JP2000185165A - パチンコ玉研磨装置 - Google Patents

パチンコ玉研磨装置

Info

Publication number
JP2000185165A
JP2000185165A JP10363361A JP36336198A JP2000185165A JP 2000185165 A JP2000185165 A JP 2000185165A JP 10363361 A JP10363361 A JP 10363361A JP 36336198 A JP36336198 A JP 36336198A JP 2000185165 A JP2000185165 A JP 2000185165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pachinko ball
abrasive
meandering
path
polishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10363361A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Yokota
章夫 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP10363361A priority Critical patent/JP2000185165A/ja
Publication of JP2000185165A publication Critical patent/JP2000185165A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ玉研磨装置において、研磨材(研磨
紙)の定速送り及び速度調節を可能とし、パチンコ玉の
揚送負荷の軽減を図り、バックプレートと研磨材との摩
擦抵抗を軽減させ、且つパチンコ玉と研磨材との接触面
積を増大させ、更に研磨時にパチンコ玉に生じる静電気
を除去する。 【解決手段】 研磨材の繰り出し用モータを設け、この
モータの回転により繰り出し用リールから研磨材を定速
送りし、モータの回転を制御することで送り速度を調整
する。研磨部の蛇行案内路の底部にえぐり部を形成して
汚れ溜りとし、屈曲部の側壁はパチンコ玉との間に僅か
な間隔をあけて外側に膨出形成する。バックプレート
は、ゴムより硬く且つ滑り易い材質で形成し、パチンコ
玉の半径よりも研磨材の厚み分だけ大きい半径の断面円
弧状溝の蛇行路を設ける。前記蛇行案内路の底部に導電
性ゴムで形成した摩擦板を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉研磨装
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技設備においては、パチンコ
玉の循環経路を設けてパチンコ玉を循環使用するように
している。即ち、パチンコ台での外れ玉を下部タンクに
集め、その下部タンクから排出したパチンコ玉を揚上装
置によって上部タンクに揚送し、この上部タンクから当
り玉をパチンコ台に供給する。このようなパチンコ玉の
循環経路は通常複数のパチンコ台を1グループとしたパ
チンコ島単位に構成される。パチンコ玉は使用により汚
れるため、その表面を磨く研磨装置が前記循環経路の要
所に組み込まれている。この種のパチンコ玉研磨装置の
一例として、本出願人は先に特許出願(特願平10−2
26356号)した。この出願に係るパチンコ玉研磨装
置は、パチンコ玉循環経路の鉛直揚送路の途中要所に配
設され、研磨部の蛇行案内路に沿って揚送されるパチン
コ玉を、蛇行案内路に対向して配置され揚送方向に沿っ
て移行する帯状の研磨紙等からなる研磨材に擦り付けて
研磨するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記パ
チンコ玉研磨装置によると、研磨材は繰り出し用リール
にロール状に巻かれており、そこから繰り出された研磨
材を研磨部の蛇行案内路に対向させて移行させると共
に、巻き取り用リールにより巻き取る方式にしてある。
この場合、巻き取り用リール側を駆動してその回転を駆
動軸に噛合した歯車列を介してゴムローラに伝達し、こ
のゴムローラによって繰り出し用リールから研磨材を繰
り出す。従って、巻き取り用ローラの回転力によって研
磨材の繰り出しと巻き取りとを行わせているため、繰り
出し用リール側には駆動モータ等の機構が不要で構成を
簡略化できるが、湿度等の影響により研磨材の送り速度
にむらが生じることがある。送り速度が遅いと研磨能力
を低下させ、送り速度が速くなると研磨材のロスが大き
くなる。送り速度の調整は不可能である。前記研磨部の
蛇行案内路は断面が半円形であり、パチンコ玉が揚送さ
れる際に汚れが付着し易く、揚送抵抗が大きくなって揚
送負荷増大の一因になっていた。前記研磨材の背面側に
はウレタンゴム製のバックプレートが配設され、研磨時
にパチンコ玉により押圧された研磨材を受止するように
しているが、このバックプレートには研磨材の移行方向
