JP2000185168A - 遊技媒体貸出装置 - Google Patents

遊技媒体貸出装置

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JP2000185168A
JP2000185168A JP10366694A JP36669498A JP2000185168A JP 2000185168 A JP2000185168 A JP 2000185168A JP 10366694 A JP10366694 A JP 10366694A JP 36669498 A JP36669498 A JP 36669498A JP 2000185168 A JP2000185168 A JP 2000185168A
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card
cards
machine
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JP10366694A
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English (en)
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Shunichi Kinoshita
俊一 木下
Yuzo Ishii
祐三 石井
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実用的な遊技媒体貸出装置を、低コストで提
供する。 【解決手段】 プリペイドカードの発行、および隣接す
る遊技機への遊技媒体の貸出し処理を実行する台間機
に、カード48を2枚収容可能なカード処理ユニットを
配備する。収容カードが2枚ある間は、紙幣の投入時に
より前方収容部23A内のカード48が前方に搬送さ
れ、発券情報が書き込まれてカード搬出入口24に搬出
される。収容カードが1枚になると、後方収容部23B
内のカード48が前方収容部23Aに移送され、同様に
紙幣の投入によりカード発行処理が実行される。一方、
投入されたカード48の金額価値がゼロになったとき、
または外部より金額価値がゼロのカード48が投入され
たとき、カード収容部23に空きがあれば、前記金額価
値がゼロのカードはカード収容部23内に取り込まれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコホールのよ
うな遊技場において、プリペイドカードの投入を受けて
その金額価値を消費することにより、各種遊技のための
遊技媒体を貸し出すようにした遊技媒体貸出装置に関連
するもので、殊にプリペイドカードの発行処理および遊
技媒体の貸出し処理の両方の機能を備えた遊技媒体貸出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパチンコホールには、プリペイド
カードにより遊技媒体の貸出しを行うシステム(業界で
は「CRシステム」と呼んでいる)が導入されている。
このシステムでは、遊技場内に金額価値などの情報が記
録されたプリペイドカードを発行する発券装置を配備す
るとともに、遊技機(一般にパチンコ機)の隣の「台間
機」と称される遊技媒体貸出機に、プリペイドカードの
受付処理機能をもたせてある。
【0003】隣り合う遊技機と台間機とは電気接続され
ており、台間機側でプリペイドカードが受け付けられる
と、台間機から隣接する遊技機に、遊技媒体の貸出し処
理を指示する制御信号が送信される。遊技機側では、こ
の制御信号に応じて遊技媒体の貸出し処理を実行するも
ので、遊技機がパチンコ機であれば、所定個数のパチン
コ玉が機体内から受け皿へと放出される。また近年、開
発されているCRシステム対応のスロットマシンでは、
制御信号に応じて機体内部の貯蔵メダルを所定枚数分だ
け増加させる処理を行うように設定されている。
【0004】さらにこのCRシステムでは、遊技場内の
適所に、遊技場の営業内容を一元管理するための制御装
置が配備される。この制御装置は、各台間機や発券装置
に通信回線を介して接続されており、適宜、各装置から
それぞれその装置の動作状態や、プリペイドカードの売
上げ、利用枚数、遊技媒体の貸出しのために消費された
金額などの情報が送信される。制御装置は、これらの送
信情報を用いて、遊技場内におけるプリペイドカードの
売上げ枚数や使用枚数を把握して営業管理用のデータを
作成し、これを通信回線を介してカード会社側のホスト
コンピュータに送信する。カード会社では、各遊技場か
らの送信データを用いて、月単位など所定期間内におけ
るプリペイドカードの利用額を遊技場毎に集計し、その
集計結果に応じた精算処理を行っている。
【0005】従来のCRシステムは、あらかじめカード
会社により共通のフォーマットで情報が書き込まれたプ
リペイドカードを使用しており、システムが導入された
遊技場であればどこでも利用することができる。またプ
リペイドカードは、金額価値が残っている限り、いつま
でも使用することが可能である。
【0006】ところが、このようにプリペイドカードの
