JP2000185247A - トリガーディスペンサの発泡モード変更用キャップおよび狭発泡モード用キャップ - Google Patents

トリガーディスペンサの発泡モード変更用キャップおよび狭発泡モード用キャップ

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JP2000185247A
JP2000185247A JP10366487A JP36648798A JP2000185247A JP 2000185247 A JP2000185247 A JP 2000185247A JP 10366487 A JP10366487 A JP 10366487A JP 36648798 A JP36648798 A JP 36648798A JP 2000185247 A JP2000185247 A JP 2000185247A
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
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    • B05B11/1009Piston pumps actuated by a lever
    • B05B11/1011Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 内容物の性状によって発泡状態の調整が独立
してでき、一度に多くの製品を射出成形することで生産
性を向上できるトリガーディスペンサの発泡モード変更
用キャップを提供する。 【解決手段】 固定キャップに広泡モード用生成筒を形
成し、この広泡モード用生成筒の後端面にトリガーディ
スペンサへの組付状態で空気導入孔となる発泡用空気導
入溝を形成する。可動キャップに、これを固定キャップ
に被せるように閉じた状態で広泡モード用生成筒と連結
される狭泡モード用生成筒を形成するとともに、発泡用
空気導入溝に連通する空気導入口をこの可動キャップの
前面に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はトリガーディスペ
ンサの発泡モード変更用キャップおよび狭発泡モード用
キャップに関し、泡の調整が単独でできるとともに、上
下の割型などで簡単に成形でき、あるいは飛散の少ない
狭泡状態で発泡噴射できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】洗剤などの液体状の内容物を一定量ずつ
取り出して噴射させるためトリガーディスペンサが用い
られており、噴射形態を切り替えるためモード変更用キ
ャップを先端部に取り付け、発泡状態で広く噴射させる
広泡モードや狭く噴射させる狭泡モードとすることが行
われたり、用途によっては固定した狭発泡モード用キャ
ップで特に狭い範囲への発泡噴射を行うようにしてい
る。
【0003】このようなトリガーディスペンサに取り付
けて用いられるモード変更用キャップとしては、例えば
特開平8−71463号公報に開示されているものがあ
る。
【0004】このモード変更用キャップは、図8に示す
ように、衝突板50で構成され、トリガーディスペンサ
の先端に設けられ噴霧できる状態と噴霧できない状態と
を切り替える回転スライドバルブ51にヒンジ52で開
閉可能に取り付けられる。すなわち、衝突板50の上部
両側に支持部53を突出させ、回転スライドバルブ51
側に貫通孔54を形成し、この貫通孔54に支持部53
を係止してヒンジを構成する一方、閉じた状態を保持す
るため、衝突板50の下部両側に係止用突起55を形成
し、回転スライドバルブ51側に貫通孔56を形成して
係止するようにしてある。
【0005】そして、トリガーディスペンサから噴射さ
れた内容物を回転スライドバルブ51の旋回流形成路5
7で高速旋回させて大小2つの筒部で形成された混合部
58で空気孔59からの空気と混合して発泡状態とし、
前方の衝突板50を閉じた場合には、衝突板50に高速
旋回する内容物が衝突して一層撹拌され、十分に泡立つ
とともに、噴射端までの混合路長が長くなって狭い範囲
に噴射することができ、衝突板50を開けた場合には、
内容物の撹拌も少なく混合路長が短くなって広い範囲に
噴射することができる。
【0006】また、図9に示すように、特開平9−28
5746号公報に開示されたモード変更用キャップ60
は、回転スライドバルブなどのノズル本体61に固定す
る環状枠座62と、この環状枠座62の前面を覆うよう
に起伏可能に取り付けられる起伏板63をヒンジ64を
介して環状枠座62と一体成形しており、この起伏板6
3に形成した発泡用筒65をノズル筒66内に位置させ
たり退避させて噴出態様を変えるようになっている。
【0007】そして、トリガーディスペンサから噴射さ
れた内容物を回転スライドバルブのスピン機構67で高
速旋回させて液体噴出孔68から噴出させ、外気取入れ
孔69からの空気と混合して発泡状態とし、前方の起伏
板63を閉じた場合には、発泡用筒65の分だけ混合路
長が長くなって内容物の撹拌が促進され、十分に泡立っ
て狭い範囲に噴射することができ、起伏板63を開けた
場合には、内容物の撹拌も少なく混合路長が短くなって
広い範囲に噴射することができる。
【0008】また、トリガーディスペンサに固定して使
用する狭発泡モード用キャップについても上記衝突板や
起伏板と類似する構成のものを固定して用いるものな
ど、種々のものが提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、いずれのモ
ード変更用キャップでも、発泡状態にする発泡筒部分が
モード変更用キャップ側に形成され、混合用の空気を導
入する空気孔や外気取入れ孔が回転スライドバルブ側に
形成してあり、内容液の性状(発泡性の良否など)によ
って発泡状態を調整しようとするとモード変更用キャッ
プだけで対応することが出来ず、別部品である回転スラ
イドバルブの空気孔や外気取入れ孔の調整・変更が必要
となり、特に空気孔や外気取入れ孔の成形にスライドコ
ア(割駒)を必要とすることから簡単に対応できず、一
層発泡状態の調整が繁雑であるという問題がある。
【0010】また、起伏板をヒンジで開閉するモード変
更用キャップの場合には、起伏板の両側に支持部を形成
し、これを回転スライドバルブに形成した貫通孔に係止
してヒンジを構成するようにしているため、成形工程が
複雑になり、特に回転スライドバルブに形成する貫通孔