(パチンコ玉の揚送方向)とは直角方向にヒダ状の突起
が多数並設されているため、研磨材との摩擦抵抗が大き
くなる。従って、研磨材を送り難くなり、研磨材と常時
擦り合わされるので研磨材の繊維を擦り取りヒダ状の突
起間に屑として溜め込むことになる。又、ヒダ状突起の
先端部分だけが研磨材とパチンコ玉との圧接に関与する
ため、その接触面積が小さく研磨時の摩擦圧力を低下さ
せる。更に、研磨材の表面の凹凸をバックプレートが吸
収し易いため、パチンコ玉に対する研磨材の接触面のざ
らつきが緩和されてしまい、充分に研磨できない傾向が
見られた。一方、研磨部の蛇行案内路の底面には所定の
間隔をあけて摩擦板が取り付けられ、パチンコ玉を研磨
材に押圧して摩擦力を向上させるようにしてあるが、研
磨時にパチンコ玉に静電気が発生し粉塵を付着し易いと
いう問題もあった。
【0004】本発明は、このような問題を全て解決する
ためになされ、研磨材の定速送り及び速度調節を可能と
し、パチンコ玉の揚送負荷の軽減を図り、バックプレー
トによる研磨材の送り阻害、繊維の擦り取り及び溜め込
みを防止すると共に、研磨材とパチンコ玉との接触面積
の増大を図り、且つ研磨時にパチンコ玉に生じる静電気
を除去できるようにしたパチンコ玉研磨装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の技術的手段として、本発明は、パチンコ玉の循環経路
における鉛直揚送路の途中要所に配設され、研磨部の蛇
行案内路に沿って揚送されるパチンコ玉を、前記蛇行案
内路に対向して配置され揚送方向に沿って移行する研磨
紙等からなる帯状の研磨材に擦り付けて研磨するパチン
コ玉研磨装置であって、前記研磨材は、繰り出し用リー
ルから繰り出すと共に巻き取り用リールに巻き取るよう
に形成し、前記繰り出し用リール側に駆動用ゴムローラ
と従動用ゴムローラとを対設し、且つ駆動用ゴムローラ
は繰り出し用モータと連結し、この繰り出し用モータの
回転を制御することで前記研磨材の繰り出し速度を調整
するようにしたパチンコ玉研磨装置を要旨とする。又、
このパチンコ玉研磨装置において、前記蛇行案内路は断
面略U字状溝であって、その側壁下部にはパチンコ玉の
半径よりやや小さい半径でえぐり部が形成され、屈曲部
の側壁はパチンコ玉との間に僅かな間隔をあけて外側に
膨出形成されたこと、前記研磨材の背面側にバックプレ
ートを配設し、このバックプレートはゴムより硬く且つ
滑り易い材質で形成すると共に、表面には前記蛇行案内
路に対向する蛇行路を設け、この蛇行路はパチンコ玉の
半径よりも研磨材の厚み分だけ大きい半径の断面円弧状
溝に形成し、且つその蛇行軌跡は前記蛇行案内路の蛇行
軌跡よりも前記間隔の1/2だけ振幅を大きく形成した
こと、前記蛇行案内路の底部に導電性ゴムで形成された
摩擦板が取り付けられ、この摩擦板はパチンコ玉に接触
して研磨時に生じる静電気を除去すること、を要旨とす
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳説する。図1は本発明に係るパチンコ
玉研磨装置の正面図、図2は右側面図、図3は下面図で
あり、装置本体1はパチンコ玉循環経路における鉛直揚
送路の途中に、詳しくは下段案内路2と上段案内路3と
の中間部に配設されている。下段案内路2は、例えば図
3のように4列の鉛直揚送路2aを有し、下端部に接続
された揚上装置(図略)から連続的に揚上されるパチン
コ玉を装置本体1に送り込み、前記上段案内路3は、図
示は省略したが同じく4列の鉛直揚送路を有し、装置本
体1の研磨部で研磨されたパチンコ玉を上部タンク(図
略)に送り込む。
【0007】装置本体1は、パチンコ設備側に固定され
たハウジング1aと、このハウジング1aに着脱自在に
形成されたカセット部1bとを備え、カセット部1bは
図4のように基台4と、この基台4の両側に取り付けら
れた保持板5(図2)と、研磨材6(研磨紙)をロール
状に巻いた繰り出し用リール7と、研磨材6を巻き取る
巻き取り用リール8とを有し、繰り出し用リール7と巻
き取り用リール8とは保持板5に対して着脱可能に装着
されている。
【0008】9は駆動用ゴムローラであり、図1のよう
に回転軸9aを介して前記ハウジング1aの下部に取り
付けられ、回転軸9aの一方の端部には歯車9bが装着
されている。10は従動用ゴムローラであり、前記カセ
ット部1bの基台4の下部に位置させて保持板5に取り
付けられ、カセット部1bをハウジング1aに装着する
と前記駆動用ゴムローラ9に圧接し、その両ローラ間に
繰り出し用リール7から繰り出した研磨材6が挟まれる
ようにしてある。
【0009】11は繰り出し用モータであり、図5のよ
うに前記ハウジング1aの側部に取り付けられ、この繰
り出し用モータ11と前記駆動用ゴムローラ9の歯車9
bとは、図5のように複数の歯車12a、12b、12
cから構成された歯車列12を介して連結されている。
従って、繰り出し用モータ11を回転させると、その回
転は歯車列12により減速されて駆動用ゴムローラ9に
伝達され、前記従動用ゴムローラ10との間に挟まれた