汎用性が高いと、カードの偽造が行われる可能性が高く
なり、不正行為が多発する虞がある。また多数枚のプリ
ペイドカードを導入する必要があるため、運用コストが
非常に高くなるという問題も生じている。
【0007】そこで出願人は、先般、各遊技場で独自に
発行され、しかも発行された遊技場内で発行日限り有効
となるプリペイドカードを用いたCRシステムを開発し
た。このシステムに導入される台間機には、1枚のカー
ドが収容されたカード処理ユニットが組み込まれてお
り、紙幣の投入により収容カードに金額価値などの発券
情報を書き込んで発行するとともに、自装置または他の
装置で発行されたプリペイドカードの投入を受け付け
て、遊技媒体の貸出し処理を実行するように構成されて
いる。また貸出し処理後に金額価値がゼロとなったプリ
ペイドカードは、自動的にカード処理ユニット内に取り
込まれ、再利用される(特開平9−140922号公
報)。
【0008】上記のCRシステムでは、各プリペイドカ
ードに書き込まれた情報を、カード発行元の台間機に登
録して管理し、さらにカードへの情報記録をカードの発
行直前に行うようにしているので、偽造カードの使用は
きわめて困難になる。しかも使用後のカードが何度も再
利用できるから、システムの運用コストが削減され、遊
技場に導入しやすくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のCRシステムが
適用された場合、大部分の遊技客は、プリペイドカード
を発行した台間機をそのまま利用して、発行された直後
のプリペイドカードを同じ台間機に投入して使用すると
考えられる。しかしながら中には、発行されたプリペイ
ドカードを抜き取って、他の台間機に投入して使用する
遊技客もいる。このように発行されたカードが抜き取ら
れると、その台間機のカード収容部は空になるため、機
体はカード発行処理が不可能な状態となる。したがって
つぎの遊技客がゲームのためにこの台間機を利用するに
は、他の台間機や発券装置で発行されたプリペイドカー
ドを投入しなければならなくなり、遊技客に多大な不便
を強いる、という問題が発生する。
【0010】このような問題を解消するには、カード処
理ユニットに多数のカードを積層状態にしてストックす
るカードストッカーを組み込むようにすれば良いが、こ
のような改造は、構成を複雑化して製作コストの増大を
招く。しかも前記したように、発行されたプリペイドカ
ードは、たいていの場合、発行元の台間機にそのまま投
入されるので、多数枚のカードをストックしても割に合
わない。
【0011】この発明は上記問題点に着目してなされた
もので、カード処理部内に情報の書込みが可能なカード
を2枚収容するためのカード収容部を設けることによ
り、内部の収容カードがなくなる可能性が格段に削減さ
れた実用的な遊技媒体貸出装置を、低コストで提供する
ことを技術課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、貨幣
の投入を受け付けて、情報の書込みが可能なカードに前
記投入貨幣分の金額価値を含む発券情報を書き込んで発
行するとともに、発券情報が書き込まれたカードの投入
を受け付けてその金額価値に応じた数量の遊技媒体の貸
出し、およびその投入カードの金額価値の書換えを行う
カード処理部と、このカード処理部の動作を一連に制御
する制御部とを具備して成る遊技媒体貸出装置におい
て、前記カード処理部に、前記情報の書込みが可能なカ
ードを2枚収容することが可能なカード収容部を具備さ
せている。
【0013】請求項2の発明では、前記カード処理部
に、カードの投入および発行に共通に用いられるカード
搬出入口と、このカード搬出入口に連通して機体内部に
延びるカード搬送路と、前記カード搬送路上で発券情報
の読込みまたは書込みを行うための情報読書き機構と具
備させる。さらに前記カード収容部には、前記カード搬
送路上において前記情報読書き機構に対し前記カード搬
出入口と反対側に配置されるとともに、前記2枚の収容
カードをカードの搬送方向に並べて配置することが可能
な収容空間を具備させている。
【0014】請求項3の発明では、前記カード処理部
は、投入されたカードを機体外またはカード収容部内の
いずれか一方に搬送するためのカード搬送機構を具備し
ており、前記制御部は、前記書換え処理後の金額価値が
ゼロとなったカードの搬送方向を、前記カード収容部内
のカード収容状態に応じて決定して、前記カード搬送機
構の動作を制御する。
【0015】請求項4の発明では、前記制御部は、前記
カード収容部内に空きが生じた状態下で機体外より金額
価値がゼロのカードが投入されたとき、前記カード搬送
機構を用いてこの投入カードをカード収容部内に搬送す
る。
【0016】
【作用】カード収容部に2枚のカードが収容されている
状態下で、1枚目のカードが発行されて、このカードが
他の装置に投入するために抜き取られても、残りのカー
ドを用いてカード発行処理を継続することができる。発
行されたカードがそのまま機体内に投入されて使用され
るケースが大半を占めるのであれば、2枚のカードが続
けて抜き取られるケースはきわめて稀であるから、営業