を2分割の割型だけで成形することが出来ず、スライド
コア(割駒)が必要になり、生産効率が低いという問題
がある。
【0011】さらに、環状枠座と起伏板とをヒンジを介
して一体成形したモード変更用キャップでは、全体形状
が複雑なために環状枠座の成形精度が出し難く回転スラ
イドバルブへの取り付けが簡単にできないなどの問題が
ある。
【0012】また、いずれのモード変更用キャップで
も、衝突板や起伏板のヒンジ部分を取り付けるための回
転スライドバルブ側の切欠きが大きく、回転スライドバ
ルブの操作がやり難くかったり、外観上も好ましくない
という問題がある。
【0013】さらに、低発泡性の内容液を、開閉式のモ
ード変更用キャップの衝突板や起伏板を閉じた状態とし
て狭泡モードで発泡噴射しようとしたり、固定式の狭発
泡モード用キャップで噴射しようとすると、十分発泡せ
ずに発泡用筒の内壁面に沿って噴射され、外側に拡がっ
て飛散する泡沫が生じやすいという問題がある。
【0014】この発明はかかる従来技術の有する課題を
解決するためになされたもので、内容物の性状によって
発泡状態の調整が独立してでき、複雑な割型を必要とせ
ず、成形に必要なスペースが小さく、一度に多くの製品
を射出成形することで生産性を向上することができるト
リガーディスペンサの発泡モード変更用キャップを提供
しようとするものである。
【0015】さらに、この発明は、低発泡性の内容液で
あっても十分な発泡状態で狭い範囲に噴射することがで
きるトリガーディスペンサの狭発泡モード用キャップを
提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記従来技術が有する課
題を解決するため、この発明の請求項1記載のトリガー
ディスペンサの発泡モード変更用キャップは、内容液を
一定量ずつ噴霧するトリガーディスペンサの先端部に固
定される固定キャップと、この固定キャップにヒンジを
介して一体に形成され発泡モード変更用の開閉つまみ部
が設けられるとともに、発泡噴出口が形成された可動キ
ャップとからなるトリガーディスペンサの発泡モード変
更用キャップであって、前記固定キャップに広泡モード
用生成筒を形成するとともに、この広泡モード用生成筒
の後端面に前記トリガーディスペンサへの組付状態で空
気導入孔となる発泡用空気導入溝を形成する一方、前記
可動キャップに、当該可動キャップを前記固定キャップ
に被せるように閉じた状態で前記広泡モード用生成筒と
連結される狭泡モード用生成筒を形成するとともに、前
記発泡用空気導入溝に連通する空気導入口を当該可動キ
ャップの前面に形成してなることを特徴とするものであ
る。
【0017】このトリガーディスペンサの発泡モード変
更用キャップによれば、内容液を一定量ずつ噴霧するト
リガーディスペンサの先端部に固定される固定キャップ
と、この固定キャップにヒンジを介して一体に形成され
発泡モード変更用の開閉つまみ部が設けられるととも
に、発泡噴出口が形成された可動キャップとからなるト
リガーディスペンサの発泡モード変更用キャップで、固
定キャップに広泡モード用生成筒を形成するとともに、
この広泡モード用生成筒の後端面にトリガーディスペン
サへの組付状態で空気導入孔となる発泡用空気導入溝を
形成する一方、可動キャップに、この可動キャップを固
定キャップに被せるように閉じた状態で広泡モード用生
成筒と連結される狭泡モード用生成筒を形成するととも
に、発泡用空気導入溝に連通する空気導入口をこの可動
キャップの前面に形成してあり、可動キャップの開閉つ
まみ部で開閉して閉じることで、広泡モード用生成筒に
狭泡モード生成用筒を連結して狭泡モードでの発泡噴射
ができ、開くことで、広泡モードでの発泡噴射ができ、
しかも発泡状態の調整をこの発泡モード変更用キャップ
だけで独立してできるようになり、性状の異なる内容液
に対して使用する場合にも簡単に成形することができる
とともに、成形時にスライドコア(割駒)を必要とせ
ず、割型だけで簡単に成形でき、成形に必要なスペース
が小さく、一度に多くの製品を射出成形することで生産
性を向上できるようになる。
【0018】また、この発明の請求項2記載のトリガー
ディスペンサの発泡モード変更用キャップは、請求項1
記載の構成に加え、前記発泡モード変更用キャップを、
前記トリガーディスペンサの先端部に設けられるスライ
ドバルブの先端壁から突出する複数の係止用爪と、前記
固定キャップに形成した複数の係止用孔とで固定される
ことを特徴とするものである。
【0019】このトリガーディスペンサの発泡モード変
更用キャップによれば、発泡モード変更用キャップを、
トリガーディスペンサの先端部に設けられるスライドバ
ルブの先端壁から突出する複数の係止用爪と、固定キャ
ップに形成した複数の係止用孔とで固定するようにして
おり、成形精度によらず係止用爪の弾性変形の範囲で完
全な組み立てができるようになるとともに、2分割の割
型での成形もできるようになる。
【0020】さらに、この発明の請求項3記載のトリガ
ーディスペンサの発泡モード変更用キャップは、請求項
1または2記載の構成に加え、前記可動キャップのヒン
ジ近傍に開時固定用係止凹部を形成する一方、前記トリ
ガーディスペンサの先端部にこの固定用係止凹部と係止
されて前記可動キャップを開状態に保持する固定用突起
を形成したことを特徴とするものである。
【0021】このトリガーディスペンサの発泡モード変
更用キャップによれば、可動キャップのヒンジ近傍に開
時固定用係止凹部を形成する一方、トリガーディスペン
サの先端部にこの固定用係止凹部と係止されて可動キャ
ップを開状態に保持する固定用突起を形成するようにし
ており、スライドバルブ側の切欠きを最小限にして開い
た状態を保持でき、外観が好ましくなるとともに、スラ
イドバルブの操作性が向上するようになる。
【0022】また、この発明の請求項4記載のトリガー
ディスペンサの発泡モード変更用キャップは、請求項1
〜3のいずれかに記載の構成に加え、前記可動キャップ
の前記開閉つまみ部の両側に閉時固定用突起部を形成す
る一方、この閉時固定用突起部が係止される固定部を前
記固定キャップに一軸方向の割型で形成可能な段差状に
形成したことを特徴とするものである。
【0023】このトリガーディスペンサの発泡モード変
更用キャップによれば、可動キャップの開閉つまみ部の
両側に閉時固定用突起部を形成する一方、この閉時固定
用突起部が係止される固定部を固定キャップに割型で形
成可能な段差状に形成するようにしており、成形時にス
ライドコア(割駒)を必要とせず、上下など一軸方向の