研磨材6を微速にて繰り出す。つまり、繰り出し用リー
ル7から研磨材6を徐々に繰り出しながら送り出す。
【0010】駆動用ゴムローラ9の回転に伴って従動用
ゴムローラ10が従動回転すると、この従動用ゴムロー
ラ10と前記巻き取り用リール8とは、前記保持板5に
設けられた歯車13a、13b、13cから構成された
歯車列13(図4に破線で示す)を介して連結されてお
り、従動用ゴムローラ10の回転が巻き取り用リール8
の歯車8aに伝達され、繰り出し用リール7から繰り出
された研磨材6を巻き取るようにしてある。この巻き取
り速度は繰り出し速度よりも若干速めに設定してある。
研磨材6は基台4の下部から背面側を通過し、上端部を
回り込んで巻き取り用リール8に巻き取られる。
【0011】14は基台4の底面に取り付けられたバッ
クプレートであり、前記研磨材6の背面側に位置してい
る。このバックプレート14は、ゴムより硬く且つ滑り
易い材質(例えばポリアセタール樹脂等)で形成すると
共に、図6のように表面に断面円弧状蛇行路15を4列
並設し、この断面円弧状蛇行路15はパチンコ玉の半径
よりも研磨材6の厚み(約0.1mm)分だけ大きい半
径で形成してある。
【0012】図7はカセット部1bを外した時の研磨部
の状態図であり、前記装置本体1のハウジング1aの底
部にガイド板16が取り付けられ、このガイド板16に
は前記バックプレート14の円弧状蛇行路15に対向す
る4列の蛇行案内路17が並設され、これら蛇行案内路
17の下端部は前記下段案内路2の鉛直揚送路2aに、
上端部は上段案内路3の鉛直揚送路3aにそれぞれ接続
している。
【0013】前記蛇行案内路17は、図8のように断面
がほぼU字状溝であるが、その両側壁下部はパチンコ玉
18の半径よりやや小さい半径R(約5mm)でえぐり
部17aをそれぞれ形成し、両側壁の高さはパチンコ玉
18の中心よりやや高く(Y=2mm程度)形成し、且
つ屈曲部17bはパチンコ玉18との間に間隔X(X=
1mm程度)だけ余裕を持たせて外側に膨出形成してあ
る。
【0014】19は前記ガイド板16とハウジング1a
との間に取り付けられた摩擦板であり、図9のように上
下に並設された摩擦部19aとその両側の支持部19b
とを有し、導電性ゴムで一体に形成されている。この摩
擦板19は、図7のように前記ガイド板16の蛇行案内
路17の底部にそれぞれ形成された貫通孔17cから前
記摩擦部19aの一部が蛇行案内路17の底面にそれぞ
れ露出している。前記支持部19bはガイド板16の両
側部に係止して摩擦板19の位置を保持する。蛇行案内
路17の貫通孔17cに対応させて、図8のように前記
ハウジング1aに逃げ孔1cを形成する。
【0015】前記カセット部1bをハウジング1aに取
り付けると、図10のように研磨部20が構成され、前
記ガイド板16の蛇行案内路17にバックプレート14
の円弧状蛇行路15が対向位置に臨むことで4列の誘導
路20aが形成され、この誘導路20aに沿ってパチン
コ玉18が揚送される際に前記研磨材6により研磨され
る。
【0016】パチンコ玉18は、図4のように前記下段
案内路2の鉛直揚送路2aから研磨部20の誘導路20
a内に揚送されると、この誘導路20aに沿って蛇行し
前記摩擦板19の下側の摩擦部19aに至ると、図8の
ように摩擦部19aを前記逃げ孔1c側に押圧する。こ
の時、摩擦部19aの反発力によってパチンコ玉18は
前記バックプレート14の円弧状蛇行路15側に押し付
けられ、その間に挟まれた研磨材6に擦り付けられて研
磨される。
【0017】更にパチンコ玉18が誘導路20aに沿っ
て蛇行し、前記摩擦板19の上側の摩擦部19aに至る
と、前記と同様に摩擦部19aを押圧しその反発力によ
ってパチンコ玉18は前記バックプレート14の断面円
弧状蛇行路15側に押し付けられ研磨材6に擦り付けら
れて研磨される。
【0018】このようなパチンコ玉18の研磨におい
て、研磨材6は前記のように繰り出し用モータ11の回
転により駆動用ゴムローラ9を介して繰り出し用リール
7から繰り出され、バックプレート14の表面を摺動し
ながら移動し巻き取り用リール8にて巻き取られる。こ
の際、前記のようにバックプレート14は滑り易く且つ
従来のようなヒダ状の突起が無いため研磨材6との摩擦
抵抗が小さくなり、研磨材6を円滑に送ることができ
る。又、研磨材6を直接ドライブするので定速繰り出し
が可能となり、繰り出し用モータ11は独立しているの
で間欠運転或は回転速度を変えることで研磨材6の繰り
出し速度を調節することができる。従って、研磨材6の
ロスを防止し更に必要に応じて(例えばパチンコ玉の汚
れ具合に応じて)繰り出し速度の切り替えが可能とな
る。
【0019】研磨部20の誘導路20aにおいては、前
記のようにガイド板16の蛇行案内路17にえぐり部1
7aが形成され、そのえぐり部17aが汚れ溜り部分と
なるため、従来のように汚れに起因する揚送負荷の増大
を抑えることができる。又、蛇行案内路17の屈曲部1
7bを間隔X分膨らませて形成したので、蛇行案内路1
