−13884
4号公報、特開平5−138781号公報、特開平5−
194773号公報等に開示されているものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
積層ポリエステルフィルムにおいては、その層間等に微
細な気泡層を有していることから、折り曲げると気泡層
に座屈を生じ、折れじわが発生しやすいという問題があ
った。しかも、この様な現象は、気泡量が増す程、より
顕著なものとなることから、加工度の高い用途には適用
しにくいという問題も潜在していた。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決し、
高度の折れじわ防止性を保持し、しかも優れた平滑性、
白色性、クッション性等を有する積層ポリエステルフィ
ルムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の積層ポリエステルフィルムは、ポリエステル樹脂
(a)および該樹脂(a)とは非相溶な熱可塑性樹脂
(b)を主成分とした層(以下、A層という)の片面あ
るいは両面に、ポリエステル樹脂(c)および該樹脂
(c)とは非相溶な熱可塑性樹脂(d)を主成分とした
層(以下、B層という)を積層してなる複合フィルムで
あって、該熱可塑性樹脂(b)と該熱可塑性樹脂(d)
は異なる組成を有し、該B層の中心線平均粗さRaが
0.5μm以下であり、かつフィルムの見かけ密度が
0.5g/cm3 以上1.3g/cm3 未満であるもの
からなる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明においてポリエステル樹脂
(a)、(c)とは、ジオール成分とジカルボン酸成分
とから縮重合によって得られるポリマーであり、具体的
には、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレート、ポリエチレン−p−オキシベンゾエ
ート、ポリ−1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレ
フタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカル
ボキシレート等を使用することができる。本発明の場
合、特にポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレートが好ましく、さらに耐水性、耐久性、耐薬品
性、機械的特性等に優れているという点でポリエチレン
テレフタレートがより好ましい。
【0007】もちろん、これらのポリエステル樹脂
(a)、(c)は、ホモポリエステルであっても、コポ
リエステルであってもよい。
【0008】また、このポリエステル樹脂(a)、
(c)の中には、必要に応じて、本発明の効果が損なわ
れない範囲内で適宜な添加剤、例えば、耐熱安定剤、耐
酸化安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、染料、分散
剤、カップリング剤等が配合されていてもよい。
【0009】本発明においては、A層の片面あるいは両
面にB層を設けるのであるが、この場合、ポリエステル
樹脂(a)とポリエステル樹脂(c)は同一組成であっ
ても、異なった組成であってもよい。特に、各層が異な
った組成、例えばポリエステル樹脂(a)がホモポリエ
ステルでポリエステル樹脂(c)がコポリエステルから
なる場合、易接着性等の特性が得られるのでより好まし
い。また、ポリエステル樹脂(a)がポリエチレンテレ
フタレートでポリエステル樹脂(c)がポリエチレンナ
フタレートの場合、耐候性、剛性等の向上効果が得られ
るので好ましい。
【0010】本発明において、A層およびB層における
主成分とは、その成分が該層中50重量%以上であるも
のを指し、好ましくは、60重量%以上、より好ましく
は70重量%以上であるものをいう。
【0011】本発明において、ポリエステル樹脂
(a)、(c)とは非相溶な熱可塑性樹脂(b)、
(d)というのは、ポリエステル以外の熱可塑性樹脂で
あって、ポリエステルに対して相溶性を有しない樹脂で
ある。さらに、本発明では、積層フィルムの折れじわ性
や実用上の特性面等から熱可塑性樹脂(b)と(d)と