割型だけで簡単に成形でき、成形に必要なスペースが小
さく、一度に多くの製品を射出成形することで生産性を
向上できるようになる。
【0024】さらに、この発明の請求項5記載のトリガ
ーディスペンサの発泡モード変更用キャップは、請求項
1〜4のいずれかに記載の構成に加え、前記可動キャッ
プの前記発泡噴出口を、環状ベース部と、中心が開口す
る中心リング部と、これら環状ベース部と中心リング部
とを放射状に連結し発泡体を衝突させる棒状衝壁部とで
構成する一方、前記中心リングの発泡体が衝突する幅を
前記棒状衝壁部の発泡体が衝突する幅より小さくしたこ
とを特徴とするものである。
【0025】このトリガーディスペンサの発泡モード変
更用キャップによれば、可動キャップの発泡噴出口を、
環状ベース部と、中心が開口する中心リング部と、これ
ら環状ベース部と中心リング部とを放射状に連結し発泡
体を衝突させる棒状衝壁部とで構成する一方、中心リン
グの発泡体が衝突する幅を棒状衝壁部の発泡体が衝突す
る幅より小さくするようにしており、噴射される内容物
が可動キャップ内に溜まらず完全な発泡状態で完全に噴
射できるようになる。
【0026】また、この発明の請求項6記載のトリガー
ディスペンサの狭発泡モード用キャップは、トリガーデ
ィスペンサの先端部に配置されて狭発泡状態で噴射させ
る狭発泡モード用キャップであって、この狭発泡モード
用キャップの発泡噴出口の内壁周囲の少なくとも一部
に、発泡体を衝突させて周囲への飛散を防止する突出部
を形成したことを特徴とするものである。
【0027】このトリガーディスペンサの狭発泡モード
用キャップによれば、トリガーディスペンサの先端部に
配置されて狭発泡状態で噴射させる狭発泡モード用キャ
ップで、この狭発泡モード用キャップの発泡噴出口の内
壁周囲の少なくとも一部に、発泡体を衝突させて周囲へ
の飛散を防止する突出部を形成するようにしており、開
閉式のキャップや固定式のキャップのいずれの場合であ
っても、低発泡性の内容液を狭泡モードで噴射する場合
にも突出部で空気との混合撹拌を促進して飛散の少ない
状態で噴射できるようになる。
【0028】また、この発明の請求項7記載のトリガー
ディスペンサの狭発泡モード用キャップは、請求項6記
載の構成に加え、前記狭発泡モード用キャップの前記発
泡噴出口の内壁周囲に形成する前記突出部を、発泡体が
衝突する突出幅を0.06〜0.2mmとし、発泡体の噴
出方向に沿う突出高さを0.2〜1.0mmとしたことを
特徴とするものである。
【0029】このトリガーディスペンサの狭発泡モード
用キャップによれば、狭発泡モード用キャップの発泡噴
出口の内壁周囲に形成する突出部を、この突出部に発泡
体が衝突する突出幅を0.06〜0.2mmとし、発泡体
の噴出方向に沿う突出高さを0.2〜1.0mmとするよ
うにしており、低発泡性の内容液を狭泡モードで噴射す
る場合に突出部で空気との混合撹拌を一層確実に促進し
て一層飛散の少ない状態で発泡噴射できるようになる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明のトリガーディス
ペンサの発泡モード変更用キャップの一実施の形態につ
いて図面に基づき詳細に説明する。
【0031】図1〜図3はこの発明のトリガーディスペ
ンサの発泡モード変更用キャップの一実施の形態にかか
り、図1(a)は正面図、図1(b)は断面図、図1
(c)は背面図、図1(d)は部分底面図、図2は固定
キャップの基端側の外観斜視図、図3は回転スライドバ
ルブへの取付状態で示す断面図で、(a)は開いた状態
(広泡モード時)、(b)は閉じた状態(狭泡モード
時)である。
【0032】このトリガーディスペンサの発泡モード変
更用キャップ10(以下、単にモード変更用キャップ1
0とする)は、固定キャップ11と可動キャップ12と
を備え、これらがヒンジ13を介して合成樹脂で一体に
成形されており、固定キャップ11に対して可動キャッ
プ12を開閉して固定キャップ11に被せるようにした
り、退避させるようにすることで発泡モードを変更する
ことができ、トリガーディスペンサの先端部、例えば回
転スライドバルブの先端部に取り付けて用いられる。
【0033】このモード変更用キャップ10の固定キャ
ップ11は、円筒状の固定キャップ本体11aを備えて
おり、この固定キャップ本体11aの内容液の噴出側と
なる先端部の左右両側に外側に突出して一体にフランジ
部11bが形成してある。
【0034】このフランジ部11bには、上部が広く、
下部が狭い切欠部がそれぞれ形成され、下部の切欠部の
両側が平行に突き出して可動キャップ12の閉時固定部
11cとされ、この閉時固定部11cに先端側が高くが
基端側が低い固定用段差11dが形成してあり、この固
定用段差11dはスライドコア(割駒)を用いること無
く、上下(先端側と基端側)の割型だけで成形すること
ができるようになっている。
【0035】さらに、固定キャップ11には、固定キャ
ップ本体11aの基端側の中間部に基端側に凹んだ段差
状の仕切板11eが設けられて下段の中心に吐出孔11
fが形成されるとともに、上段の外周部に120度間隔
の3個の空気流入孔11gと120度間隔の3個の回転
スライドバルブへの固定用孔11hが等間隔で形成さ
れ、それぞれが内外周の円弧と両側の平行部で囲まれた
孔形状としてある。
【0036】また、固定キャップ11の仕切板11eの
段差部分の先端側に吐出孔11fより僅かに大径の広泡
モード用生成筒11iが前方の中間部まで突き出して一
体に形成してある。
【0037】一方、固定キャップ11の仕切板11eの
下段部分(中心部分)の基端側には、図2に斜視外観を
示すように、中心を挾む上下に左右から溝を形成して上
下に略T字状の突出部11jと左右に棒状の突出部11
kを残した形状とされ、これら突出部11j,11kの
間の溝部分が発泡用空気導入溝11mとされ、上下左右
の突出部11j,11kを回転スライドバルブの先端面
に当てた組付状態で空気導入孔11nを形成する一方、
仕切板11eの外周の3個の空気流入孔11gと中心の
吐出孔11f部分とを発泡用空気導入溝11m(空気導
入孔11n)が連通するようになる。
【0038】これら上下左右の突出部11j,11kお
よびこれらの間の発泡用空気導入溝11mは、固定キャ
ップ11の端面に凹凸として形成すれば良く、スライド
コア(割駒)を用いること無く、上下(先端側と基端
側)の割型だけで成形できるようになっている。
【0039】次に、このような固定キャップ11とヒン