時間中にカード発行機能が停止する虞は殆どない。
【0017】請求項2の発明によれば、カード処理部
を、カード搬送路に沿って、カード搬出入口、情報読書
き機構、カード収容部の順に並べて配置した構成にする
とともに、カード収容部を、カードの搬送方向に2枚の
カードを並べて配置するようにしたので、カードの発行
時には、カード収容口より2枚のカードを順送りに搬出
し、それぞれ情報読書き機構を用いて発券情報を書き込
んでからカード搬出入口に搬出することが可能となる。
またカード収容部内にカードを収容する必要が生じた場
合には、カード搬出入口より2枚のカードを順に投入し
て、カード収容部まで搬送することが可能となる。この
ようにカード収容部におけるカードの搬出入は、カード
を積層して収容する場合と比較して格段に簡単になり、
また装置構成も簡易化される。
【0018】請求項3の発明によれば、投入されたカー
ドによる遊技媒体の貸出し処理とカードの金額価値の書
換え処理とが完了し、そのカードの金額価値がゼロにな
ったとき、カード収容部が空もしくは収容カードが1枚
のみになっていれば、前記書換え処理後のカードがカー
ド収容部に導かれて収容される。しかしながらこの時点
でカード収容部内に2枚のカードが収容されていれば、
書換え処理後のカードは機体外部へと搬出される。
【0019】請求項4の発明によれば、カード収容部が
空または収容カードが1枚のみとなった状態下で、機体
外より金額価値がゼロのカードが投入されると、カード
搬送機構が作動して、その投入カードが取り込まれ、カ
ード収容部内に収容される。よって適宜カード収容部の
収容状態をチェックして、空きの生じたカード収容部に
カードを補充することが可能となる。
【0020】
【実施例】図1は、この発明にかかる電子遊技機が導入
されたCRシステムの概略構成を示す。このCRシステ
ムは、遊技場に、CRシステム対応型の遊技機2と台間
機1とを、複数組、それぞれ隣り合わせに配置し、両者
を電気接続するとともに、各台間機1および制御装置3
を双方向型の通信回線L1により相互に接続して成る。
またここでは図示しないが、必要に応じて、プリペイド
カード発行用の専用機である発券装置や、精算処理用の
精算装置が、通信回線L1に接続される。さらに制御装
置3は、公衆回線などの通信回線L2を介してカード会
社側のホストコンピュータ4に接続される。
【0021】各遊技機2はスロットマシンであって、周
面に複数のシンボルが表示された3個のリール(図示せ
ず)を備え、その前面には、始動レバー5,リール毎の
停止釦スイッチ6,貸出釦スイッチ7,度数表示器8な
どが設けられると共に、機体内には、CPUを主体とす
る制御部9が組み込まれている。このスロットマシン2
は、隣接する台間機1に投入されたプリペイドカードの
度数を消費して機体内部にメダルを貯留し、その貯留メ
ダルを消費していわゆるクレジット方式のゲームを実行
することが可能である。なおこのメダルの貯留は、前記
制御部9内のメモリにおいてメダルの貯留枚数(初期値
は0)を書き換える方式により行われる。
【0022】各台間機1は、プリペイドカードの発行機
能を有するもので、紙幣の投入により、機体内部に収容
された磁気カード(以下単に「カード」という)に発券
情報を書き込んで、機体前面のカード出入口10まで搬
出する。また発行されたカードの発券情報は、機体内部
のメモリに登録されるほか、通信回線L1を介して制御
装置3に伝送される。
【0023】前記スロットマシンの度数表示器8,貸出
釦スイッチ7は、隣接する台間機1側の制御部40(図
4に示す)に電気接続されている。各台間機1は、自装
置または他の台間機1で発行されたプリペイドカードを
受け付けることが可能であり、そのカードに記録された
金額価値を所定度数に変換して、前記度数表示器8に表
示する。この状態下で遊技者により貸出釦スイッチ7が
押操作されると、台間機1の制御部40は、保持してい
たカードから所定金額を差し引くとともに、スロットマ
シン2の制御部9に対し、前記差引き金額分の度数デー
タを伝送する。これを受けて制御部9は、メモリ内の貯
留メダル数を伝送された度数分だけ加算する処理を実行
して、機体をクレジット方式によるゲームの実行が可能
な状態に設定する。
【0024】なおこの実施例では、台間機1から遊技機
2に、度数データを伝送する方法により、電子データ形
式でメダルの貸出しを行っているが、これに限らず、実
際のメダルを払い出しするようにしてもよい。また遊技
機2はスロットマシンに限らず、パチンコ機など他の遊
技機であってもよい。
【0025】台間機1は通信回線L1を介して、制御装
置3や他の台間機1との間で、適宜、情報をやり取りす
る。制御装置3は、各台間機1より、プリペイドカード
の発券情報やカードの使用状況を示す情報を得て、遊技
場全体のプリペイドカードによる売上げ高や使用枚数を
認識し、営業管理用のデータを作成する。さらにこの管
理用のデータは、通信回線L2を介してカード会社のホ
ストコンピュータ4にも送信される。
【0026】なおこのCRシステムに用いられるプリペ
イドカードは、この遊技場において発行当日限り有効に
なるように設定され、前記発券情報として、金額価値の