が互いに異なった樹脂組成である必要がある。
【0012】ポリエステル樹脂(a)、(c)と熱可塑
性樹脂(b)、(d)とが非相溶であることは、示差走
査熱量計(DSC)等の方法での各層の測定において、
ポリエステル樹脂(a)、(c)に相当するTg以外に
該熱可塑性樹脂(b)、(d)に相当するTgが観察さ
れることで確認できる。非相溶な熱可塑性樹脂(b)、
(d)は、具体的には例えば、ポリオレフィン系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリカーボ
ネート系樹脂、ポリスルホン系樹脂、フッ素系樹脂等を
用いることができる。該樹脂は、ポリエステル中では粒
子状に分散し、延伸によりポリエステルフィルム内部に
気泡を形成せしめる効果が大きい。
【0013】熱可塑性樹脂(b)、(d)の融点は、ポ
リエステル樹脂(a)、(c)の融点よりも低温であ
り、かつフィルム支持体を配向させるに用いる温度より
も高温であることが好ましい。かかる点から熱可塑性樹
脂の中でも、ポリオレフィン系樹脂が好ましい。該ポリ
オレフィン系樹脂としては、ポリエステルに添加してフ
ィルムを形成し得るものであればどのようなものであっ
てもよく、例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペン
テン等を用いることができる。また、必ずしもホモポリ
マーに限定されるものでなく、これらのコポリマーであ
ってもよい。また、各層には2種以上を併用してもよ
い。
【0014】中でも、臨界表面張力の小さなポリオレフ
ィン樹脂がよく、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン
が好ましい。特に、熱可塑性樹脂(b)としてポリメチ
ルペンテンを用いるのが好ましく、ポリメチルペンテン
はポリエステルとの表面張力差が大きく、かつ融点が高
いため、延伸の際の微細気泡を作りやすいので好まし
い。
【0015】また、本発明においては、B層中の熱可塑
性樹脂(d)の臨界表面張力が、A層中の熱可塑性樹脂
(b)の臨界表面張力よりも大きいことが、折れじわ性
や低比重化、高クッション率を達成する上で好ましい。
より好ましくは、該樹脂間の臨界表面張力の差が2dy
ne/cm以上、さらに好ましくは3dyne/cm以
上である。
【0016】また、A層中での熱可塑性樹脂(b)、B
層中での熱可塑性樹脂(d)の含有量としては、層中の
1〜30重量%が好ましく、より好ましくは5〜20重
量%の範囲である。添加量が1重量%未満では微細気泡
の発生量が少なく、積層ポリエステルフィルムの見かけ
密度を低下させるのが困難となる。添加量が30重量%
を越えると、フィルムの延伸性が悪化し、製膜性が悪く
なる場合がある。また、各層中の熱可塑性樹脂の含有量
は、同一でも異なっていてもよいが、B層中の含有量が
少ない方が好ましい断面形態が得られ、後加工性等の点
からより望ましいものとなる。
【0017】本発明においては、層中の熱可塑性樹脂
(b)、(d)の分散状態を細かくし、均一な微細気泡
の生成を促進するために、熱可塑性樹脂とともに分散剤
を含有させるのが好ましい。
【0018】このような効果を持つ化合物としては、例
えば、ポリアルキレングリコールまたはその共重合体、
エチレンオキサイド/プロピレンオキサイド共重合体、
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、グリセリン
モノステアレート、テトラブチルホスホニウムパラアミ
ノベンゼンスルホネート等を用いることができる。中で
も、本発明ではポリアルキレングリコールまたはその共
重合体を含有させるのが好ましく、例えば、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコールとプロピレングリコールとの共重合体、メ
トキシポリエチレングリコール等があげられる。
【0019】分散剤の添加量としては、0.1〜5重量
%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜3重量%の範
囲である。添加量が0.1重量%未満であると、熱可塑
性樹脂の微分散化の効果が小さい。添加量が5重量%を
越えると熱安定性が悪くなり、内層部が黄味がかった色