ジ13を介して一体に成形される可動キャップ12は、
板状に形成され、円盤部12aと、閉じた場合に下方に
突き出す開閉つまみ部12bと、ヒンジ13への連結の
ための連結部12cとで構成されている。
【0040】この可動キャップ12の円盤部12aに
は、中心部に貫通した発泡噴出口12dが形成され、そ
の周囲に環状の中心リング部12eが形成され、さらに
外側に環状の環状ベース部12fが形成されて円周等間
隔の放射方向の棒状の棒状衝壁部12gで連結されてお
り、円盤部12a自体の外周部12hと環状ベース部1
2fと中心リング部12eとで3重のリングが形成され
て5本の棒状衝壁部12gで連結された状態となってい
る。
【0041】また、この可動キャップ12の円盤部12
aの裏側(可動キャップ12を閉じた時に固定キャップ
11の内側となる側)には、環状ベース部12fと同一
内外径の円筒状の狭泡モード用生成筒12iが中間部ま
で突き出して一体に形成してあり、狭泡モード用生成筒
12iの先端内周に段差12jが形成され、狭泡モード
用生成筒12iの長さが可動キャップ12を閉じた時に
固定キャップ11の広泡モード用生成筒11iの先端が
段差12jに当接し連結された状態になるようにしてあ
る。
【0042】したがって、可動キャップ12を閉じた時
には、円盤部12aの中心の発泡噴出口12dと、その
外周の中心リング部12eおよび環状ベース部12fの
間の略扇形の5つの孔とで構成される狭泡噴出口12k
から内容液が発泡噴射される一方、環状ベース部12f
と外周部12hとの間の5つの孔が空気導入口12mと
なって発泡に必要な空気が可動キャップ12の先端面か
らモード変更用キャップ10内に導入される。
【0043】この可動キャップ12では、中心の発泡噴
出口12dとその外側の棒状衝壁部12gで区画された
略扇形の5つの孔とで構成される狭泡噴出口12kの中
心リング部12eの発泡体が衝突する幅(発泡噴出方向
に直交する方向の幅)B1 が棒状衝壁部12gの発泡体
が衝突する幅(発泡噴出方向に直交する方向の幅)B2
より小さくしてあり、中心リング部12eの幅B1 を小
さくすることによって、発泡体が可動キャップ12の内
部に溜まって液だれをおこさず、完全に噴射できるよう
にするとともに、棒状衝壁部12gによって内容液を衝
突させて空気との撹拌混合を促進して完全な発泡状態に
できるようにする。
【0044】したがって、中心リング部12eの幅B1
を棒状衝壁部12gの幅B2 より小さくすれば良いが、
好ましくは中心リング部12eの幅B1 を棒状衝壁部1
2gの幅B2 の1/2以下にすることが液だれを無くし
て完全に発泡噴射するのに有効である。
【0045】さらに、この可動キャップ12では、環状
ベース部12fの内周壁である略扇形の5つの孔の円弧
壁の内側に内容液(発泡体を含む)を衝突させる飛沫防
止用突出部12nが形成してあり、内容液が撹拌発泡せ
ずに噴射されて飛散することを防止する。
【0046】ここでは、飛沫防止用突出部12nを環状
ベース部12fの内周壁にのみ形成するようにしたが、
飛沫防止用突出部12nを内容液が噴出される狭泡噴出
口12kの内周壁全周に形成して飛散を防止することが
最も好ましく、発泡噴出口12dの内周壁、中心リング
部12eの外周壁、棒状衝壁部12gの両側壁、環状ベ
ース部12fの内周壁のいずれか一つやこれらの任意の
組合わせ、あるいはそれぞれの壁の一部分など僅かでも
飛沫防止用突出部12nを形成するようにすれば飛散を
防止する効果がある。
【0047】また、この飛沫防止用突出部12nの内容
液の噴射方向に直交する方向の幅B3 は、余り高くなる
と、噴出の抵抗が増大することから、この幅B3 は0.
06〜0.2mm程度あれば良く、実験結果によれば好ま
しくは0.06〜0.1mmである。そして、この飛沫防
止用突出部12nの噴射方向に沿う幅B4 は0.2〜
1.0mm程度あれば良く、この方向では噴出の抵抗増大
も小さく、強度の確保の必要からB3 に比べて大きくす
る。
【0048】このような狭泡噴出口12kに形成する飛
沫防止用突出部12nは、開閉式の可動キャップ12に
形成する場合に限らず、固定式のキャップの狭泡噴出口
に形成しても飛沫を防止する効果があり、この狭泡噴出
口に飛沫防止用突出部を形成したものが、開閉式、固定
式にかかわらず、この発明の狭発泡モード用キャップを
構成するものである。
【0049】このような可動キャップ12の開閉つまみ
部12bには、閉じた状態を保持するため、両側に閉時
固定用突出部12oが形成され、固定キャップ11に形
成した閉時固定部11cの固定用段差11dと逆に、閉
じた時に基端側となる部分にのみ突出する段差状態で形
成してある。
【0050】また、可動キャップ12の連結部12cに
は、開いた時を保持するため、その中央部下端に突出部
12pを残して半円状の固定用凹部12qが形成してあ
る。
【0051】このような可動キャップ12と既に説明し
た固定キャップ11とを開閉可能に連結するヒンジ13
は、可動キャップ12の連結部12cの両側にヒンジ部
13a,13bが設けられており、可動キャップ12お
よび固定キャップ11と一体に薄肉の合成樹脂で連結す
ることで構成されている。
【0052】したがって、可動キャップ12の連結部1
2cは、両側にヒンジ13a,13bが設けられて連結
されるとともに、中央部に固定用凹部12qおよび突出
部12pが配置されてコ字状の切込み12rが形成され
た状態となっている。
【0053】このように構成したモード変更用キャップ
10が取り付けられるトリガーディスペンサの先端部、
例えば回転スライドバルブ20の先端部には、図3およ
び図4に示すように、固定キャップ11の仕切板11e
に形成した3個の固定用孔11hの配置に対応して3本
の係止用爪21が前端壁である仕切壁22より突き出し
て形成され、外周側先端に形成した突起21aを固定用
孔11hに係止して係止状態を保持できるようにしてあ
る。
【0054】また、この回転スライドバルブ20のバル
ブ本体23の先端上下部にモード変更用キャップ10の
取付用切欠部23a,23bが形成してある。この上部
の取付用切欠部23aには、前方に突き出して可動キャ
ップ12の開時固定用突起24が形成され、可動キャッ
プ12の突出部12pを乗り越えた後固定用凹部12q
に係止されて開状態が保持できるようになっている。ま
た、下部の取付用切欠部23bには、可動キャップ12
の開閉つまみ部12bが位置するようになっており、バ