7内のパチンコ玉18は上部の玉の重みと下部からの押
し上げ力によって間隔Xの範囲内で屈曲部17bの外側
を通る。この外側の玉の位置に前記バックプレート14
の円弧状蛇行路15の軌跡の位置を合わせることによっ
て、研磨材6とパチンコ玉18との当りむらを無くすこ
とができる。
【0020】バックプレート14は、表面に突起物が無
いため研磨材6の繊維を擦り取ることはなく、繊維屑を
突起間に溜め込むような事態は全く生じない。又、バッ
クプレート14の円弧状蛇行路15は、パチンコ玉18
の半径よりも研磨材6の厚み分だけ大きい半径で形成し
てあるため、前記摩擦部19aによりパチンコ玉18が
押圧された時に、パチンコ玉18と研磨材6とが密着状
態で円弧状蛇行路15に押し付けられることとなり、従
来のヒダ状突起の先端部によるよりもパチンコ玉18と
研磨材6との接触面積が増大し、研磨能力を著しく向上
させることができる。更に、このバックプレート14
は、前記のようにゴムよりも硬い材質から形成されてい
るので、研磨材6の繊維の凹凸を吸収せずパチンコ玉1
8に対する接触面のざらつきを緩和せず、研磨材6によ
る研磨効率を高めることができる。
【0021】前記摩擦板19は導電性ゴムで形成したの
で、研磨時にパチンコ玉18と研磨材6とが圧接状態で
擦り合わされることで発生する静電気を、ハウジング1
aを介して装置本体1側にアースすることができ、これ
によりパチンコ玉18の表面に粉塵等が付着するのを未
然に防止することができる。
【0022】尚、摩擦板19は本実施形態のものに限定
されず、他の形状例えば摩擦部を3以上並設したもの、
或は摩擦部をもっと長寸に形成したものを用いることが
でき、小形のシート状に形成した摩擦板を蛇行案内路の
底面に貼り付ける構成にしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パチンコ玉研磨装置において次のような優れた効果を奏
する。 研磨材は繰り出し用モータにより駆動用ゴムローラ
を介して繰り出すようにしたので、研磨材の定速送りが
できると共に繰り出し用モータを制御することで送り速
度の調節が可能となり、研磨能力の向上及び研磨材のロ
ス防止を図ることができる。 研磨部の蛇行案内路にえぐり部を形成して汚れ溜り
としたので、パチンコ玉の揚送負荷を軽減することがで
き、又蛇行案内路の屈曲部はパチンコ玉との間に僅かな
間隙をあけて外側に膨出形成したので、パチンコ玉と研
磨材との接触面積が従来よりも増大し、研磨むらを防ぐ
と共に研磨効率を高めることができる。 バックプレートと研磨材との摩擦抵抗を減少させた
ので、研磨材の送りを阻害せず、研磨材の繊維を擦り取
ることが無く、且つバックプレートの表面にはヒダ状の
突起が無いことから擦り取った繊維を溜め込むようなこ
とも皆無である。 パチンコ玉を研磨材に押圧する摩擦板は導電性ゴム
で形成したので、研磨時にパチンコ玉に生じる静電気を
装置本体側にアースして除去することができ、パチンコ
玉に粉塵等が付着するのを未然に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ玉研磨装置の実施形態を
示す正面図
【図2】同、右側面図
【図3】同、下面図
【図4】同、右側面断面図
【図5】同、左側面図
【図6】カセット部の一部破断裏面図
【図7】カセット部を外した状態での正面図
【図8】研磨部の要部断面図
【図9】摩擦板の斜視図
【図10】研磨部のパチンコ玉誘導路を示す下面断面図
【符号の説明】
1…装置本体 2…下段案内路 3…上段案内路 4…基台 5…保持板 6…研磨材 7…繰り出し用リール 8…巻き取り用リール 9…駆動用ゴムローラ 10…従動用ゴムローラ 11…繰り出し用モータ 12、13…歯車列 14…バックプレート 15…円弧状蛇行路 16…ガイド板 17…蛇行案内路 18…パチンコ玉 19…摩擦板 20…研磨部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ玉の循環経路における鉛直揚送路
    の途中要所に配設され、研磨部の蛇行案内路に沿って揚
    送されるパチンコ玉を、前記蛇行案内路に対向して配置
    され揚送方向に沿って移行する研磨紙等からなる帯状の
    研磨材に擦り付けて研磨するパチンコ玉研磨装置であっ
    て、 前記研磨材は、繰り出し用リールから繰り出すと共に巻
    き取り用リールに巻き取るように形成し、前記繰り出し
    用リール側に駆動用ゴムローラと従動用ゴムローラとを
    対設し、且つ駆動用ゴムローラは繰り出し用モータと連
    結し、この繰り出し用モータの回転を制御することで前
    記研磨材の繰り出し速度を調整するようにしたパチンコ
    玉研磨装置。
  2. 【請求項2】前記蛇行案内路は断面略U字状溝であっ
    て、その側壁下部にはパチンコ玉の半径よりやや小さい
    半径でえぐり部が形成され、屈曲部の側壁はパチンコ玉
    との間に僅かな間隔をあけて外側に膨出形成された請求
    項1記載のパチンコ玉研磨装置。