となり好ましくない。また、各層中の分散剤は、同種で
も異種であってもよく、それらの添加量は、同一でも異
なっていてもよい。
【0020】本発明においては、特に、ポリアルキレン
グリコールとしてポリエチレングリコールが好ましく、
分子量が500〜30000のものが好ましく、特に好
ましくは1000〜10000の範囲のものが色目など
の点でよい。また、ポリエチレングリコールは他のポリ
アルキレングリコールよりも、微細気泡の生成を促進す
る効果が大きい。
【0021】本発明の積層ポリエステルフィルムは、B
層の中心線平均粗さRaが0.5μm以下である必要が
ある。好ましくは、実用性などの点から0.4μm以下
であり、さらに好ましくは0.3μm以下である。中心
線平均粗さRaが0.5μmを越えると、フィルム表面
の平滑性が悪化することから、例えば、インクジェット
用などの受容紙として用いた場合、印刷適性の低下とと
もに、高精細な画像が得にくくなるので好ましくない。
【0022】また、本発明の積層ポリエステルフィルム
は、見かけ密度が0.5g/cm3以上1.3g/cm
3 未満である必要がある。好ましくは、製膜性などから
0.6g/cm3 以上1.2g/cm3 未満であり、さ
らに好ましくは各特性のバランスなどの点から0.7g
/cm3 以上1.1g/cm3 未満である。
【0023】ここで、見かけ密度が1.3g/cm3
上であると、フィルムにクッション性、柔軟性、隠蔽性
を付与できない場合があり、好ましくない場合がある。
クッション性は、例えば、紙と貼り合わせてビデオプリ
ンター用などの受容紙として用いる場合、感熱記録ヘッ
ドタッチ性が良く鮮明に画像を転写させることができる
ので、望ましい特性である。もちろん、手に触れたとき
の感触も重要な要素である。このため、クッション率と
しては10%以上であることが望まれるものなのであ
る。見かけ密度が0.5g/cm3 未満であると内部の
微細気泡の量が多すぎるためフィルムの強度が弱くな
り、脆いものとなる場合があり好ましくない。
【0024】また、本発明において、積層ポリエステル
フィルムの厚みは、特に限定されないが、通常10〜5
00μm、好ましくは20〜300μm程度の範囲にあ
るものが基材フィルムとしての実用面での取扱性や白色
度、隠蔽性等の特性に優れるので好ましい。また、B層
の厚みは、1〜50μmが好ましく、5〜30μmの範
囲にあるものが折れじわ性や白色度、隠蔽性、機械的特
性等の点からより好ましい。
【0025】本発明においては、本発明の積層ポリエス
テルフィルムの白色度、隠蔽性等をより良化せしめるた
めに、A層、B層のいずれかの層、場合によっては各層
に無機微粒子を含有させることが望ましい。
【0026】本発明において、無機微粒子としては、例
えば、炭酸亜鉛、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、シリカ、タ
ルク、カオリン、フッ化リチウム、フッ化カルシウム、
硫酸バリウム、硫化亜鉛、アルミナ、リン酸カルシウ
ム、マイカ等を用いることができる。無機微粒子は1種
類でもよく、2種類以上を混合して用いてもよい。本発
明においては、特に白色度及びその反射率から炭酸カル
シウム、酸化チタン、硫酸バリウム等の無機微粒子の適
用がより好ましい。また、無機微粒子は多孔質や中空多
孔質等の形態であってもよく、さらには、樹脂に対する
分散性を良化せしめるために表面処理が施されていても
よい。
【0027】無機微粒子の平均粒子径は、0.05〜5
μmが好ましく、0.1〜3μmの範囲にあるものがよ
り好ましい。平均粒子径が上述範囲外では、均一分散化
が難しくなったり、フィルム表面の平滑性が悪化する場
合があるので好ましくない。
【0028】また、無機微粒子の添加量は、1〜35重
量%が好ましく、5〜20重量%の範囲にあるものがよ
り好ましい。添加量が1重量%未満ではフィルムの白色
度、隠蔽性等の特性を向上させることが難しい場合があ
り、逆に、35重量%以上では、延伸時にフィルム破れ
や、印刷などの後加工の際に粉発生等の不都合を生じる
場合がある。
【0029】本発明では、各層に添加する微粒子以外に
も、ポリエステルの重縮合反応系で触媒残渣とリン化合
物との反応により析出した微粒子を併用することもでき