ルブ本体23の底部にも開閉つまみ部12bの操作を容
易にする凹部23cが形成してある。
【0055】さらに、この回転スライドバルブ20は、
その中心軸回りの回転により吐出状態と閉塞状態とを切
り替えるものとして構成され、バルブ本体23が三角形
の頂点部分を切り欠いて滑らかに結んだ略六角形の断面
形状の外形に形成されており、係止用爪21が形成され
た仕切壁22の中心に噴射孔25が形成されるととも
に、仕切壁22の噴射孔25の後端に連続してトリガー
ディスペンサの吐出口と連通させる旋回室26が設けら
れ、この旋回室26内に高速旋回流を形成する旋回溝部
27が略90度間隔で形成してある。
【0056】また、このスライドバルブ20の仕切壁2
2の後方には、トリガーディスペンサの吐出口が形成さ
れた吐出ノズル装着部28と固定用凹部29を形成する
円筒部30とが形成されて二重筒状となっており、吐出
ノズル装着部28の一部に吐出切替溝28aが形成さ
れ、この吐出切替溝28aがトリガーディスペンサの吐
出ノズルの吐出溝と一致したときにのみ吐出状態にで
き、他の回転位置では閉塞状態となって吐出できない状
態にするようにしてある。
【0057】なお、このスライドバルブ20には、発泡
用の空気導入孔を形成しておく必要がなく、スライドバ
ルブの中心軸に対して放射方向の貫通孔の成形の必要が
ないので、スライドバルブを上下2つ割りの割型で成形
することが可能となる。
【0058】また、このモード変更用キャップ10が取
り付けられるスライドバルブとしては、開閉(吐出と閉
塞)を切り替えるだけでなく、回転位置で霧状と泡状な
どの噴射状態を変えることができるようにしたものであ
っても良く、泡状の噴射範囲を変更することが可能とな
る。
【0059】次に、このようなモード変更用キャップ1
0および回転スライドバルブ20が取り付けられて内容
液を一定量ずつ噴霧するトリガーディスペンサについ
て、図5〜図7により簡単に説明する。
【0060】トリガーディスペンサ100は、前側方に
延びる吐出ノズル部101を備えたトリガーヘッド10
2と、このトリガーヘッド102と容器103とを連結
するリテーナ104と、このリテーナ104に接続され
るディップチューブ105とを備えて構成されている。
【0061】トリガーヘッド102の中空部内側には、
下方に開口するシリンダ106が設けられてピストン1
07が摺動自在に装着されており、トリガーヘッド10
2に揺動自在に取り付けられたトリガーレバー108に
よってピストン107を駆動することができ、これによ
ってシリンダ106との間に形成されるポンプ室109
の容積を変えることができるようになっている。
【0062】このポンプ室109の吐出側である吐出ノ
ズル部101には、吐出弁機構110が設けられ、内容
液の吸引の際に閉じ、吐出の際に開くようにしてある。
【0063】また、ポンプ室109とディップスチュー
ブ105との間には、吸入弁機構111が設けられ、内
容液の吐出の際に閉じ、吸引の際に開くようにしてあ
る。
【0064】さらに、吐出ノズル部101の先端部に
は、吐出ノズル112が設けられ、回転スライドバルブ
20の吐出ノズル装着部28に嵌合されるようになって
おり、この吐出ノズル112の先端部側壁に吐出溝11
3が形成され、吐出ノズル装着部28の吐出切替溝28
aと一致したときにのみ内容液が噴出されるようになっ
ている。
【0065】したがって、トリガーレバー108を引い
てピストン107を上昇させると、吸入弁機構111が
開かれてディップスチューブ105を介して内容液がシ
リンダ106のポンプ室109内に吸引される一方、こ
のポンプ室109に溜まっていた内容液はピストン10
7の上昇で押され、吐出弁機構110が開かれて内容物
が吐出ノズル部101の吐出ノズル112から噴霧され
る。
【0066】一方、トリガーレバー108を離してピス
トン107を押し下げると、吐出弁機構110が閉じら
れてポンプ室109内が負圧になって吸入弁機構111
が開かれ、ディップスチューブ105を介して内容液が
シリンダ106のポンプ室109内に吸引される。
【0067】このトリガーディスペンサ100によって
一定量ずつ内容物を噴霧することができ、スライドバル
ブ10の回転スライド位置によって噴射状態と噴射しな
い閉塞状態に切り替えることができる。
【0068】次に、このようなトリガーディスペンサ1
00および回転スライドバルブ20を介して取り付けた
モード変更用キャップ10の作用について説明する。
【0069】トリガーディスペンサ100の吐出ノズル
部101に回転スライドバルブ20の二重円筒部30の
吐出ノズル装着部28および固定用凹凸部29を介して
回転スライドバルブ20を取り付け、回転スライドバル
ブ20の先端部の係止用爪21をモード変更用キャップ
10の固定用孔11hに入れて突起21aで係止状態に
して組立状態とする。
【0070】この後、回転スライドバルブ20をその中
心軸回りに回転スライドさせて噴射位置とし、トリガー
ディスペンサ100の吐出ノズル112の吐出溝113
と回転スライドバルブ20の吐出切替溝28aとが一致
した状態にする。このとき、モード変更用キャップ10
のヒンジ13が回転スライドバルブ20の上部に位置
し、開閉つまみ部12bが下部に位置した状態となる。
【0071】(1) 広泡モードで発泡噴射する場合。 この広泡モードでは、可動キャップ12を用いること無
く開いた状態で発泡噴射を行う。
【0072】そこで、収納状態で固定キャップ11に閉
じられている可動キャップ12を開くため、回転スライ
ドバルブ20の底部の凹部23cを利用して開閉つまみ
部12bの裏側に指を掛け、固定キャップ11の閉時固
定部11cの固定用段差11dと閉時固定用突出部12
oとの係止状態を外し、ヒンジ13a,13bを介して
上方に回動する。
【0073】すると、可動キャップ12の下方に位置す
ることになる突出部12pが回転スライドバルブ20の
開時固定用突起24に当接したのち、さらに回動するこ
とでこの開時固定用突起24を乗り越え、可動キャップ
12の固定用凹部12q内に開時固定用突起24が入っ
た係止状態となり、可動キャップ12がほぼ垂直状態に
固定保持される。
【0074】この広泡モード状態では、回転スライドバ
ルブ20内の前方に固定キャップ11の広泡モード用生
成筒11iが位置した状態になる。
【0075】この状態で、トリガーディスペンサ100
のトリガーレバー108を操作して一定量の内容物を吐
出すると、回転スライドバルブ20の旋回室26で高速