  3. 【請求項3】前記研磨材の背面側にバックプレートを配
    設し、このバックプレートはゴムより硬く且つ滑り易い
    材質で形成すると共に、表面には前記蛇行案内路に対向
    する蛇行路を設け、この蛇行路はパチンコ玉の半径より
    も研磨材の厚み分だけ大きい半径の断面円弧状溝に形成
    し、且つその蛇行軌跡は前記蛇行案内路の蛇行軌跡より
    も前記間隔の1/2だけ振幅を大きく形成した請求項1
    又は2記載のパチンコ玉研磨装置。
  4. 【請求項4】前記蛇行案内路の底部に導電性ゴムで形成
    された摩擦板が取り付けられ、この摩擦板はパチンコ玉
    に接触して研磨時に生じる静電気を除去する請求項1、
    2又は3記載のパチンコ玉研磨装置。
JP10363361A 1998-12-21 1998-12-21 パチンコ玉研磨装置 Pending JP2000185165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10363361A JP2000185165A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 パチンコ玉研磨装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10363361A JP2000185165A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 パチンコ玉研磨装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000185165A true JP2000185165A (ja) 2000-07-04

Family

ID=18479127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10363361A Pending JP2000185165A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 パチンコ玉研磨装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000185165A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159918A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Chukyo Yugi:Kk パチンコ球揚送研磨装置
JP2012105798A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Joyco Systems Corp 遊技機の球研磨装置
JP2016034569A (ja) * 2015-10-27 2016-03-17 株式会社ジョイコシステムズ 遊技機の球研磨装置、及びカセット
JP2022060462A (ja) * 2020-05-26 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP2022060461A (ja) * 2020-06-02 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP2022060459A (ja) * 2020-06-02 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP2022060457A (ja) * 2020-06-02 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP2022060456A (ja) * 2020-06-02 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP2022060458A (ja) * 2020-06-02 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP2022065162A (ja) * 2020-06-02 2022-04-26 株式会社大一商会 遊技機
JP7523137B2 (ja) 2021-11-18 2024-07-26 株式会社ニューギン 遊技機
JP7523138B2 (ja) 2021-11-18 2024-07-26 株式会社ニューギン 遊技機

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159918A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Chukyo Yugi:Kk パチンコ球揚送研磨装置
JP2012105798A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Joyco Systems Corp 遊技機の球研磨装置