る。析出微粒子としては、例えば、カルシウム、リチウ
ム及びリン化合物からなるものまたはカルシウム、マグ
ネシウム及びリン化合物からなるもの等を用いることが
できる。これらの粒子のポリエステル中での含有量は、
ポリエステル100重量部に対して0.05〜1重量部
であることが好ましい。
【0030】本発明では、本発明の積層ポリエステルフ
ィルムに、より鮮明な白色性や青味を呈した高級なイメ
ージの色目を与えるために、A層、B層のいずれかの
層、場合によっては各層に蛍光増白剤を含有せしめるこ
とが望ましい。
【0031】本発明において、蛍光増白剤とは、太陽光
中や人工光中の紫外線を吸収し、これを紫〜青色の可視
光線に変え輻射する機能を保持し、その蛍光作用により
高分子物質の明度を低下させることなく白度を増加させ
る化合物である。蛍光増白剤としては、商品名“ユビテ
ック”(チバガイギー社)、“OB−1”(イーストマ
ン社)、“TBO”(住友精化(株))、“ケイコー
ル”(日本曹達(株))、“カヤライト”(日本化薬
(株))、“リューコプア”EGM(クライアントジャ
パン(株))等を用いることができる。
【0032】蛍光増白剤は、特に限定されるものではな
く、単独で、あるいは場合によっては、2種以上の併用
であってもよい。本発明では、特に耐熱性に優れ、前述
ポリエステルとの相溶性がよく均一分散できるととも
に、着色が少なく、樹脂に悪影響を及ぼさないものの選
択が望ましい。
【0033】蛍光増白剤は、その機能において無機微粒
子と併用するのが好ましい。層中における蛍光増白剤の
含有量は、0.005〜1重量%が好ましく、0.05
〜0.5重量%の範囲にあるものがより好ましい。含有
量が0.005重量%未満だと充分な増白効果が得にく
く、1重量%を越えると均一分散性や白色度が低下しや
すい。
【0034】また、本発明の積層ポリエステルフィルム
の光学濃度は、0.5〜2であることが好ましい。さら
に好ましくは、0.6〜1.5である。光学濃度が0.
5未満であると、フィルムの隠蔽性が小さいため裏側が
透けて見え、一般に好ましくない。また、光学濃度が2
を越えるためには、多量の粒子を含ませる必要があり、
そのためフィルムの強度が弱くなる場合があり好ましく
ない。
【0035】また、本発明の積層ポリエステルフィルム
は、色差計によって求めた色調b値が2〜−5、好まし
くは0〜−4の範囲にあるのがより白さが鮮明となるの
で好ましい。色調b値が2より大きかったり、−5より
小さい場合には見かけの白さが不足し、カラー印刷を施
したとき色調の鮮明性が低下しやすい。
【0036】また、本発明の積層ポリエステルフィルム
において、白色度は70〜120%が好ましい。さらに
好ましくは80〜110%である。白色度が70%未満
では、白さが不足し、120%を越える白色度を出す場
合には粒子の多量添加やボイドを多量に形成させる必要
があり、表面の平滑性が損なわれたり、フィルム強度の
低下が起こる場合がある。
【0037】また、本発明の積層ポリエステルフィルム
は、前述したA層の片面あるいは両面に、B層を積層し
てなるものであるが、特に、その構成としてA層の両面
にB層を積層し、3層積層構造としたものが折れじわ性
や白色度、隠蔽性、耐スクラッチ性等の特性や実用性の
点から望ましい。
【0038】本発明の積層ポリエステルフィルムは、必
要に応じて各層の表面に、コロナ放電処理やプラズマ処
理、コーティングなどの各種表面処理を施してもよい
し、さらには、紙などの他の素材と貼り合わせて使用す
ることも好ましいものである。
【0039】次に、本発明の積層ポリエステルフィルム
の製造方法について、いくつかの例を説明するが、本発
明は、かかる例のみに限定されるものではない。
【0040】主押出機Aと副押出機Bを有する複合製膜
装置において、ポリエステル樹脂(a)のチップと、分
散剤をポリエステルの重合反応中あるいは重合完了後に
添加したマスターチップを混合し十分に真空乾燥した後
に、非相溶な熱可塑性樹脂(b)のチップを混合し、2
70〜300℃に加熱された主押出機Aに供給する。
【0041】一方、B層を積層するため、ポリエステル
樹脂(c)のチップと、分散剤をポリエステルの重合反
応中あるいは重合完了後に添加したマスターチップを混
合し十分に真空乾燥した後に、非相溶な熱可塑性樹脂