旋回された内容物が噴射孔25を経て仕切板11eの中
心部の吐出孔11fから噴射され、この噴射にともなう
負圧によって固定キャップ11の仕切板11eの外周の
5つの空気流入孔11gを介して発泡用空気導入溝11
mで形成された空気導入孔11nから導入される空気と
内容液とが混合されて発泡状態となり、さらに広泡モー
ド用生成筒11iで撹拌混合が促進され、その先端から
内容液が発泡状態で噴射される。
【0076】この広泡モード状態では、仕切板11eの
中心部の吐出孔11fの外周端と広泡モード用生成筒1
1iの内周端を結ぶ範囲に発泡噴射され、広範囲に発泡
噴射することができる。
【0077】(2) 狭泡モードで発泡噴射する場合。 この狭泡モードでは、可動キャップ12を固定キャップ
11に閉じた状態で発泡噴射を行う。
【0078】そこで、可動キャップ12がほぼ垂直状態
に固定保持された広泡モードから発泡モードを変更する
場合には、可動キャップ12の上方に位置している開閉
つまみ部12bを下方に下げるようにヒンジ13a,1
3bを介して回動する。
【0079】すると、可動キャップ12の固定用凹部1
2q内から回転スライドバルブ20の開時固定用突起2
4が出るようにし、さらに突出部12pが開時固定用突
起24を乗り越えるようにした後、固定用キャップ11
に被せるようにする。そして、可動キャップ12を閉じ
て押し込むようにすると、固定キャップ11の閉時固定
部11cの固定用段差11dに閉時固定用突出部12o
が係止されて閉じた状態が保持される。
【0080】なお、収納状態で可動キャップ12が固定
キャップ11に閉じられている場合には、そのままの状
態で使用すれば良い。
【0081】この狭泡モード状態では、回転スライドバ
ルブ20内の前方の固定キャップ11の広泡モード用生
成筒11iに可動キャップ12の狭泡モード用生成筒1
2iが先端の段差12jを介して当接して連結されると
ともに、前面の中心に発泡噴出口12dと5つの略扇形
の孔でなる狭泡噴出口12kとその外周の5つの空気導
入口12mが位置した状態になる。そして、これら連結
状態の狭泡モード用生成筒12iと広泡モード用生成筒
11iの外周に前面外周の空気導入口12mと連通して
固定キャップ11の空気流入孔11gに至る空気流路が
形成された状態になる。
【0082】この状態で、トリガーディスペンサ100
のトリガーレバー108を操作して一定量の内容物を吐
出すると、回転スライドバルブ20の旋回室26で高速
旋回された内容物が噴射孔25を経て仕切板11eの中
心部の吐出孔11fから噴射され、この噴射にともなう
負圧によって可動キャップ12の前面外周の5つの空気
導入口12mおよび固定キャップ11の5つの空気流入
孔11gを介して発泡用空気導入溝11mで形成された
空気導入孔11nから導入される空気と内容液とが混合
されて発泡状態となり、さらに広泡モード用生成筒11
iおよび狭泡モード用生成筒12iで撹拌混合が促進さ
れる。
【0083】そして、この狭泡モード用生成筒12iの
前面に中心リング部12eおよび5本の棒状衝壁部12
gが配置してあるので、これらに発泡体が衝突すること
になって一層空気との撹拌混合が促進され、中心部の発
泡噴出口12dと5つの略扇形の孔とでなる狭泡噴出口
12kから発泡噴出される。
【0084】この狭泡モード状態では、仕切板11eの
中心部の吐出孔11fの外周端と広泡モード用生成筒1
1iに連結されて長くなった狭泡モード用生成筒12i
の内周端を結ぶ範囲に発泡噴射され、上記広泡モードの
場合に比べて狭い範囲に発泡噴射することができる。
【0085】また、この狭泡モード状態では、前面を塞
ぐ可動キャップ12の中心の発泡噴出口12dの外周の
中心リング部12eの発泡体が衝突する幅(発泡噴出方
向に直交する方向の幅)B1 が棒状衝壁部12gの発泡
体が衝突する幅(発泡噴出方向に直交する方向の幅)B
2 より小さくしてあるので、中心リング部12eの幅B
1 を小さくすることによって、発泡体が可動キャップ1
2の内部に溜まって液だれをおこすことを防止して完全
に噴射することができるとともに、内容液を衝突させる
ことで空気との撹拌混合を促進して完全な発泡状態にす
ることができる。
【0086】さらに、中心リング部12eの幅B1 を棒
状衝壁部12gの幅B2 より小さくし、中心リング部1
2eの幅B1 を棒状衝壁部12gの幅B2 の1/2以下
の場合と1/2以上の場合で噴射実験を行ったところ、
トリガーディスペンサの容器を45度傾け1回/秒で連
続噴射させたところ、B1 ≦1/2B2 の場合には、平
均噴射回数が100回以上でも液だれが生じなかった
が、B1 ≧1/2B2 の場合には、平均噴射回数が10
0回以内でも液だれが生じた。
【0087】この結果から、中心リング部12eの幅B
1 を棒状衝壁部12gの幅B2 の1/2以下とすること
が液だれを無くして完全に発泡噴射するのにより好まし
い。
【0088】また、この狭泡モード状態では、可動キャ
ップ12の狭泡噴出口12kの内周壁、すなわち円盤部
12aの中心の発泡噴出口12dの内周壁と、その外周
側の略扇形の5つの孔の内周壁(中心リング部12eの
外周壁と棒状衝壁部12gの両側壁と環状ベース部12
fの内周壁)の全周に、飛沫防止用突出部12nが形成
してあるので、内容液(発泡体を含む)をこの飛沫防止
用突出部12nに衝突させることができ、内周壁に沿っ
て撹拌発泡せずにそのまま噴出される内容液を減少させ
ることができ、特に低発泡性の内溶液の場合にこの飛沫
防止用突出部12nによって周囲に飛散する飛沫を防止
することができる。
【0089】この飛沫防止用突出部12nの効果を確認
するため、発泡性の良い内容液Aと発泡性の良くない内
容液Bを用い、飛沫防止用突出部12nの内容液の噴射
方向に直交する方向の幅(B3 )を種々変えた噴射実験
を行った。
【0090】噴射実験は、トリガーディスペンサが取り
付けられた容器を垂直に立て、その前方一定距離(ここ
では、200mmとした)に透明アクリル板を立て、これ
に向かって噴射する。そして、アクリル板状の噴射パタ
ーンの直径をパターン径として測定するとともに、噴射
パターンから外れた泡沫の状態を観察して評価した。そ
の結果を表1に示した。
【0091】
【表 1】
【0092】この表から明らかなように、飛沫防止用突
出部12nの内容液の噴射方向に直交する方向の幅B3
は0.06〜0.2mmであれば内容液の発泡性にかかわ
らず泡沫の飛散を防止でき、好ましくは0.06〜0.