ほかに、発行日,発行番号,カード発行元の台間機に個
別に付された識別番号などが記録される。各台間機1
は、プリペイドカードの投入を受け付けると、そのカー
ドに記録された識別番号から発行元の台間機1を特定す
る。そして自装置発行のカードについてはメモリ内の登
録情報を用いて、また他の台間機発行のカードであれば
その発行元の台間機1との通信により、カードの真偽判
定や登録情報の書換え処理を実行する。なおこれらの処
理の具体的な方法は、特開平9−140922号に記載
されたものと同様であるので、ここでは詳細な説明を省
略する。
【0027】図2(1)(2)は、前記台間機1の外観
を示す。この台間機1は、ボックス形状の本体部の開口
前面に、上扉11,中扉12,下扉13の3つの扉を配
置して成る。上扉11は、上部開口のものであって、開
口部には扉を固定支持するための錠14が配備される。
また中扉12は下部開口、下扉13は上部開口であっ
て、下扉13には、両扉を一体に支持するための錠15
が配備される。
【0028】前記上扉11には異常表示ランプ16およ
び紙幣受付口17が、下扉には表示部19が、それぞれ
配備される。また中扉12には、前記したカード出入口
10のほか、投入釦スイッチ18,ストック状態表示器
20が配備される。
【0029】異常表示ランプ16は、通常時は消灯して
おり、機体の動作状態に何らかの異常が生じたときに点
灯または点滅動作する。紙幣受付口17は、プリペイド
カードの発行額に応じた紙幣(実施例では千円札)を受
け付ける部分であり、この紙幣受付口17の内側には、
受け付けられた紙幣のストック部や真偽判定機構を含む
紙幣処理ユニット21が設けられている。
【0030】なおこの実施例では、千円札のみしか受け
付けできないが、他の金種の紙幣を受け付けて釣り銭を
返却したり、500円玉などの硬貨による1000円分
の金額投入を受け付けるように構成してもよい。
【0031】前記表示パネル19は、例えば液晶表示器
であって、通常は紙幣受付口17に投入された紙幣の金
額や、この装置におけるカードの総売上などの情報を表
示するほか、投入されたカードの照合結果が不適正であ
った場合などに、所定のエラーメッセージを表示する。
【0032】前記カード出入口10は、紙幣受付口17
への紙幣の投入に応じてプリペイドカードを発行すると
ともに、この発行されたプリペイドカードまたは他の台
間機1で発行されたプリペイドカードを受け付ける部分
である。またこのカード出入口10の内側には、プリペ
イドカードの発行および受付処理を行うためのカード処
理ユニット22が設けられている。
【0033】このカード処理ユニット22は、詳細は後
記するが、発行用のカードを2枚収容するカード収容部
23を具備し、このカード収容部23に1〜2枚のカー
ドが収容されているときは、前記紙幣処理ユニット21
の投入紙幣の受付処理が完了した時点で即座にカード発
行処理を実行し、発券情報が書き込まれたカードをカー
ド出入口10へと搬出する。
【0034】またこのカード処理ユニット22の発行し
たカードが抜き取られて、他の台間機1に投入された場
合、カード収容部23に空きが生じるが、この実施例で
は、外部から投入され、使用により金額価値がゼロとな
ったカードを、新たな収容カードとして内部に取り込む
ようにしている。またこのカード処理ユニット22に
は、適宜、カード出入口10より発券情報が書き込まれ
ていない予備のカードを投入し、カード収容部23内に
補充することが可能である。
【0035】前記ストック状態表示器20は、カード収
容部23内のカードの収容状態を報知するためのもの
で、2個の表示ランプ20A,20Bを上下に並べた構
成をとる。上段の表示ランプ20Aは収容カードが1枚
になったときに、下段の表示ランプ20Bは収容カード
がゼロになったときに、それぞれ点灯するもので、これ
ら表示ランプ20A,20Bの点灯、消灯により、遊技
場の係員は、カードの補充時期を簡単に判断することが
できる(以下、表示ランプ20Aを「1枚ストック表示
ランプ20A」、表示ランプ20Bを「カード切れ表示
ランプ20B」ということにする)。
【0036】前記投入釦スイッチ18は、カード出入口
10から発行されたカードをすぐに内部に投入する際に
使用されるもので、この投入釦スイッチ18の押操作に
より、発行されたプリペイドカードは自動的にカード処
理ユニット22内に取り込まれ、即座にその記録情報の
読取り、照合が行われる。
【0037】図3(1)(2)は、前記カード処理ユニ
ット22の上方および側方から見た内部機構を示す。な
お図中、左側が機体の前面に相当し、右手方向が機体の
奥行き方向に相当する。また符号48はカードを示す。
このカード処理ユニット22の前面には、前記カード出
入口10に連続するカード搬出入口24が形成されてお
り、内部には奥行きに沿ってカードの幅と厚みとに応じ
た搬送路25が形成されている。この搬送路25の前方
位置には第1のカード搬送機構26が配備され、その後
方には前記発券情報の書込みを行うための磁気ヘッド2
7が配備されている。
【0038】前記カード搬送機構26は、前後2対の送