(d)のチップを混合し、270〜300℃に加熱され
た副押出機Bに供給し、それぞれの溶融体を押出装置と
口金の間のポリマー流路内あるいはTダイ複層口金内で
合流させ、押出機Bのポリマーが押出機Aのポリマーの
表層あるいは両表層にくるように積層する。
【0042】この溶融されたシートを、表面温度10〜
60℃に冷却されたドラム上に静電気で密着冷却固化
し、未延伸の複合フィルムを作製する。該未延伸複合フ
ィルムを60〜120℃に加熱したロール群に導き、長
手方向に2〜5倍延伸し、20〜30℃のロール群で冷
却する。続いて、長手方向に延伸したフィルムの両端を
クリップで把持しながらテンターに導き、70〜140
℃に加熱した雰囲気中で長手方向に垂直な方向に横延伸
をする。
【0043】延伸倍率は、縦、横それぞれ2〜5倍に延
伸するが、その面積倍率(縦延伸倍率×横延伸倍率)は
6〜20倍であることが好ましい。面積倍率が6倍未満
であると得られるフィルムの白色度や強度等が不十分と
なり、逆に20倍を越えると延伸時に破れを生じやすく
なる傾向がある。
【0044】こうして得られた二軸延伸フィルムの平面
性、寸法安定性を付与するために、テンター内で150
〜230℃の熱固定を行い、均一に徐冷後、室温まで冷
やして巻き取り、本発明のフィルムを得ることができ
る。
【0045】<特性の測定方法および評価方法>本発明
の特性値は、次の評価方法、評価基準による。
【0046】(1)粒子の平均粒子径 粒子をエタノール中に分散させ、遠心沈降式粒度分布測
定装置((株)堀場製作所製CAPA4500)を用い
て測定し、体積平均径を算出し平均粒子径とした。
【0047】(2)色調 フィルムのB層面の表面色を日本電色工業(株)製色差
計ND−6Bを用いて測定し、得られたb値で判定す
る。
【0048】(3)白色度 JIS−L−1015に準じて、島津製作所(株)製U
V−2600用いて波長450nm及び550nmにお
けるB層面での反射率をそれぞれB%、G%としたと
き、白色度(%)=4B−3Gで表わす。
【0049】(4)光学濃度 光学濃度計(マクベス社製TR927)を用いてB層面
を測定した。光学濃度が大きいほど、隠蔽性が高い。
【0050】(5)見かけ密度 四塩化炭素とn−ヘプタンを用いて作製した密度勾配管
によって22℃での値を求めた。
【0051】(6)クッション率(%) 三豊製作所(株)製ダイヤルゲージNo.2109−1
0を用い、ダイヤルゲージ押さえ部分に荷重50gと5
00gとをかけたときの、それぞれのフィルムの厚さd
50、d500 から次式により求めた。
【0052】クッション率(%)= ( d50−d500
/ d50 × 100 (7)中心線平均粗さRa JIS−B−0601に基づき、三次元粗さ計((株)
小坂研究所製SE−3AK)を用いて、B層面を測定し
た。なお、カットオフ値は0.25mmとした。
【0053】(8)折れじわ性 積層ポリエステルフィルムを巾10mmのテープ状にス
リットし、テープ走行試験機を用いてステンレス製ガイ
ドピン(外径:3.5mm、5mm)に巻き付けた(走
行条件:速度1m/分、張力100g)。次いで、該巻
き付けフィルムを巻き戻して、その表面状態を目視で観
察し、3回の平均を以下の如く判定した。
【0054】 ○:折れじわが発生していない △:部分的に折れじわが発生している ×:全面的に折れじわが発生している (9)延伸性 製膜状態から、以下の如く判断した。
【0055】 ○:縦延伸切れ、横延伸破れを生じることなく、また延
伸ムラのない均質なフィルムを採取できる △:横延伸破れを生じるが、容易に破れを直すことがで
き、また延伸むらのない均質なフィルムを採取できる ×:横延伸破れ、或いは縦延伸切れを頻繁に生じ、延伸
できた場合でも、延伸ムラを生じるもの (10)印字鮮明性 フィルムのB層面をコロナ放電処理した後に下記の受像
層形成塗材を、乾燥後の厚みが0.1μmとなるように
グラビアコーターで塗布し、110℃で2分間乾燥さ
せ、感熱転写記録用の受容シートを得た。
【0056】「受容層形成塗材」 (A)変性ポリオレフィン:ウレタン変性ポリエチレン
水分散体(ウレタン変性比率=20重量%、アンモニア
水溶液中で加熱により乳化させ、水分散体としたもの) (B)帯電防止剤:リン酸系イオン性高分子水分散体