1mmである。
【0093】なお、幅B3 が余り大きくなると、噴出の
抵抗が増大したり、液だれの原因となる。
【0094】このように構成したモード変更用キャップ
10によれば、固定キャップ11の基端に発泡用空気導
入溝11mを形成し、これを回転スライドバルブの先端
面に当てた組付状態で空気導入孔11nを形成するよう
にしたので、発泡性の異なる内容液に対して発泡状態の
調整に必要な空気導入孔11および広泡モード用生成筒
11iや狭泡モード用生成筒12iの変更がモード変更
用キャップ10だけでき、従来の回転スライドバルブに
空気導入孔を形成する場合に比べ、容易に対応すること
ができる。
【0095】また、溝を形成するだけで空気導入孔11
nを成形できるので、成形上もスライドコア(割駒)を
用いること無く、単純な2つ割りの割型だけで成形する
ことができる。
【0096】さらに、このモード変更用キャップ10で
は、固定キャップ11に可動キャップ12を閉じた状態
に保持するため、固定キャップ11の閉時固定部11c
に固定用段差11dを形成する一方、可動キャップ12
に閉時固定用突出部12oを形成してこれらを係止する
ようにしたので、成形上もスライドコア(割駒)を用い
ること無く、単純な2つ割りの割型だけで成形すること
ができる。
【0097】また、トリガーディスペンサ100の先端
部、この実施の形態では、回転スライドバルブ20の先
端部にモード変更用キャップ10を固定する場合に、モ
ード変更用キャップ10に円周等間隔に3個の固定用孔
11hを形成し、これら固定用孔11hに回転スライド
バルブ20の先端部の3本の係止用爪21を入れて突起
21aで係止にして組立固定状態とするようにしたの
で、従来の周囲全体が連続した環状枠座で固定する場合
に比べ成形精度も要求されず、係止用爪21を弾性変形
させてモード変更用キャップ10を簡単に組み立てるこ
とが出来、しかも突起21aで固定状態を保持すること
ができる。
【0098】さらに、このモード変更用キャップ10で
は、可動キャップ12を開いた状態で保持するため、可
動キャップ12に固定用凹部12qと突出部12pとを
形成し、回転スライドバルブ20に開時固定用突起24
を形成したので、可動キャップ12を上方に回動してい
くと、突出部12pが開時固定用突起24に当接したの
ち、さらに回動することでこの開時固定用突起24を乗
り越え、固定用凹部12q内に開時固定用突起24が入
って係止状態にできる。これにより、可動キャップ12
の固定用凹部12qおよび突出部12pを単純な割り型
で形成できるとともに、回転スライドバルブに形成する
切欠部を従来に比べて小さくでき、外観上も好ましい。
【0099】同様に、可動キャップ12を閉じた状態か
ら開くため開閉つまみ部12bが位置する回転スライド
バルブ20の下部に形成する切り欠き部も小さくするこ
とができる。
【0100】
【発明の効果】以上実施の形態とともに具体的に説明し
たように、この発明の請求項1記載のトリガーディスペ
ンサの発泡モード変更用キャップによれば、内容液を一
定量ずつ噴霧するトリガーディスペンサの先端部に固定
される固定キャップと、この固定キャップにヒンジを介
して一体に形成され発泡モード変更用の開閉つまみ部が
設けられるとともに、発泡噴出口が形成された可動キャ
ップとからなるトリガーディスペンサの発泡モード変更
用キャップで、固定キャップに広泡モード用生成筒を形
成するとともに、この広泡モード用生成筒の後端面にト
リガーディスペンサへの組付状態で空気導入孔となる発
泡用空気導入溝を形成する一方、可動キャップに、この
可動キャップを固定キャップに被せるように閉じた状態
で広泡モード用生成筒と連結される狭泡モード用生成筒
を形成するとともに、発泡用空気導入溝に連通する空気
導入口をこの可動キャップの前面に形成したので、可動
キャップの開閉つまみ部で開閉して閉じることで、広泡
モード用生成筒に狭泡モード生成用筒を連結して狭泡モ
ードでの発泡噴射ができ、開くことで、広泡モードでの
発泡噴射ができ、しかも発泡状態の調整をこの発泡モー
ド変更用キャップだけで独立して行うことができ、性状
の異なる内容液に対して使用する場合にも簡単に成形す
ることができるとともに、成形時にスライドコア(割
駒)を必要とせず、割型だけで簡単に成形でき、成形に
必要なスペースが小さく、一度に多くの製品を射出成形
することで生産性を向上することができる。
【0101】また、この発明の請求項2記載のトリガー
ディスペンサの発泡モード変更用キャップによれば、発
泡モード変更用キャップを、トリガーディスペンサの先
端部に設けられるスライドバルブの先端壁から突出する
複数の係止用爪と、固定キャップに形成した複数の係止
用孔とで固定するようにしたので、成形精度によらず係
止用爪の弾性変形の範囲で完全な組み立てができるとと
もに、2分割の割型での成形も可能となる。
【0102】さらに、この発明の請求項3記載のトリガ
ーディスペンサの発泡モード変更用キャップによれば、
可動キャップのヒンジ近傍に開時固定用係止凹部を形成
する一方、トリガーディスペンサの先端部にこの固定用
係止凹部と係止されて可動キャップを開状態に保持する
固定用突起を形成するようにしたので、スライドバルブ
側の切欠きを最小限にして開いた状態を保持でき、外観
が好ましくなるとともに、スライドバルブの操作性が向
上する。
【0103】また、この発明の請求項4記載のトリガー
ディスペンサの発泡モード変更用キャップによれば、可
動キャップの開閉つまみ部の両側に閉時固定用突起部を
形成する一方、この閉時固定用突起部が係止される固定
部を固定キャップに割型で形成可能な段差状に形成する
ようにしたので、成形時にスライドコア(割駒)を必要
とせず、割型だけで簡単に成形でき、成形に必要なスペ
ースが小さく、一度に多くの製品を射出成形することで
生産性を向上することができる。
【0104】さらに、この発明の請求項5記載のトリガ
ーディスペンサの発泡モード変更用キャップによれば、
可動キャップの発泡噴出口を、環状ベース部と、中心が
開口する中心リング部と、これら環状ベース部と中心リ
ング部とを放射状に連結し発泡体を衝突させる棒状衝壁
部とで構成する一方、中心リングの発泡体が衝突する幅
を棒状衝壁部の発泡体が衝突する幅より小さくするよう
にしたので、噴射される内容物が可動キャップ内に溜ま
らず完全な発泡状態で完全に噴射することができる。
【0105】また、この発明の請求項6記載のトリガー
ディスペンサの狭発泡モード用キャップによれば、トリ
ガーディスペンサの先端部に配置されて狭発泡状態で噴
射させる狭発泡モード用キャップで、この狭発泡モード
用キャップの発泡噴出口の内壁周囲の少なくとも一部
に、発泡体を衝突させて周囲への飛散を防止する突出部
を形成するようにしたので、開閉式のキャップや固定式
のキャップのいずれの場合であっても、低発泡性の内容
液を狭泡モードで噴射する場合にも突出部で空気との混
合撹拌を促進して飛散の少ない状態で噴射することがで
きる。
【0106】また、この発明の請求項7記載のトリガー
ディスペンサの狭発泡モード用キャップによれば、狭発
泡モード用キャップの発泡噴出口の内壁周囲に形成する
突出部を、発泡噴出口の内壁周囲全体に形成するととも
に、この突出部の発泡体が衝突する突出幅を0.06〜
0.2mmとし、発泡体の噴出方向に沿う突出高さを0.