りローラ28,28,29,29,伝動ベルト30,3
0,モータ31などから成るもので、モータ31の回転
は後方の送りローラ29,29に伝えられた後、伝動ベ
ルト30,30を介して前方の送りローラ28,28に
伝えられる。モータ31は正逆両方向に回転可能であっ
て、制御部40の指令に応じてカード48を前後いずれ
かの方向に搬送する。
【0039】前記カード搬送機構26とカード搬出入口
24との間には第1の光電センサPH1が、カード搬送
機構26の第1の送りローラ28の後方位置には第2の
光電センサPH2が、それぞれ配備されている。また磁
気ヘッド27の後方には、一対の光電センサPH3,P
H4が、カード48の情報記録領域の長さに応じた間隔
を隔てて配備される。
【0040】前記搬送路25の光電センサPH4の後方
には、前記カード収容部23として、奥行き方向にカー
ド2枚分の長さよりやや長めの大きさを持つ収容空間が
設けられ、通常時は、この空間内に2枚のカード48が
前後に並べて保持される。なお以下の説明では、このカ
ード収容部23の前方のカード収容空間23Aを「前方
収容部23」、後方のカード収容空間23Bを「後方収
容部23B」と称することにする。
【0041】前記前方,後方の各収容部23A,23B
の下方位置には、それぞれカード48の収容位置に対応
させてカード搬送機構32A,32Bが配備される。こ
れらカード搬送機構32A,32Bは、いずれもモータ
33,送りローラ34,34,伝動機構35などから成
り、前方のカード搬送機構31と同様に、制御部40の
指令に応じてカード48を前後いずれかの方向に搬送す
る。
【0042】前方収容部23Aの後方位置には、カード
48の収容完了を検知するための光電センサPH5が配
備される。また後方収容部23Bにも、前方,後方の各
位置に、カード48の搬送および収容完了を検知するた
めの光電センサPH6,PH7が配備される。
【0043】制御部40は、前記光電センサPH4,P
H5,PH6,PH7からの検知信号により、カード収
容部23におけるカード48の収容状態や搬送位置を確
認し、また光電センサPH3,PH4からの検知信号に
より、磁気ヘッド32を作動させるタイミングを判別す
る。
【0044】またカードの発行処理において発券情報の
書込みが完了すると、カード48はカード搬送機構26
により前方へと搬送されていくが、前記カード48がカ
ード出入口10に抜き取り可能な状態で保持されるよう
に、前記搬送処理は、光電センサPH2からの検知出力
がオンからオフに切り換わった時点、すなわちカード4
8の後端縁が光電センサPH2の配置位置を通過した時
点で停止するよう制御される。制御部40は、カード搬
出入口29の近傍に設けた光電センサPH1,PH2の
オンオフ動作およびその動作順序によりカードの抜き取
りやカードの投入を検知する。
【0045】図4は、前記台間機1の電気的構成を示
す。前記した制御部40はマイクロコンピュータであっ
て、制御・演算の主体となるCPU41,プログラムが
格納されるROM42,前記カードの記憶情報などを記
憶するためのRAM43などにより構成される。
【0046】前記制御部40には、バス50を介して、
前記した各種の表示ランプ16,20A,20B,表示
パネル19,投入釦スイッチ18,紙幣処理ユニット2
1内の紙幣判別器44および紙幣取込機構45,カード
処理ユニット22内の光電センサPH1〜PH7,カー
ド搬送機構26,32A,32B,磁気ヘッド27など
の入出力部が接続される。加えて制御部40には、各台
間機1と情報の送受信を行うための送受信部46が接続
されている。
【0047】図5および図6は、上記台間機1の制御部
による一連の制御手順を、ST1〜ST38のステップ
により示す。なお図中、Fs,Foは、それぞれカード
の収容状態を記憶するためのフラグであって、Fsは収
容カードが1枚になったときに、Foはいずれの収容部
も空になったときに、それぞれ「1」の値にセットされ
る。
【0048】装置立ち上げ時には、前記カード収容部2
3には、通常、2枚のカードが収容されている。この状
態下では、図3に示すように、各収容カードの後端縁が
それぞれ光電センサPH5,PH7により検出されてい
るから、ST1,2がともに「YES」となり、つぎの
ST3〜5の判定処理へと進む。
【0049】一方、初期の段階で、既に前方収容部23
Aのカードがなくなっている場合は、ST1が「YE
S」,ST2が「NO」となる。この判定を受けたCP
U41は、ST32へと進んで、前記カード搬送機構3
2A,32Bを駆動して、後方終了部23B内の収容カ
ードを前方収容部23Aまで移送する。さらに続くST
33,34で、1枚ストック表示ランプ20Aを点灯さ
せ、前記フラグFsをセットする。
【0050】またカード収容部23が完全に空になって
いる場合は、ST1の「NO」判定に続いてST35が
「NO」となる。CPU41は、この判定を受けて、S
T36に進んで前記カード切れ表示ランプ20Bを点灯
させ、さらに続くST37で前記フラグFoをセットす
る。
【0051】このように装置立ち上げ時にカードの収容
状態をチェックしてその結果を報知すると、遊技場の係