(予め水酸化カリウムで中和したアシッドホスホオキシ
(ポリオキシエチレングリコール)モノメタクリレート
(オキシエチレングリコールの繰り返し単位数n=5)
/ブチルアクリレート/アクリル酸を70/25/5
(重量%)の比率で乳化重合させたもの。分子量=約1
5万) (A)/(B)を固形分重量比50/50で混合し、水
で希釈して固形分濃度を3重量%とした。
【0057】次に、カラープリンターとして「Prof
essional Color Point 2」(セ
イコー電子工業(株)製)、熱転写インキリボンとして
専用のCH705(セイコー・アイ・サプライ(株)
製)を用いて、上述の受容シートに4階調のテストパタ
ーン印刷を行った。そして、印刷面の画像鮮明性を目視
で判定し、以下の3段階評価を行った。
【0058】 ○:鮮明な画像であり、印字鮮明性が良好 △:印字鮮明性がやや劣る ×:画像が暗い印象であり、印字鮮明性が不良
【0059】
【実施例】本発明を以下の実施例、比較例を用いて説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0060】実施例1、実施例2 A層を形成するために、極限粘度0.65のポリエチレ
ンテレフタレートのチップに対して、非相溶な熱可塑性
樹脂として臨界表面張力24dyne/cmのポリ−4
−メチルペンテン−1(三井石油化学工業(株)製TP
X−D820)のチップを6重量%と、その分散剤とし
て分子量4000のポリエチレングリコールを1重量%
混合し180℃で真空乾燥した後に、押出機Aに供給
し、常法により285℃で溶融してTダイ複層口金に導
入した。
【0061】一方、B層を形成するために、上述ポリエ
チレンテレフタレートのチップに、平均粒子径0.2μ
mのアナターゼ型酸化チタン微粒子7重量%、蛍光増白
剤“OB−1”(イーストマン社製)を0.15重量%
添加し180℃で真空乾燥した後に、非相溶な熱可塑性
樹脂として臨界表面張力29dyne/cmのポリプロ
ピレン(三井東圧化学(株)製“三井ノーブレン”F0
850H)のチップを1重量%と、その分散剤として分
子量4000のポリエチレングリコールを1重量%添加
した原料を、押出機Bに供給し、常法により285℃で
溶融してTダイ複層口金内に導入し、A層の片表層(実
施例1)及び両表層(実施例2)に積層して、該溶融体
シートを表面温度25℃に保たれた冷却ドラム上に静電
荷法で密着冷却固化させた。
【0062】続いて、該未延伸フィルムを常法に従い長
手方向には98℃に加熱されたロール群を用いて3.2
倍延伸し、25℃のロール群で冷却した。さらに、該延
伸フィルムをテンターに導き125℃に加熱された雰囲
気中で長手に垂直な方向に3.4倍延伸した。その後、
テンター内で220℃の熱固定を行い均一に徐冷後巻き
取り、A層/B層が53μm/7μm(実施例1)、A
層/B層/A層が7μm/46μm/7μm(実施例
2)の構成とした積層ポリエステルフィルムを得た。
【0063】かくして得られたフィルムの特性は、表1
の通りであり、折れじわ性、平滑性、印字鮮明性、白色
度、隠蔽性、クッション性に優れたものであった。
【0064】実施例3 実施例2に基づき、押出機Bに供給する原料として、非
相溶な熱可塑性樹脂を臨界表面張力30dyne/cm
のエチレン−プロピレン共重合体(住友化学(株)製
“NOBLEN”FS8612)としたものを用いた他
は、実施例2と同一手法でフィルムを得た。積層ポリエ
ステルフィルムの特性は、表1に示した如く、色調b値
が低く折れじわ性、平滑性、印字鮮明性、白色度、隠蔽
性、クッション性に優れたものであった。
【0065】実施例4、5、比較例1、2 実施例2に基づき、押出機Aに供給する原料として、ポ
リ−4−メチルペンテン−1の添加量を2.5重量%
(実施例4)、11重量%(実施例5)及び0.5重量
%(比較例1)、35重量%(比較例2)としたものを
用いた他は、実施例2と同一手法でフィルムを得た。積
層ポリエステルフィルムの特性は、表1の通りであり、
実施例4、5のフィルムは各特性に優れたものであっ
た。比較例1のフィルムは、見かけ密度が本発明の範囲
外にあって、クッション性に劣るものであった。なお、
比較例2では、フィルムが脆く、破れるため、見かけ密