2〜1.0mmとするようにしたので、低発泡性の内容液
を狭泡モードで噴射する場合に突出部で空気との混合撹
拌を一層確実に促進して一層飛散の少ない状態で発泡噴
射することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のトリガーディスペンサの発泡モード
変更用キャップの一実施の形態にかかり、(a)は正面
図、(b)は断面図、(c)は背面図、(d)は部分底
面図である。
【図2】この発明のトリガーディスペンサの発泡モード
変更用キャップの一実施の形態にかかる固定キャップの
基端側の外観斜視図である。
【図3】この発明のトリガーディスペンサの発泡モード
変更用キャップの一実施の形態にかかる回転スライドバ
ルブへの取付状態で示す断面図で、(a)は開いた状態
(広泡モード時)、(b)は閉じた状態(狭泡モード
時)である。
【図4】この発明のトリガーディスペンサの発泡モード
変更用キャップが取り付けられる回転スライドバルブの
一例の正面図、断面図、平面図である。
【図5】この発明のトリガーディスペンサの発泡モード
変更用キャップが取り付けられるトリガーディスペンサ
の正面図である。
【図6】この発明のトリガーディスペンサの発泡モード
変更用キャップが取り付けられるトリガーディスペンサ
の平面図である。
【図7】この発明のトリガーディスペンサの発泡モード
変更用キャップが取り付けられるトリガーディスペンサ
の断面図である。
【図8】従来のモード変更用キャップの正面図および断
面図である。
【図9】従来のモード変更用キャップの正面図および断
面図である。
【符号の説明】
10 トリガーディスペンサの発泡モード変更用キャッ
プ 11 固定キャップ 11a 固定キャップ本体 11c 閉時固定部 11d 固定用段差 11e 仕切板 11f 突出孔 11g 空気流入孔 11h 固定用孔 11i 広泡モード用生成筒 11m 発泡用空気導入溝 11n 空気導入孔 12 可動キャップ 12b 開閉つまみ部 12d 発泡噴出口 12e 中心リング部 12f 環状ベース部 12g 棒状衝壁部 12i 狭泡モード用生成筒 12k 狭泡噴出口 12m 空気導入口 12n 飛沫防止用突出部 12o 閉時固定用突出部 12p 突出部 12q 固定用凹部 13 ヒンジ 20 回転スライドバルブ 21 係止用爪 21a 突起 23c 凹部 24 開時固定用突起 25 噴出孔 29 固定用凹部 100 トリガーディスペンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容液を一定量ずつ噴霧するトリガーデ
    ィスペンサの先端部に固定される固定キャップと、この
    固定キャップにヒンジを介して一体に形成され発泡モー
    ド変更用の開閉つまみ部が設けられるとともに、発泡噴
    出口が形成された可動キャップとからなるトリガーディ
    スペンサの発泡モード変更用キャップであって、前記固
    定キャップに広泡モード用生成筒を形成するとともに、
    この広泡モード用生成筒の後端面に前記トリガーディス
    ペンサへの組付状態で空気導入孔となる発泡用空気導入
    溝を形成する一方、前記可動キャップに、当該可動キャ
    ップを前記固定キャップに被せるように閉じた状態で前
    記広泡モード用生成筒と連結される狭泡モード用生成筒
    を形成するとともに、前記発泡用空気導入溝に連通する
    空気導入口を当該可動キャップの前面に形成してなるこ
    とを特徴とするトリガーディスペンサの発泡モード変更
    用キャップ。
  2. 【請求項2】 前記発泡モード変更用キャップは、前記
    トリガーディスペンサの先端部に設けられるスライドバ
    ルブの先端壁から突出する複数の係止用爪と、前記固定
    キャップに形成した複数の係止用孔とで固定されること
    を特徴とする請求項1記載のトリガーディスペンサの発
    泡モード変更用キャップ。
  3. 【請求項3】 前記可動キャップのヒンジ近傍に開時固
    定用係止凹部を形成する一方、前記トリガーディスペン
    サの先端部にこの固定用係止凹部と係止されて前記可動
    キャップを開状態に保持する固定用突起を形成したこと
    を特徴とする請求項1または2記載のトリガーディスペ
    ンサの発泡モード変更用キャップ。
  4. 【請求項4】 前記可動キャップの前記開閉つまみ部の
    両側に閉時固定用突起部を形成する一方、この閉時固定
    用突起部が係止される固定部を前記固定キャップに一軸
    方向の割型で形成可能な段差状に形成したことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のトリガーディスペ
    ンサの発泡モード変更用キャップ。
  5. 【請求項5】 前記可動キャップの前記発泡噴出口を、
    環状ベース部と、中心が開口する中心リング部と、これ
    ら環状ベース部と中心リング部とを放射状に連結し発泡
    体を衝突させる棒状衝壁部とで構成する一方、前記中心
    リングの発泡体が衝突する幅を前記棒状衝壁部の発泡体
    が衝突する幅より小さくしたことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載のトリガーディスペンサの発泡モ
    ード変更用キャップ。
  6. 【請求項6】 トリガーディスペンサの先端部に配置さ
    れて狭発泡状態で噴射させる狭発泡モード用キャップで
    あって、この狭発泡モード用キャップの発泡噴出口の内
    壁周囲の少なくとも一部に、発泡体を衝突させて周囲へ
    の飛散を防止する突出部を形成したことを特徴とするト
    リガーディスペンサの狭発泡モード用キャップ。
  7. 【請求項7】 前記狭発泡モード用キャップの前記発泡
    噴出口の内壁周囲に形成する前記突出部を、発泡体が衝
    突する突出幅を0.06〜0.2mmとし、発泡体の噴出
    方向に沿う突出高さを0.2〜1.0mmとしたことを特
    徴とする請求項6記載のトリガーディスペンサの狭発泡
    モード用キャップ。
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