員は、カードを補充すべき台間機1を簡単かつ正確に判
別することができる。そして補充用のカードが投入され
ると、後記するようにST4,ST14がともに「YE
S」となり、ST19〜26の手順により、その補充カ
ードが受け付けられてカード収容部23内に収容される
ことになる。
【0052】以下、紙幣が投入された場合、プリペ
イドカードが投入された場合、他の装置からのコマン
ド信号を受信した場合の各手順を、切り分けて説明す
る。
【0053】 紙幣の投入に対する処理 前記紙幣受付口17より紙幣が投入され、紙幣処理ユニ
ット21においてその投入紙幣が適正であることが確認
されると、ST3が「YES」となってST6へと進
み、前記フラグFoがチェックされる。このときカード
収容部23Aに1枚または2枚のカードが収容されてい
れば、ST6の判定は「NO」となり、ST7のカード
発行処理へと移行する。
【0054】−1 2枚のカードが収容されている場
合 ST7では、CPU41は、まずカード搬送機構32
A,26を駆動して、前方収容部23Aの収容カードを
前方向へと搬送させるとともに、磁気ヘッド27による
発券情報の書込み処理を実行する。なおこの書込み処理
は、前記光電センサPH4がオンからオフになった時点
で開始され、光電センサPH3がオンからオフになった
時点で終了する。
【0055】つぎに発券情報の書込みが終了すると、C
PU41は、さらにカード搬送機構26を駆動し、前記
したように光電センサPH2がオンからオフに転じるま
でカードを前方向に搬送させる。
【0056】こうしてカード発行処理が終了すると、C
PU41は、ST8,9で前記投入釦スイッチ18から
の操作信号および光電センサPH1の検知信号のレベル
変化を監視する。大半はこの時点で投入釦スイッチ18
が操作されてST8が「YES」となり、CPU41
は、この判定を受けて、発行されたカードを再び機体内
に搬入し、ST17のメダル貸出処理へと移行する。
【0057】一方、光電センサPH1の検知信号の変化
により、発行されたカードが抜き取られたと判断される
と、ST9が「YES」となり、CPU41は内部のフ
ラグFsをチェックする。ここでは2枚のカードが収容
された状態にあるので、ST10の判定は「NO」とな
り、最初のST1に戻る。
【0058】このときカード収容部23Aでは、前方収
容部23Aのカードがなくなり、後方収容部23Bのみ
にカードが収容されているから、ST1が「YES」,
ST2が「NO」となって、前記したST32〜34の
手順が実行される。これにより、後方の収容カードが前
方収容部23Aへと移送されるとともに、前記1枚カー
ド表示ランプ20Aが点灯して、収容カードの不足が報
知され、さらに前記フラグFsがセットされることによ
り、カードの不足が記憶保持される。
【0059】−2 収容カードが1枚になった場合 上記したように2枚の収容カードのうちの1枚が抜き取
られた場合、後方の収容カードは、前方収容部23Aに
移送される。この状態下で再び紙幣が投入されると、S
T3が「YES」となり、つぎのST6を介してST7
のカード発行処理へと移行する。カード発行処理後に投
入釦スイッチ18が押操作された場合は、ST8が「Y
ES」となり、発行されていたカードは再び機体内に取
り込まれて、ST17のメダル貸出処理が行われること
になる。
【0060】一方、ここで発行されたカードが遊技者に
より抜き取られてしまうと、ST9,10がともに「Y
ES」となる。これを受けてCPU41は、フラグFs
をリセットし、代わりにカード切れ状態を記憶保持する
ためのフラグFoをセットする(ST12)。またこの
処理に連動して、前記1枚ストック表示ランプ20Aの
点灯動作は終了し、代わりにカード切れ表示ランプ20
Bが点灯する(ST12)。なおこのように収容カード
がなくなった状態下で再び紙幣が投入された場合は、前
記ST6が「YES」となり、投入紙幣は紙幣受付口1
6より返却される(ST13)。
【0061】 プリペイドカードが投入された場合の
処理 カード出入口10に他の台間機2で発行されたプリペイ
ドカードを投入すると、この投入カードは、光電センサ
PH1,PH2のオンオフ動作により確認され、ST4
の判定が「YES」となる。ここで投入されるカードに
は、金額価値などの識別情報が記録されているから、続
くST14の判定は「NO」となり、ST15を介して
ST17のメダル貸出処理へと移行する。
【0062】なお収容カードが1枚になっている場合
は、前記ST32の処理により、この収容カードは前方
収容部23A側に収容されているから、CPU41は、
ST17のメダル貸出処理に移行する前に、カード搬送
機構26による投入カードの取込みに連動させて前記カ
ード搬送機構32A,32Bを駆動し、この収容カード
を後方収容部23Bへと後退させ(ST16)、しかる
後にST17へと進む。
【0063】ST17では、このようにして外部より投
入されたプリペイドカード、または前記投入釦スイッチ
18の押操作により取り込まれたプリペイドカードのい
ずれかについて、そのカードの記録情報の読取りと真偽
判定処理が実行される。そしてカードが適正であると判