度以外の評価用サンプル採取はできなかった。
【0066】比較例3 実施例2に基づき、押出機Bに供給する原料として、非
相溶な熱可塑性樹脂及びその分散剤を除いたものを用い
た他は、実施例2と同一手法でフィルムを得た。積層ポ
リエステルフィルムの特性を表1に示した。該フィルム
は、折れじわ性に劣るものであった。
【0067】比較例4 実施例2に基づき、押出機Bに供給する原料として、ポ
リエチレンテレフタレートのチップに対して、前述非相
溶樹脂のポリ−4−メチルペンテン−1(三井石油化学
工業(株)製TPX−D820)のチップを16重量%
と、その分散剤として分子量4000のポリエチレング
リコールを1重量%、さらにアナターゼ型酸化チタン微
粒子を4重量%、蛍光増白剤“OB−1”(イーストマ
ン社製)を0.13重量%混合したものを用いた他は、
実施例2と同一手法でフィルムを得た。積層ポリエステ
ルフィルムの特性を表1に示した。該フィルムは、中心
線平均粗さRaが本発明の範囲外にあり、平滑性に劣る
ため、感熱転写記録用の受容シートとして用いた時、印
字鮮明性に欠け高精細な画像が得られなかった。
【0068】比較例5 実施例3に基づき、押出機Aに供給する原料として、ポ
リエチレンテレフタレートのチップに対して、前述非相
溶樹脂のエチレン−プロピレン共重合体(住友化学
(株)製“NOBLEN”FS8612)のチップを4
重量%と、その分散剤として分子量4000のポリエチ
レングリコールを1重量%混合したものを用いた他は、
実施例3と同一手法でフィルムを得た。積層ポリエステ
ルフィルムの特性は、表1に示し通りであり、見かけ密
度が本発明の範囲外にあって、クッション性に劣るもの
であった。
【0069】
【表1】
【0070】
【発明の効果】本発明の積層ポリエステルフィルムは、
積層構造の各層に、ポリエステルとは非相溶で、それぞ
れ異種の熱可塑性樹脂を含有させたので、折れじわ性に
優れたものを得ることができ、他素材との貼り合わせ等
において加工特性に優れたものを提供することができ
る。
【0071】また、本発明の積層ポリエステルフィルム
は、特定の表面粗さで内部に微細な気泡を有するので、
高度の平滑性と隠蔽性が得られ、きれいな白色性を発現
させることができる。しかも、軽量で高いクッション性
を有するので、サーマルヘッドを用いる画像形成等にお
いて、上記特性と併せて、特に鮮明な画像を提供できる
ものである。
【0072】本発明の積層ポリエステルフィルムは、上
記のような優れた特性を有するので、カード、シール、
宅配便伝票、ビデオプリンター用受容紙、バーコードプ
リンター用受容紙、インクジェット用受容紙、ポスタ
ー、ステッカー、地図、無塵紙、表示板、壁紙、建材、
化粧紙、包装材料、反射板、印画紙、複写紙などの幅広
い用途に好適に使用できるが、特に他素材と貼り合わせ
て印字または印刷されるための基材に最適に用いられ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AA01A AA01B AA01C AA01H AA21 AK01A AK01B AK01C AK03A AK03B AK03C AK07 AK08 AK41A AK41B AK41C AK42 BA03 BA06 BA10B BA10C BA15 CA30A CA30B CA30C DD07B DD07C DE01A DE01B DE01C EJ38 HB00 JA13B JA13C JA20 JB04A JB04B JB04C JB16A JB16B JB16C JK15 JK17 JL04 JL10 JN08 YY00 YY00B YY00C 4F210 AA03 AA11 AA12 AA24 AA25 AB16 AB17 AG01 AG03 AR15 QA02 QA03 QC06 QD34 QD41 QG15 QG18 QL02 QW07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステル樹脂(a)および該樹脂
    (a)とは非相溶な熱可塑性樹脂(b)を主成分とした
    層(A層)の片面あるいは両面に、ポリエステル樹脂
    (c)および該樹脂(c)とは非相溶な熱可塑性樹脂
    (d)を主成分とした層(B層)を積層してなる複合フ