JP2016034569A (ja) * 2015-10-27 2016-03-17 株式会社ジョイコシステムズ 遊技機の球研磨装置、及びカセット
JP2022060462A (ja) * 2020-05-26 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP7373172B2 (ja) 2020-05-26 2023-11-02 株式会社大一商会 遊技機
JP2022060458A (ja) * 2020-06-02 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP7329273B2 (ja) 2020-06-02 2023-08-18 株式会社大一商会 遊技機
JP2022060456A (ja) * 2020-06-02 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP2022060459A (ja) * 2020-06-02 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP2022065162A (ja) * 2020-06-02 2022-04-26 株式会社大一商会 遊技機
JP7321470B2 (ja) 2020-06-02 2023-08-07 株式会社大一商会 遊技機
JP7321469B2 (ja) 2020-06-02 2023-08-07 株式会社大一商会 遊技機
JP2022060457A (ja) * 2020-06-02 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP7329274B2 (ja) 2020-06-02 2023-08-18 株式会社大一商会 遊技機
JP7329275B2 (ja) 2020-06-02 2023-08-18 株式会社大一商会 遊技機
JP2022060461A (ja) * 2020-06-02 2022-04-14 株式会社大一商会 遊技機
JP7373171B2 (ja) 2020-06-02 2023-11-02 株式会社大一商会 遊技機
JP7523137B2 (ja) 2021-11-18 2024-07-26 株式会社ニューギン 遊技機
JP7523138B2 (ja) 2021-11-18 2024-07-26 株式会社ニューギン 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000185165A (ja) パチンコ玉研磨装置
US6354919B2 (en) Polishing pads and planarizing machines for mechanical and/or chemical-mechanical planarization of microelectronic substrate assemblies
US6416616B1 (en) Apparatus for releasably attaching polishing pads to planarizing machines in mechanical and/or chemical-mechanical planarization of microelectronic-device substrate assemblies
JPH0319611B2 (ja)
CN111002192A (zh) 钢板自动去毛刺机
EP1016612B1 (en) Apparatus for the separation of sheets
KR100377422B1 (ko) 인쇄기의잉크공급장치
JPH0542796A (ja) 帯状材料の処理加工装置
US5533244A (en) Woven belt paper polisher
JPH09140921A (ja) 玉研磨装置およびそれを使用したパチンコ島
JPH10156717A (ja) 研削装置
JP3006820B2 (ja) 印刷機のドラム洗浄装置
CN212816042U (zh) 清洁耗材分配器
JPH119815A (ja) 球体揚送装置ならびにその利用装置
KR102467921B1 (ko) 강대표면 연마기
JP4711299B2 (ja) トイレットペーパーの結着装置
JP5132971B2 (ja) 研磨装置及び研磨方法
CN219469126U (zh) 一种布匹自动放卷机
JP2023065734A (ja) 吸水装置及び画像形成装置
RU2380213C2 (ru) Система очистки ленты ленточно-шлифовальной ручной машины и ленточно-шлифовальная ручная машина
JP2001277090A (ja) コイン研磨装置
JPS6377798A (ja) 自動製図機の用紙送り機構
JPH08281545A (ja) 基板表面研磨装置
JPH0123604Y2 (ja)
CN117356989A (zh) 地刷组件及清洁设备