断されると、前記したように、スロットマシン1側の度
数表示器8にカードの金額価値に応じた度数を表示し、
貸出釦スイッチ7の押操作に応じてカードの金額価値を
書き換えるとともに、スロットマシン1の制御部9に所
定の度数データを伝送して、メダルの貯留処理を行わせ
る。なお図示の手順では省略したが、真偽判定により、
投入カードが不適正であると判別されると、そのカード
はカード出入口10より返却される。
【0064】こうしてメダル貸出処理が終了すると、C
PU41は、つぎのST18でカードに残された金額価
値をチェックする。この段階でまだカードに金額価値が
ある場合は、カードはこのまま保持され、ST28で貸
出釦スイッチ7の操作が確認されると再びST17のメ
ダル貸出処理を実行する。また図示しない返却釦スイッ
チの操作があると、ST29が「YES」となってST
27へと移行し、前記投入カードをカード出入口10へ
と搬出するカード返却処理が実行される。
【0065】一方、メダル貸出処理の結果、投入カード
の金額価値がゼロになっていれば、ST19,20で各
フラグFs,Foがチェックされる。このときカード収
容部23に2枚のカードが収容されていれば、ST1
9,20はいずれも「NO」となり、前記金額価値がゼ
ロとなった投入カードは、カード出入口10より搬出さ
れる(ST27)。
【0066】これに対し、収容カードが1枚のみになっ
ている場合は、ST19が「YES」となり、前記投入
カードは、カード搬送機構26,32Aにより前方収容
部23Aにまで搬送されて収容される(ST21)。こ
れにより再び2枚のカードが収容されることになるか
ら、つぎのST22,23で、前記フラグFsがリセッ
トされるとともに、1枚ストック表示ランプ20Aの点
灯表示が終了する。
【0067】またカード収容部23内に全くカードが収
容されていない場合は、ST20が「YES」となり、
CPU41は同様に、前記金額価値がゼロとなった投入
カードを前方収容部23Aまで搬送して収容する(ST
24)。これにより収容カードは0枚から1枚に更新さ
れるので、つぎのST25で前記フラグFoがリセット
されて、代わりにフラグFsがセットされる。また1枚
ストック表示ランプ23Aの点灯動作が終了し、代わり
にカード切れ表示ランプ20Bが点灯することになる
(ST26)。
【0068】なおST4で投入されたカードが、前記し
た補充用の金額価値がゼロのカードであった場合、ST
4の「YES」判定に続くST14の判定が「YES」
となる。この場合も、CPU41は、上記ST19〜2
7の手順に沿った処理を実行し、カード収容部23に空
きがある場合は、投入されたカードを新たな収容カード
として取り込むことになる。
【0069】 他の装置からのコマンド信号を受けた
場合の処理 上記したカード発行処理やメダル貸出処理の合間に、自
装置で発行したプリペイドカードの投入を受けた他の台
間機2から、前記したカード情報の照合を求めるコマン
ド信号や、メモリ内の登録情報の書換えを要請するコマ
ンド信号が送信されてくることがある。また制御装置3
からの管理に関わる各種のコマンド信号を受信する場合
もある。このようなコマンド信号を受信すると、ST5
が「YES」となり、ST30でコマンドに応じた処理
が実行された後、つぎのST31でその処理結果がコマ
ンド発行元の装置に返送される。
【0070】このようにカード処理ユニット22内に、
通常、2枚のカードを収容しておくことにより、前方の
収容カードが発行後に抜きとられたとしても、後方の収
容カードを用いてカード発行機能を維持することができ
る。大半の遊技者は、投入釦スイッチ18の操作によ
り、発行されたカードをそのまま機体内に投入して使用
するので、2枚のカードが続けて抜き取られる可能性は
きわめて低い。したがって後方の収容カードが抜き取ら
れるまでには十分な時間があるので、巡回中の係員がカ
ード出入口10よりカードを補充することにより、カー
ド切れを起こさずに客サービスを向上させることができ
る。また前記ストック状態表示器20の各表示ランプ2
3A,23Bにより、カードの収容状態が容易に判断で
きるので、装置立ち上げ時などを利用してカードの補充
処理を簡単かつ適切に行うことができ、また営業時間中
でも適宜簡単にカードの補充を行うことができる。
【0071】また前記2枚の収容カードは、カードの搬
送方向に沿って並べて配備されるので、これら収容カー
ドの搬出入は、カードを積層状態で収容する場合に比べ
て、格段に簡単になり、構成も簡易化される。
【0072】なおこの実施例では、機体前面の表示ラン
プ20A,20Bを用いてカード収容部23のカード収
容状態を報知しているが、これに代えて、収容カードが
なくなった旨を示す信号を通信回線L2に出力し、制御
装置3やその他の報知手段まで伝送するようにしてもよ
い。
【0073】
【発明の効果】上記したようにこの発明では、内部のカ
ードに金額価値を含む発券情報を書き込んで発行すると
ともに、発券情報が書き込まれたカードの投入を受け付
けて、遊技媒体の貸出しおよび金額価値の書換えを行う
ようにした遊技媒体貸出装置において、カード処理部
に、2枚のカードを収容することが可能なカード収容部