    ィルムであって、該熱可塑性樹脂(b)と該熱可塑性樹
    脂(d)は異なる組成を有し、該B層の中心線平均粗さ
    Raが0.5μm以下であり、かつフィルムの見かけ密
    度が0.5g/cm3 以上1.3g/cm3 未満である
    ことを特徴とする積層ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】前記熱可塑性樹脂(d)の臨界表面張力
    が、前記熱可塑性樹脂(b)の臨界表面張力よりも大き
    いことを特徴とする請求項1に記載の積層ポリエステル
    フィルム。
  3. 【請求項3】B層の厚みが、1〜50μmの範囲にある
    ことを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の積層
    ポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】A層、B層の少なくとも一つの層に、無機
    微粒子および/または蛍光増白剤を含有せしめてなるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層ポ
    リエステルフィルム。
  5. 【請求項5】光学濃度が0.5〜2、白色度が70〜1
    20%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の積層ポリエステルフィルム。
  6. 【請求項6】A層およびB層において、前記熱可塑性樹
    脂(b)および(d)の含有量が、それぞれ1〜30重
    量%の範囲にあり、さらに少なくとも1種類の分散剤が
    それぞれ0.1〜5重量%含有され、かつフィルムが二
    軸延伸されてなることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載の積層ポリエステルフィルム。
  7. 【請求項7】前記熱可塑性樹脂(b)および(d)が、
    ポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする請求項6
    に記載の積層ポリエステルフィルム。
  8. 【請求項8】A層の両面にB層を積層した3層積層構造
    であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
    の積層ポリエステルフィルム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002085622A1 (fr) * 2001-04-19 2002-10-31 Toray Industries, Inc. Film polyester stratifie blanc et feuille de reception pour enregistrement par transfert thermique par it
JP2004262055A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Toyobo Co Ltd 熱収縮性ポリエステル系フィルム及びラベル
JP2004262056A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Toyobo Co Ltd 熱収縮性ポリエステル系フィルム及びラベル

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WO2002085622A1 (fr) * 2001-04-19 2002-10-31 Toray Industries, Inc. Film polyester stratifie blanc et feuille de reception pour enregistrement par transfert thermique par it
JP2004262055A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Toyobo Co Ltd 熱収縮性ポリエステル系フィルム及びラベル
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