を設けたので、1枚目のカードが発行された後に、他の
装置に投入するために抜き取られても、残りのカードを
用いてカード発行処理を継続することができる。したが
ってこの種の遊技媒体貸出装置の利用形態を考えれば、
営業時間中にカードの発行機能が停止する虞は殆どな
く、簡易な構成により装置の実用性を高めることができ
る。
【0074】請求項2の発明では、前記カード処理部
を、カード搬送路に沿って、カード搬出入口、情報読書
き機構、カード収容部の順に並べて構成し、またカード
収容部を2枚の収容カードがカードの搬送方向に沿って
並べて配置するように構成したので、カード収容部にお
けるカードの搬出入は、カードを積層して収容する場合
と比較して格段に簡単になり、また装置構成も簡易化さ
れる。よって実用性の高い遊技媒体貸出装置を低コスト
で提供することが可能となる。
【0075】請求項3の発明では、遊技媒体の貸出し処
理後にカードの金額価値がゼロになったとき、そのカー
ドの搬送方向を、前記カード収容部内のカード収容状態
に応じて決定して、その方向にカードを搬送するので、
発行されたカードが抜き取られた場合にも、外部より別
のカードが投入されて使用されることにより、そのカー
ドを収容カードとして補充できる。よって遊技者の利用
により速やかにカードを補充でき、また同じカードを何
回も繰り返して使用することができる。
【0076】請求項4の発明では、カード収容部内に空
きが生じた状態下で機体外より金額価値がゼロのカード
が投入されたとき、この投入カードをカード収容部内に
搬送して収容するので、営業開始前や空き時間などに、
適宜、カード収容部の収容状態をチェックして、空きの
生じたカード収容部に簡単にカードを補充することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技場におけるCRシステムの構成を示す説明
図である。
【図2】台間機の外観を示す正面図および斜視図であ
る。
【図3】カード処理ユニットの内部構造を示す上面図お
よび側面図である。
【図4】台間機の電気構成を示すブロック図である。
【図5】台間機で実行される処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】台間機で実行される処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 台間機 10 カード出入口 22 カード処理ユニット 23 カード処理部 24 カード搬出入口 25 搬送路 26,32A,32B カード搬送機構 27 磁気ヘッド 40 制御部 48 カード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨幣の投入を受け付けて、情報の書込み
    が可能なカードに前記投入貨幣分の金額価値を含む発券
    情報を書き込んで発行するとともに、発券情報が書き込
    まれたカードの投入を受け付けてその金額価値に応じた
    数量の遊技媒体の貸出し、およびその投入カードの金額
    価値の書換えを行うカード処理部と、このカード処理部
    の動作を一連に制御する制御部とを具備して成る遊技媒
    体貸出装置において、 前記カード処理部は、前記情報の書込みが可能なカード
    を2枚収容することが可能なカード収容部を具備して成
    る遊技媒体貸出装置。
  2. 【請求項2】 前記カード処理部は、カードの投入およ
    び発行に共通に用いられるカード搬出入口と、このカー
    ド搬出入口に連通して機体内部に延びるカード搬送路
    と、前記カード搬送路上で発券情報の読込みまたは書込
    みを行うための情報読書き機構と具備し、 前記カード収容部は、前記カード搬送路上において前記
    情報読書き機構に対し前記カード搬出入口と反対側に配
    置されるとともに、前記2枚の収容カードをカードの搬
    送方向に並べて配置することが可能な収容空間を具備し
    て成る請求項1に記載された遊技媒体貸出装置。
  3. 【請求項3】 前記カード処理部は、投入されたカード
    を機体外またはカード収容部内のいずれか一方に搬送す
    るためのカード搬送機構を具備し、前記制御部は、前記
    書換え処理後の金額価値がゼロとなったカードの搬送方
    向を、前記カード収容部内のカード収容状態に応じて決
    定して、前記カード搬送機構の動作を制御する請求項1
    または2に記載された遊技媒体貸出装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記カード収容部内に空
    きが生じた状態下で機体外より金額価値がゼロのカード
    が投入されたとき、前記カード搬送機構を用いてこの投
    入カードをカード収容部内に搬送して成る請求項1〜3
    のいずれかに記載された遊技媒体貸出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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